JP4634765B2 - 燃料噴射弁取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料噴射弁の取り付け構造に関する。
燃料噴射弁の取り付け方法としては、噴孔を有する燃料噴射弁の先端部を、筒内直噴式エンジンであればシリンダヘッド、ポート噴射式エンジンであれば吸気マニホールド(以下、シリンダヘッド等という)に設けた収容孔に挿入し、押さえ部材によって先端方向に向けて押圧し、この押圧部材をボルト等によってシリンダヘッド等に固定する方法が知られている。
ところが、上記の方法では、各部品の寸法のばらつきによって荷重方向が燃料噴射弁の軸心方向とずれてしまい、燃料噴射弁を押圧する荷重に偏りが生じ、燃料噴射弁の一部に過大な荷重がかかることがある。この場合には、燃料噴射弁の取付角度が所望の角度からずれることによって噴射量や噴霧特性が悪化するという問題があった。
特許文献1には、燃料噴射弁と押さえ部材としての燃料供給用配管とをスリーブを介して接続し、燃料噴射弁に設けたフランジと燃料供給用配管に設けた座面の間にバネを介装して、燃料供給用配管をシリンダヘッドに固定することによって押し縮められるバネの反力によって燃料噴射弁をシリンダヘッドに押圧し、これによって前述した各部品の寸法等のばらつきを補償する技術が開示されている。
特表2001−511867号公報
ところで、電磁式の燃料噴射弁には、開閉を制御する信号を伝達する電気配線を接続するためのコネクタが設けられる。コネクタは、燃料噴射弁の端部に燃料供給用配管を接続するトップフィード型の場合には燃料噴射弁本体の側面に突出するように設けられ、燃料噴射弁の側部に燃料供給用配管を接続するサイドフィード型の場合には燃料噴射弁の端部に設けられる。
つまり、燃料噴射弁の側部にはコネクタもしくは燃料供給用配管との接続部のいずれかが突出している。
特許文献1では、トップフィード型の燃料噴射弁を用いており、側面に突出したコネクタとバネとの干渉を避けるために、コネクタよりも上部にバネ受部としてのフランジを設け、燃料噴射弁の端部に接続される燃料供給用配管と前記フランジ部との間にバネを介装している。
したがって、少なくともコネクタやフランジ部を設ける部分およびバネを介装するためのスペースをシリンダヘッドと燃料供給用配管との間に確保しなければならず、コンパクトな構成にすることが難しいという問題があった。
そこで、本発明では、コンパクトな構成で、かつ燃料噴射弁や押さえ部材の各寸法のばらつきを補償可能な取付け装置を提供することを目的とする。
本発明の燃料噴射弁取付構造は、燃料噴射弁の先端側を燃料噴射弁取付位置に設けた収容孔に挿入し、後端側から押さえ部材によって軸方向に押圧する燃料噴射弁取付構造において、前記燃料噴射弁と前記押さえ部材との間に、前記燃料噴射弁の軸方向に弾性を有し、断面の一部に切り欠き部を有する略C型断面かつ蛇腹状の筒状部材を、前記燃料噴射弁と同軸状かつ燃料噴射弁の側面に設けた突起部と前記切り欠き部とが一致するように介装し、前記収容孔の内部で前記筒状部材の先端部と前記燃料噴射弁とが接触するように構成し、前記収容孔の壁面で前記筒状部材の下端付近の前記押さえ部材の押圧力による径方向への拡がりを抑制する構成となっていることを特徴とする。
本発明によれば、燃料噴射弁の軸方向に弾性力を有する筒状部材を介して燃料噴射弁を押圧するので、燃料噴射弁や押圧部材等の各寸法のばらつきを補償することが可能となる。また、筒状部材は略C型断面形状であるので、切り欠き部の位置を合わせることによってコネクタ等の燃料噴射弁側面の突起部との干渉を避けることができ、これにより例えば燃料供給配管を押圧部材として燃料噴射弁をシリンダヘッドに設けた収容孔に押圧する場合に、燃料供給用配管と収容孔近傍のシリンダヘッド表面との間には、筒状部材を介装するだけのスペースを設ければよくなるので、コンパクトな構成とすることができる。さらに、拡がり防止手段によって筒状部材が径方向に拡がることを防止するので、筒状部材が略C型断面であっても、安定した押圧力を得ることができる。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明を説明するための比較例としての燃料噴射弁取付構造を適用するエンジンの概略図である。
5はシリンダヘッド、15はシリンダブロックである。
シリンダブロック15にはシリンダ15aを設け、内部にはピストン12を摺動可能に収める。そしてシリンダヘッド5の下面とピストン12の頂面とシリンダ15a壁面とで燃焼室13を画成する。
シリンダヘッド5には、吸気ポート7と排気ポート8を設け、吸気ポート7はシリンダヘッド5の図示しない一方の側面と燃焼室13とを連通し、排気ポート8は図示しない他方の側面と燃焼室13とを連通するよう設ける。
吸気ポート7と排気ポート8の燃焼室13側の開口部7a、8aには、それぞれ吸気弁9、排気弁10を設ける。吸気弁9、排気弁10は図示しないカムシャフトにより駆動し、ピストン12の上下動に応動して吸気ポート7、排気ポート8を開閉する。
燃焼室13の天井面略中央には、燃焼室13内の混合気に火花点火を行うための点火栓11を設ける。
吸気ポート7の下側には、燃焼室13と連通するように収容孔18を設け、燃料噴射弁1を先端側から挿入する。燃料噴射弁1は先端部に噴射孔1a、後端部に燃料導入孔1bを有するいわゆるトップフィード型であり、噴射孔1aは吸気ポート開口部7aの下側から点火栓11に向けて燃料を噴射する。燃料導入孔1bは、図示しない燃料タンクから燃料ポンプによって吸い上げた燃料を各気筒の燃料噴射弁に分配するための燃料チューブ3に接続する。
燃料を点火栓11付近に向けて噴射するので、少ない燃料噴射量であっても点火栓11周辺の混合気を理論空燃比付近の燃焼に適した空燃比とすることができ、これによりいわゆるリーン燃焼運転を行うことが可能となる。
燃料チューブ3はボルト4によってシリンダヘッド5に締結し、押さえ部材として燃料噴射弁1を後述する筒状部材としてのホルダ6を介してシリンダヘッド5に押圧する。
上記のような構成のエンジンでは、ピストン12下降時に吸気弁9が開いて燃焼室13に吸気を導入し(吸気行程)、吸気弁9が閉じるとともにピストン12が上昇して吸気を圧縮し(圧縮行程)、圧縮中に燃料噴射弁1から燃料を噴射して点火栓11付近に混合気を形成し、この混合気を点火栓11により火花点火することによって燃焼させてピストン12を押し下げ(爆発行程)、再びピストン12が上昇するときに排気弁10が開いて燃焼後の排気ガスを排気ポート8から排出する(排気行程)。
なお、本比較例では燃料噴射弁1を吸気ポート7の下側に設けているが、吸気ポート7の上側、すなわち燃焼室13の天井面の頂部付近に設けてもよい。
次に、燃料噴射弁1の形状および取り付け構造について、燃料噴射弁1の取付部を表す図2を参照して説明する。図2(a)は燃料噴射弁1の取り付け部を一部断面図として表した図であり、図2(b)は図2(a)のA−A断面図である。
図2(a)に示すように、燃料噴射弁1は噴射孔1aを設けた先端部から所定部位までは徐々に径が大きくなる段付き円柱形状(段付き部22)であり、前記所定部位から後端の燃料導入孔1bまでは段付き部22の径よりも小径の略円柱形状(略円柱部)21となっている。この段付き部22と略円柱部21との段差部が後述するバネ受部20となる。
また、前記略円柱部21の側面には図示しないコントロールユニットと電気的に接続するためのコネクタ2を、径方向に突出するように設ける。
段付き部22は、収容孔18に挿入する。
収容孔18は燃料噴射弁1の段付き部22に対応する段付き形状となっており、各部の径は対応する段付き部22の径よりもやや広い程度とする。
段付き部22の段差部分と収容孔18の段差部分とが当接するまで燃料噴射弁1を挿入すると、バネ受部20とシリンダヘッド表面5aとがほぼ同一平面となる。なお、このとき噴射孔1aは燃焼室13に突出しないようになっており、燃料噴射弁1の先端付近の側面にはシール材が設けられ、収容孔18の壁面と燃料噴射弁1の側面との隙間をシールしている。
略円柱部21は燃料チューブ3とボス部3aで接続し、略円柱部21の側面に設けたシール材17によってボス部3aの内側壁面と略円柱部21の側面との隙間をシールする。
なお、燃料チューブ3をシリンダヘッド5に締結した状態で、ボス部3aの下面23とバネ受部20の間の距離は後述するホルダ6の自由長よりも短くなる。
ボス部3aの下面23とバネ受部20の間にはバネ特性をもつように蛇腹状に形成したホルダ6を配置する。
ホルダ6は図2(b)に示すように、円周の一部に切り欠き部6aを有するいわゆるC型断面を有する。切り欠き部6aの大きさは、燃料噴射弁1の側面に設けた突起状のコネクタ2の周方向の幅と略同等もしくは大きくする。したがって、コネクタ2の背面側からホルダ6を装着したときに、コネクタ2とホルダ6との干渉を防止することができる。
ホルダ6の外径はバネ受部20の外径と略同一またはそれ以下とする。これは燃料噴射弁1周辺は燃料チューブ3や吸気ポート7等が近接しているため、できるだけコンパクトな構成にするためである。
ホルダ6の自由長は前述した通りボス部3aの下面23とバネ受部20との間の距離よりも長く設定する。これにより、燃料チューブ3をシリンダヘッド5に締結した場合に、ホルダ6は押し縮められた状態となって反力(弾性力)を生じ、この弾性力によって燃料噴射弁1はシリンダヘッド5に押圧される。
仮にホルダ6が弾性部材でない場合には、ボス部3a、ホルダ6、燃料噴射弁1、収容孔18の寸法のばらつきが大きくなると、燃料噴射弁1を軸方向に押圧できず、燃料噴射弁1が収容孔18内で傾き、所望の噴霧形状や噴射量を得られなくなる恐れがある。しかし、ホルダ6を弾性部材とすることによって、寸法のばらつきを補償することができる。
ここで、ホルダ6のバネ特性について図5を参照して説明する。
図5はホルダ6の縮み代と弾性力との関係を表す図である。
ホルダ6を自由長の状態から縮めていくと、これにほぼ比例して弾性力が増大していくが、縮み代がL0程度になると縮み代を大きくしても弾性力は略一定状態となる。
比較例では、燃料噴射弁1の段付き部22を収容孔18に挿入し、略円筒部21を燃料チューブ3のボス部3aに挿入し、燃料チューブ3をシリンダヘッド5に締結した状態で、ホルダ6の長さが、弾性力が縮み代の変化に対して略一定となる範囲(図中L1〜L2)になるようにする。
これによって、燃料噴射弁1、燃料チューブ3、ホルダ6等の各寸法にばらつきがあった場合にも、燃料噴射弁1をシリンダヘッド5に押圧する力を略一定に保つことが可能となる。
ホルダ6の下端付近の蛇腹の溝部には、ホルダ6の広がり防止のために拡がり防止部材としてのスナップリング16を係合させる。スナップリング16は、ホルダ6と同様にC型断面を有する部材であり、円周上の切り欠き部16aは、ホルダ6の切り欠き部6aと同等もしくはそれよりも小さい。C型断面のホルダ6は、押し縮められたときに切り欠き部6aが拡がろうとする。切り欠き部6aが拡がると、燃料噴射弁1を押圧する軸方向の荷重が横方向に逃げる、またはホルダ6がバネ受部20から脱落して燃料噴射弁1を押圧することができなくなる、といった問題が生じるが、スナップリング16を装着することによって、拡がりを防止して確実にバネ受部20を押圧し、軸方向の荷重を安定させることができる。
以上により本比較例では下記の効果を得ることができる。
燃料噴射弁1の先端側をシリンダヘッド5に設けた収容孔18に挿入し、後端側から燃料チューブ3によって軸方向に押圧する燃料噴射弁取付構造において、燃料噴射弁1と燃料チューブ3との間に、燃料噴射弁1の軸方向に弾性を有し、断面の一部に切り欠き部を有する略C型断面のホルダ6を、燃料噴射弁1と同軸状かつコネクタ2と切り欠き部とが一致するように介装し、ホルダ6が径方向に拡がることを防止するスナップリング16を設けたので、弾性力を利用して燃料噴射弁1をシリンダヘッド5に押圧することになり、燃料噴射弁1、収容孔18、ボス部3aといった各構成部品の寸法にばらつきがある場合であっても、燃料噴射弁1にかかる荷重の偏りを補償し、所望の燃料噴射特性を得ることができる。また、ホルダ6をC型断面とすることでコネクタ2とホルダ6との干渉を防止できるので、燃料チューブ3とシリンダ表面5aとの間には、少なくともコネクタ2を設けるスペースとスナップリング16を装着するスペースがあればよく、省スペース化を図ることができる。
スナップリング16を、ホルダ6の中央部より先端側のいずれかの部位に係合させるので、荷重がかかったときのホルダ6の方向の拡がりを抑制し、ホルダ6が燃料噴射弁1に設けたバネ受部20から脱落することを防止できる。これによって燃料噴射弁1を押圧する軸方向の荷重を安定させることができる。
燃料チューブ3を押圧部材として利用するので、部品点数を少なくすることができる。
なお、本比較例では筒内直噴式エンジンの場合について説明したが、収容孔18を設ける場所をシリンダヘッド5ではなく吸気マニホールド等の吸気通路にすることで、ポート噴射式エンジンに適用することが可能である。
また、トップフィード型の燃料噴射弁1について説明を行ったが、側面に燃料導入孔1bを有するいわゆるサイドフィード型の燃料噴射弁についても、同様に適用することが可能である。
第1実施形態について図3を参照して説明する。
図3は図2と同様に燃料噴射弁1の取付部を表す図である。
本実施形態の構成は基本的に比較例と同様である。相違点は、燃料噴射弁1を収容孔18に挿入したときに、バネ受部20がシリンダヘッド表面5aよりも収容孔18内部方向に入り込んだ状態になるように収容孔18を形成することと、スナップリング16を装着しないことである。
バネ受部20とシリンダヘッド表面5aとの段差dは、少なくともホルダ6の蛇腹1段分程度とする。
これによって、ホルダ6に荷重がかかった場合に、ホルダ6の切り欠き部6aが拡がろうとするが、収容孔18の壁面によって拡がりが抑制されるので、ホルダ6は確実にバネ受部20を押圧することになる。したがってスナップリング16を装着しなくても、比較例と同様に切り欠き部6aの拡がりを防止して、軸方向の荷重を安定させることができる。
以上により本実施形態では、下記の効果を得ることができる。
収容孔18の内部でホルダ6の先端部と燃料噴射弁1のバネ受部20とが接触するように構成し、収容孔18の壁面でホルダ6の下端付近の径方向への拡がりを抑制するので、スナップリング16を用いなくても、比較例と同様の効果を得ることができる。
第2実施形態について図4を参照して説明する。
図4は図2と同様に燃料噴射弁1の取付部を表す図である。
本実施形態は、第1実施形態の構成に、位置決め部材24と、位置決め部材24を支持する支持部25を追加した構成となっている。
位置決め部材24はホルダ6と同様にC型断面を有する挟み込み部24aと、挟み込み部24aから突出した突起部24bとで構成される。
挟み込み部24aの切り欠き部の大きさは、ホルダ6に装着した状態で切り欠き部の両端がコネクタ2の側面に接するように設定する。
突起部24bは挟み込み部24aの側面から径方向外側に向って延び、所定量延びた部分で燃料噴射弁1の軸方向上向き(燃料導入孔1b向き)に屈曲している。
支持部25はボス部3aの外側側面3bに設けた、燃料噴射弁1の軸方向に延びるスリットであり、スリットの幅は突起部24bの幅と略同等とする。
上記の位置決め部材24を、挟み込み部24aがコネクタ2を挟み込むようにホルダ6に取り付け、燃料噴射弁1と燃料チューブ3との接続時には突起部24bを支持部25に係合させる。
これにより燃料噴射弁1の回転方向の動きを抑制してコネクタ2の向きを固定することができるので、組立作業における電気配線接続時に、コネクタ2の向きを矯正する工程を省略することができる。また、筒内に形成する吸気流との関係等により噴霧形状に指向性がある場合には、突起部24bおよび支持部25を指向性に応じた位置に設けることによって、確実に所望の方向に燃料噴霧を形成することが可能となる。
なお、支持部25にスリットに限られるものではなく、ボス部3の下面23から軸方向に延びる穴としてもよい。
また、突起部24bを燃料噴射弁1の軸方向下向きに設け、支持部25をシリンダヘッド5に設け、燃料噴射弁1とシリンダヘッド5との接続時に突起部24bを支持部25に係合させてもよい。
以上により本実施形態では、第1実施形態と同様の効果に加え、位置決め部材24と支持部25を設けたことによってコネクタ2を任意の向きに固定することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
本発明は、エンジン等の燃料噴射弁の固定装置に適用可能である。
燃料噴射弁をシリンダヘッドに組み付けた状態を表す図である。 (a)は比較例の燃料噴射弁1の取り付け部を一部断面図として表した図である。(b)は(a)のA−A断面図である。 第1実施形態の燃料噴射弁1の取り付け部を一部断面図として表した図である。 第2実施形態の燃料噴射弁1の取り付け部を一部断面図として表した図である。 ホルダのバネ特性を表す図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁
2 コネクタ
3 燃料チューブ
4 ボルト
5 シリンダヘッド
6 ホルダ
7 吸気ポート
8 排気ポート
9 吸気弁
10 排気弁
11 点火栓
12 ピストン
13 燃焼室
15 シリンダブロック
16 スナップリング
17 シール材
18 収容孔
19 シール材
20 バネ受部
21 略円筒部
22 段付き部
23 ボス部下面
24 位置決め部材

Claims (2)

  1. 燃料噴射弁の先端側を燃料噴射弁取付位置に設けた収容孔に挿入し、後端側から押さえ部材によって軸方向に押圧する燃料噴射弁取付構造において、
    前記燃料噴射弁と前記押さえ部材との間に、前記燃料噴射弁の軸方向に弾性を有し、断面の一部に切り欠き部を有する略C型断面かつ蛇腹状の筒状部材を、前記燃料噴射弁と同軸状かつ前記燃料噴射弁の側面に設けた突起部と前記切り欠き部とが一致するように介装し、前記収容孔の内部で前記筒状部材の先端部と前記燃料噴射弁とが接触するように構成し、前記収容孔の壁面で前記筒状部材の下端付近の前記押さえ部材の押圧力による径方向への拡がりを抑制する構成となっていることを特徴とする燃料噴射弁取付構造。
  2. 前記押さえ部材は、燃料供給用配管である請求項1に記載の燃料噴射弁取付構造。
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