JP2000188346A - 酸化膜/窒化膜/酸化膜誘電層の形成方法 - Google Patents

酸化膜/窒化膜/酸化膜誘電層の形成方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化膜/窒化膜/酸化膜(ONO)誘電層の
形成方法を提供する。 【解決手段】 半導体基板100の上部に形成されたポ
リシリコンパターンと、ポリシリコンパターンを含む半
導体基板の上部に順次に積層された第1酸化膜層114
/窒化膜層116/第2酸化膜層118を備えて、ポリ
シリコンパターンの端での第1酸化膜層114の厚さに
対するポリシリコンパターンの上部面、または側面での
第1酸化膜層厚さの比が約1.4以下であることを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置及びそ
の製造方法に関し、特に酸化膜/窒化膜/酸化膜(ON
O)の誘電層を有する半導体装置及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリ装置は、DRAM(Dynami
c Random Access Memory)及びSRAM(Static Rando
m Access Memory)のように時間の経過によりデータを
消失する揮発性としてデータの入・出力が速いRAM製
品と、一回のデータの入力によりその状態は維持可能で
あるが、データの入・出力が遅いROM(Read Only Me
mory)製品とに大別される。このようなROM製品中
で、電気的な方法でデータを記録及び消去することので
きるEEPROM(electrically erasable and progra
mmable ROM)とフラッシューメモリに対する需要が増え
つつある。前記フラッシューメモリ装置は、高速に電気
的消去できるEEPROMの進歩されたものであって、
回路ボードから除去せずに、F−Nトンネリング(Fowl
er−Nordheimtunneling)、または熱電子(hot electro
n)を用いて、電気的にデータの入・出力を制御するも
のである。
【0003】特に、高集積フラッシューメモリ装置は、
磁気ディスクメモリ(magnetic disk memory)装置を代
替できることに期待される。これは、小さいセル面積と
速いアクセス時間(access time)、そして少ない電力
消耗などの利点を有しているためである。しかし、フラ
ッシューメモリ装置が磁気ディスクメモリを代替するた
めには、ビット当たり原価をもっと低減しなければなら
ず、このために、工程回数を減少させ、セルの大きさを
もっと縮小させることが要求される。これによって、半
導体基板にアクティブ領域を定義するためのアクティブ
パターンとフローティングゲートのパターンを同一に形
成することによって、ビットライン間の離隔距離を縮小
させてメモリセルのサイズを減少させることができる、
いわゆる、自己整列された浅いトレンチ素子分離(self
−aligned shallow trench isolation;以下、‘SA−
STI’という。)構造を有するフラッシューメモリセ
ルが提案されている。
【0004】通常のSA−STI構造を有するフラッシ
ューメモリセルは、STI領域によりアクティブ領域が
定義されたシリコン基板の上部にF−Nトンネリングの
ためのトンネル酸化膜層を介して形成されたフローティ
ングゲートと、フローティングゲートの上部に層間誘電
層を介して形成されたコントロールゲートのスタック形
ゲート構造に形成される。
【0005】データの貯蔵はコントロールゲートと基板
に適宜な電圧を印加して、フローティングゲートに電子
を取り込むか、取り出すことによって行われる。この
時、層間誘電層は、フローティングゲートに充填された
電荷特性を維持させ、コントロールゲートの電圧をフロ
ーティングゲートに伝達する役割をする。コントロール
ゲートに印加した電圧をフローティングゲートに多く誘
導するためには、フローティングゲートとコントロール
ゲートとの間で高いカップリング係数を維持しなければ
ならない。
【0006】カップリング係数(R)は、
【数1】 であるので、カップリング係数を増加させるためには、
層間誘電層のキャパシタンスCONOを増加させなければ
ならない(ここで、CTOはトンネル酸化膜層のキャパシ
タンスである)。
【0007】また、キャパシタンス(C)は、
【数2】 (ここで、εは誘電定数であり、A及びTはそれぞれ層
間誘電層の面積及び厚さである。)の式を満足するの
で、結果的に高いカップリング係数を得るためには、層
間誘電層の面積を増加させるか、厚さを減少させなけれ
ばならない。
【0008】しかし、ドーピングされたポリシリコンか
らなるフローティングゲートの上部に薄い熱酸化膜を形
成することは現実的に非常に難しいだけでなく、漏洩電
流が増加するとの問題があるため、現在は層間誘電層と
して、酸化膜より誘電定数が大きい酸化膜/窒化膜/酸
化膜の複合膜を主に用いている。即ち、熱酸化工程によ
り第1酸化膜を成長させた後、その上部に低圧化学気相
蒸着(low pressure chemical vapor deposition;LP
CVD)方法で窒化膜を蒸着し、さらに熱酸化工程によ
り第2酸化膜を成長させる。例えば、256Mb級以上
のフラッシューメモリ装置においては、フローティング
ゲートに用いられるドーピングされた第2ポリシリコン
層を酸化させ、約100Å厚さの第1酸化膜を成長させ
た後、その上に約130Å厚さの窒化膜を蒸着し、この
窒化膜を酸化させ、約40Å厚さの第2酸化膜を成長さ
せることにより等価酸化膜の厚さが約100〜200Å
である層間誘電層を形成する。
【0009】第2酸化膜は、酸化膜に比べて構造的に緻
密でない窒化膜で発生し得るピンホール(pin−hole)
を防ぐためのもので、ONO誘電層の絶縁特性を左右す
る。第2酸化膜は、ベアシリコン基板(bare silicon s
ubstrate)上で1500〜2000Å程の厚さに成長さ
れるように湿式酸化法により形成するが、基板の全面に
窒化膜が覆われているので、窒化膜上では約20〜70
Å厚さに成長するようになる。湿式酸化法として150
0〜2000Å厚さの第2酸化膜を形成させるために
は、通常、950℃以上の高温工程が伴われれるので、
トンネル酸化膜層と接触しているフローティングゲート
のポリシリコングレインが大いに成長して、トンネル酸
化膜層に応力を加えてトンネル酸化膜層を劣化させるこ
とができる。これを防止するために第2酸化膜をとても
薄く形成する場合にはかえって漏洩電流が増える。
【0010】また、ポリシリコンのドーピング濃度が高
いほど、その上に形成される熱酸化膜は酸化増進(oxid
ation enhancement)効果により厚さが増加するので、
フローティングゲートの上部に形成される第1酸化膜の
厚さを薄くコントロールすることがずいぶん難しい。1
G級以上の超高集積フラッシューメモリ装置において
は、ONO層間誘電層の厚さ目標が約110〜140Å
になろうと予測されるので、層間誘電層の酸化膜を熱酸
化方法で形成する場合には膜厚さを減少させて、カップ
リング係数を高めることに限界がある。
【0011】また、熱酸化工程でフローティングゲート
の上部に層間誘電層の第1酸化膜を形成すると、ドーピ
ングされたポリシリコンからなるフローティングゲート
の端ではシリコン格子が少なくて、酸素とシリコン間の
反応が少なく生じる。従って、フローティングゲートの
端で第1酸化膜の厚さがフローティングゲートの側面、
または上部面での厚さに比べてずっと薄くようになっ
て、この部位に電界が集中されることにより絶縁破壊
(breakdown)特性が低下される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、高い信頼性のONO誘電層を有する半導体装置を提
供することにある。本発明の他の目的は、キャパシタン
スを増加させて信頼性を向上させることができるONO
誘電層を有する半導体装置の製造方法を提供することに
ある。本発明のさらなる他の目的は、高いカップリング
係数を有する非揮発性メモリ装置の製造方法を提供する
ことにある。
【0013】
【課題が解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明は、半導体基板の上部に形成されたポ
リシリコンパターン、及び前記ポリシリコンパターンを
含む前記半導体基板の上部に順次に積層された第1酸化
膜層/窒化膜層/第2酸化膜層を備えて、前記ポリシリ
コンパターンの端での前記第1酸化膜層厚さに対する前
記ポリシリコンパターンの上部面、または側面での前記
第1酸化膜層厚さの比が約1.4以下であることを特徴
とする半導体装置を提供する。
【0014】また、前記目的を達成するために、本発明
は、半導体基板の上部に形成されたポリシリコンパター
ン、前記ポリシリコンパターンを含む前記半導体基板の
上部に低圧化学気相蒸着方法で形成された第1酸化膜
層、前記第1酸化膜層の上部に形成された窒化膜層、及
び前記窒化膜層の上部に低圧化学気相蒸着方法で形成さ
れた第2酸化膜層を備えて、前記ポリシリコンパターン
の端での前記第1酸化膜層厚さに対する前記ポリシリコ
ンパターンの上部面、または側面での前記第1酸化膜層
厚さの比が約1.4以下であることを特徴とする半導体
装置を提供する。
【0015】好ましくは、第1酸化膜層は5%以下の窒
素を含む表面層を有する。好ましくは、第2酸化膜層は
5%以下の窒素を含む表面層を有する。好ましくは、ポ
リシリコンパターンは少なくとも一つの凹凸部を有す
る。
【0016】前記他の目的を達成するために、本発明
は、第1酸化膜/窒化膜/第2酸化膜の誘電層を有する
半導体装置の製造方法において、(a)半導体基板の上
部に650〜800℃の温度及び1〜100Paの圧力
で低圧化学気相蒸着方法で第1酸化膜層を蒸着する段
階、(b)N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気下で
前記半導体基板を第1アニリング(annealing)して前記
第1酸化膜層内に5%以下の窒素を含む表面層を形成す
る段階、(c)前記第1酸化膜層の上部に窒化膜層を蒸
着する段階、(d)前記窒化膜層の上部に650〜80
0℃の温度及び1〜100Paの圧力で低圧化学気相蒸
着方法で第2酸化膜層を蒸着する段階、(e)N2O、
またはNOあるいはNH3雰囲気下で前記半導体基板を
第2アニリングして前記第2酸化膜層内に5%以下の窒
素を含む表面層を形成する段階を備えることを特徴とす
る半導体装置の製造方法を提供する。
【0017】好ましくは、第1アニリング段階は700
〜1000℃の温度で実施する。好ましくは、第1アニ
リング段階前に乾式、または湿式酸化を実施する段階を
さらに備える。好ましくは、第2アニリング段階は70
0〜1000℃の温度で実施する。好ましくは、第2ア
ニリング段階前に乾式、または湿式酸化を実施する段階
をさらに備える。好ましくは、(a)段階と(b)段階
はインシチュー(in-situ)に進行する。好ましくは、
(d)段階と(e)段階はインシチューに進行する。好
ましくは、(a)段階乃至(e)段階はインシチューに
進行する。
【0018】前記さらなる他の目的を達成するために、
本発明は、フローティングゲートと前記フローティング
ゲートの上部に層間誘電層を介して形成されたコントロ
ールゲートのスタック形ゲートメモリセルを有する非揮
発性メモリ装置の製造方法において、半導体基板の上部
にアクティブ領域を定義するための素子分離領域を形成
する段階と、前記素子分離領域が形成された前記半導体
基板の上部にフローティングゲートに用いられるポリシ
リコン層を蒸着する段階と、(a)前記ポリシリコン層
が形成された前記半導体基板の上部に650〜800℃
の温度及び1〜100Paの圧力で低圧化学気相蒸着方
法で第1酸化膜層を蒸着する段階、(b)N2O、また
はNOあるいはNH3雰囲気下で前記半導体基板を第1
アニリングして前記第1酸化膜層内に5%以下の窒素を
含む表面層を形成する段階、(c)前記第1酸化膜層の
上部に窒化膜層を蒸着する段階、(d)前記窒化膜層の
上部に650〜800℃の温度及び1〜100Paの圧
力で低圧化学気相蒸着方法で第2酸化膜層を蒸着する段
階、(e)N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気下で
前記半導体基板を第2アニリングして前記第2酸化膜層
内に5%以下の窒素を含む表面層を形成する段階からな
る層間誘電層を形成する段階と、前記層間誘電層の上部
にコントロールゲートに用いられるポリシリコン層を蒸
着する段階をさらに備えることを特徴とする非揮発性メ
モリ装置の製造方法を提供する。
【0019】素子分離領域を形成する段階は、半導体基
板の上部にトンネル酸化膜層及びフローティングゲート
に用いられるポリシリコン層を順次に蒸着する段階、ポ
リシリコン層の上部にハードマスク層を形成し、ハード
マスク層をアクティブパターンにパタニング(patterni
ng)する段階、パタニングされたハードマスク層を用い
てポリシリコン層及び半導体基板を食刻しトレンチを形
成する段階、パタニングされたハードマスク層の上部及
びトレンチの内部にトレンチが埋め込まれるように酸化
膜を蒸着する段階、及び酸化膜を食刻してポリシリコン
層を露出させる段階を備える。
【0020】好ましくは、ポリシリコン層は600℃以
上の温度で結晶状にインシチュードーピングしつつ蒸着
する。または、結晶状の薄膜を蒸着する第1段階、イン
シチュードーピングしつつ非晶質状の薄膜を蒸着する第
2段階、及び結晶状の薄膜を蒸着する第3段階にポリシ
リコン層を蒸着する。好ましくは、フローティングゲー
トに用いられるポリシリコン層を蒸着する段階で、ポリ
シリコン層を少なくとも一つの凹凸部が形成されるよう
にパタニングすることができる。
【0021】上述したように本発明によると、ONO誘
電層で下部及び上部の酸化膜をLPCVD方法で形成
し、その厚さを薄くコントロールすることによりカップ
リング係数を増加させることができる。また、各LPC
VD工程後、N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気の
アニリングを実施してLPCVD酸化膜を緻密化(dens
ification)することにより、漏洩電流を減少させて、
電荷維持(charge retention)特性を向上させることが
できる。また、N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気
のアニリングによりONO誘電層の各LPCVD酸化膜
内に5%以下の窒素を含む表面層を形成することによ
り、界面トラップ密度を減少させてONO誘電層の絶縁
破壊特性を向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照しつつ本発明
の望ましい実施形態を詳細に説明する。図1は本発明に
よるフラッシューメモリ装置の平面図であり、図2及び
図3は図1のビットライン方向及びワードライン方向に
従うメモリセルの断面図である。
【0023】図1を参照すると、本発明のフラッシュー
メモリセルは、ストリング選択ライン(string select
line;SSL)と接地選択ライン(ground select lin
e;GSL)をそれぞれゲートにする二つの選択トラン
ジスタにワードライン(W/L1、W/L2、…、W/
L16)123をゲートにする複数のセルトランジスタ
が直列に連結されて一つのストリング(string)を構成
する。ストリングはビットライン(B/L1、B/L
2、…)137に複数個並列に連結され一つのブロック
を構成し、このブロックはビットラインコンタクト13
2を中心に対称的に配置されている。
【0024】図2及び図3を参照すると、ストリング選
択トランジスタ(SST)と接地選択トランジスタ(G
ST)は、データを貯蔵するフローティングゲートが不
要なトランジスタであるので、メモリセルアレイ内の素
子分離領域の上部でバッティングコンタクト125を通
じてフローティングゲート104、112とコントロー
ルゲート123を金属リンク(metal link)に連結す
る。従って、選択トランジスタ(SST,GST)は電
気的に1層のゲートを有するMOSトランジスタとして
動作するようになる。ストリング選択トランジスタ(S
ST)のドレインにはビットラインコンタクトホール1
32を通じてビットライン137が連結され、接地選択
トランジスタ(GST)のソースには共通ソースライン
(common source line;CSL)(図示せず)が連結さ
れる。
【0025】ビットライン137は抵抗を減少させるた
めにポリシリコン層134と金属シリサイド層136が
積層されたポリサイド構造に形成される。好ましくは、
ビットラインコンタクトホール132下部の接合濃度は
セルトランジスタのソース/ドレインより高い濃度にド
ーピングされる。セルトランジスタはSTI領域110
によりアクティブ領域が定義された半導体基板100の
上部にF−Nトンネリングのためのトンネル酸化膜層1
02を介して形成されたフローティングゲート104、
112と、フローティングゲート104、112の上部
に層間誘電層119を介して形成されたコントロールゲ
ート123のスタック形ゲート構造に構成される。好ま
しくは、セルトランジスタのソース/ドレイン領域12
8はN-領域とN+領域からなったLDD構造に形成され
る。
【0026】フローティングゲートはアクティブパター
ンと同じようにパタニングされた第1ポリシリコン層1
04と、アクティブ領域とアクティブ領域の両側のST
I領域110の縁の一部領域にわたるようにパタニング
された第2ポリシリコン層112とからなる。SA−S
TI構造のフラッシューメモリセルによると、アクティ
ブパターンと同じように形成される第1ポリシリコン層
104の面積が既存のフローティングゲート面積より小
さくなるので、カップリング係数を高く維持するため
に、第2ポリシリコン層112を追加蒸着してフローテ
ィングゲートの側壁高さを増加させることにより層間誘
電層119の面積を大きくする。
【0027】コントロールゲート123は、隣接のセル
のコントロールゲート123と連結されてワードライン
を形成し、低い比抵抗値を有するためにポリシリコン層
120と金属シリサイド層122が積層されたポリサイ
ド構造に形成される。層間誘電層119は、フローティ
ングゲート104、112に充填された電荷特性を維持
させ、コントロールゲート123の電圧をフローティン
グゲート104、112に伝達するためのもので、第1
酸化膜114/窒化膜116/第2酸化膜118の複合
膜に形成する。従来にはONO誘電層の各酸化膜を熱酸
化工程に形成したが、本発明では、第1酸化膜114及
び第2酸化膜116をそれぞれ650〜800℃の温度
及び1〜100Paの圧力で、LPCVD方法で蒸着し
てからN2O、またはNOあるいはNH3雰囲気でアニリ
ングする。
【0028】一般的に、LPCVD方法は250Pa以
下の低圧で蒸着するので、反応ガス分子の拡散度を増加
させ優れた均一性(uniformity)及び等角の段差塗布性
(conformal step coverage)を有する膜を得ることが
できる。また、低圧動作はガス上反応を減少させて微粒
子汚染を抑制することができ、APCVDやPECVD
方法に比べて比較的高温で蒸着が起こすため緻密な膜を
得ることができる。従って、650〜800℃の温度及
び1〜100Paの圧力でLPCVD酸化膜を蒸着する
と、低圧による遅い蒸着速度により酸化膜の厚さを薄く
コントロールすることができ、APCVD、またはPE
CVD酸化膜に比べてもっと緻密な膜を形成することが
できる。また、LPCVD酸化膜を蒸着した後、N
2O、またはNOあるいはNH3雰囲気のアニリングによ
り膜をもっと緻密化するので、最終的に熱酸化膜とほぼ
同一な膜特性を持ちながら、その厚さがずっと減少され
た酸化膜を得ることができる。従って、本発明による
と、ONO層間誘電層119の厚さを減少させカップリ
ング係数を増加させることができ、膜の緻密化により漏
洩電流が減少され電荷維持特性が向上する。
【0029】本発明によるONO層間誘電層119で第
1及び第2LPCVD酸化膜114、118は、それぞ
れN2O、またはNOあるいはNH3雰囲気のアニリング
により5%以下の窒素を含む表面層を有するようにな
る。即ち、LPCVD酸化膜114、118の表面でS
i−ダングリングボンド(dangling bond)が減少され、
結合力が強いSi−N結合が形成される。この結合はフ
ローティングゲート112から注入される熱電子(hot
electron)により破壊されにくく、熱や電界応力下にも
安定した膜を作る。フローティングゲート112と第1
酸化膜114との界面近所に存在する窒素は、注入され
た電子が第1酸化膜114内にトラップされにくくする
ようにし、第1酸化膜114内の破れた結合サイト(si
te)にトラップされる熱電子数を減少させる。従って、
界面トラップ密度が減少されて膜の絶縁破壊特性が向上
する。また、第2酸化膜118と第1酸化膜114内に
それぞれ形成された窒素表面層は後続熱処理工程による
コントロールゲート134、またはフローティングゲー
ト112にドーピングされているドーパントの外拡散
(out−diffusion)を物理的に阻止する役割をする。
【0030】一般的に窒素は最外殻電子が5であるの
で、酸化膜と下地層との界面では、3個のシリコン原子
と結合するのに対して、酸化膜のバルク内では2個のシ
リコン原子と結合して一つの電子が残るようになる。こ
の電子はバルク内でダングリングボンドに残るようにな
り、後続く酸化工程時、水素(H)が十分に存在する
と、このダングリングボンドが水素により埋められるよ
うになる。しかし、窒素が5%以上含まれる場合には、
後続酸化工程を進行した後にも酸化膜のバルク内にダン
グリングボンドが多量存在するようになって、これらが
トラップサイト(trap site)に作用することによって漏
洩電流を発生させる原因になる。従って、本発明ではN
2O、またはNOあるいはNH3雰囲気のアニリングによ
り5%以下の窒素を含む表面層を有するLPCVD酸化
膜を形成することにより、漏洩電流を減少させて高信頼
性の酸化膜を得ることができる。
【0031】図2及び図3において、説明のない符号1
24はワードラインキャッピング層であり、説明のない
符号130はゲートとビットライン137を絶縁させる
ための第1層間絶縁層であり、説明のない符号138は
ビットライン137と金属配線層(図示せず)を絶縁さ
せるための第2層間絶縁層である。
【0032】図4は図3の‘B’を拡大して示した概略
図である。図4を参照すると、本発明のONO層間誘電
層119は第1及び第2酸化膜114、118が優れた
均一性及び等角塗布性を有するLPCVD方法で形成す
るので、熱酸化工程を用いる従来の方法に比べてフロー
ティングゲート112の全面に均一な厚さで蒸着され
る。一般的に、90°にパタニングされたフローティグ
ゲートの全面に熱酸化方法に酸化膜を形成する場合、フ
ローティングゲートの上部面での酸化膜の厚さを1とす
る時、フローティングゲートの端での酸化膜の厚さは、
【数3】 になる。従って、本発明によるLPCVD方法で形成さ
れる第1酸化膜114は、フローティングゲート112
の端(a)での第1酸化膜114厚さに対するフローテ
ィングゲート112の側面、または上部面での第1酸化
膜114厚さ(b、c)の比が約1.4以下に形成され
る。
【0033】図5乃至図9は、本発明の一実施形態によ
るフラッシューメモリ装置の製造方法を説明するための
断面図として、メモリセルをワードライン方向に切った
断面図である。図5は第1ポリシリコン層104及びト
レンチ108を形成する段階である。
【0034】P形半導体基板100の表面に写真及びイ
オン注入工程を用いてN形不純物を注入してから、高温
熱処理によりこのN形不純物を所定の深さまで拡散させ
ることにより、N形ウェル(well)(図示せず)を形成す
る。写真及びイオン注入工程を用いてN形ウェルを除い
た基板表面及びN形ウェル内のセルアレイ領域にP形不
純物を注入してから、これを高温熱処理により拡散させ
ることにより、P形ウェル(図示せず)を形成する。通
常は周辺回路部のPMOSトランジスタが形成されるウ
ェルをP形ウェル、N形ウェル内のセルアレイ領域に形
成されるウェルをポケットP形ウェル(pocket p-wel
l)という。
【0035】続いて、基板100の上部に酸化膜層、ま
たはオクシナイトライド層(oxynitride)を約70〜1
00Åの厚さで薄く成長させることによりセルトランジ
スタのトンネル酸化膜層102を形成する。フラッシュ
ーメモリ装置の特徴中の一つである貯蔵されたデータを
保存する能力はトンネル酸化膜層102の信頼性に基づ
くので、‘プログラミング’と‘除去’動作を繰り返す
回数に制限的な要素として作用するようになる。通常的
にメモリ製品として用いるためには、100万回以上の
‘プログラミング’と‘除去’動作が反復できなければ
ならない。好ましくは、700mTorr以下の低い圧力で
ゲッタリング(gettering)のため少量のHClガスを添
加しつつ、O2、H2及びN2Oガスを用いた湿式酸化方
法で耐久性(endurance)が優れたトンネル酸化膜層1
02を形成する。このように低圧でトンネル酸化膜層1
02を形成するようになると、膜の緻密性を増加させな
がら、厚さを容易にコントロールすることができる。
【0036】続いて、トンネル酸化膜層102の上部に
フローティングゲートに用いられる第1ポリシリコン層
104をLPCVD方法により約300〜1000Åの
厚さで形成する。通常、ゲートに用いられるポリシリコ
ン膜は約620℃の温度で結晶状に蒸着された後、PO
Cl3拡散やイオン注入により高濃度のN形不純物にド
ーピングされる。しかし、POCl3拡散やイオン注入
によるドーピング方法は、すでに形成されているポリシ
リコン膜の結晶粒子境界(grain boundary)に沿ってド
ーパントが移動されトンネル酸化膜層102に浸透する
ことによってトンネル酸化膜層102を劣化させること
ができる。
【0037】また、ポリシリコン膜を非晶質状に蒸着し
つつインシチュードーピングさせる場合には、後続熱処
理により非晶質状から結晶状へ状転移されながら、薄膜
の嵩が縮小し、ポリシリコン膜とトンネル酸化膜層10
2間の界面にとても大きな応力が発生しトンネル酸化膜
層102の信頼性を劣化させるようになる。従って、本
発明によると、第1ポリシリコン層104を600℃以
上の温度で結晶状にインシチュードーピングしつつ蒸着
するか、同一なLPCVDチャンバ内において、3段階
の蒸着方法で第1ポリシリコン層104を形成する。
【0038】後者の方法を具体的に説明すると、1〜1
00Paの圧力及び600〜640℃の温度でSiH4
ガスを熱分解して結晶状の薄膜を約10〜100Åの厚
さに蒸着する第1段階と、1〜100Paの圧力及び5
20〜560℃の温度でシラン(SiH4)とホスフィ
ン(PH3)ガスを用いて、インシチュードーピングしつ
つ非晶質状の薄膜を蒸着する第2段階と、1〜100P
aの圧力及び600〜640℃の温度でSiH4ガスを
熱分解して結晶状の薄膜を約10〜100Åの厚さに蒸
着する第3段階とに第1ポリシリコン層104を形成す
る。この方法によると、後続熱処理工程により第1ポリ
シリコン層104内のドーパントが下部のトンネル酸化
膜層102に拡散されるのが抑制されるので、トンネル
酸化膜層102の劣化を防止することができる。
【0039】続いて、第1ポリシリコン層104の上部
にLPCVD方法でシリコン窒化膜層106を約150
0〜2000Åの厚さに蒸着する。シリコン窒化膜層1
06は後続化学物理的研磨(chemical mechanical poli
shing;CMP)工程時、研磨終了層として作用する。
シリコン窒化膜層106の上部に高温酸化膜層(highte
mperature oxide layer)107をLPCVD方法によ
り約1000〜2000Åの厚さで蒸着してから、その
上部にSiONを約800Åの厚さに蒸着して、反射防
止層(anti−reflective layer;図示せず)を形成す
る。反射防止層は後続写真工程時、光の乱反射を防止す
る役割をし、後続トレンチ食刻工程時、除去される。
【0040】続いて、写真及び食刻工程を通じて反射防
止層及び高温酸化膜層107を食刻してアクティブ領域
を定義するハードマスクパターンを形成する。ハードマ
スクパターンを食刻マスクとして用いてシリコン窒化膜
層106及び第1ポリシリコン層104を順次に食刻
し、続いて基板100を所定深さで食刻してトレンチ1
08を形成する。好ましくは、トレンチ108を形成す
るための食刻工程の最終の段階で乾式食刻条件を等方性
食刻に変更進行することによって、トレンチ108の下
部をラウンドプロファィルに具現する。
【0041】図6はSTI領域110を形成する段階を
示す。上述したようにトレンチ108を形成した後、高
温酸化膜層107を除去する。続いて、トレンチ108
の内部及びシリコン窒化膜層106の上部にUSG、ま
たは高密度プラズマ(HDP)酸化膜のようなギャップ
充填特性が優れた酸化膜層110を約5000Åの厚さ
で蒸着した後、その上部にPE−TEOS膜を約200
0〜4000Åの厚さで蒸着してキャッピング酸化膜層
(図示せず)を形成する。キャッピング酸化膜層は、ト
レンチ108が埋め込まれている酸化膜層110の界面
応力を緩和させ、酸化膜層110をしっかり覆うために
形成する。続いて、シリコン窒化膜層106が露出され
るまで酸化膜層110をCMP方法で研磨することによ
り平坦化された酸化膜に埋め込まれたSTI領域を形成
する。
【0042】図7は、第2ポリシリコン層112を形成
する段階を示す。上述したようにSTI領域110を形
成してから、シリコン窒化膜層106を燐酸ストリップ
方法で除去して第1ポリシリコン層104を露出させ
る。続いて、結果物の上部にフローティングゲードに用
いられる第2ポリシリコン層112をLPCVD方法に
より約3000Å以上の厚さに形成する。第2ポリシリ
コン層112は後続工程で形成されるONO層間誘電層
の面積を増加させるために形成するもので、第1ポリシ
リコン層104と共にフローティングゲートに提供され
る。トンネル酸化膜層102と直接接触している層は第
1ポリシリコン層104であるので、第2ポリシリコン
層112は通常的なドーピング方法、即ちPOCl3
散、イオン注入、またはインシチュードーピングにより
ドーピングしてもよい。また、必要な場合には第1ポリ
シリコン層104の場合と同一な方法で600℃の以上
の温度で結晶状にインシチュードーピングしつつ蒸着す
るか、同一なLPCVDチャンバ内で3段階に蒸着して
第2ポリシリコン層112を形成することもできる。
【0043】続いて、写真及び食刻工程でセルアレイの
STI領域110の上部の第2ポリシリコン層112を
除去することにより、ビットラインに沿って隣接したセ
ルトランジスタ間のフローティングゲートを互いに分離
させる。図8はONO層間誘電層119を形成する段階
を示す。上述したように第2ポリシリコン層112を形
成した後、結果物の上部にフローティングゲートとコン
トロールゲートを絶縁させるためにONOからなる層間
誘電層119を形成する。具体的に、基板100を約4
00〜650℃の温度に維持されているLPCVDチャ
ンバにロディングさせた後、温度を約650〜800℃
に上げて、約1〜100Paの圧力でSiH4とN2Oガ
スを供給し、SiO2膜114を約20〜80Åの厚さ
に蒸着する。この時、SiH4ガスの代わりにSi22
Cl2ガスを用いることもできる。
【0044】続いて、インシチューに温度を約700〜
1000℃、好ましくは800〜850℃に上げて、N
2O、またはNOあるいはNH3雰囲気下で第1アニリン
グを実施して約10〜50Åの厚さでSiO2膜を成長
させる。望ましくは、アニリングする時、N2Oガスの
流速は約200sccm(standard cubic centimeter perm
inute)である。従来の熱酸化方法で第1酸化膜を形成
した場合にはドーピングされたポリシリコンとからなる
フローティングゲートの上部で第1酸化膜の成長が増進
されて、その厚さを薄くコントロールすることが難し
く、ドーピングされたポリシリコン層からドーパントが
第1酸化膜に移動して漏洩電流が多量発生した。
【0045】これに対して、本発明では遅い蒸着速度を
有するLPCVD方法で第1酸化膜114を形成するの
で、その厚さを薄くコントロールすることができる。ま
た、LPCVD方法で第1酸化膜114を形成してか
ら、NO、またはN2O雰囲気下で第1アニリングを実
施して膜を緻密化し、膜内に窒素を含む表面層を形成す
るので、下部のドーピングされたポリシリコン層からド
ーパントが浸透されることが抑制され、漏洩電流が減少
する。ここで、第1酸化膜114の蒸着工程と第1アニ
リング工程は上述したようにインーシチューに進行する
こともでき、別の反応チャンバで進行することもでき
る。
【0046】蒸着工程とアニリング工程を別の反応チャ
ンバで進行する場合には、アニリング温度を増加させ膜
をもっと緻密化させ得るという利点がある。NOガスは
2Oガスに比べて低い温度で分解されるので、アニリ
ングする時、NOガスを用いると、アニリング温度を低
くするという利点がある。これに対して、NOガスは有
毒性ガス(toxic gas)であるので、環境汚染側面では
2Oガスを用いるのが有利である。次に、LPCVD
チャンバ内で約780℃の温度及び約30Paの圧力で
Si 22Cl2とNH3ガスを用いて第1酸化膜114の
上部に約20〜100Å厚さのSi34膜116を蒸着
する。
【0047】次に、LPCVDチャンバ内で約650〜
800℃の温度及び約1〜100Paの圧力でSiH4
とN2Oガスを供給し、SiO2膜118を約20〜80
Åの厚さで蒸着してから、インシチューに温度を約70
0〜1000℃、最適には800〜850℃に上げ、約
200sccmのN2O、またはNO雰囲気下で第2アニリ
ングを実施して、約10〜50Åの厚さでSiO2膜を
成長させる。従来の熱酸化方法で第2酸化膜を形成した
場合には、950℃以上の高温で湿式酸化を実施するの
で、ヒートバゼット(heat budget)が増加する問題が
発生したが、本発明では第2酸化膜118を約650〜
800℃の低温でLPCVD方法で形成するので、トン
ネル酸化膜層102の劣化やトランジスタのしきい電圧
変動のような問題を防止することができる。ここで、第
2酸化膜118の蒸着工程と第2アニリング工程はイン
シチューに進行することもでき、別の反応チャンバで進
行することもできる。
【0048】図9はコントロールゲード123を形成す
る段階を示す。上述したようにLPCVD ONOとか
らなる層間誘電層119を形成した後、結果物の上部に
+形にドーピングされたポリシリコン層120とWS
x、TiSix、TaSixのような金属シリサイド層
122が積層されたコントロールゲート123を形成す
る。好ましくは、コントロールゲートのポリシリコン層
120は約1000Åの厚さで形成し、金属シリサイド
層122は約1000〜1500Åの厚さで形成する。
【0049】好ましくは、コントロールゲートポリシリ
コン層120はフローティングゲート用第1ポリシリコ
ン層104と同様に600℃以上の温度で結晶状にイン
シチュードーピングしつつ蒸着する。または、同一なL
PCVDチャンバ内で1〜100Paの圧力及び600
〜640℃の温度でSiH4ガスを熱分解して結晶状の
薄膜を約10〜100Åの厚さに蒸着する第1段階と、
1〜100Paの圧力及び520〜560℃の温度でS
iH4とPH3ガスを用いてインシチュードーピングし
つつ非晶質状の薄膜を蒸着する第2段階と、1〜100
Paの圧力及び600〜640℃の温度でSiH4ガス
を熱分解して結晶状の薄膜を約10〜100Åの厚さで
蒸着する第3段階とに、コントロールゲートポリシリコ
ン層120を形成することができる。この方法による
と、後続熱処理工程によりコントロールゲートポリシリ
コン層120内のドーパントがONO層間誘電層119
の上部酸化膜118に拡散されるのが抑制されるので、
上部酸化膜118の劣化を防止することができる。
【0050】次に、コントロールゲード123の上部に
ワードラインキャッピング層124として、例えば、P
E−TEOS膜を約2000Åの厚さに蒸着してから、
写真及び食刻工程を通じてワードラインキャッピング層
124、コントロールゲート123、層間誘電層119
及びフローティングゲート112、104を食刻するこ
とにより、セルトランジスタ及び選択トランジスタのゲ
ートを形成する。
【0051】以下、熱酸化膜を適用した従来のONO誘
電層と本発明のLPCVD ONO誘電層の電荷維持特
性及び信頼性を比較した実験結果を説明する。本実験で
はONO誘電層の厚さ設計値を160Åに設定したが、
TEM(Transmission electron microscopy)上で従来
のONO誘電層の厚さを測定した結果、下部酸化膜がベ
アウェーバ上で40Å厚さで成長する時、フローティン
グゲード用ポリシリコン層上ではドーパントによる酸化
増進効果により約84Åの厚さに示した。また、窒化膜
は熱酸化工程で上部酸化膜を形成する時、約20Å消耗
され80Åの厚さに示した。従って、従来のONO誘電
層の最終の厚さは約190Åに測定されて、本発明のL
PCVD ONO誘電層は160Åの厚さに形成され
た。
【0052】図10は従来方法及び本発明によりそれぞ
れ形成されたONO誘電層の電荷維持特性を比較示した
グラフであり、300℃の温度でベーク(bake)時間に
従うセルトランジスタのしきい電圧変化値(ΔVth)を
示す。ここで、記号△は熱酸化方法で形成した従来のO
NO誘電層の電荷維持特性を、記号□はLPCVD方法
でONO誘電層を形成した後、850℃で30分間湿式
酸化を実施した場合を、記号◇は本発明によるLPCV
D ONO誘電層を形成した後、830℃で60分間N2
Oアニリングを実施した場合をそれぞれ示す。
【0053】図10を参照すると、300℃で120時
間のベーク応力を加えた結果、熱酸化方法で形成したO
NO誘電層のΔVthは4.3Vであり、湿式酸化を実施
したLPCVD ONO誘電層のΔVthは2.8Vであ
り、本発明によるLPCVDONO誘電層のΔVthは
2.2Vに示した。従って、本発明によるLPCVD
ONO誘電層の電荷維持特性が一番優れている。これは
2OアニリングによりLPCVD酸化膜が熱酸化膜と
ほぼ同じほどに緻密化されているだけではなく、LPC
VD酸化膜内に形成された窒素含有層がコントロールゲ
ートやフローティングゲートにドーピングされているド
ーパントが酸化膜に拡散され漏洩電流を発生させること
を阻止する役割をするためである。
【0054】図11は従来方法及び本発明によりそれぞ
れ形成されたONO誘電層の漏洩電流特性を比較して示
したグラフである。図11を参照すると、熱酸化膜を適
用した従来のONO誘電層の等価酸化膜厚さが本発明に
よるLPCVD ONO誘電層の等価酸化膜厚さより大
きいにもかかわらず、絶縁破壊電界値が2V程低く示
し、漏洩電流も大きく示すことがわかる。
【0055】図12は従来の方法及び本発明によりそれ
ぞれ形成されたONO誘電層の絶縁破壊特性を比較示し
たグラフとして、QBDは電流を10mA/cm2に一定に印
加しつつ絶縁破壊される時間を電荷量に割った値であ
る。ここで、記号●は熱酸化方法で形成した従来のON
O誘電層のQBD値を、記号□は本発明によるLPCVD
ONO誘電層のQBD値を示す。
【0056】図12を参照すると、熱酸化膜を適用した
従来のONO誘電層に比べて本発明のLPCVD ON
O誘電層のQBD値がもっと大きく示される。これは、L
PCVD酸化膜内に窒素が含有されることにより熱や電
界応力に強いSi−N結合が増加し、膜の信頼性を向上
させたためである。本実験結果、本発明のLPCVD
ONO誘電層は薄い等価酸化膜厚さにもかかわらず、電
荷維持特性を向上させ、従来方法に比べてカップリング
係数を4〜6%程増加させることが示された。
【0057】図13は本発明の他の実施形態により製造
されたフラッシューメモリ装置のメモリセルを示した断
面図である。図13を参照すると、フローティングゲー
ト用第2ポリシリコン層112を蒸着し、写真及び食刻
工程によりSTI領域110の上部の第2ポリシリコン
層112を食刻してから、別のマスクを用いて第2ポリ
シリコン層112に少なくとも一つの凹凸部が形成され
るように第2ポリシリコン層112をパタニングする。
または、一つのマスクを適用してSTI領域110の第
2ポリシリコン層112を除去する時、セルアレイの第
2ポリシリコン層112に少なくとも一つの凹凸部が形
成されるように、共にパタニングすることもできる。
【0058】このように、第2ポリシリコン層112に
凹凸部を形成するようになると、後続工程で形成される
ONO誘電層119の面積が大きくなるので、キャパシ
タンスCONOを増加させ、高いカップリング係数を得
ることができる。凹凸部を有する第2ポリシリコン層に
熱酸化膜を適用した従来のONO誘電層を形成する場合
には、第2ポリシリコン層の端部分で下部酸化膜の厚さ
が薄くなる現状により漏洩電流が大いに増加するように
なるが、本発明によるLPCVD ONO誘電層は第2
ポリシリコン層の上面、側面及び端部分で均一な厚さで
形成されるので、漏洩電流を増加せずにカップリング係
数を高めることができる。
【0059】本発明の望ましい他の実施形態によると、
LPCVD ONO誘電層を形成する時、窒化膜を蒸着
してから、NO、またはN2OあるいはNH3雰囲気下で
第2アニリングを先ず実施し、第2酸化膜をLPCVD
方法で蒸着することができる。本発明の望ましいさらな
る他の実施形態によると、LPCVD ONO誘電層を
形成する時、各アニリング前に乾式、または湿式酸化工
程をさらに進行し得る。上述した本発明の実施形態はフ
ラッシューメモリ装置のONO層間誘電層を示している
が、MOSトランジスタのゲート酸化膜層やDRAMキ
ャパシタの誘電体層に本発明のLPCVD蒸着後、アニ
リング工程の適用ができるのは明らかである。
【0060】
【発明の効果】以上から述べてきたように本発明による
と、ONO誘電層で下部及び上部の酸化膜をLPCVD
方法で形成し、その厚さを薄くコントロールすることに
よりカップリング係数を増加させ得る。また、各LPC
VD工程後、N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気の
アニリングを実施してLPCVD酸化膜を緻密化するこ
とにより漏洩電流を減少させ、電荷維持特性を向上させ
得る。また、N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気の
アニリングによりONO誘電層の各LPCVD酸化膜内
に5%以下の窒素を含む表面層を形成することによっ
て、界面トラップ密度を減少させ、ONO誘電層の絶縁
破壊特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるフラッシューメモリ装置の平面
図である。
【図2】 図1のビットライン方向に従うメモリセルの
断面図である。
【図3】 図1のワードライン方向に従うメモリセルの
断面図である。
【図4】 図3の‘B’を拡大して示した概略図であ
る。
【図5】 本発明の一実施形態によるフラッシューメモ
リ装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図6】 本発明の一実施形態によるフラッシューメモ
リ装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図7】 本発明の一実施形態によるフラッシューメモ
リ装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図8】 本発明の一実施形態によるフラッシューメモ
リ装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図9】 本発明の一実施形態によるフラッシューメモ
リ装置の製造方法を説明するための断面図である。
【図10】 従来方法及び本発明によりそれぞれ形成さ
れたONO誘電層の電荷維持特性を比較示したグラフで
ある。
【図11】 従来方法及び本発明によりそれぞれ形成さ
れたONO誘電層の漏洩電流特性を比較示したグラフで
ある。
【図12】 従来方法及び本発明によりそれぞれ形成さ
れたONO誘電層の絶縁破壊特性を比較示したグラフで
ある。
【図13】 本発明の他の実施形態により製造されたフ
ラッシューメモリ装置のメモリセルを示した断面図であ
る。
【符号の説明】
100 半導体基板 102 トンネル酸化膜層 104 第1ポリシリコン層 110 STI領域 112 第2ポリシリコン層 114 第1酸化膜 116 窒化膜 118 第2酸化膜 119 層間誘電層 120 ポリシリコン層 122 金属シリサイト層 123 コントロールゲート 124 ワードラインキャッピング層

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の上部に形成されたポリシリ
    コンパターンと、 前記ポリシリコンパターンを含む前記半導体基板の上部
    に順次に積層された第1酸化膜層/窒化膜層/第2酸化
    膜層を備えて、 前記ポリシリコンパターンの端での前記第1酸化膜層の
    厚さに対する前記ポリシリコンパターンの上部面、また
    は側面での前記第1酸化膜層厚さの比が約1.4以下で
    あることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板の上部に形成されたポリシリ
    コンパターンと、 前記ポリシリコンパターンを含む前記半導体基板の上部
    に低圧化学気相蒸着方法で形成された第1酸化膜層と、 前記第1酸化膜層の上部に形成された窒化膜層と、 前記窒化膜層の上部に低圧化学気相蒸着方法で形成され
    た第2酸化膜層を備えて、 前記ポリシリコンパターンの端での前記第1酸化膜層の
    厚さに対する前記ポリシリコンパターンの上部面、また
    は側面での前記第1酸化膜層厚さの比が約1.4以下で
    あることを特徴とする半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1酸化膜層は、5%以下の窒素を
    含む表面層を有することを特徴とする請求項2に記載の
    半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第2酸化膜層は、5%以下の窒素を
    含む表面層を有することを特徴とする請求項2に記載の
    半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記ポリシリコンパターンは、少なくと
    も一つの凹凸部を有することを特徴とする請求項2に記
    載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 第1酸化膜/窒化膜/第2酸化膜の誘電
    層を有する半導体装置の製造方法において、 (a)半導体基板の上部に650〜800℃の温度及び
    1〜100Paの圧力で低圧化学気相蒸着方法で第1酸
    化膜層を蒸着する段階と、 (b)N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気下で前記
    半導体基板を第1アニリングし、前記第1酸化膜層内に
    5%以下の窒素を含む表面層を形成する段階と、 (c)前記第1酸化膜層の上部に窒化膜層を蒸着する段
    階と、 (d)前記窒化膜層の上部に650〜800℃の温度及
    び1〜100Paの圧力で低圧化学気相蒸着方法で第2
    酸化膜層を蒸着する段階と、 (e)N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気下で前記
    半導体基板を第2アニリングし、前記第2酸化膜層内に
    5%以下の窒素を含む表面層を形成する段階とを備える
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第1アニリング段階は、700〜1
    000℃の温度で実施することを特徴とする請求項6に
    記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記第1アニリング段階前に乾式、また
    は湿式酸化を実施する段階をさらに備えることを特徴と
    する請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記第2アニリング段階は、700〜1
    000℃の温度で実施することを特徴とする請求項6に
    記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記第2アニリング段階前に乾式、ま
    たは湿式酸化を実施する段階をさらに備えることを特徴
    とする請求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記(a)段階と前記(b)段階は、
    インシチュー(in-situ)に進行することを特徴とする請
    求項6に記載の半導体装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記(d)段階と前記(e)段階は、
    インシチューに進行することを特徴とする請求項6に記
    載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記(a)段階乃至前記(e)段階
    は、インシチューに進行することを特徴とする請求項6
    に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 フローティングゲートと前記フローテ
    ィングゲートの上部に層間誘電層を介して形成されたコ
    ントロールゲートのスタック形ゲートメモリセルを有す
    る非揮発性メモリ装置の製造方法において、 半導体基板の上部にアクティブ領域を定義するための素
    子分離領域を形成する段階と、 前記素子分離領域が形成された前記半導体基板の上部に
    フローティングゲートに用いられるポリシリコン層を蒸
    着する段階と、 (a)前記ポリシリコン層が形成された前記半導体基板
    の上部に650〜800℃の温度及び1〜100Paの
    圧力で低圧化学気相蒸着方法で、第1酸化膜層を蒸着す
    る段階、(b)N2O、またはNOあるいはNH3雰囲気
    下で前記半導体基板を第1アニリングして、前記第1酸
    化膜層内に5%以下の窒素を含む表面層を形成する段
    階、(c)前記第1酸化膜層の上部に窒化膜層を蒸着す
    る段階、(d)前記窒化膜層の上部に650〜800℃
    の温度及び1〜100Pa圧力で低圧化学気相蒸着方法
    で第2酸化膜層を蒸着する段階、(e)N2O、または
    NOあるいはNH3雰囲気下で前記半導体基板を第2ア
    ニリングして前記第2酸化膜層内に5%以下の窒素を含
    む表面層を形成する段階からなる層間誘電層を形成する
    段階と、 前記層間誘電層の上部にコントロールゲートに用いられ
    るポリシリコン層を蒸着する段階とをさらに備えること
    を特徴とする非揮発性メモリ装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記素子分離領域を形成する段階は、 前記半導体基板の上部にトンネル酸化膜層及びフローテ
    ィングゲートに用いられるポリシリコン層を順次に蒸着
    する段階と、 前記ポリシリコン層の上部にハードマスク層を形成し、
    前記ハードマスク層をアクティブパターンにパタニング
    する段階と、 前記パタニングされたハードマスク層を用いて前記ポリ
    シリコン層及び前記半導体基板を食刻してトレンチを形
    成する段階と、 前記パタニングされたハードマスク層の上部及び前記ト
    レンチの内部に前記トレンチが埋め込まれるように酸化
    膜を蒸着する段階と、 前記酸化膜を食刻して前記ポリシリコン層を露出させる
    段階とを備えることを特徴とする請求項14に記載の非
    揮発性メモリ装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記ポリシリコン層は、600℃以上
    の温度で結晶状にインシチュードーピングしつつ蒸着す
    ることを特徴とする請求項15に記載の非揮発性メモリ
    装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記ポリシリコン層は、結晶状の薄膜
    を蒸着する第1段階、インシチュードーピングしつつ非
    晶質状の薄膜を蒸着する第2段階、及び結晶状の薄膜を
    蒸着する第3段階に蒸着することを特徴とする請求項1
    5に記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記フローティングゲートに用いられ
    るポリシリコン層は、600℃以上の温度で結晶状にイ
    ンシチュードーピングしつつ蒸着することを特徴とする
    請求項14に記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 前記フローティングゲートに用いられ
    るポリシリコン層は、結晶状の薄膜を蒸着する第1段
    階、インシチュードーピングしつつ非晶質状の薄膜を蒸
    着する第2段階、及び結晶状の薄膜を蒸着する第3段階
    に蒸着することを特徴とする請求項14に記載の非揮発
    性メモリ装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記フローティングゲートに用いられ
    るポリシリコン層を蒸着する段階において、前記ポリシ
    リコン層を少なくとも一つの凹凸部が形成されるように
    パタニングする段階をさらに備えることを特徴とする請
    求項14に記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記第1アニリング段階は、700〜
    1000℃の温度で実施することを特徴とする請求項1
    4に記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 前記第1アニリング段階前に乾式、ま
    たは湿式酸化を実施する段階をさらに備えることを特徴
    とする請求項14に記載の非揮発性メモリ装置の製造方
    法。
  23. 【請求項23】 前記第2アニリング段階は、700〜
    1000℃の温度または約1050℃のRTA(Rapid
    Thermal Annealing)で実施することを特徴とする請求
    項14に記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  24. 【請求項24】 前記第2アニリング段階前に乾式、ま
    たは湿式酸化を実施する段階をさらに備えることを特徴
    とする請求項14に記載の非揮発性メモリ装置の製造方
    法。
  25. 【請求項25】 前記(a)段階と前記(b)段階は、
    インシチューに進行することを特徴とする請求項14に
    記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 前記(d)段階と前記(e)段階は、
    インシチューに進行することを特徴とする請求項14に
    記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 前記(a)段階乃至前記(e)段階
    は、インシチューに進行することを特徴とする請求項1
    4に記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  28. 【請求項28】 前記コントロールゲートに用いられる
    ポリシリコン層は、600℃以上の温度で結晶状にイン
    シチュードーピングしつつ蒸着することを特徴とする請
    求項14に記載の非揮発性メモリ装置の製造方法。
  29. 【請求項29】 前記コントロールゲートに用いられる
    ポリシリコン層は、結晶状の薄膜を蒸着する第1段階、
    インシチュードーピングしつつ非晶質状の薄膜を蒸着す
    る第2段階、及び結晶状の薄膜を蒸着する第3段階に蒸
    着することを特徴とする請求項14に記載の非揮発性メ
    モリ装置の製造方法。
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