JP2011093619A - 粘着フィルム - Google Patents

粘着フィルム Download PDF

Info

Publication number
JP2011093619A
JP2011093619A JP2009246248A JP2009246248A JP2011093619A JP 2011093619 A JP2011093619 A JP 2011093619A JP 2009246248 A JP2009246248 A JP 2009246248A JP 2009246248 A JP2009246248 A JP 2009246248A JP 2011093619 A JP2011093619 A JP 2011093619A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
pressure
layer
sensitive adhesive
handrail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009246248A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5582562B2 (ja
Inventor
Suiki Hasumi
水貴 蓮見
Eitaro Fukutaka
永太郎 福高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP2009246248A priority Critical patent/JP5582562B2/ja
Publication of JP2011093619A publication Critical patent/JP2011093619A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5582562B2 publication Critical patent/JP5582562B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

【課題】コンベアハンドレールに貼着し、コンベアハンドレールを動かすことによって、ハンドレール及びガイドロールの汚れ、ゴミを取り除くことができる粘着フィルムを提供する。
【解決手段】基材層1と、基材層1の一方の面に積層された粘着層Aと、該基材層1の他方の面に積層された粘着層Bとからなり、粘着層Aの粘着力と、粘着層Bの粘着力とが、下記式(1)であり、基材層1は、樹脂組成物を発泡させた発泡体からなる粘着フィルムである。
粘着層(A)の粘着力>粘着層(B)の粘着力……(1)
【選択図】図1

Description

本発明は、粘着フィルムに関する。より詳しくは、コンベアハンドレール、及びハンドレールのガイドロール清掃用の粘着フィルムに関する。
エスカレーターや動く歩道と呼ばれる乗客コンベアのハンドレールは、利用者の安全を図る上で、重要な役割を果たしているが、一方では利用者が触れるために汚れが付着し、この汚れをそのまま放置しておくと不衛生であり、かつエスカレーター内部にあるハンドレールのガイドロールにも汚れやゴミが付着し、常に清掃を行って、ハンドレールを清潔に保つことが行われている。
このハンドレールは、一般に利用者が触れても滑らないようにゴムベルト或いはウレタン製ベルトで形成されている。このハンドレール表面を、中性洗剤やシリコーン液、有機溶剤(シンナー、トルエン)を用いて、表面の汚れを拭き取る清掃方法が一般的である。また、拭き取り清掃によって落ちない強固な汚れは、ヘラなどの器具を用いてハンドレール表面の汚れた部分を掻いて、その汚れを落とすことが行われている。
一方、ハンドレールには、様々な汚れが前記のように付着するが、例えば手に付いた新聞のインクがハンドレールに付着すると中性洗剤やシリコーン液による拭き取り清掃などでは確実に拭き取ることができない。そこで、除去できなかったインクがそのまま放置されると、インクがハンドレールに付着又は含浸してしまう場合がある。
また、ハンドレールは無端状をなし、ハンドレールとして上部に現れた後、床下に入り込んで駆動装置付近を通り、いくつものガイドロールを経て地上に現れる。このとき、駆動装置等の潤滑油などに触れて、あるいは潤滑油の跳ね上がりを受けて、ハンドレールがこの油で汚れ一部が固化する場合がある。又は、ハンドレールに付いた油がガイドロールに触れガイドロールの一部が固化する場合がある。このような場合にもウエス等ではこの油の拭き取りが不十分となる場合があるだけでなく、ガイドロールの清掃は、コンベアメンテナンスのタイミングにしか行えないことから、ウエス等でハンドレールを拭いても、直ぐに汚れる場合がある。
このような強固な汚れは、機械的な削り取り作業によって清掃することが多いが、ハンドレールは一時的に綺麗になるだけで、しばらくすると再び強固な汚れが付着する。この結果、面倒で時間のかかる削り取り作業を、定期的に実施しなければならず、清掃作業に大変な労力を要していた。
また、このような削り取り作業を頻繁に行うことによってハンドレールが変形して美観が損なわれるため、ハンドレール交換が必要となり、そのための維持費が嵩んでしまう。
これに対し、合成ゴム系粘着剤を使用した両面粘着テープをハンドレール表面に貼着し、コンベアハンドレールを起動することでガイドロールの清掃をする方法(例えば、特許文献1、2を参照。)が提供されている。
しかしながら、特許文献1、2に係る両面テープは、使用後、ハンドレールから両面テープを剥がす際、ハンドレールに糊残りが発生。さらに、夏場の気温状況下や長時間貼着した状態の後、剥がすと糊残りが発生する場合があった。
さらに、多孔質フィルム或いはスパンレス不織布を帯状に形成した帯状シートを、界面活性剤及び洗浄剤を含む線浄水に含浸させた汚れ吸着シートをハンドレール表面に貼付ける方法(例えば、特許文献3を参照。)が提供されている。
しかしながら、特許文献3に係る汚れ吸着シートはハンドレール表面の油を吸着することはできても、内部のガイドロールの油は吸着できないことと、ハンドレールやガイドロールに付着した汚れ、ゴミ、或いはハンドレールやガイドロールに強固に固着した汚れ、ゴミを取り除くことが出来ず、直ぐにハンドレールが汚れる場合があった。
特開昭61−267682号公報 特開昭62−161693号公報 特開2006−89215号公報
本発明は、コンベアハンドレールに貼着しコンベアハンドレールを動かすことによって、ハンドレール及びガイドロールの汚れ、ゴミを取り除くことができる粘着フィルムを提供することを目的とする。特に、粘着フィルムがハンドレールより浮き上がる現象を防止し、ハンドレール及びガイドロールの清掃を確実に行うことを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するもので、以下の要旨を有するものである。
すなわち、本発明は、基材層(1)と、該基材層(1)の一方の面に積層された粘着層(A)と、該基材層(1)の他方の面に積層された粘着層(B)とで構成し、粘着層(A)の粘着力と、粘着層(B)の粘着力、とが下記式(1)、
粘着層(A)の粘着力 > 粘着層(B)の粘着力 (1)
で示される値にし、前記基材層(1)を、樹脂組成物を発泡させた発泡体で構成し、粘着層(A)をコンベアハンドレールに貼着して使用する粘着テープである。
前記基材層(1)の25%圧縮硬さを20〜300kPa、引張り強度を100kPa以上にすることが好ましい。
前記基材層(1)の厚さを20μm以上2000μm以下にすることがより望ましい。
また、前記粘着層(A)の粘着力と、前記粘着層(B)の粘着力、とが下記式(2)に表される関係にするのが望ましい。
10N/10mm ≧ 粘着層(A)の粘着力
粘着層(B)の粘着力 ≧ 0.1N/10mm (2)
前記粘着層(A)と粘着層(B)の粘着剤にはアクリル系粘着剤を用いることが望ましい。
前記粘着層(A)(B)に界面活性剤を含有させることもできる。
本発明の粘着フィルムを、コンベアのハンドレール、及びハンドレールのガイドロール清掃用ゴミ取り両面粘着フィルムとして用いることができる。
ここで、本発明に係る用語の説明をする。本発明において、「コンベア」とは、エスカレーターや動く歩道等、循環して回転するベルト上に乗客を載置して運搬する帯状運搬装置を意味する。
また、本発明において「粘着力」とは、後述するように、ステンレス鋼(SUS)板の表面に粘着テープを貼着後、180°方向に引き剥がした時の180°引き剥がし粘着力のことであり、JIS Z0237、「粘着テープ・粘着シート試験法」に準拠する。
本発明によれば、コンベアハンドレールに貼着してコンベアハンドレールを動かすことによって、ハンドレール及びガイドロールの汚れ、ゴミを取り除くことができる粘着フィルムを得ることができる。本発明の粘着フィルムは、ハンドレール等から浮き上がる「浮き」が起こりにくいから、清掃中に粘着フィルムが剥がれることなく、ハンドレール及びガイドロールの清掃を確実に行うことができる。
本発明の実施の形態による粘着フィルムを示す断面図である。
以下、本発明を実施するための好適な形態について説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の代表的な実施形態の一例を示したものであり、これにより本発明の範囲が狭く解釈されることはない。
本発明の粘着フィルムは、コンベアハンドレールに貼着されるフィルムであって、基材層1と、該基材層1の一方の面に積層された粘着層Aと、該基材層1の他方の面に積層された粘着層Bとからなるものである。
本発明に用いる基材層1は、柔軟性かつクッション性を有する樹脂フィルムである。
基材層1の厚さは、特に限定されないが、好適には20〜2000μm、特に好適には100〜1500μmとするのが好ましい。基材層1の厚さを20μm以上とすることにより、充分な強度が得られる。
基材層1の厚さが2000μmを超えると、下記a〜eの問題が生じる。
a)ロール同士の間にテープがスムーズに入らなくなり、テープの端部がロールに引っ掛かり、剥がれることがある。
b)特に基材層1が発泡体からなる場合、厚みが2000μmを超えると、テープを剥がす時や、ロール同士の間に入る際に、基材層1の厚み方向の中間部で剥離(なき別れ)しやすい。
c)固定されたロール間を通過する際に、ロールからテープに加えられる圧が高くなりすぎて、テープをハンドレールから剥がす際に、糊残りが発生する。
d)テープの巻径が太くなり、しかもテープが重くなるから、作業者が扱いにくくなる。
e)厚み分、コストが上がる。場合によっては成膜も困難になるから、加工賃も高くなる。
従って、基材層1の厚さは2000μm以下が望ましく、2000μm以下とすることにより、エスカレーター内部のロール間もテープがスムーズに通過し、ハンドレールへの施工作業性に優れたフィルムとすることができる。
本発明に用いる基材層1は、樹脂組成物を発泡させて成形される。発泡方法としては、化学的に発泡させる化学発泡と、物理的に発泡させる物理発泡とがある。
化学発泡に用いる化学発泡剤は、重曹とクエン酸の混合物、アゾジカルボンアミド、アゾジカルボン酸エステル化合物、テトラゾール系化合物、アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾアミノベンゼン、N,N’−ジニトロソペンタメチレンテトラアミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジニトロテレフタルアミド、ベンゼンスルホニルヒドラジド、p,p’−オキシビスベンゼンスルホニルヒドラジド、シュウ酸ヒドラジド、ヒドラゾカルボン酸エステル、炭酸塩、有機酸塩等が挙げられる。これらの化学発泡剤は1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
化学発泡剤の供給方法は特に限定されず、樹脂組成物にドライブレンドする方法や、押出機のホッパー中で定量フィーダーを使用して添加する方法、或いは各発泡層の基材樹脂と相溶性のある熱可塑性樹脂をベースとするマスターバッチを作成し添加する方法を用いることができる。化学発泡による基材層の製造方法は、例えば、樹脂組成物と発泡剤を溶融混練し、ダイスより押出成形する。
化学発泡剤の添加量は、所望の発泡倍率が得られる範囲であり、その具体的な量は発泡剤の種類によっても異なるが、樹脂組成物100質量部に対し、0.1〜20.0質量部添加することが好ましい。添加量が0.1質量部未満では所望の発泡倍率が得られず、20.0質量部を超えて添加した場合は、押出機中における発泡剤の均一分散及び十分な分解が進行せず、良好な発泡基材層を得ることが出来ない場合がある。
物理発泡に用いる物理発泡剤には、炭酸ガス、プロパン、ブタン、ペンタン、ジクロロジフルオロメタン、ジクロロモノフルオロメタン、トリクロロモノフルオロメタン、メタノール、エタノール、水等が挙げられるが、安全性の面で炭酸ガスが好適である。
物理発泡剤の供給方法は、二軸押出機の中央ゾーンまたはタンデム押出機の1段目押出機の中央ゾーンに供給する方法が挙げられる。
物理発泡による基材層の製造方法は、例えば、樹脂組成物と発泡剤を溶融混練し、ダイスより押出成形する。
物理発泡剤の添加量は、所望の発泡倍率が得られる範囲であり、その具体的な量は発泡剤の種類によっても異なるが、樹脂組成物100質量部に対し、0.1〜3.0質量部添加することが好ましい。添加量が0.1質量部未満では所望の発泡倍率が得られず、3.0質量部を超えて添加した場合は、独立気泡率が低下する場合がある。
本発明に係る粘着フィルムの基材層1の製造方法は上述したものに限定されず、公知の方法を用いることができる。例えば、前記の樹脂系フィルムの場合は、溶融混練等や各種混合装置(1軸又は2軸押出機、ロール、バンバリーミキサ、各種ニーダー等)を使用して各樹脂成分を混合し、該混合物をインフレーション法、Tダイ法、カレンダー加工法等によりフィルム上に成形することができる。さらに、フィルム成形された状態で電離性放射線や紫外線等で架橋させた後に発泡させるという架橋発泡法を用いることもできる。
基材層1に用いる樹脂組成物は、エチレン−酢酸ビニル共重合体と、エチレン−メチルメタアクリレート共重合体と、エチレン−エチルアクリレート共重合体と、エチレン−ジエン共重合体と、エチレン−プロピレン−ジエン3元共重合体と、エチレン−オクテン共重合体と、超低密度ポリエチレン(比重0.91未満)と、低密度ポリエチレン(比重0.91〜0.93)と、直鎖状低密度ポリエチレン(比重0.94未満)と、高密度ポリエチレン(比重0.93〜0.97)と、ポリプロピレンと、エチレン−プロピレン共重合体と、TPO(ハードセグメントがポリプロピレンやポリエチレン、ソフトセグメントがエチレンとプロピレンとのゴム状共重合体、エチレンとプロピレンとジエンとのゴム状共重合体、アクリロニトリルブタジエンゴム、天然ゴムからなる熱可塑性エラストマー)と、ポリスチレンと、スチレン−イソプレン共重合体と、スチレン−ブタジエン共重合体と、水添スチレン−ブタジエン共重合体と、スチレン−エチレン・ブチレン−エチレンブロック共重合体と、エチレン−エチレン・ブチレン−エチレンブロック共重合体と、スチレン−エチレン・ブチレン−スチレンブロック共重合体と、スチレン−エチレン・プロピレン−スチレンブロック共重合体と、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体と、スチレン−エチレン−プロピレン共重合体と、スチレン−イソブチレン−スチレン共重合体と、スチレン−イソブチレン共重合体と、スチレン−エチレン−ブチレン共重合体と、ポリエステルウレタンと、ポリエーテルウレタンと、アイモノマーと、ポリ塩化ビニルと、エチレンとプロピレンとジエンとのゴム状共重合体と、エチレンとプロピレンとのゴム状共重合体と、クロロスルホン化ポリエチレンと、アクリルゴムと、クロロプレンゴムと、これら以外に、ポリメチレン型の飽和主鎖をもつゴム、主鎖に炭素と酸素をもつゴム、主鎖に不飽和炭素結合をもつゴム、主鎖にけい素と酸素をもつゴム、主鎖に炭素と酸素および窒素をもつゴム等からなり、これらの樹脂は1種類を単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。
好ましくは、フィルム同士のアンチブロッキング性が良好なことから、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メチルメタアクリレート共重合体、エチレン−エチルアクリレート共重合体、エチレン−オクテン共重合体、超低密度ポリエチレン、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、TPO等を用いる。
基材層1は、上記樹脂組成物の発泡体の単層構造としてもよい。また、基材層1の表面及び/又は裏面に非発泡体の樹脂層(下地層)を配置し、該樹脂層の表面にいずれか一方又は両方の粘着層A、Bを配置してもよい。樹脂層には、基材層1には、上述した基材層1用の樹脂組成物の中から、1種類又は2種類以上を選択して用いることができる。
さらに好ましくは、25%圧縮硬さを20〜300kPa(好ましくは50〜250kPa)、引張り強度を100kPa以上(好ましくは500MPa以上)であるフィルムがよい。25%圧縮硬さが20kPaより低いと、柔らかすぎてエスカレーター内部のロールの間で破れたり、穴が開く可能性があり、300kPaより高いと硬すぎで、ハンドレールの湾曲に追従できず、テープがハンドレールから浮いてしまったり、ロールの間をスムーズに通過できない場合がある。
基材層1は、その物性を損なわない範囲で、各種添加剤を含有することができる。前記添加剤の具体例として、例えば、抗菌剤、着色剤、酸化防止剤、充填剤、アンチブロッキング剤、帯電防止剤、難燃剤、紫外線吸収剤、滑剤、光安定剤、顔料等が挙げられる。
本発明の粘着フィルムの粘着層は、該粘着フィルムをハンドレールに密着させるためと、ゴミを吸着させるために形成されるものである。前記粘着層の材質は、本発明に係る粘着フィルムをハンドレールに密着させうるもの、ゴミ等を吸着させうるものであれば特に限定されないが、例えば、ゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、ブチル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤等を含有するものとすることができる。この中で、アクリル系粘着剤は、粘着性と再剥離性の設計が容易である。また、必要に応じて、粘着付与剤、老化防止剤、硬化剤等の各種添加剤を配合してもよい。
本発明に係る粘着フィルムの粘着層は、基材層1の一方の面に積層された粘着層Aと、該基材層1の他方の面に積層された粘着層Bとからなるものであり、粘着層Aがハンドレール表面に貼着されるものであり、下記式(3)を満足する。
粘着層Aの粘着力 > 粘着層Bの粘着力 (3)
粘着層Aの粘着力より粘着層Bの粘着力が高いと、粘着フィルムの使用中(粘着フィルムをコンベアハンドレールに貼着してコンベアハンドレールを動かし、ハンドレール及びガイドロールの汚れ、ゴミを取り除く際)、粘着フィルムがハンドレールより浮き上がる場合がある。
さらに、前記粘着層Aの粘着力と、前記粘着層Bの粘着力、とが下記式(4)であることが好ましい。
10N/10mm ≧ 粘着層Aの粘着力
粘着層Bの粘着力 ≧ 0.1N/10mm (4)
粘着層Aの粘着力が10N/10mmより大きいと、粘着フィルムを剥離する時、ハンドレールに糊残りが生じる場合があり、好ましくは2〜5N/10mmである。粘着層Bの粘着力が0.1N/10mmより小さいと、ゴミ等を吸着できない場合がある。好ましくは0.3〜1N/10mmである。
粘着層A、Bの粘着力は粘着剤の種類を変えることで変更可能であるし、粘着付与剤、硬化剤、架橋剤等の添加剤の添加量及び/又は種類を変えることで調整することも可能である。
前記アクリル系粘着剤の具体例としては、(メタ)アクリル酸エステルの単独重合体又は共重合性モノマーとの共重合体が挙げられる。前記(メタ)アクリル酸エステルの具体例としては、メチルエステル、エチルエステル、ブチルエステル、2−エチルヘキシルエステル、オクチルエステル等の(メタ)アクリル酸アルキルエステル、ジメチルアミノエチルメタクリレート、t−ブチルアミノエチルメタクリレート等の(メタ)アクリル酸アルキルアミノアルキルエステル、(メタ)アクリル酸グリシジルエステル、(メタ)アクリル酸、イタコン酸、無水マレイン酸、(メタ)アクリル酸アミド、(メタ)アクリル酸N−ヒドロキシアミド等が挙げられる。前記共重合性モノマーの具体例としては、酢酸ビニル、スチレン、アクリロニトリル等が挙げられる。
これらのうち、粘着剤Aは、主モノマーとしては2−エチルへキシルエステル、その重合体のガラス転移温度が−70〜−20℃であり、さらに分子量が50万以上、好ましくは100万以上であるエマルジョン系粘着剤が好ましい。粘着剤Bは、主モノマーとしてはブチルエステル、その重合体のガラス転移温度が−50〜−10℃、さらに分子量が50万以上、好ましくは100万以上であるエマルジョン系粘着剤と硬化剤を反応させ、架橋した粘着剤が好ましい。
粘着性付与剤は、軟化点、各成分との相溶性等を考慮して選択することができ、例えば、テルペン樹脂、ロジン樹脂、水添ロジン樹脂、クマロン・インデン樹脂、スチレン系樹脂、脂肪族系石油樹脂、脂環族系石油樹脂、テルペン−フェノール樹脂、キシレン系樹脂、その他脂肪族炭化水素樹脂又は芳香族炭化水素樹脂等が挙げられる。好適には粘着付与剤の軟化点は65〜130℃が好ましく、特に好適には軟化点65〜130℃の石油樹脂の脂環族飽和炭化水素樹脂、軟化点80〜130℃のポリテルペン樹脂、軟化点80〜130℃の水添ロジンのグリセリンエステル等が好ましい。
前記アクリル系粘着剤に用いられる硬化剤としては、例えば、イソシアネート系硬化剤、エポキシ系硬化剤、アミン系硬化剤等が挙げられる。これらは単独で用いてもよく、二種類以上を混合して用いてもよい。
前記イソシアネート系硬化剤の具体例としては、2,4−トリレンジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネート、1,3−キシリレンジイソシアネート、1,4−キシレンジイソシアネート、ジフェニルメタンー4,4’−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−2,4’−ジイソシアネート、3−メチルジフェニルメタンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンー2,4’−ジイソシアネート、リジンイソシアネート等の多価イソシアネート化合物が挙げられる。
本発明に係る粘着フィルムにおいて、前記基材層1に前記粘着層A、Bを形成する手段は特に限定されず、例えば、粘着剤、粘着付与剤及び老化防止剤等からなる粘着剤溶液を前記基材層1の片面に塗布して乾燥する手段や、前記粘着剤溶液を予めセパレータの片面に塗布して乾燥させておき、基材層1と貼り合わせる方法等が挙げられる。
本発明に係る粘着フィルムの粘着層A、Bの厚さは、粘着性や取扱性を損なわない範囲で適宜設定することができるが、5〜100μm、好適には10〜40μmとするのが好ましい。
本発明に係る粘着フィルムは、少なくとも粘着層A、Bの片側表面にセパレータ層4を設けるのが好適である。
本発明に係る粘着フィルムの粘着層A、Bに添加しうる界面活性剤の種類は特に限定されないが、通常の陰イオン型界面活性剤、陽イオン型界面活性剤、非イオン型界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤、フッ素系界面活性剤、反応性界面活性剤など各種のものが使用できる。これら界面活性剤は、単独のみならず、複数のものを併用してもよい。
これら界面活性剤の中でも、エマルジョン粘着剤と酸塩基反応を起こさない陰イオン型界面活性剤、及び非イオン型界面活性剤が好ましい。陽イオン型界面活性剤は設備の金属部分を腐食させる可能性があることから、好ましくはない。陰イオン型界面活性剤としては、脂肪酸型、アルキルベンゼン型、硫酸エステル型、高級アルコール型等があり、例えば、高級脂肪酸ナトリウム、アルキルスルホン酸ナトリウム、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム等がある。
また、粘着剤を高温で乾燥される場合や粘着フィルム使用環境が高温の場合は、高温で分解しにくい非イオン型界面活性剤を使用することが好ましい。非イオン型界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシルエチレン誘導体、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオレイン酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルアミン、アルキルアルカノールアミド、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル等がある。
界面活性剤の添加量は、前記粘着剤100質量部に対し、0.1〜20質量部、好ましくは0.5〜10質量部である。界面活性剤の添加量が0.1質量部未満ではハンドレール、及びガイドロールに付着しているゴミ等に対し、十分な洗浄効果が得られない場合がある。一方、界面活性剤が20質量部を超えると、粘着剤に可塑化効果を与えてしまい、粘着フィルムを剥がす際、ハンドレールの糊残りが生じる場合がある。
本発明の粘着フィルムをコンベアハンドレールに貼着する方法は、特に限定されず、例えば、粘着層A表面に設けられたセパレータ層4を剥がしながらゴムロール、スキージー等でハンドレールに圧着する簡易貼付治具等を使用することにより貼着することができる。また、粘着フィルムは、使用前に粘着層B表面に設けられたセパレータ層4を剥がし、使用する。
次に、ハンドレールへの粘着フィルム貼着完了後の清掃手順を説明する。
粘着フィルムのハンドレール貼着幅、及び長さは、ハンドレールの大きさにもよるが、ハンドレール表面を覆うことが出来る程度で、好ましくは60〜150mm程度、又長さは、好ましくは20〜40m、短い場合は1〜5mのものとなる。このような幅、及び長さの粘着フィルムをハンドレール表面に貼着した後、粘着フィルム貼着部分が2〜5周するようコンベアを起動させ、粘着フィルムがコンベア内部で止まらない位置で停止させる。粘着フィルムがコンベア内部で停止した状態でコンベアを再起動すると、粘着フィルムがコンベア内部で剥れる恐れがあり、コンベアの異常発生の原因になる恐れがある。上記手順後、ハンドレール表面から粘着フィルムを剥がし、清掃を完了する。上記手順1回でゴミが取りきれない場合は、上記手順を2〜3回繰り返し行う。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、実施に用いる粘着フィルムを示す断面図である。
図1において、粘着フィルムは、基材層1の片面に粘着層Aと逆面に粘着層Bを有し、粘着層B、もしくは粘着層A、及び粘着層Bの基材層1側の逆面にセパレータ4を有したものからなる。
表1において、「糊残り」とは、23±2℃、65±5%RHの条件下で、SUS板に厚さ1mmのクロロスルホン化ゴムシートを、両面テープを介して貼着し被着体とし、このクロロスルホン化ゴムシートに幅25mm、長さ100mmの粘着フィルムの粘着層Aを貼着した。貼着は、粘着フィルムの上を重さ2kgのゴムローラーで1往復させることによって行った。貼着してから20分経過後に、粘着フィルムの一端を180度方向に速度300mm/分で被着体から剥離させたときの被着体への糊残りとした。粘着フィルムの貼着面積である2500mmを100%とし、次の評価基準で評価した。
良:糊残り部分が目視で10%未満のもの
不良:糊残り部分が目視で10%以上のあるもの
表1において、「浮き」とは、23±2℃、65±5%RHの条件下で、SUS板に厚さ1mmのクロロスルホン化ゴムシートを、両面テープを介して貼着し被着体とし、このクロロスルホン化ゴムシートに25mm幅の粘着フィルムの粘着層Aを貼着した。さらに、逆面の粘着層Bにも厚さ1mmのクロロスルホン化ゴムシートを貼着した。貼着は、粘着層Bに貼着したクロロスルホン化ゴムシートの上を重さ2kgのゴムローラーで1往復させることによって行った。貼着してから20分経過後に、粘着層Bに貼着したクロロスルホン化ゴムシートの一端を180度方向に速度300mm/分で粘着層Bから剥離させたときの剥離位置を、次の評価基準で評価した。
良:剥離位置が、粘着層Bに貼着したクロロスルホン化ゴムシートと粘着層Bの界面の場合のもの
不良:剥離位置が、粘着層Aに貼着したクロロスルホン化ゴムシートと粘着層Aの界面の場合のもの
表1において、「ゴミ吸着性」とは、粘着フィルムの粘着層Bの上に、厚さ150μmのセルロース系繊維不織布を置き、この不織布の上から重さ2kgのゴムローラーで20往復させる。20往復中に粘着フィルムの粘着層Bからセルロース系繊維不織布が浮く状態を目視で判定し、次の評価基準で評価した。
良:セルロース系繊維不織布が浮かないもの
不良:セルロース系繊維不織布が浮くもの
表1において、「柔軟性」とは25%圧縮硬さであり、基材をカッターで5cm×5cmに切り抜き、厚さ25mm以上になるように重ねる。測定方法は平面版にサンプルを置き、初めの厚さの25%だけ10mm/分の速度で圧縮して停止し、20秒後の荷重を量り下記式(5)により計算したものをいう。装置はJIS K6767(1999年)付属書1(規定)の中の3.2装置、付属書1図2 圧縮硬さ試験機の一例に順ずる試験機を使用し、次の評価基準で評価した。
良:25%圧縮硬さが20〜300kPaのもの
不良:25%圧縮硬さが20kPaより低く、300kPaより大きいもの
式(5)…25%圧縮硬さ(kPa)=X(N)/25(cm)/10
上記式(5)中Xは25%圧縮し、20秒後の荷重(単位:N)である。
表1において、「引張り強度」とは、JIS K 6767に準じて測定し、次の評価基準で評価した。
良:引張り強度が100kPa以上のもの
不良:引張り強度が100kPaより低いもの
<実施例1>
ポリプロピレンとポリエチレンの混合発泡基材(東レ社製、15015−AP67、ポリプロピレン含量80%)に、
(a)前記基材層1の片面に、粘着層Aをあらかじめ乾燥後の厚みが20μmとなるようにアクリル水系粘着剤(日本触媒社製:SKE−4851、主成分:2−エチルへキシルアクリレート、ガラス転移温度−30℃)、及びエポキシ系架橋剤(三菱ガス化学工業社製:TETRAD−C)を塗布して、乾燥した紙セパレータ100μm(住化加工紙社製、SLB−50BD)を貼り合せる工程、
(b)粘着層Aを貼り合わせた基材層1の逆面に、粘着層Bをあらかじめ乾燥後の厚みが20μmとなるようにアクリル水系粘着剤(昭和高分子社製:SE−4500、主成分:ブチルアクリレート、ガラス転移温度−25℃)、及びエポキシ系架橋剤(三菱ガス化学社製:TETRAD−C)を塗布して、乾燥した紙セパレータ100μm(住化加工紙社製、SLB−50BD)を貼り合せ、粘着フィルムを得た。
<実施例2、3>
粘着層A、及び粘着層Bの粘着力を変更した以外は、実施例1と同様な構成とした。全ての特性値が良好と評価され、目的とする粘着フィルムが得られた。なお、粘着力の変更は、粘着剤と架橋剤の割合を変えることで行った。
<実施例4、5>
基材層を変更した以外は、実施例3と同様な構成とした。全ての特性値が良好と評価され、目的とする粘着フィルムが得られた。なお、基材の変更は、発泡倍率を変えることで行った。
<実施例6>
実施例1の粘着層Aの粘着力を12N/10mmに変更した実施例6では、浮きが発生しなかった。しかし、粘着力が強すぎるため、糊残りが発生した。
<実施例7>
実施例1の粘着層Bの粘着力を0.01N/10mmに変更した実施例7では浮きが発生しなかった。しかし、粘着力が低すぎるため、ゴミ吸着性が悪化した。
<実施例8>
実施例1の基材の柔軟性を10kPa、引張り強度を50kPaに変更した実施例8では浮きが発生しなかった。しかし、ロールの間を通過する際、穴が開き、さらに、剥がす際、粘着フィルムが切れた。
<実施例9>
実施例1の基材の柔軟性を350kPa、引張り強度を3200kPaに変更した実施例9では、浮きが発生しなかった。しかし、粘着フィルムが硬すぎ、ハンドレールの湾曲部からテープの浮きが発生。さらに、ロールの間に引っ掛りスムーズに粘着フィルムが通過できなかった。
<実施例10>
実施例1の基材の引張り強度を70kPaに変更した実施例10では、浮きが発生しなかった。しかし、ハンドレールから粘着フィルムを剥がす際、テープ切れが発生し、綺麗に剥がせなかった。
<比較例1〜3>
実施例1の粘着層Aを粘着層Bに使用した粘着剤に変更した比較例1〜3では、粘着層Aの粘着力が粘着層Bの粘着力より低いため、浮きが発生した。
Figure 2011093619
表1から明らかなように、本発明の粘着フィルムは浮きが発生しないので、コンベアハンドレールに本発明の粘着フィルムを貼着させることで、ハンドレール、及びガイドロールの清掃を確実に行うことができる。
1・・・基材層
A・・・粘着層
B・・・粘着層
4・・・セパレータ

Claims (7)

  1. 基材層(1)と、該基材層(1)の一方の面に積層された粘着層(A)と、該基材層(1)の他方の面に積層された粘着層(B)とからなり、粘着層(A)の粘着力と、粘着層(B)の粘着力、とが下記式(1)、
    粘着層(A)の粘着力 > 粘着層(B)の粘着力 (1)
    で示され、
    前記基材層(1)が、樹脂組成物を発泡させた発泡体からなり、
    前記粘着層(A)がコンベアハンドレール表面に貼着される粘着フィルム。
  2. 前記基材層(1)が、25%圧縮硬さを20〜300kPa、引張り強度を100kPa以上であることを特徴とする請求項1記載の粘着フィルム。
  3. 前記基材層(1)の厚さが、20μm以上2000μm以下であることを特徴とする請求項1又は請求項2いずれか1項記載の粘着フィルム。
  4. 前記粘着層(A)の粘着力と、前記粘着層(B)の粘着力、とが下記式(2)である請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の粘着フィルム。
    10N/10mm ≧ 粘着層(A)の粘着力
    粘着層(B)の粘着力 ≧ 0.1N/10mm (2)
  5. 前記粘着層(A)と粘着層(B)との粘着剤がアクリル系粘着剤である請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の粘着フィルム。
  6. 前記粘着層(A)、(B)に界面活性剤が含有される請求項1乃至請求項5のいずれか1項記載の粘着フィルム。
  7. 前記粘着フィルムがコンベアのハンドレール、及びハンドレールのガイドロール清掃用ゴミ取り両面粘着フィルムであることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項記載の粘着フィルム。






JP2009246248A 2009-10-27 2009-10-27 粘着フィルム Active JP5582562B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009246248A JP5582562B2 (ja) 2009-10-27 2009-10-27 粘着フィルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009246248A JP5582562B2 (ja) 2009-10-27 2009-10-27 粘着フィルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011093619A true JP2011093619A (ja) 2011-05-12
JP5582562B2 JP5582562B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=44111005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009246248A Active JP5582562B2 (ja) 2009-10-27 2009-10-27 粘着フィルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5582562B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013053179A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Sekisui Chem Co Ltd 架橋ポリオレフィン樹脂発泡シート、粘着テープ及びシール材
WO2013176031A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 Dic株式会社 粘着テープ
WO2013191106A1 (ja) * 2012-06-21 2013-12-27 Dic株式会社 粘着テープ
WO2018116844A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 Dic株式会社 粘着テープ
US10316221B2 (en) 2012-03-22 2019-06-11 Dic Corporation Adhesive tape
US10557061B2 (en) 2011-12-26 2020-02-11 Dic Corporation Adhesive tape
CN111742022A (zh) * 2018-02-28 2020-10-02 综研化学株式会社 双面粘合片及其用途

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61267682A (ja) * 1985-05-21 1986-11-27 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 移動手摺案内ローラ清掃具
JPS61267681A (ja) * 1985-05-21 1986-11-27 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 移動手摺案内ローラ清掃装置
JPS6221692A (ja) * 1985-07-19 1987-01-30 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 案内ロ−ラの清掃方法
JPS62116075U (ja) * 1986-01-13 1987-07-23
JPH07157730A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Kyodo Giken Kagaku Kk 粘着テープ及びその製造方法
JP3059439U (ja) * 1998-11-30 1999-07-09 株式会社サトー 粘着テープ付装飾具
JP3076693U (ja) * 2000-09-29 2001-04-13 信次 供田 シート状吸着体
JP2006137894A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Etsuko Hidaka 柔軟な粘着性紙
JP2008074935A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Umehara:Kk 卓球ラケットのラバー貼着用両面粘着シート
WO2009104716A1 (ja) * 2008-02-22 2009-08-27 有限会社ビステック エスカレータ用ガイドローラの清掃用フィルム

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61267682A (ja) * 1985-05-21 1986-11-27 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 移動手摺案内ローラ清掃具
JPS61267681A (ja) * 1985-05-21 1986-11-27 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 移動手摺案内ローラ清掃装置
JPS6221692A (ja) * 1985-07-19 1987-01-30 日立エレベ−タサ−ビス株式会社 案内ロ−ラの清掃方法
JPS62116075U (ja) * 1986-01-13 1987-07-23
JPH07157730A (ja) * 1993-12-03 1995-06-20 Kyodo Giken Kagaku Kk 粘着テープ及びその製造方法
JP3059439U (ja) * 1998-11-30 1999-07-09 株式会社サトー 粘着テープ付装飾具
JP3076693U (ja) * 2000-09-29 2001-04-13 信次 供田 シート状吸着体
JP2006137894A (ja) * 2004-11-15 2006-06-01 Etsuko Hidaka 柔軟な粘着性紙
JP2008074935A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Umehara:Kk 卓球ラケットのラバー貼着用両面粘着シート
WO2009104716A1 (ja) * 2008-02-22 2009-08-27 有限会社ビステック エスカレータ用ガイドローラの清掃用フィルム
JP2009196787A (ja) * 2008-02-22 2009-09-03 Bisutekku:Kk エスカレータ用ガイドローラの清掃用フィルム

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013053179A (ja) * 2011-08-31 2013-03-21 Sekisui Chem Co Ltd 架橋ポリオレフィン樹脂発泡シート、粘着テープ及びシール材
US10557061B2 (en) 2011-12-26 2020-02-11 Dic Corporation Adhesive tape
US10316221B2 (en) 2012-03-22 2019-06-11 Dic Corporation Adhesive tape
WO2013176031A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 Dic株式会社 粘着テープ
JP5517015B1 (ja) * 2012-05-21 2014-06-11 Dic株式会社 粘着テープ
KR20140133893A (ko) * 2012-05-21 2014-11-20 디아이씨 가부시끼가이샤 점착 테이프
TWI468485B (zh) * 2012-05-21 2015-01-11 Dainippon Ink & Chemicals 黏膠帶
CN104321398A (zh) * 2012-05-21 2015-01-28 Dic株式会社 粘合带
KR101632136B1 (ko) * 2012-05-21 2016-06-20 디아이씨 가부시끼가이샤 점착 테이프
JP5510763B1 (ja) * 2012-06-21 2014-06-04 Dic株式会社 粘着テープ
WO2013191106A1 (ja) * 2012-06-21 2013-12-27 Dic株式会社 粘着テープ
WO2018116844A1 (ja) * 2016-12-22 2018-06-28 Dic株式会社 粘着テープ
JPWO2018116844A1 (ja) * 2016-12-22 2019-10-24 Dic株式会社 粘着テープ
CN111742022A (zh) * 2018-02-28 2020-10-02 综研化学株式会社 双面粘合片及其用途
CN111742022B (zh) * 2018-02-28 2022-04-12 综研化学株式会社 双面粘合片及其用途

Also Published As

Publication number Publication date
JP5582562B2 (ja) 2014-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5582562B2 (ja) 粘着フィルム
US10040975B2 (en) Pressure-sensitive adhesive strip for moisture-insensitive peelable adhesive bonds
JP4647913B2 (ja) 接着性発泡物品
JP2018095884A (ja) 感圧性接着剤フォーム及びそれからなる物品
US20190002737A1 (en) Film backings for peel release mounting
JP6574598B2 (ja) 感圧接着シート
KR20050062451A (ko) 가열박리형 점착 시이트
JP2009144068A (ja) 延伸剥離テープ
KR20160148608A (ko) 적층 시트
WO2018221336A1 (ja) 粘着シート
JP2018065282A (ja) セパレーター
JP5567490B2 (ja) コンベアハンドレール貼着フィルム
WO2014148297A1 (ja) 発泡積層体
JP2006028726A (ja) テープ基布、それを用いた粘着テープ、及びマスカー
WO2014148299A1 (ja) 発泡積層体
JP5887266B2 (ja) コンベアハンドレール貼着フィルム、コンベアハンドレール及びハンドレールのガイドロール清掃方法
JPH10316944A (ja) 粘着テープまたはシート
JP2003056167A (ja) 吸着性床材及びその製造方法
JP2007254662A (ja) 粘着シート用下塗剤組成物並びにそれを用いた粘着シート
US20060105165A1 (en) Pressure-sensitive adhesive sheet for removing solvent-containing substance
JP2002338919A (ja) 再剥離可能な両面粘着テープ巻状体
JP2009192749A (ja) ラベル用粘着シート、ラベルおよびラベル用粘着シートの製造方法
JP2006224452A (ja) 耐ブロッキング性に優れたクリーニングシートおよびこれを用いたクリーニング方法
JPH09316402A (ja) 粘着テープ
JPH10152659A (ja) 再剥離性粘着シート

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120927

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140708

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140710

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5582562

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250