JP2006028726A - テープ基布、それを用いた粘着テープ、及びマスカー - Google Patents
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Abstract
曲面や粗面、凹凸面への追従性が良く、耐水性に優れた、施工後剥がす際にテープ破断が少なくかつ手切れ性の良好なテープ基布、それを用いた粘着テープ、及びマスカーを提供する。
【解決手段】 熱可塑性樹脂からなる繊維が一方向に配列されかつ延伸された延伸一方向配列繊維を、縦繊維層および横繊維層として、繊維の配列方向が直交するように積層してなる直交積層不織布に、ガラス転移温度が20℃以下である樹脂の水性分散体を含浸し、乾燥後の含浸量が直交積層不織布1m2当たりの質量を100とした場合、20〜200の範囲にあるテープ基布、及びテープ基布を使用し、前記テープ基布の片面に粘着剤を塗布し、反対面に離型剤を塗布したことを特徴とする粘着テープ及び当該粘着テープを用いたマスカー。
Description
しかしながら、このように追従性を重視した紙基材の粘着テープは、強度が不十分となり、施工後剥がす際にテープ破断しやすいという欠点を有している。このため、含浸剤や背面処理剤等での改善も試みられているが十分ではなく、またこの他耐水性、耐溶剤性の面でも問題が多い。
また、粘着テープのうち、塗装マスキングテープや養生用テープには、主としてレーヨンスフや綿からなる紡績糸による織物に樹脂を含浸したりポリオレフィンシートを貼り合わせた基材に粘着加工した布テープが広く使用されている。また、熱可塑性樹脂からなるフラットヤーンクロスの少なくとも片面に粘着剤層を形成するとともに、それらの間に、両者の一体性を保持すべくポリエチレンベースの被着層を介在させたことを特徴とする粘着テープが開示されている。(特許文献1参照)
また、熱可塑性樹脂からなる縦方向延伸繊維層と横方向延伸繊維層の積層体を熱可塑性樹脂で拘束した粘着テープが開示されている。(特許文献2参照)しかしながら、このような粘着テープはポリエチレン等の熱可塑性樹脂で繊維を完全に拘束しているため、前記の布テープやフラットヤーンクロステープと同様にテープ基材の柔軟性が損なわれ、曲面や粗面、凹凸面に対する追従性、接着性に問題があるため、平滑な被着体には使用可能であるが、曲面や粗面、凹凸面に対する追従性、接着性が要求される建築塗装用マスキングテープ、シーリング用マスキングテープ、養生用テープとしての使用では問題がある。さらに、このように繊維を完全に拘束すれば横方向への手切れ性は良くなるものの、同時に縦方向へも裂け易くなるためテープとしては致命的な問題であり、特に養生用テープで一般に使用されている 50mm幅のテープでは、手で切る際や使用後被着体から剥がす際に縦裂けの問題が顕著に現れる。
すなわち、直交積層不織布を、ガラス転移温度が20℃以下の柔軟な樹脂の水性分散体を適量含浸してテープ基布にしたり、さらに、テープ基布をエンボス加工により部分的に熱融着することにより縦繊維層および横繊維層の接着力を調整したりできること、及び、片面に粘着剤を塗布し、反対面に離型剤を塗布したことにより、曲面や粗面、凹凸面への追従性、耐水性、施工後剥がす際のテープ破断が少ない性能、手切れ性の向上を図ることができることが判明し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、熱可塑性樹脂からなる繊維が一方向に配列されかつ延伸された延伸一方向配列繊維を、縦繊維層および横繊維層として、繊維の配列方向が直交するように積層してなる直交積層不織布に、ガラス転移温度が20℃以下である樹脂の水性分散体を含浸し、乾燥後の含浸量が直交積層不織布1m2当たりの質量を100とした場合、20〜200の範囲にあるテープ基布である。
また、本発明のテープ基布は、直交積層不織布の縦繊維層の坪量が10g/m2〜30g/m2であり、横繊維層の坪量が15g/m2〜40g/m2であることを特徴とすることができる。
さらに、本発明のテープ基布は、直交積層不織布の縦繊維層の繊維径が、横繊維層の繊維径を1とした場合、0.2〜1.0の範囲にあることを特徴とすることができる。
また、本発明のテープ基布は、直交積層不織布の縦繊維層と横繊維層に使用する樹脂の融点が異なり、縦繊維層に使用する樹脂の融点が横繊維層に使用する樹脂の融点より20℃〜80℃低いことを特徴とすることができる。
さらにまた、本発明のテープ基布は、直交積層不織布の縦繊維層と横繊維層がエンボス加工により部分的に熱融着されて拘束されており、部分的にエンボス加工により熱融着した後の非融着部分の面積が50%〜95%であることを特徴とすることができる。
さらに本発明では、マスキングテープ及び養生テープのKES(Kawabata Evaluation System)測定による繊維流れ方向の表裏両サイドへの曲げ硬さの平均値が0.3mN・cm2/cm〜3mN・cm2/cmであり、繊維流れ方向と直交する方向の表裏両サイドへの曲げ硬さの平均値が0.5mN・cm2/cm〜6mN・cm2/cmの範囲になるように不織布の目付け量、含浸剤種類、含浸剤量を調整したことを特徴とする粘着テープとすることができる。
本発明のテープ基布に適した熱可塑性樹脂としては、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、レーヨン、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリアクリル酸エステルから撰ばれる1種類または2種類以上であり、粘着剤がゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン粘着剤から選ばれる1種であることができる。
また、本発明の粘着テープを用いて、養生シートの固定用として好適に使用される養生テープとし、粘着テープの粘着面の長尺方向片側側縁を養生シート材の側縁に沿って貼着して、全体をロール状に巻回してなるマスカーとすることができる。
本発明のテープ基布の、直交積層不織布の縦繊維層の坪量が10g/m2〜30g/m2であり、横繊維層の坪量が15g/m2〜40g/m2であることが望ましく、特に縦繊維層坪量/横繊維層坪量の比が0.3〜1.5になるような範囲にあることが好ましい。縦繊維の坪量が10g/m2未満だとテープ強度が不足し、テープ使用後に被着体から剥離する際に紙切れが発生する。縦繊維坪量が30g/m2を超えると縦繊維の強度が強すぎ手切れ性が不良になる。 横繊維の坪量が15g/m2未満だと手切れ性が不良となり、40g/m2を超えると、直交積層不織布の総厚が厚くなることにより粗面追従性が低下する。縦繊維層/横繊維層の坪量の比が 0.3未満だと強度が不足しテープ使用後に被着体から剥がす際、テープが破断しやすくなる。また、比が1.5を超えると手切れ性が不良になる。
このような水性分散体として用いることができる樹脂としては特に制限はないが、例えば、天然ゴムの他、アクリルゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソブチレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合ゴム、スチレン−イソプレン共重合ゴム、スチレン−イソプレン−スチレン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン−イソプレン共重合ゴム、ブタジエン−(メタ)アクリル酸共重合ゴム、ブタジエン−(メタ)アクリル酸エステル共重合ゴム、(メタ)アクリル酸グラフト天然ゴム、(メタ)アクリル酸エステルグラフト天然ゴム、スチレングラフト天然ゴム、アクリロニトリルグラフト天然ゴム、合成イソプレンゴム、エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合ゴム、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合ゴム、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合ゴム、エチレン−アクリロニトリル共重合ゴム、ポリエーテルウレタンゴム、ポリエステルウレタンゴム、シリコーンゴムなどの合成ゴム(合成エラストマー)や、セラック、ポリビニルアルコ−ル、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル共重合体などの樹脂、(メタ)アクリル酸、(メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリロニトリル、ヒドロキシ(メタ)アクリレート、酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレン、N−アルキロール基やN−アルコキシアルキル基を有するモノマーよりなる群から選ばれた少なくとも2種以上の共重合樹脂などが挙げられる。
本発明の粘着テープを製造するに際して、テープ基布に適用できるゴム系粘着剤としては、従来から知られているゴム系粘着剤なら、どの様なものでも良く、天然ゴム、ブチルゴム、ブタジエンゴム、イソブチレンゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合ゴム、スチレン−イソプレン共重合ゴム、スチレン−イソプレン−スチレン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、アクリロニトリル−ブタジエン−イソプレン共重合ゴム、メタクリル酸メチルグラフト天然ゴム、スチレングラフト天然ゴム、アクリロニトリルグラフト天然ゴム、合成イソプレンゴム、エチレン−プロピレン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−ジエン共重合ゴム、エチレン−酢酸ビニル共重合ゴム、エチレン−アクリル酸エステル共重合ゴム、エチレン−アクリトニトリル共重合ゴム、ブタジエン−(メタ)アクリル酸エステル共重合ゴム、ポリエーテルウレタンゴム、ポリエステルウレタンゴム、液状イソプレンゴム、液状ブタジエン、液状スチレン−ブタジエン共重合ゴム、液状アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム、液状オキシプロピレンゴムなどを挙げることが出来る。
本発明で用いるアクリル系粘着剤の例を挙げれば、(A)アルキル基の炭素数が4〜12のアクリル酸アルキルエステル及び/又はアルキル基の炭素数が4〜18のメタクリル酸アルキルエステル85〜98.9質量%、(B)α,β一不飽和カルボン酸0.1〜5質量%から成るモノマー混合物か、あるいは該モノマー混合物100質量部に対し40質量部を超えない量のこれら成分と共重合可能なモノマーを配合して成るモノマー混合物を重合して得られるポリマーを等が挙げられる。
シリコーン系粘着剤としては、例えば一分子中に平均して1個以上のケイ素原子結合アルケニル基を有する生ゴム状のジオルガノポリシロキサンであるシリコーン系の粘着剤等が挙げられる。
KES(Kawabata
Evaluation System)測定による繊維流れ方向の表裏両サイドへの曲げ硬さの平均値が0.3mN・cm2/cmに満たない場合、テープが柔軟になり過ぎ、施工する際にテープがよれて施工し難くなり、3mN・cm2/cmを超える場合追従性が不十分となる。
KES(Kawabata
Evaluation System)測定による繊維流れ方向と直交する方向の表裏両サイドへの曲げ硬さの平均値が0.5mN・cm2/cmに満たない場合、テープの腰が不足し、施工する際にテープがよれて施工し難くなり、6.0mN・cm2/cmを超える場合追従性が不十分となる。
通常、繊維流れ方向とテープの長さ方向を一致させ、繊維流れ方向と直交する方向とテープの幅方向を一致させている。
なお、テープ基材の表裏両サイドへの曲げ硬さの測定に使用した計測機器は、
カトーテック株式会社 KES−FB2 純曲げ試験機であり、測定条件は、温度20℃、湿度65%で行った。
KES測定とは川端李雄筆、繊維機械学会(繊維工学)、vol.26、No.10、P721〜P728(1973)に記載されているように、風合い計測のために設計された布試験システムKES−FBシリーズ(Kawabata Evaluation System for
fabrics)の一部で布の曲げ特性を測定するものである。この曲げ特性測定機KES−FB2(カトーテック社製)は、試料全体を一定曲率で円弧状に曲げ、その曲率を等速で変化させることができ、それに伴う微少な曲げモーメントを検出し、曲げモーメントと曲率の関係を測定することができる。なお、最大曲率はK=±2.5cm-1、クランプ間隔(試料長)=1cm、曲げ変形速度は0.5cm-1/secである。
曲げかたさは、曲率K(cm-1)の増加に対する曲げモーメントM(g・cm/cm、単位長さ当りの値)の増分でM−K曲線の傾斜を示す。かかる曲げかたさは、K=0.5と1.5の間、および、K=−0.5と−1.5の間の2ヶ所で測定し、それぞれ表曲げ(表面が外側となるような曲げ)と裏曲げ(裏面が外側となるような曲げ)の勾配の平均値とする。
(テープ基布の作成)
縦繊維の目付け量が20g/m2、横繊維の目付け量が20g/m2であり、縦繊維に使用するポリエステル樹脂の融点が220℃、横繊維に使用するポリエステル樹脂の融点が260℃であり、縦繊維の繊維径が5μm、横繊維の繊維径が10μmであり、エンボスにより融着されていない部分の面積が全体の85%である新日石プラスト(株)製経緯直交ポリエステル不織布「ミライフTLFY2020E」にガラス転移温度−17℃の日本カーバイド工業(株)社製水系アクリル樹脂「ニカゾールFA−2555A」を乾燥後の含浸量が25g/m2になるように含浸することにより基布aを得た。
(粘着剤の調整)
トルエン83gに素練りによりムーニー粘度を60に調整した天然ゴム10gを溶解した後、YSレジンPX1000(ヤスハラケミカル社製)を5g、ダイマロン(ヤスハラケミカル社製)を2g、老化防止剤アンテージW−400(川口化学工業社製)を0.1g添加し、十分溶解させ固形分17%、23℃の粘度が9800mPa・sの粘着剤aを得た。
(基布への塗布)
粘着剤aを乾燥後の塗膜の塗布厚が50μmになるように前記の基布aの縦繊維を積層した面に塗布し、横繊維を積層した面にセラック樹脂を乾燥後の塗布量が5gになるように塗布し、更にその上に一方社油脂(株)製ピーロイル1010を乾燥後の塗布量が0.2gになるように塗布し、粘着シートを得た。
この粘着シートを、幅方向15mm×流れ方向300mm及び幅方向50mm×流れ方向300mmの矩形状に切断して、試験片を作製した。
(1)粗面追従性1(貼り付け時):試験片には、幅15mm、長さ300mmのものを用い、また被着体にはリシン塗装面を使用し、温度23℃、湿度50%R.Hの条件下で被着体に完全に追従させるように貼り付けた時の貼り付け易さ(追従し易さ)を測定者が判断し、次の基準で判定した。
〇:良い
△:普通
×:悪い
(2)粗面追従性2(貼り付け後経時):(1)で貼り付け後、1時間経過後の試験片の被着体に対する追従状態を観察し、次の基準で評価した。
○:貼り付け直後から殆ど変化がなく、被着体に追従している。
△:一部で凹み部から試験片が浮き上がっている。
×:凹み部に追従していた試験片が大部分浮き上がって、凸部にのみ接着している。
(2)手切れ性:試験片には、幅50mm、長さ300mmのものを用い、試験片の基布流れ方向と直交する方向に手で裂いた時の裂き易さを測定者が判断し、次の基準で判定した。
〇:良い
△:普通
×:悪い
縦繊維の目付け量が20g/m2、横繊維の目付け量が20g/m2であり、縦繊維に使用するポリエステル樹脂の融点が220℃、横繊維に使用するポリエステル樹脂の融点が260℃であり、縦繊維の繊維径が10μm、横繊維の繊維径が10μmであり、非エンボス融着部分が全体の85%である新日石プラスト(株)製経緯直交ポリエステル不織布「ミライフTLY2020E」にガラス転移温度−17℃の日本カーバイド工業(株)社製水系アクリル樹脂「ニカゾールFA−2555A」を乾燥後の含浸量が20g/m2になるように含浸することにより基布bを得た。
(粘着剤の調整)
実施例1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布)
実施例1と同様にして基布bに塗布し試験片を作成した。
実施例1の基布の調整で含浸剤をガラス転移温度が−44℃の日本カーバイド工業(株)製「ニカゾールFX−563A」にし、乾燥後の含浸量が30g/m2になるように含浸処理した以外は実施例1と同様にして基布cを得た。
(粘着剤の調整)
実施例1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布)
実施例1と同様にして基布cに塗布し試験片を作成した。
(粘着剤の調整)
実施例1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布)
実施例1と同様にして基布dに塗布し試験片を作成した。
縦繊維の目付け量が15g/m2、横繊維の目付け量が15g/m2であり、縦繊維に使用するポリエステル樹脂の融点が220℃、横繊維に使用するポリエステル樹脂の融点が260℃であり、縦繊維の繊維径が10μm、横繊維の繊維径が10μmであり、エンボスで融着処理を行っていない新日石プラスト(株)製経緯直交ポリエステル不織布「ミライフTLY1515LT」に、ガラス転移温度−17℃の日本カーバイド工業(株)社製水系アクリル樹脂「ニカゾールFA−2555A」とガラス転移温度が−18℃の日本ゼオン(株)製スチレン−ブタジエン共重合体エマルション「Nipol2570X5」を固形分比で50/50になるように混合した含浸剤を乾燥後の含浸量が30g/m2になるように含浸し、さらに、横繊維側に上記「ニカゾールFA−2555A」を乾燥後の塗布量が5g/m2になるように塗布することにより基布eを得た。
(粘着剤の調整)
実施例1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布)
実施例1と同様にして基布eに塗布し試験片を作成した。
縦繊維の目付け量が15g/m2、横繊維の目付け量が15g/m2であり、縦繊維に使用するポリエステル樹脂の融点が220℃、横繊維に使用するポリエステル樹脂の融点が260℃であり、縦繊維の繊維径が10μm、横繊維の繊維径が10μmであり、エンボスで融着処理を行っていない新日石プラスト(株)製経緯直交ポリエステル不織布「ミライフTLY1515LT」に、ガラス転移温度−17℃の日本カーバイド工業(株)社製水系アクリル樹脂「ニカゾールFA−2555A」を乾燥後の含浸量が35g/m2になるように含浸し、さらに、横繊維側に上記「ニカゾールFA−2555A」を乾燥後の塗布量が10g/m2になるように塗布することにより基布fを得た。
(粘着剤の調整)
実施例1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布)
実施例1と同様にして基布fに塗布し試験片を作成した。
[比較例―1]
新日石プラスト社製ミライフTY1010E(縦繊維層の目付け量10g/m2、横繊維層の目付け量10g/m2)の両面に、片面の坪量が20g/m2になるように低密度ポリエチレンをTダイで溶融押し出しして貼り合わせ、基布gを得た。
(粘着剤の調整例)
実施例―1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布例)
粘着剤aを乾燥後の塗布厚が50μmになるように基布gの縦繊維が積層されている面に塗布し、反対面に一方社油脂工業製「ピーロイル1010」を乾燥後の塗布量が0.2g/m2になるように塗布し、粘着シートを得た。
この粘着シートを、幅方向15mm×流れ方向300mm及び幅方向50mm×流れ方向300mmの矩形状に切断して、試験片を作製した。
[比較例−2]
縦繊維の目付け量が20g/m2、横繊維の目付け量が20g/m2である
新日石プラスト(株)製経緯直交ポリエステル不織布「ミライフTY2020E」にガラス転移温度33℃の日本カーバイド工業社製水系アクリル樹脂「ニカゾールFX−670」を乾燥後の含浸量が25g/m2になるように含浸することにより基布hを得た。
(粘着剤の調整例)
実施例―1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布例)
実施例1と同様にして基布hに塗布し試験片を作成した。
[比較例−3]
縦繊維の目付け量が15g/m2、横繊維の目付け量が15g/m2である
新日石プラスト(株)製経緯直交ポリエステル不織布「ミライフTY1515E」にガラス転移温度−17℃の日本カーバイド工業社製水系アクリル樹脂「ニカゾール2555A」を乾燥後の含浸量が70g/m2になるように含浸することにより基布iを得た。
(粘着剤の調整例)
実施例―1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布例)
実施例1と同様にして基布iに塗布し試験片を作成した。
[比較例−4]
実施例1で用いた新日石プラスト(株)製経緯直交ポリエステル不織布「ミライフTLFY2020E」の縦繊維径を25μm、横繊維径10μmに変更した経緯直交ポリエステル不織布にガラス転移温度−17℃の日本カーバイド工業社製水系アクリル樹脂「ニカゾール2555A」を乾燥後の含浸量が30g/m2になるように含浸することにより基布jを得た。
(粘着剤の調整例)
実施例―1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布例)
実施例1と同様にして基布jに塗布し試験片を作成した。
[比較例−5]
実施例2で用いた新日石プラスト(株)製経緯直交ポリエステル不織布「ミライフTLY2020E」のエンボス融着の密度を変更し、非エンボス融着部分が全体の40%になるように調整して作成した経緯直交ポリエステル不織布にガラス転移温度−17℃の日本カーバイド工業社製水系アクリル樹脂「ニカゾール2555A」を乾燥後の含浸量が30g/m2になるように含浸することにより基布kを得た。
(粘着剤の調整例)
実施例―1と同様にして粘着剤aを得た。
(基布への塗布例)
粘着剤aを乾燥後の塗布厚が50μmになるように基布kの縦繊維が積層されている面に塗布し、反対面に一方社油脂工業製「ピーロイル1010」を乾燥後の塗布量が0.2g/m2になるように塗布し、幅方向15mm×流れ方向300mm及び幅方向50mm×流れ方向300mmの矩形状に切断して、試験片を作製した。
[比較例−6]
実施例1〜4、比較例1〜6のテープ状試験片についてテストした結果を表1に示す。
2養生シート
Claims (9)
- 熱可塑性樹脂からなる繊維が一方向に配列されかつ延伸された延伸一方向配列繊維を、縦繊維層および横繊維層として、繊維の配列方向が直交するように積層してなる直交積層不織布に、ガラス転移温度が20℃以下である樹脂の水性分散体を含浸し、乾燥後の含浸量が直交積層不織布1m2当たりの質量を100とした場合、20〜200の範囲にあるテープ基布。
- 直交積層不織布の縦繊維層の坪量が10g/m2〜30g/m2であり、横繊維層の坪量が15g/m2〜40g/m2であることを特徴とする請求項1記載のテープ基布。
- 直交積層不織布の縦繊維層の繊維径が、横繊維層の繊維径を1とした場合、0.2〜1.0の範囲にあることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のテープ基布。
- 直交積層不織布の縦繊維層と横繊維層に使用する樹脂の融点が異なり、縦繊維層に使用する樹脂の融点が横繊維層に使用する樹脂の融点より20℃〜80℃低いことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかひとつに記載のテープ基布。
- 直交積層不織布の縦繊維層と横繊維層がエンボス加工により部分的に熱融着されて拘束されており、部分的にエンボス加工により熱融着した後の非融着部分の面積が50%〜95%であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかひとつに記載のテープ基布。
- 請求項1ないし請求項5のいずれかひとつに記載したテープ基布を使用し、前記テープ基布の片面に粘着剤を塗布し、反対面に離型剤を塗布したことを特徴とする粘着テープ。
- マスキングテープ及び養生テープのKES(Kawabata Evaluation System)測定による繊維流れ方向の表裏両サイドへの曲げ硬さの平均値が0.3mN・cm2/cm〜3mN・cm2/cmであり、繊維流れ方向と直交する方向の表裏両サイドへの曲げ硬さの平均値が0.5mN・cm2/cm〜6mN・cm2/cmの範囲になるように不織布の目付け量、含浸剤種類、含浸剤量を調整したことを特徴とする請求項6に記載の粘着テープ。
- 熱可塑性樹脂が、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、レーヨン、ポリビニルアルコール、ポリアミド、ポリアクリル酸エステルから撰ばれる1種類または2種類以上からなり、粘着剤がゴム系粘着剤、アクリル系粘着剤、シリコーン系粘着剤から選ばれる1種であることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の粘着テープ。
- 請求項6ないし請求項8のいずれかひとつに記載の粘着テープを、粘着テープの粘着面の長尺方向片側側縁を養生シート材の側縁に沿って貼着して、全体をロール状に巻回してなるマスカー。
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