JP2011096364A - 抵抗メモリセルの抵抗状態を判別する回路および方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】読み出される抵抗メモリセルの抵抗状態を確実に判別する。
【解決手段】読み出されるメモリセルの抵抗状態に依存する電流と、少なくとも1つの基準抵抗メモリセルの抵抗状態に依存し得る基準電流とを比較することによって、読み出されるメモリセルの抵抗状態を判別する。上記2つの電流を比較するために、読み出し回路を構成する。上記読み出されるメモリセルの抵抗状態は、上記メモリセルによって記憶されたデータビットを表している。
【選択図】図1
【解決手段】読み出されるメモリセルの抵抗状態に依存する電流と、少なくとも1つの基準抵抗メモリセルの抵抗状態に依存し得る基準電流とを比較することによって、読み出されるメモリセルの抵抗状態を判別する。上記2つの電流を比較するために、読み出し回路を構成する。上記読み出されるメモリセルの抵抗状態は、上記メモリセルによって記憶されたデータビットを表している。
【選択図】図1
Description
〔技術分野〕
本発明は、抵抗メモリセルの抵抗状態を判別するための回路および方法に関する。
本発明は、抵抗メモリセルの抵抗状態を判別するための回路および方法に関する。
〔背景〕
従来、抵抗メモリセルの抵抗状態、すなわち抵抗メモリセル内に記憶されたデータビットを判別するために、演算増幅器を用いて、メモリセルの抵抗状態に依存する電圧と、基準抵抗メモリセルから得られた基準電圧とが比較される。基準電圧を供給するためには、基準メモリセルが用いられる。なぜなら、基準メモリセルは、読み出されるセルと同じ温度および電圧の影響を受けるとともに、読み出されるセルと同様に製作公差による影響を受けるからである。
従来、抵抗メモリセルの抵抗状態、すなわち抵抗メモリセル内に記憶されたデータビットを判別するために、演算増幅器を用いて、メモリセルの抵抗状態に依存する電圧と、基準抵抗メモリセルから得られた基準電圧とが比較される。基準電圧を供給するためには、基準メモリセルが用いられる。なぜなら、基準メモリセルは、読み出されるセルと同じ温度および電圧の影響を受けるとともに、読み出されるセルと同様に製作公差による影響を受けるからである。
抵抗メモリセルは、アクセスされたときに、高い抵抗値または低い抵抗値を持つようにプログラム可能である抵抗を有している。従来の抵抗メモリセルの一例として、PMC(programmable metallization cell; プログラマブルメタライゼーションセル)が挙げられる。PMCは、固体電解質からなる薄膜内におけるナノスケール量の金属の電気化学制御を用いる。PMCは、例えば104オームの低い抵抗値、および例えば109オームの高い抵抗値を有することができる。上記低い抵抗値は、論理値1のデータビットを表すことができ、上記高い抵抗値は、論理値0のデータビットを表すことができる(あるいは、この逆も可能である)。従来の抵抗メモリセルの別の例として、相変化メモリセルが挙げられる。相変化メモリセルは、アモルファス状態において高い抵抗値を有し、結晶状態において低い抵抗値を有する。プログラム可能な量(volume)の相変化メモリセルを加熱して、このプログラム可能な量をアモルファス状態または結晶状態とするために、加熱素子が用いられる。
〔本発明の概要〕
読み出される抵抗メモリセルの抵抗状態を判別するための方法および回路が開示されている。上記方法および上記回路の動作は、メモリセルの抵抗状態に依存する電流と基準電流とを比較することによって、メモリセルの抵抗状態を判別することに基づいている。
読み出される抵抗メモリセルの抵抗状態を判別するための方法および回路が開示されている。上記方法および上記回路の動作は、メモリセルの抵抗状態に依存する電流と基準電流とを比較することによって、メモリセルの抵抗状態を判別することに基づいている。
〔図面の簡単な説明〕
本発明および本発明の利点をより完全に理解するために、以下の説明と共に添付図面を参照されたい。添付図面は次の通りである:
図1は、抵抗メモリセルの抵抗状態を判別するための回路の基本的なブロック図である。
本発明および本発明の利点をより完全に理解するために、以下の説明と共に添付図面を参照されたい。添付図面は次の通りである:
図1は、抵抗メモリセルの抵抗状態を判別するための回路の基本的なブロック図である。
図2は、読み出し回路の第1の実施形態を実施する回路の概略図である。
図3は、読み出し回路の第2の実施形態を実施する回路の概略図である。
図4は、読み出し回路の第3の実施形態を実施する回路の概略図である。
図5は、読み出し回路の第4の実施形態を実施する回路の概略図である。
〔実施形態の詳細な説明〕
以下の説明では、本発明を実施する場合に使用可能な抵抗メモリセルの単なる一例として、PMC(programmable metallization cell;プログラマブルメタライゼーションセル)が記載されている。しかしながら本発明は、PMCと共に用いるものと限定して解釈されるべきではない。例えば相変化メモリセル、あるいはプログラム可能な抵抗を有する別の種類のメモリセルを用いることもできる。
以下の説明では、本発明を実施する場合に使用可能な抵抗メモリセルの単なる一例として、PMC(programmable metallization cell;プログラマブルメタライゼーションセル)が記載されている。しかしながら本発明は、PMCと共に用いるものと限定して解釈されるべきではない。例えば相変化メモリセル、あるいはプログラム可能な抵抗を有する別の種類のメモリセルを用いることもできる。
PMCが読み出される場合、メモリセルの抵抗全体の電圧は、一般的には100mV〜200mVの範囲内に維持される。読み出されるPMCが、例えば104オームなどの低い抵抗値を有した低抵抗状態にある場合は、メモリ抵抗に流れる一般的な電流は10uAとなる。PMCが、例えば109オームなどの高い抵抗値を有した高抵抗状態にある場合は、メモリ抵抗に流れる一般的な電流は100pAとなる。以下の説明では、低抵抗状態は、論理値1のデータビットを表すために割り当てられ、高抵抗状態は、論理値0のデータビットを表すために割り当てられる。しかしながら、この逆の割り当ても可能である。
本発明は、読み出される抵抗メモリセルに流れる電流と、例えば1つ以上の基準抵抗メモリセルに流れる電流に依存する基準電流とを比較することによって、抵抗メモリセルの内容を読み出すことに基づいている。
図1は、抵抗メモリセル105の抵抗状態を判別するための回路100の基本的なブロック図である。記憶されたデータビットは、メモリセル105の抵抗106の抵抗状態に依存する、論理1または論理0である。例えば、抵抗106が低抵抗状態にあると判別される場合は、抵抗メモリセル105は論理1を記憶している。分岐Dにおける電流と分岐Eにおける電流とを比較して、メモリセル105の抵抗状態、すなわちメモリセル105内に記憶されたデータビットを判別するために、比較手段(この実施例では読み出し回路145)が備えられている。分岐Dにおける電流は、メモリセル105に流れる電流Icellに依存、すなわちメモリセル105の抵抗106の値に依存する。分岐Eにおける電流は、基準電流Irefである。基準抵抗メモリセル110,115のいずれか1つ、または1つ以上は、基準電流Irefを供給するための手段として機能する。基準抵抗メモリセル110,115は、読み出されるメモリセル105と同じ温度、電圧、および電流の影響を受けるとともに、一般的に読み出されるメモリセル105と同様に製作公差の影響を受ける。
基準電流Irefは、1つのみの基準抵抗メモリセルの抵抗に流れる電流に依存してもよい。例えば基準電流Irefは、基準抵抗メモリセル110の抵抗111に流れる電流I1に依存してもよい。この場合、基準抵抗メモリセル110は、例えば低い抵抗値を持つように設定される。
特定の技術または実施において用いられる抵抗メモリセルの高抵抗状態と低抵抗状態とが極端に離れていない抵抗値を有する場合は、低抵抗状態にあるメモリセルに流れる電流は、高抵抗状態にあるメモリセルに流れる電流と大幅には変わらない。この場合、2つの基準抵抗メモリセル110,115を用いて基準電流Irefを得ると有利である。基準電流Irefは、基準抵抗メモリセル110に流れる電流I1に依存し、さらに基準抵抗メモリセル115に流れる電流I2にも依存する。基準抵抗メモリセル115は、高抵抗状態を持つように設定される。この高抵抗状態は、本実施例においては、論理値0が割り当てられる。基準電流Irefは、単純に、例えば基準抵抗メモリセル110,115の両方に流れる電流の合計に等しい。しかしながらこの合計は、場合によっては、適切な要因によって増加され得る。実際、基準抵抗メモリセル110,115のいずれか1つ、または両方に流れる電流は、適切な要因によって増加され得る。メモリセル105に流れる電流Icellに依存する電流と比較できる基準電流Irefを容易に取得することが重要であり、それ故に、メモリセル105の抵抗状態、すなわちメモリセル105内に記憶されたデータビットを確実に判別することができる。
読み出し回路145は、分岐Dにおける電流の大きさと、分岐Eにおける電流(基準電流Iref)の大きさとの関係に依存する、出力信号out_nを供給する。読み出し回路145が、分岐Dにおける電流が基準電流Irefより高いと検出(find)した場合は、出力信号out_nは、メモリセル105が低抵抗状態にあり、論理値1のデータビットを記憶していることを示す。しかしながら、読み出し回路145が、分岐Dにおける電流が基準電流Irefより低いと検出(find)した場合は、出力信号out_nは、メモリセル105が高抵抗状態にあり、論理値0のデータビットを記憶していることを示す。なお、読み出し回路145は、基本的には電流比較器として機能するものであり、当該技術分野において通常の知識を有する者であれば、読み出し回路145を多様に構成することができるであろう。読み出し回路145を構成するための4つの具体的な実施例について、本明細書の後半において説明する。しかしながら本発明は、これらの実施例に限定されるものと解釈されるべきではない。
カレントミラー155は、メモリセル105の抵抗106を介して読み出し回路145の分岐Dに流れる電流Icellを供給(mirror)するために用いることができる。従ってカレントミラー155は、電流Icellを読み出し回路145に供給するための手段として機能する。同様に、カレントミラー135は、基準抵抗メモリセル110の抵抗111を介して読み出し回路145の別の分岐Eに流れる電流I1を供給するために用いることができる。従ってカレントミラー135は、電流I1を読み出し回路145に供給するための手段として機能する。第2の基準抵抗メモリセル115が任意で備えられている場合は、第2の基準抵抗メモリセル115の抵抗116を通って読み出し回路145の分岐Eに流れる電流I2を供給するために、カレントミラー140が備えられていてよい。これにより、分岐Eにおける基準電流Irefが、カレントミラー135からの電流とカレントミラー140からの電流との合計になる。カレントミラー140は、読み出し回路145に電流I2を供給するための手段として機能する。カレントミラー155と、カレントミラー135と、カレントミラー140とのミラー比は、読み出し回路145が、分岐Dにおける電流または分岐Eにおける基準電流Irefのいずれがより大きいのかを明確に判別できるよう、協働するように選択される必要がある。このようにして、メモリセル105内に記憶されるデータビットを明確に判別することができる。
用いられる特定の抵抗メモリセルによっては、レベルシフタを備える必要がある。例えばPMCが用いられる場合は、PMCの抵抗全体の電圧は、一般的には100mV〜200mVの範囲内に制限される必要がある。このために、レベルシフト手段、具体的にはレベルシフタ120,125,130が備えられている。各抵抗メモリセル105,110,115と、各カレントミラー155,135,140との間の電圧をシフトすることによって、各抵抗メモリセル105,110,115の抵抗106,111,116全体の電圧を所望の値に制限することができる。レベルシフタ120,125,130は、抵抗メモリセル105,110,115にアクセスするための選択トランジスタを備えるように設計することができる。選択トランジスタを含むレベルシフタの設計は、DRAM(Dynamic Random Access Memory; ダイナミックランダムアクセスメモリ)において用いられる従来の設計と同様であってよい。選択トランジスタのゲートはワード線に接続可能であり、選択トランジスタのドレインはビット線に接続可能である。
必要に応じて、基準抵抗メモリセル110,115に流れる電流に、ならびに読み出されるメモリセル105に流れる電流に、定電流を加えることも可能である。例えば、カレントミラー(135,155,および場合によっては140)および読み出し回路145における電流を増加させるために、分岐B,Cにおけるカレントミラー135,155を介してグランドへ流れるように、そして任意で分岐Aにおけるカレントミラー140を介してグランドへ流れるように、定電流を加えることができる。理論的には、これによって読み出し回路145における評価が迅速になる。しかしながら、このように定電流を加えることによって、分岐D,Eを流れる、評価された電流がわずかに相違し、これによって0と1とを確実に判別するために必要な評価が長くなるという危険性がある。このような追加的な定電流は、他の場所、例えば読み出し回路145の分岐D,Eに直接加えることもできる。
より高い容量性負荷を駆動するために、インバータ160を備えることができる。インバータ160は、必要に応じて、読み出し回路145の特定の形態(implementation)によって、チップの最大論理レベルまで出力(out)を引き込むことができる。
読み出し回路145の4つの具体的な実施形態145A,145B,145C,145Dについて以下に説明する。これらの実施形態は、単なる例として提示されているのであって、本発明は、これらの具体的な実施形態を用いるものと必ずしも限定して解釈されるべきではない。これら全ての実施形態において、同様の回路素子に対しては同一の符号が用いられている。
読み出し回路145A,145B,145C,145Dは、少数のトランジスタを用いて形成することができ、それ故に、比較的狭小な格子上に回路配置できる。従ってメモリチップは、多数のセルが並列読み出し可能となるに十分な、かつ増幅された信号がデータバス上において切り替え可能となるに十分な、多数の読み出し回路145A,145B,145C,または145Dを備えることができる。従来のDRAM内に構成されている読み出しアンプと同様に、例えば、読み出し回路145A,145B,145C,または145Dのいずれか1つを、4つのビット線毎に配置することができる。各読み出し回路145A,145B,145C,145Dがチップ上において用いる領域は、従来の演算増幅器を構成するために必要な領域と比べて、比較的小さい。読み出し回路145A,145B,145C,145Dがチップ上は、非常に容易に構成することができる。また、従来の演算増幅器を用いた場合には、例えば抵抗メモリセルからデータビットを読み出すために、電圧オフセット誤差を低減するための多数のトランジスタが必要とされるのに対して、読み出し回路145A,145B,145C,145Dでは、そのような多数のトランジスタを備える必要がない。各読み出し回路145A,145B,145C,145Dの出力において、チップの最大論理レベルまたはこれに近いレベルが得られるため、追加のレベルシフタは不要である。
図2は、抵抗メモリセル105の抵抗状態を判別するための回路100Aの概略図である。回路100Aは、抵抗メモリセル105を読み出すための読み出し回路145Aの第1の典型的な実施形態を導入している。読み出し回路145Aは、NFET N32,N33を用いたカレントミラーとして構成されており、一点鎖線によって示されている。
基準セル110に流れる電流I1は、PFET P21,P22によって形成されたカレントミラーによって、読み出し回路145Aの分岐Eに供給される。必要に応じて、PFET P11,P12によって形成されたカレントミラーによって、基準セル115に流れる電流I2が、読み出し回路145Aの分岐Eに追加的に供給される。抵抗メモリセル105に流れる電流Icellは、PFET P31,P32によって形成されたカレントミラーによって、読み出し回路145Aの分岐Dに供給される。この実施形態では、PFET P31,P32によって形成されたカレントミラーのミラー比は、1:1である。次に、読み出し回路145Aは、1:2のミラー比を用いて、分岐Dから出力分岐Eへと電流Icellを供給する。
PFET P32,P22は、読み出し回路145AのNFET N32,N33に反して動作する。それ故に、基準セル110のみが用いられる場合、読み出し回路145AのノードZは、抵抗メモリセル105に流れる電流Icellの2倍が基準セル110に流れる電流I1より大きいか否かに依存して、論理0または論理1に割り当てられた電圧に引き込まれる。用いられる基準セルが2つである場合、読み出し回路145AのノードZは、抵抗メモリセル105に流れる電流Icellの2倍が、基準セル110,115にそれぞれ流れる電流I1,I2の合計より大きいか否かに依存して、論理0または論理1に割り当てられた電圧に引き込まれる。
上記以外のミラー比も可能である。P31とP32とからなるミラー、およびN32とN33とから形成されたミラーは、例えば、カレントミラーP21,P22によって供給された増幅係数の少なくとも1.5倍(例えば2倍)(および、場合によってはP11およびP12によって供給された増幅係数の2倍)を供給するように協働する。
分岐Eに流れる最大電流は、読み出し回路145Aに供給される最小電流によって判別される。抵抗メモリセル105に論理1が記憶されている場合、N32からN33に供給(mirror)される電流(PMCを用いた場合は20uA)は、10uAの基準電流に制限される。抵抗メモリセル105に論理0が記憶されている場合、N32からN33に供給される(mirror)電流(PMCを用いた場合は約200pA)は、分岐Eに流れる電流を約200pAに制限する。
より高い容量性負荷を駆動するために、インバータ160が備えられていてよい。インバータ160は、供給する漏れ電流を最小にすると同時に、チップの最大論理レベルまで出力(out)を引き込むことができる。論理0に割り当てられた電位と論理1に割り当てられた電位との中間の電位にノードZを予備充電することによって、スイッチング時間を短縮化すると有利である。しかしながらこの場合は、大きな漏れ電流に対する措置としてスイッチが必要となる。N32およびN33によって形成されたカレントミラーをオンまたはオフに切り替えるために、図示されていないスイッチングトランジスタを1つ以上用いてもよい。
図3は、抵抗メモリセル105の抵抗状態を判別するための回路100Bの概略図である。回路100Bは、抵抗メモリセル105を読み出すための読み出し回路145Bの第2の典型的な実施形態を導入している。読み出し回路145Bは、NFET N31,N22を備えている。これらのNFET N31,N22は、レベルシフタに接続されている方法と同様の方法によって、たすきがけ結合されている。
分岐Dにおける電流および分岐Eにおける電流のいずれがより大きいのかに応じて、ノードY,Zのいずれか一方が、論理1に割り当てられた電圧に引き込まれる。NFET N31,N22のたすきがけ結合によって、ノードY,Zの他方が、論理0に割り当てられた電圧に同時に引き込まれる。これによって、論理1の電圧に荷電された分岐におけるNFETがオフになるため、増幅度が増大する。電流は、分岐Dまたは分岐Eのいずれか一方のみに流れるため減少する。P31およびP32によって形成されたカレントミラーのミラー比は、1:2に設定されている。例えば1:1.5など、他のミラー比を用いてもよい。あるいは、読み出し回路145Bが、分岐Dに供給された(mirror)電流と分岐E内の基準電流とを区別できる限り、全てのカレントミラーのミラー比を適切な値に調整することができる。
メモリセル105を読み出すための読み出し回路145Bをオンにするために、図示されていないトランジスタが1つ以上備えられていてもよい。回路145Bのスイッチング時間を短縮化するために、ノードY,Zを、論理0の電圧、論理1の電圧、または論理0と論理1との間の電圧に予備充電すると有利である。しかしながらこの場合は、回路100Bがオフとなったときの大きな漏れ電流から保護するために、スイッチを備えておく必要がある。さらに、適切なトランジスタを1つ以上用いてNFET N31,N22をオフにすることによって、漏れ電流を防ぐことも可能である。
図4は、抵抗メモリセル105の抵抗状態を判別するための回路100Cの概略図である。回路100Cは、抵抗メモリセル105を読み出すための読み出し回路145Cの第3の実施形態を実施する。読み出し回路145Cは、DRAM(ダイナミックランダムアクセスメモリ)内において用いられるセンスアンプ(クロックトラッチ(clocked latch))に基づいている。メモリチップの最大電圧レベルはノードZにおいて得られるため、レベルシフタを備える必要がない。P33、N34、およびP23、N23から形成されたインバータが、たすきがけ結合されていることによって、増幅度の増大および高速化が可能となる。読み出し回路145Cによって、演算増幅器を用いた場合よりも小さいトランジスタを用いることが可能になる。なぜなら、電圧オフセット誤差を低減するために、多数のトランジスタを用いる必要がないからである。
PFET P31およびPFET P32によって形成されたカレントミラーは、抵抗メモリセル105に流れる電流Icellを読み出し回路145Cの分岐Dに供給する。上記カレントミラーは、例えば、分岐Dに供給された電流を増加させるように作用するミラー比を有している。典型的な実施形態では、ミラー比は1:2に設定される。読み出し回路145Cが、抵抗メモリセル105から供給された電流と、基準セル110またはセル110および115から供給された電流とを区別できるのであれば、ミラー比は上述のミラー比よりも大きい、例えば1:3に設定されてもよく、上述のミラー比より小さい、例えば1:1.5に設定されてもよい。また、P21およびP22によって形成されたカレントミラーのミラー比、および可能であればP11およびP12によって形成されたカレントミラーのミラー比を設定して、供給された(mirror)電流の値を、基準セルに流れる電流より低くすることによって、供給された(mirror)電流を読み出し回路145Cが区別できるようにすることも可能である。
基準抵抗メモリセル110は、PMCが読み出されているときの抵抗値約104オームと対応する論理1を記憶する。基準抵抗メモリセル110に流れる電流は、約10μAの範囲内になる。
レベルシフタ120,125,130は、DRAMにおいて用いる設計と同様の方法によって、メモリセル105,110,115にアクセスするための選択トランジスタを備えるように設計することができる。選択トランジスタのゲートはワード線に接続可能であり、選択トランジスタのドレインはビット線に接続可能である。
1つの基準セル110を用いて基準電流を供給する場合は、抵抗メモリセル105に流れる電流Icellの2倍が、基準セル110に流れる電流I1より大きいか否かに依存して、読み出し回路145CのノードZが、論理0または論理1に割り当てられた電圧に引き込まれる。2つの基準セル110,115が用いられる場合は、抵抗メモリセル105に流れる電流Icellの2倍が、基準セル110に流れる電流I1と基準セル115に流れる電流I2との合計よりも大きいか否かに依存して、読み出し回路145CのノードZが、論理0または論理1に割り当てられた電圧に引き込まれる。
読み出し回路145Cをオンまたはオフに切り替えるために、トランジスタP99および入力信号en_nが用いられる。読み出し回路145Cがオフに切り替えられるときは、トランジスタN98およびN99を用いて、各ノードY,Zを所定の電圧値とすることができる。これにより、読み出し回路145Cがオンに切り替えられるときに、読み出し回路145Cは上記所定の電圧値から開始する。上記所定の電圧値は、例えば0V、あるいは論理0に割り当てられた電圧と論理1に割り当てられた電圧との中間の電圧であってよい。信号EQおよびNFET N35は、ノードY,Zを均一にする(equalize)ために用いられる。
ノードZにおける出力信号out_nは、抵抗メモリセル105の電流Icellの2倍が、基準メモリセル110または基準メモリセル110,115から得られた基準電流Irefよりも大きいのか、あるいは小さいのかに依存して、論理0または論理1に割り当てられた電圧に引き込まれる。トランジスタP33,N34が、トランジスタP23,N23と、それぞれたすきがけ結合されていることによって、他方の各ノードZまたはノードYが、より強力にゼロに引き込まれる。これにより、論理1に荷電された分岐におけるNFET(N34またはN23)がオフに切り替えられるため、増幅度が増加する。また、各分岐において1つのトランジスタがオフに切り替えられるため、電流が低減される。
出力信号をさらに増幅させるために、ノードZにインバータ160を備えることができる。このインバータ160は、より高い容量性負荷を駆動することができる。
図5は、抵抗メモリセル105の抵抗状態を判別するための回路100Dの概略図である。回路100Dは、抵抗メモリセル105を読み出すための読み出し回路145Dの第4の典型的な実施形態を導入している。読み出し回路145Dは、読み出し回路145Cと同様に構成されているが、N122およびN123によって形成された減算回路と、N133およびN132によって形成された減算回路とをさらに備えている。この実施例では、抵抗メモリセル110のみが用いられている。
PFET P21,P22bによって形成されたカレントミラーは、基準抵抗メモリセル110に流れる電流I1を読み出し回路145Dの分岐Gに供給する。PFET P21,P22aによって形成されたカレントミラーは、基準抵抗メモリセル110に流れる電流I1を読み出し回路145Dの分岐Fに供給する。PFET P31,P32bによって形成されたカレントミラーは、ミラー比が1:2であり、読み出される抵抗メモリセル105に流れる電流Icellを分岐Dに供給する。PFET P31,P32aによって形成されたカレントミラーは、ミラー比が1:2であり、読み出される抵抗メモリセル105に流れる電流Icellを分岐Eに供給する。
減算回路は、NFET N122,N123によって形成される。これらNFET N122,N123は、電流I1を分岐Eに供給し、そして分岐Eにおいて電流I1が電流Icellから減算される。NFET N132,N133によって、他方の減算回路が形成される。これらNFET N132およびN133は、電流Icellを分岐Fに供給し、そして分岐Fにおいて電流Icellが電流I1から減算される。
上記たすきがけ結合によって、読み出し回路145DのノードY,Z間の電圧差がより大きくなる。ノードY,Zのいずれか一方は、正の供給電圧付近に引き込まれ、ノードY,Zの他方は、グランド付近に引き込まれる。2*Icell>I1である場合、分岐E(ノードY)が正の供給電圧付近に引き込まれ、分岐F(ノードZ)がグランド付近に引き込まれる。I1>2*Icellである場合、分岐Fが正の供給電圧付近に引き込まれ、分岐Eがグランド付近に引き込まれる。本実施形態による読み出し回路145Dは、グランドに引き込まれるノードが読み出し回路145Dによってのみ引き込まれるのではなく、読み出し回路145Dがオンに切り替えられていないときであっても、N122およびN123、またはN133およびN132によって形成された減算回路によって引き込まれるという利点を有している。
トランジスタP99および入力信号en_nは、読み出し回路145Dをオンまたはオフに切り替えるために用いられる。読み出し回路145Dがオフに切り替えられるときは、トランジスタN98およびN99を用いて、各ノードY,Zを所定の電圧値とすることができる。これにより、読み出し回路145Dは、オンに切り替えられたときに、上記所定の電圧値から開始する。上記所定の電圧値は、例えば0V、または論理0と論理1との中間の電圧であってよい。信号EQおよびNFET N35は、ノードY,Zを均一にするために用いられる。より高い容量性負荷を駆動するために、ノードZにおいてインバータ160が備えられていてよい。
Claims (9)
- メモリ回路であって、
データビットを低抵抗状態と高抵抗状態とで表す抵抗メモリセルと、
基準電流を得るための少なくとも1つの基準抵抗メモリセルと、
上記抵抗メモリセルの抵抗状態を判別して、出力信号として出力する読み出し回路とを備えており、
上記抵抗メモリセルは、プログラマブルメタライゼーションセル、または相変化メモリセルを有しており、
上記少なくとも1つの基準抵抗メモリセルは、プログラマブルメタライゼーションセル、または相変化メモリを有しており、
上記読み出し回路は、上記抵抗メモリセルに結合された第1の入力と、上記少なくとも1つの基準抵抗メモリセルに結合された第2の入力とを有しており、
上記読み出し回路は、上記少なくとも1つの基準抵抗メモリセルからの上記基準電流と、上記メモリセルの抵抗状態に依存する電流の少なくとも1.5倍の電流との関係に基づいて上記出力信号を供給する出力をさらに有しているメモリ回路。 - 上記抵抗メモリセルと上記読み出し回路の第1の入力との間に結合された第1のカレントミラーと、
上記基準抵抗メモリセルの少なくとも1つと上記読み出し回路の第2の入力との間に結合された第2のカレントミラーとをさらに備えている請求項1に記載のメモリ回路。 - 上記抵抗メモリセルと上記読み出し回路の第1の入力との間に結合された第1のレベルシフタと、
上記基準抵抗メモリセルの少なくとも1つと上記読み出し回路の第2の入力との間に結合された第2のレベルシフタとをさらに備えている請求項2に記載のメモリ回路。 - 上記読み出し回路は、上記出力信号を供給するカレントミラーを備えており、
上記カレントミラーは、読み出される上記メモリセルの抵抗状態に依存する電流が供給される第1の分岐と、上記基準電流が供給される第2の分岐とを有しており、
上記カレントミラーは、上記メモリセルの抵抗状態に依存する電流の少なくとも1.5倍の電流を供給するように、ミラー比が設定されている請求項1に記載のメモリ回路。 - 上記読み出し回路は、たすきがけ結合された複数の電界効果トランジスタを備えている請求項1に記載のメモリ回路。
- 上記読み出し回路は、
上記メモリセルの抵抗状態に依存する電流から、上記基準電流を減算する減算回路と、
上記基準電流から、上記メモリセルの抵抗状態に依存する電流を減算する減算回路とを備えている請求項1に記載のメモリ回路。 - 上記基準電流は、1つのみの基準抵抗メモリセルの抵抗に流れる電流に依存しており、
上記1つのみの基準抵抗メモリセルは、低い抵抗値を有するものである請求項1に記載のメモリ回路。 - 上記基準電流は、低い抵抗値に設定された第1の基準抵抗メモリセルの抵抗状態と、上記第1の基準抵抗メモリセルの低い抵抗値に対して高い抵抗値に設定された第2の基準抵抗メモリセルの抵抗状態とに依存して得られるものである請求項1に記載のメモリ回路。
- 上記読み出し回路は、上記読み出されるメモリセルの抵抗状態に依存する電流の2倍の電流と上記基準電流とを比較する請求項1に記載のメモリ回路。
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