JP5516336B2 - インクジェット式記録装置及び印字方法 - Google Patents

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本発明はインクジェット式記録装置及び印字方法に係り、特に、ロールに巻かれた紙類、布類、フィルム類、合成樹脂材などのシート状の被記録媒体にインクジェット方式で画像を形成(印字)する複写機、プリンタ、ファクシミリ、これらの機能を複合して有するデジタル複合機、印刷機などの画像形成装置を含むインクジェット式記録装置、及びこのインクジェット式記録装置で実行される印字方法に関する。
インクジェット式記録装置は、インクジェットヘッドによりインクの液滴を被記録媒体に吐出し、被記録媒体の内部に浸透させ、若しくは表面に付着させて画像を形成し、あるいは印字するようになっている。このようにインクジェット式記録装置では、インク滴を使用するため、印字部雰囲気が高湿度環境となるとともに、シート状記録媒体の印字部分のみならず当該被記録媒体自体も湿気を帯びることになる。
一方、高速印字を行うインクジェット式記録装置では、ロール状に巻かれた連続紙(用紙)を引き出して印字した後、ロール状に巻き取ることが多いことから、巻き取る前に用紙を乾燥させておく必要がある。さもないと、印字したインクの付着による汚れ、かすれ、にじみなどが生じ、また、巻き取りにも支障が生じる虞もある。そのため、シート状記録媒体の乾燥方法が重要となる。
そこで、インクジェット記録装置ではないが、乾燥方法の一例として、特許文献1(特開2006−169710号公報)には、文書細断機によって細断された古紙を再生する際に、ヒートポンプ方式の除湿乾燥機からドライヤーを使用する文書細断屑用古紙再生装置が記載されている。
また、特許文献2(特開2010−125828号公報)には、記録実行中における空気の除湿及びインク乾燥を十分に行うために被記録媒体上のインクを乾燥する乾燥手段と、インクヘッドに搭載され、空気中の水分が結露する結露部と、この結露部を冷却する冷却手段と、冷却により結露部で結露して水分を回収する水滴回収手段とを備えたインクジェット記録装置が記載されている。
しかし、引用文献1記載の発明は、文書細断機によって細断された古紙を離解し、離解された再生パルプ懸濁液から再生紙を抄造する抄紙機のドライパート部の乾燥チャンバー内の雰囲気を除湿乾燥する除湿乾燥機にヒートポンプ方式のドライヤーを有する構成としたもので、印刷用紙の乾燥に使用されているわけではなく、高速印字のインクジェット式記録装置のシート状記録媒体の乾燥に使用することはできない。ヒートポンプ方式のドライヤーは単に再生紙を抄造する際に用いられる乾燥手段に過ぎず、他の用途は何も考慮されていない。
また、引用文献2記載の発明は、インクヘッド前面の雰囲気がインク吐出により高湿となり、インクを重ねて吐出する際、被記録媒体の乾燥が十分でないとブリードと称される不具合が生じるので、これを改善するためにインクヘッド前面を除湿雰囲気にするものである。この発明における冷却手段及び水滴回収手段は、除湿と除湿により生じた水滴を回収するだけで、回収した水分や水滴は廃棄されるだけである。
いずれにしても、引用文献1及び2記載の発明では、乾燥した後、回収した水分や水滴の再利用については何も考慮されていない。
一方、インクジェット式記録装置では、被記録媒体は乾燥させる必要があるが、インク回りについては、乾燥すると、インクの固着やインク詰りという問題を引き起こす。すなわち、インクジェット式記録装置では、幅狭の用紙を印刷するときには、用紙の幅方向から外側の印刷対象とならない部分に位置するインクジェットヘッドはインクを吐出しないので、ヘッドの詰りを防止するため一定周期でインクを吐出する空吐出と称される動作を行わせている。これにより、インクヘッドのノズル部分でインクが固着する前にインクを通し、インク固着が生じないようにしている。
この動作を実行するため、インクジェット式記録装置では空吐出したインクを受ける空吐出受けと称されるトレイが設けられている。ヘッド前面が乾燥した雰囲気であると、その分インクジェットヘッドが乾きやすくなる。これに対し、ヘッド前面が多湿雰囲気であると、インクが乾燥しにくくなるので、インク詰りも生じにくくなる。このことは、ヘッド前面が多湿雰囲気であるとインクの空吐出タイミングを乾燥雰囲気の場合より長くとることができることを意味する。
他方、前記インクの固着が生じないようにするためにインクジェットヘッドを蓋するキャップが設けられている。このキャップは、印刷時には外れ、印刷後、装着されるが、単にキャップしただけではキャップ内が多湿状態にないため確実に乾燥を防止することはできない。そのため、積極的にインクジェットヘッドが乾燥しないようにすることが望まれる。
このように、ヘッド回りは乾燥すると機能を損なうことがあるので、キャップにしても空吐出受けにしても、保湿や加湿を行うことが望ましく、外部装置として別途加湿装置を設ける場合もあった。しかし、外部装置として加湿装置を設けると、そのための費用と加湿装置を駆動するためのエネルギがさらに必要となり、省エネルギと低コスト下の観点から改善の余地があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、外部装置として別途加湿装置を設置することなく、効率的にインクジェットヘッドの乾燥を防止し、吐出信頼性の向上を図ることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、インクを記録ヘッドから被記録媒体上に吐出して画像を形成するインクジェット式記録装置であって、前記被記録媒体の搬送路の前記記録ヘッドの下流側に設けられ、前記被記録媒体を乾燥する乾燥室と、循環する気体中の水分を分離し、高温の乾燥気体とするヒートポンプを有し、前記乾燥室内に前記気体を循環させる用紙乾燥装置と、前記ヒートポンプで分離された水を前記記録ヘッドの前面側に供給し、当該前面側を加湿雰囲気にして前記記録ヘッドの乾燥を防止する乾燥防止手段と、を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記乾燥防止手段が、印刷時に前記被記録媒体を挟んで前記記録ヘッドと対向する位置に設けられ、記録ヘッドのインク詰りを防止するための空打ちインクを受ける空吐出受けと、前記ヒートポンプで分離した水を前記空吐出受けに供給する供給手段と、を備えていることを特徴とする。
第3の手段は、第1又は第2の手段において、前記乾燥防止手段が、非印刷時に記録ヘッドを覆うキャップ部と、前記ヒートポンプで分離した水を前記キャップ部に供給する供給手段と、を備えていることを特徴とする。
第4の手段は、第1又は第2の手段において、前記乾燥防止手段が、非印字時に記録ヘッドを覆うキャップ部と、前記乾燥室で前記被記録媒体から分離した水分を含む気体を前記キャップ部に導く分岐管路と、を備えていることを特徴とする。
第5の手段は、第4の手段において、前記水分を含む気体の湿度を検出する検出手段と、前記分岐管路を開閉する開閉手段と、前記検出手段によって検出された湿度が予め設定された湿度より大きくなったときに前記開閉手段により前記分岐管路を開放し、前記水分を含む気体を前記キャップ部に供給する制御手段と、を備えていることを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段において、前記分離した水は前記ヒートポンプのドレンから取り出されることを特徴とする。
第7の手段は、インクを記録ヘッドから被記録媒体に吐出して画像を形成するインクジェット式記録装置の印字方法であって、前記被記録媒体の搬送路の前記記録ヘッドの下流側に設けられた乾燥室で前記被記録媒体を乾燥し、前記乾燥室での乾燥により循環する気体中に移行した水分をヒートポンプにより分離し、分離した水分が凝集した水を前記記録ヘッドの前面側に供給し、当該前面側を加湿雰囲気にして前記記録ヘッドの乾燥を防止すること特徴とする。
第8の手段は、第7の手段において、前記加湿雰囲気になる前面側が、印刷時に前記被記録媒体を挟んで前記記録ヘッドと対向する位置に設けられ、当該記録ヘッドのインク詰りを防止するための空打ちインクを受ける空吐出受けであることを特徴とする。
第9の手段は、第7の手段において、前記加湿雰囲気になる前面側が、非印刷時に記録ヘッドを覆うキャップ部であることを特徴とする。
なお、後述の実施形態では、記録ヘッドはインクジェットヘッド110に、被記録媒体は用紙10に、インクジェット式記録装置はインクジェット装置1に、搬送路は符号111に、乾燥室はチャンバー412に、ヒートポンプは符号406に、用紙乾燥装置は符号400に、空吐出受けは符号510に、キャップ部はキャップ112及びキャップチャンバー113に、供給手段はドレン501、ドレンタンク505、ポンプ507、ドレン流路502,512に、分岐管路はキャップ送風経路551に、開閉手段は流路開放弁552に、検出手段は湿度センサ405に、それぞれ対応する。
本発明によれば、インクジェットヘッドの保湿を自己の系内であるヒートポンプで分離した水分を利用して行うので、外部装置として加湿装置を設ける必要なく、インクジェットヘッドの乾燥を防止することが可能となり、乾燥の防止が可能なことからインクジェットヘッドの吐出信頼性の向上を図ることができる。
本発明の実施形態における実施例1に係るインクジェット装置全体のシステム構成を示す図である。 実施例1に係るインクジェット装置を正面から見た概略構成図である。 実施例1に係るインクジェット装置を裏面側から見た概略構成図である。 ヒートポンプの機能構成を示す概略構成図である。 図2のインクジェット装置の右側面図であり、インクジェットヘッドが印刷位置に移動したときの状態を示す。 図5の状態からインクジェットヘッド110が非印刷位置に移動した後の状態を示す。 キャップチャンバー内だけに給水し、空吐出受けはインク回収機能のみ有する場合であってインクジェットヘッドが印刷位置に移動したときの状態を示す図である。 キャップチャンバー内だけに給水し、空吐出受けはインク回収機能のみ有する場合であってインクジェットヘッドが非印刷位置に移動したときの状態を示す図である。 空吐出受け内だけに給水し、キャップチャンバーには給水機構を設けずに、インクジェットヘッドを蓋する例であって、インクジェットヘッドが印刷位置に移動したときの状態を示す図である。 空吐出受け内だけに給水し、キャップチャンバーには給水機構を設けずに、インクジェットヘッドを蓋する例であって、インクジェットヘッドが非印刷位置に移動したときの状態を示す図である。 実施例2に係るインクジェット装置を正面から見た概略構成図である。 図11の右側面図でインクジェットヘッドが印刷位置にある状態を示す図である。 図11の右側面図でインクジェットヘッドが非印刷位置にある状態を示す図である。 実施例2におけるインクジェット装置の制御構成を示すブロック図である。
本発明は、インクジェットヘッドの乾燥防止にヒートポンプで分離した水分を使用することを特徴としており、これにより、外部装置として別途加湿装置を設けることなく、インクジェットヘッドの乾燥防止を可能としたものである。以下、本発明の実施形態について、実施例毎に図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態の実施例1に係るインクジェット式記録装置(以下、インクジェット装置とも称する。)全体のシステム構成を示す図である。同図において、本実施例1に係るシステムは、インクジェット装置1、給紙装置(アンワインダー)2及び巻き取り装置(リワインダー)3から基本的に構成され、これらの各装置1,2,3は用紙搬送方向に沿って給紙装置2、インクジェット装置1及び巻き取り装置3の順に直線上に配置されている。なお、本実施例1では、これらの装置は、それぞれ下面に設けた車輪40によって同一水準の床面上に並置されている。
給紙装置2はロールに連続的に巻かれたロール紙21を引き出しながらインクジェット装置1側に供給する。巻き取り装置3はインクジェット装置1で印字された用紙10をロールに巻き取り、全シート部材を巻き取ってロール紙31とし、巻き取ったロール紙31を取り外し、後工程に送る。なお、ここでは、単に用紙10と称しているが、この用紙10はロールに巻かれた連続紙であり、ここでは、用紙10は連続紙を意味している。また、本実施例1では、用紙10はシート状記録媒体の1つとして代表して例示したもので、用紙10は前述の記録媒体として使用される前述の紙類、布類、フィルム類、合成樹脂材からなるシート状の部材に敷衍することができる。
インクジェット装置1はインクジェットヘッドを備えたインクジェット作像部100と、インクジェット作像部100の用紙搬送方向上流側(前段)にあって、給紙装置2から給紙された用紙10をインクジェット作像部100に送るインフィードユニット200と、インクジェット作像部100で印字された用紙10を巻き取り装置3側に送るアウトフィードユニット300とを備えている。
図2は実施例1に係るインクジェット装置1を正面から見た概略構成図、図3は裏面側から見た概略構成図である。これらの図においてインフィードユニット200は、複数のガイドローラ210、インフィードローラ220、ニップローラ230等を備え、給紙装置2からインフィードユニット200側面に形成された給紙口201から連続紙を引き込む。インフィードユニット200では、ガイドローラ210からインフィードローラ220とニップローラ230のニップに用紙10を導き、複数のガイドローラ210によって所定の張力を付与した状態でインクジェット作像部100に用紙10を送り込む。
インクジェット作像部100はインクジェットヘッド110及び後述の制御部120を備え、ホスト装置130からの指示に基づいて、用紙10に対する作像及び給紙制御を実行する。インクジェットヘッド110は用紙搬送路111に対向する位置に配置され、高速で搬送される用紙10に対してインク滴を吐出し、用紙10上に印字画像を形成する。インクジェット作像部100の前面側には、さらにヒートポンプ406を備えた用紙乾燥装置400が設置され、ヒートポンプ406の吹き出し口401からアウトフィードユニット300を通り、吸い込み口402を経てヒートポンプ406に戻る送風経路410a,410bが設けられている。上流側の送風経路410aは上流側の第1のダクト411、乾燥室(以下、「チャンバー」と称す。)412及び下流側の第2のダクト413、及び下流側の送風経路410bを含み、チャンバー412内に用紙10の搬送路が形成されている。
チャンバー412はインクジェットヘッド110に対向する搬送路111の下流側に配置され、用紙10の印字面の上部の空間にヒートポンプ406から送風される高温の乾燥空気が供給される。これにより、高温の乾燥空気が用紙表面と接触して用紙10に対して乾燥と除湿が行えるようになっている。さらに、後述するが、本実施例では、インクジェットヘッド110のキャップ112を構成するキャップチャンバー113内と空吐出受け510にそれぞれヒートポンプ406のドレン501から導かれた水を供給する給水装置500を備えている。
アウトフィードユニット300内には、前記チャンバー412内に用紙10を通過させるためのガイドローラ310を含め、複数のガイドローラ310が設置され、アウトフィードユニット300内の用紙搬送方向最下流側に設けられたアウトフィードローラ320及びニップローラ330によって搬送力が付与され、最後段のガイドローラ310を経て、排紙口340から巻き取り装置3側に送られ、巻き取り装置3でロール状に巻き取られる。本実施例1では、このようにして給紙装置2のロール先端から巻き取り装置3で巻き取られたロール後端までの連続紙に対して印字処理が行われる。
図4はヒートポンプの機能構成を示す概略構成図である。ヒートポンプ406は、熱媒体を使用したヒートポンプであり、送風機420、冷却側及び加熱側の熱交換機430,440、圧縮機450、及び減圧機460を備え、これら各部は吹き出し口401及び吸い込み口402が形成されたケース470内に収納されている。また、冷却側の熱交換機430、減圧機460、加熱側の熱交換機440、圧縮機450はそれぞれの間の媒体管路403によって接続され、閉鎖された循環管路を形成している。熱媒体は図示矢印D3方向に循環し、チャンバー412に供給される高温乾燥空気は図示矢印D4方向に循環する。
送風機420はチャンバー412に供給される温風の駆動源であり、冷却側の熱交換機430と加熱側の熱交換機440との間に配置され、吸い込み口402から吸い込まれた戻り側の含湿空気Awを冷却側の熱交換機430から加熱側の熱交換機440に送り、加熱側の熱交換機440で所定の温度に加熱された高温乾燥空気Ahとして吹き出し口401から送り出す。ヒートポンプ406の熱媒体は、減圧機460で減圧され、周辺温度よりも低温となって冷却側の熱交換機430に送られる。そして、冷却側の熱交換機430が冷やされ、吸い込み口402から吸い込まれた含湿空気(温風)Awを水滴409と乾いた空気に分離する。
水滴409は、表面張力で徐々に大きな水溜まりとなり、ケース470の内側底面に溜まり、ケース底面に設けられたドレン501からドレンタンク505に導かれる。そして、ドレンタンク505の水は、ポンプ507によって吸い上げられ、ドレン流路502,512を通ってキャップ112内及び空吐出受け510内にそれぞれ導かれ、キャップチャンバー113内及び空吐出受け510内に貯水される。貯水された水503,513は、キャップチャンバー113内及び空吐出受け510内でそれぞれ所定の水位になるとそれぞれ排水路504,514から廃液タンク506に導かれ、廃液タンク506内に貯められ、所定量貯まった時点で廃棄される。
なお、図4では、ドレン501はケース470の下のドレン501から外に出ているが、これはヒートポンプ406の概略構成を概念的に示したもので、実機では、図2及び図3に示すように、これらの各部は用紙乾燥装置400内に設置され、用紙乾燥装置400の本体部から外部に導出されている。
一方、冷却側の熱交換機430を通った熱媒体は圧縮機450側に送られ、圧縮機450で圧縮されて高温となる。高温となった熱媒体は加熱側の熱交換機440に送られ、冷却側の熱交換機430で除湿された空気と熱交換し、減圧機460に送られる。他方、加熱側の熱交換440を通った空気は、前述のように高温の乾燥空気Ahとなって吹き出し口401から送風経路410aに送り出される。
すなわち、ヒートポンプ406は熱媒体が膨張と圧縮を繰り返して吸熱と放熱を行う過程で送風経路410a,410bを循環する空気と熱交換を行い、用紙10から湿気を奪って吸い込み口402から含湿空気Awとしてヒートポンプ406側に導入され、ヒートポンプ406で含湿空気Awから水分を奪い、用紙10を乾燥するに足る熱量を温風に供給し、チャンバー412側に50℃〜100℃の高温乾燥空気Ahとして送り出す。
なお、ヒートポンプ及びヒートポンプの熱交換原理は公知の技術であることから、ここでは詳細な説明は省略する。また、ヒートポンプの熱交換能力や送風能力は熱交換対象となる機器に応じて適宜設定されるべきものであるので、これらの詳細についてもここでの説明は省略する。
このように、ヒートポンプ406の送風機420によって高温乾燥空気Ahを吹き出し口401から上流側の送風経路410a、第1のダクト411を介してチャンバー412内に供給し、チャンバー412内で用紙10を乾燥させた後、第2のダクト413及び下流側の送風経路410bを介して吸い込み口402から含湿空気Awを回収し、回収した含湿空気Awをヒートポンプ406によって再度高温乾燥空気Ahにして送り出すという循環工程を繰り返すことにより高速印字下での用紙10の乾燥が可能となる。なお、ここで言う高速印字とは例えば75m/min〜150m/minの搬送速度での印字を想定している。
その際、図2及び図3にも示すように用紙10はチャンバー412内に沿って搬送され、高温乾燥空気Ahは用紙10の印字面側を所定の相対速度で移動し、用紙10に含まれる湿気を高温乾燥空気Ah内に移行させる。なお、本実施例では、高温乾燥空気Ahは前記用紙の搬送方向と同方向で、用紙搬送速度(印字速度)より十分に大きい速度で送風される。十分に大きい速度とは、用紙10からの湿気の高温乾燥空気Ah内への移行が平衡状態を維持し、飽和水蒸気量に達しない状態で用紙表面の空気層が入れ替わることができるような用紙10との相対速度となる速度であることが好ましい。
図5は図2のインクジェット装置1の右側面図であり、インクジェットヘッド110が印刷位置に移動し、一部アウトフィードローラ320及びガイドローラ310を破断し、チャンバー412と送風経路410a,410b等の配置の状態を示している。
図5から分かるように、インクジェット作像部100の前面にヒートポンプ406を備えた用紙乾燥装置400が配置され、用紙乾燥装置400では、前述の図2に示すようにヒートポンプ406の吹き出し口401から送風される高温乾燥空気が上流側の送風経路410aに案内され、アウトフィートユニット300内のチャンバー412に供給され、チャンバー412から下流側の送風経路410bを通ってヒートポンプ406に戻る。
用紙10から湿気を奪った高温乾燥空気Ahは前記最終段のガイドローラ310aの下流側から送風経路410bに導かれ、ヒートポンプ406内に戻る。なお、本実施例では、第1及び第2のダクト411,413は吐出側と吸入側でそれぞれ単数となっているが、それぞれの側で並列あるいはチャンバー412内の流速分布を均一化するような位置に並べて複数設けても良いことは言うまでもなく、その方が温風の循環効率が高くなる。なお、図1ないし図5に示した例は、温風が矢印D1(図2)で示すように用紙10と同じ方向(順方向)に送られる例である。
このようにして用紙10を乾燥させる一方、含湿空気Awから分離された水滴409はドレン501によりドレンタンク505に導かれ、ドレン流路502を介して適宜キャップチャンバー113内に供給されるが(図2参照)、インクジェットヘッド110が印刷位置にあるとキャップ112は開放状態となり、キャップ112にドレン501から水を供給しても蒸発してしまう。そこで、キャップチャンバー113の上面にはキャップシャッタ114が開閉可能に設置され、インクジェットヘッド110が印刷位置にあるときは、キャップシャッタ114でキャップチャンバー113の上面を閉鎖し、キャップチャンバー113内の水の蒸発を防止している。
一方、空吐出受け510側にも、同様にしてドレンタンク505からドレン流路512を介して適宜空吐出受け510に供給される(図3参照)。空吐出受け510では、図5に示すように、用紙10が用紙幅Hで示すようにインクジェットヘッド110の印字幅に対して幅狭の場合には、予め設定されたタイミングで用紙10に吐出しない位置のインクジェットヘッド110からインク520が空吐出され、インク詰りを防止している。インク520は空吐出受け510内の貯水に打ち込まれ、所定水位で排水路514から廃液タンク506内に排水される。このように空吐出されたインク520は空吐出受け510内の貯水に溶け込むので、空吐出受け510に乾いたインクが固着し、堆積することもない。また、堆積しないように、余分にインク520を吐出させる必要もない。
図6は図5の状態からインクジェットヘッド110が非印刷位置に移動した後の状態を示す。この状態では、インクジェットヘッド110は図5の印刷位置から装置前面側に移動し、キャップ112によって蓋された状態である。この場合、インクジェットヘッド110の前面(インク吐出側)はキャップチャンバー113によって覆われ、インクジェットヘッド110のインク吐出側は加湿雰囲気内に位置している。この状態においても、ヒートポンプ406のドレン501からの水がキャップチャンバー113内に適宜供給され、適宜排水される。その際、空吐出受け510にもドレンタンク505からの水は適宜供給され、適宜排水される。空吐出受け510内の貯水は、インクジェットヘッド110が空吐出受け510側に位置したときに特に加湿雰囲気になる必要はなく、空吐出されたインク520を受け止めれば良いので、空吐出受け510の上面は開放空間となっている。
なお、本実施例では、給水装置500は、ヒートポンプ406の冷却側の熱交換機430、ドレン501、ドレンポンプ507、ドレン流路502,512、キャップチャンバー113、空吐出受け510内、排水路504,514、及び廃液タンク505から構成されている。
このように、本実施例では、
(1)インクジェットヘッド110の非印刷位置に設けたキャップチャンバー113内と空吐出受け510内にヒートポンプ406のドレン501からの水を導き、キャップチャンバー113では、インクジェットヘッド110が非印刷位置に位置しているときに、インク吐出口前面を加湿雰囲気に設定するので、キャップ時のインクジェットヘッド110を確実に保湿することができる。
(2)インクジェットヘッド110が印刷位置に位置しているときには、幅狭の用紙に印刷する際の空吐出に際して、空吐出されるインク520を空吐出受け510内の貯水で受けるので、空吐出受け510におけるインク固着を防止できるばかりでなく、印刷中(デキャップ状態)でのインクジェットヘッド110の保湿が可能となり、吐出信頼性の向上を図ることができる。
(3)インクジェットヘッド110の保湿が可能となることから、空吐出の頻度を減らすことができ、これにより、無駄なインクの使用量を低減することができる。
(4)自己系内のヒートポンプ406で凝集させた水をキャップチャンバー113内及び空吐出受け510内の給水として使用するので、低コストでインクジェットヘッド110の吐出信頼性の向上を図ることができる。
等の効果を奏する。
なお、本実施例では、キャップチャンバー113内と空吐出受け510内のそれぞれに給水しているが、図7及び図8に示すようにキャップチャンバー113内だけに給水し、空吐出受け510は従来通り、インク回収機能のみ設けても良い。さらに、図9及び図10に示すように、空吐出受け510内だけに給水し、キャップチャンバー113には給水機構を設けずに、インクジェットヘッド110との密閉性のみ考慮してキャップ112を構成することもできる。いずれに給水機構を設けるかは設計的な問題であり特に限定しないが、当然、両者に設けることが最良であることは言うまでもない。
この実施例2は実施例1のキャップチャンバー113内への給水に代えて、キャップチャンバー113内に用紙乾燥によって得た含湿空気を導入し、インクジェットヘッド110の乾燥を抑えるようにした例である。
図11は実施例2に係るインクジェット装置1を正面から見た概略構成図、図12は図11の右側面図でインクジェットヘッドが印刷位置にある状態を、図13は図11の右側面図でインクジェットヘッドが非印刷位置にある状態をそれぞれ示す。なお、本実施例では、空吐出受け510側への給水装置は特に図示していないが、実施例1と同様に空吐出受け510にはヒートポンプ406のドレン501からの水が導かれ、貯水できるようになっている。その他、実施例1と同一の各部には同一の参照符号を付し、重複する説明は適宜省略する。
図11において、第2のダクト413の内側には湿度センサ405が設けられ、湿度センサ405の検知出力は後述する制御部120に入力される。また、第2のダクト413の下流側の送風経路410bからはキャップ送風経路551が分岐し、キャップチャンバー113に前記送風経路410b内の含湿空気を導入することができるようになっている。このキャップ送風経路551の分岐部下流には、流路開放弁552が設けられ、キャップ送風経路551の開閉動作が行われる。この開閉動作は、湿度センサ405の検知出力に応じて制御部120が制御する。本実施例では、湿度センサ405で検出されたチャンバー412下流の含湿気体Awの湿度が60%を超えると開放され、一部分岐してキャップチャンバー113内に導かれる。これにより、キャップチャンバー113内が湿度60%以上の加湿雰囲気となる。キャップチャンバー113内では、分岐前の送風経路410bよりも低温となることから結露するが、結露した水は排水路502から廃液タンク506に回収される。
その他、特に説明しない各部は実施例1と同様に構成され、同様に機能する。
図14は本実施例2におけるヒートポンプを含むインクジェット装置の制御構成を示すブロック図である。同図において、インクジェット装置1は、ホスト装置130と通信可能に接続された制御部120を備え、この制御部120には、減圧機・圧縮機制御部121、送風機制御部122、操作パネル140、データ格納部123、減圧機460及び圧縮機450を駆動制御するためのモータドライバ124、及び送風機420を駆動制御するためのモータドライバ125が接続されている。また、減圧機・圧縮機制御部121、送風機制御部122及び制御部120には、前述のチャンバー412内の湿度を検出する湿度センサ405からの検出出力が入力される。これにより、各制御部121,122は用紙10から蒸発して温風内に移行した水分量に基づく湿度情報を取得し、制御情報をインクジェット装置1の制御部120に出力する。インクジェット装置1の制御部120では、データ格納部123に格納された用紙乾燥制御のための制御データを参照し、前記各制御部121,122からの制御情報に基づいてモータドライバ124,125を介して減圧機460及び圧縮機450、並びに送風機420を制御する。
また、制御部120は、前記湿度センサ405の検出出力が入力され、この検出出力が湿度60%を超えると、制御部120はモータドライバ553を介して流路制御弁552を開放し、60%以下になると、流路制御弁552を閉鎖する。流量制御弁552の方式によってドライバの種類は変わるので、流量制御弁552の方式やそれに伴う駆動手段の方式が実施例に限定されるものではない。
操作パネル140はユーザーインターフェースであり、ユーザーによる初期設定のためのキー、及び各種モードを設定するキー、動作を指示するキーなどを備えている。
なお、制御部120、減圧機・圧縮機制御部121及び送風機制御部122は、それぞれCPU、ROM及びRAMを備え、各制御部120,121,122毎に、CPUはROMに格納されたプログラムコードを読み出し、読み出したプログラムコードをRAMに展開し、当該RAMをワークエリア及びデータバッファとして使用しながら前記プログラムコードで定義された制御を実行する。
以上のように、本実施例によれば、キャップチャンバー113内の乾燥を防止するために、戻り側の送風経路410bからキャップ送風経路551を分岐し、含湿空気Awの湿度に応じて流路開放弁552を開閉するだけで良いので、実施例1に比べてより低コストで実施例1と同等の効果を奏することができる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記各実施例は、好適な例をそれぞれ示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲により規定される範囲に含まれる。
1 インクジェット装置
10 用紙
110 インクジェットヘッド
111 搬送路
112 キャップ
113 キャップチャンバー
400 用紙乾燥装置
405 湿度センサ
406 ヒートポンプ
412 チャンバー
501 ドレン
502,512 ドレン流路
505 ドレンタンク
507 ポンプ
510 空吐出受け
551 キャップ送風経路
552 流路開放弁
特開2006−169710号公報 特開2010−125828号公報

Claims (9)

  1. インクを記録ヘッドにより被記録媒体上に吐出して画像を形成するインクジェット式記録装置であって、
    前記被記録媒体の搬送路の前記記録ヘッドの下流側に設けられ、前記被記録媒体を乾燥する乾燥室と、
    循環する気体中の水分を分離し、高温の乾燥気体とするヒートポンプを有し、前記乾燥室内に前記気体を循環させる用紙乾燥装置と、
    前記ヒートポンプで分離された水を前記記録ヘッドの前面側に供給し、当該前面側を加湿雰囲気にして前記記録ヘッドの乾燥を防止する乾燥防止手段と、
    を備えていること
    を特徴とするインクジェット式記録装置。
  2. 請求項1記載のインクジェット式記録装置であって、
    前記乾燥防止手段が、
    印刷時に前記被記録媒体を挟んで前記記録ヘッドと対向する位置に設けられ、記録ヘッドのインク詰りを防止するための空打ちインクを受ける空吐出受けと、
    前記ヒートポンプで分離した水を前記空吐出受けに供給する供給手段と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  3. 請求項1又は2記載のインクジェット式記録装置であって、
    前記乾燥防止手段が、
    非印刷時に記録ヘッドを覆うキャップ部と、
    前記ヒートポンプで分離した水を前記キャップ部に供給する供給手段と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  4. 請求項1又は2記載のインクジェット式記録装置であって、
    前記乾燥防止手段が、
    非印字時に記録ヘッドを覆うキャップ部と、
    前記乾燥室で前記被記録媒体から分離した水分を含む気体を前記キャップ部に導く分岐管路と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  5. 請求項4記載のインクジェット式記録装置であって、
    前記水分を含む気体の湿度を検出する検出手段と、
    前記分岐管路を開閉する開閉手段と、
    前記検出手段によって検出された湿度が予め設定された湿度より大きくなったときに前記開閉手段により前記分岐管路を開放し、前記水分を含む気体を前記キャップ部に供給する制御手段と、
    を備えていることを特徴とするインクジェット式記録装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のインクジェット記録装置であって、
    前記分離した水は前記ヒートポンプのドレンから取り出されること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  7. インクを記録ヘッドにより被記録媒体に吐出して画像を形成するインクジェット式記録装置の印字方法であって、
    前記被記録媒体の搬送路の前記記録ヘッドの下流側に設けられた乾燥室で前記被記録媒体を乾燥し、
    前記乾燥室での乾燥により循環する気体中に移行した水分をヒートポンプにより分離し、
    分離した水分が凝集した水を前記記録ヘッドの前面側に供給し、
    当該前面側を加湿雰囲気にして前記記録ヘッドの乾燥を防止すること
    特徴とするインクジェット式記録装置の印字方法。
  8. 請求項7記載のインクジェット式記録装置の印字方法であって、
    前記加湿雰囲気になる前面側が、印刷時に前記被記録媒体を挟んで前記記録ヘッドと対向する位置に設けられ、当該記録ヘッドのインク詰りを防止するための空打ちインクを受ける空吐出受けであること
    を特徴とするインクジェット記録装置の印字方法、
  9. 請求項7記載のインクジェット式記録装置の印字方法であって、
    前記加湿雰囲気になる前面側が、非印刷時に記録ヘッドを覆うキャップ部であること
    を特徴とするインクジェット記録装置の印字方法。
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