JPH11355584A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JPH11355584A
JPH11355584A JP10163818A JP16381898A JPH11355584A JP H11355584 A JPH11355584 A JP H11355584A JP 10163818 A JP10163818 A JP 10163818A JP 16381898 A JP16381898 A JP 16381898A JP H11355584 A JPH11355584 A JP H11355584A
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JP
Japan
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color
image
color balance
image processing
monotone
Prior art date
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Pending
Application number
JP10163818A
Other languages
English (en)
Inventor
Naoki Takaoka
直樹 高岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP10163818A priority Critical patent/JPH11355584A/ja
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  • Processing Of Color Television Signals (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力がカラー画像データの場合に、顧客のニ
ーズに十分対応可能な調整範囲を持ったモノトーン画像
としてのカラーバランス調整機能を確立する。 【解決手段】 モノトーン画像を、予め定められた数パ
ターンのカラーバランス調整値以外にも、顧客にニーズ
に合うカラーバランス調整値を設定でき、かつこのモノ
トーンモードを通常モードとは別に設け、モノトーンモ
ードでは、画面に表示された各種パラメータを容易に設
定することができる。また、試し焼きを実行することが
可能であるため、仕上がり画像がどのようになるかを確
認することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像信号か
ら輝度成分を生成し、生成した輝度成分のカラーバラン
スを調整することでモノトーン画像データを作成する画
像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年では、ネガフィルムに記録されたコ
マ画像をCCD等の読取センサによって光電的に読み取
り、該読み取りによって得られたデジタル画像データに
対し拡大縮小や各種補正等の画像処理を実行し、画像処
理済のデジタル画像データに基づき変調したレーザ光に
より記録材料へ画像を形成する技術が知られている。
【0003】このようにCCD等の読取センサによりコ
マ画像をデジタル的に読み取る技術では、精度の良い画
像読み取りを実現するために、コマ画像を予備的に読み
取り(いわゆるプレスキャン)、コマ画像の濃度等に応
じた読取条件(例えば、コマ画像に照射する光量やCC
Dの電荷蓄積時間等)を決定し、決定した読取条件でコ
マ画像を再度読み取っていた(いわゆるファインスキャ
ン)。
【0004】ここで、基本的に読取られる画像データ
は、カラー画像データであり、出力も当然カラー画像と
して出力するのが一般的である。
【0005】ところが、意図的に白黒画像やセピア色等
の所謂モノトーン画像を好んで、プリントを依頼する顧
客も、少数ではあるがあり得る。
【0006】このため、特開平9−146721号公報
では、予めいくつかのモノトーン画像に対応するカラー
バランス調整値を準備(記憶)しておき、該モノトーン
のプリント依頼があった場合には、この記憶された中か
ら選択してもらうことで対応している。
【0007】しかし、上記公報では、顧客の趣向に合う
カラーバランス調整ができないため、顧客のニーズに完
全に合わせることが難しい。
【0008】なお、特開開9−200551号公報で
は、カラーバランス調整について言及しているが、モノ
トーンの操作そのものを対象としておらず、1つの条件
としてモノトーン画像もあり得ることが予測できるだけ
で、その操作形態等の詳細までは全く記載されていな
い。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、入力がカラー
画像データの場合に、顧客のニーズに十分対応可能な調
整範囲を持ったモノトーン画像としてのカラーバランス
調整機能を確立することができる画像処理装置を得るこ
とが目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、カラー画像信号から輝度成分を生成し、生成した輝
度成分のカラーバランスを調整することでモノトーン画
像データを作成する画像処理装置であって、前記カラー
バランス調整値を独立して各色成分毎に変更可能なカラ
ーバランス変更手段と、前記カラーバランス調整値を表
示する表示手段と、前記表示手段で表示さたカラーバラ
ンス調整値を調整操作する操作手段と、前記操作手段に
よりカラーバランス調整値が操作された時に、前記カラ
ーバランス変更手段を制御して該操作に応じたカラーバ
ランス調整値に調整する制御手段と、を有している。
【0011】表示手段によりカラーバランス調整値が表
示されるため、操作者は、この表示内容を見ながら、操
作手段によって各色成分毎にカラーバランスを変更操作
することができる。制御手段では、カラーバランス変更
手段を制御し、操作手段で操作された内容に基づいてカ
ラーバランスを調整し、所定のカラーバランス調整値を
設定する。
【0012】このように、モノトーン画像として、予め
いくつかのパターンから選択するのではなく、各色成分
毎に容易に調整することができるため、その調整範囲は
理論的には無限大となり、モノトーン画像のバリエーシ
ョンを増加することができる。また、カラーバランス調
整値は表示手段によって表示されるため、実際にプリン
トした場合にどのようになるかをある程度認識しながら
操作でき、作業性がよい。
【0013】請求項2に記載の発明は、前記請求項1記
載の発明において、前記表示手段は各色毎に設けられた
レベルゲージと、このレベルゲージ上を移動可能な指針
部と、で構成され、前記操作手段は、前記指針部をレベ
ルゲージ上を移動させる外部操作機器であることを特徴
としている。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、表示手段
には、カラーバランス調整値を示すものとして、例えば
直線に対して目盛が付与されたレベルゲージが表示さ
れ、このレベルゲージ上をツマミ形態の指針部がスライ
ドする構成となっている。この指針部は、例えば、キー
ボード上の矢印キーやマウスポインタ等でドラッグし、
レベルゲージ上をスライドさせることにより、調整する
ことができる。
【0015】請求項3に記載の発明は、前記請求項1又
は請求項2に記載の発明において、前記カラーバランス
として、白黒及びセピアを含む複数の予め定められた調
整値を記憶する記憶手段を、さらに有することを特徴と
している。
【0016】請求項3に記載の発明によれば、モノトー
ン画像として、代表的な白黒、セピアを含む複数のカラ
ーバランス調整値は、予め記憶手段に記憶しておくこと
により、その都度調整する必要がなく、操作性が容易と
なる。
【0017】請求項4に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項3の何れか1項記載の発明において、前記カラ
ーバランスは、各色間の相対差、或いは所定のカラーバ
ランス調整値を基準とした絶対値、の少なくともいずれ
か一方で調整されることを特徴としている。
【0018】請求項4に記載の発明によれば、カラーバ
ランスは、例えば各色成分の相対差、すなわち、ある1
色を0としたときのプラス値、マイナス値によって設定
してもよいし、所定のカラーバランス調整値を基準とし
た絶対値、すなわち白黒モード時をそれぞれ各色成分の
0値とし、数値を設定するようにしてもよい。それぞれ
に、利点があり、相対値調整の場合は調整を繰り返すこ
とにより所望のカラーバランスを得るのに適しており、
絶対値調整の場合はある程度各色成分を数値が既知であ
る場合に適している、ということができる。
【0019】請求項5に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項4の何れか1項記載の発明において、前記カラ
ーバランスとして、R(レッド)、G(グリーン)、B
(ブルー)系の第1の表色系、C(シアン)、M(マゼ
ンタ)、Y(イエロー)系の第2の表色系、V(明
度)、H(色相)、S(彩度)系の第3の表色系の3種
類の表色系を含む複数の表色系の中から1つを選択する
選択手段をさらに有することを特徴としている。
【0020】請求項5に記載の発明によれば、カラーバ
ランスを調整する場合、カラー画像データの表色系とし
て、代表的なものはRGBの第1表色系(なお、Dとし
て濃度データを含む場合もある)、CMYの第2の表色
系(なお、Kとしてブラックを含む場合もある)、VH
Sの第3の表色系があり、これらの中から1つを選択す
る選択機能を持たせることによって、顧客(オペレー
タ)の操作し易い環境を得ることができる。なお、標準
表色系として一般的な、CIEXYZ系の表色系を選択
範囲に入れても良い。
【0021】請求項6に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項5の何れか1項記載の発明において、前記表示
手段には、各色が調整されて生成された色、又は前記色
に対応して付された識別記号、又は生成された色に対し
てオペレータが任意に入力したファイル名の少なくとも
1つが表示され、この色又は識別記号を指定することに
より、新規登録、更新保存並びに読出等のアクセスが実
行されることを特徴としている。
【0022】請求項6に記載の発明によれば、表示手段
により、カラーバランスが調整された色自体、或いはこ
の色を特定する識別記号、或いはオペレータによって入
力されたファイル名が表示され、この色自体が表示され
た領域をマウスポインタ等で指定するか、識別記号又は
ファイル名をキー入力することにより、調整されたカラ
ーバランスの新規登録、更新保存及び読出等のアクセス
が可能であり、各色成分毎の調整値を一つ一つ入力する
ような煩雑な作業を回避することができる。
【0023】請求項7に記載の発明は、前記請求項1乃
至請求項6の何れか1項記載の画像処理装置が、カラー
バランスが調整された画像データを出力するプリント指
示手段と、前記プリント指示手段を起動する場合に操作
されるプリント指示起動手段と、を有し、前記プリント
指示起動手段が操作されたときに、前記表示手段の表示
内容として、前記調整されたカラーバランスの種類が表
示されると共に、該カラーバランス値が調整されたシー
ン、該シーンのプリント領域、をそれぞれ選択する選択
画面が表示されることを特徴としている。
【0024】請求項7に記載の発明によれば、プリント
を実行する場合、プリント指示起動手段によりプリント
指示を行うことにより、プリント指示手段が起動し、カ
ラーバランスが調整された画像データが出力される。
【0025】このとき、表示手段では、調整されたカラ
ーバランスの種類、該カラーバランス値が調整されたシ
ーン、該シーンのプリント領域、をそれぞれ選択する選
択画面が表示され、シーンとプリント領域については、
この時点で設定することが可能であり、テストプリント
として、標準的な画像として予め記憶された画像を選択
したり、極めて重要な領域(例えば、主被写体のみ)を
指定したりできる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1及び図2には、本実施形態に
係るディジタルラボシステム10の概略構成が示されて
いる。
【0027】図1に示すように、このディジタルラボシ
ステム10は、ラインCCDスキャナ14、画像処理部
16、レーザプリンタ部18、及びプロセッサ部20を
含んで構成されており、ラインCCDスキャナ14と画
像処理部16は、図2に示す入力部26として一体化さ
れており、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20
は、図2に示す出力部28として一体化されている。
【0028】ラインCCDスキャナ14は、ネガフィル
ムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されて
いるコマ画像を読み取るためのものであり、例えば13
5サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィル
ム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(24
0サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、12
0サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フ
ィルムのコマ画像を読取対象とすることができる。ライ
ンCCDスキャナ14は、上記の読取対象のコマ画像を
ラインCCD30で読み取り、A/D変換部32におい
てA/D変換した後、画像データを画像処理部16へ出
力する。
【0029】なお、本実施の形態では、240サイズの
写真フィルム(APSフィルム)68を適用した場合の
ディジタルラボシステム10として説明する。
【0030】画像処理部16は、ラインCCDスキャナ
14から出力された画像データ(スキャン画像データ)
が入力されると共に、デジタルカメラ34等での撮影に
よって得られた画像データ、原稿(例えば反射原稿等)
をスキャナ36(フラットベット型)で読み取ることで
得られた画像データ、他のコンピュータで生成され、フ
ロッピディスクドライブ38、MOドライブ又はCDド
ライブ40に記録された画像データ、及びモデム42を
介して受信する通信画像データ等(以下、これらをファ
イル画像データと総称する)を外部から入力することも
可能なように構成されている。
【0031】画像処理部16は、入力された画像データ
を画像メモリ44に記憶し、色階調処理部(モノトーン
を含む)46、ハイパートーン処理部48、ハイパーシ
ャープネス処理部50等の各種の補正等の画像処理を行
って、記録用画像データとしてレーザプリンタ部18へ
出力する。また、画像処理部16は、画像処理を行った
画像データを画像ファイルとして外部へ出力する(例え
ばFD、MO、CD等の記憶媒体に出力したり、通信回
線を介して他の情報処理機器へ送信する等)ことも可能
とされている。
【0032】レーザプリンタ部18はR、G、Bのレー
ザ光源52を備えており、レーザドライバ54を制御し
て、画像処理部16から入力された記録用画像データ
(一旦、画像メモリ56に記憶される)に応じて変調し
たレーザ光を印画紙に照射して、走査露光(本実施の形
態では、主としてポリゴンミラー58、fθレンズ60
を用いた光学系)によって印画紙62に画像を記録す
る。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18
で走査露光によって画像が記録された印画紙62に対
し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。
これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0033】(ラインCCDスキャナの構成)次にライ
ンCCDスキャナ14の構成について説明する。図1に
はラインCCDスキャナ14の光学系の概略構成が示さ
れている。この光学系は、写真フィルム68に光を照射
する光源66を備えており、光源66の光射出側には、
写真フィルム68に照射する光を拡散光とする光拡散板
72が配置されている。
【0034】写真フィルム68は、光拡散板72が配設
された側に配置されたフィルムキャリア74によって、
コマ画像の画面が光軸と垂直になるように搬送される。
【0035】写真フィルム68を挟んで光源66と反対
側には、光軸に沿って、コマ画像を透過した光を結像さ
せるレンズユニット76、ラインCCD30が順に配置
されている。なお、レンズユニット76として単一のレ
ンズのみを示しているが、レンズユニット76は、実際
には複数枚のレンズから構成されたズームレンズであ
る。なお、レンズユニット76として、セルフォックレ
ンズを用いてもよい。この場合、セルフォックレンズの
両端面をそれぞれ、可能な限り写真フィルム68及びラ
インCCD30に接近させることが好ましい。
【0036】ラインCCD30は、複数のCCDセル搬
送される写真フィルム68の幅方向に沿って一列に配置
され、かつ電子シャッタ機構が設けられたセンシング部
が、間隔を空けて互いに平行に3ライン設けられてお
り、各センシング部の光入射側にR、G、Bの色分解フ
ィルタの何れかが各々取付けられて構成されている(所
謂3ラインカラーCCD)。ラインCCD30は、各セ
ンシング部の受光面がレンズユニット76の結像点位置
に一致するように配置されている。
【0037】また、図示は省略するが、ラインCCD3
0とレンズユニット76との間にはシャッタが設けられ
ている。 (画像処理部16の制御系の構成)図3には、図1に示
す画像処理部16の主要構成である画像メモリ44、色
階調処理46、ハイパートーン処理48、ハイパーシャ
ープネス処理50の各処理を実行するための詳細な制御
ブロック図が示されている。
【0038】ラインCCDスキャナ14から出力された
RGBの各デジタル信号は、データ処理部200におい
て、暗時補正、欠陥画素補正、シェーディング補正等の
所定のデータ処理が施された後、Log 変換器202によ
ってデジタル画像データ(濃度データ)に変換され、プ
レスキャンデータはプレスキャンメモリ204に記憶さ
れ、メインスキャンデータはメインスキャンメモリ20
6に記憶される。
【0039】プレスキャンメモリ204に記憶されたプ
レスキャンデータは、画像データ処理部208と画像デ
ータ変換部210とで構成されたプレスキャン処理部2
12に送出される。一方、メインスキャンメモリ206
に記憶されたメインスキャンデータは、画像データ処理
部214と画像データ変換部216とで構成されたメイ
ンスキャン処理部218へ送出される。
【0040】画像データ処理部208、216では、カ
ラーバランス調整、コントラスト調整(色階調処理)、
明るさ補正、彩度補正(ハイパートーン処理)、ハイパ
ーシャープネス処理等が、LUTやマトリクス(MT
X)演算等の周知の方法で実行されるようになってい
る。
【0041】また、画像データ処理部208、216で
は、画像の周辺(背景)の光量を補正する周辺光量補正
も実行される。
【0042】プレスキャン側の画像データ変換部210
では、画像データ処理部208によって処理された画像
データを3D−LUTに基づいてモニタ16Mへ表示す
るためのディスプレイ用画像データに変換している。一
方、メインスキャン側の画像データ変換部216では、
画像データ処理部214によって処理された画像データ
を、3D−LUTに基づいてレーザプリンタ部18での
プリント用画像データに変換している。なお、上記ディ
スプレイ用の画像データと、プリント用画像データと
は、表色系が異なるが、以下のような様々な補正によっ
て一致を図っている。
【0043】すなわち、プレスキャン処理部212及び
メインスキャン処理部218には、条件設定部224が
接続されている。
【0044】条件設定部224は、セットアップ部22
6、キー補正部228、パラメータ統合部230とで構
成されている。
【0045】セットアップ部226は、プレスキャンデ
ータを用いて、メインスキャンの読取条件を設定し、ラ
インCCDスキャナ14に供給し、また、プレイスキャ
ン処理部212及びメイスキャン処理部218の画像処
理条件を演算し、パラメータ統合部230に供給してい
る。
【0046】キー補正部228は、キーボード16Kに
設定された濃度、色、コントラスト、シャープネス、彩
度等を調整するキーやマウスで入力された各種の指示等
に応じて、画像処理条件の調整量を演算し、パラメータ
統合部230へ供給している。
【0047】パラメータ統合部230では、上記セット
アップ部226及びキー補正部228から受け取った画
像処理条件をプレスキャン側及びメインスキャン側の画
像データ処理部208,214へ送り、画像処理条件を
補正あるいは再設定する。この再設定された画像処理条
件に基づいてプレスキャン側ではモニタ表示し、ファイ
ンスキャン側ではプリント用画像データとして出力す
る。
【0048】上記が本装置における通常モードの処理内
容であり、この場合、入力されたカラー画像データに対
して適正な補正を施し、結果としてカラー画像データを
出力する。これに対して、本装置では、顧客の要望等に
より入力されたカラー画像データに基づいて、モノトー
ン画像データを作成する機能を有している(モノトーン
モード)。
【0049】通常モードとモノトーンモードとは、画像
コマ毎に切り替え可能であるが、ラインCCDスキャナ
14によるプレスキャン、ファインスキャンは同様に実
行され、その後の処理内容がモードによって変更される
ようになっている。なお、モノトーン画像の要求は、通
常は焼き増し時で少数枚で指定されることが多いため、
同時プリントモードとして画像コマ毎にモードを判断せ
ず、連続的に処理するモードを設けても良い。
【0050】上記モノトーンモードでは、図4に示され
る如く、プレスキャン後にモニタ16M上にモノトーン
モード画面300が表示されるようになっている。
【0051】図5に示される如く、モノトーン画面30
0の左上には、プレスキャンで読み取った画像或いはそ
の後のカラーバランス調整後の画像が表示される画像表
示領域302が設けられており、オペレータはこの画像
表示領域に表示された画像を見ながらの処理が可能とな
っている。
【0052】画像表示領域302の右側に隣接して色未
選択ボタン304が設けられている。この色味選択ボタ
ン304が操作されると(図5のように鎖線で示すマウ
スポインタ306により指示され、マウスボタンがクリ
ックされると)、このモノトーン画面300に重なるよ
うに、図6に示されるような色味選択画面308が表示
されるようになっている。
【0053】図6に示される如く、この色味選択画面3
08には、所謂カラーパッチ部310が設けられ、この
カラーパッチ部310の中から所望のカラーパッチを選
択し、OKボタン312を操作することにより、前記画
像表示領域302に表示された画像の色味が設定される
ようになっている。なお、カラーパッチの選択時には、
選択色味見本領域314に選択されたカラーパッチと同
一の色が表示される。また、OKボタン312の下側に
は、選択されたカラーパッチをキャンセルするキャンセ
ルボタン316が設けられている。
【0054】OKボタン312又はキャンセルボタン3
16が操作されると、色味選択画面308が消滅し、元
のモノトーン画面300が再度表示される。
【0055】色味選択ボタン304のさらに右側には、
5個のモノトーン選択ボタン318、320、323、
324、326が縦列に配列されている。この内の上部
2個のモノトーン選択ボタン318、320は、具体的
にモノトーンの状態(上側が白黒、下側のセピア)がボ
タン上に表示されており、それぞれを操作することによ
り表示されたモノトーン画像に最適なカラーバランスが
読み出され、前記画像表示領域302に読み出されたカ
ラーバランス調整量に基づく画像が表示される。なお、
図5では、マウスポインタ306によって、セピア色に
対応するモノトーン選択ボタン320が指示された状態
であり、その後にマウスボタンを操作することにより、
セピア色の画面が表示されることになる。
【0056】残りの3個のモノトーン選択ボタン32
2、324、326はそれぞれ所定のカラーバランス調
整値が登録されており(それぞれ、登録1、登録2、登
録3と表示されている)、この選択ボタンのいずれかを
操作することにより、登録されたカラーバランス調整量
に基づく画像を表示することができる。
【0057】登録されるカラーバランスは、モノトーン
画面300の下部にある、調整方法設定部328、調整
量表示部330及び調整部332によって設定される。
【0058】調整方法設定部328には、例示ボックス
としてRGBボックス334、CMYボックス336、
HSVボックス338と表示され、それぞれの左側に選
択ポイント部340、342、344が設けられてい
る。ここで、図5では、RGBボックス340が選択さ
れており(選択ポイント部340に黒丸表示)、当該画
像の入力データがRGB表色系であることを示してい
る。
【0059】調整量表示部330には、例示ボックスと
して絶対値ボックス346と、相対値ボックス348と
が設けられ、それぞれに選択ポイント部350、352
が設けられている。図5では、絶対値ボックス350が
選択されている。調整量が絶対値の場合は、白黒画像を
基準とした各色成分の調整量を指示してモノトーン画像
が生成され、調整量が相対値の場合は、前記色味選択ボ
タン304の操作による色味選択機能によって選択され
た色味に対する各色成分の加減調整によってモノトーン
画像が生成される。
【0060】調整部332は、前記調整方法設定部32
8で設定された表色系を表示する表色系表示部354
と、この設定された表色系の各成分(RGB、CMYの
場合には色成分)毎のスライド調整部356と、構成さ
れた画面が表示されている。
【0061】スライド調整部356は、等間隔の目盛が
ついたゲージ358と、このゲージ358上を例えばマ
ウスのドラッグ操作で移動可能なツマミ360と、を備
えツマミが右にあるほどその成分を増加するための指示
が行え、左にあるほどその成分を減少するための指示が
行えるようになっている。
【0062】また、このモノトーン画面300には、登
録ボタン362、取消ボタン364、確認ボタン36
6、試し焼きボタン368が配列されている。登録ボタ
ン362では、それぞれ調整されたカラーバランスの登
録(登録されると前記登録1乃至登録3の何れかのボタ
ンが読出しのスイッチとなって記憶される)が可能とな
っている。また、取消ボタン364は、文字通り設定が
取り消され基の状態(画像を取り込んだ時の状態)に戻
されると共に、このモノトーン画面が終了する。確認ボ
タン366は、設定したカラーバランスを確定したとき
に操作され、以後の調整が不可となると共に、登録はさ
れないがこのモノトーン画面表示中は調整値が保持され
る。
【0063】次に、試し焼きボタン368は、前記登録
ボタン362或いは確定ボタン366が操作された後に
有効となるボタンであり(すなわち、登録ボタン362
或いは確定ボタン366の操作前は操作不可)、このボ
タンが操作されることにより、サブ画面としての試し焼
き画面370(図7参照)が表示されるようになってい
る。
【0064】図7に示される如く、試し焼き画面370
は、色味表示部372、シーン表示部374、プリント
領域表示部376及び試し焼き画像表示部378とで構
成されている。
【0065】色味表示部372は、前記モノトーン画面
300における5個のモノトーン選択ボタン318、3
20、322、324、326と同一の配列とされてお
り、設定されているモノトーンの色味が強調(例えば、
別色、斜線等)されている。また、登録1表示部32
2、登録2表示部324に示すように、未登録の場合に
は、×印が同時に表示されるようになっている。
【0066】シーン表示部374は、試し焼きを行うシ
ーンを選択することが可能となっており、例示ボックス
として読取シーンボックス380、パッチボックス38
2、標準人物ボックス384、標準風景ボックス386
が表示され、それぞれの左側に選択ポイント部388、
390、392、394が設けられている。ここで、図
7では、標準人物ボックス384が選択されており(選
択ポイント部392に黒丸表示)、当該シーンが標準人
物であることを示している。
【0067】プリント領域表示部378は、試し焼きを
行う画像ん尾領域を選択することが可能となっており、
例示ボックスとして全画面ボックス396、選択領域ボ
ックス398、中央付近ボックス400が表示され、そ
れぞれの左側に選択ポイント部402、404、406
が設けられている。ここで、図7では、中央付近ボック
ス400が選択されており(選択ポイント部406に黒
丸表示)、当該プリント領域が中央付近であることを示
している。
【0068】なお、指定された画像領域は、試し焼き画
像表示部378に表示された全画面の中に鎖線408に
よって指示されるようになっている。また、選択領域ボ
ックス398が指定された場合には、マウスポインタ3
06を操作して枠空け作業を行うことにより、鎖線40
8が表示される(具体的な操作は、選択したい領域の左
上角部でドラッグし、右下角部で解除する。なお、アス
ペクト比は固定)。上記の設定が終了後、確認ボタン4
10が操作されると、試し焼きが開始される。また、取
消ボタン412が操作されると、試し焼き画面370が
終了し、モノトーン画面300に戻るようになってい
る。
【0069】以下に、本実施の形態の作用を説明する。 (通常モード)オペレータがフィルムキャリア74に写
真フィルム68を挿入し、画像処理部16のキーボード
16Kによりコマ画像読取開始を指示すると、フィルム
キャリア74では、写真フィルム22を搬送開始する。
この搬送により、プレスキャンが実行される。すなわ
ち、写真フィルム68を比較的高速で搬送しながら、ラ
インCCDスキャナ14によって、画像コマのみなら
ず、写真フィルムの68の画像記録領域外の各種データ
を含めて、読み取っていく。
【0070】次に磁気(光学)情報を読取り、コマ画像
のサイズを認識し、例えば、パノラマサイズのコマ画像
である場合には、パノラマサイズの画像特有の素抜け部
分(写真フィルムの幅方向両端側)を遮光する。
【0071】次に、撮影画像の画像処理パラメータであ
る、カラー補正量、濃度補正量、ハイパートーン補正
量、周辺光量補正量、歪曲収差補正量等を算出し、次い
でファインスキャン時の読取条件(絞り)を算出する。
【0072】その後、ファインスキャンが実行され、撮
影画像の画像処理パラメータをセットし、撮影画像の補
正を実行する。 (モノトーンモード)前記ラインCCDスキャナ14に
よってプレスキャンが実行された後、モニタ16M上に
モノトーン画面300が表示される(図4参照)。
【0073】図5に示される如く、このモノトーン画面
300では、まず、調整方法と調整量とを設定する。設
定された調整方法と調整量が、その後の画像処理のパラ
メータとしてセットアップされる。
【0074】次に、どのようなモノトーン(白黒、セピ
ア、任意設定)にするかを選択する。
【0075】ここで、白黒調又はセピア調を選択する場
合には、それぞれのボタン(モノトーン選択ボタン31
8、320)の何れかを操作することによって、予め設
定されたパラメータが読み出される。また、登録1乃至
登録3のボタン(モノトーン選択ボタン322、32
4、326)の何れかが操作された場合には、以前に任
意設定し登録した色味のカラーバランス調整値が読み出
される。
【0076】上記では、既にカラーバランス調整値が定
まっており、この定まっている調整値が読み出され、ス
ライド調整部332のゲージ358上の所定の位置にツ
マミ360が移動する。これにより、カラーバランス調
整値を目視によって確認することができる。
【0077】一方、色味選択ボタン304が操作される
と、モノトーン画面300に重複するように色味選択画
面308が表示される(図6参照)。色味選択画面30
8には、各色の色相、明度、彩度の異なる色味がマトリ
クス状に配列され(カラーパッチ310)、オペレータ
がこのカラーパッチから所望の色味を選択(マウスポイ
ンタで指示後、クリック操作)することにより、選択色
味見本領域314に選択した色味が表示される。その
後、OKボタン312が操作されることにより、色味が
決定されると共に、色味選択画面308が終了し、モノ
トーン画面300に戻る。
【0078】モノトーン画面300のスライド調整部3
32には、選択された色味における各調整量(本実施の
形態では、RGB)がツマミ360の位置によって表現
される。
【0079】上記カラーバランス調整値の基準値が設定
された後、オペレータが手動で調整する場合には、前記
ゲージ358上のツマミ360をドラッグして、スライ
ドさせることにより、自由なカラーバランス調整値が設
定される。この調整値は、調整後に登録1乃至登録3の
何れかのボタンを操作することにより、更新登録され
る。
【0080】次に、試し焼きボタン368が操作される
と、モノトーン画面300から八女市焼き画面370
(図7参照)に画面が切り替わる。この試し焼き画面3
70には、モノトーン画面300で設定した色味が表示
されると共に、シーン及びプリント領域を設定する。
【0081】シーンの設定は、読取シーンボックス38
0、パッチボックス382、標準人物ボックス384、
標準風景ボックス386から選択可能であり、何れか1
つを選択する。また、プリント領域の設定は、全画面ボ
ックス396、選択領域398、中央付近400から選
択可能であり、何れか1つを選択する。
【0082】選択された画像及びプリント領域は、プリ
ント領域表示部378に表示される(プリント領域が画
面より小さい場合は、鎖線408でその領域が指示され
る。)。
【0083】以上がモニタ16Mでのモノトーンカラー
バランス調整量の設定であり、ここで設定されたパラメ
ータに基づいて出力される画像信号が演算される。
【0084】ここで、入力画像信号(RGB)に対する
出力画像信号(RGB)’への変換計算式及びその詳細
な計算手順について説明する。設定したモノトーンのカ
ラーバランス調整量は、以下に示す(1)式の中の
「(SHIFT1)」及び「(SHIFT2)」で決ま
る。
【0085】 (RGB)'=(MTX1) -1{(MTX2)(MTX1)(RGB)+(SHIFT1) }+(SHIFT2) ・・・(1) 上記(1)式において、(MTX2)(MTX1)(RGB)では、NT
SC方式のマトリクスを利用して、Y1 、I1 、Q1
表色系系から輝度成分(Y1 )のみを取り出している。
なお、以後(RGB)をRout 、Gout 、Botu とい
い、(RGB)’をRin、Gin、Bin という。
【0086】
【数1】 次に、(SHIFT1)は、VHSの表色系でカラーバ
ランス調整量が指定された時の調整値を示し、これをY
IQに変換する(Yadj 、Iadj 、Qadj )。
【0087】
【数2】 なお、RGB又はCMYでカラーバランス調整量が指定
された場合は、(SHIFT1)は0、すなわち、
【0088】
【数3】 となる。
【0089】これにより、(1)式の{ }内をY2
2 、Q2 として計算すると、
【0090】
【数4】 この計算値に(MTX1)の逆数(MTX1)-1を積算
する(R3 、G3 、B 3 )。
【0091】
【数5】 最後に(SHIFT2)を加算することにより、上記
(1)から、(RGB)’を得ることができる。
【0092】
【数6】 なお、カラーバランス調整が、HSVでなされている場
合には、この(SHIFT2)は0、すなわち
【0093】
【数7】 となる。
【0094】本実施の形態によれば、モノトーン画像
を、予め定められた数パターンのカラーバランス調整値
以外にも、顧客にニーズに合うカラーバランス調整値を
設定でき、かつこのモノトーンモードを通常モードとは
別に設け、モノトーンモードでは、画面に表示された各
種パラメータを容易に設定することができる。また、試
し焼きを実行することが可能であるため、仕上がり画像
がどのようになるかを確認することができる。
【0095】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る画像処理
装置は、入力がカラー画像データの場合に、顧客のニー
ズに十分対応可能な調整範囲を持ったモノトーン画像と
してのカラーバランス調整機能を確立することができる
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るディジタルラボシス
テムの概略構成図である。
【図2】ディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】本実施の形態に係る画像処理部の制御ブロック
図である。
【図4】モノトーンモード時にモニタに表示されるモノ
トーン画面の状態を示す正面図である。
【図5】モノトーン画面が正面図である。
【図6】色味選択画面の正面図である。
【図7】試し焼き画面の正面図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム 14 ラインCCDスキャナ 16 画像処理部 16M モニタ 66 光源部 68 写真フィルム 152 画像分離部 156 プレ露光画像メモリ 168、170 画像合成部 200 データ処理部 202 log 変換器 204 プレスキャンメモリ 206 メインスキャンメモリ 208 画像データ処理部 212 プレスキャン処理部 214 画像データ処理部 218 メインスキャン処理部 300 モノトーン画面 308 色味選択画面 370 試し焼き画面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像信号から輝度成分を生成し、
    生成した輝度成分のカラーバランスを調整することでモ
    ノトーン画像データを作成する画像処理装置であって、 前記カラーバランス調整値を独立して各色成分毎に変更
    可能なカラーバランス変更手段と、 前記カラーバランス調整値を表示する表示手段と、 前記表示手段で表示さたカラーバランス調整値を調整操
    作する操作手段と、 前記操作手段によりカラーバランス調整値が操作された
    時に、前記カラーバランス変更手段を制御して該操作に
    応じたカラーバランス調整値に調整する制御手段と、を
    有する画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は各色毎に設けられたレベ
    ルゲージと、このレベルゲージ上を移動可能な指針部
    と、で構成され、前記操作手段は、前記指針部をレベル
    ゲージ上を移動させる外部操作機器であることを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記カラーバランスとして、白黒及びセ
    ピアを含む複数の予め定められた調整値を記憶する記憶
    手段を、さらに有することを特徴とした請求項1又は請
    求項2に記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記カラーバランスは、各色間の相対
    差、或いは所定のカラーバランス調整値を基準とした絶
    対値、の少なくともいずれか一方で調整されることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項記載の画像
    処理装置。
  5. 【請求項5】 前記カラーバランスとして、R(レッ
    ド)、G(グリーン)、B(ブルー)系の第1の表色
    系、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)系
    の第2の表色系、V(明度)、H(色相)、S(彩度)
    系の第3の表色系の3種類の表色系を含む複数の表色系
    の中から1つを選択する選択手段をさらに有することを
    特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の画
    像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記表示手段には、各色が調整されて生
    成された色、又は前記色に対応して付された識別記号、
    又は生成された色に対してオペレータが任意に入力した
    ファイル名の少なくとも1つが表示され、この色又は識
    別記号を指定することにより、新規登録、更新保存並び
    に読出等のアクセスが実行されることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5の何れか1項記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記請求項1乃至請求項6の何れか1項
    記載の画像処理装置が、カラーバランスが調整された画
    像データを出力するプリント指示手段と、前記プリント
    指示手段を起動する場合に操作されるプリント指示起動
    手段と、を有し、 前記プリント指示起動手段が操作されたときに、前記表
    示手段の表示内容として、前記調整されたカラーバラン
    スの種類が表示されると共に、該カラーバランス値が調
    整されたシーン、該シーンのプリント領域、をそれぞれ
    選択する選択画面が表示されることを特徴とする画像処
    理装置。
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