JP2011109625A - 画像読取装置、及びそれを備えた画像データ出力処理装置、並びに画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置、及びそれを備えた画像データ出力処理装置、並びに画像読取方法 Download PDF

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Abstract

【課題】原稿画像に蛍光画像が含まれる場合であっても、蛍光画像を容易かつ忠実に再現する。
【解決手段】第1光源から出射される可視光で原稿を照射し、その反射光を受光することで画像データRin,Gin,Binを取得し(S1)、第2光源から出射される紫外光で原稿を照射し、その反射光を受光することで画像データRuv,Guv,Buvを取得し(S2)、Rin,Gin,Bin,Ruv,Guv,Buvの組み合わせに対応する色補正処理後の画像データを予め記憶した色補正テーブルから対応する画像データを読み出すことで色補正処理を行う(S7)。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿を読み取って上記原稿の画像データを生成する画像読取装置および画像読取方法に関するものである。
従来より、原稿を読み取って原稿画像データを取得する画像読取装置において、原稿に蛍光画像が含まれる場合に蛍光画像の再現性を高めるための技術が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、可視光を主として発する可視光源と紫外光を主として発する紫外光源とを備えた画像読取装置であって、操作者が読取モードの色合いチェックモードを選択したときに、可視光源のみを点灯して原稿を読み取った画像データと、紫外光源のみを点灯して原稿を読み取った画像データとを操作者が比較対照し、視認による色合い調節を行ってその調節値をメモリに保存しておき、その後、可視光源のみを単独使用して原稿から読み取った画像データを上記メモリに保存しておいた上記調節値に基づいて処理することが開示されている。
また、特許文献2には、RGBの色票データに基づいて画像出力装置が出力した画像の反射光を実際に画像を観察する環境の照明下で測定することにより、蛍光を含む画像用の出力プロファイルを作成して画像処理装置に保存しておき、画像処理装置が原稿から読み取った画像データに対してLab信号からRGB信号への色変換処理を行う際に、上記の出力プロファイルを用いて色変換処理を行うことにより、蛍光を含む画像を出力する際の色再現性を向上させる技術が開示されている。
また、特許文献3には、原稿に紫外光を照射して読み取った画像データに基づいて蛍光色領域画像を抽出し、原稿に可視光を照射して読み取った画像データに色空間圧縮処理を施す際の色空間圧縮パラメータを上記蛍光色領域画像のデータに基づいて切り替えることが開示されている。
また、特許文献4には、原稿に紫外光を照射して読み取った画像データに基づいて蛍光色領域を抽出し、原稿に可視光を照射して読み取った画像データの色変換処理を行う際に、蛍光色領域については予め設定された蛍光色−近似色変換テーブルを用いて色変換処理を行うことが開示されている。
特開平11−205538号公報(平成11年7月30日公開) 特開2004−64112号公報(平成16年2月26日公開) 特開平9−83735号公報(平成9年3月28日公開) 特開平9−98302号公報(平成9年4月8日公開)
しかしながら、特許文献1,2の技術には、蛍光画像に対する画像処理を行う際に用いるパラメータ等を、紫外光を原稿に照射して読み取った画像データに基づいて予め設定しておくことが記載されているものの、画像処理の対象とする画像データは可視光のみを照射して原稿を読み取った画像データなので、蛍光画像と蛍光成分を含まない通常の画像とを適切に識別ことができない場合があり、色再現性がかえって低下してしまう場合がある。
つまり、蛍光とは、ある波長の光を試料に照射した場合、吸収された光が波長を変えて再放出される現象であり、蛍光を含む物体色は、照射する光の波長と同じ波長で反射する反射光成分と、波長を変えて発光する蛍光成分とが重畳された色になる。このため、可視光源のみで原稿を照射して得られた画像データの色は、紫外光の影響を含まないので、紫外光を含む日光や蛍光灯などの照明下で観察される原稿の色と異なる場合がある。
また、特許文献3,4の技術では、蛍光成分を含む領域と含まない領域とを区別する程度のことはできたとしても、紫外光による情報が読み取られたデータに反映されないので、蛍光成分を含む画像の色再現を精度よく行うことはできない。この点について具体的に説明すると、特許文献3,4の構成は、原稿に紫外光を照射する場合、光源と原稿との間に可視光カットフィルタを挿入することによって可視光をカットする構成なので、原稿に入射する紫外光の強度が弱いため、受光素子の受光強度も弱く、蛍光成分を含む領域と蛍光成分を含まない領域とを区別する程度のことはできたとしても、蛍光成分の色特性を精度よく検出できるほどの十分な強度が得られない。また、原稿に可視光を照射する場合、この可視光には紫外線波長域の光も含まれていると考えられるが、可視光の強度に対して紫外光の強度は微弱なので、原稿からの反射光を受光する受光素子において蛍光成分の影響を検出できるほどの十分な検出精度は得られない。したがって、特許文献3,4の技術では、蛍光成分を含む画像の色再現を精度よく行うことができない。
また、特許文献3,4の技術では、原稿に紫外光を照射して読み取った画像データに基づいて蛍光画像領域を抽出する処理、および抽出した蛍光画像領域に対する処理パラメータを蛍光画像以外の領域に対する処理パラメータと切り替える処理が必要になるので、画像処理装置の構成の複雑化や処理時間の増大を招いてしまう。
本発明は、上記課題を克服するものであって、原稿画像に蛍光画像が含まれる場合であっても、蛍光画像を容易かつ忠実に再現できる画像処理装置、及びそれを備えた画像形成装置、並びに画像形成方法を提供するものである。
本発明は、上記の課題を解決するために、原稿を読み取って上記原稿の画像データを生成する画像読取装置であって、可視光を上記原稿に照射する第1光源と、紫外光を上記原稿に照射する第2光源と、上記第1光源から出射されて上記原稿で反射された光、および上記第2光源から出射されて上記原稿で反射された光を受光して画像データに変換する受光部と、上記受光部から得られる画像データに対して色補正処理を施す色補正部と、上記色補正処理に用いる色補正テーブルを記憶する記憶部とを備え、上記色補正テーブルは、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データと上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けたものであり、上記色補正部は、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを上記色補正テーブルから読み出すことによって上記色補正処理を行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、可視光を上記原稿に照射する第1光源と、紫外光を上記原稿に照射する第2光源と、上記第1光源から出射されて上記原稿で反射された光、および上記第2光源から出射されて上記原稿で反射された光を受光して画像データに変換する受光部と、上記画像データに対して色補正処理を施す色補正部と、上記色補正処理に用いる色補正テーブルを記憶する記憶部とを備えている。そして、上記色補正テーブルは、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データと上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けたものであり、上記色補正部は、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを上記色補正テーブルから読み出すことによって上記色補正処理を行う。これにより、原稿画像に蛍光画像が含まれている場合であっても、この蛍光画像によって紫外光波長から可視光波長に変換された光の強度が受光部によって変換される画像データに反映されるので、それを考慮して原稿を忠実に再現できるように色補正テーブルを用意しておき、その色補正テーブルに基づいて上記画像データに色補正処理を施すことにより、蛍光画像を含む原稿であっても原稿を容易かつ忠実に再現することができる。
また、上記色補正テーブルは、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データ、および上記第1光源のみで上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データの組み合わせと、上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けたものであり、上記色補正部は、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データ、および上記第1光源のみで上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データの組み合わせに対応する色補正処理後の画像データを上記色補正テーブルから読み出すことによって上記色補正処理を行う構成であってもよい。
上記の構成によれば、第1光源および第2光源の両方によって原稿を照射したときに受光部から得られる画像データには、蛍光画像によって紫外光波長から可視光波長に変換された光の強度が反映される。また、第1光源のみで原稿を照射したときに受光部から得られる画像データには、蛍光画像によって紫外光波長から可視光波長に変換される光の強度は反映されない。このため、第1光源および第2光源の両方によって原稿を照射したときに受光部から得られる画像データ、および第1光源のみで原稿を照射したときに受光部から得られる画像データの組み合わせと、原稿を忠実に再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けた色補正テーブルを用意しておき、第1光源および第2光源の両方によって原稿を照射したときに受光部から得られた画像データ、および第1光源のみで原稿を照射したときに受光部から得られた画像データの組み合わせに対応する色補正処理後の画像データを色補正テーブルから読み出すことにより、蛍光画像を含む原稿であっても原稿を忠実に再現することができる。
また、上記受光部は、可視光波長域の複数の色の光を受光してそれら各色に対応する画像データに変換する可視光受光素子と、紫外線波長域の光を受光して画像データに変換する紫外光受光素子とを備えており、上記色補正テーブルは、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データと、上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けたものであり、上記色補正部は、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを上記色補正テーブルから読み出すことによって上記色補正処理を行う構成であってもよい。
上記の構成によれば、受光部が、可視光波長域の複数の色の光を受光してそれら各色に対応する画像データに変換する可視光受光素子と、紫外線波長域の光を受光して画像データに変換する紫外光受光素子とを備えている。したがって、第1光源および第2光源の両方によって原稿を照射したときに受光部から得られる画像データには、蛍光画像の影響が反映される。このため、第1光源および第2光源の両方によって原稿を照射したときに受光部から得られる画像データと、原稿を忠実に再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けた色補正テーブルを用意しておき、第1光源および第2光源の両方によって原稿を照射したときに受光部から得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを色補正テーブルから読み出すことにより、蛍光画像を含む原稿であっても原稿を容易かつ忠実に再現することができる。
また、上記紫外光受光素子における上記紫外線波長域の光の受光面積が、上記可視光受光素子における上記各色の光の受光面積よりも広い構成としてもよい。
上記の構成によれば、紫外線波長域の光の受光感度を高めることができるので、蛍光画像の影響をより精度よく検出することができる。
本発明の画像データ出力処理装置は、上記したいずれかの画像読取装置と、上記画像読取装置によって上記色補正処理が施された画像データの出力処理を行う画像出力部とを備えている。ここで、上記出力処理は、例えば、画像データに応じた画像を記録材上に形成する処理であってもよく、画像データに応じた画像を表示装置に表示させる処理であってもよく、画像データを他の装置に送信する処理であってもよく、画像データを所定の保存先に保存する処理であってもよい。
上記の構成によれば、画像読取装置によって忠実に再現された画像データに基づいて出力処理を行うことができるので、原稿に忠実な画像を出力することができる。
本発明の画像読取方法は、原稿を読み取って上記原稿の画像データを生成する画像読取方法であって、可視光を上記原稿に照射する第1光源から出射されて上記原稿で反射された光、および紫外光を上記原稿に照射する第2光源から出射されて上記原稿で反射された光を受光して画像データに変換する受光工程と、上記受光工程によって得られる画像データに対して色補正処理を施す色補正工程とを含み、上記色補正工程では、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光工程によって得られる画像データと上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けた色補正テーブルから、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光工程によって得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを読み出すことによって上記色補正処理を行うことを特徴としている。
上記の方法によれば、可視光を上記原稿に照射する第1光源から出射されて上記原稿で反射された光、および紫外光を上記原稿に照射する第2光源から出射されて上記原稿で反射された光を受光して画像データに変換する受光工程と、上記画像データに対して色補正処理を施す色補正工程とを含んでいる。そして、上記色補正工程では、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光工程によって得られる画像データと上記原稿を忠実に再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けた色補正テーブルから、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光工程から得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを読み出すことによって上記色補正処理を行う。これにより、原稿画像に蛍光画像が含まれている場合であっても、この蛍光画像によって紫外光波長から可視光波長に変換された光が受光工程によって変換される画像データに反映されるので、それを考慮して原稿を忠実に再現できるように色補正テーブルを予め用意しておき、その色補正テーブルに基づいて上記画像データに色補正処理を行うことにより、蛍光画像を含む原稿であっても原稿を容易かつ忠実に再現することができる。
以上のように、可視光を上記原稿に照射する第1光源と、紫外光を上記原稿に照射する第2光源と、上記第1光源から出射されて上記原稿で反射された光、および上記第2光源から出射されて上記原稿で反射された光を受光して画像データに変換する受光部と、上記受光部から得られる画像データに対して色補正処理を施す色補正部と、上記色補正処理に用いる色補正テーブルを記憶する記憶部とを備え、上記色補正テーブルは、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データと上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けたものであり、上記色補正部は、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを上記色補正テーブルから読み出すことによって上記色補正処理を行う。
また、本発明の画像処理方法は、可視光を上記原稿に照射する第1光源から出射されて上記原稿で反射された光、および紫外光を上記原稿に照射する第2光源から出射されて上記原稿で反射された光を受光して画像データに変換する受光工程と、上記受光工程によって得られる画像データに対して色補正処理を施す色補正工程とを含み、上記色補正工程では、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光工程によって得られる画像データと上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けた色補正テーブルから、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光工程によって得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを読み出すことによって上記色補正処理を行う。
それゆえ、蛍光画像を含む原稿であっても原稿を容易かつ忠実に再現することができる。
本発明の一実施形態にかかる画像読取装置における画像読取時の処理の流れを示すフローチャートである。 図1の画像読取装置を備えた画像データ出力処理装置の概略構成を示すブロック図である。 (a)〜(c)は図1の画像読取装置に備えられるカラー画像入力装置の断面図である。 図3に示したカラー画像入力装置に示した光源(第1光源および第2光源)の構成を示す説明図である。 図4に示した光源(第1光源および第2光源)からの出射光の分光特性の一例を示すグラフである。 (a)は蛍光画像に紫外光を照射したときの原稿からの反射光の受光波長の、蛍光画像に可視光波長のみを照射したときの原稿からの反射光の受光波長に対する相対強度を示す説明図である。(b)は、(a)と同じ蛍光画像を可視光のみで照射したときの受光素子の感度特性、およびこの蛍光画像を可視光および紫外光で照射したときの受光素子の感度特性を示すグラフである。 (a)は本発明の他の実施形態にかかる画像読取装置のカラー画像入力装置に備えられる受光素子の構成を示す説明図であり、(b)はその変形例である。 図7(a)および図7(b)に示した受光素子の感度特性を示すグラフである。 図7(a)および図7(b)の画像読取装置における画像読取時の処理の流れを示すフローチャートである。 図9の画像読取装置で用いられる色補正テーブルの一例を示す説明図である。 図1の画像読取装置で用いられる色補正テーブルの一例を示す説明図である。
本発明の一実施形態について説明する。図2は本実施形態にかかる複写機(画像読取装置、画像データ出力処理装置)10の概略構成を示すブロック図である。
この図に示すように、複写機10は、カラー画像入力装置100、カラー画像処理装置200、カラー画像出力装置300、操作パネル11、および制御部12を備えている。
カラー画像入力装置100は、カラー画像出力装置300が収容される筐体の上面に備えられており、原稿を読み取ってこの原稿の画像データを取得するものである。カラー画像入力装置100にて読み取られた原稿の画像データは、カラー画像処理装置200へと送られて所定の画像処理が施される。
図3(a)はカラー画像入力装置100の断面図である。この図に示すように、カラー画像入力装置100は、透明ガラスからなる原稿台としての原稿載置台51と、この原稿載置台51上へ自動的に原稿を供給搬送するための原稿カバーとしてのDSPF(Duplex Single Pass Feeder;両面対応自動原稿送り装置)52と、原稿載置台51上に載置された原稿の画像を走査して読み取るためのスキャナユニット(原稿画像読み取りユニット)50とを備えている。
DSPF52は、原稿トレイ(図示せず)を備えており、この原稿トレイ上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿載置台51上へ給送する装置である。DSPF52は、オペレータの選択に応じて原稿の片面又は両面をスキャナユニット50に読み取らせるように、片面原稿のための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路切り換え手段、各部を通過する原稿の状態を把握し管理するセンサ群、及び制御部等から構成されている。DSPF52については、従来から多くの出願、商品化がなされているので、これ以上の説明は省略する。
スキャナユニット50は、原稿面上を露光する光源(ランプリフレクターアセンブリ)62と、原稿からの反射光像をCCD(ChargeCoupled Device)素子(光電変換素子)64に導くための原稿からの反射光を反射する第1反射ミラー63aを搭載してなる第1走査ユニット60aと、第1反射ミラーユニット63aからの反射光像を上記CCD素子64に導くための第2反射ミラー63b及び第3反射ミラー63cを搭載してなる第2走査ユニット60bと、原稿からの反射光像を上述した各反射ミラーを介して電気的画像信号に変換するCCD素子64上に結像させるための光学レンズ63dと、原稿からの反射光像を電気的画像信号に変換する上述したCCD素子64とを備えている。
図4は光源62の構成を示す説明図である。この図に示すように、光源62は、可視光を出射する第1光源62aと、紫外光を出射する第2光源62bとを備えている。第1光源62aとしては、例えばキセノンランプなどの従来から画像読取装置における原稿照射用の光源として用いられている光源を用いることができる。第2光源62bとしては、例えばブラックライトや紫外線LEDなどを用いることができる。なお、第2光源62bの出射光の強度は、原稿に反射された後、後述する各ミラーを介してCCD素子64に到達する紫外線波長域の光の強度が、CCD素子64によってこの紫外線波長域の光を十分に検出可能な強度になるように設定されている。この際、第2光源62bから出射される紫外線波長域の光のピーク強度と第1光源62aから出射される可視光波長域の光のピーク強度との比(紫外線波長域の光のピーク強度/可視光波長域の光のピーク強度)を、太陽光や蛍光灯からの出射光における紫外線波長域の光のピーク強度と可視光波長域の光のピーク強度との比(紫外線波長域の光のピーク強度/可視光波長域の光のピーク強度)よりも大きくしてもよい。
図5は、第1光源62aおよび第2光源62bからの出射光の分光特性の一例を示すグラフである。この図に示すように、第1光源62aは可視光波長域(400nm以上の波長領域)に強度のピークを有しており、第2光源62bは可視光波長未満の波長域(紫外線波長域。400nm未満の波長域。)に強度のピークを有している。
カラー画像入力装置100は、DSPF52とスキャナユニット50の関連した動作により、原稿載置台51上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、原稿載置台51の下面に沿ってスキャナユニット50を移動させて原稿画像を読み取るように構成されている。特に、第1走査ユニット60aは、原稿載置台51に沿って水平方向に一定速度Vで走行され、また、第2走査ユニット60bは、その速度Vに対してV/2の速度で同一方向に平行に走査制御される。
これにより、原稿載置台51上に載置された原稿の画像を1ライン毎に順次CCD素子64へと結像させて画像を読み取ることができる。
また、カラー画像入力装置100におけるDSPF52は、一端側に備えられるヒンジ部材(図示せず)により原稿載置台51に対して開閉できる構造になっている。また、カラー画像入力装置100はDSPF52の開閉を検知する開閉検知センサ(図示せず)を備えている。
図3(b)はカラー画像入力装置100の断面図である。この図に示すように、カラー画像入力装置100は、原稿載置台35に対して上下の両方に光学系を備えている。すなわち、カラー画像入力装置100は、原稿載置台51の下方に備えられる上述したスキャナユニット(第1読取光学部)50と、原稿載置台51の上方に備えられる第2読取光学部53とを備えている。第2読取光学部53はDSPF36に固定されており、原稿載置台51に対する相対位置は一定である。なお、図3(b)では、説明の便宜上、スキャナユニット50のうち第1走査ユニット60aのみを記載している。
カラー画像入力装置100において両面自動原稿読取りを行う場合には、スキャナユニット50を図3(b)に示した位置(第1原稿読取位置)に移動させ、DSPF52によって搬送される原稿の両面をスキャナユニット50および第2読取光学部53によって同時に読み取るようになっている。
より詳細に説明すると、原稿を両面自動読取りするときには、まず、DSPF52の原稿載置トレイ54に載置された原稿を原稿載置検知センサ55が検知し、それに応じてカラー画像入力装置100の制御部(図示せず)が、原稿ストッパー56を開放させ、給紙ローラ57、用紙ピックアップ爪58、およびレジストローラ59を駆動させて原稿を第1原稿読取位置まで搬送させる。これにより、原稿はスキャナユニット50の第1走査ユニット60aと第2読取光学部53との間を通過し、スキャナユニット50および第2読取光学部53によって原稿のおもて面および裏面が読み取られる。その後、読み取られた原稿は排紙トレイ74に排出される。
また、DSPF52では、原稿の搬送方向に沿って、レジストローラ59の手前に備えられたレジストローラ前センサ71、第2読取光学部53の手前に備えられた原稿先端検知センサ72、およびスキャナユニット50の後に備えられた出紙センサ73を設けている。
また、DSPF52には、図3(c)に示すように、シェーディング補正のための基準となる白板75,76が設けられている。図3(c)はシェーディング補正時のカラー画像入力装置100の動作を示す説明図である。
白板75は、原稿載置台51の第1原稿読取位置におけるガラス下面に設けられている。また、白板76は、原稿載置台51の第2原稿読取位置におけるガラス面の上方に設けられている。なお、スキャナユニット50は、シェーディング補正するときには第2原稿読取位置に移動して白板76を読み取るようになっている。スキャナユニット50によって白板76を読み取った結果、および第2読取光学部53によって白板75を読み取った結果はカラー画像処理装置200に送られ、後述するシェーディング補正部22におけるシェーディング補正処理に用いられる。
カラー画像処理装置200は、図2に示したように、A/D変換部21、シェーディング補正部22、領域分離処理部23、入力階調補正部24、色補正部25、空間フィルタ処理部26、拡大縮小処理部27、および中間調処理部28を備えている。
A/D変換部21は、カラー画像入力装置100から入力されたR,G,Bのアナログ信号(第1光源62aのみで原稿を照射したときの反射光に基づいて検出されたR,G,Bの画像データ(Rin,Gin,Bin)、および第1光源62aと第2光源62bとの両方で原稿を照射したときの反射光に基づいて検出されたR,G,Bの画像データ(RUV,GUV,BUV)をデジタル信号に変換してシェーディング補正部22に出力する。
シェーディング補正部22は、A/D変換部21から送られてきたデジタルのRGB信号に対して、カラー画像入力装置100の照明系、結像系、撮像系で生じる各種の歪みを取り除く処理を施し、領域分離処理部23に出力する。
領域分離処理部23は、RGB信号(Rin,Gin,BinおよびRUV,GUV,BUVの少なくとも一方)より、入力画像中の各画素を黒文字領域、色文字領域、網点領域、印画紙写真(連続階調領域)領域の何れかに分離するものである。領域分離処理部23は、分離結果に基づき、各画素がどの領域に属しているかを示す領域分離信号を、空間フィルタ処理部26および中間調処理部28へと出力する。また、領域分離処理部23は、シェーディング補正部22から入力された画像データをそのまま入力階調補正部24に出力する。
入力階調補正部24は、シェーディング補正部22にて各種の歪みが取り除かれたR,G,B信号(Rin,Gin,Bin,RUV,GUV,BUV)に対して、濃度信号などカラー画像処理装置200に採用されている画像処理システムの扱い易い信号に変換する処理を施す。また、入力階調補正部24は、下地濃度の除去やコントラストなどの画質調整処理を行う。そして、入力階調補正部24は、上記の各処理を施した画像データを色補正部25に出力する。
色補正部25は、色再現の忠実化実現のために、不要吸収成分を含むCMYK(C:シアン・M:マゼンタ・Y:イエロー・K:ブラック)色材の分光特性に基づいた色濁りを取り除くとともに、蛍光画像を忠実に再現するための色補正処理を行うものである。
具体的には、第1光源62aのみで原稿を照射したときの反射光に基づいて検出されたR,G,Bの画像データ(Rin,Gin,Bin)と、第1光源62aと第2光源62bとの両方で原稿を照射したときの反射光に基づいて検出されたR,G,Bの画像データ(RUV,GUV,BUV)が色補正部25に入力される。また、色補正部25は、Rin,Gin,Bin,RUV,GUV,BUVの各値の組み合わせと、色補正後のCMYKの各値の組み合わせとを対応付けた色補正テーブルを予め記憶させた記憶部(図示せず)を備えており、入力されたRin,Gin,Bin,RUV,GUV,BUVの値に対応するCMYKの出力値をこの色補正テーブルから読み出して空間フィルタ処理部26に出力する。上記色補正テーブルは、例えば第1光源62aおよび第2光源62bを用いてさまざまな蛍光画像(サンプル画像)を読み取ったときのRin,Gin,Bin,RUV,GUV,BUVの各値の組み合わせと、上記蛍光画像を色再現性よく再現するためのCMYKの値との関係を予め実験によって求めることによって生成すればよい。図11は色補正テーブルの一例を示している。
これにより、RUV,GUV,BUVは、可視光と紫外光の両方を原稿に照射したときの反射光から検出される値なので、蛍光成分の影響が十分に反映されている。したがって、第1光源62aによって可視光を原稿に照射したときの反射光だけでなく、第2光源62bによって紫外線波長域の光を原稿に照射したときの反射光を考慮して色補正を行うことができるので、蛍光成分の影響を精度よく反映させた、色再現性の高い画像データを得ることができる。
図6(a)は、緑色の蛍光画像に紫外線波長域の光を照射したときの原稿からの反射光の受光波長の、上記蛍光画像に可視光波長のみを照射したときの原稿からの反射光の受光波長に対する相対強度(蛍光による波長シフト強度)g(n)の一例を示す説明図である。なお、nは蛍光画像への入射光波長を示している。
この図に示すように、蛍光画像に入射した紫外線波長域の光はこの蛍光画像によって波長が変換されて放出される。その結果、図6(a)の例では波長550nm付近において相対強度(可視光のみを照射した場合の反射光に対する相対強度)が約1.35倍になる。
図6(b)は、図6(a)と同じ蛍光画像を第1光源62aのみで照射したときのCCD素子64におけるG(緑色)の受光素子CCD_Gの感度特性fccd−g(n)、および上記蛍光画像を第1光源62aおよび第2光源62bで照射したときのCCD素子64におけるG(緑色)の受光素子の感度特性fccd−g(n)×g(n)を示すグラフである。この受光素子の出力値は下式のように表される。
Figure 2011109625
図6(b)から明らかなように、蛍光画像がある場合には、GinとGUVとの差が大きくなる。G以外の色、すなわちR,Bについても同様のことが言える。そこで、本実施形態では、Rin,Gin,BinだけでなくRUV,GUV,BUVを考慮して色補正処理を行う。これにより、本実施形態では、蛍光成分の色の再現性を高めることができるようになっている。
なお、本実施形態では、RGB色空間のデータをCMYK色空間のデータに直接変換するものとしているが、これに限らず、例えばRGB色空間から他の色空間(例えばLab色空間など)に変換し、他の色空間からCMYK色空間に再変換するようにしてもよい。この場合、例えば、RGB色空間からLab変換への色変換時に、Rin,Gin,Bin,RUV,GUV,BUVの各値の組み合わせとLab色空間の出力値とを予め対応付けた色補正テーブルを用いればよい。色補正部25における処理の詳細については後述する。
空間フィルタ処理部26は、色補正部25より入力されるCMYK信号の画像データに対して、領域識別信号を基にデジタルフィルタによる空間フィルタ処理(強調処理および/または平滑化処理)を行い、空間周波数特性を補正する。これにより、出力画像のぼやけや粒状性劣化を軽減することができる。
拡大縮小処理部27は、操作パネル11を介して入力されるユーザからの指示等に応じて画像データを拡大あるいは縮小する。
中間調処理部28は、空間フィルタ処理部26と同様、CMYK信号の画像データに対して領域識別信号を基に所定の処理を施してカラー画像出力装置300に出力する。例えば、領域分離処理部23にて文字に分離された領域は、特に黒文字あるいは色文字の再現性を高めるために、空間フィルタ処理部26による空間フィルタ処理における鮮鋭強調処理で高周波数の強調量が大きくされる。同時に、中間調処理部28においては、高域周波数の再現に適した高解像度のスクリーンでの二値化または多値化処理が選択される。また、領域分離処理部23にて網点領域に分離された領域に関しては、空間フィルタ処理部26において、入力網点成分を除去するためのローパス・フィルタ処理が施される。また、中間調処理部28は、濃度信号などの信号をカラー画像出力装置300の特性値である網点面積率に変換する出力階調補正処理を行った後、最終的に画像を画素に分離してそれぞれの階調を再現できるように処理する階調再現処理(中間調生成)が施される。領域分離処理部23にて写真に分離された領域に関しては、階調再現性を重視したスクリーンでの二値化または多値化処理が行われる。
カラー画像出力装置(画像出力部)300は、カラー画像処理装置200から入力される画像データの出力処理を行うものであり、本実施形態では、カラー画像出力装置300が画像データに応じた画像を記録材上に形成(印刷)する。なお、カラー画像出力装置300の構成は特に限定されるものではなく、例えば電子写真方式の画像形成装置、あるいはインクジェット方式の画像形成装置などを用いることができる。また、カラー画像出力装置300は、画像データに応じた画像を記録材上に形成する構成に限るものではなく、例えば、画像データに応じた画像を表示装置に表示させる構成であってもよく、画像データを他の装置に送信する構成であってもよく、画像データを各種記録媒体に記憶(ファイリング)する構成であってもよい。
操作パネル11は、制御部12からの指示に応じてユーザに呈示するための各種情報を表示する表示部と、ユーザからの指示入力を受け付けて制御部12に伝達する入力部とを備えている。
制御部12は、複写機10に備えられる各部の動作を制御するものである。
操作パネル11は、例えば、液晶ディスプレイなどの表示部と設定ボタンなどより構成され(いずれも図示せず)、制御部12の指示に応じた情報を上記表示部に表示するとともに、上記設定ボタンを介してユーザから入力される情報を制御部12に伝達する。
制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)等からなり、図示しないROM等に格納されたプログラムや各種データ、操作パネル11から入力される情報等に基づいて、複写機10の各部の動作を制御する。
図1は、複写機10における画像読取時の処理の流れを示すフロー図である。
この図に示すように、まず、制御部12は、カラー画像入力装置100の第1光源62aによって原稿を照射させ、その反射光をCCD素子64に検出させてRin,Gin,Binの画像データを取得させる(S1)。
次に、制御部12は、カラー画像入力装置100の第1光源62aおよび第2光源62bの両方によって原稿を照射させ、その反射光をCCD素子64に検出させてRUV,GUV,BUVの画像データを取得させる(S2)。
その後、制御部12は、カラー画像処理装置200のA/D変換部21にA/D変換処理を行わせ(S3)、シェーディング補正部22にシェーディング補正を行わせ(S4)、領域分離処理部23に領域分離処理を行わせ(S5)、入力階調補正部24に入力階調補正処理を行わせる(S6)。
そして、色補正部25に色補正処理を行わせる(S7)。具体的には、S1で取得したRin,Gin,BinおよびS2で取得したRUV,GUV,BUVの各値の組み合わせに対応する色補正後の値を色補正テーブルから読み出させて出力値を決定させ、空間フィルタ処理部26に出力させる。
その後、制御部12は、空間フィルタ処理部26、拡大縮小処理部27、および中間調処理部28に、空間フィルタ処理、拡大縮小処理、および中間調処理を行わせ(S8〜S10)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態にかかる複写機10は、第1光源62aのみで原稿を照射して得られた画像データRin,Gin,Binと、第1光源62aおよび第2光源62bの両方で原稿を照射して得られた画像データRUV,GUV,BUVの各値の組み合わせに応じて色補正後の出力値を決定する。
これにより、蛍光画像によって紫外線波長域から可視光波長域に変換された光の強度が画像データRUV,GUV,BUVに反映されているので、それに基づいて色補正後の画像データの出力値を決定することで、蛍光画像の再現性を高めることができる。
なお、本実施形態では、画像読取時に第1光源62aのみで原稿を照射する処理と第1光源62aおよび第2光源62bの両方で原稿を照射する処理とを行うようにしているが、例えば、蛍光画像を含む原稿であるか否かを操作パネル11を介してユーザが入力し、蛍光画像を含む原稿ではない場合には第1光源62aによる原稿の照射のみを行い、それによって取得した画像データRin,Gin,Binに基づいて色補正処理を行うようにしてもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1と同様の機能を有する部材については実施形態1と同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態は、(1)カラー画像入力装置100のCCD素子64が、R,G,Bの受光素子に加えてUV(紫外光)の受光素子を備えている点、(2)画像読取時には第1光源62aと第2光源62bの両方を原稿に照射する処理を1回だけ行う点、および(3)原稿からの反射光に基づいて取得したRUV,GUV,BUV,UVの画像データに基づいて色補正を行う点が実施形態1と異なっている。
図7(a)は本実施形態にかかるカラー画像入力装置100に備えられるCCD素子64の構成を示す説明図である。この図に示すように、CCD素子64は、R(赤),G(緑),B(青)に対応する各波長域の光を受光して電気信号に変換する、R,G,Bの各色の受光素子(可視光受光素子)CCD_R、CCD_G、CCD_Bと、UV(紫外光)を受光して電気信号に変換するUVの受光素子(紫外光受光素子)CCD_UVを備えている。なお、図6(a)の例では、UVの受光素子CCD_UVの受光面積がR,G,Bの受光素子CCD_R、CCD_G、CCD_Bの受光面積よりも大きくなっている。これにより、原稿から反射されて各ミラーを介してCCD素子64に到達した紫外線波長域の光を感度よく受光できるようになっている。ただし、各色の受光素子の配置は図7(a)に示した例に限るものではなく、例えば図7(b)に示すように各色の受光素子の受光面積を等しくしてもよい。
図8は、R,G,B,UVの各受光素子の受光感度を示すグラフである。この図に示すように、Rの受光素子CCD_Rは赤色に対応する波長域に受光感度のピークがあり、Gの受光素子CCD_Gは緑色に対応する波長域に受光感度のピークがあり、Bの受光素子CCD_Bは青色に対応する波長域に受光感度のピークがある。また、UVの受光素子CCD_UVは紫外線波長域に受光感度のピークがある。
なお、CCD素子64によって読み取られたR,G,B,UVの各色の画像データ(受光素子によって変換された電気信号)は、カラー画像処理装置200に出力される。また、両面読取モードの場合には、CCD素子64によって読み取られた原稿の下面側の画像データに加えて、第2読取光学部53によって読み取られた原稿の上面側の画像データがカラー画像処理装置200に出力される。なお、第2読取光学部53についても読取部70と同様、可視光を出射する第1光源と、紫外光を出射する第2光源と、R,G,B,UVに対応する各波長域の光を受光して電気信号に変換する各色の受光素子とを備えた構成とし、R,G,B,UVの各色の電気信号をカラー画像処理装置200に入力するようにしてもよい。
図9は、本実施形態にかかる複写機10における画像読取時の処理の流れを示すフロー図である。
この図に示すように、まず、制御部12は、カラー画像入力装置100の第1光源62aおよび第2光源62bの両方によって原稿を照射させ、その反射光をCCD素子64に検出させてRUV,GUV,BUV,UVの画像データを取得させる(S11)。
その後、制御部12は、カラー画像処理装置200のA/D変換部21にA/D変換処理を行わせ(S12)、シェーディング補正部22にシェーディング補正を行わせ(S13)、領域分離処理部23に領域分離処理を行わせ(S14)、入力階調補正部24に入力階調補正処理を行わせる(S15)。
そして、色補正部25に色補正処理を行わせる(S16)。具体的には、RUV,GUV,BUV,UVの各値の組み合わせと、色補正後のCMYKの値とを予め対応付けた色補正テーブルを記憶手段(図示せず)に記憶しておき、S1で取得したRUV,GUV,BUV,UVの各値の組み合わせに対応する色補正後の値を色補正部25に色補正テーブルから読み出させて出力値を決定させ、空間フィルタ処理部26に出力させる。
図10は、色補正テーブルに格納されているRUV,GUV,BUV,UVの各値の組み合わせと、色補正後のCMYKの値との対応関係の一例を示す説明図である。
この図に示すように、蛍光成分を含まない通常の画像の場合、第2光源62bから原稿に照射された紫外線波長の光は原稿にそのまま反射されてCCD_UVに入射するので、CCD_UVの検出値は最大値(図10では200)になる。一方、蛍光成分を含む蛍光画像の場合、第2光源62bから原稿に照射された紫外線波長の光は蛍光画像によって可視光波長の光に変換されて放出されるので、CCD_UVの検出値は最大値(図10では200)よりも小さくり、CCD_R、CCD_G_およびCCD_Bの検出値には蛍光画像によって紫外線波長から変換されて放出された光の影響が含まれる。
そこで、本実施形態では、第1光源62aおよび第2光源62bを用いてさまざまな蛍光画像(サンプル画像)を読み取ったときのRUV,GUV,BUV,USの各値の組み合わせと、上記蛍光画像を色再現性よく再現するためのCMYKの値との関係を予め実験によって求め、それに基づいて色補正テーブルを生成してカラー画像処理装置200に備えられる記憶部(図示せず)に予め記憶させておく。そして、この色補正テーブルに基づいて色補正処理を行うことにより、蛍光画像を色再現性よく再現することができる。
その後、制御部12は、空間フィルタ処理部26、拡大縮小処理部27、および中間調処理部28に空間フィルタ処理、拡大縮小処理、および中間調処理を行わせ(S17〜S19)、処理を終了する。
なお、上述した図10では、RUV,GUV,BUV,UVの入力値をCMYKの出力値に変換する色補正テーブルを用いて色補正処理および黒生成下色除去処理を一括して行う場合について説明したが、これに限らず、例えば、RUV,GUV,BUV,UVの入力値をCMYの出力値に変換し、さらに、CMYからCMYKへの変換(黒生成下色除去処理)を行うようにしてもよい。
以上のように、本実施形態にかかる複写機10では、可視光を出射する第1光源62aと紫外光を出射する第2光源62bと、R,G,Bの各色を受光して電気信号に変換する受光素子とUV(紫外光)を受光して電気信号に変換する受光素子とを有するCCD素子64とを備えている。そして、第1光源62aおよび第2光源62bの両方で原稿を照射して得られた画像データRUV,GUV,BUV,UVの各値の組み合わせに応じて色補正後の出力値を決定する。
これにより、蛍光画像によって紫外線波長域から可視光波長域に変換された光の強度が画像データRUV,GUV,BUV,UVに反映されているので、それに基づいて色補正後の画像データの出力値を決定することで、蛍光画像の再現性を高めることができる。また、画像読取時の光源からの光の照射は1回だけでよいので、特許文献3,4のように可視光を照射する工程と紫外光を照射する工程とを行う必要のある技術に比べて、画像読取処理に要する時間を短縮することができる。
なお、上記各実施形態において、複写機10に備えられる各部(各ブロック)、例えば制御部12およびカラー画像処理装置200の各部を、CPU等のプロセッサを用いてソフトウェアによって実現してもよい。この場合、複写機10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである複写機10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、複写機10に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、複写機10を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
また、複写機10の各ブロックは、ソフトウェアを用いて実現されるものに限らず、ハードウェアロジックによって構成されるものであってもよく、処理の一部を行うハードウェアと当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うソフトウェアを実行する演算手段とを組み合わせたものであってもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、原稿を読み取って原稿の画像データを取得する画像読取装置および画像読取方法に適用できる。
10 複写機(画像読取装置、画像データ出力処理装置)
11 操作パネル
12 制御部
25 色補正部
62 光源
62a 第1光源
62b 第2光源
64 CCD素子(受光部)
100 カラー画像入力装置
200 カラー画像処理装置
300 カラー画像出力装置(画像出力部)
CCD_R,CCD_G,CCD_B 受光素子(可視光受光素子)
CCD_UV 受光素子(紫外光受光素子)

Claims (6)

  1. 原稿を読み取って上記原稿の画像データを生成する画像読取装置であって、
    可視光を上記原稿に照射する第1光源と、
    紫外光を上記原稿に照射する第2光源と、
    上記第1光源から出射されて上記原稿で反射された光、および上記第2光源から出射されて上記原稿で反射された光を受光して画像データに変換する受光部と、
    上記受光部から得られる画像データに対して色補正処理を施す色補正部と、
    上記色補正処理に用いる色補正テーブルを記憶する記憶部とを備え、
    上記色補正テーブルは、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データと上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けたものであり、
    上記色補正部は、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを上記色補正テーブルから読み出すことによって上記色補正処理を行うことを特徴とする画像読取装置。
  2. 上記色補正テーブルは、
    上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データ、および上記第1光源のみで上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データの組み合わせと、上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けたものであり、
    上記色補正部は、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データ、および上記第1光源のみで上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データの組み合わせに対応する色補正処理後の画像データを上記色補正テーブルから読み出すことによって上記色補正処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 上記受光部は、
    可視光波長域の複数の色の光を受光してそれら各色に対応する画像データに変換する可視光受光素子と、紫外線波長域の光を受光して画像データに変換する紫外光受光素子とを備えており、
    上記色補正テーブルは、
    上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られる画像データと、上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けたものであり、
    上記色補正部は、
    上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光部から得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを上記色補正テーブルから読み出すことによって上記色補正処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  4. 上記紫外光受光素子における上記紫外線波長域の光の受光面積が、上記可視光受光素子における上記各色の光の受光面積よりも広いことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    上記画像読取装置によって上記色補正処理が施された画像データの出力処理を行う画像出力部とを備えていることを特徴とする画像データ出力処理装置。
  6. 原稿を読み取って上記原稿の画像データを生成する画像読取方法であって、
    可視光を上記原稿に照射する第1光源から出射されて上記原稿で反射された光、および紫外光を上記原稿に照射する第2光源から出射されて上記原稿で反射された光を受光して画像データに変換する受光工程と、
    上記受光工程によって得られる画像データに対して色補正処理を施す色補正工程とを含み、
    上記色補正工程では、
    上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光工程によって得られる画像データと上記原稿を再現するための色補正処理後の画像データとを予め対応付けた色補正テーブルから、上記第1光源および上記第2光源の両方によって上記原稿を照射したときに上記受光工程によって得られた画像データに対応する色補正処理後の画像データを読み出すことによって上記色補正処理を行うことを特徴とする画像読取方法。
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