JP3484023B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JP3484023B2
JP3484023B2 JP28250996A JP28250996A JP3484023B2 JP 3484023 B2 JP3484023 B2 JP 3484023B2 JP 28250996 A JP28250996 A JP 28250996A JP 28250996 A JP28250996 A JP 28250996A JP 3484023 B2 JP3484023 B2 JP 3484023B2
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B41/00Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates
    • H10B41/30Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region
    • H10B41/35Electrically erasable-and-programmable ROM [EEPROM] devices comprising floating gates characterised by the memory core region with a cell select transistor, e.g. NAND
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B69/00Erasable-and-programmable ROM [EPROM] devices not provided for in groups H10B41/00 - H10B63/00, e.g. ultraviolet erasable-and-programmable ROM [UVEPROM] devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置および
その製造方法に係り、特に浮遊ゲートと制御ゲートを有
するメモリセルトランジスタを有する半導体装置におけ
るメモリセルトランジスタの浮遊ゲートの構造およびそ
の形成方法に関するもので、例えば不揮発性半導体記憶
装置などに使用されるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電気的書き替え可能なメモリセル
のアレイを有する不揮発性半導体記憶装置(EEPRO
M)においては、集積度の向上を図るため、複数個のメ
モリセルトランジスタを直列接続してNANDセルを構
成したNANDセル型EEPROMが開発されている
(特開平1−173654号公報)。
【0003】図6は、この種のEEPROMのNAND
セルの基本構成を示す平面図であり、図7(a)、
(b)はその矢視A−A′、B−B′断面図、図8は図
6のNANDセルの等価回路である。
【0004】この例では、4個のメモリセルM1 〜M4
と2個の選択MOSトランジスタS1 、S2 を、そのソ
ース、ドレイン拡散層9を共用する形で直列接続してN
ANDセルを構成している。このようなNANDセルが
マトリックス配列されてメモリアレイが構成される。
【0005】NANDセルのドレイン9は、選択トラン
ジスタS1 を介してビット線BLに接続される。また、
NANDセルのソース9は、選択トランジスタS2 を介
して接地線10に接続される。各メモリセルの制御ゲー
トCG1 〜CG4 は、ビット線BLと交差するワード線
WLに接続される。この実施例は4個のメモリセルで1
つのNANDセルを構成しているが、一般に2のn乗
(n=1、2、…)個のメモリセルで1つのNANDセ
ルを構成できる。
【0006】次に、具体的なセル構造を、図7(a)、
(b)を参照して説明する。n型シリコン基板1上にp
ウェル1′を設ける。このpウェル1′上にメモリセル
を形成し、周辺回路はメモリセルと別のpウェル上に設
ける。NANDセルは、pウェル1′上の素子分離絶縁
膜2で囲まれた一つの領域に、この例では4個のメモリ
セルとそれを挟む2つの選択トランジスタが形成されて
いる。
【0007】各メモリセルは、pウェル1′上に5〜2
0nmの熱酸化膜からなる第1ゲート絶縁膜31 を介し
て、50〜400nmの第1層多結晶シリコン膜により
浮遊ゲート4i(i=1 、2 、3 、4 )が形成され、こ
の上に15〜40nmの熱酸化膜からなる第2ゲート絶
縁膜5を介して、100〜400nmの第2層多結晶シ
リコン膜により制御ゲート6i(i=1 、2 、3 、4 )
が形成されている。制御ゲート6iは一方向に連続的に
配設されてワード線WLとなる。
【0008】各メモリセルのソース、ドレイン拡散層9
となるn型層は隣接するもの同士で共用する形で、4個
のメモリセルが配列接続されている。一端のメモリセル
のドレイン9は、ゲート電極45 により構成される選択
MOSトランジスタS1 を介してビット線8に接続さ
れ、他端のメモリセルのソース9はゲート電極46 によ
り構成されるもう一つの選択トランジスタS2 を介して
接地線10に接続されている。
【0009】2つの選択トランジスタS1 、S2 は、p
ウェル1′上に25〜40nmの熱酸化膜からなる第3
ゲート絶縁膜32 を介して第1層多結晶シリコン膜によ
り選択ゲート45 、46 が形成されている。そして、こ
の選択ゲート45 、46 上に第2ゲート絶縁膜5を介し
て第2層多結晶シリコンよりなる配線65 、66 が形成
されている。ここで、選択ゲート45 と配線65 とはス
ルーホール内の導電体(図示せず)により接続され、低
抵抗化されている。同様に、選択ゲート46 と配線66
とはスルーホール内の導電体(図示せず)により接続さ
れ、低抵抗化されている。
【0010】ここで、各メモリセルの浮遊ゲート41
4 と制御ゲート61 〜64 とは、それぞれチャネル長
方向の一対の側壁面については、同一エッチング・マス
クを用いて同時にパターニングされ、エッジが揃えられ
ている。同様に、選択ゲート45 、46 と低抵抗化され
た配線65 、66 とはそれぞれチャネル長方向の一対の
側壁面については、同一エッチング・マスクを用いて同
時にパターニングされ、エッジが揃えられている。
【0011】また、前記ソース、ドレイン拡散層9とな
るn型層は、前記制御ゲート61 〜64 および配線6
5 、66 をマスクとして、ヒ素Asまたは燐Pのイオン
注入により形成される。
【0012】このような構成において、各メモリセルで
の浮遊ゲート4iと基板1間の結合容量C1 は、浮遊ゲ
ート4iと制御ゲート6i間の結合容量C2 に比べて小さ
く設定されている。
【0013】これを具体的なセル・パラメータ例を上げ
て説明すれば、パターン寸法は1μmルールに従って、
浮遊ゲート4iおよび制御ゲート6iは共に幅が1μmで
あり、浮遊ゲート4iはフィールド領域となる素子分離
絶縁膜2上に両側1μmずつ延在させている。
【0014】また、第1ゲート絶縁膜31は例えば20
nmの熱酸化膜、第2ゲート絶縁膜5は35nmの熱酸
化膜である。熱酸化膜の誘電率をεとすると、 C1 =ε/0.02 であり、 C2 =3ε/0.035 である。即ち、C1 <C2 となっている。図9は、この
NANDセルでの書き込み、消去および読み出しの動作
を説明するための回路図を示し、下記の表1に各ゲート
の電位関係を示す。
【0015】
【表1】
【0016】まず、NANDセルを構成するメモリセル
を一括して消去する。そのために、この例では、NAN
Dセル内の全てのメモリセルの制御ゲートCG1 〜CG
4 を0Vとし、選択MOSトランジスタS1 とS2 のゲ
ートSG1 とSG2 および、n型基板1とメモリセルを
囲むpウェル1′を“H”レベル(例えば昇圧電位Vp
p′=18V)とし、ビット線BL1 、BL2 も同じVp
p′電位とする。
【0017】これにより、全メモリセルの制御ゲートC
G1 〜CG4 とpウェル1′間に電界がかかり、浮遊ゲ
ート4iからpウェル1′にトンネル効果により電子が
放出される。全メモリセルM1 〜M8 はこれにより閾値
が負(−1〜5V)の方向に移動し、“0”状態とな
る。こうして、NANDセルの一括消去が行われる。
【0018】次に、NANDセルへのデータ書き込みを
行う。データ書き込みは、ソース側のメモリセルM4 か
ら順に行う。まず、ビット線BL1 側にあるメモリセル
M4(図8のセルA)のみを選択的に書き込む場合、前
記表1に示すようにビット線BL1 側の選択トランジス
タS1 のゲートSG1 をVpp/2(10V)に、ソース線
側の選択トランジスタS2 のゲートSG2 を0Vに、制
御ゲートCG4 を“H”レベル(例えば昇圧電位Vpp=
12〜20V)に、そして他の制御ゲートCG1 〜CG3 を
0Vと“H”レベルの中間電位(例えばVpp/2) とす
る。
【0019】この時、ビット線BL1 を0Vに、ビット
線BL2 を中間電位(例えばVpp/2) とする。これに
より、メモリセルAの制御ゲートCG4 とn型拡散層9
およびpウェル1′間に高電界がかかる。この結果、p
ウェル1′およびn型拡散層9より浮遊ゲートに電子が
トンネル効果により注入され、閾値が正の方向に移動し
て閾値が0V以上の状態“1”になる。この時、選択さ
れていないメモリセルの閾値は変わらない。
【0020】ビット線BL1 側にあるメモリセルM1 〜
M3 は制御ゲートCG1 〜CG3 がVpp/2でn型拡散
層9およびチャネル部が0Vなので書き込みモードにな
るが電界が弱く、浮遊ゲートに電子が注入されずメモリ
セルの閾値は変わらず、“0”状態であり続ける。
【0021】また、“0”書き込みまたは非選択とされ
たビット線BL2 側では、メモリセルM5 〜M7 は制御
ゲートCG1 〜CG3 が中間電位Vpp/2で、各メモリ
セルのソース・ドレインおよびチャネル部の電位も同じ
くVpp/2なので、浮遊ゲートと拡散層9およびチャネ
ル部間の電界は殆どなく、浮遊ゲートで電子の注入、放
出は起こらない。よって、メモリセルの閾値は変わら
ず、“0”状態であり続ける。
【0022】また、ビット線BL2 側にあるメモリセル
M8 では制御ゲートCG4 が“H”レベル(Vpp)であ
るが、ソースとドレインおよびチャネル部の電位はVpp
/2となっており書き込みモードになるが電界は弱く、
浮遊ゲートに電子が注入されずメモリセルの閾値は変わ
らず、“0”状態であり続ける。
【0023】以上のようにしてセルAにのみ選択的に書
き込みが行われる。次に、NANDセルの1つ上段のメ
モリセルM3 の書き込みに移る。この時、メモリセルM
3 の制御ゲートCG3 を“H”レベル(Vpp) に上げ、
メモリセルM1 、M2 、M4 の制御ゲートCG1 、CG
2 、CG4 を中間電位Vpp/2に、選択されたメモリセ
ル側のビット線BL1 を0Vに、他のビット線BL2 は
中間電位Vpp/2にする。2つの選択ゲートS1 、S2
のゲート電位はメモリセルM4 の選択書き込み時と変ら
ない。すると、メモリセルM4 の書き込みと同様に選択
的に1つ上段のメモリセルM3 の書き込みができる。以
下同様に、メモリセルM2 、M1 に順次書き込みを行
う。
【0024】以上の書き込み時には、“H”レベル(V
pp)と中間電位(Vpp/2)を制御ゲートおよびビット
線に印加するが、“H”レベルと中間電位より流れる電
流はトンネル電流と、拡散層9とpウェル1′間の接合
リークのみなので10μA以下である。
【0025】また、一括消去時には、n型基板1とメモ
リセルを囲むpウェル1′を“H”レベル(Vpp’)に
上げるが、“H”レベルより流れる電流はトンネル電流
と0Vである周辺回路を囲むpウェルとn型基板1の間
の接合リークのみなので10μA以下である。
【0026】よって、書き込みと消去時の高電圧はIC
に外部より与えられる5V程度の低い電圧からも昇圧回
路により作ることができる。さらに、選択書き込み時に
高電圧より流れる電流が微少なため一つの制御ゲートに
つながるメモリセルは一度に全部書き込みが可能であ
る。つまり、ページ・モードでの書き込みができ、その
分だけ高速書き込みができる。
【0027】また、上記した書き込み、消去法では、ト
ンネル電流が流れている時にメモリセルのドレイン部と
pウェル間のサーフェイス・破壊は起こらず、データ書
き替え回数およびデータ保持の信頼性が向上する。
【0028】さらに、書き込み時に選択ゲートSG1 の
ゲート電極には高々10V程度の電圧しかかからないの
で、素子分離が容易で素子分離幅を従来のホットエレク
トロン注入型のEEPROMと同程度に縮小できる。
【0029】読み出し動作は、例えばメモリセルAのデ
ータを読み出す場合について説明すると、2つの選択ト
ランジスタの選択ゲートSG1 とSG2 をVcc(5V)
にしトランジスタをオンとし、非選択のメモリセルの制
御ゲートCG1 、CG2 およびCG3 には書き込み状態
にあるメモリセルがオンする程度の“H”レベル(例え
ば5V)電位を与え、選択メモリセルAの制御ゲートC
G4 を“L”レベル(例えば0V)とする。
【0030】そして、選択メモリセルAにつながるビッ
ト線BL1 を“H”レベル(1〜5V程度)に他のビッ
ト線は0Vに、そしてソース線は0Vにする。これによ
り、ビット線BL1 に電流が流れるか否かにより、メモ
リセルAの“0”、“1”の判定ができる。
【0031】以上において、EEPROMを構成するN
ANDセルの基本構成と動作を説明した。ところが、こ
のような構成においては、図7(a)に示す浮遊ゲート
iのエッジ部Fで浮遊ゲート4iと制御ゲート6iとの
間の電界が図10に示すように集中する。このため、浮
遊ゲート4iのエッジ部Fでの第2ゲート絶縁膜5の破
壊をまねく恐れがある。これを防止するために、通常は
図11に示すように、浮遊ゲート4iのエッジ部Fのエ
ッチング後に浮遊ゲート4iのコーナ部分4aを熱酸化
させる。
【0032】しかし、このように熱酸化によりコーナ部
分4aをまるめる結果、図12に示すように、浮遊ゲー
ト4iの第1ゲート絶縁膜31側のエッジ部Gも酸化さ
れ、ゲートバーズビークができる。この結果、メモリセ
ルのカップリング比γ{=C2/(C1 +C2 )}がば
らつき、信頼性が低下する。なお、ここで、C1 は浮遊
ゲート4i・基板1間の結合容量、C2 は浮遊ゲート4i
・制御ゲート6i間の結合容量である。
【0033】また、EEPROMにおいては、こうした
カップリング比γの値が大きいほど書き込みおよび消去
の電圧を低くすることができるが、カップリング比γの
値は通常0.6程度であるので、現状では書き込みの際
に制御ゲート6iに約20Vの高電圧を印加し、浮遊ゲ
ート4iを12V(=20V×0.6)とし、浮遊ゲー
ト4iへ基板1からの電子の注入を行っている。
【0034】しかる、書き込みおよび消去の電圧が高い
場合、トランジスタの耐圧を高くする必要があり、デバ
イスの設計が複雑になる。さらに、制御ゲート6iを駆
動するためのロウデコーダ回路の設計上、デザインルー
ルを大きくする必要が生じ、ロウデコーダ回路のパター
ン面積が大きくなったり、制御ゲート6iの配列ピッチ
に合わせてロウデコーダ回路のワード線駆動回路を配置
することが困難になる。
【0035】このような点に鑑み、カップリング比γを
大きくするためには、浮遊ゲート4iの制御ゲート6i
向の長さを長くとり、C2 を増大させればよいが、これ
と同時にメモリセルのサイズも大きくなるという問題が
ある。
【0036】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来の
NAND型EEPROMにおいては、浮遊ゲートのエッ
ジ部で電界集中が生じ、それを回避するためのまるめ酸
化により第1ゲート絶縁膜のエッジ部にバーズビークが
生じ、その結果、メモリセルのカップリング比がばらつ
くという問題があった。
【0037】また、メモリセルのカップリング比が0.
6程度であったので、書き込みおよび消去の電圧が20
V程度と高くなり、デバイスの設計およびロウデコーダ
回路の設計を複雑、困難なものにしてしまうという問題
があった。
【0038】本発明は上記の問題点を解決すべくなされ
たもので、浮遊ゲートのエッジ部での電界集中を緩和さ
せ、かつ、メモリセルのカップリング比を大きくさせ、
書き込みおよび消去の電圧を低下できるとともに、信頼
性の向上を図り得る半導体装置およびその製造方法を提
供することを目的とする。
【0039】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板の表層部に選択的に形成された素子分離領域
と、前記素子分離領域間の基板表層部に形成されたドレ
イン領域・チャネル領域・ソース領域と、前記チャネル
領域上に第1の絶縁膜を介して形成され、一対の側壁面
の延長面が上面端部の延長面に対して鈍角をなすように
順テーパ状の側壁面を有すると共に上面が平坦化されて
いる浮遊ゲートと、前記浮遊ゲートの上面および側壁面
に第2の絶縁膜を介して形成された制御ゲートとを具備
することを特徴とする。
【0040】 本発明の半導体装置において、素子分離
領域フィールド酸化膜であることを特徴とする。
【0041】 本発明の半導体装置の製造方法は、半導
体基板の表層部に選択的に素子分離領域を形成する工程
と、前記素子分離領域間の基板表面上に第1の絶縁膜を
形成する工程と、前記第1の絶縁膜上に浮遊ゲート形成
用の導電膜を所定の厚さとなるように形成する工程と、
エッチバックにより前記導電膜の上面を平坦化する工程
と、側壁面が順テーパ状になるようにテーパRIE法に
より前記導電膜をパターニング加工する工程と、少なく
とも前記浮遊ゲートの上面および側壁面を覆うように第
2の絶縁膜を形成する工程と、前記第2の絶縁膜を介し
て前記導電膜の上面および側壁面に対向するように制御
ゲート用の導電膜を形成する工程とを具備することを特
徴とする。
【0042】本発明の半導体装置の製造方法において、
前記素子分離領域がフィールド酸化膜である場合には、
前記浮遊ゲート形成用の導電膜を所定の厚さとなるよう
に形成する際に、浮遊ゲートの上面の最も低い部分の高
さが前記フィールド酸化膜の上面の最も高い部分の高さ
よりも高くなる厚さに形成することが望ましい。
【0043】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の半導体装
置の第1の実施の形態に係るNANDセル型EEPRO
Mを示すブロック図である。メモリセルアレイ31に対
して、データ書き込み、読み出し、再書き込み及びベリ
ファイ読み出しを行うために、ビット線制御回路32が
設けられている。このビット線制御回路32は、データ
入力バッファ36につながっている。アドレスバッファ
34からのアドレス信号は、ビット線を選択する列選択
手段としてのカラムデコーダ33を介して、ビット線制
御回路32に加えられる。
【0044】一方、メモリセルアレイ31における制御
ゲート及び選択ゲートを選択制御するための行選択手段
として、ロウデコーダ35が設けられている。また、メ
モリセルアレイ31が形成されるP型領域(P基板また
はP型ウェル)の電位を制御するため、基板電位制御回
路37が設けられている。
【0045】プログラム終了検出回路38は、ビット線
制御回路32にラッチされているデータを検知し、書き
込み終了信号を出力する。書き込み終了信号は、データ
入出力バッファ36から外部へ出力される。ビット線制
御回路32は、主にCMOSフリップフロップ(FF)
を有する。これらのFFは、書き込むためのデータのラ
ッチ、ビット線の電位を検知するためのセンス動作、書
き込み後のベリファイ読み出しのためのセンス動作、さ
らに再読み込みデータのラッチを行う。
【0046】図2は、図1に示したNANDセル型EE
PROMのパターンの一例を示す平面図であり、図3
(a)、(b)は図2中の矢視A−A′、B−B′方向
に沿う構造の一例を示す断面図である。
【0047】図2および図3(a)、(b)に示すEE
PROMにおいて、n型シリコン基板11上にpウェル
11′が設けられており、このpウェル11′上の素子
分離絶縁膜(フィールド酸化膜)12で囲まれた領域に
NANDセル、本例では4個のメモリセルトランジスタ
とそれを挟む2つの選択トランジスタからなるNAND
セルが形成されている。
【0048】なお、周辺回路は、前記NANDセルとは
別のpウェル上に設けられている。この場合、p型シリ
コン基板を用いて、そのp型シリコン基板内にnウェル
を設け、そのnウェル内にpウェルを設け、そのpウェ
ル上にNANDセルを形成してもよい。
【0049】前記NANDセルの各メモリセルトランジ
スタは、pウェル11′上に形成された厚さが5〜20
nmの熱酸化膜からなる第1ゲート絶縁膜131 と、こ
の第1ゲート絶縁膜131 上および前記フィールド酸化
膜12の一部上に形成された厚さが1000nm以上の
第1層多結晶シリコン膜からなる浮遊ゲート14i(i
=1 、2 、3 、4 )と、この浮遊ゲート14i上に形成
された厚さが15〜40nmの熱酸化膜からなる第2ゲ
ート絶縁膜15と、この第2ゲート絶縁膜15上に形成
された厚さが100〜400nmの第2層多結晶シリコ
ン膜あるいはシリサイド膜と多結晶シリコン膜との積層
膜からなる制御ゲート16i(i=1、2 、3 、4 )と、
前記浮遊ゲート14iの下方のpウェル11′表層部の
チャネル領域をNANDセルの4個のメモリセルトラン
ジスタの配列方向に挟むように形成されたn型拡散層か
らなるソース、ドレイン領域19とを有する。
【0050】この場合、各メモリセルトランジスタのソ
ース、ドレイン領域19は、NANDセルのメモリセル
トランジスタの配列方向において隣接するもの同士で共
用されている。また、前記制御ゲート16iは、メモリ
セルトランジスタの配列方向に直交する方向に連続的に
配設されてワード線となる。
【0051】さらに、NANDセルの一端側のメモリセ
ルトランジスタのドレイン19は、ゲート電極145
有する第1の選択トランジスタ(MOSトランジスタ)
を介してビット線18に接続され、NANDセルの他端
側のメモリセルトランジスタのソース19はゲート電極
146 を有する第2の選択トランジスタ(MOSトラン
ジスタ)を介して接地線20に接続されている。
【0052】前記各選択トランジスタは、pウェル1
1′上に形成された厚さが25〜40nmの熱酸化膜か
らなる第3ゲート絶縁膜132 と、この第3ゲート絶縁
膜132 上に形成された厚さが1000nm以上の第1
層多結晶シリコン膜からなる選択ゲート145 、146
と、この選択ゲート145 、146 上に形成された厚さ
が100〜400nmの第2層多結晶シリコン膜からな
る配線165 、166 とを有する。ここで、選択ゲート
145 と配線165 とはビアホール内の導電体(図示せ
ず)を介して接続され、低抵抗化されている。同様に、
選択ゲート146 と配線166 とはビアホール内の導電
体(図示せず)を介して接続され、低抵抗化されてい
る。
【0053】そして、各メモリセルの浮遊ゲート141
〜144 と制御ゲート161 〜164 とは、それぞれチ
ャネル長方向の一対の側壁面については、同一エッチン
グ・マスクを用いて同時にパターニングされ、エッジが
揃えられている。同様に、選択ゲート145 、146
配線165 、166 とは、それぞれチャネル長方向の一
対の側壁面については、同一エッチング・マスクを用い
て同時にパターニングされ、エッジが揃えられている。
【0054】また、前記ソース、ドレイン領域19とな
るn型層は、前記制御ゲート16〜16 および配
線165 、166 をマスクとして、ヒ素Asまたは燐P
のイオン注入により形成される。
【0055】次に、前記した図3(a)、(b)の構造
を有するEEPROMの製造方法の一例について説明す
る。この製造方法は、まず、半導体基板の表層部に選択
的に素子分離領域を形成する。次に、隣り合う素子分離
領域間の基板表面上に第1の絶縁膜を形成する。次に、
前記第1の絶縁膜上に浮遊ゲート形成用の導電膜を所定
の厚さとなるように形成する。次に、前記導電膜の側壁
面が順テーパ状になるようにテーパRIE(反応性イオ
ンエッチング)法により前記導電膜をパターニング加工
して前記素子分離領域に対応したスリットを設ける。次
に、少なくとも前記パターニング加工された導電膜の上
面および側壁面を覆うように第2の絶縁膜を形成する。
次に、前記第2の絶縁膜を介して前記浮遊ゲート形成用
の導電膜の上面および側壁面に対向するように制御ゲー
ト形成用の導電膜を形成した後、RIE法により制御ゲ
ート形成用の導電膜、第2の絶縁膜及び浮遊ゲート形成
用の導電膜をチャネル長方向でエッジが揃えられるよう
に順次パターニング加工して、メモリセルトランジスタ
用の浮遊ゲートおよび制御ゲートを形成する。
【0056】即ち、図3(a)、(b)の構造を有する
EEPROMにおいては、前記浮遊ゲート形成用の導電
膜のワード線方向のエッジを揃えるパターニング加工の
際、テーパRIEが行われ、図4に示すようにNAND
セルの浮遊ゲート14iは制御ゲート16iの長さ方向に
沿う断面形状が台形状に形成されている。
【0057】換言すれば、浮遊ゲート14iは図3に示
される断面において、一対の側壁面の延長面が上面端部
の延長面に対して鈍角(例えば100〜95°)をなす
順テーパ状の側壁面を有するように形成されている。こ
れにより、メモリセルトランジスタの書き込み動作およ
び消去動作の際に、浮遊ゲート14iのエッジ部Eでの
浮遊ゲート14i・制御ゲート16i間の電界集中が緩和
され、両ゲート間の第2ゲート絶縁膜15の破壊が防止
される。
【0058】このような効果は、素子分離領域としてト
レンチ(溝)構造が採用された場合にも得られる。なお
ここで、浮遊ゲート14iの側壁面が上面端部に連なる
コーナー部分を熱酸化などにより丸めても良い。すなわ
ち、図3に示される浮遊ゲート14iの断面形状が台形
状であるため、穏やかな熱酸化条件でもコーナー部に丸
みを設けることができ、ひいてはメモリーセルのカップ
リング比γのばらつきを抑えながら、浮遊ゲート14i
のエッジ部Eでの電解集中を一段と緩和できる。
【0059】また図3(a)、(b)の構造を有するE
EPROMにおいては、図4に示されるとおり、フィー
ルド酸化膜12の最も高い部分の上面Cの高さよりも浮
遊ゲート14iの最も低い部分の上面Dの高さが高くな
るように、浮遊ゲート14iの膜厚をフィールド酸化膜
12の膜厚(例えば600nm)の1/2以上(300
nm以上)となるように形成している。
【0060】これにより、フィールド酸化膜12の上面
Cから浮遊ゲート14iの上面Dまでの高さHを大きく
とることができ、浮遊ゲート14iの側壁面をテーパ状
にしたことで同じ高さでも側壁面の面積が増大されるこ
とと相俟って、第2ゲート絶縁膜15を介しての浮遊ゲ
ート14i・制御ゲート16iの接触長さlを大きくとる
ことができる。
【0061】この結果、浮遊ゲート14i・制御ゲート
16i間の結合容量を大きくすることができ、メモリセ
ルのカップリング比を1に近付け、書き込みおよび消去
の電圧を著しく低下させることができる。
【0062】例えばメモリセルのカップリング比γが従
来の0.6程度から0.8程度へと増大し、書き込みお
よび消去の電圧Vppを20V程度から15V程度へと低
下させることができる。この理由は、浮遊ゲートの電圧
はほぼγ×Vppで決まり、浮遊ゲートの所望の電圧とし
て12V程度を想定しているからである。
【0063】これにより、トランジスタのデバイス設計
およびロウデコーダ回路をはじめとする制御ゲートを駆
動するための回路の設計が容易になり、信頼性の向上を
図ることができる。
【0064】なお、前記浮遊ゲート材料の堆積後テーパ
ーRIE前に、例えばCMP(Chemical Mechanical Po
lishing )法によるエッチバック工程を導入し、浮遊ゲ
ート材料表面の平坦化処理を行うことにより、浮遊ゲー
ト14iと制御ゲート16iとはゲート酸化膜15を介し
て平板状に対向するようになり、デバイス(EEPRO
M)の厚さを薄く実現することが可能になる。
【0065】以下、前記フィールド酸化膜12、浮遊ゲ
ート14iの形成工程の一例について、図5(a)乃至
(c)を参照しながら説明する。まず、図5(a)に示
すように、pウェル11′上のメモリセル部の素子領域
を例えばSiN膜21でマスクして、フィールド酸化膜
12を形成する。
【0066】その後、図5(b)に示すように、SiN
膜21を除去し、第1ゲート絶縁膜11を形成し、第1
層多結晶シリコン膜14を堆積させた後に、図5(c)
に示すように、エッチバック工程により第1層多結晶シ
リコン膜14を平坦化する。
【0067】その後、図5(d)に示すように、テーパ
RIEを用いて第1層多結晶シリコン膜14をエッチン
グすることにより、制御ゲート16iの長さ方向に沿う
断面が台形状の浮遊ゲート14iを得る。
【0068】なお、浮遊ゲート材料表面の平坦化処理を
行わない場合には、下地面の高低形状に応じて浮遊ゲー
ト14iの上面は端部よりも中央部が低い凹面状にな
り、浮遊ゲート14iと制御ゲート16iとの対向面積は
両者が平板状に対向する場合の対向面積よりも広くな
り、浮遊ゲート14i・制御ゲート16i間の結合容量が
大きくなる。
【0069】なお、本発明は、上述した実施例のNAN
Dセルに限らず、図13に示すように、それぞれ二層ゲ
ート構造の複数個のメモリセルトランジスタM1 、M2
、…、Mn が並列に接続され、その両端側に選択トラ
ンジスタS1 、S2 が直列に接続されたANDセル、あ
るいは、それぞれ二層ゲート構造の複数個のメモリセル
トランジスタM1 、M2 、…、Mn が並列に接続され、
その一端側に選択トランジスタが直列に接続されたDI
NORセルのアレイを有するEEPROMにも適用でき
る。また、上述した各例に限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲で、種々変形して実施すること
ができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、浮
遊ゲートの制御ゲート方向の断面形状を台形化すること
により、浮遊ゲートのエッジ部での浮遊ゲート・制御ゲ
ート間の電界集中を緩和し、浮遊ゲート・制御ゲート間
の絶縁膜の破壊を防止できるので、メモリセルの信頼性
の向上を図ることができる。
【0071】さらには、浮遊ゲート・制御ゲート間の結
合容量を増大させることで、メモリセルの書き込みおよ
び消去の電圧を低下させることが可能となり、トランジ
スタのデバイス設計およびロウデコーダ回路をはじめと
する制御ゲートを駆動するための回路の設計が容易にな
り、信頼性の高いEEPROMを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るEEPROM
のNANDセル一例を示すブロック図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るEEPROM
のNANDセル一例を示す平面図。
【図3】図2中の矢視A−A´およびB−B´断面図。
【図4】図2中の矢視A−A´断面図。
【図5】図2中の浮遊ゲート形成時のエッチバック工程
を説明するための断面図。
【図6】従来のEEPROMのNANDセルの一例を示
す平面図。
【図7】図6中の矢視A−A´およびB−B´断面図。
【図8】図6のNANDセルの等価回路図。
【図9】図6のNANDセルの動作を説明するための回
路図。
【図10】浮遊ゲート・制御ゲート間の電界が浮遊ゲー
トのエッジ部で集中することを説明するための断面図。
【図11】浮遊ゲートのエッジ部のまるめ酸化を説明す
るための断面図。
【図12】浮遊ゲート・基板間の絶縁膜に生じるゲート
バーズビークを説明するための断面図。
【図13】EEPROMのANDセルの一例を示す等価
回路図。
【符号の説明】
11…n型シリコン基板、 11′…pウェル、 12…素子分離絶縁膜、 131 …第1ゲート絶縁膜、 132 …第2ゲート絶縁膜、 14i(141 〜144 )…浮遊ゲート、 145 ,146 …選択ゲート、 15…第3ゲート絶縁膜、 16i(161 〜164 )…制御ゲート、 165 ,166 …選択ゲートの配線、 BL1 〜BL3 ,8…ビット線、 19…ソース、ドレイン拡散層、 M(M1 〜M8 )…メモリセルトランジスタ、 S(S1 ,S2 )…選択トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 29/788

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の表層部に選択的に形成され
    た素子分離領域と、 前記素子分離領域間の基板表層部に形成されたドレイン
    領域・チャネル領域・ソース領域と、 前記チャネル領域上に第1の絶縁膜を介して形成され、
    一対の側壁面の延長面が上面端部の延長面に対して鈍角
    をなすように順テーパ状の側壁面を有すると共に上面が
    平坦化されている浮遊ゲートと、 前記浮遊ゲートの上面および側壁面に第2の絶縁膜を介
    して形成された制御ゲートとを具備することを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記素子分離領域はフィールド酸化膜
    あることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記浮遊ゲートの側壁面が上面端部に連
    なるコーナー部分は丸みを有することを特徴とする請求
    項1または2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至のいずれか1つに記載の
    半導体装置は、メモリセルトランジスタがマトリックス
    配列されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイ
    の制御ゲートを選択する行選択手段と、前記メモリセル
    アレイのビット線を選択する列選択手段とを具備する不
    揮発性半導体記憶装置であることを特徴とする半導体装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至のいずれか1つに記載の
    半導体装置は、メモリセルトランジスタが複数個接続さ
    れて構成されたメモリセルユニットがマトリックス配列
    されたメモリセルアレイと、前記メモリセルアレイの制
    御ゲートを選択する行選択手段と、前記メモリセルアレ
    イのビット線を選択する列選択手段とを具備する不揮発
    性半導体記憶装置であることを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルユニットは、前記メモリ
    セルトランジスタが複数個直列に接続されてなるNAN
    Dセル、または、前記メモリセルトランジスタが複数個
    並列に接続されてなるANDセルもしくはDINORセ
    ルであることを特徴とする請求項記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 半導体基板の表層部に選択的に素子分離
    領域を形成する工程と、 前記素子分離領域間の基板表面上に第1の絶縁膜を形成
    する工程と、 前記第1の絶縁膜上に浮遊ゲート形成用の導電膜を所定
    の厚さとなるように形成する工程と、エッチバックにより前記導電膜の上面を平坦化する工程
    と、 側壁面が順テーパ状になるようにテーパRIE法により
    前記導電膜をパターニング加工する工程と、 少なくとも前記浮遊ゲートの上面および側壁面を覆うよ
    うに第2の絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の絶縁膜を介して前記導電膜の上面および側壁
    面に対向するように制御ゲート用の導電膜を形成する工
    程とを具備することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  8. 【請求項8】 記素子分離領域はフィールド酸化膜で
    あり、前記浮遊ゲート形成用の導電膜を所定の厚さとな
    るように形成する際に、前記導電膜の上面の最も低い部
    分の高さが前記フィールド酸化膜の上面の最も高い部分
    の高さよりも高くなる厚さに形成することを特徴とする
    請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
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