JP4271168B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

この発明は、半導体記憶装置に係り、特にセンスアンプ回路の改良に関する。
フラッシュメモリ等の半導体メモリのセンスアンプ回路は、基本的にメモリセルのデータに応じて流れるセル電流の有無又は大小を検出することにより、データを判定する。センスアンプ回路は、通常多数のメモリセルが接続されたデータ線(ビット線)に接続されるが、そのセンス方式には大きく分けて、電圧検出型と電流検出型とがある。
電圧検出型センスアンプは、例えばメモリセルから切り離された状態のビット線を所定電圧にプリチャージした後、選択メモリセルによってビット線を放電させ、そのビット線の放電状態をビット線につながるセンスノードで検出する。データセンス時、ビット線は電流源負荷から切り離され、セルデータにより決まるビット線電圧を検出することになる。NAND型フラッシュメモリでは通常このセンスアンプ方式が用いられる(例えば、特許文献1参照)。
電流検出型センスアンプは、ビット線を介してメモリセルに読み出し電流を流してデータセンスを行う。但しこの場合もセルデータによってビット線電圧が決まり、最終的にビット線につながるセンスノードでのデータ判定は、セル電流の相違に基づく電圧の相違を検出することになる(例えば、特許文献2参照)。
特開2000−076882号公報 特開平10−228792号公報
電圧検出型センスアンプと電流検出型センスアンプは一般に、次のような利害得失がある。電圧検出型は、ビット線の電荷充放電を利用するため、消費電力が少なくて済むが、ビット線容量が大きい大容量メモリでは、その充放電に時間がかかるため、高速センスが難しくなる。またセルデータに応じてビット線電圧を比較的大きく振幅させるため、隣接ビット線間のノイズが問題になる。
これに対して電流検出型センスアンプは、ビット線を介してメモリセルに読み出し電流を流しながらデータセンスすることで、高速センスが可能である。また、ビット線とセンスノードの間に配置するクランプ用トランジスタ(プリセンスアンプ)により、セルデータによるビット線電圧の振幅は小さく抑えることができ、従ってビット線間ノイズにも強い。しかし、これらの利点を得るためには、消費電力が大きくなる。
大容量化したNAND型フラッシュメモリでは、これまで電圧検出型センスアンプが広く用いられてきた。しかし、更に大容量化が進んだ場合、消費電力を抑えながら如何に高速センスを行うかは重要な解決課題となる。
この発明は、消費電力を抑えて高速センスを可能としたセンスアンプ回路を持つ半導体記憶装置を提供することを目的とする。
この発明の一の態様に係る半導体記憶装置は、第1論理データとそれよりセル電流が小さい第2論理データとを記憶するメモリセルが接続されたビット線を有するメモリセルアレイと、前記メモリセルのデータを読み出すためのビット線と、前記ビット線とセンスノードの間の電流経路に配置されてビット線電圧をクランプするクランプ用トランジスタと、前記クランプ用トランジスタ及び前記ビット線を介して選択された前記メモリセルのデータを検出するセンスアンプ回路とを備え、前記センスアンプ回路は、前記クランプ用トランジスタのゲートに制御電圧を与えた状態で第1及び第2の少なくとも2回の読み出しサイクルで選択メモリセルのデータ読み出しを行うものであり、前記第1の読み出しサイクルで第1論理データが検出された選択メモリセルに対して、前記第2の読み出しサイクルでは読み出し電流の供給をオフにする制御が行われ、かつ第1の読み出しサイクルでは、前記クランプ用トランジスタのゲートに第1の制御電圧を与える一方、第2の読み出しサイクルでは、前記クランプ用トランジスタのゲートに前記第1の制御電圧よりも大きい第2の制御電圧を与えることを特徴とする。
この発明によると、消費電力を抑えて高速センスを可能としたセンスアンプ回路を持つ半導体記憶装置を提供することができる。
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。図1は、実施の形態によるNAND型フラッシュメモリのメモリセルアレイ1とこれに接続されるセンスアンプ回路2の構成を示している。メモリセルアレイ1は、NANDセルユニットNUを配列して構成されるもので、図では隣接する2ビット線BLa、BLbの部分を示している。NANDセルユニットNUは、複数個(図の例では16個)直列接続された電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルM0−M15を有する。このメモリセル列の一端は、選択ゲートトランジスタS1を介してビット線BLa、BLbに接続され、他端は選択ゲートトランジスタS2を介して共通ソース線CELSRCに接続されている。各メモリセルM0−M15の制御ゲートは異なるワード線WL0−WL15に接続されている。選択ゲートトランジスタS1、S2のゲートはそれぞれ、ワード線と並行する選択ゲート線SGD、SGSに接続されている。
センスアンプ回路2は、隣接する二つのビット線BLa、BLbで共有される。即ちビット線BLa、BLbは、ビット線選択トランジスタQNa、QNbを介して選択的に第1のセンスノードNS1に接続される。第1のセンスノードNS1は、ビット線電圧クランプ用及びプリセンス用のNMOSトランジスタQN3を介し、転送回路23、24を介して第2のセンスノードNS2に接続される。第2のセンスノードNS2には電荷保持用キャパシタCが接続されている。
第2のセンスノードNS2とクランプ用トランジスタQN3の間に配置された転送回路23、24は、動作モードに応じてそれらの間の接続/非接続を選択するためのものである。一方の転送回路23は、データ読み出し時に用いられるもので、データラッチ21のデータノードN2によりゲートが制御されるNMOSトランジスタQN2により構成される。もう一方の転送回路24は、データ書き込み時に用いられるもので、データラッチ21のデータノードN1によりゲートが制御されるPMOSトランジスタQP2と、制御信号RDPによりゲートが制御されるPMOSトランジスタQP3の直列接続回路である。
読み出し時は、制御信号RDPが“H”であり、転送回路24はオフとなる。従って、選択メモリセルへの読み出し電流の供給は、転送回路22を介し、クランプ用トランジスタQN3を介して行われる。またビット線電圧の変化はクランプ用トランジスタQN3で増幅されて、転送回路23を介してセンスノードNS2に伝えられる。データ書き込み時は、“1”書き込みのビット線にVccを転送する必要があるため、電圧降下のないPMOSトランジスタQP2、QP3からなる転送回路24が転送回路23と共に用いられる。
第2のセンスノードNS2にゲートが接続されたPMOSトランジスタQP5がセンス用トランジスタである。このセンス用トランジスタQP5のソースは、データセンス時にオンになるスイッチング用PMOSトランジスタQP4を介して電源Vccに接続され、ドレインは読み出しデータを保持するデータラッチ21のデータノードN1に接続されている。
データラッチ21には、読み出しサイクル前にデータノードN1を“L”レベルにリセットするために、リセット用NMOSトランジスタQN6が接続されている。
センスノードNS2には、読み出し電流を供給するための電流源負荷として、電流源PMOSトランジスタQP1と電流源NMOSトランジスタQN1の二つが接続されている。PMOSトランジスタQP1は、読み出し開始から一定時間、センスノードNS2を電源電圧Vccまで充電しながら、選択ビット線を介してメモリセルに読み出し電流を供給するために用いられる。NMOSトランジスタQN1は、PMOSトランジスタQP1をオフにして行われるデータセンス時に、クランプ用トランジスタQN3が電圧増幅するための負荷電流を流す。具体的にこのNMOSトランジスタQN1は、データセンス時大きなセル電流によりセンスノードNS2があるレベル以下まで電圧低下したときにオンとなる。
この実施の形態のセンスアンプ回路2は、後に説明するように、消費電力削減を目的として、選択メモリセルに対して少なくとも2回の読み出しサイクルが繰り返される。一回目の読み出しサイクルで“1”データが判定された場合には、データラッチ21のノードN2が“L”となり、二回目の読み出しサイクルでは転送回路23がオフとなる。これにより、無駄な消費電流をビット線に流さないという制御が行われる。
センスノードNS1と接地端子Vssとの間には、リセット回路22が設けられている。リセット回路22は、データラッチ21のデータノードN1によりゲートが制御されるNMOSトランジスタQN4と、リセット信号GRSによりゲートが制御されるNMOSトランジスタQN5との直列回路である。即ちこのリセット回路22は、リセット信号GRSとデータラッチ21のノードN1の読み出しデータとのAND論理により、ビット線のリセット動作を行うことになる。
クランプ用トランジスタQN3は、データ読み出し時ビット線の上限電圧(クランプ電圧)を設定して、選択されたメモリセルのデータにより決まるビット線電圧の変化を増幅してセンスノードNS2に転送する働きをする。この実施の形態では、2回の読み出しサイクルにおけるクランプ用トランジスタQN3のゲートBLCに与える電圧を異ならせる。これにより、消費電力を抑えながら、確実なデータ判定を行うことが可能になる。
データラッチ21は、図示しないカラム選択ゲートを介してデータ線に接続される。あるいは、データ線とデータラッチ21の間には、書き込み或いは読み出しデータを一時保持するためのもう一つのデータラッチ(データキャッシュ)が設けられる。
この実施の形態のフラッシュメモリが二値データ記憶を行うものとすると、データのしきい値電圧分布は図3のようになる。しきい値電圧が負の状態が、選択時コンダクタンスの大きく、従って大きいセル電流を流す第1論理データ、即ち“1”データ(消去状態)であり、しきい値電圧が正の状態がコンダクタンスの小さい第2論理データ即ち、“0”データである。
NAND型フラッシュメモリでのデータ消去及び書き込みを簡単に説明すれば、次のようになる。データ消去は、通常ワード線を共有するNANDセルユニットの集合として定義されるブロック単位で行われる。選択ブロックの全ワード線に0Vを与え、メモリセルアレイが形成されたp型ウェルに消去電圧Vera(例えば20V)を与えることにより、全メモリセルは、浮遊ゲートの電子がチャネルに放出されて、しきい値の低い“1”データ状態になる。
1ワード線を共有するメモリセルの集合は1ページ或いは2ページとなり、データ書き込みはページ単位で行われる。書き込み時、ビット線を介してNANDセルチャネルにはデータに応じてVcc−Vt(“1”データの場合)、Vss(“0”データの場合)が与えられる。この状態で選択ページのワード線に書き込み電圧Vpgm(例えば20V)、ビット線側の非選択ワード線に書き込みパス電圧Vpass(データによらずメモリセルをオンさせる電圧)を与えると、“0”データが与えられたメモリセルでは、FNトンネリングによりチャネルから浮遊ゲートに電子が注入される。“1”データが与えられたメモリセルでは、チャネル電位が上昇して、電子注入は起こらない(書き込み禁止)。
次にこの実施の形態のデータ読み出し動作を、図2のタイミング図を参照して説明する。図2では、ビット線BLa、BLbとセンスノードNS2の電圧について、他のノードに比べて電圧レンジを拡大して示している。データ読み出しはページ単位で行われる。
図2に示すように、この実施の形態では選択ページのデータ読み出しに2回の読み出しサイクル1、2を実行することが一つの特徴である。最初の読み出しサイクル1でデータ“1”が読み出されたセルについては、2回目の読み出しサイクル2では、センスノードNS1、NS2間を切り離して、読み出し電流供給を行わず、読み出し動作を行わない、という制御が行われる。
この実施の形態のデータ読み出しのもう一つの特徴は、全ての“1”データセルに読み出し電流を流す最初の読み出しサイクル1で、その読み出し電流を抑制していることである。具体的には、クランプ用トランジスタQN3のゲートBLCに与える電圧を、最初の読み出しサイクル1ではVBL1+Vtとし、2回目ではVBL2+Vt(VBL1<VBL2)とする。Vtは、NMOSトランジスタのしきい値電圧である。
読み出し動作に入る前にデータラッチ21は、“0”データ状態(N1=“L”、N2=“H”)にリセットされる。読み出し動作の間、メモリセルアレイ1の選択ブロック内の選択ワード線には読み出し電圧Vr(例えば0V)が、非選択ワード線にはデータによらずメモリセルがオンする読み出しパス電圧Vreadが与えられる。これらの電圧とデータしきい値分布との関係は、図3に示してある。選択ゲート線SGD、SGSにも読み出しパス電圧Vreadが与えられる。ビット線選択信号BLSa、BLSbは、一方がVcc(選択)、他方がVss(非選択)とされる。
タイミングt0に、電流源負荷PMOSトランジスタQP1のゲートFLTにVssを与えて、これをオンにする。同時に、電流源負荷NMOSトランジスタQN1のゲートBLXには、Vccより低い電圧VBLXを与える。電流源NMOSトランジスタQN1は、データ読み出し動作の間、一定のゲート電圧VBLXで駆動される。
タイミングt0ではまた、BLC=VBL1+Vtとして、クランプ用NMOSトランジスタQN3をオンにする。このクランプ用NMOSトランジスタQN3のゲートバイアス電圧VBL1+Vtは、2回目の読み出しサイクルでのバイアス電圧VBL2+Vtより低く設定される。
読み出し動作の間、RDP=“H”であって、転送回路24はオフを保つ。転送回路23は、データラッチ21がN2=“H”の状態に初期化されているため、オンである。リセット回路22の制御信号GRSがタイミングt0で“H”になるが、初期状態ではNMOSトランジスタQN4がオフであり、リセット回路22はオフ状態を保つ。
以上の電圧印加により、選択ビット線は、クランプ用トランジスタQN3によりその電圧上限値が制限されて、ほぼVBL1まで上昇する。センスノードNS2は、PMOSトランジスタQP1によりVccまで充電される。電流源NMOSトランジスタQN1は、最初期はオンするが、センスノードNS2がVBLX−Vtまで上昇するとオフになる。
タイミングt1で、FLT=“H”(=Vcc)として、負荷PMOSトランジスタQP1をオフにして読み出し電流供給を停止する。同時に、GRS=“L”(=Vss)として、リセット回路22をオフにする(但し、読み出しサイクル1では、NMOSトランジスタQN4がオフを保っている)。
セルデータが“0”であれば、選択ビット線に引き込み電流が流れないため、センスノードNS2は、“H”レベルを保ち、従ってNMOSトランジスタQN1もオフのままである。セルデータが“1”であれば、ビット線電圧が低下し、これがクランプ用トランジスタQN3により増幅されてセンスノードNS2に伝えられて、センスノードNS2は電圧低下する。センスノードNS2がVBLX−Vt以下に電圧低下すると、電流源NMOSトランジスタQN1がオンして電流を供給するため、センスノードNS2の大きな電圧低下は抑えられる。
タイミングt2で、センス信号STBを短時間、“L”(=Vss)として、PMOSトランジスタQP4をオンにし、データセンスを行う。センス用PMOSトランジスタQP5は、そのしきい値電圧をVtpとして、センスノードNS2が“H”レベル(データ“0”)であればオフ、Vcc−│Vtp│より低い“L”レベル(データ“1”)であればオンになる。これにより、“1”データが検出されると、データラッチ21のノードN1に“H”がラッチされる。
以後、“1”データが読み出されたセンスアンプでは、リセット回路22のNMOSトランジスタQN4がオンとなり、リセット信号GRSが“H”になると、センスノードNS1はVssにリセットされた状態を保つ。またN2=“L”により制御されて転送回路23がオフになり、センスノードNS2、NS1間も切り離される。即ち、最初の読み出しサイクル1で“1”が読み出されると、次のサイクルでは、そのセルには読み出し電流が流れないように制御される。
図2においては、“1”データのうち、最初の読み出しサイクル1で“1”と判定されるものと、“1”とは判定されないものの代表的な例を示している。選択時のチャネルコンダクタンスCcell(1-1)が十分に大きい“1”データセルは、最初の読み出しサイクルで“1”データとして判定される。“1”データであってもそのチャネルコンダクタンスCcell(1-2)が十分に大きくないと、最初の読み出しサイクルでは“0”としてセンスされる可能性がある。そこで次の読み出しサイクル2でこれを確実に読み出す。
即ちタイミングt3で再度、FLT=Vssとして、電流源負荷PMOSトランジスタQP1をオンにする。同時に、クランプ用NMOSトランジスタQN3に与える電圧を高くし、VBL2+Vtとする。以下、最初の読み出しサイクル1と同様にビット線に読み出し電流を供給し、タイミングt4で電流供給を停止して、タイミングt5でデータセンスする。この様にセンス感度を高めた2回目の読み出しサイクル2で、コンダクタンスが十分には大きくない“1”データが検出される。
以上のようにこの実施の形態では、2回の読出しサイクルでデータ読み出しを行い、最初のサイクルで“1”読み出しされたセルについては、2回目には読み出し電流を流さないようにしている。これにより、電流検出型センスアンプ方式ではあるが全体として消費電流を抑制することができる。
特に、最初の読み出しサイクルでは、全選択ビット線に読み出し電流を流すので2回目に比べて大きな消費電流が流れるが、クランプ用トランジスタQN3に与えるバイアス電圧VBL1+Vtを低く抑えることによって、その消費電流が抑えられる。また、接地電位Vssの浮き上がりが抑えられるため、誤読み出しの危険も少なくなる。
また、2回目の読み出しサイクルでは、クランプ用トランジスタQN3に与えるバイアス電圧を上げて、“1”データセルにより大きな読み出し電流を流すことにより、高い検出感度が得られ、確実にデータセンスが可能となる。
またこの実施の形態のセンスアンプ回路は、電流検出方式であるために、特にビット線容量が大きい大容量フラッシュメモリの場合に、電圧検出型センスアンプに比べて、高速のデータセンスが可能になる。
図4は、同じセンスアンプ回路2を用いたもう一つのデータ読み出し動作例である。メモリセルアレイに与える電圧は先のデータ読み出しと同じである。選択ビット線電圧変化は、“1”データセルについて、選択時のチャネルコンダクタンスが、Ccell(1-1)>Ccell(1-2)>Ccell(1-3)なる関係にある代表的な3例を示している。このデータ読み出し動作では、2回の読み出しサイクル1、2の前に予備的読み出しサイクルを設定して、より消費電流の低減を可能としている。
タイミングt0−t2の予備読み出しサイクルでは、電流源負荷NMOSトランジスタQN1はオフを保ち、電流源負荷PMOSトランジスタQP1のみを用いる。但し、そのゲートFLTに与える電圧VFLTは、PMOSトランジスタQP1がしきい値電圧近傍のオン状態になるように設定され、小さい電流が供給されるものとする。クランプ用NMOSトランジスタQN3のゲートBLCには、VBL2+Vt(又はVBL1+Vt)を与える。
この様な微小電流を選択ビット線に供給しながら、タイミングt1でSTB=“L”としてデータセンスを行う。これにより、ビット線電圧は増幅されてセンスノードNS2に転送され、しきい値の十分に低いセル即ちチャネルコンダクタンスCcell(1-1)の“1”データセルと、“0”データセルとが判別される。
“1”データが検出されると、先の動作例と同様に、以後の動作ではセンスノードNS1は“L”レベル状態にリセットされ、センスノードNS1、NS2間も切り離されて、対応ビット線に読み出し電流は流されない。この予備的読み出しでは、読み出し電流を絞っているため、“1”データが“0”として検出される可能性は高いが、確実に“1”データであるものは検出されるから、以後の読み出し電流を効果的に低減できることになる。
タイミングt2−t5の読み出しサイクル1、続くタイミングt5−t8の読み出しサイクル2は、先の読み出し動作例と同じである。この場合も、読み出しサイクル1では、クランプ用トランジスタQN3の与える電圧VBL1+Vtを、読み出しサイクル2でのそれ、VBL2+Vt、より低くしている。これにより、読み出しサイクル1では、チャネルコンダクタンスCcell(1-2)の“1”データが検出され、読み出しサイクル2では、チャネルコンダクタンスCcell(1-3)の“1”データが検出される。
この様なデータセンス動作を行えば、電流を絞った予備的読み出し動作で1ページ内の一定範囲の“1”データ判定が行われ、以後大きな読み出し電流が流れる“1”データ読み出しセル数が少なくなる。従って、全体として一層の消費電力削減が図られる。
図5は、上記実施の形態と同様のNAND型フラッシュメモリに適用される第2の実施の形態のセンスアンプ回路2の構成を示している。図1と対応する部分には同一符号を付して詳細な説明は省く。
このセンスアンプ回路2では、電流源負荷であるPMOSトランジスタQP1とNMOSトランジスタQN1とはクランプ用NMOSトランジスタQN3に対して直列に接続されている。PMOSトランジスタQP1とNMOSトランジスタQN1の間に、データラッチ21のデータノードN1によりゲートが制御されるスイッチングPMOSトランジスタQP11が配置されている。
先の実施の形態と同様に、初期状態では、データラッチ21がN1=“L”にリセットされるので、PMOSトランジスタQP11はオンである。このPMOSトランジスタQP11は、読み出しデータに応じて、電流源PMOSトランジスタQP1を切り離す働きをする。
PMOSトランジスタQP11のドレインとセンスノードNS2との間には、スイッチングNMOSトランジスタQN11が設けられている。センスノードNS2はクランプ用トランジスタQN3のドレインに接続されている。
図6はこのセンスアンプ回路2を用いたデータ読み出し動作のタイミング図を、図2と対応させて示している。先の実施の形態と同様に、少なくとも2回の読み出しサイクル1、2が設定され、かつこれらの読み出しサイクル1、2でクランプ用トランジスタQN3には異なる制御電圧VBL1+Vt、VBL2+Vt(VBL1<VBL2)が与えられる。
具体的に説明する。タイミングt0で、FLT=Vssとして、電流源PMOSトランジスタQP1をオンにし、BLX=VBLX(<Vcc)として電流源NMOSトランジスタQN1をオンにする。即ち二つの電流源負荷トランジスタQP1、QN1が同時にオンになる。電流源NMOSトランジスタQN1は、データ読み出し動作の間、一定のゲート電圧VBLXで駆動され、ビット線電流を制限する機能を果たす。
タイミングt0ではまた、BLC=VBL1+Vtとして、クランプ用NMOSトランジスタQN3をオンにする。このクランプ用NMOSトランジスタQN3のゲートバイアス電圧VBL1+Vtは、2回目の読み出しサイクルでのバイアス電圧VBL2+Vtより低く設定される。
初期状態でデータラッチ21は、N1=“L”の状態に初期化されているため、PMOSトランジスタQP11はオンである。リセット回路22の制御信号GRSがタイミングt0で“H”になるが、初期状態ではNMOSトランジスタQN4がオフであり、リセット回路22はオフ状態を保つ。
またタイミングt0で、NMOSトランジスタQN11は、ゲートHOに“H”(=Vcc+Vt)が与えられてオンになる。
以上の電圧印加により、センスノードNS2は、PMOSトランジスタQP1によりVccまで充電される。また、ビット線に対してはNMOSトランジスタQN11が実質的な電流源となって、制限された電流で選択ビット線が充電される。そのビット線電圧上限値はクランプ用トランジスタQN3により制限されて、ほぼVBL1まで上昇する。
タイミングt1で、FLT=“H”(=Vcc)として、PMOSトランジスタQP1をオフ、HO=“L”として、NMOSトランジスタQN11をオフにする。これにより、センスノードNS2が電源から切り離された状態でクランプ用トランジスタQN3につながる。同時に、GRS=“L”(=Vss)として、リセット回路22をオフにする(但し、読み出しサイクル1では、NMOSトランジスタQN4がオフを保っている)。
セルデータが“0”であれば、選択ビット線に引き込み電流が流れないため、センスノードNS2は、“H”レベルを保ち、従ってNMOSトランジスタQN1もオフのままである。セルデータが“1”であれば、ビット線電圧が低下し、これがクランプ用トランジスタQN3により増幅されてセンスノードNS2に伝えられて、センスノードNS2は電圧低下する。
タイミングt2で、センス信号STBを短時間、“L”(=Vss)として、PMOSトランジスタQP4をオンにし、データセンスを行う。センス用PMOSトランジスタQP5は、そのしきい値電圧をVtpとして、センスノードNS2が“H”レベル(データ“0”)であればオフ、Vcc−│Vtp│より低い“L”レベル(データ“1”)であればオンになる。これにより、“1”データが検出されると、データラッチ21のノードN1に“H”がラッチされる。
以後、“1”データが読み出されたセンスアンプでは、リセット回路22のNMOSトランジスタQN4がオンとなり、リセット信号GRSが“H”になると、センスノードNS1はVssにリセットされた状態を保つ。またN1=“H”により制御されてPMOSトランジスタQP11がオフになり、電流源PMOSトランジスタQP1は切り離される。即ち、最初の読み出しサイクル1で“1”が読み出されると、次のサイクルでは、読み出し電流が流れないように制御される。
図6では、図2の場合と同様に、“1”データのうち、最初の読み出しサイクル1で“1”と判定されるものと、“1”とは判定されないものの代表的な例を示している。選択時のチャネルコンダクタンスCcell(1-1)が十分に大きい“1”データセルは、最初の読み出しサイクルで“1”データとして判定される。“1”データであってもそのチャネルコンダクタンスCcell(1-2)が十分に大きくないと、最初の読み出しサイクルでは“0”としてセンスされる可能性がある。そこで次の読み出しサイクル2でこれを確実に読み出す。
即ちタイミングt3で再度、FLT=Vssとして、電流源PMOSトランジスタQP1をオンにし、同時に、クランプ用NMOSトランジスタQN3に与える電圧を高くし、VBL2+Vtとする。以下、最初の読み出しサイクル1と同様にセンスノードNS2の充電及びビット線電流供給を行い、タイミングt4でその動作を停止して、タイミングt5でデータセンスする。この様にセンス感度を高めた2回目の読み出しサイクル2で、コンダクタンスが十分には大きくない“1”データが検出される。
この実施の形態によっても先の実施の形態と同様に、消費電力を抑えた高速のデータ読み出しが可能になる。先の実施の形態と異なりこの実施の形態では、ビット線に読み出し電流を供給する時、Vccより低いゲート電圧VBLXで制御されるNMOSトランジスタQN1によってクランプ用トランジスタQN3のドレイン電圧が制限され、ビット線電流も制限される。従って先の実施の形態より低消費電力化が可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態のセンスアンプ回路2の構成を、図7及び図8を参照して説明する。この実施の形態は、データセンスの為読み出し電流供給が停止されるタイミングからデータセンスが開始されるタイミングまでの時間(以下、センス時間という)が、読み出しサイクル2よりも読み出しサイクル1での方が長くされている点で、上記の実施の形態と異なっている。
この実施の形態のセンスアンプ回路2の構成を図7に示す。図7に示すように、このセンスアンプ回路2は、PMOSトランジスタQP4のゲートに入力されるセンス信号STBを制御する制御回路100を備えている。この制御回路100は、電流源負荷PMOSトランジスタQP1のゲートFLTの信号が“H”となってからセンス時間Tsの経過後センス信号STBを短時間“L”とするものである。この場合、図8に示すように、読み出しサイクル2におけるセンス時間Ts(=t5−t4)よりも、読み出しサイクル1におけるセンス時間ts(t2−t1)の方が長く設定される。
このように、読み出しサイクル1のセンス時間Tsが読み出しサイクル2のそれよりも長く設定されることにより、セル電流のセンス感度を高くすることができる。すなわち、1回目の読み出しサイクル1では、1つのセンスアンプ回路2が読み出し対象としているメモリセルと閾値(“1”又は“0”)が同じである他のメモリセルの中で閾値電圧が低いものが比較的多い場合と、閾値電圧が高いものが比較的多い場合とで、全体としてのセル電流の大きさが変化する。セル電流が変化すると、寄生抵抗の影響によりNANDセルの共通ソース線CELSRCの電位の接地電位からの浮き具合が変化し、セル電流の電流特性が変化してしまう。
このため、読み出しサイクル1においてセンス時間Tsを長くすることで、他のメモリセルの閾値電圧が低い場合であっても、セル電流を大きくしてセンス感度を上げることができる。また、2回目の読み出しサイクルにおいては、セル電流の大きいものは既に検知が完了し、ある程度セル電流の小さいメモリセルのみが残されている筈であり、センス時間Tsを短くした場合であっても、共通ソース線CELSRCの電位は0Vに近い状態となり(接地電位からの浮き具合が小さい状態となり)、センス感度は高く保たれる。なお、図7では、図1のセンスアンプ回路2を例に取って説明したが、図5のセンスアンプ回路2にもこの第3の実施の形態が適用され得ることはいうまでもない。
次に、本発明の第4の実施の形態のセンスアンプ回路2の構成を、図9及び図10を参照して説明する。この実施の形態は、センス時間Tsが1回目の読み出しサイクル1と2回目の読み出しサイクル2との間で異なり得る点で第3の実施の形態と共通している。ただし、共通ソース線CELSRCの電位を実際に検知して、その検知量によって第1の読み出しサイクル1のセンス時間Tsを変化させる点において、第3の実施の形態と異なっている。
すなわち、このセンスアンプ回路2は、センス時間制御回路110を備えている。センス時間制御回路110は、センス時間Tsの開始(タイミングt1、t4)を示すデータセンス開始信号SSにより動作を開始し、センス時間Tsの終了(タイミングt2、t5)を示すセンス終了信号SEの出力タイミングを共通ソース線CELSRCの電位の大小によって変化させるものである。センス終了信号SEは、制御回路100に入力される。制御回路100は、センス開始信号SSが入力された後、センス終了信号SEが入力されると、センス信号STBを短時間“L”とし、データセンス動作を開始させる。
センス時間制御回路110の具体的構成例を図10に示す。センス時間制御回路110は、一例として、キャパシタ111と、充電用PMOSトランジスタ112と、電流制御NMOSトランジスタ113と、放電用NMOSトランジスタ114と、スイッチング用PMOSトランジスタ115と、リセット用NMOSトランジスタ116と、ラッチ回路119と、電流ミラー回路120とを備えている。
キャパシタ111は、一端をノードN3に接続され、他端を接地電位Vssに接続されている。また、充電用PMOSトランジスタ112は、一端を電源電圧VDDに、他端をノードN3に接続されて、センス開始信号SSが“L”の場合に導通してキャパシタ111を両端電圧VDDまで充電する。
電流制御NMOSトランジスタ113と放電用NMOSトランジスタ114とはノードN3と共通ソース線CELSRCとの間に直列に接続され、両者でキャパシタ111の放電経路を構成する。放電用NMOSトランジスタ114はセンス開始信号SSが“H”になると(即ち、充電用PMOSトランジスタが非導通状態となると)導通状態とされ、キャパシタ111の電荷の放電を開始させる。
電流制御NMOSトランジスタ113はそのゲートが電流ミラー回路120に接続され、ドレイン・ソース間に流れる放電電流を定電流にする。
スイッチング用PMOSトランジスタ115は、ゲートがノードN3に接続され、ソースが電源電圧VDDに接続され、ドレインがノードN4に接続される。ノードN4と接地電位Vssとの間に、リセット用NMOSトランジスタ116が接続される。リセット用NMOSトランジスタ116は、リセット信号RST1が“H“となることにより導通してノードN4を”L“すなわち接地電位Vssにリセットするものである。
ラッチ回路119は、インバータ回路117及び118の互いの入力端子と出力端子を接続してなるフリップフロップ回路から構成される。インバータ117の入力端子がノードN4に、インバータ回路118の入力端子118が、センス終了信号SEが出力される出力端子に接続されている。ラッチ回路119は、センス開始信号SSが入力されるタイミングである動作初期においては、ノードN4が“L”、出力端子が“H”に設定されるものとする。
電流ミラー回路120は、比較器121、PMOSトランジスタ122及び123、NMOSトランジスタ124及び125、及び抵抗126から構成されている。
PMOSトランジスタ122はダイオード接続され、NMOSトランジスタ124、及び抵抗126とは直列接続され、電源電圧VDDと接地端子との間に第1の電流経路を構成している。また、PMOSトランジスタ123は、そのゲートがPMOSトランジスタ122のゲートと接続され、ダイオード接続されたNMOSトランジスタ125と共に第2の電流経路を構成している。NMOSトランジスタ125のゲートは電流制御NMOSトランジスタのゲートと接続されている。比較器121は基準電圧Vrefと抵抗126のトランジスタ124側の端子電圧とを比較して出力電圧を変化させるものである。従って、この電流ミラー回路120は、基準電圧Vref及び抵抗126の抵抗値、並びに接地端子の0Vからの浮き具合によって決まる定電流を電流制御用NMOSトランジスタ113に流すものである。
このセンス時間制御回路110の動作を説明する。データセンスの開始前はセンス開始信号SSは“L”とされており、これにより充電用PMOSトランジスタ112が導通し、キャパシタ111は両端電圧VDDに充電されている。
読み出し電流供給がタイミングt1で停止されると、センス開始信号SSが“L”から“H”に切り替わり、充電用PMOSトランジスタ112は非導通状態に、放電用NMOSトランジスタ114は導通状態になる。これにより、キャパシタ111の電荷が、トランジスタ113及び114の放電経路により放電され、ノードN3の電位がVDDから徐々に低下する。この放電動作において、電流制御用NMOSトランジスタ113を流れる放電電流は電流ミラー回路120により一定の電流値とされる。
ノードN3の電位がスイッチング用PMOSトランジスタ115の閾値電圧Vt15以下となると、スイッチング用PMOSトランジスタ115が非導通状態から導通状態に切り替わり、これにより、ノードN4の電位は電源電圧VDDに、センス終了信号SEは“H”から“L”に切り替わる。このセンス終了信号SEの切り替わりのタイミングは、共通ソース線CELSRCの電位の大きさにより変化する。図10の構成の場合、センス開始信号SSの出力からセンス終了信号SEの切り替わりまでの時間すなわちセンス時間Tsは、(キャパシタ111の容量C)×(スイッチング用PMOSトランジスタ115の閾値電圧VT)/(放電電流の電流値I)で決まる。
従って、共通ソース線CELSRCを含む接地電位の0Vからの浮き具合が大きいと電流値Iは小さくなり、従ってセンス時間Tsは長くなる。一方、共通ソース線CELSRCの電位が0Vに近いと電流値Iは大きくなるので、センス時間Tsは短くなる。このように、この実施の形態のセンスアンプ回路2によれば、状況に応じて誤検出の可能性がある場合にのみ読み出しサイクル1におけるセンス時間Tsを長く設定することができるので、センス感度の向上と読み出し時間の短縮化の両立を図ることができる。
上記実施の形態ではNAND型フラッシュメモリを説明したが、この発明はNOR型、AND型等、他のフラッシュメモリにも適用できる他、より一般的に、電流引き込み型のメモリセル、即ちコンダクタンスの相違によりデータ判定が行われるようなメモリセルを持つ各種半導体記憶装置に適用可能である。
その他、本発明において、次のような改変等が可能である。
(1)前記センスアンプ回路は、前記クランプ用トランジスタを介して前記ビット線に読み出し電流を供給するための電流源負荷と、前記電流源負荷と前記クランプ用トランジスタと間に配置されて読み出しデータによりオンオフが制御される転送回路と、前記電流源負荷と前記転送回路の接続ノードにゲートが接続されたセンス用トランジスタと、前記センス用トランジスタにより検出されたデータを保持するデータラッチとを有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
(2)前記クランプ用トランジスタはNMOSトランジスタであり、前記センス用トランジスタは、ソースがスイッチング素子を介して電源端子に接続され、ドレインが前記データラッチに接続されたPMOSトランジスタであり、前記電流源負荷は、各読み出しサイクルにおいてその開始時から一定時間オン駆動されて読み出し電流を供給する電流源PMOSトランジスタと、各読み出しサイクルを通して一定のゲート電圧が与えられて、前記電流源PMOSトランジスタをオフにしたデータセンス時に前記センスノードの電圧低下に応じて電流を供給する電流源NMOSトランジスタとを有することを特徴とする(1)記載の半導体記憶装置。
(3)第1の読み出しサイクルでの前記クランプ用NMOSトランジスタの制御電圧は、第2の読み出しサイクルでのそれより低く設定され、第1の読み出しサイクルで第1論理データが検出されると、第2の読み出しサイクルでは前記データラッチの保持データにより前記転送回路がオフ制御されることを特徴とする(2)記載の半導体記憶装置。
(4)各読み出しサイクルのデータセンスは、前記電流源PMOSトランジスタをオフにした後、前記スイッチング素子をオンにすることにより行われることを特徴とする(3)記載の半導体記憶装置。
(5)前記第1の読み出しサイクルの前に、前記電流源PMOSトランジスタ及びクランプ用NMOSトランジスタをオンにした状態でデータセンスを行う予備的読み出しが行われることを特徴とする(4)記載の半導体記憶装置。
(6) 第1の読み出しサイクルでの前記クランプ用NMOSトランジスタの制御電圧は、第2の読み出しサイクルでのそれより低く設定され、第1の読み出しサイクルで第1論理データが検出されると、第2の読み出しサイクルでは前記データラッチの保持データにより前記第4のスイッチング素子がオフ制御される
ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
(7)各読み出しサイクルにおいて、第1のスイッチング素子がオンの状態で前記センスノードの充電及び、前記クランプ用NMOSトランジスタ及びビット線を介した選択メモリセルへの電流供給が行われ、データセンスは、前記電流源負荷をオフ、第1のスイッチング素子をオフにした後、前記第2のスイッチング素子をオンにして行われる(6)記載の半導体記憶装置。
(8)前記クランプ用NMOSトランジスタと前記ビット線との間に、リセット信号と前記データラッチが保持するデータとに応じてビット線電圧をリセットするためのリセット回路が接続されている請求項3等記載の半導体記憶装置。
(9)前記メモリセルアレイは、NANDセルユニットを配列して構成され、各NANDセルユニットは、複数個直列接続され、制御ゲートが異なるワード線に接続された電気的書き換え可能な不揮発性メモリセルと、その両端をそれぞれビット線及びソース線に接続する選択ゲートトランジスタとを有することを特徴とする請求項1記載の半導体装置。
(10)接地電位の浮き具合を検知し、その検知結果に基づいて前記第1時間の長さを制御する制御回路を更に備えた請求項5に記載の半導体記憶装置。
(11)前記制御回路は、所定の電圧まで充電可能なキャパシタと、前記キャパシタと接地電位との間に接続され開始信号を受けて前記キャパシタの電荷を放電するための放電経路を形成する第3のスイッチング素子と、前記接地電位の浮き具合によって変化する定電流を発生させ前記放電経路にミラーする電流ミラー回路と、一端に電源電圧を供給され前記キャパシタの両端電圧が所定値以下となった場合に導通する第4のスイッチング素子と、前記第4のスイッチング素子の他端に接続され前記第4のスイッチング素子の導通/非導通の切り替わりによりラッチデータを切り替えるデータラッチとを備え、前記ラッチデータが切り替わるタイミングにより前記第1の長さを制御するように構成されたことを特徴とする(10)記載の半導体装置。
(12)第1及び第2の少なくとも2回の読み出しサイクルは、前記クランプ用トランジスタのゲートに与える制御電圧を異ならせて行われることを特徴とする請求項5記載の半導体記憶装置。
この発明の実施の形態によるフラッシュメモリのメモリセルアレイとセンスアンプ回路の構成を示す図である。 同フラッシュメモリのデータ読み出し動作のタイミング図である。 同フラッシュメモリのデータしきい値分布を示す図である。 他のデータ読み出し動作例のタイミング図である。 他の実施の形態によるセンスアンプ回路の構成を示す図である。 同センスアンプ回路によるデータ読み出し動作のタイミング図である。 他の実施の形態によるセンスアンプ回路の構成を示す図である。 同センスアンプ回路によるデータ読み出し動作のタイミング図である。 他の実施の形態によるセンスアンプ回路の構成を示す図である。 図9のセンス時間制御回路110の具体的構成の一例を示す回路図である。
符号の説明
1…メモリセルアレイ、2…センスアンプ回路、QP1…電流源PMOSトランジスタ、QN1…電流源NMOSトランジスタ、NS1、NS2…センスノード、QP5…センス用PMOSトランジスタ、QP4…スイッチング用PMOSトランジスタ、21…データラッチ、23、23…転送回路、QN3…クランプ用NMOSトランジスタ、22…リセット回路、QP11…スイッチング用PMOSトランジスタ、QN11、QN12…スイッチング用NMOSトランジスタ、100…制御回路、110…センス時間制御回路。

Claims (4)

  1. 第1論理データとそれよりセル電流が小さい第2論理データとを記憶するメモリセルが接続されたビット線を有するメモリセルアレイと、
    前記メモリセルのデータを読み出すためのビット線と、
    前記ビット線とセンスノードの間の電流経路に配置されてビット線電圧をクランプするクランプ用トランジスタと、
    記クランプ用トランジスタ及び前記ビット線を介して選択された前記メモリセルのデータを検出するセンスアンプ回路とを備え、
    前記センスアンプ回路は、
    前記クランプ用トランジスタのゲートに制御電圧を与えた状態で第1及び第2の少なくとも2回の読み出しサイクルで選択メモリセルのデータ読み出しを行うものであり、
    前記第1の読み出しサイクルで第1論理データが検出された選択メモリセルに対して、前記第2の読み出しサイクルでは読み出し電流の供給をオフにする制御が行い、かつ
    第1の読み出しサイクルでは、前記クランプ用トランジスタのゲートに第1の制御電圧を与える一方、第2の読み出しサイクルでは、前記クランプ用トランジスタのゲートに前記第1の制御電圧よりも大きい第2の制御電圧を与え
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記第1及び第2の読み出しサイクルを通して前記メモリセルアレイのワード線に一定の電圧が与えられ
    ことを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 記センスアンプ回路は、
    電源端子を一端に接続され前記センスノードを充電する第1のスイッチング素子と
    前記センスノードにゲートが接続され、ソースが第2のスイッチング素子を介して電源端子に接続されたセンス用PMOSトランジスタと、
    前記センス用PMOSトランジスタのドレインに接続されたデータラッチと、
    前記センスノードと前記クランプ用トランジスタとの間に接続されて、前記データラッチの保持データに応じてオンオフ制御される第3のスイッチング素子とを有する
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  4. 記第2のスイッチング素子は、
    前記第1の読み出しサイクルの際には、前記第1のスイッチング素子による電流の供給の停止後第1時間経過後前記電源電圧の供給を開始し、
    前記第2の読み出しサイクルの際には、前記第1のスイッチング素子による電流の供給の停止後第2時間経過後前記電源電圧の供給を開始し、
    前記第1時間は前記第2時間よりも長い
    ことを特徴とする請求項3記載の半導体記憶装置。
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