JP2015206554A - 乾燥装置及び乾燥方法 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、図1〜3を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1−1.印刷機全体の構成]
図1は、実施の形態1に係る印刷機100を示した図である。
印刷機100は、リニアスライダー1と、ステージ2と、インクジェット装置4と、乾燥ユニット5を備える。リニアスライダー1の上にはステージ2が設置され、ステージ2は、写真紙やガラス基板などの被印刷物3を乗せて移動させる。
図2は、乾燥ユニット5の構成を模式的に示す図である。熱風ブロー装置6は、空気等の気体を温めるヒーターユニット12と、熱風ブロー噴射ユニット13とから構成される。ヒーターユニット12には、常温のエアー11が外部装置(図示せず)から導入されている。ヒーターユニット12はヒーター制御装置(不図示)によって適切な温度に制御される。例えば、50℃から800℃の間でインクの種類に応じた適切な温度に設定される。
以上のように構成された印刷機100について、その動作を以下説明する。印刷機100は、予め設定された印刷パターンに応じて被印刷物に印刷し、被印刷物に印刷されたインクの加熱乾燥を行う。以下、その動作について詳細に説明する。
以上のように、本実施の形態において、印刷機100は、被印刷物3を移動させるためのリニアスライダー1と、被印刷物3上に所定のパターンを印刷するためのインクジェットユニット4と、印刷されたインクを加熱乾燥させるための乾燥装置5を備える。印刷動作時など、被印刷物3に熱風を噴射させたくないときは、冷却ユニットから常温のエアーが熱風に向けて噴射され、熱風の方向を制御し、被印刷物に熱風が当たることを防ぐことができる。また、冷却ユニットをOFFにすれば熱風は下方に噴射され、被印刷物を加熱乾燥させることができる。
以下、図5を用いて、実施の形態2を説明する。
図5は、実施の形態2に係る印刷機200の概要を示した図である。実施の形態2では、印刷機200は複数の種類のインクを印刷することができる。
所定の速度で被印刷物を搬送して、第1のインクジェット装置24にて第1のインクを印刷する。次に、第1のインクの乾燥が必要な場合は、乾燥装置5にて熱風を噴射して、インクを乾燥させる。しかし、インクの種類もしくは印刷品質によっては第1のインクの乾燥をせずに、第2のインクを印刷することが必要な場合もある。そのようなときは、冷却ブロー装置7から熱風ブロー装置6が噴射する熱風に向けてエアーを噴射させることで、第1のインクの乾燥を抑えることができる。
以上のように、本実施の形態において、複数のインクを印刷する印刷機で、インクの乾燥の状態を自由に変えながら、印刷することが可能となる。複数のインクを印刷する場合において、第1のインクを乾燥させてから第2のインクを印刷する必要があったり、逆に、第1のインクが乾燥していない状態で第2のインクを印刷する必要があったりする。例えば、インクの乾燥の状態の違いで、所定のパターンを印刷したときの色味が変わることがあるため、インクの乾燥状態の制御は重要である。
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態1〜2を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態1〜2で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
2 ステージ
3 被印刷物
4 インクジェット装置
5 乾燥装置
6 熱風ブロー装置
7 冷却ブロー装置
11 常温ブロー
12 ヒーター
13 熱風ブロー噴射ユニット
14 熱風
21 搬送装置
24 第1のインクジェット装置
25 第2のインクジェット装置
100、200 印刷機
Claims (6)
- 気体を加熱する加熱手段を有し、第1の気体を吹き出して乾燥対象物に当てて乾燥させる第1のブロー装置と、
前記第1のブロー装置が吹き出した前記第1の気体に向けて、第2の気体を吹き出す第2のブロー装置と、
前記第1のブロー装置の吹き出した第1気体が前記乾燥対象物に当たる位置に該乾燥対象物を搬送する搬送装置と、
を備えた乾燥装置。 - 前記第2のブロー装置は、前記第1のブロー装置の側方に設置される、
請求項1に記載の乾燥装置。 - 前記第2のブロー装置が吹き出す第2の気体の温度は、前記第1のブロー装置が吹き出す第1の気体の温度よりも低い、
請求項1及び2に記載の乾燥装置。 - 前記第2のブロー装置の吹き出し方向は、前記乾燥対象物の移動方向と略直交する方向である、
請求項1から3に記載の乾燥装置。 - 請求項1から4に記載の乾燥装置を備えた、印刷装置。
- 気体を加熱し、第1の気体を吹き出して乾燥対象物に当てて乾燥させる工程と、
吹き出された前記第1の気体に向けて、第2の気体を吹き出す工程と、
吹き出された前記第1の気体に前記乾燥対象物が当たる位置に該乾燥対象物を搬送する工程と、
を有する乾燥方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014087930A JP2015206554A (ja) | 2014-04-22 | 2014-04-22 | 乾燥装置及び乾燥方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014087930A JP2015206554A (ja) | 2014-04-22 | 2014-04-22 | 乾燥装置及び乾燥方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015206554A true JP2015206554A (ja) | 2015-11-19 |
Family
ID=54603470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014087930A Pending JP2015206554A (ja) | 2014-04-22 | 2014-04-22 | 乾燥装置及び乾燥方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2015206554A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5115262A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-06 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Netsupujunkanshikikansohoho oyobi sochi |
JPS54149969A (en) * | 1978-05-17 | 1979-11-24 | Hokao Zenjirou | Method of drying feed crops by flame jet burner |
US5024004A (en) * | 1990-03-07 | 1991-06-18 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Radio frequency air float bar |
JP2000002482A (ja) * | 1998-06-15 | 2000-01-07 | Hitachi Techno Eng Co Ltd | 噴流バーナ式乾燥粉砕装置 |
-
2014
- 2014-04-22 JP JP2014087930A patent/JP2015206554A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5115262A (ja) * | 1974-07-26 | 1976-02-06 | Tsudakoma Ind Co Ltd | Netsupujunkanshikikansohoho oyobi sochi |
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