JP2011070725A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

不揮発性半導体記憶装置 Download PDF

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Abstract

【課題】消費電力を抑制すると共に、高速センス動作を可能とする。
【解決手段】電流検出型のセンスアンプ回路2は、読み出し電流を流しつつ、ビット線BLに流れる電流が安定するためのセットアップ時間後に電流の大小を検出する。複数回の読み出しサイクルを実行し、2回目の読み出しサイクル2では、1回目の読み出しサイクルにおいて所定の判定電流レベル以上の電流が流れると判定されたビット線に対する読み出し電流の供給を停止する。1回目の読み出しサイクル1のビット線のセットアップ時間は、2回目の読み出しサイクル2でのセットアップ時間よりも短く設定される。
【選択図】図1

Description

この発明は、半導体記憶装置に関する。
NANDセル型フラッシュメモリのセンスアンプ回路は、メモリセルのデータに応じて流れるセル電流の有無又は大小を検出することにより、データを判定する。センスアンプ回路は、通常多数のメモリセルが接続されたビット線に接続される。センスアンプには、電圧検出型センスアンプと電流検出型センスアンプとがある。
電圧検出型センスアンプは、例えばメモリセルから切り離された状態のビット線を所定電圧にプリチャージした後、選択メモリセルによってビット線を放電させ、そのビット線の放電状態をビット線につながるセンスノードで検出する。データセンス時、ビット線は電流源負荷から切り離され、メモリセルが保持するデータ(セルデータ)により決まるビット線電圧を検出することになる(例えば、特許文献1参照)。
一方、電流検出型センスアンプは、電流源負荷からビット線を介してメモリセルに読み出し電流を流しつつデータセンスを行う。セルデータによって流れる電流の大きさは異なり、従ってセルデータによってビット線の電圧、及びビット線につながるセンスノードの電圧が変化する。この電圧の相違を検出することによりデータ判定がなされる(例えば、特許文献2参照)。
電圧検知型センスアンプは、ビット線の電荷の充放電を利用してセルデータを判定するため、消費電力は少なくて済むが、ビット線容量が大きい大容量メモリでは、充放電に時間がかかるため、高速センスが困難になる。また、セルデータに応じてビット線電圧を比較的大きく振幅させるため、隣接ビット線間のノイズが問題となる。そのため、偶数番目のビット線をセンス対象とする場合には奇数番目のビット線をシールド線として用いるビット線シールド方式を採用する必要がある。従って、電圧検知型センスアンプを用いる場合、隣り合うビット線を同時にセンスすることができない。
これに対して電流検知型センスアンプでは、ビット線を介してメモリセルに読み出し電流を流しながらデータセンスを行うので、高速センスが可能である。また、ビット線とセンスノードとの間に配置するクランプ用トランジスタ(プリセンスアンプ)により、セルデータに応じたビット線電圧の振幅は小さくすることができ、隣接ビット線間ノイズはあまり問題とならない。このため、隣接する複数のビット線を同時に読み出す方式(All Bit Lineセンス方式:ABLセンス方式)を採用したNANDセル型フラッシュメモリでは、この電流検知型センスアンプが採用される。
ただし、電流検出型センスアンプでは、読み出し電流を電流負荷源から供給し続けるため、消費電力の増大が問題となる。特に、ABL方式において全ビット線を同時に読み出す場合には、メモリセルの微細化によりビット線の寄生容量が増大しているため、充電時間が長くなり、結果として消費電流が増大し、またセンス時間も長くなるという問題がある。
このため、特許文献2では、ABL方式の1回目の読み出し動作で全ビット線を読み出し対象とした読み出し動作を行った後、2回目の読み出し動作では、1回目の読み出し動作で”1”データの読み出し動作が完了したビット線に対しては、電流源負荷からの読み出し電流の供給を停止するようにしている。この方式によれば、消費電流を抑制することができる。
しかし、上述の方式においても、1回目の読み出し動作では全ビット線を読み出し対象とするため、読み出し電流のピーク値が大きくなると共に、その充電時間が増大するという問題があった。特に、メモリセルの微細化の進展により、ビット線間距離は短くなるため、ビット線の寄生容量が増大し、ビット線が所定の電圧まで充電されるまでの時間も増大している。
特開2000−076882号公報 特開2006−79803号公報
本発明は、消費電流を抑制すると共に、高速センス動作を可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る不揮発性半導体記憶装置は、複数のメモリセルを直列接続してなるメモリストリングと、前記メモリストリングの両端に接続される選択トランジスタとを含むNANDセルユニットを配列してなるメモリセルアレイと、第1方向に沿って並ぶ前記メモリセルに共通接続される複数のワード線と、前記NANDセルユニットの一端に接続される複数のビット線と、前記NANDセルユニットの他端に接続されるソース線と、前記ビット線に所定の読み出し電流を流すと共に、前記ビット線に流れる電流が安定するためのセットアップ時間後に電流の大小を検出して前記メモリセルの保持データを判定するセンスアンプ回路とを備え、前記センスアンプ回路は、選択ワード線で選択された前記メモリセルに接続される複数の前記ビット線を対象とした複数回の読み出しサイクルを実行し、2回目以降の読み出しサイクルでは、それより前の読み出しサイクルにおいて所定の判定電流レベル以上の電流が流れると判定がなされた前記ビット線に対する前記読み出し電流の供給を停止し、残りの前記ビット線に対してのみ前記読み出し電流を供給し、1回目の読み出しサイクルでの前記ビット線のセットアップ時間は、前記2回目以降の前記読み出しサイクルでの前記ビット線のセットアップ時間よりも短く設定されることを特徴とする。
この発明によれば、消費電力を抑制すると共に、高速センス動作を可能とした不揮発性半導体記憶装置を提供することができる。
第1の実施の形態によるNAND型フラッシュメモリのメモリセルアレイ1とこれに接続されるセンスアンプ回路2の構成を示している。 1つのメモリセル当たり2ビット(4値)のデータ記憶を行う場合における、メモリセルのしきい値電圧分布を示す。 第1の実施の形態のNAND型フラッシュメモリのLOWERページデータ読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第1の実施の形態のNAND型フラッシュメモリのUPPERページデータ読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第1の実施の形態のNAND型フラッシュメモリのUPPERページベリファイ読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施の形態のNAND型フラッシュメモリのLOWERページデータ読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施の形態のNAND型フラッシュメモリのUPPERページデータ読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第2の実施の形態のNAND型フラッシュメモリのUPPERページベリファイ読み出し動作を示すタイミングチャートである。 第3の実施の形態のNAND型フラッシュメモリのUPPERページベリファイ読み出し動作を示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態に係る不揮発性半導体記憶装置を詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態によるNAND型フラッシュメモリのメモリセルアレイ1とこれに接続されるセンスアンプ回路2の構成を示している。メモリセルアレイ1は、ロウ方向に延びる複数のワード線WLと、カラム方向に延びる複数のビット線BLとの交点に、電気的書き換え可能な不揮発性のメモリセルMを配置して構成される。メモリセルMは、複数直列接続されてNANDセルユニットNUを構成する。複数のビット線BLのそれぞれに対応して、センスアンプ回路2が設けられている。そして、この複数のビット線BLが、同時に読み出し対象とされる。
メモリセルアレイ1には、複数のNANDセルユニットNUが配列されるが、図1では2本のビット線BLa、BLbに接続される2つのNANDセルユニットのみを代表的に示している。
NANDセルユニットNUは、複数個(図の例では64個)直列接続されたメモリセルM0−M63(メモリストリング)を有する。このメモリストリングの一端は、選択ゲートトランジスタS1を介してビット線BLに接続され、他端は選択ゲートトランジスタS2を介して共通ソース線CELSRCに接続されている。
各メモリセルM0−M63の制御ゲートは異なるワード線WL0−WL63に接続されている。図1に示すように、ロウ方向に並ぶ複数(例えば65536個)のメモリセルMi(i=0〜63)は、共通のワード線WLiに接続されている。
選択ゲートトランジスタS1、S2のゲートはそれぞれ、ワード線WLと並行する選択ゲート線SGD、SGSに接続されている。
選択ゲート線SGDは、ロウ方向に並ぶ複数(例えば65536個)の選択ゲートトランジスタS1に共通接続されている。同様に、選択ゲート線SGSも、ロウ方向に並ぶ複数の選択ゲートトランジスタS2に共通接続されている。
ビット線BLは、それぞれセンスアンプ回路2に接続されている。センスアンプ回路2は、データ読み出し時において、NANDセルユニットに対し読み出し電流を供給しつつ、ビット線BLに流れる電流の大小を検出して、選択メモリセルのデータを判定する機能を有するものである。
図1では、ビット線BLaに接続される1個のセンスアンプ回路2のみを代表的に示している。ビット線BLb、及びその他の図示しないビット線BLにも、同様のセンスアンプ回路2が接続されている。
センスアンプ回路2は、ビット線BLに接続されたビット線電圧クランプ用のNMOSトランジスタQN1(以下、クランプ用トランジスタQN1という)を備えている。このクランプ用トランジスタQN1のゲート信号BLCの電圧が制御されることで、ビット線BLの電圧が調節される。例えば、ビット線BLの電圧を0.3Vにしたい場合には、ゲート信号BLCの電圧を1.3V程度にすればよい。また、このクランプ用トランジスタQN1とセンスノードNSとの間には、NMOSトランジスタQN2およびPMOSトランジスタQP2からなる転送回路20、及びNMOSトランジスタQN7が設けられている。
ビット線BLは、クランプ用トランジスタQN1、転送回路20、及びNMOSトランジスタQN7を介してセンスノードNSに接続され、センスアンプ回路2によるセンス対象とされる。センスノードNSとセンス用クロックノードCLKとの間には電荷保持用キャパシタCが接続されている。
転送回路20は、クランプ用トランジスタQN1とセンスノードNSとをNMOSトランジスタQN7を介して接続し、動作モードに応じてセンスノードNSとクランプ用トランジスタQN1との間の接続/非接続を切り替える。換言すると、転送回路20とクランプ用トランジスタQN1とはノードN1において接続され、転送回路20とNMOSトランジスタQN7とはノードN2において接続される。そして、転送回路20は、後述するデータラッチ21のデータノードLAT及びその相補ノードであるデータノードINVの保持データに従い、導通状態と非導通状態との間で切り替わる。
データラッチ21は、NMOSトランジスタQN3、QN10、QN11、およびPMOSトランジスタQP4、QP10、QP11により構成されている。
トランジスタQP4、QP11、QN11、及びQN3は、電源電圧ノード(Vdd)と接地端子(VSS)との間に直列に接続されている。トランジスタQP11とトランジスタQN11との間の接続ノードが、データノードINVである。
また、トランジスタQP4は、制御信号(反転信号)RSTnをゲートに与えられている。トランジスタQP11のゲートとトランジスタQN11のゲートとは、前述のデータノードLATに接続されている。更に、トランジスタQN3のゲートは、ストローブ信号STBnを与えられている。
また、トランジスタQP10、QN10は、電源電圧ノード(Vdd)と接地端子(VSS)との間に直列に接続されている。トランジスタQP10とトランジスタQN10との間の接続ノードが、データノードLATである。トランジスタQP10のゲートとトランジスタQN10のゲートとは、前述のデータノードINVに接続されている。
PMOSトランジスタQP1は、センスノードNSの電位を判定するセンス用トランジスタとして機能する(以下、センス用PMOSトランジスタQP1という)。センス用PMOSトランジスタQP1のゲートは、センスノードNSに接続されている。また、このPMOSトランジスタQP1のソースは、スイッチング用PMOSトランジスタQP3を介して電源電圧Vddに接続される。スイッチング用PMOSトランジスタQP3は、そのゲートにストローブ信号STBnを与えられている。スイッチング用PMOSトランジスタQP3は、データセンス時にストローブ信号STBnを“L”とすることで導通状態に切り替わる。
また、センス用PMOSトランジスタQP1のドレインは、データノードINVに接続されると共に、スイッチング用NMOSトランジスタQN4を介してノードBUSに接続されている。スイッチング用NMOSトランジスタQN4のゲートは、制御信号RSTを与えられている。なお、ノードBUSとNMOSトランジスタQN7(ノードN2)との間には、NMOSトランジスタQN5が接続されている。NMOSトランジスタQN5のゲートには、制御信号SETが供給されている。この制御信号SETは、読み出し動作開始前に一時的に”H”となってNMOSトランジスタQN5を導通状態とし、接地電位としたノードBUSとノードN2を接続することによって、ノードN2を接地電位Vssにリセットするための信号である。
また、転送回路20(ノードN1)とノードSRCGNDとの間には、NMOSトランジスタQN9が接続されている。読み出し動作時には、ノードSRCGNDは接地電位VSSを供給されている。また、NMOSトランジスタQN9のゲートは、データノードINVの電位を与えられている。即ちこのNMOSトランジスタQN9は、読み出しデータが“1”である場合、すなわちデータラッチ21のノードINVが“H”の場合にオンして、ビット線BLの電位を接地電位Vssにリセットする。
また、ノードN2と電源電圧ノード(Vdd)との間には、NMOSトランジスタQN8が接続されている。また、電源電圧ノードとセンスノードNSとの間には、NMOSトランジスタQN6が接続されている。NMOSトランジスタQN6、QN7はビット線BLに読み出し電流を供給する電流源負荷トランジスタである。NMOSトランジスタQN6、QN7、QN8のゲートには、それぞれ制御信号HLL、XLL、BLXが与えられている。
このセンスアンプ回路2の動作を簡単に説明する。読み出し動作時は、まず、ノードBUSを“L”として、一時的に制御信号RSTを“H”に、その反転信号RSTnを“L”とすることで、NMOSトランジスタQN4をオン(導通状態)、PMOSトランジスタQP4をオフ(非導通状態)させて、データラッチ21をリセットする。すなわち、データノードLATが“H”、データノードINVが“L”となる。また、転送回路20はオン(導通状態)となる。従って、データ読み出し時における読み出し電流は、NMOSトランジスタQN6、QN7及びQN8から、転送回路20及びクランプ用トランジスタQN1を介して、ビット線BLに供給される。またこの時、ストローブ信号STBnは“H”に保持されていてスイッチング用トランジスタQP3は非導通状態に維持されている。
その後、ビット線BLに流れる電流の大小を判定するセンス動作は、読み出し電流が安定するのに必要なセットアップ時間の経過後に開始される。まず、NMOSトランジスタQN6のゲートに供給される制御信号HLLを“H”から“L”に切り替え、これによりNMOSトランジスタQN6を非導通状態にする。すると、センスノードNSはビット線BLに流れ込む読み出し電流により放電され、センスノードNSの電位は当初の電源電圧Vddから落ちていく。
センス動作においては、所定時間経過後、ストローブ信号STBnを一時的に“L”としてPMOSトランジスタQP3を導通させ、センス用PMOSトランジスタQP1において判定を行う。読み出し電流が大きかった場合には、センスノードNSの電位が低下し、これによりセンス用トランジスタQP1がオンとなり、データノードINVが“H”となる。
逆に、読み出し電流が判定レベルよりも小さかった場合には、センスノードNSの電位がセンス用トランジスタQP1がオンする程度にまで十分低下せず、データノードINVは初期状態のまま“L”を維持する。
なお、センスノードNSが放電されて電位が低下すると、NMOSトランジスタQN7がオフとなる。しかし、この場合には代わりにNMOSトランジスタQN8がオンして、このNMOSトランジスタQN8から転送回路20を介してビット線BLに読み出し電流が供給される。そのため、ビット線BLの電位は所定の範囲内に維持されるので、隣接ビット線への容量カップリングを介したノイズが検出精度に影響を与えることもない。
この実施の形態のセンスアンプ回路2は、後に説明するように、消費電力削減を目的として、選択メモリセルに対して少なくとも2回の読み出しサイクルを繰り返す。
全てのビット線BLを読み出し対象とする1回目の読み出しサイクルで、あるビット線BLについて“1”データ(所定の判定レベルよりも電流を流す)と判定された場合には、そのビット線BLに接続されたセンスアンプ回路2中のデータラッチ21のデータノードLATが“L”、データノードINVが“H”となり転送回路20がオフとなる。これにより、2回目の読み出しサイクルでは無駄な消費電流をビット線に流れることが防止され、消費電力の低減が図られる。
1つのメモリセル当たり2ビット(4値)のデータ記憶を行うものとすると、メモリセルのしきい値電圧分布は図2のようになる。メモリセルのしきい値電圧が負の状態のメモリセルのデータは、 “11”データ(消去状態)と定義される。
また、メモリセルのしきい値電圧が正の状態のメモリセルのデータは、閾値電圧が小さい順に、“01”データ、”10”データ、”00”データと定義される。なお、”@、*”データと表示するとき、”@”は上位ページのデータを表し、”*”は下位ページのデータを表している。”11”、“01”、”10”、”00”データに対応する閾値電圧分布E,A,B,Cは、図2に示すように所定の間隔を空けて設定させる。
メモリセルがどの閾値電圧分布(E,A,B,C)にあるかを判定するため、選択メモリセルの制御ゲートには、図2に示す読み出し電圧VAR、VBR、VCRが印加される。これらの読み出し電圧VAR、VBR、VCRは、4つの閾値電圧分布E,A,B,Cの上限値と下限値の間の値を有する電圧である。
また、メモリセルの書き込み動作後、書き込みが完了したかどうかを判定するため、ベリファイ読み出し動作が実行されるが、その際に印加される電圧が、図2に示すベリファイ電圧VAV、VBV、VCVである。これらベリファイ電圧は、閾値電圧分布E,A,B,Cの下限値に対応する。
また、所謂クイックパスライト方式を用いた書き込み方式を用いる場合には、このベリファイ電圧VAV、VBVよりも僅かに低いロウベリファイ電圧VAVL、VBVLも、ベリファイ読み出し動作において利用される(以下の説明では、このロウベリファイ電圧VAVL、VBVLを用いたベリファイ読み出し動作を例として説明するが、本発明がこれに限定されるものでないことは言うまでもない)。このようなロウベリファイ電圧VAVL、VAV、VBVL、VBVを用いてベリファイ判定を用いて閾値分布AとBにクイックパスライト書き込みを行うことにより、閾値電圧分布AとBの幅を狭くすることが可能になる。
なお、データ読み出し時において、選択されているブロック内の非選択メモリセルの制御ゲートには、メモリセルMCがどの閾値電圧分布にあるかに拘わらずメモリセルMCがオンとなるような読み出しパス電圧Vread(6V程度)が印加される。
なお、1つのメモリセルに何ビットのデータを記憶するかは、本発明にとって本質的なことではなく、1ビット/セルの記憶方式を採用する場合でも、Nビット/セル(N≧2)の記憶方式を採用する場合でも、本発明は適用可能である。以下では、主に2ビット/セルの記憶方式を採用する場合を例にとって説明する。
NAND型フラッシュメモリでのデータ消去及び書き込みを簡単に説明すれば、次のようになる。データ消去は、通常ワード線を共有するNANDセルユニットの集合として定義されるブロック単位で行われる。選択ブロックの全ワード線に0Vを与え、メモリセルアレイが形成されたp型ウェルに消去電圧Vera(例えば20V)を与えることにより、全メモリセルは、浮遊ゲートの電子がチャネルに放出されて、しきい値の低い“1”データ状態になる。
1ワード線を共有するメモリセルの集合はNビット/セルの記憶方式の場合、Nページとなり、データ書き込みはページ単位で行われる。書き込み時、ビット線を介してNANDセルチャネルにはデータに応じてVcc−Vt(“1”データの場合)、Vss(“0”データの場合)が与えられる。この状態で選択ページのワード線に書き込み電圧Vpgm(例えば20V〜)、同一ブロック内の非選択ワード線に書き込みパス電圧Vpass(データによらずメモリセルをオンさせる電圧:8V程度)を与えると、“0”データが与えられたメモリセルでは、FNトンネリングによりチャネルから浮遊ゲートに電子が注入される。“1”データが与えられたメモリセルでは、パス電圧Vpassによりチャネル電位がブーストされて上昇し、電子注入は起こらない(書き込み禁止)。
次にこの実施の形態のデータ読み出し動作を、図3及び図4のタイミングチャートを参照して説明する。ここでは、2ビット/セルの記憶方式が採用された場合の読み出し方式を示しており、図3は、下位ページLOWERの読み出し動作を示し、図4は上位ページUPPERの読み出し動作を示している。なお、図3、図4では、ビット線BLとセンスノードNSの電圧について、他のノードに比べて電圧レンジを拡大して示している。
図3及び図4に示すように、この実施の形態では、下位ページLOWERの読み出し動作における読み出し電圧VBR、上位ページUPPERの読み出し動作におけるVARを印加して行う読み出し動作において、それぞれ2回の読み出しサイクル1、2を実行する。1回目(最初)の読み出しサイクル1でデータ“1”が読み出されたビット線BLについては、2回目の読み出しサイクル2では、転送回路20をオフにしてビット線BLに読み出し電流を供給せず、ノードSRCGNDからNMOSトランジスタQN9を介して0Vの電圧をビット線BLに固定的に供給し、そのビット線BLに対する読み出し動作は行わない。このように、1ビットのデータのデータ判定のために2度の読み出しサイクルを実行するのは、多数のビット線が同時に読み出されることにより、0Vであるはずの共通ソース線CELSRCの電位が変化し(電位の浮きが生じ)、正確な読み出し判定が難しくなるためである。
続いて、読み出し動作の具体的手順を、図を参照しつつ詳細に説明する。まず、図3を参照して、読み出し電圧VARを印加して行う下位ページLOWERの読み出し動作を説明する。読み出し動作に入る前にデータラッチ21は、“0”データ状態(LAT=“H”、INV=“H”)にリセットされる。読み出し動作の間、メモリセルアレイ1の選択ブロック内の選択ワード線WLには読み出し電圧VARが印加され、選択ゲート線SGD、SGSには読み出しパス電圧Vsgd、Vsgsが与えられる。NMOSトランジスタQN6のゲートHLLには電源電圧Vddを転送するのに十分な電圧Vdd+Vtが印加されている。
時刻t0において、NMOSトランジスタQN8のゲートBLXには、電源電圧Vddより低い電圧VBLXが与られる。同時に、NMOSトランジスタQN7のゲートXXLには、電圧VBLXよりも0.3V程度高い電圧を与える。NMOSトランジスタQN8のゲートBLXには、この下位ページLOWERの読み出し動作の間、一定のゲート電圧VBLXが供給される。
時刻t0ではまた、クランプ用トランジスタQN1のゲートに入力される制御信号BLCの電圧をVBL1+Vtとして、ビット線BLの電圧をVBL1にクランプする。転送回路20は、データラッチ21がLAT=“H”、INV=“L”の状態に初期化(リセット)されているため導通状態にある。従って、NMOSトランジスタQN6、NMOSトランジスタQN7から供給される電流は、転送回路20及びクランプ用トランジスタQN1を介して読み出し電流としてビット線BLに供給される。この時、NMOSトランジスタQN8のゲートBLXに与えられている電圧VBLXはNMOSトランジスタQN7のゲートXXLに与えられている電圧よりも0.3V程度低く設定されているため、非導通状態とされている。
以上の電圧印加により、ビット線BLの充電(プリチャージ)が開始される。ビット線BLに流れる読み出し電流が安定するためのセットアップ時間が経過した後、時刻t1において、NMOSトランジスタQN6のゲートに供給される制御信号HLLを、電圧Vdd+Vt(ただし、VtはNMOSトランジスタQN6の閾値電圧)から接地電位Vssに切り替える。これにより、センスノードNSからの放電が開始される。続いて、時刻t2でNMOSトランジスタQN7のゲートの制御信号XXLを接地電位Vssに切り替えて、センスノードNSからの放電動作を止める。
その後、時刻t3において、スイッチング用PMOSトランジスタQP3のストローブ信号STBnが、所定期間”L”となり、これにより、センス用PMOSトランジスタQP1が動作可能な状態となり、1回目の読み出しサイクル1でのセンスノードNSのセンス動作が開始される。
この1回目の読み出しサイクル1でのビット線BLのセットアップ期間(t0〜t1)は、2回目の読み出しサイクル2でのビット線のセットアップ期間(t4〜t5)よりも短く、例えば半分(1/2)かそれ以下である。その理由は後述する。なお、セットアップ期間の当初においては、NMOSトランジスタQN6を介してセンスノードNSが充電される。センス動作の開始前の時刻t1において、NMOSトランジスタQN6は信号HLL=”L”(Vss)に従い非導通状態とされ、その後はセンス動作中(t3〜t4)も含め、センスノードNSは充電されない。センス期間中(t1〜t2)には、センスノードNSから放電電流が、NMOSトランジスタQN7、転送回路20、クランプ用NMOSトランジスタQN1を介してビット線BLに流れる。センスノードNSが放電されて電位が降下し、ノードN2がVBLX+0.3V−Vtまで上昇すると、NMOSトランジスタQN7は非導通状態に切り替わる。
セルデータが“0”であれば、選択ビット線に引き込み電流が流れないため、センスノードNSは、“H”レベルを保ち、従ってNMOSトランジスタQN8はオフのままである。セルデータが“1”であれば、ノードN2の電圧はやがて低下する。ノードN2がVBLX+0.3V−Vt以下に低下すると、NMOSトランジスタQN7は非導通状態に切り替わるが、NMOSトランジスタQN8が導通状態に切り替わって電流を供給するため、ビット線BLの電圧低下は抑えられる。
時刻t3で、センス信号STBを短時間、“L”(=Vss)として、PMOSトランジスタQP3をオンにし、データセンスを行う。センス用PMOSトランジスタQP1は、そのしきい値電圧をVtpがである場合、センスノードNSが“H”レベル(データ“0”)であればオフとなり、Vdd−│Vtp│より低い“L”レベル(データ“1”)であればオンになる。これにより、“1”データが検出されると、データラッチ21のノードLATに“L”、ノードINVに“H”がラッチされる。
以後、“1”データが読み出されたセンスアンプでは、NMOSトランジスタQN9がオンとなり、ビット線BLはノードSRCGNDの電圧、すなわち接地電位Vssにリセットされた状態を維持する。またLAT=“L”、INV=“H”により転送回路20がオフになり、センスノードNSもビット線BLから切り離される。即ち、センスアンプ回路2は、1回目の読み出しサイクル1で“1”を読み出すと、次のサイクルでは、そのセルおよびビット線BLには読み出し電流が流さない制御を行う。
図3のビット線BLの電圧のタイミングチャートでは、“1”データのうち、1回目の読み出しサイクル1で“1”と判定されるものと、1回目の読み出しサイクル1では“1”とは判定されず”0”と誤検出され、2回目の読み出しサイクルで初めて”1”と判定されるものの電圧変化を示している。選択時のチャネルコンダクタンスCcell(1-1)が十分に大きい“1”データセルは、1回目の読み出しサイクルで“1”データとして判定される。一方、“1”データであってもそのチャネルコンダクタンスCcell(1-2)が十分に大きくないと、1回目の読み出しサイクルでは“0”として誤センスされる可能性がある。2回目の読み出しサイクル2でこれを確実に読み出す。
即ち時刻t4で再度、HLL=“H”(Vdd+Vt)としてNMOSトランジスタQN6をオン、XXL=“H”(VBLX+0.3V)としてNMOSトランジスタQN7をオンにし、2回目の読み出しサイクル2を開始する。このサイクルでは、1回目の読み出しサイクル1で”1”と判定されたメモリセルが接続されたビット線BLはセンスアンプ回路2から切り離され(転送回路20がオフとされ)、VSS(=0V)に放電され、読み出し対象とされない。このため、”0”を保持しているメモリセル、又は”1”を保持しているが”0”と誤検出されたメモリセルに接続されたビット線のみが2回目の読み出しサイクルにおいてプリチャージ(セットアップ(リカバリ))の対象とされる。
こうして、2回目の読み出しサイクル2においても、1回目の読み出しサイクル1と同様にビット線に読み出し電流を供給し、時刻t5でNMOSトランジスタQN7を介しての電流供給を停止して、センスノードNSからの放電を行い(t5〜t6)、時刻t7でセンス信号STBn=”L”としてデータセンスを実行する。1回目の読み出しサイクルにおいて、選択時のチャネルコンダクタンスCcell(1-1)が十分に大きい“1”データセルが読み出し対象から外される結果、共通ソース線CELSRCの浮きの影響も少なくなる。従って、この2回目の読み出しサイクル2では、コンダクタンスが十分には大きくない“1”データも、誤検出されることなく正しく”1”として正しく検出される。
以上のようにこの実施の形態では、2回の読出しサイクル1、2でデータ読み出しを行い、最初の読み出しサイクル1で“1”読み出しされたセルについては、2回目の読み出しサイクル2では読み出し電流を流さないようにしている。これにより、電流検出型センスアンプ方式ではあるが全体として消費電流を抑制することができる。
なお、時刻t8以降に、動作を完了させるために、ワード線WLi、選択ゲート線SGD、SGS、トランジスタQN7、QN8のゲート(信号XXL,BXL)、ビット線Blを接地電位まで放電させる。そのとき、ビット線BLを確実に放電させるために、ゲート信号BLCのレベルを一旦電源電圧Vddまで上げて、NMOSトランジスタQN1をしっかりと導通させる。
上述したように、本実施の形態では、1回目の読み出しサイクル1におけるビット線セットアップ期間(時刻t0〜t1)が、2回目の読み出しサイクル2におけるビット線セットアップ期間(時刻t4〜t5)よりも短く、例えば1/2以下の期間に設定されている。このため、1回目の読み出しサイクル1では、ビット線BLがクランプ用トランジスタQN3により規定される上限値VBL1までは充電されない。一例として、2回目の読み出しサイクル2での充電時間が20μSである場合、1回目の読み出しサイクル1での充電時間は、10μSかそれ以下とする。その理由を以下に説明する。
メモリの微細化に伴うビット線の寄生容量の増大により、ビット線BLが上限値VBL1まで充電されて安定するためのビット線セットアップ時間が長くなっている。一方、メモリセルの微細化により、個々のビット線BLを流れるセル電流は小さくなっているものの、性能向上のために、同時に読み出し動作の対象とされるビット線BLの数が増大しており、全ビット線に流れる合計の電流Iccは増大している。全ビット線が読み出し対象となる1回目の読み出しサイクル1において、このような大きな電流Iccを流しつつ、ビット線を流れる電流が十分安定するのを待ってデータセンス動作を行う場合、大きな電流Iccが長期間流れることになり許容できない。また、このような大電流が流れることにより、電源電圧が不安定となるなど、動作保証が困難となる場合が起こり得る。
そこで、本実施の形態では、1回目の読み出しサイクルにおけるビット線BLのセットアップ時間(時刻t0〜t1)を、上記のように設定する。
これに対し、上述の特許文献1では、1回目の読み出しサイクル1と、2回目の読み出しサイクル2とで、ビット線BLの充電時間をほぼ同じに設定し、いずれにおいてもビット線に流れる電流が十分安定してからデータセンス動作を開始している。特許文献1の構成では、1回目の読み出しサイクルにおける大きな電流Iccによる消費電力の増大に対応することができない。本実施の形態によれば、このような大きな電流が流れる期間を半分以下にすることができ、消費電力が抑制されると共に、電源電圧の低下による動作の不具合も抑制することができる。
本実施の形態の場合、1回目の読み出しサイクル1におけるビット線BLの充電時間が短いため、1回目の読み出しサイクル1でのビット線BLの電圧は、クランプ用トランジスタQN3で規定される上限値VBL1までには到達せず、上限値VBL1よりも小さい電圧VBL1’程度までしか到達しない。
本発明者は、今般、ビット線BLに流れる電流が十分に安定していなくても、またはビット線の充電レベルが通常の上限値VBL1に達していなくても、以下の理由から1回目の読み出しサイクル1においては動作に支障がないことに着目し、本発明をするに至った。すなわち、ビット線BLを上限値VBL1に充電しきって、ビット線BLを流れる電流がメモリセルを流れるセル電流とほぼ等しくなるまで待たなくても(ビット線BLが上限値VBL1よりも小さい値VBL1’までしか充電されなくても)、選択時のチャネルコンダクタンスが十分に大きい“1”データの選択メモリセル(図3の”1”(Ccell(1−1)))が接続されたビット線BLでは十分大きな電流が流れる一方、選択時のチャネルコンダクタンスが小さい”1”データの選択メモリセル(図3の”1”Ccell(1−2))や、”0”データの選択メモリセルが接続されたビット線ではビット線を充電する電流のみで十分大きな電流は流れず、この電流の大小がセンスアンプ2において検出され得る。この電流の差をセンスアンプ回路2にて検出することで、選択時のチャネルコンダクタンスが十分に大きい“1”データの選択メモリセルを判別することができる。
このようにして1回目の読み出しサイクル1にて”1”データと判定されたメモリセル(”1”(Ccell(1−1)))は、2回目の読み出しサイクル2では読み出し動作の対象から除外され得る(転送回路20がオフとされる)。これにより、2回目の読み出しサイクルでは、選択時のチャネルコンダクタンスが小さくて”1”と判定されなかったメモリセル(図3の”1”(Ccell(1−2)))と、”0”データを保持するメモリセルのみが読み出しの対象とされる。従って、ビット線を流れる電流の総和は1回目の読み出しサイクルに比べ小さくなり、このためソース線の浮きも小さくなるため、精度よく検出動作を行うことができる。すなわち、2回目の読み出しサイクル2では、チャネルコンダクタンスが大きく、大きな電流を流すメモリセルの影響を受けることなく、”1”データと”0”データを判別することができる。上記のような短いビット線BLの充電時間であっても、チャネルコンダクタンスが大きく、大きな電流を流すメモリセルを排除する1回目の読み出しサイクル1の目的は十分に達成される。また、ビット線BLのセットアップ時間が半分以下に短縮される結果、大きな電流Iccの流れる時間が短くなり、消費電力を抑制することができる。また、電源電圧が低下し、動作が不安定になる懸念もない。
同様に、図4に示すように、上位ページUPPERの読み出し動作において、選択ワード線WLに電圧VARを印加して読み出し動作を行う場合にも、1回目の読み出しサイクル3,2回目の読み出しサイクル4を実行する。
そして、図3の場合と同様に、1回目の読み出しサイクル3におけるビット線BLのセットアップ時間(t0〜t1)は、2回目の読み出しサイクル4におけるビット線BLのセットアップ時間(t4〜t5)の半分以下の時間とする。これにより、上位ページUPPERの読み出し動作においても、同様の効果を期待することができる。
なお、この図4の例では、選択ワード線WLに電圧VCRを印加しての読み出し動作を行う場合には、2回の読み出しサイクルを実行せず、1回の読み出しサイクル5のみを実行する(時刻t9、t10、t11、t12が、それぞれ時刻t1、t2、t3、t4に対応する)。電圧VARでの読み出しの際、上位ページUPPERが”1”データと判定されたメモリセルについては、読み出し対象から除外され、転送回路20がオフとされるため、電圧VCRでの読み出しの際には、大きな電流Iccが流れる懸念もなく、また共通ソース線が浮くことにより読み出し精度が落ちる懸念もない。勿論、この電圧VCRを印加しての読み出し動作においても、同様に2回の読み出しサイクルを実行することはできる。
図5は、第1の実施の形態において、図2のような2ビット/セルのデータ書き込みを行う場合において、書き込みパルスを印加した後、所望のデータの書き込みが完了したか否かを判定するために実行されるベリファイ読み出し動作のタイミングチャートを示している。
この例に示すベリファイ読み出し動作では、前述したベリファイ電圧VAV、VBV、VCV、ロウベリファイ電圧VAVL、VBVLを、電圧値の低い順に選択ワード線WLに印加し(VAVL、VAV、VBVL、VBV、VCVの順に高くなる)、それぞれの電圧、でデータセンスを行うことでベリファイ動作を実行する(非選択ワード線WLには、通常の読み出し動作と同様に、読み出しパス電圧Vreadが印加される)。
そして、最も低い電圧値であるロウベリファイ電圧VAVLでのデータセンスは、図3、図4と同様に、2回の読み出しサイクルにより実行され、しかも1回目の読み出しサイクルでは、ビット線BLの充電時間が半分以下と短くされている。これにより、ベリファイ読み出し動作においても、上述した効果を期待することができる。
なお、上記の実施の形態において、例えば図3の1回目の読み出しサイクル1におけるデータセンス期間、すなわちセンスノードNSの放電期間(t1〜t2)は、2回目の読み出しサイクル2に比べ短時間としてもよい。データセンス時間が短いと、センスアンプ回路2における判定閾値(閾値電流)は大きくなるが、センス時間を全体として短くすることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態を、図6〜図8を参照して説明する。この第2の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の基本構成は、図1に示したものと同様である。所定の読み出し動作のために、2回の読み出しサイクルを実行する点でも、第1の実施の形態と同一である。
この実施の形態において、2ビット/セルの記憶方式のメモリセルアレイにおいて、下位ページLOWERの読み出し動作、及び上位ページUPPERの読み出し動作を実行する場合のタイミングチャートを、図6及び図7に示す。この動作は、選択ワード線WLに印加される電圧を除き、第1の実施の形態と同様である。第1の実施の形態では、下位ページLOWERの読み出し動作において、1回目の読み出しサイクル1、2回目の読み出しサイクル2の両方において、選択ワード線WLに同一の電圧VBRを印加する。一方、本実施の形態では、1回目の読み出しサイクル1では、図6に示すように、電圧VBRよりも低い電圧、例えば0Vを選択ワード線WLに印加する。また、上位ページUPPERの読み出し動作においても、図7に示すように、1回目の読み出しサイクル1では、電圧VARよりも低い電圧、例えば0Vを選択ワード線WLに印加する。
このように、選択ワード線WLへの印加電圧を0Vとしても、選択メモリセルが消去状態(図2の分布E)である場合には、十分大きなチャネルコンダクタンスを有し、“1”データと判定することができる。第1の実施の形態のように、消去状態のメモリセルに電圧VBVを印加すると、セル電流は0Vを印加する場合に比べ大きくなるので、消費電流Iccは大きくなる。この点、第2の実施の形態のような動作を行う場合には、消費電力は第1の実施の形態に比べ抑制することができる。
また、図8に示すように、ベリファイ読み出し動作においても、ロウベリファイ電圧VAVLのよる読み出し動作における1回目の読み出しサイクルでは、ロウベリファイ電圧VAVLよりも低い電圧例えば0Vを印加して読み出し動作を行うことができる。これにより、消費電力を抑制することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態を、図9を参照して説明する。この第3の実施の形態の不揮発性半導体記憶装置の基本構成は、図1に示したものと同様である。ベリファイ読み出し動作を含む所定の読み出し動作のために、2回の読み出しサイクルを実行する点でも、前述の実施の形態と同一である。また、1回目の読み出しサイクルのビット線の充電期間を、2回目の読み出しサイクルにおけるビット線の充電期間よりも短く設定したベリファイ読み出し動作が行われる点も、前述の実施の形態と同一である。
ただし、本実施の形態では、図9に示すように、最初の1回又は数回の書き込み動作の後のベリファイ読み出し動作においては、最初の電圧レベル(この例の場合電圧VAVL)に対して、1回目の読み出しサイクルと2回目の読み出しサイクルとでビット線のセットアップ期間の長さが異なる、2回のサイクルからなるセンス動作が行われる(Verify with Additional Short Setup Time Sense)。その後の書き込み動作以降では、各電圧レベルに対してそれぞれ1回のサイクルのセンス動作が行われる通常のベリファイ読み出し動作(Normal Verify)が実行される。この点において、前述の実施の形態と異なっている。最初の1回又は数回の書き込み動作においてある程度の数のメモリセルが閾値電圧分布A以上に書き込まれると、ベリファイ読み出し動作の最初のセンス動作時に、チャネルコンダクタンスが大きく大きな電流を流す“1”状態のセルの数が減っている。従って、対象ビット線BLに流れる電流Iccも小さくなっており、必ずしも本実施の形態のベリファイ読み出し動作を実行する必要はない。従って、最初の1回又は数回の書き込み動作の後には、通常の、従来通りのベリファイ読み出し動作を行うことができる。
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。例えば、上記実施の形態では、2回の読み出しサイクル1,2を実行する例を主に説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。1つ前の読み出しサイクルで”1”のデータを有すると判定されたメモリセルを読み出し対象から除外し、次の読み出しサイクルでは、除外されたメモリセルに接続されたビット線に対する充電経路をオフとするものであれば、本発明の範囲に含まれ得る。
また、上記の実施の形態では、主に2ビット/セルの記憶方式が採用された場合の動作を説明したが、1ビット/セルの記憶方式を採用した場合でも、図3、図6に示したのと全く同様の動作を行うことで、同じ効果を得ることができる。
また、3ビット以上のデータを1メモリセルに格納する場合においても、単に読み出し電圧の種類が増えるだけであるので、同じ動作が適用可能であることは明らかである。
1…メモリセルアレイ、 2…センスアンプ回路、 NS…センスノード、 20…転送回路、 21…データラッチ。

Claims (6)

  1. 複数のメモリセルを直列接続してなるメモリストリングと、前記メモリストリングの両端に接続される選択トランジスタとを含むNANDセルユニットを配列してなるメモリセルアレイと、
    第1方向に沿って並ぶ前記メモリセルに共通接続される複数のワード線と、
    前記NANDセルユニットの一端に接続される複数のビット線と、
    前記NANDセルユニットの他端に接続されるソース線と、
    前記ビット線に読み出し電流を供給しつつ、前記ビット線に流れる電流が安定するためのセットアップ時間後に電流の大小を検出して前記メモリセルの保持データを判定するセンスアンプ回路と
    を備え、
    前記センスアンプ回路は、選択ワード線により選択された前記メモリセルに接続される複数の前記ビット線を対象とした複数回の読み出しサイクルを実行し、
    2回目以降の読み出しサイクルでは、それより前の読み出しサイクルにおいて所定の判定電流レベル以上の電流が流れると判定がなされた前記ビット線に対する前記読み出し電流の供給を停止し、残りの前記ビット線に対してのみ前記読み出し電流を供給し、
    1回目の読み出しサイクルでの前記ビット線のセットアップ時間は、前記2回目以降の読み出しサイクルでの前記ビット線のセットアップ時間よりも短く設定される
    ことを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記1回目の読み出しサイクルでの前記セットアップ時間は、前記2回目の読み出しサイクルでの前記セットアップ時間の半分以下の時間であることを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記1回目の読み出しサイクルでの前記セットアップ時間は、10μS以下である請求項2記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記1回目の読み出しサイクルでの前記判定電流レベルは、前記2回目以降の読み出しサイクルでの前記判定電流レベルよりも大きいことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記1回目の読み出しサイクルで選択された前記ワード線に印加される第1電圧は、前記2回目以降の読み出しサイクルで選択された前記ワード線に印加される第2電圧よりも低いことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記1回目の読み出しサイクルでの前記ビット線の充電レベルは、前記2回目以降の読み出しサイクルでの前記ビット線の充電レベルよりも低いことを特徴とする請求項1記載の不揮発性半導体記憶装置。
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