JP2008027571A - 抵抗メモリセルを動作させるための方法およびメモリ回路 - Google Patents

抵抗メモリセルを動作させるための方法およびメモリ回路 Download PDF

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Abstract

【課題】制御値を介してアドレス可能な選択トランジスタを備えた抵抗メモリセルからメモリデータを読み出すための方法を提供する。
【解決手段】制御値によって制御される、制御可能な選択トランジスタが用いられる。本方法は、上記抵抗メモリセルに流れるセル電流を検出する工程と、検出された当該セル電流に依存して上記制御値を設定する工程と、上記制御値に関連付けられた情報をメモリデータとして供給する工程とを含んでいる。
【選択図】図3

Description

発明の詳細な説明
〔本発明の背景〕
〔本発明の分野〕
本発明は、抵抗メモリセル、特に導電性ブリッジングランダムアクセスメモリセル(CBRAMメモリセル)から、記憶されたデータを読み出すための方法に関する。本発明はさらに、抵抗メモリセルを有するメモリ回路に関する。
〔従来技術の説明〕
CBRAMメモリ回路では、抵抗メモリ素子をそれぞれ少なくとも1つ有するCBRAMメモリセル内に情報が記憶される。この抵抗メモリ素子は、様々な各抵抗状態を取ることができる。抵抗メモリ素子の各抵抗状態をそれぞれ設定することによって、記憶される情報が特定される。
CBRAMメモリセルの内容を評価するためには、各抵抗メモリセルの抵抗メモリ素子の抵抗値を評価する必要がある。上記評価は、電圧を印加し、CBRAMメモリセルに流れる電流を測定することによって行うことができる。
情報を読み出している間に抵抗メモリ素子の抵抗状態が変化しないようにするためには、抵抗メモリ素子へ印加される電圧は、一定の電圧幅(例えば100mV〜200mV)を超えてはならない。
これにより、抵抗メモリ素子の抵抗状態の抵抗値は、一般的には104Ω〜109Ωとなり、この結果、メモリセルに流れる電流の幅は100pA〜10μAとなる。
しかし、CBRAMメモリ回路として一般的に用いられる回路では、1μA未満の電流は、検知できないので0μAとして検出される。
単一レベル設計の場合、すなわちCBRAM抵抗メモリセル内にバイナリデータを記憶させる場合は、用いられるセンスアンプは、2つの各論理状態を区別するために、5μAの基準電流を用いて、メモリセルに流れる電流を評価する。CBRAMメモリ回路のマルチレベル設計では、CMOS回路としては既に比較的低い信号電流が、個々の各値にさらに分布される。
メモリセル当たり2ビットを記憶させる場合は、セル電流が、およそ、10μA(状態「11」)、6.66μA(状態「10」)、3.33μA(状態「01」)、および0μA(状態「00」)となる。これらの各セル電流を検出するためには、少なくとも1.66μAの信号電流の分解能が必要となる。従来の回路を用いて上記分解能を実現するには複雑さが伴う。
従って、CBRAMメモリセルからメモリデータを読み出すための方法であって、上述した不都合点を回避でき、特にマルチレベル設計において、CBRAMメモリ回路の抵抗メモリ素子に係る状態の検出を高い信頼性で実行され得る方法を提供することが求められている。さらに、改善された方法によってCBRAMメモリセルから情報を読み出すことのできるCBRAMメモリ回路を提供することが求められている。
〔本発明の概要〕
本発明の第1の形態によると、記憶されたデータを抵抗メモリ素子から読み出すための方法が提供される。本方法では、制御値によって制御される、制御可能な選択トランジスタが用いられる。本方法は、抵抗メモリ素子に流れるセル電流を検出する工程と、上記検出されたセル電流に依存して上記制御値を設定する工程と、上記制御値に依存して記憶されたデータを提供する工程を含んでいる。
本発明の別の形態によると、記憶されたデータを読み出すためのメモリ回路であって、制御値によって制御される選択トランジスタと、抵抗状態に設定される抵抗メモリ素子とを備えたメモリ回路が提供される。このメモリ回路は、検出されたセル電流に依存して制御値を設定し、記憶されたデータを上記制御値に依存して提供するために、抵抗メモリ素子に流れるセル電流を検出するための評価部をさらに備えている。
〔図面の簡単な説明〕
上述した本発明の特徴が詳しく理解されるように、添付図面に示されている実施形態を参照しながら、前項において概説した本発明をより具体的に説明する。しかし添付図面は、本発明の典型的な実施形態を示すものであって、本発明の範囲を限定するものと考えられることはなく、本発明は同様に効果的な別の実施形態も許容することについて留意されたい。
図1は、CBRAMメモリセルを備えた従来のCBRAMメモリ回路の概略図である。図2は、一実施形態によるCBRAMメモリ回路のブロック図である。図3は、本発明の一実施形態によるCBRAMメモリ回路の詳細な回路図である。
図4は、想定されるCBRAMメモリセルの抵抗メモリ素子の様々な抵抗値における、セル電流とゲート電圧との特性を示したグラフである。図5は、CBRAMメモリ回路のための読み出し回路の詳細ブロック図である。図6は、CBRAMメモリ回路のための書き込み回路の概略ブロック図である。
〔好ましい実施形態の詳細な説明〕
図1は、従来のCBRAMメモリ回路1の一部を示している。分かりやすくするために、かつ説明を簡単にするために、CBRAMメモリセル2は、ワード線3とビット線4との交点に1つだけ示されている。メモリセル2は、選択トランジスタ5を有している。選択トランジスタ5は、ビット線4と、プレート電圧源(図示せず)によって供給される所定のプレート電位VPLとの間において、抵抗メモリ素子6に対し直列接続されている。
詳細には、選択トランジスタ5の第1の端子(ソースまたはドレイン端子)は、ビット線4に接続されている。選択トランジスタ5の第2の端子(ドレインまたはソース端子)は、抵抗メモリ素子6の第1の端子に接続されている。抵抗メモリ素子6の第1の端子は、プレート電位VPLに接続されている。選択トランジスタ5の制御端子(ゲート端子)は、ワード線3に接続されている。
抵抗メモリ素子6は、CBRAMメモリ素子として構成されており、特にプログラマブルメタライゼーションセル(PMC)抵抗メモリ素子とも称される。このような抵抗メモリ素子6は、プログラミング(記憶)状態に依存して、互いに異なる各抵抗値の異なる各抵抗状態を有することができる。
抵抗素子6のプログラミングは、抵抗素子6にプログラミング電圧を印加し、これによって抵抗メモリ素子が、1番目の低い抵抗値を有する抵抗状態となるようにすることによって行うことができる。
抵抗メモリ素子は、通常はプログラミング電圧と比べて逆転した極性を有する消去電圧を用いることによって、2番目の高い抵抗値を有する抵抗状態に設定することができる。
抵抗メモリ素子6のプログラミングおよび消去は、固体電解質内に伸びる導電性材料(例えばAg)に起因する、導電性経路を確立したり、上記確立した導電性経路を劣化させたりすることによって行うことができる。このような抵抗メモリ素子の機能については、当技術分野では周知であるため、本明細書においてより詳細な説明を省略する。
以下に説明するCBRAMメモリ回路の実施形態に関連して、CBRAM抵抗メモリ素子の代わりに、異なる各抵抗値の異なる各抵抗状態を得ることのできる他の抵抗メモリ素子を用いてもよい。
メモリセル2のアドレッシングは、ワード線3を活性化(つまり、ワード線に活性化信号を印加)して、選択トランジスタ5を閉じ(導電性を示す)、これによってビット線4が、導電性の選択トランジスタ5を介して抵抗メモリ素子6に接続されるようにして行うことができる。
読み出し動作は、読み出し回路8を用いて行うことができる。読み出し回路8は、所定の電位をビット線4に印加し、そしてアドレスされた抵抗メモリ素子6に対しビット線4を介して流れる電流を評価する。メモリセル2の抵抗状態は、電流値に依存して決定される。
マルチビットメモリセル(すなわち、3つ以上の各抵抗状態を有することのできるメモリセル)の読み出しもまた、ビット線へ読み出し電圧を印加することによって、メモリセルに流れる電流の幅が決定されるという、同様の方法によって行うことができる。メモリセルに流れる所定の電流範囲に依存して、上記メモリセルに対し特定の抵抗状態が割り当てられ、これに対応した記憶されたデータを出力することができる。
上記実施形態は、プログラミング回路10を有するCBRAMメモリセル2について説明している。書き込まれるデータに依存した方向に流れる所定のプログラミング電流が、一般的にはビット線4を介して、活性化されたメモリセル2へ流れる。これによって、メモリセル2の抵抗メモリ素子6が、より高い抵抗状態、または、より低い抵抗状態に設定される。
マルチレベルメモリセルでは、プログラミング回路10は、抵抗メモリ素子6の抵抗値が、CBRAMメモリセル2の特定の抵抗状態と対応する特定の範囲内になるように構成されている。上記プログラミング電流は、プログラミング回路内の電流レベルを用いて、ビット線4に印加される。この結果、抵抗メモリセル2の抵抗メモリ素子6をプログラムあるいは消去するビット線電位がビット線上にそれぞれ生じる。
特に、プログラミング中(すなわち、抵抗メモリ素子6を低抵抗状態とする動作中)に、ピーク電流が発生する可能性がある。ピーク電流が発生は、抵抗メモリ素子6における、抵抗値の低下の結果としての電流の増加が、ビット線4上に蓄積されていた電荷から供給されたときのビット線の容量に起因して発生する。抵抗メモリ素子6に流れる増加した電流は、プログラミング回路10によって供給される電流を大幅に超過するため、抵抗メモリ素子6において損傷が生じる可能性がある。
従来、読み出し中にメモリセルに流れる電流を検出することは、マルチレベルメモリセルの場合は特に困難である。上記困難さは、検出される電流値が非常に低いため、特定の状態と確実に関連付けるための十分な精度で、対応する評価回路を用いて確実に検出することができないためである。
一実施形態では、図2に示されているように、制御部12によって一定となるように制御された、メモリセル2に流れる電流値Iを用いた、メモリセルの読み出しを提供する。制御部12が制御を行うために必要とする制御値Sを、メモリセル2の抵抗状態に対し割り当てることができる。
図3は、本発明に係るメモリ回路の一実施形態の詳細図を示している。図3では、図1と同一または同様の機能を有する素子については、同一の符号が用いられている。図3に示されているメモリ回路は、一般的には、制御回路10の一部として選択トランジスタ5(例えば、MOSFETなどの電界効果トランジスタ)を用いるという概念に基づいている。
上記メモリ回路では、選択トランジスタ5は、もはや、従来のようにアドレスのためのワード線への電圧印加に従って開閉されるのではなく、所定の電流が、それぞれのビット線4を介してメモリセル2に流れるように、ワード線3を介した適切な類似した活性化電位を用いることによってアドレスされる。
このようなアドレスは、ビット線4へ所定のビット線電位VBLを印加し、アドレスされるワード線3へ制御値Sを印加する読み出し回路8によって達成される。この印加は、ワード線デコーダ13によって行われる。
ワード線デコーダ13は、印加されるワード線のアドレスADRに依存して、活性化されるワード線に制御電位を印加する。ワード線デコーダ13は、また、例えばプレート電位VPLまたは接地電位などの電位を有する残りのワード線3を非活性化して、各選択トランジスタ5が完全に(非導電性に)開くようにする。
調節された状態(すなわち、所定の電流が、ビット線4を介してメモリセル2に流れた時)では、制御値Sが、メモリセル2から読み出されるデータDに割り当てられる。上記制御値Sは、1セットの各電位値からのそれぞれの離散電位に対応しており、またメモリセル2内の選択トランジスタ5の特性により、抵抗メモリ素子6の様々な各抵抗状態に対して、互いに十分な電位距離を有している。
図4は、4つの互いに異なる各抵抗状態を有する抵抗メモリ素子6を備えた、典型的なメモリセルの典型的な特性を例示したグラフである。これら例示された各抵抗状態の様々な抵抗値は、10kΩ、35kΩ、50kΩ、および1MΩである。
第1の抵抗状態では、抵抗メモリ素子6の抵抗値が10kΩであり、メモリセルに5μAの定電流が流されると、選択トランジスタ5に印加される制御電位は2.1Vとなる。第2の状態では、抵抗素子の抵抗値が35kΩであり、制御電位は2.25Vとなる。
第3の状態では、抵抗素子6の抵抗値が50kΩであり、制御電位は2.4Vとなる。第4の状態では、抵抗メモリ素子6の抵抗値が高く、1MΩであり、かつ一般的にメモリ回路内において用いられる電圧により、抵抗メモリ素子6において5μAの定電流を得ることは不可能であるので、本質的に0μAとなる。
図5は、読み出し回路8をより詳細に示している。読み出し回路8は、複数の各抵抗器31〜35により形成される分圧器から適切に電位を供給することによって、上記制御値Sを生成する。第1の抵抗器31〜第5の抵抗器35は、互いに直列接続され、かつ、基準電位と接地電位VGNDとの間にて直列接続されている。
第1の抵抗器31と第2の抵抗器32との間に配置された第1のノードN1は、第1のトランジスタ41を介して、ドライバ45の入力に接続されている。第2の抵抗器32と第3の抵抗器33との間に配置された第2のノードN2は、第2のトランジスタ42を介して、ドライバ45の入力に接続されている。
第3の抵抗器33と第4の抵抗器34との間に配置された第3のノードN3は、第3のトランジスタ43を介して、ドライバ45の入力に接続されている。第4の抵抗器と第5の抵抗器35との間に配置された第4のノードN4は、第4のトランジスタ44を介して、ドライバ45の入力に接続されている。このように、一種のアナログデマルチプレクサーが形成される。
出力ドライバ45は、トランジスタ41〜44から選択されたトランジスタのいずれか1つから供給されて第1の入力へ印加される電圧を上記制御値Sとして出力する、フィードバック結合されたオペレーショナルアンプとして構成することができる。各トランジスタ41〜44の各制御端子は、それぞれデコーダ46に接続されている。
デコーダ46は、カウンタ47のカウンタ値に依存して、トランジスタ41〜44のいずれか1つを閉じ、その他の各トランジスタを開いた状態にする、あるいは開いた状態に維持する。制御部48は、カウンタ47を計算することによって読み出し動作を開始する。これによって、各トランジスタ41〜44のそれぞれが、択一的に順次閉じられ、その他の各トランジスタは開かれる。
ビット線4は、供給電位量を有する電位が供給されるように、電流計49を介して電圧源に接続されている。電流計49は、基準値(基準電流IREF)に対してビット線4に流れる電流を検出し、かつ日買う結果に応じた比較信号を出力する、比較部を備えている。
カウンタ47による計算は、選択トランジスタ5に印加された制御電圧が、トランジスタ41〜44の順次の切り替えによって上昇したのか、あるいは低下したのかに依存して、ビット線4上の電流が、電流計49によって決定されるように、所定の電流値を超過したとき、あるいは下回ったときに停止する。
ビット線4に流れる電流値が所定の電流値に達すると、電流カウンタ値が、記憶されたデータDとして出力される。あるいは、ビット線4に流れる電流が所定の電流を超過あるいは下回ると、電流カウンタ値が、記憶されたデータDとして出力される。
本実施形態では、カウンタ47が2ビットカウンタとして備えられている場合は、図5の読み出し回路8は、4つの異なる各状態を検出するために用いることができる。この場合、各メモリセル内に2ビットを記憶させることのできるマルチビットメモリ回路を実現することができる。図3の特性と対応する電気的性質が得られる構成では、各電圧は、分圧器を用いることによって各抵抗器31〜35から生成することができる。
図4の特性と対応する多ビットメモリセルを評価するためには、各電圧が、メモリセル内において設定される様々な抵抗状態の範囲の各限界を規定する、各ノードN1〜N4にそれぞれ供給される必要がある。
図示されている実施形態では、上記各電圧は、2.175、2.325、および2.6Vであってよい。この場合、多ビットメモリセルから4つの異なる状態を読み出して多ビットメモリセルの4つの状態を検出するために、3つのノードN1〜N3に供給される必要のある読み出し電圧は、3つのみである。
図6は、別の実施形態によるメモリ回路を示している。この実施形態では、制御値は、ワード線デコーダ7を介して、アドレスされるワード線3に印加されて、メモリセルへの書き込みが行われる。この書き込みは、抵抗素子の抵抗状態が高いまたは低い状態から遷移している間に発生するピーク電流が制限されるように行われる。
この目的のため、プログラミング回路10は、プログラミング電圧を供給する。このプログラミング電圧によって、アドレスされるメモリセルの抵抗素子は、高い抵抗状態から低い抵抗状態へと変化される。
従来のCBRAMメモリ回路とは対照的に、ワード線3の活性化は、選択トランジスタ5が抵抗素子6をビット線に接続した結果プログラミング動作が開始されるようにして行われる。抵抗素子6の抵抗値が下がった場合は、メモリセルに流れる電流が増加する。
この電流増加は、例えば、ビット線4を介して流れる電流に基づき検流器49を用いて、プログラミング回路10によって検出される。
メモリセルに流れる電流値が、限界値を超えた場合は、ワード線3上のワード線デコーダ7を介して制御値の電位が下げられ、選択トランジスタ5のソース−ドレイン抵抗が上昇する。これにより、上記電流値が制限される。このように、メモリセル2の抵抗メモリ素子に流れる電流値は、メモリセルの損傷が回避されるように制限することができる。
要約すると、一実施形態によるデータを読み出すための方法では、選択トランジスタをアドレスするための制御値が供給される。この制御値は、検出されたセル電流に依存して設定され、そして抵抗メモリセル内の情報を特定する。この目的のために、抵抗メモリ素子に流れる上記セル電流が基準電流に対して比較され、そしてこの比較結果に依存して、上記制御値が設定される。
一般的に、上記制御値は、上記セル電流が上記基準電流を参照するようにして設定される。抵抗メモリ素子のセル電流が一定に保たれている場合は、抵抗メモリセル内の抵抗メモリ素子の様々な各抵抗値が、選択トランジスタの制御値が様々に異なることを導く。
抵抗メモリ素子の様々な各抵抗値での、選択トランジスタの互いに異なる各ゲート電圧を用いることによって、抵抗メモリセルの状態を容易に評価することができる。なぜなら、セル電流−ゲート電圧の各特性の互いに異なる増加によって、抵抗メモリセル内の抵抗メモリ素子の抵抗値に依存して、抵抗メモリセルの評価のための、容易に検出される電圧差が得られるからである。
別の実施形態によると、選択トランジスタに対し、抵抗メモリセルを評価するための測定用値(電圧値または電流値)が印加され、上記測定用値は、セル電流と基準電流との差を示す指標が変化するまで変化させる。上記差を示す指標が変化する上記測定用値は、上記制御値として設定される。
さらに、上記測定用値は、各離散値によって変化させてもよい。その上、上記測定用値は、多数の互いに異なる各値の中から選択してもよい。この場合、上記各測定用電圧値を順次変化させて印加したとき、セル電流と基準電流との差を示す指標が、上記順次変化させた各測定用値間において変化したとき、最後に印加された測定用値が制御値として設定される。
具体的には、制御値の互いに異なる各値の数は、抵抗メモリセルの検出可能な各抵抗状態の数から1減らして選択される。
別の形態によると、記憶されたデータを読み出すための、選択トランジスタを備えたメモリ回路が提供される。上記メモリ回路は、制御値によって制御される選択トランジスタと、抵抗状態に設定される抵抗メモリ素子とを有している。
上記メモリ回路は、さらに、抵抗メモリ素子に流れるセル電流を検出するための読み出し部を備えている。上記読み出し部は、検出されたセル電流に依存して制御値を設定し、上記制御値に基づいて記憶されるデータを提供するためのものである。
前記評価部は、抵抗メモリセルに流れるセル電流と基準電流とを比較するための比較部と、この比較結果に依存して制御値を設定するための制御部とを備えていてもよい。
さらに、前記制御部は、セル電流が基準電流に対応するように制御値を設定するように構成されていてもよい。
上記制御部は、測定部を備えていてよい。この測定部は、選択トランジスタに対し、測定用値を与え、また、比較部がセル電流と基準電流との差を示す指標を検出するまで上記測定用値を変更する。上記制御部は、上記差を示す指標が変化する測定用値を制御値として設定するように構成されていてよい。それゆえ、上記測定部は、測定用値を、各離散値により変化させるように構成されていてもよい。
さらに、上記測定部(測定回路)は、多数の異なる各値の中から測定用値を選択するようになっていてもよい。この場合、制御部は、セル電流と基準電流IREFとの差を示す指標が、順次変化させて印加された各測定用値間において変化したときに、最後に印加された測定用値を制御値として設定するようになっている。
以上の説明は、本発明の実施形態に関するものであって、本発明の基本的範囲から逸脱することなく、本発明の別のさらなる実施形態を考案することができる。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって決定される。
CBRAMメモリセルを備えた従来のCBRAMメモリ回路の概略ブロック図である。 上記CBRAMメモリ回路の一実施形態のブロック図である。 本発明に係るCBRAMメモリ回路の一実施形態における、詳細な回路ブロック図である。 上記CBRAMメモリセルの抵抗メモリ素子の想定される様々な各抵抗値における、ゲート電圧とセル電流との各特性を示したグラフである。 上記CBRAMメモリ回路のための読み出し回路の詳細なブロック図である。 上記CBRAMメモリ回路のための書き込み回路の概略ブロック図である。

Claims (14)

  1. 制御値によって制御される制御可能な選択トランジスタを備えた抵抗メモリ素子内に記憶されたデータを読み出すための方法であって、
    上記抵抗メモリ素子に流れるセル電流を検出する工程と、
    検出された上記セル電流に基づいて上記制御値を設定する工程と、
    設定された上記制御値に依存して上記データを供給する工程とを含んでいる、方法。
  2. 上記抵抗メモリ素子に流れる上記セル電流を検出する上記工程は、上記セル電流と基準電流とを比較する工程を含んでおり、上記制御値は当該比較の結果に基づいて設定される、請求項1に記載の方法。
  3. 上記制御値は、上記セル電流が上記基準電流と実質的に等しくなるように設定される、請求項2に記載の方法。
  4. 上記制御値を設定する上記工程は、
    上記選択トランジスタに測定用値を印加する工程と、
    上記セル電流と上記基準電流との差を示す指標が変化するまで、印加された上記測定用値を変化させ、上記差を示す指標が変化する上記測定用値が上記制御値として設定される工程とを含んでいる、請求項3に記載の方法。
  5. 上記測定用値は各離散値によって変化される、請求項4に記載の方法。
  6. 上記測定用値は、複数の互いに異なる各値の中から選択され、
    上記セル電流と上記基準電流との上記差を示す指標が、順次変化させて印加された各測定用値間において変化するときには、最後に印加された測定用値が上記制御値として設定される、請求項5に記載の方法。
  7. 上記制御値の上記複数の互いに異なる各値は、上記抵抗メモリセルにおける、検出される所定の各抵抗状態の数から1減らしたものと対応する、請求項6に記載の方法。
  8. 記憶されているデータを読み出すためのメモリ回路であって、
    制御値によって制御される選択トランジスタと、
    抵抗状態に設定される抵抗メモリ素子と、
    上記抵抗メモリ素子に流れるセル電流を検出し、検出された当該セル電流に依存して上記制御値を設定し、上記制御値に依存して上記データを供給するように構成されている読み出し部とを備えた、メモリ回路。
  9. 上記読み出し部は、
    上記抵抗メモリセルに流れる上記セル電流と基準電流とを比較するための比較部と、
    上記比較の結果に依存して上記制御値を設定するための制御部とを備えている、請求項8に記載のメモリ回路。
  10. 上記制御部は、上記セル電流が上記基準電流と実質的に等しくなるように上記制御値を設定するように構成されている、請求項9に記載のメモリ回路。
  11. 上記制御部は、
    上記選択トランジスタに測定用値を与えるように構成されていると共に、上記比較部が上記セル電流と上記基準電流との差が変化したことを示す指標を検出するまで上記制御値を変化させるように構成された、測定回路を備えており、
    上記比較部は、上記制御部が上記差を示す上記指標が変化した上記測定用値を上記制御値として設定するようにさせる、請求項10に記載のメモリ回路。
  12. 上記測定回路は、各離散値によって上記測定用値を変化させる、請求項11に記載のメモリ回路。
  13. 上記測定回路は、複数の互いに異なる各値の中から上記測定用値を選択し、
    上記制御部は、順次変化させて印加された各測定用値間において、上記セル電流と上記基準電流との間の差の指標が変化したときに、最後に印加された上記測定用値を上記制御値として設定する、請求項12に記載のメモリ回路。
  14. 上記制御値の上記複数の互いに異なる各値は、上記抵抗メモリ素子における、検出される各抵抗状態の数を1少なくしたものと対応する、請求項13に記載のメモリ回路。
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