JPH0983735A - 画像処理装置およびその方法 - Google Patents
画像処理装置およびその方法Info
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- JPH0983735A JPH0983735A JP7236775A JP23677595A JPH0983735A JP H0983735 A JPH0983735 A JP H0983735A JP 7236775 A JP7236775 A JP 7236775A JP 23677595 A JP23677595 A JP 23677595A JP H0983735 A JPH0983735 A JP H0983735A
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- light emitting
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- reading
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- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
- Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蛍光色と非蛍光色とを区別して画像出力する
ことができる画像処理装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 蛍光色読取モードの場合、蛍光色読取ス
キャンを実行し(ステップS303)、ステップS304からS3
06で、読取った画像を処理して得た蛍光色領域画像を画
像メモリへ格納する。続いて、ステップS308で画像形成
用のスキャンを開始し、ステップS310で原稿画像の読取
りに同期して画像メモリに格納した蛍光色領域画像を読
出し、ステップS311において、読出した蛍光色領域画像
のデータに従って処理パラメータを切替えながら、読取
った原稿画像に色空間圧縮を施す。
ことができる画像処理装置およびその方法を提供する。 【解決手段】 蛍光色読取モードの場合、蛍光色読取ス
キャンを実行し(ステップS303)、ステップS304からS3
06で、読取った画像を処理して得た蛍光色領域画像を画
像メモリへ格納する。続いて、ステップS308で画像形成
用のスキャンを開始し、ステップS310で原稿画像の読取
りに同期して画像メモリに格納した蛍光色領域画像を読
出し、ステップS311において、読出した蛍光色領域画像
のデータに従って処理パラメータを切替えながら、読取
った原稿画像に色空間圧縮を施す。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置および
その方法に関し、例えば、原稿から読取った画像を処理
する画像処理装置およびその方法に関するものである。
その方法に関し、例えば、原稿から読取った画像を処理
する画像処理装置およびその方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1はフルカラーシステムにおける画像
入力装置の構成例を示す図で、例えば、フルカラー複写
機の画像入力部である。
入力装置の構成例を示す図で、例えば、フルカラー複写
機の画像入力部である。
【0003】同図において、原稿台809上に置かれた原
稿810は、反射笠807と808を備えた光源806によって照明
され、その反射光は反射ミラー805,804,803を経て、レ
ンズ802によりR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の
各分光感度を有する受光素子(CCD)801に結像され、CCD8
01は光電変換により原稿画像をRGBの輝度信号として出
力する。
稿810は、反射笠807と808を備えた光源806によって照明
され、その反射光は反射ミラー805,804,803を経て、レ
ンズ802によりR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の
各分光感度を有する受光素子(CCD)801に結像され、CCD8
01は光電変換により原稿画像をRGBの輝度信号として出
力する。
【0004】このRGB輝度信号は、ディジタルデータに
変換され、入力系の特性を補正するシェーディング補正
や、標準色空間へ変換するための入力マスキング処理が
施され、必要に応じて、画像メモリに記憶される。その
後、この画像データは、対数変換により輝度信号から濃
度信号へ変換され、黒の再現性を向上するために黒成分
信号が生成され、出力系に対応した補正(出力マスキン
グ処理やガンマ補正処理など)が施された後、画像出力
装置へ転送され、画像形成プロセスにより画像が出力さ
れる。
変換され、入力系の特性を補正するシェーディング補正
や、標準色空間へ変換するための入力マスキング処理が
施され、必要に応じて、画像メモリに記憶される。その
後、この画像データは、対数変換により輝度信号から濃
度信号へ変換され、黒の再現性を向上するために黒成分
信号が生成され、出力系に対応した補正(出力マスキン
グ処理やガンマ補正処理など)が施された後、画像出力
装置へ転送され、画像形成プロセスにより画像が出力さ
れる。
【0005】この際、画像出力装置が再現できる色範囲
に入らない色については、色再現範囲の境界線上の色と
して出力される。従って、色相が同じか近くて、彩度が
異なる色再現範囲外の色は、彩度が異なっているにもか
かわらず同じ色で出力されてしまい、忠実に色再現する
ことができない。そこで、これを解決するために、色空
間圧縮と呼ばれる画像処理技術により、色再現範囲外の
色に色再現範囲内の色を割当てて階調を再現している。
に入らない色については、色再現範囲の境界線上の色と
して出力される。従って、色相が同じか近くて、彩度が
異なる色再現範囲外の色は、彩度が異なっているにもか
かわらず同じ色で出力されてしまい、忠実に色再現する
ことができない。そこで、これを解決するために、色空
間圧縮と呼ばれる画像処理技術により、色再現範囲外の
色に色再現範囲内の色を割当てて階調を再現している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した技術
においては、次のような問題点がある。
においては、次のような問題点がある。
【0007】上記の画像入力装置において、蛍光色を読
取った場合、その信号レベルから読取った色が蛍光色で
あるかどうかを判定することはできない。そして、蛍光
色を読取った信号の彩度は飽和状態になるので、通常の
色再現範囲外の色として扱われ、色空間圧縮により所定
のパラメータに従って色再現範囲内へ圧縮され、蛍光色
特有の質感(蛍光感)は特別考慮されることなく、通常
の色再現範囲外の色と同様に色再現範囲内の色に割当て
られる。
取った場合、その信号レベルから読取った色が蛍光色で
あるかどうかを判定することはできない。そして、蛍光
色を読取った信号の彩度は飽和状態になるので、通常の
色再現範囲外の色として扱われ、色空間圧縮により所定
のパラメータに従って色再現範囲内へ圧縮され、蛍光色
特有の質感(蛍光感)は特別考慮されることなく、通常
の色再現範囲外の色と同様に色再現範囲内の色に割当て
られる。
【0008】従って、蛍光色を読取り色空間圧縮して画
像出力すると、原稿の蛍光色とは異なった色で出力され
ることになる。勿論、YMCK四色のトナーで画像を形成す
る画像出力装置も、蛍光色を再現することはできない。
そこで、原稿の蛍光色と非蛍光色とを区別して画像出力
することが望まれる。
像出力すると、原稿の蛍光色とは異なった色で出力され
ることになる。勿論、YMCK四色のトナーで画像を形成す
る画像出力装置も、蛍光色を再現することはできない。
そこで、原稿の蛍光色と非蛍光色とを区別して画像出力
することが望まれる。
【0009】本発明は、上述の問題を解決するためのも
のであり、蛍光色と非蛍光色とを識別することができる
画像処理装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
のであり、蛍光色と非蛍光色とを識別することができる
画像処理装置およびその方法を提供することを目的とす
る。
【0010】また、蛍光色と非蛍光色とを区別して画像
出力することができる画像処理装置およびその方法を提
供することを他の目的とする。
出力することができる画像処理装置およびその方法を提
供することを他の目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記の目的を
達成する一手段として、以下の構成を備える。
達成する一手段として、以下の構成を備える。
【0012】本発明にかかる画像処理装置は、それぞれ
異なる波長成分の光を発光する第一および第二の発光手
段と、前記第一または第二の発光手段により照明された
原稿からの反射光によって、その原稿の画像を読取る読
取手段と、前記第一の発光手段を用いて読取った画像に
基づいて、前記第二の発光手段を用いて読取った画像か
ら所定領域を抽出する抽出手段とを有することを特徴と
する。
異なる波長成分の光を発光する第一および第二の発光手
段と、前記第一または第二の発光手段により照明された
原稿からの反射光によって、その原稿の画像を読取る読
取手段と、前記第一の発光手段を用いて読取った画像に
基づいて、前記第二の発光手段を用いて読取った画像か
ら所定領域を抽出する抽出手段とを有することを特徴と
する。
【0013】また、それぞれ異なる波長成分の光を発光
する第一および第二の発光手段と、前記第一または第二
の発光手段により照明された原稿からの反射光によっ
て、その原稿の画像を読取る読取手段と、前記第一の発
光手段を用いて読取った画像を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された画像に基づいて、前記第二の発
光手段を用いて読取った画像を処理する処理手段とを有
することを特徴とする。
する第一および第二の発光手段と、前記第一または第二
の発光手段により照明された原稿からの反射光によっ
て、その原稿の画像を読取る読取手段と、前記第一の発
光手段を用いて読取った画像を記憶する記憶手段と、前
記記憶手段に記憶された画像に基づいて、前記第二の発
光手段を用いて読取った画像を処理する処理手段とを有
することを特徴とする。
【0014】本発明にかかる画像処理方法は、それぞれ
異なる波長成分の光を発光する第一および第二の発光手
段と、前記第一または第二の発光手段により照明された
原稿からの反射光によって、その原稿の画像を読取る読
取手段とを備えた画像処理装置の画像処理方法であっ
て、前記第一の発光手段を用いて前記読取手段に画像を
読取らせる第一の読取ステップと、前記第二の発光手段
を用いて前記読取手段に画像を読取らせる第二の読取ス
テップと、前記第一の読取ステップで読取った画像に基
づいて、前記第二の読取ステップで読取った画像から所
定領域を抽出する抽出ステップとを有することを特徴と
する。
異なる波長成分の光を発光する第一および第二の発光手
段と、前記第一または第二の発光手段により照明された
原稿からの反射光によって、その原稿の画像を読取る読
取手段とを備えた画像処理装置の画像処理方法であっ
て、前記第一の発光手段を用いて前記読取手段に画像を
読取らせる第一の読取ステップと、前記第二の発光手段
を用いて前記読取手段に画像を読取らせる第二の読取ス
テップと、前記第一の読取ステップで読取った画像に基
づいて、前記第二の読取ステップで読取った画像から所
定領域を抽出する抽出ステップとを有することを特徴と
する。
【0015】また、それぞれ異なる波長成分の光を発光
する第一および第二の発光手段と、前記第一または第二
の発光手段により照明された原稿からの反射光によっ
て、その原稿の画像を読取る読取手段とを備えた画像処
理装置の画像処理方法であって、前記第一の発光手段を
用いて前記読取手段に画像を読取らせる第一の読取ステ
ップと、前記第二の発光手段を用いて前記読取手段に画
像を読取らせる第二の読取ステップと、前記第一の読取
ステップで読取った画像に基づいて、前記第二の読取ス
テップで読取った画像を処理する処理ステップとを有す
ることを特徴とする。
する第一および第二の発光手段と、前記第一または第二
の発光手段により照明された原稿からの反射光によっ
て、その原稿の画像を読取る読取手段とを備えた画像処
理装置の画像処理方法であって、前記第一の発光手段を
用いて前記読取手段に画像を読取らせる第一の読取ステ
ップと、前記第二の発光手段を用いて前記読取手段に画
像を読取らせる第二の読取ステップと、前記第一の読取
ステップで読取った画像に基づいて、前記第二の読取ス
テップで読取った画像を処理する処理ステップとを有す
ることを特徴とする。
【0016】
【実施形態】以下、本発明にかかる一実施形態の画像処
理装置を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下で
は、本発明をカラー複写機などの画像入力部と画像処理
部に適用する例を説明するが、本発明はこれに限定され
るものではなく、イメージスキャナ,フィルムスキャ
ナ,ビデオカメラなどの画像入力装置と画像処理装置と
を組合わせた場合にも適用することができる。
理装置を図面を参照して詳細に説明する。なお、以下で
は、本発明をカラー複写機などの画像入力部と画像処理
部に適用する例を説明するが、本発明はこれに限定され
るものではなく、イメージスキャナ,フィルムスキャ
ナ,ビデオカメラなどの画像入力装置と画像処理装置と
を組合わせた場合にも適用することができる。
【0017】
【第1実施形態】 [画像処理部]図2は本発明にかかる一実施形態の画像
処理装置の構成例を示すブロック図である。
処理装置の構成例を示すブロック図である。
【0018】同図において、CPU214は、ROM216などに予
め格納されたプログラムに従って、以下の各構成を含む
装置全体の制御や、後述する画像処理などを行う。RAM2
15はCPU214によりワークメモリとして利用され、ROM216
には制御プログラムや画像処理プログラムなどのほかに
画像処理パラメータなども格納されている。操作部217
は、キーボードやタッチパネルおよびLCDなどの表示器2
18を有し、オペレータからの指示をCPU214へ伝えたり、
CPU214によって装置の動作条件や状態を表示したりする
ものである。
め格納されたプログラムに従って、以下の各構成を含む
装置全体の制御や、後述する画像処理などを行う。RAM2
15はCPU214によりワークメモリとして利用され、ROM216
には制御プログラムや画像処理プログラムなどのほかに
画像処理パラメータなども格納されている。操作部217
は、キーボードやタッチパネルおよびLCDなどの表示器2
18を有し、オペレータからの指示をCPU214へ伝えたり、
CPU214によって装置の動作条件や状態を表示したりする
ものである。
【0019】201はアナログ信号処理部で、CCDセンサ10
1から出力された画像信号にゲインやオフセットの調整
を施す。202はA/D変換部で、アナログ信号処理部201か
ら出力されたアナログ画像信号を、各色成分毎に例えば
8ビットのRGBディジタル画像信号に変換する。203はシ
ェーディング補正部で、A/D変換部202から出力された画
像信号に、原稿を照明する光源のむらやCCDセンサ101の
感度むらなどを補正するシェーディング補正を施す。
1から出力された画像信号にゲインやオフセットの調整
を施す。202はA/D変換部で、アナログ信号処理部201か
ら出力されたアナログ画像信号を、各色成分毎に例えば
8ビットのRGBディジタル画像信号に変換する。203はシ
ェーディング補正部で、A/D変換部202から出力された画
像信号に、原稿を照明する光源のむらやCCDセンサ101の
感度むらなどを補正するシェーディング補正を施す。
【0020】204はラインディレイ部で、シェーディン
グ補正部203から出力された画像信号に含まれている空
間的ずれを補正する。この空間的ずれは、CCDセンサ101
の各ラインセンサが、副走査方向に、互いに所定の距離
を隔てて配置されていることにより生じたものである。
具体的には、B色成分信号を基準として、RおよびGの各
色成分信号を副走査方向にライン遅延し、三つの色成分
信号の位相を同期させる。
グ補正部203から出力された画像信号に含まれている空
間的ずれを補正する。この空間的ずれは、CCDセンサ101
の各ラインセンサが、副走査方向に、互いに所定の距離
を隔てて配置されていることにより生じたものである。
具体的には、B色成分信号を基準として、RおよびGの各
色成分信号を副走査方向にライン遅延し、三つの色成分
信号の位相を同期させる。
【0021】205は入力マスキング部で、ラインディレ
イ部204から出力された画像信号の色空間を、式(1)のマ
トリクス演算により、NTSCの標準色空間に変換する。つ
まり、CCDセンサ101から出力された各色成分信号の色空
間は、各色成分のフィルタの分光特性で決まっている
が、これをNTSCの標準色空間に変換するものである。 ただし、Ro,Go,Bo: 出力画像信号 Ri,Gi,Bi: 入力画像信号
イ部204から出力された画像信号の色空間を、式(1)のマ
トリクス演算により、NTSCの標準色空間に変換する。つ
まり、CCDセンサ101から出力された各色成分信号の色空
間は、各色成分のフィルタの分光特性で決まっている
が、これをNTSCの標準色空間に変換するものである。 ただし、Ro,Go,Bo: 出力画像信号 Ri,Gi,Bi: 入力画像信号
【0022】211は画像メモリで、後述する蛍光色の検
出処理や、プリスキャン画像の記憶に用いるためのメモ
リで、入力マスキング部205から出力された画像信号を
記憶する。
出処理や、プリスキャン画像の記憶に用いるためのメモ
リで、入力マスキング部205から出力された画像信号を
記憶する。
【0023】206は色空間圧縮部で、入力マスキング処
理された画像信号の色再現範囲を、画像を出力する機器
の色再現範囲に合わせて圧縮するとともに、下地(下
色)を除去する。207はLOG変換部で、例えばROMなどか
らなるルックアップテーブルで構成され、色空間圧縮部
206から出力されたRGB輝度信号をCMY濃度信号に変換す
る。208はマスキング・UCR部で、LOG変換部207から出力
された画像信号から黒成分信号Kを抽出し、さらに、ト
ナーの色濁りを補正するマトリクス演算をYMCK画像信号
に施して、例えば、プリンタ部(不図示)における色成
分画像の形成動作ごとCMYK順に、例えば8ビットの色成
分画像信号を出力する。
理された画像信号の色再現範囲を、画像を出力する機器
の色再現範囲に合わせて圧縮するとともに、下地(下
色)を除去する。207はLOG変換部で、例えばROMなどか
らなるルックアップテーブルで構成され、色空間圧縮部
206から出力されたRGB輝度信号をCMY濃度信号に変換す
る。208はマスキング・UCR部で、LOG変換部207から出力
された画像信号から黒成分信号Kを抽出し、さらに、ト
ナーの色濁りを補正するマトリクス演算をYMCK画像信号
に施して、例えば、プリンタ部(不図示)における色成
分画像の形成動作ごとCMYK順に、例えば8ビットの色成
分画像信号を出力する。
【0024】209はガンマ補正部で、画像信号をプリン
タ部の理想的な階調特性に合わせるために、マスキング
・UCR部208から出力された画像信号に濃度補正を施す。
210は出力フィルタ(空間フィルタ処理部)で、ガンマ
補正部209から出力された画像信号にエッジ強調または
スムージング処理を施す。
タ部の理想的な階調特性に合わせるために、マスキング
・UCR部208から出力された画像信号に濃度補正を施す。
210は出力フィルタ(空間フィルタ処理部)で、ガンマ
補正部209から出力された画像信号にエッジ強調または
スムージング処理を施す。
【0025】このように処理されたYMCK面順次の色成分
画像信号は、プリンタ部へ送られて画像が形成される。
画像信号は、プリンタ部へ送られて画像が形成される。
【0026】[画像入力部]図3は本実施形態の画像入
力部の構成例を示す図である。
力部の構成例を示す図である。
【0027】同図において、原稿台109上に置かれた原
稿110は、反射笠107と108を備えた光源106によって照明
され、その反射光は反射ミラー105,104,103を経て、レ
ンズ102によりRGBの各カラーフィルタを有する受光素子
(CCDセンサ)101に結像され、CCDセンサ101は光電変換に
より原稿画像をRGBの輝度信号として出力する。
稿110は、反射笠107と108を備えた光源106によって照明
され、その反射光は反射ミラー105,104,103を経て、レ
ンズ102によりRGBの各カラーフィルタを有する受光素子
(CCDセンサ)101に結像され、CCDセンサ101は光電変換に
より原稿画像をRGBの輝度信号として出力する。
【0028】また、111は可視光領域の光を遮断するた
めの可視光カットフィルタで、光源106から原稿110へ向
かう可視光を遮断するように配置されていて、なおか
つ、CPU214により制御されるアクチュエータ112によ
り、自在に、光路中に配置(図4A参照)したり、光路外
へ移動(図4B参照)したりすることができるようになっ
ている。この可視光カットフィルタ111は、通常は、図4
Bに示すように、光路外に位置し、後述する蛍光色読取
モードが選択されると、図4Aに示すように、光路中へ移
動される。
めの可視光カットフィルタで、光源106から原稿110へ向
かう可視光を遮断するように配置されていて、なおか
つ、CPU214により制御されるアクチュエータ112によ
り、自在に、光路中に配置(図4A参照)したり、光路外
へ移動(図4B参照)したりすることができるようになっ
ている。この可視光カットフィルタ111は、通常は、図4
Bに示すように、光路外に位置し、後述する蛍光色読取
モードが選択されると、図4Aに示すように、光路中へ移
動される。
【0029】つまり、蛍光色読取モードにおいては、可
視光カットフィルタ111により、光源106の光から可視光
成分が除去され、その結果、紫外線域の波長成分だけが
原稿110に照射される。ところで、原稿110からの反射光
を導く光学系(ミラー105,104,103およびレンズ102)に
おいては、紫外線域の波長成分は減衰してしまう。従っ
て、例え紫外線を原稿110に照射しても、反射された紫
外光がCCDセンサ101に到達することはない。しかし、原
稿画像に蛍光色が含まれている場合は、紫外線に励起さ
れた蛍光体が可視光域の光を放出するので、CCDセンサ1
01には何らかの反射光が到達することになる。
視光カットフィルタ111により、光源106の光から可視光
成分が除去され、その結果、紫外線域の波長成分だけが
原稿110に照射される。ところで、原稿110からの反射光
を導く光学系(ミラー105,104,103およびレンズ102)に
おいては、紫外線域の波長成分は減衰してしまう。従っ
て、例え紫外線を原稿110に照射しても、反射された紫
外光がCCDセンサ101に到達することはない。しかし、原
稿画像に蛍光色が含まれている場合は、紫外線に励起さ
れた蛍光体が可視光域の光を放出するので、CCDセンサ1
01には何らかの反射光が到達することになる。
【0030】このように、可視光カットフィルタ111を
光路に配置して、原稿110のスキャンを行えば、原稿画
像に含まれる蛍光色領域の形状を示す画像(以下「蛍光
色領域画像」という)を得ることができる。
光路に配置して、原稿110のスキャンを行えば、原稿画
像に含まれる蛍光色領域の形状を示す画像(以下「蛍光
色領域画像」という)を得ることができる。
【0031】[読取動作]図5は本実施形態の画像読取
手順の一例を示すフローチャートで、CPU214によって実
行されるものである。
手順の一例を示すフローチャートで、CPU214によって実
行されるものである。
【0032】オペレータにより、原稿台109上に原稿110
が載置され、操作部217から読取開始が指示される(ス
テップS301)と、ステップS302で読取モードを判定す
る。この読取モードは、読取開始の指示前に、オペレー
タにより操作部217から設定されるもので、蛍光色が含
まれている原稿の場合は「蛍光色読取モード」が選択さ
れ、蛍光色を含まない通常の原稿の場合は「通常読取モ
ード」が選択される。
が載置され、操作部217から読取開始が指示される(ス
テップS301)と、ステップS302で読取モードを判定す
る。この読取モードは、読取開始の指示前に、オペレー
タにより操作部217から設定されるもので、蛍光色が含
まれている原稿の場合は「蛍光色読取モード」が選択さ
れ、蛍光色を含まない通常の原稿の場合は「通常読取モ
ード」が選択される。
【0033】続いて、通常読取モードの場合はステップ
S307へ進んで原稿画像のプリスキャンを実行して、読取
ったプリスキャン画像を画像メモリ211へ格納する。こ
のプリスキャン画像は、CPU214が実行する原稿画像の濃
度を自動的に測定して最適濃度に補正するためのカラー
AE(Automatic Exposure)などに利用される。具体的に
は、CPU214は、プリスキャン画像から下地濃度を検出
し、除去する下地として色空間圧縮部206に設定する。
S307へ進んで原稿画像のプリスキャンを実行して、読取
ったプリスキャン画像を画像メモリ211へ格納する。こ
のプリスキャン画像は、CPU214が実行する原稿画像の濃
度を自動的に測定して最適濃度に補正するためのカラー
AE(Automatic Exposure)などに利用される。具体的に
は、CPU214は、プリスキャン画像から下地濃度を検出
し、除去する下地として色空間圧縮部206に設定する。
【0034】続いて、ステップS308で画像形成用のスキ
ャンを実行し、ステップS311で読込んだ画像に図2に示
した各ブロックで画像処理を施し、ステップS312で処理
した画像をプリンタ部へ出力する。
ャンを実行し、ステップS311で読込んだ画像に図2に示
した各ブロックで画像処理を施し、ステップS312で処理
した画像をプリンタ部へ出力する。
【0035】一方、蛍光色読取モードの場合はステップ
S303へ進んで蛍光色読取スキャンを実行する。つまり、
可視光カットフィルタ111を、図4Bに示すように、光路
中へ移動した後、原稿110をスキャンする。この場合、C
CDセンサ101から出力される画像信号のレベルは小さく
なるので、必要に応じて、アナログ信号処理部201のゲ
インを高くするなどの設定を行う。このようにして読込
んだ画像を、アナログ信号処理部201から入力マスキン
グ部205の各ブロックで処理した後、画像メモリ211の所
定領域へ格納する。
S303へ進んで蛍光色読取スキャンを実行する。つまり、
可視光カットフィルタ111を、図4Bに示すように、光路
中へ移動した後、原稿110をスキャンする。この場合、C
CDセンサ101から出力される画像信号のレベルは小さく
なるので、必要に応じて、アナログ信号処理部201のゲ
インを高くするなどの設定を行う。このようにして読込
んだ画像を、アナログ信号処理部201から入力マスキン
グ部205の各ブロックで処理した後、画像メモリ211の所
定領域へ格納する。
【0036】次に、画像メモリ211へ格納した画像か
ら、例えば、RGB各プレーン毎に所定閾値で単純二値化
した二値画像を形成し(ステップS304)、三つのプレー
ンの二値画像を画素毎に論理和し(ステップS305)、そ
の結果得られた二値画像を蛍光色領域画像として画像メ
モリ211の所定領域に格納する(ステップS306)。
ら、例えば、RGB各プレーン毎に所定閾値で単純二値化
した二値画像を形成し(ステップS304)、三つのプレー
ンの二値画像を画素毎に論理和し(ステップS305)、そ
の結果得られた二値画像を蛍光色領域画像として画像メ
モリ211の所定領域に格納する(ステップS306)。
【0037】続いて、通常読取モードと同様にステップ
S307でプリスキャンを実行し、ステップS308で画像形成
用のスキャンを開始する(勿論、可視光カットフィルタ
111は光路外に移動されている)。ここで、蛍光色読取
モードが設定されているのでステップS309からステップ
S310へ分岐して、原稿画像の読取りに同期して画像メモ
リ211に格納した蛍光色領域画像を読出し、読出したデ
ータを色空間圧縮部206へ供給する。ステップS311にお
いて、色空間圧縮部206は、入力マスキング部205から入
力される画像データに同期して別途入力される蛍光色領
域画像のデータに従って、色空間圧縮パラメータを切替
え、ステップS312で処理された画像はプリンタ部へ出力
される。
S307でプリスキャンを実行し、ステップS308で画像形成
用のスキャンを開始する(勿論、可視光カットフィルタ
111は光路外に移動されている)。ここで、蛍光色読取
モードが設定されているのでステップS309からステップ
S310へ分岐して、原稿画像の読取りに同期して画像メモ
リ211に格納した蛍光色領域画像を読出し、読出したデ
ータを色空間圧縮部206へ供給する。ステップS311にお
いて、色空間圧縮部206は、入力マスキング部205から入
力される画像データに同期して別途入力される蛍光色領
域画像のデータに従って、色空間圧縮パラメータを切替
え、ステップS312で処理された画像はプリンタ部へ出力
される。
【0038】このようにして、蛍光色を認識(検出)し
て、蛍光色と非蛍光色とは異なる色空間圧縮を施すこと
ができる。従って、蛍光色を読取った画像信号の彩度は
飽和状態になるが、通常の色再現範囲外の色とは異なる
色空間圧縮パラメータに従って色再現範囲内へ圧縮され
るので、通常の色再現範囲外の色と同様の色再現範囲内
の色が割当てられることはなく、蛍光色と非蛍光色とを
区別して画像出力することができる。
て、蛍光色と非蛍光色とは異なる色空間圧縮を施すこと
ができる。従って、蛍光色を読取った画像信号の彩度は
飽和状態になるが、通常の色再現範囲外の色とは異なる
色空間圧縮パラメータに従って色再現範囲内へ圧縮され
るので、通常の色再現範囲外の色と同様の色再現範囲内
の色が割当てられることはなく、蛍光色と非蛍光色とを
区別して画像出力することができる。
【0039】なお、蛍光色の色空間圧縮パラメータは予
め色空間圧縮部206に設定しておいてもよいが、例え
ば、複数の同パラメータをROM216に格納しておき、オペ
レータに、蛍光色と非蛍光色とが適切に区別されるよう
に、操作部217から選択させることもできる。
め色空間圧縮部206に設定しておいてもよいが、例え
ば、複数の同パラメータをROM216に格納しておき、オペ
レータに、蛍光色と非蛍光色とが適切に区別されるよう
に、操作部217から選択させることもできる。
【0040】
【第2実施形態】以下、本発明にかかる第2実施形態の画
像処理装置を説明する。なお、第2実施形態において、
第1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付
して、その詳細説明を省略する。
像処理装置を説明する。なお、第2実施形態において、
第1実施形態と略同様の構成については、同一符号を付
して、その詳細説明を省略する。
【0041】図6は本発明にかかる第2実施形態の画像入
力部を示す図で、原稿210を照明するための光源206aと2
06bはそれぞれ、以下の特徴を備えている。
力部を示す図で、原稿210を照明するための光源206aと2
06bはそれぞれ、以下の特徴を備えている。
【0042】光源206aは、画像入力装置としてのイメー
ジスキャナや、カラー複写機のリーダ部などで、一般的
に使用されている光源と同じものであり、ハロゲンラン
プなどが代表的なものである。一方、光源206bは、光源
206aが可視光領域の光を発光するのに対して、紫外線領
域の光を発光するUVランプなどである。
ジスキャナや、カラー複写機のリーダ部などで、一般的
に使用されている光源と同じものであり、ハロゲンラン
プなどが代表的なものである。一方、光源206bは、光源
206aが可視光領域の光を発光するのに対して、紫外線領
域の光を発光するUVランプなどである。
【0043】つまり、蛍光色読取スキャンにおいては、
図7Bに示すように、光源206bを発光させ、プリスキャン
および画像形成用のスキャンにおいては、図7Aに示すよ
うに、光源206aを発光させることにより、第1実施形態
と同様に、蛍光色を認識(検出)して、蛍光色と非蛍光
色とは異なる色空間圧縮を施すことができる。
図7Bに示すように、光源206bを発光させ、プリスキャン
および画像形成用のスキャンにおいては、図7Aに示すよ
うに、光源206aを発光させることにより、第1実施形態
と同様に、蛍光色を認識(検出)して、蛍光色と非蛍光
色とは異なる色空間圧縮を施すことができる。
【0044】
【変形例】上述した各実施形態においては、検出した蛍
光色領域を検出し、その領域の色空間圧縮パラメータを
切替えるように色空間圧縮部206を制御する例を説明し
たが、色空間圧縮部206だけでなく他のブロックも制御
することができる。例えば、蛍光色領域画像に従って、
マスキング・UCR部208やガンマ補正部209などの処理パ
ラメータを制御することもできる。このようにすれば、
色空間圧縮パラメータを切替えて再現する彩度を制御す
るだけでなく、色相を変更したり、明度を変更したりす
ることもでき、より一層、蛍光色と非蛍光色との区別を
明瞭にすることができる。なお、この蛍光色用の処理パ
ラメータは、予め各ブロックに設定しておいてもよい
が、例えば、複数の同パラメータをROM216に格納してお
き、オペレータに、蛍光色と非蛍光色とが適切に区別さ
れるように、操作部217から選択させることもできる。
光色領域を検出し、その領域の色空間圧縮パラメータを
切替えるように色空間圧縮部206を制御する例を説明し
たが、色空間圧縮部206だけでなく他のブロックも制御
することができる。例えば、蛍光色領域画像に従って、
マスキング・UCR部208やガンマ補正部209などの処理パ
ラメータを制御することもできる。このようにすれば、
色空間圧縮パラメータを切替えて再現する彩度を制御す
るだけでなく、色相を変更したり、明度を変更したりす
ることもでき、より一層、蛍光色と非蛍光色との区別を
明瞭にすることができる。なお、この蛍光色用の処理パ
ラメータは、予め各ブロックに設定しておいてもよい
が、例えば、複数の同パラメータをROM216に格納してお
き、オペレータに、蛍光色と非蛍光色とが適切に区別さ
れるように、操作部217から選択させることもできる。
【0045】勿論、蛍光色と非蛍光色とを区別して画像
出力するだけでなく、検出した蛍光色領域の画像だけを
出力したり、逆に、同領域の画像を抜いたりすることも
できる。さらに、ある色の蛍光色で囲まれた領域をマス
クし、またある色の蛍光色で囲まれた領域をトリミング
したりすることもできる。このようにすれば、原稿上
に、マスク領域やトリミング領域を直接指示することが
でき、それらの指示を容易にすることができる。
出力するだけでなく、検出した蛍光色領域の画像だけを
出力したり、逆に、同領域の画像を抜いたりすることも
できる。さらに、ある色の蛍光色で囲まれた領域をマス
クし、またある色の蛍光色で囲まれた領域をトリミング
したりすることもできる。このようにすれば、原稿上
に、マスク領域やトリミング領域を直接指示することが
でき、それらの指示を容易にすることができる。
【0046】
【他の実施形態】なお、本発明は、複数の機器(例えば
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
ホストコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プ
リンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一
つの機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ
装置など)に適用してもよい。
【0047】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、
そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構
成することになる。プログラムコードを供給するための
記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハード
ディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD-ROM,CD-
R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用
いることができる。
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、達成されることは言うまでも
ない。この場合、記憶媒体から読出されたプログラムコ
ード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、
そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構
成することになる。プログラムコードを供給するための
記憶媒体としては、例えば、フロッピディスク,ハード
ディスク,光ディスク,光磁気ディスク,CD-ROM,CD-
R,磁気テープ,不揮発性のメモリカード,ROMなどを用
いることができる。
【0048】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際
の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述
した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは
言うまでもない。
【0049】さらに、記憶媒体から読出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に
基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わ
るCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
蛍光色と非蛍光色とを識別する画像処理装置およびその
方法を提供することができる。
蛍光色と非蛍光色とを識別する画像処理装置およびその
方法を提供することができる。
【0051】また、蛍光色と非蛍光色とを区別して画像
出力する画像処理装置およびその方法を提供することが
できる。
出力する画像処理装置およびその方法を提供することが
できる。
【図1】フルカラーシステムにおける画像入力装置の構
成例を示す図、
成例を示す図、
【図2】本発明にかかる一実施形態の画像処理装置の構
成例を示すブロック図、
成例を示すブロック図、
【図3】本実施形態の画像入力部の構成例を示す図、
【図4A】図3に示す画像入力部の動作例を示す図、
【図4B】図3に示す画像入力部の動作例を示す図、
【図5】本実施形態の画像読取手順の一例を示すフロー
チャート、
チャート、
【図6】本発明にかかる第2実施形態の画像入力部を示
す図、
す図、
【図7A】図6に示す画像入力部の動作例を示す図、
【図7B】図6に示す画像入力部の動作例を示す図であ
る。
る。
101 CCDセンサ 201 アナログ信号処理部 202 A/D変換部 203 シェーディング補正部 204 ラインディレイ部 205 入力マスキング部 206 色空間圧縮部 207 LOG変換部 208 マスキング・UCR部 209 ガンマ補正部 210 出力フィルタ 211 画像メモリ 214 CPU 217 操作部
Claims (8)
- 【請求項1】 それぞれ異なる波長成分の光を発光する
第一および第二の発光手段と、 前記第一または第二の発光手段により照明された原稿か
らの反射光によって、その原稿の画像を読取る読取手段
と、 前記第一の発光手段を用いて読取った画像に基づいて、
前記第二の発光手段を用いて読取った画像から所定領域
を抽出する抽出手段とを有することを特徴とする画像処
理装置。 - 【請求項2】 それぞれ異なる波長成分の光を発光する
第一および第二の発光手段と、 前記第一または第二の発光手段により照明された原稿か
らの反射光によって、その原稿の画像を読取る読取手段
と、 前記第一の発光手段を用いて読取った画像を記憶する記
憶手段と、 前記記憶手段に記憶された画像に基づいて、前記第二の
発光手段を用いて読取った画像を処理する処理手段とを
有することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 前記第一の発光手段は紫外線領域の光を
発光し、前記第二の発光手段は可視光領域の光を発光す
ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載された
画像処理装置。 - 【請求項4】 前記第一の発光手段を用いて読取った画
像は原稿画像に含まれている蛍光色の画像であることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載された画像処理
装置。 - 【請求項5】 前記処理手段は、前記記憶手段に記憶さ
れた画像が示す領域には、その他の画像領域と異なった
画像処理を施すことを特徴とする請求項2に記載された
画像処理装置。 - 【請求項6】 前記処理手段は、前記記憶手段に記憶さ
れた画像が示す領域と、その他の画像領域とで、処理パ
ラメータを切替えて色空間圧縮を施すことを特徴とする
請求項2に記載された画像処理装置。 - 【請求項7】 それぞれ異なる波長成分の光を発光する
第一および第二の発光手段と、前記第一または第二の発
光手段により照明された原稿からの反射光によって、そ
の原稿の画像を読取る読取手段とを備えた画像処理装置
の画像処理方法であって、 前記第一の発光手段を用いて前記読取手段に画像を読取
らせる第一の読取ステップと、 前記第二の発光手段を用いて前記読取手段に画像を読取
らせる第二の読取ステップと、 前記第一の読取ステップで読取った画像に基づいて、前
記第二の読取ステップで読取った画像から所定領域を抽
出する抽出ステップとを有することを特徴とする画像処
理方法。 - 【請求項8】 それぞれ異なる波長成分の光を発光する
第一および第二の発光手段と、前記第一または第二の発
光手段により照明された原稿からの反射光によって、そ
の原稿の画像を読取る読取手段とを備えた画像処理装置
の画像処理方法であって、 前記第一の発光手段を用いて前記読取手段に画像を読取
らせる第一の読取ステップと、 前記第二の発光手段を用いて前記読取手段に画像を読取
らせる第二の読取ステップと、 前記第一の読取ステップで読取った画像に基づいて、前
記第二の読取ステップで読取った画像を処理する処理ス
テップとを有することを特徴とする画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236775A JPH0983735A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 画像処理装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7236775A JPH0983735A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 画像処理装置およびその方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0983735A true JPH0983735A (ja) | 1997-03-28 |
Family
ID=17005616
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7236775A Withdrawn JPH0983735A (ja) | 1995-09-14 | 1995-09-14 | 画像処理装置およびその方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0983735A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8593707B2 (en) | 2009-11-20 | 2013-11-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus, image data output processing apparatus, and image reading method performing color correction based on UV and visible light |
-
1995
- 1995-09-14 JP JP7236775A patent/JPH0983735A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8593707B2 (en) | 2009-11-20 | 2013-11-26 | Sharp Kabushiki Kaisha | Image reading apparatus, image data output processing apparatus, and image reading method performing color correction based on UV and visible light |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |