JP2011103155A - メモリデバイスおよびその読み出し方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ダイナミック放電読み出しで誤動作防止のためにセンスタイミングの適正制御を自動で行う。
【解決手段】センスアンプ7は、メモリセルMC内のメモリセル抵抗Rcellの一方の電極が接続されたビット線BLの放電電位(Vo)を参照電位(/Vo)と比較することにより、記憶情報を検出する。レプリカ回路として、レプリカセンスアンプと、レプリカセルRepC(レプリカ抵抗Rrep)が設けられている。レプリカ抵抗Rrepは、記憶素子としてのメモリセル抵抗Rcellを模したレプリカ素子である。レプリカセンスアンプ7Pは、レプリカ素子の放電速度に応じてセンスアンプ7のセンスタイミングを制御する。
【選択図】図9

Description

本発明は、2つの電極間の電荷放電速度が、記憶された情報の論理に応じて異なる記憶素子を有するメモリデバイスと、その読み出し方法に関する。
ビット線にプリチャージ電圧を印加し、その放電速度の違いを読み出す不揮発性メモリデバイスが知られている。
かかる読み出し方法が適用可能な不揮発性半導体メモリデバイスの代表的なものとして、(フラッシュ)EEPRPMが存在する。
一方で、FG型の(フラッシュ)EEPROMを置き換えるために、データ書き換えが高速な不揮発性メモリデバイスとして、抵抗変化型メモリデバイスが注目されている。
抵抗変化型メモリデバイスとして、記憶素子内の導電膜に導電性イオンを入出力させたときの抵抗変化を記憶状態に対応させる、いわゆるReRAMが知られている(例えば、非特許文献1参照)。
ReRAMの書き換え特性、保持特性等の信頼性を保証するため、更には多値メモリへの応用のため、一般的なフラッシュメモリ等と同様、書き込み、消去時にヴェリファイ読み出しする方式が検討されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
一般的なフラッシュメモリのヴェリファイ読み出し時の電流制御は、読み出し電流(センス電流)をほぼ一定にするため、メモリトランジスタのゲート電位を変えることによって、異なる閾値をヴェリファイする。この動作方式のメリットは動作電流が一定であるため、センスタイミング、センスノードの負荷等がヴェリファイする閾値にほとんど依存しない点である。
ところで、メモリセルの動作に応答したタイミングで制御信号を発生するために、メモリセルに模したレプリカセルを利用する技術が知られている(特許文献4,5、非特許文献2参照)。
これら文献は、レプリカセルに基づくタイミング制御を用いた、ECC回路のコード書き込みの高速化や低消費電力化に関する。
特開2009−26364号公報 特開2002−260377号公報 特開2005−510005号公報 特許第4044538号公報 米国特許第6,061,286号明細書
K. Aratani, etc. "A Novel Resistance Memory with High Scalability and Nanosecond Switching", Technical Digest IEDM 2007, pp.783-786 T. Suzuki, etc. "0.3 to 1.5V Embedded SRAM with Device-Flnctuation-T0lerant Access-Control and Cosmic-Ray-Immune Hidden-ECC Scheme", ISSCC 2005/SESSION 26/STATIC MEMORY/26.6, IEEE 2005
しかし、ReRAMにはフラッシュメモリとは違う制約がある。
ReRAMの記憶素子は2端子しかない。つまり、フラッシュメモリでいうソース端子、ドレイン端子と同様に電流が流れる2端子のみでゲート端子がない。ここで、ヴェリファイ時に異なる抵抗値を読み出す場合、読み出し時にReRAMに印加するプリチャージ電圧(=VR)を一定、ReRAMの記憶素子の抵抗(セル抵抗)をRcellとする。すると、読み出し電流は(VR/Rcell)となる。これはセル抵抗Rcellが変われば読み出し電流が変わることを意味する。
ReRAMの場合、セル抵抗Rcellは記憶情報の論理に応じて数桁異なるので、以上の理由から、高速にヴェリファイ読み出しを行おうとすると、以下のようにセンスタイミングの制御が不可欠になる。
具体的に、ビット線電位(以下、BL電位)を記憶素子による放電によって低下させてヴェリファイ読み出しする際に、センスする抵抗が高抵抗である場合は、消去ヴェリファイ時のBL電位の放電が低速であるため、センスタイミングを遅くする必要がある。一方、センスする抵抗が低抵抗の場合は、書き込みヴェリファイ時のBL電位の放電が高速であるため、センスタイミングを早くする必要がある。この書き込みヴェリファイ時にセンスタイミングが遅くなるとBL電荷が消失してしまい正常なセンス動作ができなくなってしまう。
このように読み出そうとする情報の論理に応じて最適なセンスタイミングが異なることは、ReRAMに限らない。つまり、メモリトランジスタのゲート電圧制御を行わないで、ダイナミック放電読み出しでセル電流の大小を読み出す方式であるならば、フラッシュEEPROMなど、抵抗変化型メモリ以外の不揮発性メモリデバイスでも、最適なセンスタイミングのずれが生じる。
以下、このようなプリチャージ電荷の放電速度を、放電電流をほぼ一定とするように(トランジスタゲート電圧等で)規制しないで、そのまま読み出す方法を、“ダイナミック放電読み出し”と呼ぶ。
ダイナミック放電読み出しの場合、最適なセンスタイミングの制御をセンスアンプの起動タイミングを制御する回路に委ねると、制御回路の複雑化をもたらす。
本発明は、いわゆるダイナミック放電読み出しを行う不揮発性メモリにおいて、誤判定しないセンスタイミングを発生することが可能な構成を含むメモリデバイスと、その読み出し方法を提供するものである。
本発明に関わるメモリデバイスは、記憶素子と、センスアンプと、レプリカ回路とを有する。
前記記憶素子は、その2つの電極間の電荷放電速度が、記憶された情報の論理に応じて異なる。
前記センスアンプは、前記記憶素子の一方の電極が接続された配線の放電電位を参照電位と比較することにより、前記情報の論理を検出する。
前記レプリカ回路は、前記記憶素子を模したレプリカ素子を具備し、レプリカ素子の放電速度に応じて前記センスアンプのセンスタイミングを制御する。
上記構成によれば、レプリカ素子が記憶素子を模したものであるため、その放電速度が近似する。また、レプリカ素子の放電速度に応じて、記憶素子の論理を検出するセンスアンプのセンスタイミングを制御する。そのため、レプリカ素子と記憶素子を同時放電するとした場合、記憶素子の放電速度の違いに応じて、放電速度が速い場合はセンスタイミングも早くなり、放電速度が遅い場合にはセンスタイミングもそれだけ遅れる。つまり、センスタイミングが放電速度に応じて自動調整される。
本発明に関わるメモリデバイスの読み出し方法は、2つの電極間の電荷放電速度が、記憶された情報の論理に応じて異なる記憶素子に対する前記情報の読み出し時についてのものである。本方法では、この読み出し時に、前記記憶素子の放電電位のセンスタイミングを、前記記憶素子を模したレプリカ素子を前記記憶素子と同時に放電開始させたときの当該レプリカ素子の放電速度に応じて制御する。
本発明によれば、いわゆるダイナミック放電読み出しを行う不揮発性メモリにおいて、誤判定しないセンスタイミングを発生することが可能な構成を含むメモリデバイスと、その読み出し方法を提供することができる。
実施形態ならびに変形例に共通なメモリセルの等価回路図である。 隣接する2つのメモリセル部分のデバイス断面構造図である。 可変セル抵抗(記憶素子)の断面と動作を示す図である。 実施形態に共通なICチップ(メモリデバイス)のブロック図である。 Xセレクタの回路図である。 Yセレクタの回路図である。 WLドライバユニット2つ分の回路図である。 CSWドライバユニットの回路図である。 第1の実施形態に関わるレプリカ系回路の構成例をメモリカラムとともに示す回路図である。 第1の実施形態における低抵抗読み出し時の動作波形図である。 第1の実施形態における高抵抗読み出し時の動作波形図である。 遅延量と放電検出基準電圧との関係を示す計算により求めた放電特性図である。 第2の実施形態に関わるレプリカ系回路の構成例をメモリカラムとともに示す回路図である。 第1および第2の実施形態で用い得る差動アンプ例を示す回路図である。 変形例に関わる簡易的な放電検出回路例の回路図である。
本発明の実施形態を、ReRAMを例として、以下の順で図面を参照して説明する。
1.第1の実施の形態:定電流放電を行うメモリカラム回路とレプリカ回路の例。
2.第2の実施の形態:定電流放電と電荷移送(電圧クランプカットオフ動作)を行うメモリカラム回路とレプリカ回路の例。
3.変形例:発明の適用効果が大きい簡易な放電検出回路例等。
<1.第1の実施の形態>
図1(A)と図1(B)に、本発明の実施の形態に共通なメモリセルの等価回路図を示す。なお、図1(A)は書き込み電流Iw、図1(B)は消去電流Ieについて、その向きを示すが、メモリセル構成自体は両図で共通する。
図1に図解するメモリセルMCは、“記憶素子”としての1つのメモリセル抵抗Rcellと、1つのアクセストランジスタATとを有する。
メモリセル抵抗Rcellの一端がプレート線PLに接続され、他端がアクセストランジスタATのソースに接続され、アクセストランジスタATのドレインがビット線BLに、ゲートが“アクセス線”としてのワード線WLに、それぞれ接続されている。
なお、ビット線BLとプレート線PLが図1では直交しているが、ビット線BLとプレート線PLを平行に配置してもよい。
図2に、隣接する2つのメモリセルMCに対応する部分のデバイス構造を示す。図2は模式断面図であり、斜線を付していない。また、特に言及しない図2の空白部分は絶縁膜で充填され、あるいは他の部分(の一部)を構成する。
図2に図解されているメモリセルMCにおいて、そのアクセストランジスタATが半導体基板100に形成されている。
より詳細には、アクセストランジスタATのソースSとドレインDとなる2つの不純物領域が半導体基板100に形成され、その間の基板領域上にゲート絶縁膜を介在させてポリシリコン等からなるゲート電極が形成されている。ここではゲート電極がワード線WL1またはWL2を構成する。
ドレインDは2つのメモリセルMCで共有され、第1配線層(1M)により形成されたビット線BLに接続されている。
ソースS上に、プラグ104とランディングパッド105(配線層から形成)とが繰り返し積み上げられ、その上にメモリセル抵抗Rcellが形成されている。メモリセル抵抗Rcellを多層配線構造の何層目に形成するかは任意であるが、ここではおおよそ4〜5層目にメモリセル抵抗Rcellが形成されている。
メモリセル抵抗Rcellは、下部電極101と、プレート線PLとなる上部電極との間に、絶縁体膜102と導体膜103を持つ膜構成(積層体)になっている。
絶縁体膜102の材料としては、例えば、SiN,SiO,Gd等が挙げられる。
導体膜103の材料としては、例えば、Cu,Ag,Zrから選ばれる1つ以上の金属元素を含有する金属膜、合金膜(例えばCuTe合金膜)、金属化合物膜等が挙げられる。なお、イオン化しやすい性質を有するならば、Cu,Ag,Zr以外の金属元素を用いてもよい。また、Cu,Ag,Zrの少なくとも一つと組み合わされる元素は、S,Se,Teのうちの少なくとも一つの元素であることが望ましい。導体膜103は、“イオン供給層”として形成されている。
図3に、メモリセル抵抗Rcellの拡大図に、電流の向きおよび印加電圧値の例を添えて示す。
図3は、一例として、絶縁体膜102がSiOから形成され、導体膜103がCuTe合金ベースの合金化合物(Cu−Te based)から形成されている場合を示している。
図3(A)では、絶縁体膜102側を陰極側、導体膜103側を正極側とする電圧を下部電極101と上部電極(プレート線PL)とに印加する。例えば、ビット線BLを0[V]で接地し、プレート線PLに、例えば+3[V]を印加する。
すると、導体膜103に含まれるCu,Ag,Zrが、イオン化して陰極側に引き寄せられる性質を持つようになる。これら金属の導電性イオンが絶縁体膜102に注入される。そのため、絶縁体膜102の絶縁性が低下し、その低下とともに導電性を持つようになる。その結果、図3(A)に示す向きの書き込み電流Iwが流れる。この動作を書き込み(動作)またはセット(動作)という。
これとは逆に図3(B)では、絶縁体膜102側を正極側、導体膜103側を負極側とする電圧を下部電極101と上部電極(プレート線PL)とに印加する。例えば、プレート線PLを0[V]で接地し、ビット線BLに、例えば+1.7[V]を印加する。
すると、絶縁体膜102に注入されていた導電性イオンが導体膜103に戻され、書き込み前の抵抗値が高い状態にリセットされる。この動作を消去(動作)またはリセット(動作)という。リセットでは、図3(B)に示す向きの消去電流Ieが流れる。
なお、以下、セットは“導電性イオンを絶縁体膜に十分注入すること”を言い、リセットは“導電性イオンを絶縁体膜から十分に引き抜くこと”をいう。
これに対し、どの状態(セットまたはリセット)をデータの書き込み状態とし、消去状態とするかは、任意に定義される。
以下の説明では、絶縁体膜102の絶縁性が低下してメモリセル抵抗Rcell全体の抵抗値が十分なレベルまで下がった場合をデータの“書き込み”(セット)に対応させる。逆に、絶縁体膜102の絶縁性が本来の初期状態に戻されメモリセル抵抗Rcell全体の抵抗値が十分なレベルまで上がった場合をデータの“消去”(リセット)に対応させる。
ここで、図1に示すメモリセル抵抗Rcellの回路シンボルの矢印は、通常、セット時(ここでは書き込み時)の電流と同じ向きとなっている。
上述したセットとリセットを繰り返すことにより、メモリセル抵抗Rcellの抵抗値を、高抵抗状態と低抵抗状態との間で可逆的に変化させる2値メモリが実現される。しかも、メモリセル抵抗Rcellは、電圧の印加を止めてもデータは保持されるため不揮発性メモリとして機能する。
なお、セット時に実際には、絶縁体膜102中の金属イオンの量によって、絶縁体膜102の抵抗値が変化していることから、絶縁体膜102を、データが記憶され保持される“記憶層”とみなすことができる。
このメモリセル抵抗Rcellを用いてメモリセルを構成し、メモリセルを多数設けることにより、抵抗変化型メモリのメモリセルアレイを構成することができる。抵抗変化型メモリは、このメモリセルアレイと、その駆動回路(周辺回路)とから構成される。
[ICチップ構成]
図4に、ICチップのブロック図を示す。
図解されている半導体メモリデバイスは、図1〜図3に示すメモリセルMCをマトリクス状に行(ロウ)方向に(M+1)個、列(カラム)方向に(N+1)個、配置しているメモリセルアレイ1を有する。半導体メモリデバイスは、メモリセルアレイ1と、その周辺回路を同一半導体チップに集積化したものである。ここで“N”と“M”は比較的大きな自然数であり、その具体的値は任意に設定される。
メモリセルアレイ1において、ロウ方向に並ぶ(M+1)個のメモリセルMCでアクセストランジスタATのゲート同士をそれぞれ共通接続する(N+1)本のワード線WL<0>〜WL<N>が、カラム方向に所定間隔で配置されている。また、カラム方向に並ぶ(N+1)個のメモリセルMCでアクセストランジスタATのドレイン同士をそれぞれ共通接続する(M+1)本のビット線BL<0>〜BL<M>が、ロウ方向に所定間隔で配置されている。
メモリセル抵抗RcellのアクセストランジスタATと反対側のノードをロウ方向に共通接続するプレート線PLが(N+1)本、カラム方向に所定間隔で配置されている。(N+1)本のプレート線PLは、その一方端が共通化され、メモリセルアレイ1の外部に引き出されている。
なお、プレート線PLはカラム方向に長く配置して、その本数を(M+1)本としてもよい。
周辺回路は、図4に示すように、X(アドレス)デコーダ(X Decoder)2、Y(アドレス)デコーダを兼ねるプリデコーダ(PRE Decoder)3、WLドライバ4、SAIOスイッチ73、CSWドライバ6を含む。周辺回路は、カラムごとのセンスアンプ(Sense Amp)7、メインアンプ(Main Amp)15、I/Oバッファ(Input/Output Buffer)9を含む。周辺回路は、書き込み・消去ドライバ(Write・Erase Driver)10、制御回路11、プレートドライバ(PLATE Driver)12、ロジックブロック16を含む。
なお、電源電圧から各種電圧を発生する回路、クロック信号の発生制御回路等は、図4において図示を省略している。
Xデコーダ2は、Xセレクタ(不図示)を基本単位として構成されている。Xデコーダ2は、プリデコーダ3から入力するXアドレス信号をデコードし、そのデコードの結果に基づいて、選択されたXセレクト信号X_SELをWLドライバ4に送る回路である。Xセレクタの詳細は後述する。
プリデコーダ3は、入力されるアドレス信号(Address)をXアドレス信号とYアドレス信号とに分離する。プリデコーダ3は、Xアドレス信号X_SELをXデコーダ2に送り、Yアドレス信号をYデコード部によりデコードする。
プリデコーダ3のYデコード部は、Yセレクタ(不図示)を基本単位として構成されている。プリデコーダ3は、入力するYアドレス信号をデコードし、そのデコードの結果に基づいて、選択されたYセレクト信号Y_SELをCSWドライバ6に送る回路である。Yセレクタの詳細は後述する。
WLドライバ4は、ワード線WLごとのWLドライバユニット(不図示)を(N+1)個含む。各WLドライバユニットの出力に、(N+1)本のワード線WL<0>〜WL<N>のうち、対応する1本のワード線が接続されている。Xデコーダ2から入力されるXセレクト信号X_SELに応じて、WLドライバユニットの1つが選択される。WLドライバユニットは、選択されたときに、その出力に接続されているワード線WLに所定電圧を印加する回路である。WLドライバユニットの詳細は後述する。
CSWドライバ6は、CSWドライバユニットを基本単位として構成されている。CSWドライバ6は、SAIOスイッチ73を制御するための配線として、カラム選択線CSL<0>〜CSL<M>を駆動する回路である。なお、CSWドライバユニットの詳細は後述する。
SAIOスイッチ73は、例えば、NMOSトランジスタ(PMOSトランジスタでも可)単独、あるいは、図4に示すトランスファーゲートで構成される。ここでは各SAIOスイッチ73がセンスアンプ7ごとに、そのセンス入出力線SIOLに接続され、これが全部で(M+1)個存在する。SAIOスイッチ73によってセンス入出力線SIOLと、ローカル入出力線対(LIO,/LIO)との接続と遮断が制御される。
以下、SAIOスイッチ73を構成する各スイッチが、トランスファーゲートであるとする。
ローカル入出力線対(LIO,/LIO)に対し、書き込み・消去ドライバ10およびメインアンプ15が接続されている。
メインアンプ15は、センスアンプ7で読み出したメモリセルデータを増幅して、I/Oバッファ9を介して外部のI/Oバスに排出するための回路である。
書き込み・消去ドライバ10はI/Oバッファ9に接続され、外部からのデータをI/Oバッファ9から入力し、入力データに応じてセンスアンプ7の保持データを変更可能に制御する。
センスアンプ7は、メモリセルアレイ1のビット線対(BL,/BL)とSAIOスイッチ73との間に接続されている。センスアンプ7は、オン状態のSAIOスイッチ73を介してセンス入出力線SIOLから入力したビット線BLの電位変化をビット補線(/BL)の電位と比較する差動センスアンプである。
制御回路11は、書き込みイネーブル信号WRT、消去イネーブル信号ERS、データ読み出し信号RDを入力し、これらの3つの信号に基づいて動作する。
制御回路11には、以下の6つの機能を備える。
(1)読み出しイネーブル信号RDEおよびプリチャージ信号(/PRE)を、センスアンプ7等に与えて、センス動作を制御する機能。なお、後述するが、本実施形態では、読み出しイネーブル信号RDEはBL放電の開始を指示するのみで、実際のセンス動作(センスアンプの起動)は、読み出しイネーブル信号RDEを基に動作するレプリカ系回路を介して間接的に制御される。
(2)WL選択イネーブル信号WLEをWLドライバ4内の個々のWLドライバユニットに与えるワード線制御の機能。
(3)CSWドライバ6を、プリデコーダ3を経由して(または直接)制御し、これによりSAIOスイッチ73を個別に導通または非導通とする機能。
(4)書き込みまたは消去時に、書き込み・消去ドライバ10に書き込みイネーブル信号WRT、消去イネーブル信号ERSを与えて動作電圧の供給を制御する機能。
(5)書き込みまたは消去時に、必要に応じて、プレートドライバ12に書き込みイネーブル信号WRT、消去イネーブル信号ERSを与えて動作電圧の供給を制御する機能。
(6)ヴェリファイ動作時にロジックブロック16を制御してインヒビット制御の初期データ設定を行う機能。
なお、制御回路11により出力される各種制御信号は、符号のみ図4に示し、レベル変化の詳細は後述する。
[レプリカ系回路]
本実施形態では、上記構成に加えてレプリカ動作のための回路が追加されている。
図4に示すように、<M+1>個のセンスアンプ7と並列に、1つのレプリカセンスアンプ(SArep)7Pが設けられている。また、センスアンプ7とレプリカセンスアンプ7Pに対し、制御回路11から、読み出しイネーブル信号RDEとプリチャージ信号(/PRE)が供給される。
このうち読み出しイネーブル信号RDEは、遅延回路(Delay)70を通って、遅延出力(RDE_Delay)としてセンスアンプ7に供給可能となっている。
レプリカセンスアンプ7Pのセンス対象として、メモリセルアレイ1内にメモリセルMCを模したレプリカセルRepCが配置されている。
なお、レプリカ系回路ではないが、本実施形態ではセンスアンプ7が差動型を前提とするため、その参照電位を与える参照セルRCがメモリセルアレイのカラムごとに設けられている。参照セルRCとレプリカセルRepCは、どちらも基本的にはメモリセルMCを模したものである。但し、後述する他の実施形態のように、レプリカセルRepC側の抵抗値を可変とする場合もあり、この場合は機能的に異なるため、名称を参照セルとレプリカセルで変えている。
本発明における“レプリカ回路”は、レプリカセンスアンプ7Pと、レプリカセルRepC内のレプリカ抵抗Rrepとを含んで構成される。
これらのレプリカ系回路や追加されたセルの機能および動作は、後述する。
[制御系回路]
つぎに、Xデコーダ2の基本構成であるXセレクタと、プリデコーダ3のYダコーダ機能の基本構成であるYセレクタとを説明する。続いて、WLドライバ4の基本構成であるWLドライバユニットを説明する。
図5に、Xセレクタ20の回路例を示す。
図5に図解されているXセレクタ20は、初段の4つのインバータINV0〜INV3、中段の4つのナンド回路NAND0〜NAND3、後段に接続されている他の4つのインバータINV4〜INV7から構成されている。
Xセレクタ20は、XアドレスビットX0,X1を入力し、そのデコード結果に応じて、Xセレクト信号X_SEL0〜X_SEL3のいずれかを活性化する(たとえばハイレベルにする)回路である。
図5は2ビットデコードの例であるが、Xデコーダ2は、その入力されるXアドレス信号のビット数に応じて、図5の構成を拡張または多段展開することで、入力が2ビット以外でも対応可能に実現される。
図6に、Yセレクタ30の回路例を示す。
図解されているYセレクタ30は、初段の4つのインバータINV8〜INV11、中段の4つのナンド回路NAND4〜NAND7、後段に接続されている他の4つのインバータINV12〜INV15から構成されている。
Yセレクタ30は、YアドレスビットY0,Y1を入力し、そのデコード結果に応じて、Yセレクト信号Y_SEL0〜Y_SEL3のいずれかを活性化する(たとえばハイレベルにする)回路である。
図6は2ビットデコードの例であるが、プリデコーダ3は、その入力されるYアドレス信号のビット数に応じて、図6の構成を拡張または多段展開することで、入力が2ビット以外でも対応可能に実現される。
図7は、WLドライバユニット4Aの2つ分を示す回路図である。
図解されているWLドライバユニット4Aは、WLドライバ4内にカラム方向のセル数(N+1)だけ設けられている。
この(N+1)個のWLドライバユニット4Aは、図5に示すXセレクタ20等によって選択(活性化)された1つのXセレクト信号X_SEL0またはX_SEL1によって動作する。WLドライバユニット4Aは、Xセレクト信号X_SEL0またはX_SEL1に応じた1本のワード線WL<0>またはWL<1>を活性化する。
図7に図解しているWLドライバユニット4Aは、ナンド回路NAND8とインバータINV16から構成されている。
ナンド回路NAND8の一方入力にWL選択イネーブル信号WLEが入力され、他方入力にXセレクト信号X_SEL0またはX_SEL1が入力され、ナンド回路NAND8の出力がインバータINV16の入力に接続されている。インバータINV16の出力に接続されたワード線WL<0>またはWL<1>が活性化または非活性となる。
図7に示すWL選択イネーブル信号WLEは図4の制御回路11で発生され、ロウデコーダ4に与えられる。
図8に、CSLドライバユニット6Aの2つ分の回路例を示す。
図解されているCSLドライバユニット6Aは、ナンド回路NAND12と、その出力に接続されているインバータINV21とからなる。
ナンド回路NAND12の一方入力にBLIイネーブル信号BLIEが入力され、他方入力に図6に示すYセレクタ30により選択(活性化)された1つのYセレクト信号Y_SEL0またはY_SEL1が入力される。このYセレクト信号Y_SEL0またはY_SEL1とBLIイネーブル信号BLIEがともに活性(ハイレベル)のときに、ナンド回路NAND12の出力がローレベルとなる。そのため、インバータINV21の出力に接続されたカラム選択線CSL<0>またはCSL<1>の電位が活性レベル(本例ではハイレベル)に遷移する。
カラム選択線CSL<0>またはCSL<1>の電位は、図4に示すように対応するNMOSトランジスタ72のゲートに入力されている。
図8に示すBLIイネーブル信号BLIEは図4の制御回路11で発生し、CSWドライバ6に与えられる。
[カラム回路とレプリカ系回路の詳細な構成例]
図9に、本実施の形態に関わるレプリカ系回路の構成例をメモリカラムとともに示す。
図9に図解する構成は、本発明の適用例として、センスアンプが差動型(クロスカップルラッチ型ともいう)の場合を例示するが、センスアンプはシングルエンド型でも構わない。
差動型のセンスアンプ7は、通常の構成と同等なコア回路7Cに加え、読み出しBL電圧VRの供給制御を行う1対のPMOSトランジスタ71を含む。また、このセンスアンプ7は、センスノード(電位Vo)と参照センスノード(電位:/Vo)のビット線対(BL,/BL)との接続を制御するNMOSトランジスタ72を含む。
ここでコア回路7Cは、ラッチ回路と起動用のPMOSおよびNMOSのトランジスタ対とを有する構成を指す。
NMOSトランジスタ72は、定電流トランジスタとして動作する。つまり、強反転領域でオン動作することで、定電流を流すように制御する。NMOSトランジスタ72は省略してもよいが、これを設けると放電カーブが負の傾きをもつ直線に近いものとなるため、判定基準電圧の設定の見積もりが容易というメリットがある。このため、NMOSトランジスタ72を定電流源として動作させる本構成が望ましい。
ビット線BLに対しメモリセルMCが接続され、ビット補線(/BL)に対し参照セルRCが接続されている。ここで、参照セルRCの可変抵抗を参照セル抵抗Rrefと呼ぶ。
一方、本発明の“レプリカ回路”に含まれるレプリカセルRepCは、参照セル抵抗Rrefと共にメモリセル抵抗Rcellを模した“レプリカ素子”を含む。レプリカ素子は、レプリカ抵抗Rrepである。レプリカ抵抗Rrepは、アクセストランジスタを介してレプリカビット線(/RepBL)に接続させている。
レプリカビット線(/RepBL)に、複数のトランジスタ(後述)を介して、“放電検出部”のレプリカセンスノード(電位:Vo(rep))が接続可能となっている。
具体的に放電検出部は、ここでは“比較回路”の例として差動アンプ54を含み、その反転入力「−」がレプリカセンスノードとなる。また、差動アンプ54の非反転入力「+」には、例えば図4の制御回路11から放電判定基準電位VREFが印加可能となっている。
レプリカセンスノードに対して読み出しBL電圧VRを供給するために、センスアンプ7内のPMOSトランジスタ71と共に、プリチャージ信号(/PRE)で駆動されるPMOSトランジスタ55が設けられている。
図9において、レプリカセンスノードの等価負荷容量と、センスノード対の等価負荷容量を、符号“Cload”で表している。
レプリカセンスノードとレプリカビット線(/RepBL)との間に、センスアンプ7側の前記NMOSトランジスタ72と同様に定電流トランジスタとして機能するNMOSトランジスタ53が接続されている。NMOSトランジスタ53のゲートは、例えば電源電圧Vddで制御される。
この定電流トランジスタとレプリカビット線(/RepBL)との間に、2つのNMOSスイッチ51と52が直列接続されている。
この構成は、センスアンプ7側のビット線対の各々でも同様である。
レプリカBL側のNMOSスイッチ51と、ビット線BL側のNMOSスイッチ51と、ビット補線(/BL)側のNMOSスイッチ51は、同一のカラム選択線CSLにより制御され、カラムスイッチとして機能する。
レプリカBL側のNMOSスイッチ52と、ビット線BL側のNMOSスイッチ52と、ビット補線(/BL)側のNMOSスイッチ52は、読み出しイネーブル信号RDEにより制御され、本発明の“放電開始スイッチ”として機能する。
なお、レプリカセンスアンプ7Pには、3つのNMOSスイッチ51〜53とPMOSトランジスタ55の組がもう1組設けられているが、その直列経路の先端がオープン(ハイインピーダンスHiZ)となっている。この4トランジスタは省略も可能であるが、センスアンプ側と構成を同じにして、それらの制御信号の付加を均等化する意図で設けられている。
レプリカ回路は、そのレプリカセンスアンプ7P内に設けられた差動アンプ54以外に、“起動制御部”として、遅延回路70とノア回路NORおよびインバータINV7Cを有する。
ノア回路NORの一方入力に差動アンプ54の出力が接続され、他方入力に遅延回路70の出力が接続されている。
遅延回路70は、例えば図示のような論理素子から構成できる。遅延回路70の入力には、読み出しイネーブル信号RDEが与えられる。
ノア回路NORの出力でコア回路7Cの起動PMOSが制御され、インバータINV7Cによる反転出力でコア回路7Cの起動NMOSが制御される。この起動信号をそれぞれ、SAイネーブル反転信号(/SAE)、SAイネーブル信号SAEと呼ぶ。
[センス動作(読み出し方法)]
以上の構成を前提として、本実施形態に関わる読み出し方法を説明する。
図10は、リファレンス抵抗が低抵抗時(書き込みヴェリファイ時)の動作波形図である。なお、以下の説明では電位等は、参照記号を用いた簡略呼称で表記する。
時間T0で、図10(C)に示す読み出しイネーブル信号RDEがオンすると、複数のNMOSスイッチ52が一斉にオンする。すると、それ以前にPMOSトランジスタ71や55でチャージしていた読み出しBL電圧VRの電荷を、メモリセルMC、参照セルRCおよびレプリカセルRepCが一斉に放電を開始する。また、センス開始(RDEオン)と同時に遅延回路70による遅延がスタートする。
時間T1で、レプリカセンスノード(Vo)がVREF電位になると、差動アンプ54の出力反転によりレプリカ出力(REP_DET)が発生し、これがノア回路NORの一方入力に与えられる。このレプリカ出力(REP_DET)が発生時点では、遅延回路70の遅延出力(RDE_Delay)はオンしていない。遅延出力(RDE_Delay)は、遅延回路70の遅延量で決まる時間Teでオンする。
そのため、レプリカ出力(REP_DET)が発生と共にノア回路NORの出力が“L”となり、SAイネーブル反転信号(/SAE)が活性レベルとなり、その反転信号でSAイネーブル信号SAEが活性レベルとなる。このため、センスアンプ7(コア回路7C)が時間T1(Teより前)で起動する。
この動作波形図は、メモリセルが低抵抗の場合であるため、このセンスアンプ起動時(T1)より前に、センスノード電位(Vo)が(VREF)電位を下回っている。このため、参照ノード(/Vo)とのわずかな電位差で、センスアンプが反転動作して、大きな振幅に増大させている。
図11に、放電速度が低い高抵抗の場合(消去ヴェリファイ時)の動作波形図を示す。
信号(RDE)オンと同時にレプリカノード電位(/Vo(rep))の放電と、メモリセルによるセンスノード電位(Vo)の放電が開始する。それと同時に遅延回路70における(RED)信号の遅延もスタートする。
リファレンス抵抗が高抵抗であるため、レプリカ出力(REP_DET)の発生よりも先にレプリカ出力(REP_DET)が立ち上がる。これによりセンスアンプ起動信号(SAE,/SAE)が発生してセンスアンプ7に送られる。センスアンプ起動信号(SAE,/SAE)立ち上がりにより、センスノード対電位(Vo,/Vo)がクロスカップルラッチ型SA構成となるセンスノード対電位(Vo,/Vo)の電位差を増幅する。このときは高抵抗読み出しであるので、(Vo)電位低下が遅く、センスノード対電位(Vo,/Vo)の反転動作は生じない。
第1の実施形態は、メモリセルはリファレンス抵抗とメモリセル抵抗(Rcell)の相補BL放電動作によってセンス出力する方式である。このとき、メモリセルは、レプリカ抵抗と同じ抵抗によって放電される。
このような回路では、(VREF)電位がノイズ等で変動しても、それに追従してセンスアンプ起動タイミングが変動して、誤動作が防止できる。
このため、レプリカ検出する基準となる(VREF)電位はノイズ等の変動に対して感度が低くなるよう、(VR)電位よりもある程度低い電圧とするのが望ましい。
(VREF)電位を下げると、(VREF)ノイズ感度が低くなって安定動作するが、高抵抗検出タイミングが遅れてしまう。その対策として、センス開始から遅延回路70によるタイミング制御パスを設けている。
次に、第1実施形態の動作における特徴を定量的に説明する。
センスノード電位(Vo)に、BL容量負荷を加算したものを負荷容量(Cload)で表す。この負荷容量は、参照BLやレプリカBLでもほぼ同様である。
この場合、負荷容量(Cload)の電荷をダイナミックにReRAM(抵抗)で放電したときの(Vo)電位は以下の式(1)で表される。
[数1]
Vo=VR*Exp{−Time/(Rcell*Closd)}…(1)
ここで、(Time)は放電時間を表す。
例えばRcell(書き込みヴェリファイ読み出し時)=10[KΩ]、Rcell(通常読み出し時)=100[KΩ]、Rcell(消去ヴェリファイ読み出し時)=1[MΩ]とする。また、負荷容量(Cload)=100[fF]で一定とし、VR=0.3[V]、VREF=0.15[V]、レプリカ遅延リミット(遅延回路70の遅延量)=30[ns]と改定する。
図12に、上記仮定の下でのVo電位とセンスタイミングの関係を計算して得られた放電カーブを示す。
低抵抗読出し時(書き込みヴェリファイ時)、中間抵抗読出し時(通常読み出し時)は(RDE_Delay)の(RED)に対する遅延量:30[ns]よりも先に(REP_DET)がオンすることがわかる。
一方、高抵抗読出し時(消去ヴェリファイ時)は遅延時間:30[ns]が先になる動作をすることが分かる。
<2.第2の実施の形態>
図13は、第2の実施形態に関わる、図9と対応する回路図である。
図13が図9と異なるのは、NMOSスイッチ51のゲートに与える電圧がカラム選択線CSLから、“クランプ電圧”としての電圧VGATEに変更されている。なお、この電圧0VGATEもカラム選択線CSLと同期した信号であり、カラム選択の機能をもつ。
これによりBL電位が{VGATE−Vgs(=VR)}電位にクランプされる。
この方式の特徴の1つは、BL電位固定でセンスアンプ起動信号(SAE,/SAE)がオンする前にセンスノード(Vo)の側に大きなセンス電圧振幅が取れる点である。この点に関し、第1の実施形態ではセンス電圧振幅は0[V]〜VRが最大である。これに対し、第2の実施形態では、0[V]〜Vpre(Vpreに制約がない)ので、Vo容量負荷とBL容量負荷が分離されているため、Vo容量負荷が小さくなり、高速動作に向いている。
つまり、この方式では、センス動作において、センスノードの電位上昇とともにNMOSスイッチ51がカットオフすると、以後は、センスノードの容量負荷とビット線BLの容量負荷が分離されている。本方式は一般的に「電荷移送方式」等の名前で呼ばれている。
電荷移送方式においても、第1の実施形態の「レプリカ動作+ディレイリミッタ構成」と、それによるVREF電位の自動追従が可能である。
図14に、図9や図13で記載した差動アンプ54の構成例を示す。
この構成は、図示のように3つのNMOSトランジスタN1〜N3と、2つのPMOSトランジスタP1、P2による一般的なオペアンプ回路である。
<3.変形例>
図15に、差動アンプ54に変えて用いる回路構成を示す。
図15に示す構成では、放電検出をインバータによって実現する回路である。
2つの抵抗RpとRnを介してインバータINVが形成されている。このインバータINVを構成するPMOSサイズ(Lp/Wp)とNMOSサイズ(Ln/Wn)比、PMOSソース線抵抗(Rp)とNMOSのソース線抵抗(Rn)の調整等によって、放電閾値の値を調整することが可能である。ここでLp,Lnはトランジスタゲート長、Wp,Wnはトランジスタゲート幅を表す。
このような簡易な放電検出回路は、ノイズに弱く、そのレプリカ出力(REP_DET)がオンするタイミングが容易に変動しやすい。このため、ノイズ等によって(VREF)電位変動に追従してセンスタイミングを制御する本発明の第1および第2の実施形態で、図15の回路が、より大きな適用効果が得られる。
また、他の変形例として、レプリカ抵抗Rrepを、複数の単位抵抗と、その接続数を切り替えるスイッチとからなる構成としてもよい。
これは、レプリカセンスノードの放電速度を変更して、より調整範囲を適正化するための構成である。
同じ効果は、レプリカセルRepCを複数設けて、その選択をアクセストランジスタで行うことでも得られる。
以上の2つの実施形態ではReRAMを例としたが、ReRAM以外の相変化メモリ等の抵抗変化型メモリに、本発明は広く適用できる。
また、フラッシュメモリ等の他の不揮発性メモリにおいても、ワード線制御を行わない、つまり一定電流でない読み出し動作も可能な場合がある。例えばMCL−NORタイプではそのような動作の報告例もあり、このような動作であれば、読み出す情報の論理に応じて、あるいは、読み出しの種類(モード)に応じてセンスタイミングの乖離が著しい場合も存在する。
したがって、本発明は読み出し電流のダイナミックレンジが広い抵抗変化型メモリへの適用が望ましいが、以上の実施形態の記載は、他の不揮発性メモリへの適用を排除することを意味しない。
以上の第1,第2の実施形態および変形例では、いわゆるダイナミック読み出し動作を行うReRAMにおいて、セル放電速度に応じたタイミングでセンスアンプ起動ができるため、誤動作のマージン設計が容易化されるという利益が得られる。また、放電検出基準電圧(VREF)をノイズマージンぎりぎりで設定しても、放電カーブに対して放電検出基準電圧が動的に変化するため、その分、VREFの設定範囲が広く、誤動作に強い読み出しが可能となる。
1…メモリセルアレイ、7…センスアンプ、7C…コア回路(起動制御付きラッチ回路)、7P…レプリカセンスアンプ、11…制御回路、51…NMOSトランジスタ(クランプトランジスタ)、52…NMOSスイッチ(放電開始スイッチ)、53,72…NMOSトランジスタ(定電流トランジスタ)、54…差動アンプ、70…遅延回路、Rcell…可変(メモリ)セル抵抗、MC…メモリセル、RC…参照セル、Rref…参照セル抵抗、RepC…レプリカセル、Rrep…レプリカ抵抗、BL…ビット線、/BL…ビット補線、/RepBL…レプリカビット線、WL…ワード線、AT…アクセストランジスタ、Vo…センスノード電位、/Vo…参照ノード電位、Vo(rep)…レプリカセンスノード電位。

Claims (13)

  1. 2つの電極間の電荷放電速度が、記憶された情報の論理に応じて異なる記憶素子と、
    前記記憶素子の一方の電極が接続された配線の放電電位を参照電位と比較することにより、前記情報の論理を検出するセンスアンプと、
    前記記憶素子を模したレプリカ素子を具備し、レプリカ素子の放電速度に応じて前記センスアンプのセンスタイミングを制御するレプリカ回路と、
    を有するメモリデバイス。
  2. 前記レプリカ回路は、
    前記レプリカ素子と、
    前記レプリカ素子の放電を検出する放電検出部と、
    前記放電検出部の放電検出タイミングから起動タイミングを発生し、発生した起動タイミングで前記センスアンプの起動を制御する起動制御部と、
    を有する請求項1に記載のメモリデバイス。
  3. 前記起動制御部は、
    入力される読み出し許可信号を遅延させる遅延回路と、
    前記遅延回路の出力と前記放電検出部の出力との論理和をとって前記センスアンプの起動信号を出力するオア回路と、
    を含み、
    前記レプリカ素子と前記記憶素子の放電を、前記読み出し許可信号の入力に応じて同時に開始させる放電開始スイッチを、さらに有する
    請求項2に記載のメモリデバイス。
  4. 前記レプリカ素子の放電経路と前記記憶素子の放電経路にそれぞれ接続され、強反転領域でオン動作するようにバイアスされる定電流トランジスタを有する
    請求項3に記載のメモリデバイス。
  5. 前記放電検出部は、前記レプリカ素子の放電により低下するレプリカセンスノードの電位を入力とするインバータを含み、当該電位の低下をインバータ閾値で判定し、インバータ出力の反転タイミングを前記放電検出タイミングとして出力する
    請求項4に記載のメモリデバイス。
  6. 前記レプリカセンスノードの電位低下の速度を、前記レプリカ素子の抵抗値または数で変更可能な構成を含む
    請求項5に記載のメモリデバイス。
  7. 前記記憶素子が接続されたビット線と前記センスアンプのセンスノードとの間、および、前記レプリカ素子が接続されたレプリカビット線と前記レプリカセンスノードとの間のそれぞれにNMOSスイッチが接続され、
    当該2つのNMOSスイッチの各ゲートにクランプ電圧を印加することによって、センス動作時に前記ビット線と前記レプリカビット線の電位を前記クランプ電圧から前記MOSトランジスタのゲートとソース間の電圧だけ下がった電圧にクランプして、前記2つのNMOSスイッチオフさせる
    請求項5に記載のメモリデバイス。
  8. 前記放電検出部は、前記レプリカ素子の放電により低下するレプリカセンスノードの電位を、放電検出基準電位と比較する比較回路を有し、比較回路の出力反転タイミングを前記放電検出タイミングとして出力する
    請求項4に記載のメモリデバイス。
  9. 前記レプリカセンスノードの電位低下の速度を、前記レプリカ素子の抵抗値または数で変更可能な構成を含む
    請求項8に記載のメモリデバイス。
  10. 前記記憶素子が接続されたビット線と前記センスアンプのセンスノードとの間、および、前記レプリカ素子が接続されたレプリカビット線と前記レプリカセンスノードとの間のそれぞれにNMOSスイッチが接続され、
    当該2つのNMOSスイッチの各ゲートにクランプ電圧を印加することによって、センス動作時に前記ビット線と前記レプリカビット線の電位を前記クランプ電圧から前記MOSトランジスタのゲートとソース間の電圧だけ下がった電圧にクランプして、前記2つのNMOSスイッチオフさせる
    請求項8に記載のメモリデバイス。
  11. 前記記憶素子が、印加電圧の向きにより書き込み情報の論理が異なる抵抗変化型記憶素子である
    請求項1に記載のメモリデバイス。
  12. 前記記憶素子は、2つの電極間に抵抗値が可変な記憶層を挟んでなる
    請求項11に記載のメモリデバイス。
  13. 2つの電極間の電荷放電速度が、記憶された情報の論理に応じて異なる記憶素子に対する前記情報の読み出し時に、前記記憶素子の放電電位のセンスタイミングを、前記記憶素子を模したレプリカ素子を前記記憶素子と同時に放電開始させたときの当該レプリカ素子の放電速度に応じて制御する
    メモリデバイスの読み出し方法。
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