JPH02146481A - 冷凍冷蔵庫の製氷完了検知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、冷凍冷蔵庫の製氷完了検知装置に関するも
のである。

第６図は、例えば実公昭６０−３６８５５号公報に示さ
れた従来の冷凍冷蔵庫の一例の扉を外した状態の正面図
、第７図は第６図の冷凍室部分の縦断面図である。

第１図、第２図において、１は冷凍冷蔵庫本体、２は製
氷皿、３は製氷皿２を置くために冷凍冷蔵庫本体ｌ向上
部の冷凍室ｌａ内に設けた製氷コ−す、４は製氷コーナ
３内に冷気を吹き出すためのファングリルである。

次に、上記冷凍冷蔵庫の製氷動作について説明する。フ
ァングリル４から吹き出された冷気は、製氷コーナ３に
よって区切られた空間内を通り、製氷皿２の中の水を冷
却する。この冷却作用により製氷皿２の中の水は凍結し
、ブロック状の氷となる。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の冷凍冷蔵庫は、以上のように構成されているだけ
であるので、製氷皿内の水が完全に凍結し終ったか否か
を確認、するには、冷凍室扉を一々あけなければならず
、冷凍室内の気温が下がっても、冷凍室扉をあけること
により、冷凍室庫内の温度が上昇してしまい、このため
、製氷時間が長くなってしまうという問題点があった。

この発明は、上記のような問題点を解決するためになさ
れたもので、冷凍冷蔵庫内での製氷の完了を冷凍室扉を
開閉せずに確認できるようにした冷凍冷蔵庫の製氷完了
検知装置を得ることを目的としている。

［課題を解決するだめの手段］ この発明に係る冷凍冷蔵庫の製氷完了検知装置は、製氷
コーナの上に製氷中の水が持つ熱エネルギを検知する赤
外線センサを配設し、このセンサに接続した製氷検知回
路に製氷完了を庫外に表示する表示装置を設けたもので
ある。

［作　用］ この発明における製氷完了検知装置は、製氷コーナに置
いた製氷皿の真上に赤外線センサを位置させ、このセン
サによる上記製氷皿内の水が持つ熱エネルギを赤外線の
検知によって上記製氷検知回路で計測し、上記水の凍結
完了を間接的に判断し、これを表示灯などの表示装置に
表示するごとにより、冷凍庫界を開閉することなく、庫
外から製氷完了を知ることができる。

Ｅ実施例］ 以下、この発明の一実施例を図について説明する。

第１図は、この発明の一実施例に係る製氷完了検知装置
を備えた冷凍冷蔵庫の冷凍室部分を示す一部を切り欠い
た正面図、第２図は第１図の冷凍室内の製氷コーナ部の
縦断面図を示す。なお、第１図、第２図において、第６
図、第７図と同一符号はこれらの図に示す従来例と同一
または相当構成の部分を示す。

第１図、第２図において、１は冷凍冷蔵庫本体、２は製
氷皿、３ａは製氷皿２を置き製氷させるための製氷コー
ナ本体、３ｂは製氷皿２の位置を適切に保つストッパで
あり、製氷コーナ本体３ａストツバ３ｂは冷凍室ｌａ内
に設けられている。

４は冷気を冷凍室１ａ内の所定方向に吹き出すためのフ
ァングリル、５は製氷コーナ３の」二に製氷皿２の真上
になるように配設された赤外線セ刈す、６は赤外線セン
サを保持する円筒ホルダ、７は円筒ホルダを固定した冷
凍室天井、８は赤外線センサ５からの電気信号を処理し
判断する機能を持つマイクロコンピュータ、９はマイク
ロコンピュータからの判断信号によって製氷完了時に点
灯する発光ダ・イオード、１０は発光ダイオード９を扉
パネルに固定する冷凍室扉、１１は製氷皿２に注入され
た水である。

次に、以上のように構成された実施例のものの動作につ
いて説明する。

第２図において、ファングリル４から吹き出された冷気
は、製氷コーナ本体３ａにて区切られた空間を通り、製
氷皿２の中の水１１を冷却する。

そして、天井７は製氷コーナ本体３ａとともに製氷のた
めの区画を構成し、冷凍庫界１０例の開口部付近に円筒
ホルダ６が鉛直に配設されている。

円筒ホルダ６の中空部には、赤外線センサ５が鉛直下方
向に固定されている。赤外線センサ５はマイクロコンピ
ュータ８に電気的に接続されている。

また、マイクロコンピュータ８と発光ダイオ−１９とも
電気的に接続がされて、一連の製氷完了の判断をする製
氷検知回路が構成されている。

以下、この製氷検知回路について説明する。第３図はこ
の実施例の製氷完了検知装置を備えた冷凍冷蔵庫におけ
る製氷完了の判断をする製氷検知回路の原理ブロック図
である。まず、製氷皿２の中の水１１が持つ熱エネルギ
を赤外線の放射量として赤外線センサ５が検知する。こ
のセンサ５が検知した赤外線の放射量の検知結果は電気
信号として送出され、コンピユータの検知信号増幅回路
８ａに入力され、ここで十分に増幅されて検知信号判別
比較回路８ｂに送られ、この比較回路８１〕によって製
氷が完了したか否かが判定され、製氷が完了した場合に
は、上記比較手段８ｂに接続された表示装置である発光
タイオード９が発光する。

次に、以上に述べた原理による実施例の動作を第４図の
フローチャートによって詳細に説明する。

ステップＳ１で製氷皿２内の水から放射（放熱）された
赤外線を赤外線センサ５が受信し、赤外線センサ５は赤
外線の強弱に応じて電気１３号を発生する。ステップＳ
２ではステップＳ１の電気信号を上記増幅回路８ａで処
理し、赤外線の尾を検知する。ステップＳ２より検知結
果として処理された電気信号は、ステップＳ３の比較回
路８ｂに入力される。ここで、検知された赤外線の量を
Ｔとし、これと、第５図に示す製氷中の水温曲線で示ず
製氷完了点Ｅ１の赤外線検知子Ｔ１との差を比較し、Ｔ
、≧Ｔとなった時、製氷完了と判断してステップＳ４に
進み、発光ダイオード９が点灯し、検知動作が終了する
。この時、製氷完了点Ｅ、の赤外線検知量ＴＩの設定を
可変することにより、種々の製氷状態を検知することが
できる。ステップＳ３にて赤外線検知ｉＴがＴ、に達し
ない場合には、ステップＳ１にもどり再びＴとＴ、の比
較作業が行われる。

以上この実施例の動作を説明したが、この発明は、マイ
クロコンピュータ８などからなる製氷検知回路と製氷完
了を表示する発光ダイオード９などの表示灯による表示
装置の配設場所は適宜変更でき、また表示装置はブザー
などの報知装置と併用してもよい。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、冷凍冷蔵庫の
製氷コーナの上に赤外線センサを配設し、製氷コーナに
置いた製氷皿内の水が持つ熱エネルギを上記センサによ
る赤外線の検知によって計測し、製氷皿内の水の凍結の
完了を間接的に判断し、庫外に設けた表示灯などの表示
装置で表示するようにしたので、製氷完了を冷凍室扉の
開閉をすることなく、自動的に知ることができ、したが
って、庫内の温度上昇も軽減できる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例に係る製氷完了検知装置を
備えた冷凍冷蔵庫の冷凍室部分を示す一部を切り欠いた
正面図、第２図は第１図の冷凍冷蔵庫の冷凍室内の製氷
コーナ部の縦断面図、第３図はこの発明による製氷完了
検知装置の原理ブロック図、第４図は第３図に示した原
理をより詳細に示したフローチャート、第５図は製氷中
の水温曲線、第６図は従来の冷凍冷蔵庫の一例を示す扉
を外した状態の正面図、第７図は第６図の冷凍室部分の
縦断面図である。 １・・・冷凍冷蔵庫本体、１ａ・・・冷凍室、２・・・
製氷皿、３・・・製氷コーナ、３ａ・・・製氷コーナ本
体、３ｂ・・・ストッパ、４・・・ファングリル、５・
・・赤外線センサ、６・・・円筒ホルダ、７・・・天井
、８・・・マイクロコンピュータ（製氷検知回路）、８
ａ・・・検知信号増幅回路、８ｂ・・・検知信号判別比
較回路、９・・・発光ダイオード（表示装置）、１０・
・・扉、１１・・・水。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 冷凍冷蔵庫の製氷コーナの上に製氷中の水が持つ熱エネ
   ルギを検知する赤外線センサを配設し、このセンサに接
   続した製氷検知回路に製氷完了を庫外に表示する表示装
   置を設けたことを特徴とする冷凍冷蔵庫の製氷完了検知
   装置。