JP2011083950A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを低減させる。
【解決手段】記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成するインクジェットヘッド2と、インクジェットヘッド2により画像が形成された記録媒体を、内部の乾燥した気体に晒して乾燥させる乾燥部4と、蒸発器51及び凝縮器52を有するヒートポンプ5と、乾燥部4から排出された気体を、蒸発器51及び凝縮器52へこの順に導いて通過させた後、再び乾燥部4へ導く気体循環路6とを備えるインクジェットプリンタ1。
【選択図】図1

Description

本発明は、インクジェットプリンタに関する。
従来、インクジェットヘッドからインク滴を吐出させて記録媒体に画像を記録するインクジェットプリンタとして、画像形成後の記録媒体を乾燥させる乾燥部を備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この乾燥部は、記録媒体に着弾したインク滴を速やかに乾燥させて、画像形成後の記録媒体を重ねたりロール状に巻き取ったりしたときの画像の転写を防止するものであり、特に高速印字を行うインクジェットプリンタでは必須の構成となっている。
ところで、インクジェットプリンタに使用されるインクとしては、溶媒が有機溶剤のものやUV硬化性樹脂のものなど多種あるが、画質に優れることやVOC(Volatile Organic Compounds;揮発性有機化合物)の発生が少ないこと等の利点から、主たる溶媒に水を用いた水系インクが主流になってきている。
ところが、水は有機溶剤やUV硬化性樹脂等に比べて気化熱が大きいために、水系インクを使用した場合には、他種のインクを使用した場合に比べて乾燥部の負荷が大きくなり、消費電力が嵩んでしまうといった問題がある。そのため、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギー(装置全体で消費されるエネルギー)を低減させる技術が求められていた。
特開2001−150649号公報
本発明の課題は、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを低減させることのできるインクジェットプリンタの提供である。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、インクジェットプリンタにおいて、
記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成するインクジェットヘッドと、
前記インクジェットヘッドにより画像が形成された記録媒体を、内部の乾燥した気体に晒して乾燥させる乾燥部と、
吸熱部及び放熱部を有するヒートポンプと、
前記乾燥部から排出された気体を、前記吸熱部及び前記放熱部へこの順に導いて通過させた後、再び前記乾燥部へ導く気体循環路と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記気体循環路内の気体を循環させるとともに、前記乾燥部内を大気圧よりも低い圧力に減圧する送風手段を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記ヒートポンプにおける前記吸熱部と前記放熱部との間の熱移動量を制御するヒートポンプ制御手段を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記ヒートポンプ制御手段は、前記気体循環路を通じて前記乾燥部へ導入される気体の温度を一定に保持することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記ヒートポンプ制御手段は、前記気体循環路を通じて前記乾燥部から排出される気体の温度を一定に保持することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記気体循環路を通じて前記乾燥部へ導入される気体の流量を制御する流量制御手段を備えることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記流量制御手段は、前記インクジェットヘッドで記録媒体に吐出されるインク滴の量に応じて、当該記録媒体を乾燥させるときに前記乾燥部へ導入される気体の流量を制御することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記気体循環路には、前記乾燥部と前記吸熱部との間に、外気の導入が可能な外気導入弁が設けられていることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記気体循環路には、前記放熱部と前記乾燥部との間に、外気への気体の排出が可能な気体排出弁が設けられていることを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記インクジェットヘッドにより画像が形成される前の記録媒体を、内部の加熱された気体に晒して予め加熱する予熱部を備え、
前記放熱部を通過した気体の少なくとも一部を前記予熱部へ導くことを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記予熱部から排出された気体の少なくとも一部を前記乾燥部へ導くことを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、請求項1〜11の何れか一項に記載のインクジェットプリンタにおいて、
前記吸熱部を通過する前後の気体の間で熱交換を行う熱交換器を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、吸熱部及び放熱部を有するヒートポンプと、乾燥部から排出された気体を吸熱部及び放熱部へこの順に導いて通過させた後、再び乾燥部へ導く気体循環路とを備えるので、乾燥部から排出された気体に含まれる熱エネルギーを吸熱部で回収し、この熱エネルギーを用いて放熱部で気体を加熱しつつ、当該気体を乾燥部へ循環させることができる。したがって、乾燥部からの排気に含まれるエネルギーを有効利用して、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを低減させることができる。
また、乾燥部から排出された気体が吸熱部で冷却される際に、この気体に含まれるインクの溶媒をドレンとして抽出することができる。したがって、インクの溶媒に含まれる有機溶剤等を安全に回収することができる。
請求項2に記載の発明によれば、乾燥部内が大気圧よりも低い圧力に減圧されるので、乾燥部内に大風量の乾燥気体を流した場合であっても、乾燥部への記録媒体の入口等から乾燥気体が漏れ出してインクジェットヘッドにあたることがない。したがって、インクジェットヘッドのインク吐出口付近のインクが乾燥して吐出不良を起こしたり、インク滴の吐出方向が変わったり、サテライトインク滴が飛散して記録媒体が汚れたりすることを防止できる。
請求項3に記載の発明によれば、ヒートポンプにおける吸熱部と放熱部との間の熱移動量が制御されるので、吸熱部及び放熱部と気体との間で交換される熱エネルギーを適宜調整し、ひいては、乾燥部へ導入される気体の温度や乾燥部から排出される気体の温度を適宜調整することができる。したがって、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを適宜調整することができる。
請求項4に記載の発明によれば、気体循環路を通じて乾燥部へ導入される気体の温度が一定に保持されるので、例えば、外気温が高く装置からの放熱が少ない場合に、消費エネルギーを低減させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、気体循環路を通じて乾燥部から排出される気体の温度が一定に保持されるので、例えば、記録媒体に着弾したインク滴の量が少ない場合に、消費エネルギーを低減させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、気体循環路を通じて乾燥部へ導入される気体の流量が制御されるので、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを適宜調整することができる。
請求項7に記載の発明によれば、インクジェットヘッドで記録媒体に吐出されるインク滴の量に応じて、当該記録媒体を乾燥させるときに乾燥部へ導入される気体の流量が制御されるので、例えば、吐出されるインク滴の量が少ないときには気体の流量を減らすなどして、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを最小限に抑制することができる。
請求項8に記載の発明によれば、気体循環路には、乾燥部と吸熱部との間に、外気の導入が可能な外気導入弁が設けられているので、この外気導入弁の開閉により外気を導入して、循環する気体の温度や流量を適宜調整することができる。
請求項9に記載の発明によれば、気体循環路には、放熱部と乾燥部との間に、外気への気体の排出が可能な気体排出弁が設けられているので、この気体排出弁の開閉により気体を排出して、循環する気体の温度や流量を適宜調整することができる。
請求項10に記載の発明によれば、インクジェットヘッドにより画像が形成される前の記録媒体を予め加熱する予熱部を備えるので、記録媒体の乾燥を促進させることができる。また、放熱部を通過した気体の少なくとも一部が予熱部へ導かれるので、乾燥部から排出された気体に含まれる熱エネルギーを記録媒体の予熱に有効利用することができる。
請求項11に記載の発明によれば、予熱部から排出された気体の少なくとも一部が乾燥部へ導かれるので、予熱部から排出される気体に含まれる熱エネルギーを記録媒体の乾燥に有効利用することができる。
請求項12に記載の発明によれば、吸熱部を通過する前後の気体の間で熱交換を行う熱交換器を備えるので、吸熱部を通過する前の気体の温度が下がり、通過した後(放熱部を通過する前)の気体の温度が上がる。これにより、ヒートポンプの駆動に必要な動力を低減させることができ、ひいては、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを低減させることができる。
本発明に係るインクジェットプリンタの要部を示す概念図である。 インクジェットプリンタの制御構成を示すブロック図である。 第1の変形例におけるインクジェットプリンタの要部を示す概念図である。 第2の変形例におけるインクジェットプリンタの要部を示す概念図である。
以下、本発明の実施形態について、図を参照して説明する。
図1は、本発明に係るインクジェットプリンタ1の要部を示す概念図である。
この図に示すように、インクジェットプリンタ1は、インクジェットヘッド2と、搬送ベルト3と、乾燥部4と、ヒートポンプ5と、気体循環路6とを備えている。
インクジェットヘッド2は、インクを微小なインク滴として吐出する図示しない複数のノズルを有しており、搬送ベルト3に支持された記録媒体へインク滴を吐出して画像を形成する。このインクジェットヘッド2が吐出するインクとしては、本実施形態においては、主な溶媒に水を用いた水系インクが使用される。
搬送ベルト3は、一対の搬送ローラ31,31に張架されており、この搬送ローラ31,31の回転に伴う送りにより、上面で支持した記録媒体を矢印Zの方向(以下、搬送方向Zという)へ搬送する。この搬送ベルト3が搬送する記録媒体としては、紙や布帛のほか、樹脂フィルム等を用いることができ、特に限定されない。
乾燥部4は、内部が空洞の筐体状に形成され、インクジェットヘッド2よりも搬送方向Zの下流側に配設されている。乾燥部4の搬送方向Zの両側壁には、搬送ベルト3が挿通された挿通孔4aが設けられている。この乾燥部4は、後述するように、乾燥した気体(空気)が気体循環路6を通じて導入されるようになっており、インクジェットヘッド2により画像が形成された記録媒体を、内部の乾燥した空気に晒して乾燥させる。
ヒートポンプ5は、吸熱部としての蒸発器51と、放熱部としての凝縮器52と、膨張弁53と、圧縮機54とを有しており、熱媒体がこれらを循環するように構成されている。このヒートポンプ5では、圧縮機54で圧縮された熱媒体(気相)が凝縮器52で凝縮されて液化した後、膨張弁53で膨張され、蒸発器51で蒸発してから、再び圧縮機54で圧縮される工程が繰り返される。そして、この過程において、蒸発器51では熱媒体の気化熱が吸収されて冷却が行われ、凝縮器52では液化熱が放出されて加熱が行われる。また、蒸発器51には、当該蒸発器51で冷却される気体に含まれる水分をドレンとして排出するドレン弁55が設けられている。このドレン弁55により、後述するように、乾燥部4から排出された気体(空気)に含まれるインクの溶媒を、ドレンとして排出することができる。
気体循環路6は、乾燥部4から排出された気体(空気)を、蒸発器51及び凝縮器52へこの順に導いて通過させた後、再び乾燥部4へ導くように配設された配管である。この気体循環路6は、乾燥部4と蒸発器51とを連通する第1配管61、蒸発器51と凝縮器52とを連通する第2配管62、及び凝縮器52と乾燥部4とを連通する第3配管63から構成されている。
このうち、第1配管61には、気体循環路6内の空気を矢印Xの方向(以下、循環方向Xという)へ循環させるとともに、乾燥部4内を大気圧よりも低い圧力に減圧するための送風機7が配設されている。その他、第1配管61には、外気の導入が可能な外気導入弁81が、送風機7よりも循環方向Xの上流側に設けられている。
また、第3配管63には、外気への空気の排出が可能な気体排出弁82が設けられている。
続いて、インクジェットプリンタ1の制御構成について説明する。図2は、インクジェットプリンタ1の制御構成を示すブロック図である。
この図に示すように、インクジェットプリンタ1は、各部を制御して記録媒体への画像記録を実行させる制御部10を備えている。
具体的には、制御部10は、インクジェットヘッド2、搬送ローラ31,31、ヒートポンプ5、送風機7、外気導入弁81及び気体排出弁82の各動作を制御可能に構成されている。
続いて、インクジェットプリンタ1の動作について説明する。
画像記録が開始されると、まず、制御部10は、送風機7を駆動して、気体循環路6内の空気を循環方向Xへ循環させるとともに、乾燥部4内を大気圧よりも低い圧力に減圧する。併せて、制御部10は、ヒートポンプ5の動作を制御して蒸発器51と凝縮器52との間での熱移動を開始させる。すると、気体循環路6内の空気は、蒸発器51で冷却され除湿された後に凝縮器52で加熱されることにより、乾燥した加熱空気となって乾燥部4へ導入される。
このとき、制御部10は、蒸発器51と凝縮器52との間の熱移動量を制御することにより乾燥部4内の空気の温度を調整するとともに、送風機7の出力を制御することにより、気体循環路6を通じて乾燥部4へ導入される空気の流量を調整する。また、制御部10は、これらの制御に加え、外気導入弁81及び気体排出弁82の開度を制御することでも、乾燥部4内の空気の温度や流量を調整することができる。このように、乾燥部4における乾燥能力は、制御部10によって適宜調整される。
この場合に、制御部10は、気体循環路6を通じて乾燥部4へ導入される空気の温度(乾燥部入口温度)を一定に保持するよう制御してもよいし、気体循環路6を通じて乾燥部4から排出される空気の温度(乾燥部出口温度)を一定に保持するよう制御してもよい。また、制御部10は、乾燥部4への空気の流量を調整して、乾燥部入口温度と乾燥部出口温度との両方を一定に保持するよう制御してもよい。このときには、制御部10は、画像の入力データに基づいて、記録媒体に吐出されるインク滴の量を予測し、このインク滴の量に応じて、当該記録媒体を乾燥させるときに乾燥部4へ導入される空気の流量を調整することが好ましい。
それから、制御部10は、搬送ローラ31,31の動作を制御して搬送ベルト3上の記録媒体を搬送方向Zへ搬送させつつ、インクジェットヘッド2の動作を制御して記録媒体へインク滴を吐出させ、記録媒体に画像を形成させる。
画像が形成された記録媒体は、挿通孔4aを通じて乾燥部4の内部へ搬送され、乾燥部4内の乾燥した加熱空気に晒されてインク滴が乾燥される。乾燥された記録媒体は、乾燥部4の外部へ搬送され、図示しない排出トレイへ排出される。
このとき、気体循環路6内の空気の循環に伴って乾燥部4から蒸発器51へ排出される空気には、気化したインクの溶媒が含まれている。この気化した溶媒は、蒸発器51での冷却過程で凝縮され、ドレンとしてドレン弁55を介して排出される。
以上のインクジェットプリンタ1によれば、乾燥部4から排出された空気に含まれる熱エネルギーを蒸発器51で回収し、この熱エネルギーを用いて凝縮器52で空気を加熱しつつ、当該空気を乾燥部4へ循環させることができる。したがって、乾燥部4からの排気に含まれるエネルギーを有効利用して、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを低減させることができる。
また、乾燥部4から排出された空気が蒸発器51で冷却される際に、この空気に含まれるインクの溶媒をドレンとして排出することができる。水系インクであっても溶媒として若干の有機溶剤等が含まれているところ、このような溶媒を大気へ放出することなくドレンとして排出することができるので、インクの溶媒に含まれる有機溶剤等を安全に回収することができる。
また、乾燥部4内が大気圧よりも低い圧力に減圧されるので、乾燥部4内に大風量の乾燥空気を流した場合であっても、挿通孔4aから乾燥空気が漏れ出してインクジェットヘッド2にあたることがない。したがって、インクジェットヘッド2のノズル付近のインクが乾燥して吐出不良を起こしたり、インク滴の吐出方向が変わったり、サテライトインク滴が飛散して記録媒体が汚れたりすることを防止できる。
また、蒸発器51と凝縮器52との間の熱移動量が制御されるので、蒸発器51及び凝縮器52と空気との間で交換される熱エネルギーを適宜調整し、ひいては、乾燥部4へ導入される空気の温度や乾燥部か4ら排出される空気の温度を適宜調整することができる。したがって、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを適宜調整することができる。
また、気体循環路6を通じて乾燥部4へ導入される空気の温度が一定に保持されるので、例えば、外気温が高く装置からの放熱が少ない場合に、消費エネルギーを低減させることができる。
また、気体循環路6を通じて乾燥部4から排出される空気の温度が一定に保持されるので、例えば、記録媒体に着弾したインク滴の量が少ない場合に、消費エネルギーを低減させることができる。
また、気体循環路6を通じて乾燥部4へ導入される空気の流量が制御されるので、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを適宜調整することができる。
また、インクジェットヘッド2で記録媒体に吐出されるインク滴の量に応じて、当該記録媒体を乾燥させるときに乾燥部4へ導入される空気の流量が制御されるので、例えば、吐出されるインク滴の量が少ないときには空気の流量を減らすなどして、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを最小限に抑制することができる。
また、外気導入弁81及び気体排出弁82の開度を制御することにより、循環する空気の温度や流量を適宜調整することができる。これにより、例えば、インクの溶媒を確実に回収するために蒸発器51での冷却温度を低くしたときに凝縮器52での加熱温度が設定値よりも高くなってしまった場合であっても、蒸発器51での冷却温度を変えることなく凝縮器52通過後の空気の温度を下げることができる。
[変形例1]
続いて、上記実施形態におけるインクジェットプリンタ1の第1の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図3は、インクジェットプリンタ1Aの要部を示す概念図である。
この図に示すように、インクジェットプリンタ1Aは、予熱部11を備えるほか、気体循環路6に代えて気体循環路6Aを備えている。
予熱部11は、内部が空洞の筐体状に形成され、インクジェットヘッド2よりも搬送方向Zの上流側に配設されている。予熱部11の搬送方向Zの両側壁には、搬送ベルト3が挿通された挿通孔11aが設けられている。この予熱部11は、加熱された気体が気体循環路6Aを通じて導入されるようになっており、インクジェットヘッド2により画像が形成される前の記録媒体を、内部の加熱された気体に晒して予め加熱する。
気体循環路6Aは、上記実施形態と同様の第1配管61及び第2配管62のほか、凝縮器52と予熱部11とを連通する第4配管64、及び予熱部11と乾燥部4とを連通する第5配管65から構成されている。このうち、第4配管64は、凝縮器52を通過した空気の少なくとも一部を予熱部11へ導くものであり、第5配管65は、予熱部11から排出された空気の少なくとも一部を乾燥部4へ導くものである。また、第4配管64には、上記実施形態と同様の気体排出弁82が設けられている。但し、この気体排出弁82は、第5配管65に設けてもよい。
以上のインクジェットプリンタ1Aによれば、画像が形成される前の記録媒体を予め加熱する予熱部11を備えているので、記録媒体の乾燥を促進させることができる。
また、凝縮器52を通過した空気の少なくとも一部が予熱部11へ導かれるので、乾燥部4から排出された空気に含まれる熱エネルギーを記録媒体の予熱に有効利用することができる。
また、予熱部11から排出された空気の少なくとも一部が乾燥部4へ導かれるので、予熱部11から排出される空気に含まれる熱エネルギーを記録媒体の乾燥に有効利用することができる。
[変形例2]
続いて、上記実施形態におけるインクジェットプリンタ1の第2の変形例について説明する。なお、上記実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図4は、インクジェットプリンタ1Bの要部を示す概念図である。
この図に示すように、インクジェットプリンタ1Bは、蒸発器51を通過する前後の気体の間で熱交換を行う熱交換器12を備えている。
以上のインクジェットプリンタ1Bによれば、蒸発器51を通過する前後の気体の間で熱交換を行う熱交換器12を備えているので、蒸発器51を通過する前の空気の温度が下がり、通過した後(凝縮器52を通過する前)の空気の温度が上がる。これにより、ヒートポンプ5の駆動に必要な動力を低減させることができ、ひいては、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを低減させることができる。
なお、本発明は上記実施形態及びその第1,第2の変形例に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
例えば、上記実施形態及びその第1,第2の変形例では、水系インクを使用するものとしたが、水系インクに限定されず、例えば、紫外線硬化性インク、油系インク、ソルベント系インク、導電性インク、半導体インク等を使用することもできる。
また、ヒートポンプ5は、蒸発器51と凝縮器52とで熱移動を行って省エネルギーを図るものであれば、特に限定されることなく、従来より公知の他種のヒートポンプを適用してもよい。
また、第2の変形例におけるインクジェットプリンタ1Bは、第1の変形例における予熱部11を備えたインクジェットプリンタ1Aに熱交換器12を設けたものとしてもよい。
また、外気導入弁81は、第1配管61において送風機7よりも循環方向Xの上流側に設けるものとしたが、これに特に限定されず、例えば、送風機7よりも循環方向Xの下流側に外気導入ファンとともに設けてもよい。
以下に、実施例を挙げることにより、本発明をさらに具体的に説明する。
本発明の実施例及び比較例として、以下の各条件において、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギー(消費電力)を求めた。
<1 実施例>
インクジェットプリンタ1を用い、以下の画像形成条件及び乾燥条件により記録媒体に画像を記録した。
<1.1 画像形成条件>
揮発成分(主に水分)が70%含まれている水系インクをインクジェットヘッド2から記録媒体へ14ml/m2吐出させつつ、10m2/minのプリント速度で画像形成を行った。
このときの所要乾燥水分量(乾燥させなくてはならない揮発成分量)は、(14[ml/m2]×70[%]/100×10[m2/min]=98[ml/min]≒)1.6g/secである。
また、この所要乾燥水分量に相当する所要乾燥仕事率(全揮発成分の乾燥に必要な仕事率)は、揮発成分を水として、4.1kWである。
<1.2 乾燥条件>
乾燥部4入口での気体導入温度を70℃、気体循環路6を循環する気体流量を9m3/minとした。このときの乾燥部4出口での気体排出温度は40℃、蒸発器51での冷却温度は10℃であった。
<2 比較例>
乾燥部を備える従来のインクジェットプリンタにおいて、実施例と同様の画像形成条件で画像が形成された記録媒体を、ヒーターで加熱した乾燥空気により乾燥させた。乾燥部では、20℃の外気をヒーターで加熱し、実施例と同様に、入口温度70℃,流量9m3/minの乾燥空気により記録媒体を乾燥させた。
<3 結果>
実施例では、記録媒体を十分に乾燥でき、インクの溶媒も蒸発器51で殆ど回収できた。また、ヒートポンプ5の消費電力は4kWであった。
一方、比較例では、ヒーターの消費電力は9kWであった。
<4 まとめ>
上記の結果から、比較例では所要乾燥仕事率の2.2倍(≒9/4.1)の消費電力が必要であったのに対し、実施例では所要乾燥仕事率とほぼ同等の消費電力で記録媒体を乾燥できていることが分かる。つまり、ヒートポンプ5を設けることにより、記録媒体の乾燥に必要な消費エネルギーを45%(1/2.2×100)に低減できていることが分かる。
1,1A,1B インクジェットプリンタ
2 インクジェットヘッド
4 乾燥部
5 ヒートポンプ
6,6A 気体循環路
7 送風機
10 制御部(ヒートポンプ制御手段、流量制御手段)
11 予熱部
12 熱交換器
51 蒸発器(吸熱部)
52 凝縮器(放熱部)
81 外気導入弁
82 気体排出弁

Claims (12)

  1. 記録媒体にインク滴を吐出して画像を形成するインクジェットヘッドと、
    前記インクジェットヘッドにより画像が形成された記録媒体を、内部の乾燥した気体に晒して乾燥させる乾燥部と、
    吸熱部及び放熱部を有するヒートポンプと、
    前記乾燥部から排出された気体を、前記吸熱部及び前記放熱部へこの順に導いて通過させた後、再び前記乾燥部へ導く気体循環路と、
    を備えることを特徴とするインクジェットプリンタ。
  2. 前記気体循環路内の気体を循環させるとともに、前記乾燥部内を大気圧よりも低い圧力に減圧する送風手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記ヒートポンプにおける前記吸熱部と前記放熱部との間の熱移動量を制御するヒートポンプ制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記ヒートポンプ制御手段は、前記気体循環路を通じて前記乾燥部へ導入される気体の温度を一定に保持することを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記ヒートポンプ制御手段は、前記気体循環路を通じて前記乾燥部から排出される気体の温度を一定に保持することを特徴とする請求項3又は4に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記気体循環路を通じて前記乾燥部へ導入される気体の流量を制御する流量制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記流量制御手段は、前記インクジェットヘッドで記録媒体に吐出されるインク滴の量に応じて、当該記録媒体を乾燥させるときに前記乾燥部へ導入される気体の流量を制御することを特徴とする請求項6に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記気体循環路には、前記乾燥部と前記吸熱部との間に、外気の導入が可能な外気導入弁が設けられていることを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記気体循環路には、前記放熱部と前記乾燥部との間に、外気への気体の排出が可能な気体排出弁が設けられていることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  10. 前記インクジェットヘッドにより画像が形成される前の記録媒体を、内部の加熱された気体に晒して予め加熱する予熱部を備え、
    前記放熱部を通過した気体の少なくとも一部を前記予熱部へ導くことを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  11. 前記予熱部から排出された気体の少なくとも一部を前記乾燥部へ導くことを特徴とする請求項10に記載のインクジェットプリンタ。
  12. 前記吸熱部を通過する前後の気体の間で熱交換を行う熱交換器を備えることを特徴とする請求項1〜11の何れか一項に記載のインクジェットプリンタ。
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