JP2011099579A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫内の収納物を精度よく検知し、検知した収納物の量や位置に応じて収納物を高品質な状態で保存することのできる冷蔵庫を得る。
【解決手段】開閉可能な扉を有する冷蔵室10と、冷蔵室10に投入された食品を冷却する冷却機構20とを備えた冷蔵庫。冷蔵室10内の負荷量を検出する負荷量検知手段(1,2)と、収納物の位置を検知する位置検知手段(3a、3b)とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は,冷蔵庫内の収納物状態を検知する機能を備えた冷蔵庫に関する。
冷蔵庫は一般に、開閉可能な扉を有する貯蔵室と、この貯蔵室を冷却する機構と、貯蔵室内の空気温度を検出する庫内温度センサとを備えている。
このような冷蔵庫においては、庫内に収納物が多い状態で扉を開けて新たに収納物を投入すると、予め収納されていた収納物が妨げとなって冷却風が新たな収納物に届きにくくなり、新たな収納物がなかなか冷却されず品質が低下するおそれがあった。そして、冷風吹出口と庫内温度センサとが近接して設置されている場合には、庫内温度センサ付近の空気は冷えやすいことから、庫内が十分に冷却されていると判断されやすくなる。このため、新たな収納物が十分に冷えていないにもかかわらず、十分に冷却されていると判断されて冷風の吹き出しが抑制され、貯蔵室内の平均温度が高くなるおそれがあった。また、冷風吹出口と庫内温度センサとが遠く離れて設置されている場合には、庫内温度センサ付近の空気は冷えにくいことから、庫内が十分に冷却されていないと判断されやすくなる。このため、庫内は全般的に冷却されているにもかかわらず、冷風が連続して吹き出され、冷風吹出口付近の収納物が凍結する場合があった。
このような課題が存在するため、貯蔵室内の収納物を検出する技術が次のように提案されている。
例えば「冷蔵室の内壁に複数装着されて、高温の熱負荷から発生される赤外線を受光して、温度及び高温の熱負荷の発生位置を検知する赤外線センサ組立体と、を含んで構成されて、前記赤外線センサ組立体は、……赤外線センサが受光する赤外線の受光範囲を制限する受光範囲制限手段とを具備する」冷蔵庫が考案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、「1個または複数個有する冷蔵庫外内光センサ37aによって冷蔵庫内光センサの該当する周囲の庫内収納物を検知する。検知方法は庫内収納物などにより冷蔵庫内光センサa付近に庫内収納物などによって光を遮断して影が生じているか否かを冷蔵庫内光センサaによって判断することによって行われる」ことが考案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4012078号公報(第3頁,図1) 特開2006−336963号公報(第6頁,第7頁,図2,図6)
上記の特許文献1に記載の技術によれば、被冷却物から発せられる輻射熱を検知することにより、未冷却の収納物を検知している。しかし、被冷却物から発せられる輻射熱を検知する方式の場合、未冷却の収納物が既に冷却された収納物の陰になる場所に置かれた場合には、未冷却の収納物を検知することができない、という課題があった。
また、上記の特許文献2に記載の技術によれば、光センサで影の有無を検出することにより収納物の有無を検知して庫内の照明強度を変化させている。しかし、収納物の量に応じた冷却制御を行うものではないため、収納物の冷却不良に関する課題を解消できない、という課題があった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、第1の目的は、冷蔵庫内の収納物を精度よく検知することのできる冷蔵庫を得ることにある。また、第2の目的は、検知した収納物の量や位置に応じて収納物を高品質な状態で保存することのできる冷蔵庫を得ることにある。
本発明に係る冷蔵庫は、開閉可能な扉を有する貯蔵室と、前記貯蔵室に投入された食品を冷却する冷却手段とを備えた冷蔵庫において、前記貯蔵室内の負荷量を検出する負荷量検知手段と、収納物の位置を検知する位置検知手段とを備えたものである。
本発明に係る冷蔵庫によれば、貯蔵室内の負荷量と収納物の位置とを検出することができるので、貯蔵室内の収納状態を精度良く検出することができる。このため、貯蔵室内の収納状態に応じた最適な冷却方法を選択することができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の構成を示す図。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵室内の光源の配置と光源の照射領域を説明する図。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の機能ブロック図。 本発明の実施の形態1に係る収納物検知処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態1に係る収納物検知処理を説明する冷蔵室内の模式図。 本発明の実施の形態1に係る収納物位置検知処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵室のメイン処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵室の構成を示す図。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵室の棚と重量センサの位置を説明する図。 本発明の実施の形態2に係る収納物重量検知処理を説明する冷蔵室内の模式図。 本発明の実施の形態2に係る収納物重量検知処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の機能ブロック図。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵室のメイン処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵室の構成を示す図。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵室の構成を示す図。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫の機能ブロック図。 本発明の実施の形態3に係る冷蔵室のメイン処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態4に係る冷蔵室の構成を示す図。 本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫の機能ブロック図。 本発明の実施の形態4に係る冷蔵室のメイン処理を示すフローチャート。 本発明の実施の形態5に係る冷蔵室の構成を示す図。 図21の棚の断面側面図。 本発明の実施の形態5に係る冷蔵室のメイン処理を示すフローチャート。
実施の形態1.
(冷蔵庫100の構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の構成を示す図であり、図1(A)は上から見た場合の図、図1(B)は横から見た場合の図である。図1において、冷蔵庫100は、区画されて独立した複数の貯蔵室を備える。貯蔵室としては、最上部に設けられ扉11を備えた冷蔵室10と、冷蔵室10の下方に配置され引き出し扉31を備えた切替室30と、切替室30の下方に配置され引き出し扉33を備えた野菜室32と、野菜室32の下方に配置され引き出し扉35を備えた冷凍室34とを備える。扉11には、冷蔵庫100の各貯蔵室の冷却温度の設定を行う操作パネル、各貯蔵室の冷却状態などの各種情報を表示する表示パネル、各貯蔵室の冷却情報などの各種情報を音声出力する音声出力装置などを備えた正面パネル12を備える。
(冷却機構)
冷蔵庫100の背面側には、各貯蔵室を冷却するための冷却機構として、コンプレッサー21と、熱交換器22と、冷気送風ファン23と、背面冷風路24と、冷風吹出口25と、制御装置16とを備える。
制御装置16は、制御回路やその動作プログラムを格納した記憶装置などを備え、冷蔵庫100の動作を制御する。コンプレッサー21及び熱交換器22により作り出された冷気は、冷気送風ファン23によって送風され、背面冷風路24を通って、吹出口25から各貯蔵室へと吹き出される。制御装置16は、コンプレッサー21の出力や冷気送風ファン23の送風量を制御することにより、各貯蔵室が設定された温度に維持されるよう制御する。なお、制御装置16、コンプレッサー21、熱交換器22、冷気送風ファン23、背面冷風路24及び吹出口25を、冷却機構20と総称する。
(冷蔵室の構成)
冷蔵室10は、扉11の開閉状態を検知する扉開閉検知スイッチ13と、扉11の内側に設けられたドアポケット14と、冷蔵室10内を複数に仕切る棚15a、15b(棚15と総称する場合がある)とを備える。そして、冷蔵室10は、図1に示されるように食品などの収納物18が収納可能となっている。
さらに、冷蔵室10は、1又は複数の光源1と、1又は複数の光センサ2と、冷蔵室10内の雰囲気温度を検出する温度センサ3a、3bと、冷蔵室10内の空気を攪拌する庫内攪拌ファン4とを備える。
(光源と光センサの構成)
光源1は、蛍光灯、LED、エレクトロルミネッセンスなどの任意の光発生方式により光を発する。発する光の波長域としては、紫外、可視、赤外など、いずれの波長域であってもよい。本実施の形態1及び後述する実施の形態においては、1又は複数の光源1の集合体全体が、本発明の光源部に相当する。
光センサ2は、光源1から発せられる光を検知する装置であり、フォトダイオード、光電子増倍管など、任意の方式のものを用いることができる。本実施の形態1及び後述する実施の形態においては、1又は複数の光センサ2の集合体全体が、本発明の光センサ部に相当する。
詳細は後述するが、本実施の形態1では、光源1が発する光を光センサ2が受光し、光センサ2の受光強度に応じて冷蔵室10内の収納物18の量(負荷量)の検出を行う。光センサ2の受光強度が小さい場合又は光センサ2が受光できない場合には、光源1から光センサ2に至る光路上に光を遮る物、すなわち収納物18が存在すると判断し、受光強度が大きい場合には収納物18が存在しないと判断する。本実施の形態1では、複数の光源1を設けることにより、光源1から光センサ2へ至る複数の光路を設ける。このようにすることにより、収納物18の量及び位置を高精度に検知可能としている。
図2は、冷蔵室10内の光源1の配置を示す図であり、図2(A)は上から見た図、図2(B)は横から見た図である。なお、図2では、光源1を、光源1a〜光源1dの符号により区別して表記している。図2に示されるように、光源1a〜光源1dは扉11あるいは扉11付近の内壁に設けられている。光源1a〜光源1dは、発した光が光センサ2により受光可能となるような角度で設置されており、光源1a〜光源1dから光センサ2に至る光路が形成されている。そして、各光路がなるべく重複しないように、光源1a〜光源1dの角度が調節して設置される。光源1の設置位置、数、設置角度、及び光源1の照射角度は、光源1の設置位置、光センサ2の設置位置、棚15などの冷蔵室10内の構造に応じて調節して設ける。
光センサ2は、収納物検知が可能となるよう冷蔵室10内に複数設けることができる。特に、図1に示されるように、光センサ2を棚15aと棚15bの間に複数設けることにより、棚15a、15bに載置された収納物の量が検知可能となる。
なお、光源1や光センサ2は、通電や動作指示のための配線が必要であることから、冷蔵庫100内の壁部分などの外郭部分に設置することが望ましい。このようにすることで、壁の中に配線を設けることができ、収納物が接する貯蔵室内に配線がむき出しとなるのを回避できる。また、棚15やドアポケット14など、移動や取り外しが可能な部位に設置する場合には、配線を容易に脱着可能に設けるか、あるいは、非接触伝送が可能な機構を設けることが望ましい。
(温度センサの構成)
温度センサ3a、3bは、サーミスタなどにより構成され、冷蔵室10内の雰囲気温度を検出するものである。温度センサ3aは、冷蔵室10内の前面(扉側)、例えば扉11の内側や扉11付近の内壁に設けられ、冷蔵室10内の前面近傍の雰囲気温度を検出する。温度センサ3bは、冷蔵室10内の背面に設けられ、冷蔵室10内の背面近傍の雰囲気温度を検出する。
(機能ブロック)
図3は、本実施の形態1に係る冷蔵庫100の機能ブロック図である。図1及び図2と同一の構成要素には同一の符号を付している。制御装置16は、扉開閉検知スイッチ13から扉11の開閉状態を取得するとともに、温度センサ3a、3bから冷蔵室10内の空気温度を取得し、冷蔵室10内が設定された温度に維持されるよう、予め記憶されたプログラムにしたがって冷却機構20を制御する。なお、冷却機構20を制御するとは、コンプレッサー21の出力、冷気送風ファン23の送風量、冷風吹出口25の開閉度合いなど冷却機構20の構成要素の運転状態を制御することをいう。
また、制御装置16は、光源1を点灯制御して光センサ2が受光する受光強度に基づいて収納物18の収納状態を検出するとともに、温度センサ3a、3bから温度分布を取得し、この結果に基づいて冷却機構20の制御を行う。
また、制御装置16は、各貯蔵室の冷却状態に関する情報や、故障に関する情報、検知した収納物に関する情報などを、正面パネル12、あるいは、光源1の点滅動作などにより出力する。例えば、光源1が複数設けられている場合には、扉11を開放した時に、収納物が過剰に存在している箇所の近傍に設けられている光源1を点滅させることができる。さらに、故障時には、光源1の照明強度や点滅周期を変えて点滅させて異常報知を行うこともできる。したがって、正面パネル12又は光源1は、本発明の報知手段としても機能する。
(収納物検知処理)
次に、収納物検知処理の詳細を説明する。
図4は、収納物検知処理を示すフローチャート、図5は、収納物検知処理を説明する冷蔵室10内を横から見た模式図であり、光源1、光センサ2、棚15、収納物18、温度センサ3、及び光源1から光センサ2に至る光路を主に示している。図5(A)は収納物量が少ない場合、図5(B)は収納物量が多い場合を示している。なお、図5では、光源1を、光源1b〜光源1dの符号により区別して表記し、光センサ2を、光センサ2a〜光センサ2cの符号により区別して表記している。
(光源1と光センサ2の構成)
図5の例では、光源1b〜光源1dは、扉11あるいは扉11付近の内壁に設けられている。光センサ2aは天井と棚15aの間に、光センサ2bは棚15aと棚15bの間に、光センサ2cは棚15bと底面との間に位置するように設けられている。温度センサ3aは扉11の内側に、温度センサ3bは冷蔵室10内の背面に設けられている。冷蔵室10へ冷気の流入する吹出口25は、棚15aと天井との間、棚15aと棚15bとの間、棚15bと底面との間であって、光センサ2a〜光センサ2cの上方近くに位置するように設けられている。
なお、図5において、光源1から光センサ2へと延びる実線矢印は光路を表しており、便宜的に、実線矢印1本を光強度1として説明する。破線矢印は、収納物や棚に反射して僅かに光センサ2で検知される光の光路を表しており、これを便宜上、光強度0.5として説明する。また、この例では棚15aは透過部材から構成されているものとする。
(収納物検知処理の例)
次に、本実施の形態1に係る収納物検知処理の例を、図4及び図5を参照して説明する。図4において、制御装置16は、収納物検知処理を開始すると、すべての光源1b〜光源1dを点灯させる(S131)。そして、制御装置16は、光センサ2が受光強度に基づいて出力する出力値を取得して、冷蔵室10内の収納物を検知する(S132)。
収納物の検知をより具体的に説明する。
図5(A)に示されるように、棚15bに収納物18aが載置された状態を想定する。光源1b〜光源1dのすべてを点灯させると、実線矢印で示すように光センサ2a〜光センサ2cに直接至る光路と、破線矢印S1、S2で示すように収納物18や棚15に反射して光センサ2に至る光路が生じる。各光センサの受光強度は、光センサ2a:2.5、2b:2、2c:2となり、総計は6.5である。
また、図5(B)に示されるように、棚15a、棚15b及び底面に収納物18a〜収納物18cが載置されて収納物量が多い状態を想定する。光源1b〜光源1dのすべてを点灯させると、各光センサの受光強度は、光センサ2a:0.5、2b:0、2c:0となり、総計は0.5である。
このように、収納物の量や位置に応じて光センサ2の受光強度が異なるので、収納物が存在しない状態での光センサ2の出力値と、収納物を収納した状態での出力値とを比較することによって、収納物の量を判断できる。例えば、受光強度が小さい場合には、光源1から光センサ2への光路が遮られている、すなわち、収納物量が存在する、と判断できる。
そして、図4において、収納物の検知が終了するまでの間はステップS131とステップS132の処理を繰り返し、収納物の検知が終了すると(S133)、光源1を消灯させて(S134)処理を終了する。
(位置検知処理)
冷蔵室10内に新規に収納物が投入されると、新規投入品の周辺は温度が上昇する。温度センサ3a、3bにより検出される温度により、新規投入品の位置を検出することができる。その詳細を図6に基づいて説明する。
図6は、位置検知処理のフローチャートである。
制御装置16は、位置検知処理を開始すると、温度センサ3a、3bの出力値から、それぞれ、庫内前面温度Ta及び庫内背面温度Tbを検出する(S151)。検出結果より、庫内前面温度Taと庫内背面温度Tbとを比較し(S152)、庫内前面温度Taの方が高い場合には、収納物が投入された位置は前面であると出力し(S153)、そうでない場合には、収納物が投入された位置は前面であると出力する(S154)。
(冷蔵室10のメイン処理)
図7は、冷蔵室10のメイン処理を示すフローチャートである。
制御装置16は、扉開閉検知スイッチ13により扉11が開放されていることを検知すると(S101)、扉11が閉鎖されるまでの間は(S102のno)、庫内視認用照明モードで動作する(S110)。庫内視認用照明モードでは、冷蔵室10内の光源1を点灯させて、冷蔵室10内の視認性を高める。扉11が閉鎖されると(S102のyes)、冷蔵室10内の収納物の量を検知する収納物検知処理を行う(S103)。この収納物検知処理(S103)は、上述の図4のフローチャートの処理によってなされる。ステップS103で検出された収納物が少ない(基準の収納量未満)と判定された場合(S104のno)には、冷気導入量を少なくする省エネ運転を行う(S111)。このようにすることで、エネルギー消費量を削減することができる。
収納物が多い(基準の収納量以上)と判定された場合(S104のyes)には、温度センサ3a、3bにより位置検知処理を行い、新たに投入された収納物の位置を検出する(S105)。この位置検知処理(S105)は、上述の図6のフローチャートの処理によってなされる。収納物の位置が前方である場合(S106のyes)には、新たに投入された収納物に冷気が供給されない状態となるのを回避するため、貯蔵室の庫内攪拌ファン4を動作させ庫内空気を攪拌する(S107)。このようにすることで、庫内前方に載置された未冷却の収納物の冷却を促進することができる。温度センサ3aにより出力される庫内前面温度Taが所定値以下となったら(S108のyes)、庫内攪拌ファン4をOFFにする(S109)。位置が後方である場合(S106のno)には、冷却機構20を調節して背面の吹出口25からの冷気導入量を増やし(S112)、庫内後方に載置された未冷却の収納物の冷却を促進する。温度センサ3bにより出力される庫内前面温度Tbが所定値以下となったら(S113のyes)、冷気導入量を元に戻す(S114)。なお、収納物が多い場合の冷却制御は、庫内攪拌ファン4を動作させる方法の他に、前方と後方に冷気を導入する風路を設けて冷気導入量を切り替える、冷気温度を低下させる、などの処理をしてもよい。
庫内の収納物量が多い(基準の収納量以上)場合には、新たに投入された未冷却の収納物が冷却不十分となる可能性があるため、収納物の位置を検出することで、速やかに冷却することができる。また、収納物量が少ない(基準の収納量未満)の場合には、収納物の位置によらず冷却が十分に行われるため、位置検知を行う必要がなく、さらに省エネ運転を行うことができる。このように、光センサによる負荷量の検知を先に行うことで、位置検知を行うか否かを選択することができ、負荷量が多く、位置検知が必要な場合に、より適切な冷却制御を選択することができる。
ところで、温度センサのみで負荷量を検出する手段が知られている。例えば、特許文献「特開2007−127385号公報」は、吸込み温度センサ、吹出し温度センサにより、吸込み冷気温度、吹出し冷気温度を検出してそれらの差を求め、その差の大きさに基づいて冷蔵室内に収容されている物品の「詰め込み過ぎ」状態を検出するものである。しかし、温度センサの出力する熱は、伝わるのに時間がかかるため、瞬時に負荷量を検出することができない。それに対し、光センサは、光の伝わる速度が速いため、瞬時に負荷量を検出することができる。しかし、光センサ2のみでは、ある収納物の前に、それよりも高さが低い収納物が新たに投入された場合には、その収納物を検知することは困難である。そのため、温度センサ3a、3bを併用することにより、収納物の大きさによらず、その位置を検出することができ、新たに投入された未冷却の収納物を速やかに冷却することができる。
以上のように、光センサ2と温度センサ3a、3bとを組み合わせることにより、収納物の量と位置に関する情報とを併せて用いて冷却制御を行うことができ、冷蔵室10内をより最適な冷却状態に維持することができる。このため、検知した収納物の量や位置に応じて収納物を高品質な状態で保存することが可能になっている。
なお、温度センサ3a、3bの設置は、2箇所に限定するものではなく、設置位置も前面と背面に限定するものではない。位置検知ができるように、複数個を設置すればよく、そのうちの少なくとも一つは、吹出口付近にあり、一つはそれと対向する面に設置することが望ましい。
また、庫内攪拌ファン4が動作している際には、正面パネル12によってユーザーに庫内攪拌ファン4が動作中であることを報知してもよい。これにより、ユーザーが扉11を開かなくても、庫内攪拌ファン4が動作していることを確認することができ、利便性が向上する。また、ユーザーが動作中の庫内攪拌ファン4に不用意に触れたりすることを防ぐことができ、安全性が向上する。
また、正面パネル12によって、ユーザーに収納量を報知してもよく、さらに、収納状態の改善を促す対処方法を報知してもよい。例えば、正面パネル12に、お知らせボタンを設け、お知らせボタンが押された場合には、収納量とその対処方方法を報知する。ユーザーに収納量を報知することで、収納物のつめ方を改善してもらうことができる。また、対処方法を報知することで、冷却効率のよい収納物のつめ方をユーザーは知ることができ、利便性が向上する。その結果、省エネ運転を行うことができ、エネルギー消費量を削減することができる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫は、負荷量検知手段が光源1及び光センサ2によって構成されている点は上記の実施の形態1と同じであるが、位置検手段が重量センサ5によって構成されている点が上記の実施の形態1と相違する。以下、相違点を中心に説明する。
図8は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵室10の構成を示す図であり、図8(A)は上から見た場合の図、図8(B)は横から見た場合の図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付して、一部の説明を省略する。
冷蔵室10は、扉11の開閉状態を検知する扉開閉検知スイッチ13と、扉11の内側に設けられたドアポケット14と、冷蔵室10内を複数に仕切る棚15a、15bと底面上に設置した棚15c(棚15と総称する場合がある)とを備える。さらに、棚15a、15b、15cの四隅の下部には、重量センサ5a〜5h(重量センサ5と総称する場合がある)が設置されている。
また、冷蔵室10は、1又は複数の光源1と、1又は複数の光センサ2と、冷蔵室10内の雰囲気温度を検出する温度センサ3と、冷蔵室10内の空気を攪拌する庫内攪拌ファン4とを備える。
図9は、冷蔵室10の正面から見た図であり(但し、扉11を開いた状態)、棚15aと重量センサ5a、5cの支持部について示したものである。冷蔵室10の内側壁に、突起状の支持部17があり、支持部17上に重量センサ5a、5cを設置し、棚15aは重量センサ5a、5cに接触して支持部17に支持されている。重量センサ5a〜5dは、棚15a上に載置された収納物18の重量値を検出することができる。また、載置された収納物が近い位置の重量センサ5が検出する重量値は大きく、遠い位置の重量値は小さい。このようなことから、重量値から棚15に載置された収納物の位置を検出することができる。
(位置検知処理)
本実施の形態2に係る収納物重量検知処理の例を、図10及び図11を参照して説明する。
図10は、本実施の形態2に係る収納物重量検知処理を説明する冷蔵庫内の模式図であり、図10(A)は上から見た場合の図、図10(B)は横から見た場合の図である。
ここで説明の便宜上、棚15a上に、重量センサ5aを原点とし、棚奥行き方向をX方向、それと直交する方向をY方向とした座標を設定する(矢印で図示)。破線のように、棚15aの座標(X,Y)は、(0、0)〜(6、8)で示す。図10に示されるように、棚15aに収納物18aが載置された状態を想定する。収納物18aの重量を1とする。
図11は、本実施の形態2に係る収納物重量検知処理を示すフローチャートである。
図11において、収納物重量検知処理を開始すると、制御装置16は、重量センサ5が出力する重量値を取得して(S231)、冷蔵室10内の収納物の重量Wを検出する(S232)。次に、ステップS232で検出された重量Wと、各重量センサ5a〜5dの出力値から、収納物の位置を検出する(S233)。重量センサ5a〜5dは、収納物 18aとの距離に対応した重量値を検出し、各重量センサの重量値は、重量センサ5a:0.4、5b:0.4、5c:0.1、5d:0.1となり、総計は1である。このように、各重量センサ5a〜5dの重量値から、収納物の重量を検出することができる。また、重量センサ5a+5c:0.5、5b+5d:0.5、5a+5b:0.8、5c+5d:0.2、となり、図10において、X方向に1:1、Y方向に1:4である座標(3、2)の位置に収納物が載置されたことを検出することができる。このように、検出された収納物の重量と各重量センサの出力値から収納物の位置検出をすることができる。図11において、位置検知が終了するまでの間はステップS231とステップS234の処理を繰り返す。
(冷蔵室10のメイン処理)
図12は、本実施の形態2に係る冷蔵庫100の機能ブロック図であり、図13は、冷蔵室10のメイン処理を示すフローチャートである。
まず、制御装置16は、初期状態の収納状態と収納物の初期重量W0を検知する(S201、S202)。そして、制御装置16は、扉開閉検知スイッチ13により扉11が開放されていることを検知すると(S203)、扉11が閉鎖されるまでの間は(S204のno)、庫内視認用照明モードで動作する(S211)。扉11が閉鎖されると(S204のyes)、冷蔵室10内の収納物の量を検知する収納物検知処理を行う(S205)。この収納物検知処理(S205)は、上述の図4のフローチャートの処理によってなされる。
そして、ステップS205で検出した収納物が少ない(基準の収納量未満)と判定された場合(S206のno)には、冷気導入量を少なくする省エネ運転を行う(S212)。収納物が多い(基準の収納量以上)と判定された場合(S206のyes)には、収納物重量検知を行う(S207)。この収納物重量検知(S207)は、上述の図11のフローチャートの処理によってなされる。ステップS207で検出された重量Wが初期重量W0より大きい場合(S208のyes)には、貯蔵室内に新たに食品が投入されたと判定し、冷却制御を行う(S209)。また、このときの重量Wを初期重量W0として設定する(S210)。冷却制御は、新たに投入された未冷却の収納物に冷却風が供給されない状態となるのを回避するため、貯蔵室の冷気導入量を増やす、冷気温度を低下させる、庫内攪拌ファン4により庫内空気を攪拌する、などの処理を行う。また、ステップS207の重量検知により、新たに投入された食品の位置も同時に検出することができるので、その位置に向けて集中的に冷気を送ることができ、速やかに冷却することができる。例えば、庫内攪拌ファン4にその向きを可変にする駆動部を設け、庫内攪拌ファン4の向きを新たに投入された食品に向けて冷気を集中させる、その位置に近い吹出口からの冷気流入量を増やす、などの処理を行う。
図14は、冷蔵庫内の収納状態を示した模式図であり、図14(A)は上から見た場合の図、図14(B)は横から見た場合の図である。
図14において、棚15a〜棚15cに、収納物18a〜18eが載置された場合を想定する。棚15aには収納物18a〜18cが載置されている。収納物18aは、今、新たに庫内に投入されたものとする。収納物18b、18cにより、光源1からの光は妨げられ、光センサ2a受光強度は小さくなっているため、それらよりも扉側に載置された収納物18aを光センサ2aによって、検知することは困難である。しかし、重量センサ5a〜5dを設けることにより、収納物18aの投入を容易に検出することができる。棚15b、棚15cには、それぞれ、収納物18d、18eが載置されている。ここで、収納物18dと18eは、形状は異なるが、重量は同じであると想定する。棚15bに載置された収納物18dは、高さが低いため、吹出口25から流入する冷気を妨げることはなく、十分に冷却することができる。棚15cに載置された収納物18eは、高さが高いため、吹出口25から流入する冷気を妨げ、それより前方へ冷気が供給されない恐れがある。収納物18dと18eは、重量が同じであるため、重量センサ5e〜5hのみでは、この2つを区別することができない。しかし、光センサ2b、2cを設けることにより、収納物の大きさを検知し、区別することができる。このように、光センサ2と重量センサ5を組み合わせることにより、庫内の収納物状態をより精度よく検知することができる。
実施の形態3.
本発明の実施の形態3に係る冷蔵庫は、負荷量検知手段が光源1及び光センサ2によって構成されている点は上記の実施の形態1と同じであるが、位置検手段が超音波センサ6によって構成されている点が上記の実施の形態1と相違する。以下、相違点を中心に説明する。
図15は、本発明の実施の形態3に係る冷蔵室10の構成を示す図であり、図15(A)は上から見た場合の図、図15(B)は横から見た場合の図である。なお、上記の実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付して、一部の説明を省略する。
冷蔵室10には、超音波センサ6が設けられ、超音波センサ6は、天井と棚15aの間、棚15aと棚15bの間、棚15bと底面との間にそれぞれ設置されている。超音波センサ6は、超音波を発生させ、その反射波を受信することにより、対象物との距離を測ることができる。
(冷蔵室10のメイン処理)
図16は、本実施の形態3に係る冷蔵庫100の機能ブロック図であり、図17は、冷蔵室10のメイン処理を示すフローチャートである。
制御装置16は、扉開閉検知スイッチ13により扉11が開放されていることを検知すると(S301)、扉11が閉鎖されるまでの間は(S302のno)、庫内視認用照明モードで動作する(S307)。扉11が閉鎖されると(S302のyes)、冷蔵室10内の収納物の量を検知する収納物検知処理を行う(S303)。この収納物検知処理(S303)は、上述の図4のフローチャートの処理によってなされる。そして、ステップS303で検出した収納物の量が少ない(基準の収納量未満)と判定された場合(S304のno)、冷気導入量を少なくする省エネ運転を行う(S308)。収納物が多い(基準の収納量以上)と判定された場合(S304のyes)には、超音波センサ6により、新たに投入された収納物の位置検知を行い(S305)、その位置に応じた冷却制御を行う(S306)。収納物の位置検知(S305)は、超音波センサ6から超音波を発生させ、その反射波を受信することにより、対象物との距離を測ることにより行われる。冷却制御(S306)は、ステップS305の位置検知により、その位置に向けて集中的に冷気を送ることができ、速やかに冷却することができる。例えば、庫内攪拌ファン4にその向きを可変にする駆動部を設け、庫内攪拌ファン4の向きを収納物に向けて冷気を集中させる、その位置に近い吹出口からの冷気流入量を増やす、などの処理を行う。
以上のように、光センサ2のみでは、投入された収納物の位置を検知することは困難であるが、超音波センサ6を設けることにより、容易に位置を検知することができる。このように、光センサ2と超音波センサ6とを組み合わせることにより、庫内の収納物状態をより精度よく検知することができる。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係る冷蔵庫は、位置検知手段が温度センサ3a、3bによって構成されている点は上記の実施の形態1と同じであるが、負荷量検知手段が音波センサ7によって構成されている点が上記の実施の形態1と相違する。以下、相違点を中心に説明する。
図18は、本発明の実施の形態4に係る冷蔵室10の構成を示す図であり、図18(A)は上から見た場合の図、図18(B)は横から見た場合の図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付して、一部の説明を省略する。
冷蔵室10は、雰囲気温度を検出する温度センサ3a、3bと、音波センサ7が設けられ、音波センサ7は、天井と棚15aの間、棚15aと棚15bの間、棚15bと底面との間の背面と側面にそれぞれ設置されている。音波センサ7は、音波を発生させ、発生させた音響信号による音圧の変化から、空間にある収納物の体積を測定することができ、庫内の収納物の量を検知することができる。
(冷蔵室10のメイン処理)
図19は、本実施の形態4に係る冷蔵庫100の機能ブロック図であり、図20は、冷蔵室10のメイン処理を示すフローチャートである。
制御装置16は、扉開閉検知スイッチ13により扉11が開放されていることを検知すると(S401)、扉11が閉鎖されるまでの間は(S402のno)、庫内視認用照明モードで動作する(S407)。扉11が閉鎖されると(S402のyes)、音波センサ7は音波を発生させて庫内の収納物の量を検知する収納物検知処理を行う(S403)。この収納物検知処理においては、音波センサ7から音波を発生させ、発生させた音響信号による音圧の変化から空間にある収納物の体積を測定する。音圧の変化と収納物の体積との相関は例えば予め実験等により求めて、それを制御装置16に記憶しておいて、音圧の変化から収納物の体積を求める。そして、ステップS403で検出された収納物の量が少ない(基準の収納量未満)と判定された場合(S404のno)、冷気導入量を少なくする省エネ運転を行う(S408)。収納物の量が多い(基準の収納量以上)と判定された場合(S404のyes)は、温度センサ3a、3bにより、収納物の位置検知を行い(S405)、収納物の位置に応じた冷却制御を行う(S406)。収納物の位置検知(S405)は、図6のフローチャートによる処理によってなされる。冷却制御(S406)は、ステップS405の位置検知により、その位置に向けて集中的に冷気を送ることができ、速やかに冷却することができる。例えば、庫内攪拌ファン4にその向きを可変にする駆動部を設け、庫内攪拌ファン4の向きを収納物に向けて冷気を集中させる、その位置に近い吹出口からの冷気流入量を増やす、などの処理を行う。
このように、音波センサ7を用いることで、庫内負荷量を検知することができ、温度センサ3a、3bによる位置検知を併用することにより、庫内の収納物状態をより精度よく検知することができる。
以上のように、本発明の実施の形態1〜4は、庫内の収納状態を検出する負荷検知手段と、投入された収納物の位置を検出する位置検知手段とを併せて用いることにより、庫内の収納物状態をより精度よく検知することができ、より最適な冷却制御を行うことができる。負荷検知手段と位置検知手段とは、少なくとも2種類のセンサを用いることが望ましい。また、特性の異なるセンサを併用することにより、誤検知を防止することができる。
実施の形態5.
(冷蔵庫100の構成)
図21は、本発明の実施の形態5に係る冷蔵室10の構成を示す図であり、図21(A)は上から見た場合の図、図21(B)は横から見た場合の図である。なお、実施の形態1と同じ部分にはこれと同じ符号を付して、一部の説明を省略する。
扉11は、透明板40a、40bと、その間に、透明断熱材41と、液晶調光シート42とが設けられ、外枠43で固定されて構成されている。液晶調光シート42は、通電の有無で透明、不透明を切り替えることができる。このような構成により、液晶調光シート42の通電時に、扉11が透明となり、冷蔵室10内が視認可能となる。これによって、冷蔵室10内を確認するために扉11を開閉する必要がなく、扉11の開閉回数、開閉時間を減らすことができ、エネルギー消費量を削減することができる。透明板40a、40bは、例えば、ガラスや、アクリル、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンなどの樹脂を用いることができ、これらに限定しない。透明断熱材41は、例えば、エアロゲルなどのナノ多孔質体を用いることができ、これらに限定しない。
図22は、棚15の断面側面図であり、冷蔵室10内を複数に仕切る棚15a、15bと冷蔵庫10の底面上に設置した棚15c(棚15と総称する場合がある)とを備える。棚15は、端部に光源44を有し、光源44に接続して導光板45が設けられて構成されている。このような構成により、棚15の全面あるいは一部の面が発光可能となっている。
以上のような構成により、ユーザーに冷蔵室10内の収納物18の収納量を容易に報知することができ、さらに収納状態の改善を促す対処方法を報知することもできる。
例えば、正面パネル12に、お知らせボタン(図示せず)を設け、このお知らせボタンが押された場合に、冷蔵室10内の収納状態の検知が行われ、その収納状態に対する対処方方法を報知する。収納量が多い場合には、液晶調光シート42を通電して扉11を透明にし、棚15のうち収納物18の収納量が多い棚、ここでは棚15aを光源44により発光させて、ユーザーに収納物18の配置を改善するよう報知する。このように、扉11を透明にし、収納物18の配置(つめ方)を改善すべき棚を、扉11を開閉することなく知ることができるため、扉11の開閉時間を短縮することができ、エネルギー消費量を削減することができる。
(冷蔵室10の収納状態とその対処方方法の報知処理)
図23は、冷蔵室10の収納物18の収納状態、ここでは実施の形態1の収納物検知と同様の処理方法で収納物18の収納量を検知し、その対処方法の報知処理を示すフローチャートである。正面パネル12のお知らせボタン(図示せず)を押されたことを検知(S501)したら、収納物検知処理を行う(S502)。収納物18が少ないと判定された場合(S503のno)、正面パネル12で収納量報知を行う(S513)。収納物18が多いと判定された場合(S503のyes)は、液晶調光シート42をON(S504)にし、棚15のうち、収納物18の収納量が多い棚を発光させる(S505)。棚を発光させてから所定時間内(S506のno)に、ユーザーが扉11を開いて(S507のyes)閉じた場合(S508のyes)、ユーザーが何らかの対処をしたと判定し、再び、収納物検知を行う(S509)。ユーザーの対処により冷蔵庫10内の収納物18が整理され、収納物18の収納量が少ないと判定された場合(S510のno)は、棚の発光をOFF(S515)、液晶調光シート42をOFF(S516)にし、正面パネル12で冷蔵庫10内の収納状態が改善したことを報知する(S517)。また、棚を発光させてから所定時間内に扉11が開かれなかった場合(S506のyes)と、ステップS160で収納物18が多いと判定された場合(S510のno)は、棚の発光をOFF(S511)、液晶調光シート42をOFF(S512)にし収納量報知を行い(S513)終了する。
また、冷蔵庫10の収納物18の収納物検知処理を、上記実施の形態4に示すような、温度センサ3aと音波センサ7により収納物18の位置を検知する構成とすれば、冷蔵庫10の収納物18の収納量だけではなく、棚の空きスペースを光源1で報知することができるので、お知らせボタンを押して扉11を透明にすれば、扉11を閉じたまま光源1で点灯された棚の位置を確認することができる。ユーザーはその棚の空きスペース位置を把握しながら扉11を開けることができるので、スムーズに収納物18の収納を行うことができる。
以上のように、本発明の実施の形態5は、庫内の収納状態を検出する負荷検知手段と、投入された収納物の位置を検出する位置検知手段とを併せて用い、さらに扉を透明/不透明に切り替え可能に構成することにより、扉を閉じたまま庫内の収納物状態を視認可能としたことで、扉を閉じたままどの棚に収納物が置けるかが把握できるため、扉の開放が短時間で済み、庫内の収納物状態の改善や収納物の収納をスムーズに行うことができる。
1 光源、2 光センサ、3 温度センサ、3a 温度センサ、3b 温度センサ、4 庫内攪拌ファン、5 重量センサ、6 超音波センサ、7 音波センサ、8、9、10 冷蔵庫、11 扉、12 正面パネル、13 扉開閉検知スイッチ、14 ドアポケット、15 棚、15a 棚、15b 棚、15c 棚、16 制御装置、17、18 収納物、19、20 冷却機構、21 コンプレッサー、22 熱交換器、23 冷気送風ファン、24 背面冷却路、25 吹出口、26、27、28、29、30 切替室、31 引き出し扉、32 野菜室、33 引き出し扉、34 冷凍室、35 引き出し扉、40a 透明板、40b 透明板、41 透明断熱材、42 液晶調光シート、43 外枠、100 冷蔵庫。

Claims (6)

  1. 開閉可能な扉を有する貯蔵室と、前記貯蔵室に投入された食品を冷却する冷却手段とを備えた冷蔵庫において、
    前記貯蔵室内の負荷量を検知する負荷量検知手段と、
    収納物の位置を検知する位置検知手段と
    を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記負荷量検知手段が検知した負荷量及び前記位置検知手段が検知した収納物の位置に基づいて前記冷却手段を制御する制御部
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記位置検知手段は、前記負荷量検知手段が検出した負荷量が基準の収納量以上の場合に、収納物の位置を検知する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記負荷量検知手段は、前記貯蔵室内に光を照射する光源部及び前記光源部により照射される光を検知可能な光センサ部を備え、前記光センサ部の出力に基づいて前記貯蔵室内の負荷量を検出し、
    前記位置検知手段は、前記貯蔵室内の温度を検知可能な温度センサ部を備え、前記温度センサ部の出力に基づいて収納物の位置を検知する
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記庫内室内の収納状態を報知する報知手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記庫内室内の空気を攪拌する庫内攪拌機構を備え、
    前記制御部は、前記庫内室内の収納状態に基づいて前記庫内攪拌機構を動作させることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の冷蔵庫。
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