JP2010208275A - 液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置 - Google Patents

液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010208275A
JP2010208275A JP2009059472A JP2009059472A JP2010208275A JP 2010208275 A JP2010208275 A JP 2010208275A JP 2009059472 A JP2009059472 A JP 2009059472A JP 2009059472 A JP2009059472 A JP 2009059472A JP 2010208275 A JP2010208275 A JP 2010208275A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
ink
chamber
air vent
partition wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009059472A
Other languages
English (en)
Inventor
Teppei Yamamoto
哲平 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2009059472A priority Critical patent/JP2010208275A/ja
Publication of JP2010208275A publication Critical patent/JP2010208275A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】液循環効率を維持しながら効率よく空気抜きを行える液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置を提供する。
【解決手段】インクサブタンク100内でインクSがA室及びB室に充填される際、残留空気は空気抜き穴110を通って抵抗なくC室へ抜けることが望ましい。またインクSがB室に十分充填されたのちは空気抜き穴110を通ってインクSがC室へ溢れないように閉塞されることが望ましい。このため本実施形態では、B室の内部に、インクSの液面が上昇したときに浮き上がり、インクSが所定の高さまで充填されたときに空気抜き穴110を閉塞する浮き部材120が配置されている。インクSの液面が低いときは空気抜き穴110がB室とC室とを連通しており、インクSが空気抜き穴110付近まで上昇すると、浮き部材120が空気抜き穴110を閉塞する。
【選択図】図3

Description

本発明は液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置に関する。
従来よりインクジェットヘッドでは、圧力室に気泡が混入すると、吐出圧力の分散により吐出曲がりや、インク未供給による不吐出等の不具合が発生する。また、インクジェットシステムにおいて、供給流路に意図しない気泡が残存すると、インク流量に乱れが発生し、場合によってはインクが変質する可能性がある。これに対してインクジェット記録装置においては、インクタンクからインク流路、吐出口(ノズル)に至る経路で気泡の残存を防止する構成が提案されている。
下記特許文献1には、インク貯留室にインクを供給するインク流入流路に形成された収束部の上面と、インク貯留室からインクジェットヘッドにインクを供給するインク流出流路に形成された収束部の上面にそれぞれ気体透過膜を設け、インク流入流路及びインク流出流路の気体を気体透過膜を介して排気流路に排出する液体吐出装置の構成が開示されている。
また、下記特許文献2には、圧力調整室と減圧空部との間の区画壁を気体が透過可能な透過区画壁とし、減圧手段の作動により減圧空部内の圧力を圧力調整室内の圧力に比較して低圧にし、当該圧力差により圧力調整室内の気体を透過区画壁を透過して減圧空部に排出する圧力調整機構を備えたインクジェット記録装置の構成が開示されている。
特開2008−246889号公報 特開2008−260267号公報
しかし、上記特許文献1に記載の構成は、インク流入流路に形成された収束部の上面と、インク流出流路に形成された収束部の上面にそれぞれ設けた気体透過膜を介して気体を排気流路に排出するため、構造が複雑であり、インクの循環効率が悪化する。
また、上記特許文献2に記載の構成は、減圧手段の作動により減圧空部と圧力調整室との間に圧力差を生じさせ、圧力調整室内に混入した気体を透過区画壁を介して減圧空部に排出するため、構造が複雑であり、コストが上昇する。また、インク貯留部材内に貯留されたインクを供給経路を通して圧力調整機構に導入し、圧力調整機構によって圧力を調整した後、インクを記録ヘッドに供給するため、インクの循環効率が悪化する。
本発明は上記事実を考慮し、液循環効率を維持しながら効率よく空気抜きを行える液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明に係る液循環タンクは、略箱形状をしたタンク本体と、前記タンク本体の上部に設けられ、外部から液が流入する液流入口と、前記タンク本体の上部に設けられ、外部へ液が流出する液流出口と、前記液流入口と前記液流出口との間で前記タンク本体内部を流入口側液室と流出口側液室とに分割する仕切壁と、前記仕切壁の下端部に開口された液循環路と、前記仕切壁の上部に開口された空気抜き穴と、前記流入口側液室に配置され、前記流入口側液室に流入した前記液で浮き上がり、前記流入口側液室に前記液が充填されることにより前記空気抜き穴を閉塞する浮き部材と、を有している。
上記の発明によれば、タンク本体の液流入口から液が流入口側液室に流入され、流入口側液室の液面が低い間は仕切壁の上部に開口された空気抜き穴が開放されているため、流入口側液室への液充填時に残留空気が効率よく除去される。流入口側液室の液面が上昇すると浮き部材が浮き上がり、流入口側液室に液が充填されることにより浮き部材が空気抜き穴を閉塞する。これによって、タンク本体内を循環する液は、空気抜き穴ではなく液循環路を経由して循環され、流出口側液室の液流出口から外部へ排出される。
請求項2に記載の発明に係る液循環タンクは、略箱形状をしたタンク本体と、前記タンク本体の上部に設けられ、外部から液が流入する液流入口と、前記タンク本体の上部に設けられ、外部へ液が流出する液流出口と、前記液流入口と前記液流出口との間で前記タンク本体内部を流入口側液室と流出口側液室とに分割する仕切壁と、前記仕切壁の下端部に開口された液循環路と、前記仕切壁の上部に開口された空気抜き穴と、前記液流入口側の前記仕切壁に設けられ、前記流入口側液室に流入した前記液の液面が前記空気抜き穴より低いときは前記空気抜き穴を開放し、前記流入口側液室に前記液が充填されることにより前記空気抜き穴を閉塞する弁体と、を有している。
上記の発明によれば、タンク本体の液流入口から液が流入口側液室に流入され、流入口側液室の液面が仕切壁の上部の空気抜き穴より低いときは、仕切壁の空気抜き穴を塞ぐ弁体が開放されているため、流入口側液室への液充填時に残留空気が効率よく除去される。流入口側液室に液が充填されることにより弁体が空気抜き穴を閉塞する。これによって、タンク本体内を循環する液は、空気抜き穴ではなく液循環路を経由して循環され、流出口側液室の液流出口から外部へ排出される。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の液循環タンクにおいて、前記仕切壁が前記流入口側液室の上下方向に沿って配置されており、前記仕切壁に前記浮き部材の落下を規制する規制部材が設けられている。
上記の発明によれば、流入口側液室の上下方向に沿って配置された仕切壁に規制部材が設けられており、浮き部材の落下が規制部材によって規制される。これにより、浮き部材が流入口側液室の下部に引っ掛かることが防止されると共に、液面が規制部材の位置まで上昇したときに浮き部材を上昇させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項3に記載の液循環タンクにおいて、前記仕切壁に前記浮き部材を前記空気抜き穴へ案内するガイド部材が設けられている。
上記の発明によれば、液面が上昇したときに、仕切壁に設けられたガイド部材により浮き部材を空気抜き穴へ案内することで、空気抜き穴を閉塞させることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の液循環タンクにおいて、前記流入口側液室及び前記流出口側液室の少なくとも一方に前記仕切壁に沿って設けられ、前記液を濾過するフィルタと、前記フィルタの上部に形成された空気抜きの開口部と、を有している。
上記の発明によれば、流入口側液室及び前記流出口側液室の少なくとも一方に仕切壁に沿ってフィルタを設けた場合に、フィルタが液を吸収して一時的に通気性が劣化しても、フィルタの上部に形成された開口部から効率よく空気抜きを行うことができる。
請求項6に記載の発明に係る液滴吐出ヘッドは、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液循環タンクと、前記液循環タンクと供給流路で連結され前記液を加圧する加圧室と、前記加圧室を加圧するアクチュエータと、前記加圧室で加圧された液を液滴として吐出する吐出ノズルと、を有している。
上記の発明によれば、液滴吐出ヘッドに請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液循環タンクが設けられており、液循環効率を維持しながら効率よく空気抜きを行うことができる。
請求項7に記載の発明に係る画像形成装置は、請求項6に記載の液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドとの対向位置に記録媒体を搬送する搬送手段と、を備え、前記液滴吐出ヘッドとの対向位置に前記記録媒体を通過させることによって画像を形成する。
上記の発明によれば、請求項6に記載の液滴吐出ヘッドを備えており、液滴吐出ヘッドの液循環効率を維持しながら効率よく空気抜きを行うことができる。
本発明は上記構成としたので、液循環効率を維持しながら効率よく空気抜きを行える液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置を実現することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の主要部を示す概念図である。 本発明の第1実施形態に係るインクサブタンクを拡大して示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るインクサブタンクの構造を拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態に係るインクジェットラインヘッドに用いられるヘッドプレートの構造を拡大して示す断面図である。 本発明の実施形態に係るインクジェットラインヘッドに用いられるヘッドプレートの構造を拡大して示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るインクサブタンクにインクが充填され、空気抜き穴が閉塞される過程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るインクサブタンクにインクが充填され、空気抜き穴が閉塞される過程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るインクサブタンクにインクが充填され、空気抜き穴が閉塞される過程を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るインクサブタンクにインクが充填され、空気抜き穴が閉塞される過程を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るインクサブタンクの構造を拡大して示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るインクサブタンクにインクが充填され、空気抜き穴が閉塞される過程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るインクサブタンクにインクが充填され、空気抜き穴が閉塞される過程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るインクサブタンクにインクが充填され、空気抜き穴が閉塞される過程を示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るインクサブタンクにインクが充填され、空気抜き穴が閉塞される過程を示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係るインクサブタンクの構造を拡大して示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態の一例について説明する。
<全体構成>
図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置10には、記録媒体としての用紙Pの搬送方向上流側に、用紙Pを給紙搬送する給紙搬送部12が設けられている。この給紙搬送部12の搬送方向下流側には、用紙Pの搬送方向に沿って、用紙Pの記録面に処理液を塗布する処理液塗布部14、用紙Pの記録面に画像を形成する画像形成部16、記録面に形成された画像を乾燥させるインク乾燥部18、乾燥した画像を用紙Pに定着させる画像定着部20、画像が定着した用紙Pを排出する排出部21が順次設けられている。以下、各処理部について説明する。
<給紙搬送部>
給紙搬送部12には、用紙Pが積載される積載部22が設けられており、積載部22の用紙搬送方向下流側には、積載部22に積載された用紙Pを一枚ずつ給紙する給紙部24が設けられている。給紙部24によって給紙された用紙Pは、複数のローラ対26で構成された搬送部28を経て、処理液塗布部14へ搬送される。
<処理液塗布部>
処理液塗布部14では、処理液塗布ドラム30が回転可能に配設されている。この処理液塗布ドラム30には、用紙Pの先端部を挟持して用紙Pを保持する保持部材32が設けられており、保持部材32を介して、処理液塗布ドラム30の表面に用紙Pを保持した状態で、処理液塗布ドラム30の回転によって用紙Pを下流側へ搬送する。
なお、後述する中間搬送ドラム34、画像形成ドラム36及び画像定着ドラム40についても、処理液塗布ドラム30と同様に保持部材32が設けられている。そして、この保持部材32によって、上流側のドラムから下流側のドラムへの用紙Pの受け渡しが行われる。
処理液塗布ドラム30の上部には、処理液塗布ドラム30の周方向に沿って、処理液塗布装置42及び処理液乾燥装置44が配設されており、処理液塗布装置42によって、用紙Pの記録面に処理液が塗布され、処理液乾燥装置44によって、処理液が乾燥される。
ここで、処理液はインクと反応して色材(顔料)を凝集し、色材(顔料)と溶媒を分離促進する効果を有している。処理液塗布装置42には、処理液が貯留された貯留部46が設けられており、グラビアローラ48の一部が処理液に浸されている。
このグラビアローラ48にはゴムローラ50が圧接して配置されており、ゴムローラ50が用紙Pの記録面(表面)側に接触して処理液が塗布される。また、グラビアローラ48にはスキージ(図示せず)が接触しており、用紙Pの記録面に塗布する処理液塗布量を制御する。処理液乾燥装置44には、熱風ノズル54及びヒーター56が処理液塗布ドラム30の表面に近接して配設されている。処理液塗布部14で記録面に処理液が塗布、乾燥された用紙Pは、処理液塗布部14と画像形成部16の間に設けられた中間搬送部58へ搬送される。
<中間搬送部>
中間搬送部58には、中間搬送ドラム34が回転可能に設けられており、中間搬送ドラム34に設けられた保持部材32を介して、中間搬送ドラム34の表面に用紙Pの先端を保持し、中間搬送ドラム34の回転によって用紙Pを下流側へ搬送する。
<画像形成部>
画像形成部16には、画像形成ドラム36が回転可能に設けられており、画像形成ドラム36に設けられた保持部材32を介して、画像形成ドラム36の表面に用紙Pを保持し、画像形成ドラム36の回転によって用紙Pを下流側へ搬送する。
画像形成ドラム36の上部には、画像形成ドラム36の外周面に近接して、シングルパス方式のインクジェットラインヘッド64で構成されたヘッドユニット66が配設されている。このヘッドユニット66では、例えば基本色であるYMCKのインクジェットラインヘッド64が画像形成ドラム36の周方向に沿って配列され、用紙P上に各色の液滴で画像を形成する。
インクジェットラインヘッド64は、画像形成ドラム36に配置された回転速度を検出するエンコーダ(図示せず)に同期して液滴吐出を行うことで、高精度に着弾位置を決定すると共に、画像形成ドラム36の振れ、回転軸68の精度、ドラム表面速度に依存せず、液滴吐出ムラを低減することが可能となる。
なお、ヘッドユニット66は画像形成ドラム36の上部から退避可能とされており、インクジェットラインヘッド64のノズル面清掃や増粘インク排出などのメンテナンス動作は、このヘッドユニット66を画像形成ドラム36の上部から退避させることで実施される構成とされていてもよい。
記録面に画像が形成された用紙Pは、画像形成ドラム36の回転によって、画像形成部16とインク乾燥部18の間に設けられた中間搬送部70へ搬送されるが、中間搬送部70については、中間搬送部58と構成が略同一であるため説明を省略する。
<インク乾燥部>
インク乾燥部18には、乾燥ドラム38が回転可能に設けられており、乾燥ドラム38の上部には、インク乾燥部18の表面に近接して、熱風ノズル72及びIRヒーター74が複数配設されている。
ここでは、一例として、上流側と下流側に熱風ノズル72が配置されるようにして、熱風ノズル72と平行配列された一対のIRヒーター74を交互に配置している。これ以外にも、上流側にIRヒーター74を多く配置して上流側で熱エネルギーを多く照射し水分の温度を上昇させ、下流側に熱風ノズル72を多く配置して飽和水蒸気を吹き飛ばすようにしても良い。
ここで、熱風ノズル72は、熱風の吹きつけ角度を用紙の後端側に傾けて配置するようにしている。これにより、熱風ノズル72による熱風の流れを一方向に集めることができ、また、乾燥ドラム38側へ用紙を押し付け、該乾燥ドラム38の表面に用紙を保持させた状態を維持することができる。
これらの熱風ノズル72及びIRヒーター74による温風によって、用紙の画像形成部では、色材凝集作用により分離された溶媒が乾燥され、薄膜の画像層が形成される。
温風は用紙の搬送速度によっても異なるが、通常は50℃〜70℃に設定され、IRヒーター74の温度を200℃〜600℃に設定する事で、インク表面温度が50℃〜60℃になるよう設定されている。蒸発した溶媒はエアーと共に画像形成装置10の外部へ排出されるが、エアーは回収される。このエアーは、冷却器/ラジエータ等で冷却して液体として回収しても良い。
記録面の画像が乾燥した用紙は、乾燥ドラム38の回転によって、インク乾燥部18と画像定着部20の間に設けられた中間搬送部76へ搬送されるが、中間搬送部76については、中間搬送部58と構成が略同一であるため説明を省略する。
<画像定着部>
画像定着部20には、画像定着ドラム40が回転可能に設けられており、画像定着部20では、用紙P上に形成された薄層の画像層内のラテックス粒子が加熱/加圧されて溶融し、用紙P上に固着定着する機能を有する。
画像定着ドラム40の上部には、画像定着ドラム40の表面に近接して、加熱ローラ78が配設されている。この加熱ローラ78は熱伝導率の良いアルミなどの金属パイプ内にハロゲンランプが組み込まれており、加熱ローラ78によって、ラテックスのTg温度以上の熱エネルギーが付与される。これにより、ラテックス粒子を溶融し、用紙P上の凹凸に押し込み定着を行うと共に画像表面の凹凸を平滑化し光沢性を得ることを可能とする。
加熱ローラ78の下流側には、定着ローラ80が設けられている、この定着ローラ80は画像定着ドラム40の表面に圧接した状態で配置され、画像定着ドラム40との間でニップ力を得るようにしている。このため、定着ローラ80又は画像定着ドラム40のうち、少なくとも一方は表面に弾性層を持ち、用紙Pに対して均一なニップ幅を持つ構成とする。
以上の工程を経たのち、記録面の画像が定着した用紙Pは画像定着ドラム40の回転によって、画像定着部20の下流側に設けられた排出部21側へ搬送される。
なお本実施形態では画像定着部20について説明したが、乾燥ドラム38で記録面に形成された画像を乾燥・定着させる構成とされていてもよく、画像定着部20は必ずしも必須ではない。
<液滴吐出ヘッドの構造>
本発明の実施形態に係るインクジェットラインヘッド64は図2〜図5に示す液滴吐出ヘッドを備えている。
図2に示されているように、略直方体の中空箱形状をしたインクサブタンク100は吐出方向(図中下)にヘッドプレート104を備え、反吐出方向(図中上)にはインク入口106、インク出口108が設けられ内部へのインク流入、排出が行われる構造とされている。
図3に示されているように、箱体111で形成されたインクサブタンク100の内部は仕切壁102で二分され、インク入口106と連通したインク入口室116と、インク出口108と連通したインク出口室118とに分割される。
仕切壁102の上端は箱体111の内側と連続しており、仕切壁102の上部側にインク入口室116とインク出口室118とを連通する空気抜き穴110が形成されている。仕切壁102の下端は箱体111の内側まで達することなく、箱体111との間に循環流路114を形成している。本実施形態では、空気抜き穴110は円形であるが、正方形、長方形など他の形状でもよい。
インク入口室116、インク出口室118はともに内部をフィルタ112で斜め上下方向に区分されている。フィルタ112は、インク入口室116、インク出口室118に左右対称となるように配置されており(図3参照)、フィルタ112の上端部は仕切壁102の上端部付近で箱体111と連結され、フィルタ112の下端部はインク入口室116、インク出口室118の側壁に連結されている。そして、図6〜図9に示されるように、インク入口106からインク入口室116に流入したインクSはフィルタ112で濾過され、フィルタ112の下方側に流入し、循環流路114を通過してインク出口室118へ流入する。インク出口室118へ流入したインクSはインク出口108から排出される前に再度フィルタ112で濾過される構成とされている。すなわちインク入口106から流入したインクSは図中A室→B室のようにフィルタ112で濾過された後、循環流路114を通過しC室→D室のように再度フィルタ112で濾過される。
インク入口室116内のフィルタ112と仕切壁102との間には、略三角柱状の浮き部材120(フロータ)が配置されている。浮き部材120は、インクサブタンク100の長手方向に沿って略均一な断面を有しており、浮き部材120の上下方向の側壁が空気抜き穴110よりも大きい。浮き部材120は、インク入口室116内にインクSが流入したときに、浮き部材120の尖形の先端部120Aを上部に維持したままインクSの液面に浮かぶような重心構造及び材料で形成されている。浮き部材120の材料は樹脂が好ましい。本実施形態では、浮き部材120の先端部120Aの角度は、浮き部材120が上昇したときにフィルタ112と仕切壁102に接触するように、フィルタ112の上端部と仕切壁102の上端部との角度とほぼ同じに形成されている。なお、浮き部材120は、略三角柱状に限らず、他の形状でもよいが、回転等でB室内の下部付近に引っかからないように長手方向に長い柱状の形状が好ましい。
仕切壁102の中間部には、インク入口室116側に突出し、浮き部材120の落下を規制する板状の規制部122が設けられている。浮き部材120は、インクが流入する前は浮き部材120の上面に保持されており、インクSの液面が上昇することによって、フィルタ112の傾斜面又は仕切壁102に沿って上昇し、空気抜き穴110を閉塞するように構成されている。
なお、図3中の箱体111の下部の符号124は、インクサブタンク100をインクジェットラインヘッド本体に取り付けるためのねじ穴である。また、図2に示されるように、インクサブタンク100は、インク入口106とインク出口108が長手方向にオフセットしているが、図3では分りやすくするためインク入口106とインク出口108とを同じ断面に図示している。
図4及び図5にはインクジェットラインヘッド64の構造例が示されている。図5に示されるように、用紙Pの幅方向にヘッドプレート104を複数配列したプレート104Bの上には複数のインクサブタンク100が設けられ、それぞれ図示しないインクタンクよりインク入口106を経由してインクSが供給される供給流路210を備えている。インクサブタンク100で濾過されたインクSは液循環口216より供給流路210へ供給される。
図4及び図5に示されるように、ヘッドプレート104には供給流路210よりインク供給路211を介してインクSが供給される圧力室212、圧力室212と連通するインク流入路213、圧力室212で加圧されたインクSをインク流入路213を介して液滴として吐出するノズル214、圧力室212を加圧してインクSを押圧する振動板200、振動板200を駆動する圧電体202、個々の圧電体202に電気信号を印加する駆動配線204、ノズル214ごとに設けられ駆動配線204より電圧を印加される個別電極206、駆動配線204をヘッドプレート104の外部と電気的に接続する接続端子208、振動板200と圧電体202の間に設けられ接地(0V)された共通電極(図示せず)、共通電極と駆動配線204の間に設けられ両者を電気的に絶縁する絶縁層(図示せず)などが設けられている。
<第1実施形態の作用並びに効果>
図6に示されるように、インクサブタンク100内でインクSがA室からB室へと濾過される際、残留空気は空気抜き穴110を通って抵抗なくC室へ抜けることが望ましい。またインクSがB室に十分充填されたのちは空気抜き穴110を通ってインクSがC室へ溢れないように閉塞されることが望ましい。このため本実施形態ではインクSの有無によって浮き部材120で空気抜き穴110を選択的に開放または閉塞する構成とされている。
すなわち、インクサブタンク100内にインク入口106からインクが流入すると、インクSはフィルタ112の外側のA室に溜まる。さらに、図7に示されるように、A室のインクSがフィルタ112で濾過されてB室に流入する。フィルタ112は濡れるとインクSが通りにくくなるため、B室の下部側にインクSが溜まり、液面が上昇していく。その際、インクSの液面が低いと、浮き部材120が規制部122上に保持され、空気抜き穴110は開放されており、B室内の残留空気が空気抜き穴110を通ってC室へ抜ける。
B室のインクSの液面が上昇し、規制部122を越えると、インクSに浮き部材120が浮き上がり、液面の上昇とともに浮き部材120が上昇していく。そして、図8に示されるように、インクSがB室に充填されると、浮き部材120の上下方向の側壁が仕切壁102の空気抜き穴110の周囲に接触し、空気抜き穴110を閉塞する。
すなわち、インクSをB室に充填し、空気をC室に排除した後は空気抜き穴110は閉塞され、インク入口106からインクSを注入すれば仕切壁102の下端に開口した循環流路114を通ってインクSがC室に流れ、インクSによるヘッドプレート104近傍の温調を効率よく行うことができる。
なお、図示を省略するが、インクSがB室に充填される過程で、インクSは仕切壁102の下端の循環流路114を通ってC室に流入するが、インクSの粘度等によりインクSはB室に充填される前に循環流路114を通ってC室に流入しにくい。
その後、図9に示されるように、インクSが循環流路114を通ってC室に流入すると、インクSがフィルタ112で濾過されてD室に流入し、インクSがC室とD室に充填される。
これにより、B室のインクSの液面が所望の高さに達するまで浮き部材120は空気抜き穴110を閉塞しないため、空気を完全にC室へ排出するまで空気抜き穴110の通気を妨げない構成とすることができる。その結果、インクサブタンク100の内部に気泡を残存させずにインクSを充填することができる。
<第2実施形態>
図10には、本発明の第2実施形態に係るインクサブタンク130の構造が示されている。なお、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付し、重複した説明は省略する。
図10に示されるように、インクサブタンク100の内部を区分する仕切壁102の上部側に空気抜け穴110が設けられている点は第1実施形態と同様である。
インク入口室116内のフィルタ112と、インク出口室118内のフィルタ112の上部側には、空気抜け穴110と対向する位置に開口部132が形成されている。本実施形態では、開口部132は、空気抜け穴110より小径の円形であるが、正方形、長方形等の他の形状でもよい。
フィルタ112に開口部132を設けることで、A室内の残留空気やB室内の残留空気が空気抜き穴110を通ってC室に抜け、さらにC室から開口部132を通ってD室に抜けやすくなる。これにより、インクサブタンク100の内部にインクSを充填させる際に、フィルタ112がインクを吸収して一時的に通気性が低下しても、より確実に残留空気を除去することができる。
<第3実施形態>
図11〜図14には、本発明の第3実施形態に係るインクサブタンク140の構造が示されている。
図11に示されるように、インクサブタンク100の内部を区分する仕切壁102の上部側に空気抜け穴142が設けられている点は第1実施形態と同様である。空気抜け穴142は、インクサブタンク100の長手方向中央部(図11中の水平方向中央部)に設けられている。
B室には、規制部122の上方に球状の浮き部材144が配置されている。浮き部材144の外径は、空気抜け穴142を閉塞することができるように空気抜け穴142の内径よりも大きく形成されている。浮き部材144が規制部122の下方に落下しないように浮き部材144及び規制部122の形状及び大きさが設定されている。
仕切壁102の空気抜け穴142の長手方向両側(図11中の水平方向両側)には、上下方向に沿って浮き部材144を空気抜け穴142に案内する一対の板状のガイド部材146が設けられている。なお、図11では空気抜け穴142の手前側のガイド部材146を省略している。
図12及び図13に示されるように、B室にインクSが流入すると、液面が規制部122より低いときは、空気抜け穴142から残留空気がC室へ抜ける。インクSの液面が規制部122より高くなると、浮き部材144が浮き上がり一対のガイド部材146に沿って上昇していく。
そして、図14に示されるように、浮き部材144がフィルタ112の壁面に当接すると共に、浮き部材144の周面の一部が空気抜け穴142に入り込むことで、空気抜け穴142が閉塞される。そして、仕切壁102の下端に開口した循環流路114を通ってインクSがC室、D室に充填される。
これにより、B室のインクSの液面が所望の高さに達するまで浮き部材144は空気抜き穴142を閉塞しないため、空気を完全にC室へ排出するまで空気抜き穴142の通気を妨げない構成とすることができる。その結果、インクサブタンク100の内部に気泡を残存させずにインクSを充填することができる。
<第4実施形態>
図15には、本発明の第4実施形態に係るインクサブタンク150の構造が示されている。
図15に示されるように、インクサブタンク100の内部を区分する仕切壁102の上部側に空気抜け穴110が設けられている点は第1実施形態と同様である。
仕切壁102の空気抜け穴110が設けられた位置のB室側には、インクSの液面が空気抜け穴110付近に達しないときは空気がB室からC室へ抜けるのを許容し、インクSの液面が空気抜け穴110に達したときに空気抜け穴110を閉塞する弁体152が設けられている。弁体152は、フィルム状部材からなり、その下端部152Aが空気抜け穴110の下方側の仕切壁102に固定支持されている。弁体152は、インクSの液面が弁体152に達しない状態では上端部152Bが自重により仕切壁102から離れており、空気抜け穴110を開放する。インクSの液面が弁体152まで上昇すると、図中の一点鎖線で示すようにインクSに押されて弁体152が仕切壁102に密着し、空気抜け穴110を閉塞する。
弁体152は、インクSより軽く、柔軟な部材で形成することが好ましい。例えば、弁体152を樹脂やゴムなどで形成することができる。また、弁体152は、仕切壁102に密着することで、空気抜き穴110を隙間なく閉塞できる形状とされており、例えば、正方形、長方形等などが好ましい。
これにより、インクSの液面が弁体152に達するまで弁体152は空気抜き穴110を閉塞しないため、空気を完全にC室へ排出するまで空気抜き穴110の通気を妨げない構成とすることができる。その結果、インクサブタンク100の内部に気泡を残存させずにインクSを充填することができる。
なお、本実施形態では、インクSの液面が上昇するとインクSに押されて弁体152が空気抜き穴110を塞ぐ構造であるが、B室内に浮き部材を配置し、浮き部材が弁体152に当たったときに弁体152が空気抜き穴110を塞ぐような構成としてもよい。
以上、各実施形態について説明したように、インクSが所望の高さまで充填されたときに、仕切壁102に設けられた空気抜き穴を浮き部材又は弁体により閉塞する構成としたことで、インクサブタンク100内に残った空気を効率よく排出しつつ、インクSの液面が上昇すれば空気抜き穴110がインクSを通過させないよう閉塞する構成とすることができる。このため例えばヘッドプレート104をインクSの循環で温調する際にはインクSが循環流路114を通過するので効率よく温調を行うことができる。またインクSに混入したゴミなどの不純物の逆流を防止することもできる。
<その他>
以上、本発明の実施例について記述したが、本発明は上記の実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々なる態様で実施し得ることは言うまでもない。
例えば上記実施形態ではドラムの表面に用紙Pを保持、搬送する構成を例に挙げたが、これに限定せず例えば無端ベルト状の搬送ベルトを用いる構成や、平板状のステージを用いて用紙を搬送する構成に本発明を適用することも可能である。
また、上記実施形態では処理液塗布部14で用紙Pに処理液を塗布し、乾燥させる処理を施したのち用紙Pに対してヘッドユニット66にて液滴吐出を行う構成を例に挙げたが、勿論これに限定せず例えば通常紙(プレーンペーパー)を保持してそのまま搬送し、表面に液滴を直接吐出して画像を形成する通常のインクジェットプリンタに本発明を適用することも可能である。
さらに吐出される液はインクに限定されず、例えばエッチング時の基板パターン形成などに応用してもよい。
10 画像形成装置
16 画像形成部
36 画像形成ドラム
64 インクジェットラインヘッド(液滴吐出ヘッド)
66 ヘッドユニット
100 インクサブタンク(液循環タンク)
102 仕切壁
104 ヘッドプレート
106 インク入口(液流入口)
108 インク出口(液流出口)
110 空気抜き穴
111 箱体(タンク本体)
112 フィルタ
114 循環流路
116 インク入口室(流入口側液室)
118 インク出口室(流出口側液室)
120 浮き部材
122 規制部(規制部材)
130 インクサブタンク(液循環タンク)
132 開口部
140 インクサブタンク(液循環タンク)
142 空気抜き穴
144 浮き部材
146 ガイド部材
150 インクサブタンク(液循環タンク)
152 弁体
200 振動板(アクチュエータ)
202 圧電体(アクチュエータ)
212 圧力室
214 ノズル(吐出ノズル)
P 用紙
S インク

Claims (7)

  1. 略箱形状をしたタンク本体と、
    前記タンク本体の上部に設けられ、外部から液が流入する液流入口と、
    前記タンク本体の上部に設けられ、外部へ液が流出する液流出口と、
    前記液流入口と前記液流出口との間で前記タンク本体内部を流入口側液室と流出口側液室とに分割する仕切壁と、
    前記仕切壁の下端部に開口された液循環路と、
    前記仕切壁の上部に開口された空気抜き穴と、
    前記流入口側液室に配置され、前記流入口側液室に流入した前記液で浮き上がり、前記流入口側液室に前記液が充填されることにより前記空気抜き穴を閉塞する浮き部材と、
    を有する液循環タンク。
  2. 略箱形状をしたタンク本体と、
    前記タンク本体の上部に設けられ、外部から液が流入する液流入口と、
    前記タンク本体の上部に設けられ、外部へ液が流出する液流出口と、
    前記液流入口と前記液流出口との間で前記タンク本体内部を流入口側液室と流出口側液室とに分割する仕切壁と、
    前記仕切壁の下端部に開口された液循環路と、
    前記仕切壁の上部に開口された空気抜き穴と、
    前記液流入口側の前記仕切壁に設けられ、前記流入口側液室に流入した前記液の液面が前記空気抜き穴より低いときは前記空気抜き穴を開放し、前記流入口側液室に前記液が充填されることにより前記空気抜き穴を閉塞する弁体と、
    を有する液循環タンク。
  3. 前記仕切壁が前記流入口側液室の上下方向に沿って配置されており、前記仕切壁に前記浮き部材の落下を規制する規制部材が設けられている請求項1に記載の液循環タンク。
  4. 前記仕切壁に前記浮き部材を前記空気抜き穴へ案内するガイド部材が設けられている請求項1又は請求項3に記載の液循環タンク。
  5. 前記流入口側液室及び前記流出口側液室の少なくとも一方に前記仕切壁に沿って設けられ、前記液を濾過するフィルタと、
    前記フィルタの上部に形成された空気抜きの開口部と、
    を有する請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の液循環タンク。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の液循環タンクと、
    前記液循環タンクと供給流路で連結され前記液を加圧する加圧室と、
    前記加圧室を加圧するアクチュエータと、
    前記加圧室で加圧された液を液滴として吐出する吐出ノズルと、
    を有する液滴吐出ヘッド。
  7. 請求項6に記載の液滴吐出ヘッドと、前記液滴吐出ヘッドとの対向位置に記録媒体を搬送する搬送手段と、を備え、
    前記液滴吐出ヘッドとの対向位置に前記記録媒体を通過させることによって画像を形成する画像形成装置。
JP2009059472A 2009-03-12 2009-03-12 液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置 Pending JP2010208275A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009059472A JP2010208275A (ja) 2009-03-12 2009-03-12 液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009059472A JP2010208275A (ja) 2009-03-12 2009-03-12 液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010208275A true JP2010208275A (ja) 2010-09-24

Family

ID=42968978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009059472A Pending JP2010208275A (ja) 2009-03-12 2009-03-12 液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010208275A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013240977A (ja) * 2012-04-23 2013-12-05 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2016097567A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 セーレン株式会社 インクジェット記録装置
US10155395B2 (en) 2016-04-07 2018-12-18 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Ink circulation device and inkjet recording device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013240977A (ja) * 2012-04-23 2013-12-05 Seiko Epson Corp 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置
JP2016097567A (ja) * 2014-11-20 2016-05-30 セーレン株式会社 インクジェット記録装置
US10155395B2 (en) 2016-04-07 2018-12-18 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Ink circulation device and inkjet recording device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2010214847A (ja) 液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置
JP6571949B2 (ja) インクジェット印刷装置
JP5357138B2 (ja) 画像形成装置
JP2009241316A (ja) 液滴吐出装置
WO2015029599A1 (ja) インク供給装置およびインク供給方法並びにインクジェット記録装置
JP2010234568A (ja) 液滴吐出装置
JP6072380B2 (ja) 液体供給システム
US8523345B2 (en) Recording apparatus
JP2019014227A (ja) インクジェット記録装置および回収装置
JP2020066136A (ja) インクミスト補集装置およびインクジェット記録装置
EP3224054A1 (en) Recording substrate treatment apparatus, printing system and method of drying
JP2010208275A (ja) 液循環タンク、液滴吐出ヘッドおよび画像形成装置
US20120133698A1 (en) Image recording apparatus and image recording method
JP5814162B2 (ja) 圧力調整装置およびインクジェット記録装置
JP5164900B2 (ja) 液循環タンクおよび画像形成装置
US6749283B2 (en) Liquid ejecting device and ink jet printer
EP2465683B1 (en) Liquid ejection apparatus and storage medium storing program
JP2010214751A (ja) 液滴吐出ヘッド、ヘッドシステムおよび画像形成装置
JP7326473B2 (ja) 印刷装置および背圧制御方法
JP2013184352A (ja) 圧力調整装置およびインクジェット記録装置
US20220396085A1 (en) Condensation control in an inkjet printer
JP6011084B2 (ja) 印刷装置、及び、印刷方法
JP2010188614A (ja) 記録ヘッド及び画像形成装置
JP3906846B2 (ja) インクジェット記録ヘッド及びこれを備えたインクジェット記録装置
JP7024268B2 (ja) 液体吐出装置