JP2011099456A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 燃料ポンプと、燃料噴射器と、前記燃料ポンプ及び前記燃料噴射器に流体的に連結する剛構造の燃料レールとを備え、エンジンブロック内に設けられた燃焼室に連通する通路から前記燃焼室内に向けて前記燃料噴射器によって燃料を噴射する直噴内燃エンジンに燃料を供給する燃料供給システムにおいて、
   前記燃料噴射器は、燃料取入口と燃料噴射口を有するノズルチップとを含む燃料噴射器本体を有し、
   前記燃料レールは、この燃料レールと流体的に連結する端部開口空間を持ち、寸法が前記燃料噴射器の本体の一部を収納するように形成された噴射器カップを有し、
   前記燃料噴射器を前記噴射器カップに固定するとともに前記燃料噴射器のノズルチップ
   を前記エンジンブロック通路内に離隔して位置決めする噴射器ホルダアセンブリを備え、
   前記噴射器ホルダアセンブリは、前記噴射器カップに装着されたクリップホルダと、前記クリップホルダに取り付けられたクリッププレートとを有し、前記クリッププレートは前記燃料噴射器本体の突き当て面に突き当てられ、燃料噴射器のエンジンブロックヘの動きを規制することを特徴とする燃料供給システム。
2. 請求項１に記載された燃料供給システムであって、
   前記噴射器カップは周方向に間隔を持ち外側に突出した少なくとも二つのタブをもち、
   前記クリップホルダは前記タブを収容する少なくとも二つの開口部をもつことを特徴とする燃料供給システム。
3. 請求項１に記載された燃料供給システムであって、
   前記噴射器カップは周方向に間隔を持ち外側に突出した少なくとも三つのタブをもち、前記クリップホルダは前記タブを収容しかつ整合する少なくとも二つの開口部をもつことを特徴とする燃料供給システム。
4. 請求項２に記載された燃料供給システムであって、
   前記クリッププレートは少なくとも二つの突起を持ち、一つの突起は前記クリップホルダ開口部の前記少なくとも二つの開口部の一つに位置決めされることを特徴とする燃料供給システム。
5. 請求項１に記載された燃料供給システムであって、
   前記噴射器カップは少なくとも三つの周方向に間隔を持ち外側に突出したタブをもち、前記クリップホルダは前記タブを収容しかつ整合する少なくとも三つの開口部をもち、前記クリッププレートは少なくとも三つの突起を持ち、前記クリッププレートの一つの突起は前記噴射器カップの一つのタブと共に前記クリップホルダの一つの開口部に収容されることを特徴とする燃料供給システム。
6. 請求項１に記載された燃料供給システムであって、
   前記クリッププレートは前記燃料噴射器本体の外周部に係合する切り欠きを有することを特徴とする燃料供給システム。
7. 請求項１乃至６のいずれか１項に記載された燃料供給システムであって、
   前記燃料噴射器のノズルチップ外周に設けられたノズルチップシールをもち、ノズルチップシール外周は前記エンジンブロックに突き当てられることを特徴とする燃料供給システム。
8. 請求項７に記載された燃料供給システムであって、
   前記ノズルチップシールは非金属材料から形成されていることを特徴とする燃料供給システム。
9. 請求項１乃至８のいずれか１項に記載された燃料供給システムであって、
   前記燃料噴射器本体の突き当て面は燃料噴射器本体から横方向に外側に延び、燃料噴射器のノズルチップから上方方向にテーパ面を形成することを特徴とする燃料供給システム。
10. 請求項９に記載された燃料供給システムであって、
    前記燃料噴射器本体は、前記突き当て面に対向する面にテーパ面を形成することを特徴とする燃料供給システム。
11. 請求項１乃至１０のいずれか１項に記載された燃料供給システムであって、
    前記噴射器カップ開口空間において前記燃料噴射器本体の周囲に設けられたシールを有し、シール外周は前記噴射器カップに接触していることを特徴とする燃料供給システム。
12. 請求項１乃至１１のいずれか１項に記載された燃料供給システムであって、
    前記噴射器カップ開口空間において前記燃料噴射器本体の周囲に設けられた一対のシールを有し、各シール外周は前記噴射器カップに接触しており、前記―対のシールは前記噴射器カップおよび燃料噴射器とともに環状流体室を形成し、前記燃料噴射器本体の燃料取入口が前記環状流体室に開口していることを特徴とする燃料供給システム。
13. 請求項１乃至１２のいずれか１項に記載の燃料供給システムであって、
    一端が前記燃料ポンプに流体的に接続され、他端が前記燃料レールに流体的に接続されたパイプを備えたことを特徴とする燃料供給システム。