JP2002043447A - 不揮発性メモリおよび半導体装置 - Google Patents
不揮発性メモリおよび半導体装置Info
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Abstract
が高い不揮発性メモリを提供する。また、そのような不
揮発性メモリを具備する高機能、多機能、かつ小型の半
導体装置を提供する。 【解決手段】不揮発性メモリのメモリセルを2つのメモ
リトランジスタによって構成することで、メモリセルを
1つのメモリトランジスタと1つの選択トランジスタに
よって構成する従来のフル機能EEPROMと同様の機
能を保ちつつ、同じメモリセル面積で2倍のメモリ容量
を有することが可能となる。また、不揮発性メモリとT
FTで構成された他の半導体装置とを絶縁表面を有する
基板上に一体形成することにより、高機能または多機
能、かつ小型の半導体装置が実現される。
Description
モリに関する。特に、電気的書き込み及び消去可能な半
導体不揮発性メモリ(EEPROMまたはElectrically
Erasable and Programmable Read Only Memory)に関
する。また、本願発明はSOI(Silicon On Insulato
r)技術を用いて形成される薄膜トランジスタ(以下T
FTという)で構成された半導体装置に関する。特に、
半導体不揮発性メモリ、画素部および画素部の駆動回路
が、絶縁表面を有する基板上に一体形成された半導体装
置に関する。
及び消去可能な半導体不揮発性メモリ(EEPROM)
とは、文字通り、電気的な書き込みおよび電気的な消去
が可能な半導体不揮発性メモリの全体を指し、例えばフ
ル機能EEPROM、フラッシュメモリをその範疇に含
む。また、以下特に断りのない場合、不揮発性メモリお
よび半導体不揮発性メモリはEEPROMと同義で用い
る。また、本明細書において半導体装置とは、半導体特
性を利用することで機能する装置全般を指し、例えば、
液晶表示装置およびEL表示装置に代表される電気光学
装置、および電気光学装置を搭載した電子機器をその範
疇に含む。
いった携帯機器に代表される、多機能かつ高機能な小型
の半導体装置が急速に普及している。そしてこれに伴
い、半導体装置を構成するメモリとして半導体不揮発性
メモリが注目されている。半導体不揮発性メモリは磁気
ディスクと比べて、記憶容量の大きさに劣るものの、集
積密度、耐衝撃性、消費電力、書き込み/読み出し速
度、等の点において優れた特徴を有する。最近では、半
導体不揮発性メモリの問題点であった書き換え回数やデ
ータ保持時間において十分な性能を有するものが開発さ
れるようになり、半導体不揮発性メモリを磁気ディスク
の代替品として用いる動きが高まってきた。
機能EEPROMとフラッシュメモリの2つに分類され
る。フル機能EEPROMは、1ビット毎の消去が可能
な半導体不揮発性メモリであり、書き込み、読みだし及
び消去の動作を全て1ビット毎に行うことができる。フ
ラッシュメモリと比して高い機能を有するが、集積度と
コストにおいて劣る。一方、フラッシュメモリは、メモ
リ全体の一括消去またはメモリのブロック単位の消去を
行う半導体不揮発性メモリであり、1ビット毎の消去動
作を犠牲にして、高い集積密度と低コストを実現してい
る。
て、より高い機能を有するフル機能EEPROMを取り
上げ、回路図、メモリセルの断面図および駆動方法につ
いて説明を行う。
図を示す。図4においてフル機能EEPROMは、複数
のメモリセル(1、1)〜(n、m)が縦m個×横n個
のマトリクス状に配置されたメモリセルアレイ405、
Xアドレスデコーダ401、Yアドレスデコーダ40
2、および他の周辺回路403、404によって構成さ
れている。他の周辺回路としては、アドレスバッファ回
路、コントロールロジック回路、センスアンプ、昇圧回
路等が含まれ、必要に応じて設けられる。
(i、j)を考える)(iは1以上n以下の整数、jは
1以上m以下の整数)は、nチャネル型のメモリトラン
ジスタTr1とnチャネル型の選択トランジスタTr2
を有しており、これら2つのトランジスタは直列に接続
されている。そして、メモリトランジスタTr1のソー
ス電極とコントロールゲート電極は、ソース線Siとワ
ード線Wjにそれぞれ接続され、選択トランジスタTr
2のドレイン電極とゲート電極は、ビット線Biと選択
線Vjにそれぞれ接続されている。また、ビット線B1
〜BnはYアドレスデコーダ402に、ワード線W1〜
Wmおよび選択線V1〜VmはXアドレスデコーダ40
1にそれぞれ接続され、ソース線S1〜Snには所定の
電位Vsが全て共通に与えられている。
が1ビットのデータを記録する場合、図4に示すフル機
能EEPROMはm×nビットの記憶容量を有する。
は、Xアドレスデコーダ401およびYアドレスデコー
ダ402によって選択された1つのメモリセルにおいて
行われる。メモリセル(1、1)を例にとって、書き込
み、読み出しおよび消去動作についての説明を行う。な
お、本明細書において、書き込み動作はメモリトランジ
スタのフローティングゲート電極に電子を注入する操作
を、消去動作はフローティングゲート電極から電子を放
出する操作を表す。従って、書き込み動作によってメモ
リトランジスタのしきい値電圧は増加し、消去動作によ
ってしきい値電圧は減少する。
を書き込む場合は、ソース線S1〜SnをGNDに落
し、ビット線B1およびワード線W1に、それぞれ正の
高電圧(例えば20V)を印加する。また、選択線V1
には選択トランジスタTr2がオンの状態となるような
正の電圧(例えば20V)を印加する。このような条件
下では、メモリトランジスタTr1のドレイン近傍で高
電界が発生し、インパクトイオン化が起こる。さらにゲ
ート方向にも高電界が生じるために、発生したホットエ
レクトロンはフローティングゲート電極に注入され、そ
の結果、書き込みが行われる。メモリトランジスタTr
1のしきい値電圧は、フローティングゲート電極に蓄積
された電荷量に依存して変化する。
ータを読み出す場合は、ソース線S1〜SnをGNDに
落し、ワード線W1に所定の電圧(後述)を印加する。
また、選択線V1には選択トランジスタがオンの状態と
なるような電圧を印加する(例えば5V)。そして、メ
モリトランジスタTr1のフローティングゲート電極に
電荷が蓄積されている場合と蓄積されていない場合のし
きい値電圧に応じて、メモリセルに記憶されているデー
タをビット線B1から読み出す。
ローティングゲート電極に電子が蓄積されていない状
態)におけるしきい値電圧と書き込まれた状態(フロー
ティングゲート電極に電子が蓄積された状態)における
しきい値電圧の間に設定すればよい。例えば、消去され
た状態のメモリトランジスタが2V以下のしきい値電圧
を有し、書き込まれた状態のメモリトランジスタが、4
V以上のしきい値電圧を有する場合には、所定の電圧と
して例えば3Vを用いることができる。
ータの消去を行う場合には、ソース線S1およびワード
線W1をGNDに落し、ビット線B1に正の高電圧(例
えば20V)を印加する。また、選択線V1に正の高電
圧(例えば20V)を印加し、選択トランジスタTr2
をオンの状態とする。この時、メモリトランジスタTr
1のゲート−ドレイン間に高い電位差が生じるため、フ
ローティングゲート電極に蓄積されている電子がトンネ
ル電流によってドレイン領域へ放出され、消去が行われ
る。
おいて選択されていない信号線B2〜Bn、W2〜Wm
の電位は全て0Vであるとする。また、上述した動作電
圧の値は一例であって、その値に限られるわけではな
い。
たメモリセル(1、1)への書き込み、読み出しおよび
消去時に、非選択のメモリセル(この場合、メモリセル
(1、1)以外の全てのメモリセル)に書き込み、読み
出しまたは消去が行われてはならない。実際に、1行目
以外のメモリセルでは、選択線V2〜Vnが0Vである
ため選択トランジスタがオフの状態となり、メモリトラ
ンジスタへの書き込み、消去は行われず、読み出し時の
影響もない。また、1列目以外のメモリセルにおいて
も、ソース線−ビット線間に電位差は生じないため、メ
モリセルへの書き込みは行われず、読み出し時の影響も
ない。ワード線−ビット線間に電位差が生じないため消
去も行われない。
誤動作させることなく、選択したメモリセル(1、1)
への書き込み、読み出しおよび消去動作が行われる。
成するメモリセルの代表的な断面構造を図5に示す。図
5において、メモリトランジスタTr1(nチャネル
型)および選択トランジスタTr2(nチャネル型)
が、p型のシリコン基板500上に形成されている。メ
モリトランジスタTr1は、シリコン基板500の表面
付近に形成されたソース/ドレイン領域(高濃度n型不
純物領域)501、502とチャネル形成領域504、
および第1のゲート絶縁膜506、フローティングゲー
ト電極508、第2のゲート絶縁膜510、コントロー
ルゲート電極511によって構成されている。選択トラ
ンジスタTr2は、シリコン基板500の表面付近に形
成されたソース/ドレイン領域(高濃度n型不純物領
域)502、503とチャネル形成領域505、および
第1のゲート絶縁膜507、ゲート電極509によって
構成されている。また、層間膜512上に、コンタクト
ホールを通して、ソース配線513及びドレイン配線5
14が引き出されている。
Tr1のドレイン領域502とフローティングゲート電
極508は第1のゲート絶縁膜506を介して一部重な
っている。この重なった領域は消去動作においてトンネ
ル電流を流すための領域である。
がフル機能EEPROMとフラッシュメモリの2つに分
類されることはすでに述べた。フル機能EEPROM
は、1ビット毎の動作が可能であり、機能的に優れたメ
モリである。しかしながらフル機能EEPROMは、1
ビットのデータを格納するメモリセルがメモリトランジ
スタと選択トランジスタの2つのトランジスタによって
構成されるため、メモリセル面積が大きく、集積密度が
低いという問題がある。そしてこのことは、フル機能E
EPROMの小型化と低コスト化の妨げとなっている。
リにおいて、高い集積密度を実現した形態の一つという
ことができる。フラッシュメモリを構成するメモリセル
は1つのメモリトランジスタで構成されており、1ビッ
ト毎の消去動作を犠牲にして、高い集積密度を実現して
いる。フラッシュメモリでは、一ビットのデータの書き
換えを行うために全てのデータを消去しなければならな
い。そのため、フル機能EEPROMと比べて消費電力
が大きく、また書き換え不要なメモリセルにおいても書
き換えを行うために信頼性が低下する。もちろん1ビッ
トの消去動作が必要な用途に対してフラッシュメモリを
用いることはできない。
モリにおける最も重要な課題の1つは、集積密度の高い
フル機能EEPROMを実現することである、と言うこ
とができる。そのようなEEPROMは、小型化と低コ
スト化によって、従来のフル機能EEPROMの置き換
えはもちろん、フラッシュメモリの置き換えや、高機能
が必要とされる様々な用途に対しても不可欠なメモリと
なることが予想される。
ものである。本願発明では、高い集積密度とそれに伴う
小型化および低コスト化を可能とするフル機能EEPR
OMを提供することを課題とする。また、そのような半
導体不揮発性メモリを、TFTによって構成される他の
半導体装置の部品と絶縁表面を有する基板上に一体形成
することにより、多機能あるいは高機能であり、小型の
半導体装置を提供することを課題とする。
OMは、メモリセルがメモリトランジスタと選択トラン
ジスタの2つのトランジスタによって構成されるため、
高い集積密度を実現することが困難である。この場合、
集積密度の向上を妨げる原因は明白であり、メモリ機能
を果たさない選択トランジスタが1ビットあたりの面積
に加えられているためである。
ジスタを取り除くことで高集積化を実現した。しかし、
メモリセルを選択する機能を果たす選択トランジスタを
取り除いたために、その代償として1ビット毎の動作が
完全ではなくなっている。本願発明の基本となる考え方
は、高集積化を実現するために、選択トランジスタにメ
モリ機能を付加することにある。選択トランジスタとし
ての機能を残すことにより、1ビット毎の動作が可能な
半導体不揮発性メモリを実現する。
つのメモリトランジスタからなるメモリセルによって構
成する。メモリセルの回路構造は、従来のフル機能EE
PROMにおいて、選択トランジスタをメモリトランジ
スタに置きかえたものである。
ト毎の動作が可能なフル機能EEPROMである。ま
た、メモリセルを構成する2つのトランジスタが共にメ
モリ機能を有するため、1つのメモリセルは従来のフル
機能EEPROMと比して2倍のデータを記憶すること
ができる。従って、本願発明の半導体不揮発性メモリ
は、従来のフル機能EEPROMと同じメモリセル面積
で2倍のメモリ容量を有し、また、1ビットあたりのメ
モリセル面積は半分となる。その結果、本願発明によっ
て、高い集積密度とそれに伴う小型化および低コスト化
を可能とするフル機能EEPROMを提供することが可
能となる。
は、特に新しい工程を必要とせず、マスク枚数も従来の
フル機能EEPROMと同じである。従って、従来のフ
ル機能EEPROMから本願発明の不揮発性メモリへの
変更は、技術的にもコスト的にも容易である。
リをシリコン基板上に形成しても、SOI基板上に形成
しても、また、絶縁表面を有する基板上に形成しても構
わない。
るメモリトランジスタ(以下、メモリTFTと呼ぶ)に
よって構成する場合には、TFTによって構成される任
意の回路(代表的には、画素部、画素部の駆動回路)を
有する半導体装置において、新たにメモリ部として本願
発明の半導体不揮発性メモリを一体形成し、そのシステ
ムに組み込むことにより、多機能または高機能、かつ小
型の半導体装置を提供することが可能となる。
モリセルアレイと、メモリセルの駆動回路と、を少なく
とも備えた不揮発性メモリであって、前記メモリセルは
2つのメモリトランジスタを有することを特徴とする不
揮発性メモリが提供される。
モリセルアレイと、メモリセルの駆動回路と、複数の第
1のワード線と、複数の第2のワード線と、複数のビッ
ト線と、複数のソース線と、を少なくとも備えた不揮発
性メモリであって、前記メモリセルは第1のメモリトラ
ンジスタと第2のメモリトランジスタとを有し、前記第
1のメモリトランジスタと前記第2のメモリトランジス
タとは直列に接続されており、前記第1のメモリトラン
ジスタのゲート電極は前記第1のワード線に接続されて
おり、前記第2のメモリトランジスタのゲート電極は前
記第2のワード線に接続されており、前記第1のメモリ
トランジスタのソース電極またはドレイン電極の残る一
方は前記ビット線に接続されており、前記第2のメモリ
トランジスタのソース電極またはドレイン電極の残る一
方は前記ソース線に接続されていることを特徴とする不
揮発性メモリが提供される。
み及び1ビット毎の消去が可能であることが好ましい。
ンネル電流によって行われることが好ましい。
ース線とビット線とは、書き込み時において同電位であ
ってもよい。
タはそれぞれ、ソース領域と、ドレイン領域と、チャネ
ル形成領域と、第1のゲート絶縁膜と、フローティング
ゲート電極と、第2のゲート絶縁膜と、コントロールゲ
ート電極と、を少なくとも備えており、前記第1及び前
期第2のメモリトランジスタにおいてそれぞれ、前記ソ
ース領域または前記ドレイン領域のいずれか一方または
両方と前記フローティングゲート電極とは、前記第1の
ゲート絶縁膜を介して一部重なっていることが好まし
い。
ランジスタはいずれもnチャネル型トランジスタであっ
てもよい。
ランジスタはいずれもpチャネル型トランジスタであっ
てもよい。
駆動回路は絶縁表面を有する基板上に一体形成すること
ができる。
トリクス状に配置された画素部と、前記複数の画素を駆
動するTFTで構成された画素駆動回路と、請求項9に
記載の不揮発性メモリと、を少なくとも備えた半導体装
置であって、前記画素部と前記画素駆動回路と前記不揮
発性メモリとは、前記絶縁表面を有する基板上に一体形
成されることを特徴とする半導体装置が提供される。
いはEL表示装置が提供される。
デオカメラ、DVDプレーヤー、ヘッドマウントディス
プレイ、パーソナルコンピュータ、携帯電話、カーオー
ディオが提供される。
図、駆動方法及びメモリセルの断面構造について説明す
る。
モリの回路図を示す(m、nはそれぞれ1以上の整
数)。本実施の形態の不揮発性メモリは、m×n個のメ
モリセル(1、1)〜(n、m)が縦m個×横n個のマ
トリクス状に配置されたメモリセルアレイ105、メモ
リセルアレイ105の駆動回路であるXアドレスデコー
ダ101とYアドレスデコーダ102、および他の周辺
回路103、104によって構成される。また、各メモ
リセルは2つのメモリトランジスタTr1及びTr2に
よって構成される。それぞれのメモリトランジスタが1
ビットのデータを記憶する場合には、本実施の形態の不
揮発性メモリはm×n×2ビットの記憶容量を有する。
また、他の周辺回路には、アドレスバッファ回路、コン
トロールロジック回路、センスアンプ、昇圧回路等が含
まれ、必要に応じて設けられる。
チャネル型またはpチャネル型のいずれの導電型トラン
ジスタでも良いが、本実施の形態では、nチャネル型ト
ランジスタとする(pチャネル型トランジスタについて
は実施例3を参照)。また、本実施の形態では1つのメ
モリトランジスタが1ビットのデータを記憶する場合を
考えるが、多値技術により、1つのメモリトランジスタ
が2ビット以上のデータを記憶することも可能である。
1つのメモリトランジスタがkビット(kは1以上の整
数)のデータを記憶する場合、本実施の形態の不揮発性
メモリの記憶容量は、m×n×2×kビットとなる。
リトランジスタは、バルクシリコン基板、SOI基板及
び絶縁表面を有する基板のいずれの基板上に形成されて
も構わない。また、メモリセルの駆動回路(本実施の形
態では、Xアドレスデコーダ101とYアドレスデコー
ダ102)、および他の周辺回路103、104を同じ
基板上に形成することにより、小型の不揮発性メモリを
実現することができる。
表面を有する基板上に形成されるメモリTFTによって
構成する場合、TFTによって構成されるいかなる半導
体装置の部品とも一体形成することが可能であり、多機
能または高機能であり、小型の半導体装置を提供するこ
とができる(実施例5、6及び9参照)。
メモリセル(i、j)を考える)(iは1以上n以下の
整数、jは1以上m以下の整数)は、それぞれ2つのメ
モリトランジスタTr1及びTr2を有しており、これ
ら2つのメモリトランジスタTr1及びTr2は直列に
接続されている。メモリトランジスタTr1のソース電
極とコントロールゲート電極は、ソース線Siと第1の
ワード線Wajにそれぞれ接続され、メモリトランジス
タTr2のドレイン電極とコントロールゲート電極は、
ビット線Biと第2のワード線Wbjにそれぞれ接続さ
れている。また、ビット線B1〜Bnおよびソース線S
1〜SnはYアドレスデコーダ102に、第1のワード
線Wa1〜Wamおよび第2のワード線Wb1〜Wbm
はXアドレスデコーダ101にそれぞれ接続されてい
る。
るメモリセルの断面構造について説明する。図3に絶縁
表面を有する基板上に形成されたメモリセルの断面構造
の一例を示す。
のメモリTFT316及び317が絶縁表面を有する基
板300上に形成されている。メモリTFT316は、
ソース・ドレイン領域301、302およびチャネル形
成領域304からなる半導体活性層、第1のゲート絶縁
膜306、フローティングゲート電極308、第2のゲ
ート絶縁膜310、およびコントロールゲート電極31
1によって構成されている。メモリTFT317も同様
に、ソース・ドレイン領域302、303およびチャネ
ル形成領域305からなる半導体活性層、第1のゲート
絶縁膜307、フローティングゲート電極309、第2
のゲート絶縁膜310、およびコントロールゲート電極
312によって構成されている。また、層間膜313上
に、コンタクトホールを通して、ソース電極314、ド
レイン電極315が引き出されている。
301とフローティングゲート電極308が第1のゲー
ト絶縁膜306を介して一部重なる領域を有しており、
メモリTFT317は、ドレイン領域303とフローテ
ィングゲート電極309が第1のゲート絶縁膜307を
介して一部重なる領域を有している。この領域(以下、
オーバーラップ領域という)は、フローティングゲート
電極−ソース・ドレイン領域間にトンネル電流を流すた
めの領域である。後述するように、オーバーラップ領域
の位置は不揮発性メモリの動作方法と関係する。
のフル機能EEPROMと比較して、選択トランジスタ
にメモリ機能を有するメモリトランジスタを用いること
にある。その結果、本願発明の不揮発性メモリは、1つ
のメモリセルについて2ビットのデータを記憶すること
が可能であると共に、データの書き込み、読み出しおよ
び消去は完全に1ビット単位で行うことができる。
来のフル機能EEPROMとは異なる駆動方法を用い
る。具体的には、ホットエレクトロン注入を行う代わり
に、トンネル電流による書き込みを行う。その際、ソー
ス線は、共通の電位を与えるのではなく、ビット線と同
様にYアドレスでコーダへ接続し、選択的に電位を与え
られる構造とすることが望ましい。以下に、メモリセル
(1、1)を例にとって、メモリトランジスタTr1及
びTr2のそれぞれにおける書き込み、読み出し及び消
去の動作方法の説明を行う。
を書き込む場合は、例えば、ソース線S1及びビット線
B1を−10V、第1のワード線Wa1を10V、第2
のワード線Wb1を0Vとする。その結果、メモリトラ
ンジスタTr1はオンの状態となり、コントロールゲー
ト電極−チャネル領域間に高い電位差が生じる。そし
て、トンネル電流によってチャネル領域からフローティ
ングゲートへ電子が注入され、書き込みが行われる。ま
た、第2のワード線Wb1は、メモリトランジスタTr
2のコントロールゲート電極、ソース電極及びドレイン
電極の間の電位差(ストレスともいう)を小さく抑え、
メモリトランジスタTr2において誤った書き込みが行
われない値とすることが必要である。
は、メモリトランジスタTr1への書き込みと同様に行
うことができる。例えば、ソース線S1及びビット線B
1を−10V、第1のワード線Wa1を0V、第2のワ
ード線Wb1を10Vとすればよい。その結果、メモリ
トランジスタTr2のコントロールゲート電極−ドレイ
ン電極間に高い電位差が生じ、トンネル電流によるフロ
ーティングゲートへの電子の注入(書き込み)が起こ
る。一方、メモリトランジスタTr1には、高々10V
程度のストレスが加わるだけであり、書き込みは行われ
ない。
セル(非選択のメモリセルともいう)におけるストレス
についても、高々10V程度であり、書き込みは行われ
ない。
リトランジスタTr1に記憶されたデータを読み出す場
合には、例えば、ソース線S1に0V、第1のワード線
Wa1に所定の電圧(後述)、第2のワード線Wb1に
はメモリトランジスタTr2がオンの状態(例えば8
V)となるような電圧を印加する。その結果、メモリト
ランジスタTr1の状態(オンまたはオフ)がしきい値
電圧に応じて決まり、ソース線S1−ビット線B1間の
導通状態(導通または非導通)が決まるため、メモリト
ランジスタTr1に記憶されているデータをビット線B
1から読み出すことができる。
ローティングゲート電極に電子が蓄積されていない状
態)におけるしきい値電圧と書き込まれた状態(フロー
ティングゲート電極に電子が蓄積された状態)における
しきい値電圧の間に設定すればよい。例えば、消去され
た状態のメモリトランジスタが−1V以上2V以下のし
きい値電圧を有し、書き込まれた状態のメモリトランジ
スタが、4V以上7V以下のしきい値電圧を有する場合
には、所定の電圧として例えば3Vを用いることができ
る。
ータを読み出す場合も同様である。例えば、ソース線S
1を0V、第1のワード線Wa1にメモリトランジスタ
Tr2がオンの状態(例えば8V)となるような電圧、
第2のワード線Wb1には上述した所定の電圧(例えば
3V)を印加するとよい。
列の非選択のメモリセル(1、2)〜(1,m)は、全
て非導通状態であることが必要である。言い換えると、
メモリセル(1、2)〜(1,m)において、メモリト
ランジスタTr1またはTr2はオフの状態であること
が必要である。特に、しきい値の分布が0V以下まで広
がる場合には、上述した動作電圧によって誤動作を引き
起こす可能性がある。この問題は幾つかの方法によって
取り除くことができる。例えば、消去状態のメモリトラ
ンジスタのしきい値電圧の分布が−5V以上である場合
には、読み出すメモリトランジスタをTr1として、ソ
ース線S1を5V、第1のワード線Wa1に8V、第2
のワード線Wb1に13Vとすることで、非選択のメモ
リトランジスタは全てオフの状態となり、誤動作は起こ
らない。この他、周辺回路としてベリファイ回路を設け
ることによって消去状態のしきい値電圧の分布を0V以
上に制御する、メモリ素子をスプリットゲート構造とす
る、等の方法によっても読み出し時の誤動作を無くすこ
とができる。
作は、書き込み動作とは逆方向のトンネル電流を用い
る。メモリトランジスタTr1において消去を行う場
合、例えば、ソース線S1およびビット線B1を10
V、第1のワード線Wa1を−10V、第2のワード線
Wb1を0Vとする。この時、メモリトランジスタTr
1はオフの状態となり、コントロールゲート電極−ソー
ス電極間に高い電位差が生じる。その結果、コントロー
ルゲート電極とソース電極間のオーバーラップ領域にト
ンネル電流が流れ、フローティングゲートからソース領
域へ電子が放出される。つまり消去が行われる。
行う場合も同様である。例えば、ソース線S1及びビッ
ト線B1を10V、第1のワード線Wa1を0V、第2
のワード線Wb1を−10Vとすればよい。
レスは高々10V程度であり、誤った消去は行われな
い。
み時および読み出し時において選択されていないビット
線B2〜Bn、ソース線S2〜Sn、第1のワード線W
a2〜Wam及び第2のワード線Wb2〜Wbmの電位
は全て0Vであるとする。
1つのメモリセルについて2ビットのデータを記憶する
ことが可能であると共に、データの書き込み、読み出し
および消去は完全に1ビット単位で行うことができる。
本願発明の不揮発性メモリは、フル機能EEPROMで
ある。そして、1つのメモリトランジスタと1つの選択
トランジスタとからなるメモリセルを有する従来のフル
機能EEPROMと比較して、2倍の集積密度を実現し
ている。
って、その値に限られるわけではない。実際に、メモリ
トランジスタに印加される電圧は、メモリトランジスタ
の第1のゲート絶縁膜、第2のゲート絶縁膜、コントロ
ールゲート電極とフローティングゲート電極との間の容
量、オーバーラップ領域の大きさ、等に依存する。そし
てメモリトランジスタの動作電圧もそれに従って変化す
る。
いて書き込み、読みだし及び消去動作を行うのに必要な
電位差を保ちつつ、非選択のメモリセルにおいて、誤動
作を引き起こさない範囲であれば、どのような値であっ
ても構わない。
ス線に共通の電位を与えるのではなく、ソース線を駆動
回路(本実施の形態では、Yアドレスデコーダ)に接続
することで、ビット線と同様、選択的に電位を与えられ
る回路構造としている。このような回路構造とすること
により、周辺回路面積が多少増加する欠点はあるが、動
作のマージンを広く確保することが可能となる。また、
従来のフル機能EEPROMでは、消去時にソース・ド
レイン間に大きな電位差が生じるために、消費電力が増
加したり、回路への負荷が増大するといった問題があっ
た。本実施の形態の駆動方法によると、消去時にソース
線とビット線が同電位であるため、ソース・ドレイン間
の電位差に起因する電流は流れることはなく、このよう
な問題は起こらない。
リトランジスタの消去及び書き込みを同時に行うことも
できる。特に、1つのメモリセル(2つのメモリトラン
ジスタ)、縦1列、横1行、縦複数列、横複数行、全メ
モリセル、等の単位で、消去及び書き込みを同時に行う
ことができる。例えば、1つのメモリセル(1、1)に
おいて、2つのメモリトランジスタTr1及びTr2へ
の書き込みを同時に行う場合は、ソース線S1及びビッ
ト線B1を−10V、第1のワード線Wa1及び第2の
ワード線Wb1を10Vとすればよい。また、消去を同
時に行う場合は、ソース線S1およびビット線B1を1
0V、第1のワード線Wa1及び第2のワード線Wb1
を−10Vとすればよい。
揮発性メモリの例として、pチャネル型メモリトランジ
スタによって構成される、2048ビットの不揮発性メ
モリを取り上げ、回路図及び駆動方法について説明を行
う。
を示す。図6に示した不揮発性メモリは、1024個の
メモリセル(1、1)〜(32、32)が縦32個×横
32個のマトリクス状に配置されたメモリセルアレイ6
05、Xアドレスデコーダ601、Yアドレスデコーダ
602、および他の周辺回路603、604によって構
成される。各メモリセルは2つのpチャネル型メモリト
ランジスタTr1及びTr2によって構成される。各メ
モリトランジスタが1ビットのデータを記憶する場合、
本実施例の不揮発性メモリは2048ビットの記憶容量
を有する。また、 他の周辺回路には、アドレスバッフ
ァ回路、コントロールロジック回路、センスアンプ、昇
圧回路等が含まれ、必要に応じて設けられる。
(i、j)を考える)(i、jは1以上32以下の整
数)は、それぞれ2つのメモリトランジスタTr1及び
Tr2を有しており、これら2つのメモリトランジスタ
Tr1及びTr2は直列に接続されている。メモリトラ
ンジスタTr1のソース電極とコントロールゲート電極
は、ソース線Siと第1のワード線Wajにそれぞれ接
続され、メモリトランジスタTr2のドレイン電極とコ
ントロールゲート電極は、ビット線Biと第2のワード
線Wbjにそれぞれ接続されている。また、ビット線B
1〜B32およびソース線S1〜S32はYアドレスデ
コーダ602に、第1のワード線Wa1〜Wa32およ
び第2のワード線Wb1〜Wb32はXアドレスデコー
ダ601にそれぞれ接続されている。
リセルについて2ビットのデータを記憶することが可能
であると共に、データの書き込み、読み出しおよび消去
は完全に1ビット単位で行うことができる。その動作方
法は、実施の形態で述べたnチャネル型不揮発性メモリ
の動作方法と同様、トンネル電流による書き込み及び消
去を行う。以下に、pチャネル型不揮発性メモリの動作
方法について簡単に述べる。
と同じ動作電圧を用いることができる。例えば、メモリ
セル(1、1)におけるメモリトランジスタTr1につ
いての消去を行う場合、ソース線S1およびビット線B
1を10V、第1のワード線Wa1を−10V、第2の
ワード線Wb1を0Vとするとよい。また、メモリセル
(1、1)におけるメモリトランジスタTr1について
の書き込みを行う場合、ソース線S1及びビット線B1
を−10V、第1のワード線Wa1を10V、第2のワ
ード線Wb1を0Vとするとよい。メモリトランジスタ
Tr2について書き込みおよび消去を行う場合は、第1
のワード線の電位と第2のワード線の電位を入れ換える
とよい。また、非選択のメモリセルにおけるストレス
は、書き込み及び消去時において高々10V程度であ
り、誤った書き込み及び消去は行われない。
ル型メモリトランジスタは、nチャネル型メモリトラン
ジスタとは逆の状態(オンまたはオフ)となる。つま
り、pチャネル型では書き込みを行うメモリトランジス
タはオフの状態となり、消去を行うメモリトランジスタ
はオンの状態となる。その結果、消去動作はチャネル領
域を流れるトンネル電流によって行われ、書き込み動作
はコントロールゲート電極とソース・ドレイン電極との
オーバーラップ領域を流れるトンネル電流によって行わ
れる。上述した動作電圧を用いる場合、書き込み時のト
ンネル電流は、メモリトランジスタTr1のフローティ
ングゲート電極−ソース領域間またはメモリトランジス
タTr2のフローティングゲート電極−ドレイン領域間
を流れる。従って、オーバーラップ領域はメモリトラン
ジスタTr1のフローティングゲート電極−ソース領域
間、およびメモリトランジスタTr2のフローティング
ゲート電極−ドレイン領域間に形成することが必要であ
る。
(1、1)を例にとって説明する。メモリトランジスタ
Tr1に記憶されたデータを読み出す場合には、例え
ば、ソース線S1に0V、第1のワード線Wa1に所定
の電圧(後述)、第2のワード線Wb1にはメモリトラ
ンジスタTr2がオンの状態(例えば−5V)となるよ
うな電圧を印加する。その結果、メモリトランジスタT
r1のしきい値電圧に応じてメモリトランジスタTr1
の状態(オンまたはオフ)が決まり、ソース線S1−ビ
ット線B1間の導通状態(導通または非導通)が決まる
ため、メモリトランジスタTr1に記憶されているデー
タをビット線B1から読み出すことができる。
ローティングゲート電極に電子が蓄積されていない状
態)におけるしきい値電圧と書き込まれた状態(フロー
ティングゲート電極に電子が蓄積された状態)における
しきい値電圧の間に設定すればよい。例えば、消去され
た状態のメモリトランジスタが−4V以上−1V以下の
しきい値電圧を有し、書き込まれた状態のメモリトラン
ジスタが、1V以上4V以下のしきい値電圧を有する場
合には、所定の電圧として例えば0Vを用いることがで
きる。
ータを読み出す場合も同様である。例えば、ソース線S
1を0V、第1のワード線Wa1にメモリトランジスタ
Tr2がオンの状態(例えば−5V)となるような電
圧、第2のワード線Wb1には上述した所定の電圧(例
えば0V)を印加するとよい。
列の非選択のメモリセル(1、2)〜(1,32)は、
全て非導通状態であることが必要である。上述したしき
い値電圧の分布を仮定すると、書き込まれた状態のメモ
リトランジスタのしきい値電圧は0V以上であるため、
書き込まれた状態のメモリトランジスタを有するメモリ
セルは導通状態となり、誤動作の原因となる。このよう
な誤動作を抑える方法としては、読み出すメモリトラン
ジスタをTr1とした場合に、例えば、ソース線S1を
−5V、第1のワード線Wa1を−5V、第2のワード
線Wb1を−10Vとするとよい。この場合、メモリト
ランジスタTr1またはTr2のしきい値電圧が5V以
下であれば誤動作は起こらない。この他、周辺回路とし
てベリファイ回路を設けたり、メモリ素子をスプリット
ゲート構造とする、等の方法によっても読み出し時の誤
動作を抑えることができる。
ていないビット線B2〜B32、ソース線S2〜Sn、
第1のワード線Wa2〜Wa32及び第2のワード線W
b2〜Wb32の電位は全て0Vであるとする。
って、その値に限られるわけではない。動作電圧の値
は、選択するメモリセルにおいて書き込み、読みだし及
び消去動作を行うのに必要な電位差を保ちつつ、非選択
のメモリセルにおいて、誤動作を引き起こさない範囲で
あれば、どのような値であっても構わない。
のメモリトランジスタの消去または書き込みを同時に行
うこともできる。例えば、1つのメモリセル(2つのメ
モリトランジスタを有する)、縦1列、横1行、縦複数
列、横複数行、全メモリセル、等の単位で、消去または
書き込みを同時に行うことができる。例えば、1つのメ
モリセル(1、1)において、2つのメモリトランジス
タTr1及びTr2への書き込みを同時に行う場合は、
ソース線S1及びビット線B1を−10V、第1のワー
ド線Wa1及び第2のワード線Wb1を10Vとすれば
よい。また、消去を同時に行う場合は、ソース線S1お
よびビット線B1を10V、第1のワード線Wa1及び
第2のワード線Wb1を−10Vとすればよい。
揮発性メモリとして、実施の形態及び実施例1とは異な
るメモリセル回路図と駆動方法の例を説明する。
するメモリセルの回路図である。図7において、フロー
ティングゲート電極の窪みはオーバーラップ領域を表
す。例えば、図7(A)において、メモリトランジスタ
Tr1のオーバーラップ領域はフローティングゲート電
極−ソース領域間に、メモリトランジスタTr2のオー
バーラップ領域はフローティングゲート電極−ドレイン
領域間に設けられている。また、図7(B)では、メモ
リトランジスタTr1のオーバーラップ領域はフローテ
ィングゲート電極−ドレイン領域間に、メモリトランジ
スタTr2のオーバーラップ領域はフローティングゲー
ト電極−ソース領域間に設けられている。同様に、図7
(C)では、メモリトランジスタTr1のオーバーラッ
プ領域もメモリトランジスタTr2のオーバーラップ領
域もフローティングゲート電極−ドレイン領域間に設け
られている。なお、実施の形態及び実施例1で説明した
不揮発性メモリを構成するメモリセルは、図7(A)の
構造を有する。
モリセル構造を有する不揮発性メモリとその駆動方法に
ついての説明を行う。図7に示した3つのメモリセルの
違いはオーバーラップ領域の位置だけであるから、読み
出し動作、nチャネル型不揮発性メモリの書き込み動
作、pチャネル型不揮発性メモリの消去動作は、実施の
形態及び実施例1と同じ動作方法を用いることができ
る。nチャネル型不揮発性メモリの消去動作、pチャネ
ル型不揮発性メモリの書き込み動作については、オーバ
ーラップ領域の位置に応じて、例えば以下に述べる動作
電圧を用いることができる。
路図について述べる。nチャネル型不揮発性メモリにお
ける、メモリトランジスタTr2の消去動作としては、
例えば、ソース線Sを5V、ビット線Bを0V、第1の
ワード線Waを13V、第2のワード線Wbを−15V
とするとよい。その結果、メモリトランジスタTr2の
オーバーラップ領域にトンネル電流が流れ、フローティ
ングゲート電極に蓄積された電子がソース領域へ放出さ
れる。また、メモリトランジスタTr1の消去を行う場
合は、ソース線Sを0V、ビット線Bを5V、第1のワ
ード線Waを−15V、第2のワード線Wbを13Vと
すればよい。
択メモリセルは、ソース線−ビット線間に電位差が生じ
ているため、非導通状態であることが必要である。上述
した動作電圧を用いる場合には、メモリトランジスタT
r1またはTr2のしきい値電圧が0V以上であること
が必要となる。非選択のメモリセルの導通を抑えるため
には、メモリトランジスタTr2の書き込みを行うとし
て、例えば、ソース線Sを7V、ビット線Bを2V、第
1のワード線Waを15V、第2のワード線Wbを−1
3Vとすればよい。この場合、メモリトランジスタTr
1またはTr2のしきい値電圧が−2V以上であれば、
非選択のメモリセルが導通することはない。なお、周辺
回路としてベリファイ回路を設ける、メモリ素子をスプ
リットゲート構造とする、等の方法によっても、非選択
メモリセルの導通を抑えることができる。
モリトランジスタTr2の書き込み動作としては、例え
ば、ソース線Sを−5V、ビット線Bを0V、第1のワ
ード線Waを−10V、第2のワード線Wbを15Vと
するとよい。その結果、メモリトランジスタTr2のオ
ーバーラップ領域にトンネル電流が流れ、ソース領域か
らフローティングゲート電極へ電子が注入される。ま
た、メモリトランジスタTr1の書き込みを行う場合
は、ソース線Sを0V、ビット線Bを−5V、第1のワ
ード線Waを15V、第2のワード線Wbを−10Vと
すればよい。
メモリセルは、ソース線−ビット線間に電位差が生じて
いるため、非導通状態であることが必要であり、上述し
た動作電圧を用いる場合には、メモリトランジスタTr
1またはTr2のしきい値電圧が0V以下であることが
必要となる。非選択のメモリセルの導通を抑えるために
は、メモリトランジスタTr2の書き込みを行うとし
て、例えば、ソース線Sを−10V、ビット線Bを−5
V、第1のワード線Waを−15V、第2のワード線W
bを10Vとすればよい。この場合、メモリトランジス
タTr1またはTr2のしきい値電圧が5V以下であれ
ば、非選択のメモリセルが導通することはない。なお、
周辺回路としてベリファイ回路を設ける、メモリ素子を
スプリットゲート構造とする、等の方法によっても、非
選択メモリセルの導通を抑えることができる。
ついて述べる。図7(C)のメモリセルの回路図は、メ
モリトランジスタTr1及びTr2の両方において、オ
ーバーラップ領域がフローティングゲート電極−ドレイ
ン領域間に設けられている。
不揮発性メモリの書き込み及び消去動作は、図7(A)
のメモリセルにおけるメモリトランジスタTr2の動作
方法と、図7(B)のメモリセルにおけるメモリトラン
ジスタTr1の動作方法を組み合わせればよい。つま
り、nチャネル型不揮発性メモリにおいて、メモリトラ
ンジスタTr1の消去を行う場合は、図7(B)と同様
に、ソース線Sを0V、ビット線Bを5V、第1のワー
ド線Waを−15V、第2のワード線Wbを13Vと
し、また、メモリトランジスタTr2の消去を行う場合
は、図7(A)と同様に、ソース線S及びビット線Bを
10V、第1のワード線Waを0V、第2のワード線W
bを−10Vとするとよい。また、pチャネル型不揮発
性メモリにおいて、メモリトランジスタTr1の書き込
みを行う場合は、図7(B)と同様に、ソース線Sを0
V、ビット線Bを−5V、第1のワード線Waを15
V、第2のワード線Wbを−10Vとし、また、メモリ
トランジスタTr2の書き込みを行う場合は、図7
(A)と同様に、ソース線S及びビット線Bを−10
V、第1のワード線Waを0V、第2のワード線Wbを
10Vとするとよい。
とすることによって、アライメントずれによるオーバー
ラップ領域の大きさのバラツキを抑えることができる。
図7(A)や(B)のメモリセルの回路構成では、オー
バーラップ領域の製造工程においてアライメントずれが
生じると、メモリトランジスタTr1のオーバーラップ
領域とメモリトランジスタTr2のオーバーラップ領域
が異なった大きさになってしまう。その結果、書き込み
速度と消去速度にばらつきが生じるといった問題が生じ
る。図7(C)のようなメモリセルの回路構成では、そ
のような問題は起こらない。
スタTr1およびTr2の両方において、オーバーラッ
プ領域がフローティングゲート電極−ソース領域間に設
けられているメモリセルについても、図7(A)と
(B)のメモリセルの動作方法を組み合わせることによ
って、書き込み及び消去動作を行うことができる。
側及びドレイン領域側の両側に設けられていても構わな
い。この場合、図7(A)及び(B)の動作方法を自由
に組み合わせることができる。オーバーラップ領域を両
側に設けることによって、一つのオーバーラップ領域に
流れるトンネル電流を低減し、トンネル電流によるメモ
リトランジスタの劣化を抑えることができる。
くてもよい。この場合、オーバーラップ領域にトンネル
電流を流す場合と比較して、より高電圧の書き込み動作
と消去動作が必要となる。
って、その値に限られるわけではない。動作電圧の値
は、選択するメモリセルにおいて書き込み、読みだし及
び消去動作を行うのに必要な電位差を保ちつつ、非選択
のメモリセルにおいて、誤動作を引き起こさない範囲で
あれば、どのような値であっても構わない。
揮発性メモリを構成するメモリセルの上面構造について
説明する。図2は4つのメモリセルの上面図の一例であ
り、例えば、実施の形態や実施例1及び2で説明した不
揮発性メモリを構成するメモリセルアレイの一部分を図
示したものと考えることができる。
う。まず、領域201は半導体活性領域である。半導体
活性領域とは、シリコン基板上に形成される半導体活性
領域、および絶縁表面を有する基板上またはSOI基板
上に形成される半導体活性層を指す。領域204及び2
05はフローティングゲート電極であり、配線206と
207はそれぞれソース線とビット線である。図中にお
いて、黒く塗りつぶされている部分は、その下部の配線
あるいは半導体層とコンタクトをとっていることを示し
ている。また、第1のワード線202と第2のワード線
203は、それぞれフローティングゲート電極204及
び205を覆うように配線されており、コントロールゲ
ート電極を兼ねている。
ト線207を半導体活性領域と重ならないように設けて
いるが、ソース線206及びビット線207と半導体活
性領域を重ねても構わない。そうすることによって、ソ
ース線及びビット線の間隔をさらに小さくし、メモリセ
ル面積を縮小することが可能である。
るメモリセルの上面構造は図2に限られるわけではな
い。実施の形態、実施例1および2に示した回路図であ
れば、他のどのような上面図であっても構わない。
3)は、例えば、図2に示したメモリセルの上面図の線
分ABに関する断面構造と考えることができる。
発性メモリを絶縁表面を有する基板上に作製する方法に
ついて、図8〜図10を用いて説明する。不揮発性メモ
リを構成するTFTとして、メモリセルを構成する2つ
のメモリTFT(nチャネル型TFT)、ならびにメモ
リセルの駆動回路やその他の周辺回路として代表的なC
MOS回路を構成する2つのTFT(pチャネル型TF
Tおよびnチャネル型TFT)を例にとって説明する。
不揮発性メモリは、薄膜技術を用いて作製され得るいか
なる半導体装置の部品とも、一体形成され得ることが理
解される。
揮発性メモリを具備する半導体装置は、結晶性の優れた
半導体活性層を備えたTFTによって構成されることが
望ましく、非晶質の半導体活性膜を備えたTFTでは不
十分である場合が多い。これは、不揮発性メモリの信頼
性の点から良好なゲート絶縁膜が必要となること、良好
なゲート絶縁膜は結晶性の優れた半導体活性層上に形成
されること、また、周辺回路および他の半導体部品を構
成するTFTには、移動度、しきい値電圧等において好
特性が要求されること、等の理由による。本実施例の作
製方法によって得られるTFTは、結晶性の優れた半導
体活性層を有し、本願発明の不揮発性メモリおよび半導
体装置を構成するのに十分な性能を備えている。
板801を準備する(図8(A))。石英基板の代わり
に絶縁膜として窒化珪素膜を形成した石英基板、熱酸化
膜を形成したシリコン基板、セラミックス基板等を用い
ても良い。
公知の成膜法で形成する(図8(A))。なお、非晶質
珪素膜に限定する必要はなく、非晶質半導体膜(微結晶
半導体膜、および非晶質シリコンゲルマニウム膜などの
非晶質構造を含む化合物半導体膜を含む)であれば良
い。
行う。ここから図8(C)までの工程は本出願人による
特開平10−247735号公報を引用することができ
る。同公報ではNi等の元素を触媒として用いた半導体
膜の結晶化方法に関する技術を開示している。
膜811〜813(本実施例では150nm厚の酸化珪素
膜)を形成する。そして、保護膜811〜813の上に
スピンコート法によりニッケル(Ni)を含有する層
(Ni含有層という)814を形成する。なお、レジス
トマスクを利用したイオン注入法、プラズマドーピング
法またはスパッタ法を用いてもよい。
も、コバルト(Co)、鉄(Fe)、パラジウム(P
d)、白金(Pt)、銅(Cu)、金(Au)、ゲルマ
ニウム(Ge)、鉛(Pb)、インジウム(In)等を
用いることができる。
囲気中で570℃、14時間の加熱処理を加え、非晶質
珪素膜802の結晶化を行う。この際、結晶化はNiが
接した領域(Ni添加領域という)821、822を起
点として、基板と概略平行に進行する。このようにして
形成された結晶性珪素膜823は、個々の結晶が比較的
揃った状態で集合しているため、全体的な結晶性に優れ
るという利点がある。なお、加熱処理温度は、好ましく
は500〜700℃(代表的には550〜650℃)と
し、処理時間は、好ましくは4〜24時間とすればよ
い。
11〜813をそのままマスクとして15族に属する元
素(好ましくはリン)をNi添加領域821、822に
添加する。こうして高濃度にリンが添加された領域(リ
ン添加領域という)831、832が形成される。
囲気中で600℃、12時間の加熱処理を加える。この
熱処理は、リンによる金属元素(本実施例ではNi)の
ゲッタリング工程であり、最終的には殆ど全てのNiは
矢印が示すようにリン添加領域831、832に捕獲さ
れてしまう。この工程により結晶性珪素膜833中に残
るNiの濃度はSIMS(質量二次イオン分析)による
測定値で少なくとも2×1017atoms/cm3にまで低減さ
れる。
その触媒がTFTの動作に支障を与えないレベルにまで
低減された結晶性珪素膜833が得られる。その後、保
護膜811〜813を除去し、リン添加領域831、8
32を含まない、結晶性珪素膜833のみを用いた島状
半導体層(以下、半導体活性層という)901〜903
をパターニング工程により形成する(図9(A))。
性層901のうち、後にメモリTFTのオーバーラップ
領域となる領域と、ソース・ドレイン領域となる領域の
一部と、を除く領域をレジストマスク911〜913で
覆い、n型を付与する不純物元素(n型不純物元素とも
いう)の添加を行う(図9(B))。この工程により形
成されるn型不純物領域914、915には、n型不純
物元素が1×1020〜1×1021atoms/cm3(代表的に
は2×1020〜5×1020atoms /cm3)の濃度で含まれ
るようにドーズ量を調節する。n型不純物元素として
は、リン(P)や砒素(As)を用いればよく、本実施
例ではリン(P)を用いる。
除去し、珪素を含む絶縁膜でなる第1のゲート絶縁膜9
21を形成する(図9(C))。第1のゲート絶縁膜9
21の膜厚は後の熱酸化工程による増加分も考慮して1
0〜250nmの範囲で調節すれば良い。なお、メモリT
FTを構成する第1のゲート絶縁膜の厚さを10〜50
nmとし、その他の素子を形成する第1のゲート絶縁膜の
厚さを50〜250nmとしてもよい。また、成膜方法は
公知の気相法(プラズマCVD法、スパッタ法等)を用
いれば良い。本実施例では、40nm厚の窒化酸化シリコ
ン膜をプラズマCVD法により形成する。
加熱処理を加え、熱酸化工程を行う。この熱酸化工程で
は活性層と上記窒化酸化シリコン膜との界面で酸化が進
行し、半導体活性層の膜厚は、最終的に40nmとなる。
なお、酸化雰囲気は酸素雰囲気でも良いし、ハロゲン元
素を添加した酸素雰囲気でも良い。この様にして熱酸化
膜を形成すると、非常に界面準位の少ない半導体/絶縁
膜界面を得ることができる。また、活性層端部における
熱酸化膜の形成不良(エッジシニング)を防ぐ効果もあ
る。
し、パターニングを行いゲート電極922〜925を形
成する(図9(C))。この時、メモリTFTのゲート
電極922、923(後にフローティングゲート電極と
なる)は、n型不純物領域914、915とゲート絶縁
膜921を介して一部重なるように形成する。この重な
った領域は、メモリTFTのオーバーラップ領域とな
る。
ても良いが、必要に応じて二層、三層といった積層膜と
することが好ましい。ゲート電極の材料としては公知の
導電膜を用いることができる。具体的には、タンタル
(Ta)、チタン(Ti)、モリブデン(Mo)、タン
グステン(W)、クロム(Cr)、シリコン(Si)か
ら選ばれた元素でなる膜、または前記元素の窒化物でな
る膜(代表的には窒化タンタル膜、窒化タングステン
膜、窒化チタン膜)、または前記元素を組み合わせた合
金膜(代表的にはMo−W合金、Mo−Ta合金)、ま
たは前記元素のシリサイド膜(代表的にはタングステン
シリサイド膜、チタンシリサイド膜)を用いることがで
きる。
ン(WN)膜と、350nm厚のタングステン(W)膜と
でなる積層膜をスパッタ法により形成する。なお、スパ
ッタガスとしてキセノン(Xe)、ネオン(Ne)等の
不活性ガスを添加すると応力による膜はがれを防止する
ことができる。
加工程を行う。不純物元素としてはn型ならばリン
(P)または砒素(As)、p型ならばボロン(B)、
ガリウム(Ga)またはインジウム(In)等を用いれ
ば良い。
極922〜925をマスクとして自己整合的にn型不純
物元素(本実施例ではリン)を添加し、低濃度不純物領
域(n−領域)931〜935を形成する。この低濃度
不純物領域は、リンの濃度が1×1017atoms/cm3〜1
×1019atoms/cm3となるように調節する。
ネル型TFTの全体、およびnチャネル型TFTの一部
を覆う形でレジストマスク1005、1006を形成
し、n型不純物元素(本実施例ではリン)を添加して高
濃度にリンを含む不純物領域1007〜1011を形成
する。この時、n型不純物元素の濃度は1×1020〜1
×1021atoms/cm3(代表的には2×1020〜5×10
20atoms /cm3)となるように調節する。
ドレイン領域1007、1009、CMOSを構成する
nチャネル型TFTのソース・ドレイン領域1010、
1011および、LDD領域1012が形成される。
トマスク1005、1006を除去し、新たにレジスト
マスク1013、1014を形成する。そして、p型不
純物元素(本実施例ではボロン)を添加し、高濃度にボ
ロンを含む不純物領域1015、1016を形成する。
ここではジボラン(B2H6)を用いたイオンドープ法に
より1×1020〜1×1021atoms/cm3(代表的には2
×1020〜5×1020atoms/cm3)の濃度となるように
ボロンを添加する。こうしてpチャネル型TFTのソー
ス・ドレイン領域1015、1016が形成される(図
10(B))。
を除去し、ゲート電極922〜924をマスクとしてゲ
ート絶縁膜921をドライエッチング法によりエッチン
グした後に、珪素を含む絶縁膜1021を形成する(図
10(C))。絶縁膜1021は、メモリTFTにおい
て、フローティングゲート電極とコントロールゲート電
極の間の第2のゲート絶縁膜となる。絶縁膜1021の
膜厚は10〜250nmとすれば良い。また、成膜方法は
公知の気相法(プラズマCVD法、スパッタ法等)を用
いれば良い。なお、本実施例では、70nm厚の窒化酸化
珪素膜をプラズマCVD法により形成する。
またはp型不純物元素を活性化する。活性化手段として
は、ファーネスアニール、レーザーアニール、ランプア
ニール、またはこれらを組み合わせた方法を用いるとよ
い。本実施例では電熱炉において窒素雰囲気中、550
℃、4時間の熱処理を行う。またこの時、添加工程で受
けた活性層の損傷も修復される。
し、パターニングを行いコントロールゲート電極102
2、1023を形成する(図10(C))。コントロー
ルゲート電極1022、1023は、絶縁膜1021を
介してフローティングゲート電極の一部または全体と重
なるように形成する。
1023は単層の導電膜で形成しても良いが、必要に応
じて二層、三層といった積層膜とすることが好ましい。
ゲート電極の材料としては公知の導電膜を用いることが
できる。本実施例では、50nm厚の窒化タングステン
(WN)膜と、350nm厚のタングステン(W)膜とで
なる積層膜をスパッタ法で形成する。スパッタガスとし
てキセノン(Xe)、ネオン(Ne)等の不活性ガスを
添加すると応力による膜はがれを防止することができ
る。
10(D))。層間絶縁膜1031としては珪素を含む
絶縁膜、有機性樹脂膜、或いはその組み合わせによる積
層膜を用いれば良い。また、膜厚は400nm〜1500
nmとすれば良い。本実施例では、500nm厚の窒化酸化
珪素膜とする。
縁膜1031、及び絶縁膜1021に対してコンタクト
ホールを形成し、ソース・ドレイン配線1032〜10
36を形成する。なお、本実施例では、Ti膜を100
nm、Tiを含むアルミニウム膜を300nm、Ti膜15
0nmをスパッタ法で連続形成した3層構造の積層膜とす
る。勿論、他の公知の導電膜でも良い。
中で、300〜450℃、1〜12時間の熱処理を行い
水素化処理を行う。この工程は熱的に励起された水素に
より半導体膜の不対結合手を水素終端する工程である。
本実施例では、350℃の水素雰囲気で2時間の熱処理
を行い水素化処理を行う。また、水素化の他の手段とし
て、プラズマ水素化(プラズマにより励起された水素を
用いる)を行っても良い。
様な断面構造を有するTFTを作製することができる。
また、本実施例は、オーバーラップ領域を形成する位置
を必要に応じて変えることで、実施例1〜3のいずれの
構成とも組み合わせることが可能である。
は、絶縁表面を有する基板上に形成されたTFTによっ
て構成された半導体装置の部品と一体形成することによ
り、多機能、高機能、および小型の半導体装置を提供す
ることができる。本実施例では、そのような例として、
本願発明の不揮発性メモリ、画素部、画素部の駆動回
路、γ(ガンマ)補正回路を備えた電気光学装置(代表
的には、液晶表示装置およびEL表示装置)を示す。
ある。γ補正とは画像信号に適切な電圧を付加すること
によって、画素電極に印加される電圧とその上の液晶又
はEL層の透過光強度との間に線形関係を作るための補
正である。
であり、本願発明の不揮発性メモリ1102と、画素部
1105と、画素部の駆動回路であるゲート信号側駆動
回路1103およびソース信号側駆動回路1104と、
γ(ガンマ)補正回路1101と、が設けられている。
また、画像信号、クロック信号若しくは同期信号等は、
FPC(フレキシブルプリントサーキット)1106経
由して送られてくる。
実施例4の作製方法によって絶縁表面を有する基板上に
一体形成することができる。なお、液晶またはEL層の
形成を含むTFT形成後の工程については公知の方法を
用いればよい。
1103、1104、およびγ(ガンマ)補正回路11
01については、公知の回路構造を用いれば良い。
性メモリ1102には、パソコン本体やテレビ受信アン
テナ等から送られてきた画像信号にγ補正をかけるため
の補正データが格納(記憶)されている。γ補正回路1
101は、その補正データを参照して画像信号に対する
γ補正を行う。
荷する前に一度格納しておけば良いが、定期的に補正デ
ータを書き換えることも可能である。また、同じように
作製した電気光学装置であっても、微妙に液晶の光学応
答特性(先の透過光強度と印加電圧の関係など)が異な
る場合がある。その場合も、本実施例では電気光学装置
毎に異なるγ補正データを格納しておくことが可能なの
で、常に同じ画質を得ることが可能である。
タを格納して、新たに制御回路を加えることにより、補
正データに基づく複数の色調を自由に選択することも可
能である。
補正データを格納する際、本出願人による特願平11−
143379号に記載された手段を用いることは好まし
い。また、γ補正に関する説明も同出願になされてい
る。また、不揮発性メモリに格納する補正データはデジ
タル信号であるので、必要に応じてD/Aコンバータ若
しくはA/Dコンバータを同一基板上に形成することが
望ましい。
いずれの構成とも自由に組み合わせて実施することがで
きる。
具備する半導体装置であって、実施例5に示した半導体
装置とは異なる例を、図12を用いて説明する。
的には、液晶表示装置およびEL表示装置)のブロック
図を示す。本実施例の電気光学装置には、本願発明の不
揮発性メモリ1203と、SRAM1202と、画素部
1206と、画素部の駆動回路であるゲート信号側駆動
回路1204およびソース信号側駆動回路1205と、
メモリコントローラ回路1201と、が設けられてい
る。また、画像信号、クロック信号若しくは同期信号等
は、FPC(フレキシブルプリントサーキット)120
7経由して送られてくる。
1201とは、SRAM1202および不揮発性メモリ
1203に画像データを格納したり読み出したりという
動作を制御するための制御回路である。
みを行うために設けられている。SRAMの代わりにD
RAMを設けてもよく、また、高速な書き込みが可能な
不揮発性メモリであれば、SRAMを設けなくてもよ
い。
4の作製方法によって絶縁表面を有する基板上に一体形
成することができる。なお、液晶またはEL層の形成を
含むTFT形成後の工程については公知の方法を用いて
作製すれば良い。また、SRAM1202、画素部12
06、ゲート信号側駆動回路1204、ソース信号側駆
動回路1205、およびメモリコントローラ回路120
1については、公知の回路構造を用いれば良い。
ン本体やテレビ受信アンテナ等から送られてきた画像信
号は、1フレーム毎にSRAM1202に格納(記憶)
され、その画像信号はメモリコントローラ回路1201
によって順次画素部1206に入力され表示される。S
RAM1202には少なくとも画素部1206に表示さ
れる画像1フレーム分の画像情報が記憶される。例え
ば、6ビットのデジタル信号が画像信号として送られて
くる場合、少なくとも画素数×6ビットに相当するメモ
リ容量を必要とする。また、メモリコントローラ回路1
201により、必要に応じて、SRAM1202に格納
された画像信号を不揮発性メモリ1203へ格納した
り、不揮発性メモリ1203に格納された画像信号を画
素部1206へ入力し表示したりすることができる。
モリ1203に格納する画像データはデジタル信号であ
るので、必要に応じてD/Aコンバータ若しくはA/D
コンバータを同一基板上に形成することが望ましい。
示された画像を常にSRAM1202に記憶しており、
画像の一時停止を容易に行うことができる。さらにSR
AM1202に記憶された画像信号を不揮発性メモリ1
203へ格納したり、不揮発性メモリ1203に記憶さ
れた画像信号を画素部へ入力することによって、画像の
録画および再生といった動作を容易に行うことができ
る。そして、ビデオデッキ等に録画することなくテレビ
放送を自由に一時停止することや、録画、再生を行うこ
とが可能となる。
RAM1202と不揮発性メモリ1203の記憶容量に
依存する。少なくとも1フレーム分の画像信号を格納す
ることにより、静止画の録画と再生が可能となる。さら
に、数百フレーム、数千フレーム分といった画像情報を
格納しうる程度まで不揮発性メモリ1203のメモリ容
量を増やすことができれば、数秒若しくは数分前の画像
を再生(リプレイ)することも可能となる。
いずれの構成とも自由に組み合わせて実施することがで
きる。
は、TFTで構成された半導体装置の部品と一体形成す
るによって、実施例5、6に示したような多機能、高機
能および小型の電気光学装置を提供することが可能とな
る。本願発明の不揮発性メモリと一体形成を行う半導体
装置の例としては、アクティブマトリクス型またはパッ
シブマトリクス型の液晶表示装置、アクティブマトリク
ス型またはパッシブマトリクス型のEL表示装置等が挙
げられる。本実施例ではアクティブマトリクス型液晶表
示装置について述べる。
晶表示装置の回路図である。図13(A)において、ア
クティブマトリクス型液晶表示装置は、画素1304が
マトリクス状に配置された画素部1301と、ソース信
号側駆動回路1302と、ゲート信号側駆動回路130
3とを有する。
04の拡大図を図13(B)に示す。画素1304は、
スイッチング用TFT1311、液晶素子1314およ
びコンデンサ1315を有し、スイッチング用TFT1
311のゲート電極はゲート信号線1312に、ソース
電極とドレイン電極のいずれか一方がソース信号線13
13に接続されている。スイッチング用TFT1311
のソース電極とドレイン電極の残る一方は、液晶131
4およびコンデンサ1315に接続されている。また、
液晶素子1314およびコンデンサ1315の残る一方
の電極には所定の電位が与えられる。
は、配線1316に接続せずに、専用の電源供給線に接
続しても構わない。さらに、コンデンサ1315を設け
なくても良い。また、スイッチング用TFT1311は
nチャネル型TFTでもpチャネル型TFTでもよい。
例のアクティブマトリクス型液晶表示装置に一体形成す
る場合、実施例1〜6のいずれの構成を組み合わせても
良い。
揮発性メモリと一体形成を行う半導体装置の例として、
アクティブマトリクス型EL表示装置について述べる。
L表示装置の回路図である。図14(A)において、ア
クティブマトリクス型EL表示装置は、画素1404が
マトリクス状に配置された画素部1401と、ソース信
号側駆動回路1402と、ゲート信号側駆動回路140
3とを有する。
04の拡大図を図14(B)に示す。画素1404は、
スイッチング用TFT1411、EL駆動用TFT14
14、EL素子1416を有し、スイッチング用TFT
1411のゲート電極はゲート信号線1412に、ソー
ス電極とドレイン電極のいずれか一方がソース信号線1
413に接続されている。スイッチング用TFT141
1のソース電極とドレイン電極の残る一方は、EL駆動
用TFT1414のゲート電極に接続されている。ま
た、EL駆動用TFT1414のソース電極が電源供給
線1415に、ドレイン電極がEL素子1416に接続
されている。EL素子1416のもう一方の電極には所
定の電位が与えられる。
電極と電源供給線1415の間にコンデンサを設けても
よい。また、EL駆動用TFTとしてnチャネル型TF
Tを用いる。スイッチング用TFT1411はnチャネ
ル型TFTでもpチャネル型TFTでもよい。
例のアクティブマトリクス型EL表示装置に一体形成す
る場合、実施例1〜6のいずれの構成を組み合わせても
良い。
は、様々な用途がある。本実施例では、本願発明の不揮
発性メモリを用いた電子機器について説明する。
ラ、デジタルカメラ、プロジェクター(リア型またはフ
ロント型)、ヘッドマウントディスプレイ、ゴーグル型
ディスプレイ、ゲーム機、カーナビゲーション、パーソ
ナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコンピュー
タ、携帯電話または電子書籍等)などが挙げられる。そ
れらの一例を図15、16に示す。
2001、支持台2002、表示部2003等を含む。
本願発明の不揮発性メモリは、表示部2003やその他
の信号制御回路と一体形成されてもよい。
2101、表示部2102、音声入力部2103、操作
スイッチ2104、バッテリー2105、受像部210
6で構成される。本願発明の不揮発性メモリは、表示部
2102やその他の信号制御回路と一体形成されてもよ
い。
イの一部(右片側)であり、本体2201、信号ケーブ
ル2202、頭部固定バンド2203、表示部220
4、光学系2205、表示装置2206等を含む。本願
発明の不揮発性メモリは表示装置2206やその他の信
号制御回路と一体形成されてもよい。
装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体230
1、記録媒体2302、操作スイッチ2303、表示部
2304、2305等で構成される。なお、この装置は
記録媒体としてDVD(Digital Versatile Disc)、C
D等を用い、音楽鑑賞や映画鑑賞やゲームやインターネ
ットを行うことができる。本願発明の不揮発性メモリは
表示部2304やその他の信号制御回路と一体形成され
てもよい。
あり、本体2401、表示部2402、アーム部240
3を含む。本願発明の不揮発性メモリは表示部2402
やその他の信号制御回路と一体形成されてもよい。
あり、本体2501、筐体2502、表示部2503、
キーボード2504等で構成される。本願発明の不揮発
性メモリは、表示部2503やその他の信号制御回路と
一体形成されてもよい。
01、音声出力部2602、音声入力部2603、表示
部2604、操作スイッチ2605、アンテナ2606
等を含む。本願発明の不揮発性メモリは表示部2604
やその他の信号制御回路と一体形成されてもよい。
カーオーディオであり、本体2701、表示部270
2、操作スイッチ2703、2704等を含む。本願発
明の不揮発性メモリは表示部2702やその他の信号制
御回路と一体形成されてもよい。また、本実施例では車
載用オーディオを示すが、携帯型や家庭用の音響再生装
置に用いても良い。
広く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能で
ある。また、本実施例の電子機器は実施例1〜8のどの
ような組み合わせからなる構成を用いても実現すること
ができる。
ルを2つのメモリトランジスタによって構成することに
より、メモリセルを1つのメモリトランジスタと1つの
選択トランジスタによって構成する従来のフル機能EE
PROM同様の機能を保ちつつ、同じメモリセル面積で
2倍のメモリ容量を実現することが可能となる。
低コストなフル機能EEPROMを提供することが可能
となる。
で構成された他の半導体部品と絶縁表面を有する基板上
に一体形成することにより、高機能または多機能であ
り、小型の半導体装置を提供することができる。
す図。
リセルの上面図。
リセルの断面図。
図。
ルの断面図。
す図。
リセルの回路図。
す図。
す図。
す図。
学装置のブロック図。
学装置のブロック図。
成を示す図。
成を示す図。
器。
器。
Claims (12)
- 【請求項1】メモリセルがマトリクス状に配置されたメ
モリセルアレイと、メモリセルの駆動回路と、を少なく
とも備えた不揮発性メモリであって、 前記メモリセルは2つのメモリトランジスタを有するこ
とを特徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項2】メモリセルがマトリクス状に配置されたメ
モリセルアレイと、メモリセルの駆動回路と、複数の第
1のワード線と、複数の第2のワード線と、複数のビッ
ト線と、複数のソース線と、を少なくとも備えた不揮発
性メモリであって、 前記メモリセルは第1のメモリトランジスタと第2のメ
モリトランジスタとを有し、 前記第1のメモリトランジスタと前記第2のメモリトラ
ンジスタとは直列に接続されており、 前記第1のメモリトランジスタのゲート電極は前記第1
のワード線に接続されており、 前記第2のメモリトランジスタのゲート電極は前記第2
のワード線に接続されており、 前記第1のメモリトランジスタのソース電極またはドレ
イン電極の残る一方は前記ビット線に接続されており、 前記第2のメモリトランジスタのソース電極またはドレ
イン電極の残る一方は前記ソース線に接続されているこ
とを特徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記不
揮発性メモリは1ビット毎の書き込み及び1ビット毎の
消去が可能であることを特徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項4】請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記
載の不揮発性メモリであって、前記メモリセルへの書き
込み及び消去はトンネル電流によって行われることを特
徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項5】請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記
載の不揮発性メモリであって、書き込みを行うメモリセ
ルに接続されるソース線とビット線とは、書き込み時に
おいて同電位であることを特徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれか1項にお
いて、前記第1及び前期第2のメモリトランジスタはそ
れぞれ、ソース領域と、ドレイン領域と、チャネル形成
領域と、第1のゲート絶縁膜と、フローティングゲート
電極と、第2のゲート絶縁膜と、コントロールゲート電
極と、を少なくとも備えており、 前記第1及び前期第2のメモリトランジスタにおいてそ
れぞれ、前記ソース領域または前記ドレイン領域のいず
れか一方または両方と前記フローティングゲート電極と
は、前記第1のゲート絶縁膜を介して一部重なっている
ことを特徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項7】請求項1乃至請求項6のいずれか1項にお
いて、前記メモリセルを構成する2つのメモリトランジ
スタはいずれもnチャネル型トランジスタであることを
特徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項8】請求項1乃至請求項6のいずれか1項にお
いて、前記メモリセルを構成する2つのメモリトランジ
スタはいずれもpチャネル型トランジスタであることを
特徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項9】請求項1乃至請求項8のいずれか1項にお
いて、前記メモリセルアレイと前記メモリセルの駆動回
路は絶縁表面を有する基板上に一体形成されることを特
徴とする不揮発性メモリ。 - 【請求項10】絶縁表面を有する基板上に複数の画素が
マトリクス状に配置された画素部と、前記複数の画素を
駆動するTFTで構成された画素駆動回路と、請求項9
に記載の不揮発性メモリと、を少なくとも備えた半導体
装置であって、 前記画素部と前記画素駆動回路と前記不揮発性メモリと
は、前記絶縁表面を有する基板上に一体形成されること
を特徴とする半導体装置。 - 【請求項11】請求項10において、前記半導体装置と
は、液晶表示装置、或いはEL表示装置であることを特
徴とする半導体装置。 - 【請求項12】請求項10において、前記半導体装置と
は、ディスプレイ、ビデオカメラ、DVDプレーヤー、
ヘッドマウントディスプレイ、パーソナルコンピュー
タ、携帯電話、カーオーディオであることを特徴とする
半導体装置。
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