JP2011070097A - 定着器および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 定着対象の転写紙又はシートあるいはそれらを担持するウェブ又はシートに対する過剰なオイル塗布を防止。
【解決手段】 ヒートロール;バックアップロール;ロール表面に分離オイルを塗布し表面を拭う塗布手段10;それに分離オイルを供給する供給手段16;ヒートロールの回転方向に関して塗布手段の下流かつバックアップロールの上流に、ヒートロール表面に対して接離可能な先端部17dがあるブレード17;ヒートロール11に対するブレード先端部17dの押圧力を調整する機能を持ち、先端部17dがヒートロール表面に対して接,離するようにヒートロール11を駆動する手段20,17a,17c;および、記録媒体の長尺記録又は一連の短尺記録の、最先の定着開始のとき、前記駆動する手段を用いてブレード17を、接から次第に押圧力を下げて離に駆動する制御手段21;を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、静電転写により印刷媒体上に転写された画像を、熱と圧力により印刷媒体上に定着する電子写真式印刷装置の定着器およびそれを用いる画像形成装置に関するものである。
一般に印刷装置、特に大量、高速の印刷出力を要求される印刷装置においては、電子写真方式を用いた印刷装置が広く使われている。ヒートロールにオイルを塗布し、ヒートロール上の残トナーを拭き取って転写を防止する機能を有する定着器を備える電子写真方式の印刷装置においては、ポンプ等によりオイルタンク等より常に一定量のオイルをフェルト等のオイルウェブに供給し、ヒートロールに塗布するように構成しているのが一般的である。
このような定着器を用いる画像形成装置の一つに、長尺の記録媒体または媒体担持シートであるウェブ(作像ウェブ)に高速で作像する電子写真方式の画像形成装置があり、特許文献1に一例が記載されている。
特許文献2には、オイルウェブ81のオイル過剰を防止するために、オイルタンク88からオイルウェブ81へのオイル供給量を、オイルタンクのオイルをオイルウェブに供給するウェブ塗布ローラ85の回転速度によって調整する定着器が記載されている。
特許文献3には、定着器のヒートロール11を清掃する為にオイルを塗布するエンドレスのオイルウェブ10と、これをジグザグ状に折り畳んでコンパクトでかつオイルウェブ収納量の大きい清掃機構とを備えた定着器が記載されている。この方式では、ヒートロール11に対し常時一定量のオイル供給が可能となるが、オイルウェブ10は常にヒートロール11と接触しており、オイルをヒートロール11に塗布し続けるため、ヒートロール11表面のオイル塗布量が制御できないという問題がある。
特許文献4には、定着ローラ1へのゴミの固着を防止するために、オイルウェブ2を押しローラ3を介して弾性部材6で一定圧で定着ローラ1に押し付け、しかもオイルウェブ押し付け位置よりも上流で、耐熱樹脂又は金属のクリーニングブレード9を弾性部材で一定圧で定着ローラ1に押し付ける定着器が記載されている。
特許文献5には、定着装置6における記録紙ジャムを少なくする為にオイル塗布量,清掃ウェブの送り速度や押し付け圧力,分離爪23の押し付け圧力,定着温度,記録紙の搬送速度の各設定値を適宜変更することが提案されている。
図9を参照する。通常、オイルウェブ10によって定着器のヒートロール11へ塗布されているオイル18は、作像ウェブ搬送中は作像ウェブ6によってヒートロール11からオイル18が消費されていくが、ウェブ搬送開始前には、図9(S301)に示すように、作像ウェブ6がヒートロール11から離間されているため、作像ウェブ6によりオイル18が消費されない。そのため、ヒートロール11表面には、作像ウェブ搬送中よりも多くのオイル18が、オイルウェブ10によって塗布されている。この状態において、糊づけ圧着用紙などを圧着した作像ウェブを用いた印刷を開始すると、作像ウェブ搬送開始直後、図9(S302)に示すように、ヒートロール11に付着している多くのオイル18が、糊づけ圧着用紙6p表面に塗布され、作像ウェブ6に対する糊づけ圧着用紙6pの圧着力の低下が発生してしまう。
また、オイルウェブ10へのオイル供給量を減らした場合、図10(S401)に示すように、ウェブ搬送開始前は、糊づけ圧着用紙6pに対して適正なオイル供給ができるが、印刷中は、図10(S402)に示すように、過少なオイル塗布状態となり、ヒートロール11とトナー像5の離型性が悪化し、ヒートロール11表面にトナー像5が付着してしまう問題が発生する。また、一度オイルウェブ10へ供給してしまったオイル18は、ウェブ搬送停止中だけ急激に減らすことはできないため、ウェブ搬送停止中のみヒートロール11表面へのオイル供給を減らすこともできない。
本発明は、定着対象の転写紙又はシートあるいはそれらを担持するウェブ又はシート、すなわち定着器を通行するもの、に対する過剰なオイル塗布を防止することを目的とする。
(1)画像を形成した記録媒体の該画像がある表面に対向するヒートロール;
該ヒートロール(11)に対向し前記記録媒体の裏面に対向するバックアップロール(12);
前記ヒートロール(11)の表面に分離オイルを塗布し該表面を拭うオイル塗布手段(10);
該オイル塗布手段(10)に分離オイルを供給するオイル供給手段(14);
前記ヒートロール(11)の回転方向に関して前記オイル塗布手段(10)の下流かつ前記バックアップロール(12)の上流に、前記ヒートロール(11)の表面に対して接離可能な先端部(17d)があるオイル除去ブレード(17);
前記ヒートロール(11)に対する前記オイル除去ブレード(17)の先端部(17d)の押圧力を調整する機能を持ち、前記ヒートロール(11)を該先端部(17d)が前記ヒートロール(11)の表面に対して接,離するように駆動するブレード駆動手段(20,17a,17c);および、
前記記録媒体の長尺記録又は一連の短尺記録の、最先の定着開始のときに、前記ブレード駆動手段(20,17a,17c)を用いて前記オイル除去ブレード(17)を、接から次第に前記押圧力を下げて離に駆動する(s6-s11)、塗布制御手段(21);を備える定着装置。
なお、理解を容易にするために括弧内には、図面に示し後述する実施例の対応要素の符号又は対応事項を、例示として参考までに付記した。以下も同様である。
ヒートロール(11)に対するオイル除去ブレード(17)の先端部(17d)の押圧力を調整する機能を持ち、前記ヒートロール(11)を該先端部(17d)が前記ヒートロール(11)の表面に対して接,離するように駆動するブレード駆動手段(20,17a,17c)を用いて、記録媒体の長尺記録又は一連の短尺記録の最先の定着開始のときに塗布制御手段(21)が、オイル除去ブレード(17)を、接から次第に押圧力を下げて離に駆動するので、最初は強くオイル除去がおこなわれて次第にオイル除去作用が低下し、そしてオイル除去をしない位置にオイル除去ブレード(17)が退避する。
これにより、最先の定着開始のときにヒートロール(11)表面の過剰な分離オイルが拭われ、先頭部の記録媒体のオイル汚れが抑制される、もしくは低減する。記録媒体が、長尺ウェブ又はシートに糊づけ圧着した用紙(ラベル)すなわち糊づけ圧着用紙である場合は、用紙およびその周辺の長尺ウェブ又はシートのオイル付着が少なくなるので、長尺ウェブ又はシートに対する用紙(ラベル)の圧着力は格別に低下しない。
本発明の画像形成装置の1実施例であるプリンタ30の作像機構の概要を示すブロック図である。 図1に示す潤滑調整器20の機構概要を示す拡大側面図である。 図1に示すプリンタ30の電気系統の構成の概要を示すブロック図である。 図3に示す潤滑コントローラ21の、潤滑調整器20のブレード17dを駆動する潤滑制御の概要を示すフローチャートである。 潤滑コントローラ21の潤滑制御によって、ブレード17dがヒートロール11から離れるように駆動されて離れるまでのブレード離間時間とヒートロール外周長およびウェブ搬送速度との関係を示すグラフである。 潤滑コントローラ21の潤滑制御によって、オイル供給量の多少に対応して定まるブレード17d離間駆動速度(第一の速度)およびブレード離間時間を示すタイムチャートである。 ブレード17dの離間駆動期間の、定着対象のウェブ(長尺記録媒体)の定着オイル付着量の変化を示すタイムチャートである。 ブレード17dの離間駆動期間の、ブレード17dの姿勢および位置の変化を示す拡大側面図である。 従来の定着装置による、定着オイルが多い場合の、ウェブ(長尺記録媒体)搬送開始時(左図)と搬送中(右図)の定着オイルの挙動を示す拡大側面図である。 従来の定着装置による、定着オイルが少ない場合の、ウェブ(長尺記録媒体)搬送開始時(左図)と搬送中(右図)の定着オイルの挙動を示す拡大側面図である。
(2)前記塗布制御手段(21)は、前記最先の定着開始の前に、前記ブレード駆動手段(20,17a,17c)を用いて前記オイル除去ブレード(17)を駆動してその先端部(17d)を前記ヒートロール(11)に接とする(s4);上記(1)に記載の定着装置。
(3)前記塗布制御手段(21)は、前記最先の定着開始のときに、設定時間である第1離間駆動時間(Wb)をかけて前記オイル除去ブレード(17)をその先端部(17d)が前記ヒートロール(11)の表面から離れるように第1速度(Pp1の逆数)で駆動して第1離間駆動時間(Wb)の間に前記押圧力を次第に下げて前記オイル除去ブレード(17)を接から離に切り換える(s6-s11);上記(1)又は(2)に記載の定着装置。
(4)前記塗布制御手段(21)は、第1離間駆動時間(Wb)経過から設定時間である第2離間駆動時間(Wc)の間、前記オイル除去ブレード(17)をその先端部(17d)が前記ヒートロール(11)の表面から離れるように第1速度より速い第2速度(Pp2の逆数)で駆動して第2離間駆動時間(Wc)の間に前記オイル除去ブレード(17)を、その先端部(17d)が、前記ヒートロール(11)表面の分離オイルに触れない退避位置となるように駆動する(s11-s13);上記(1)乃至(3)のいずれか1つに記載の定着装置。
(5)第1速度は、前記記録媒体の搬送速度に対応してそれが高いと高い;上記(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の定着装置。
(6)第1速度は、前記オイル供給手段(14)のオイル供給量設定に対応して多いと低く少ないと高い;上記(1)乃至(5)のいずれか1つに記載の定着装置。
(7)第1速度は、ユーザ入力(32/PC)により指定された値である;上記(1)乃至(4)のいずれか1つに記載の定着装置。
(8)前記第1離間駆動時間(Wb)は、前記ヒートロール(11)の外周長の長短に対応して、長短である;上記(1)乃至(6)のいずれか1つに記載の定着装置。
(9)前記塗布制御手段(21)は、前記ブレード離間駆動時間(Wb)が経過すると、前記オイル塗布手段(10)による前記オイル供給量設定の分離オイル供給を開始する(s14);上記(1)乃至(8)のいずれか1つに記載の定着装置。
(10)前記オイル除去ブレード(17)は、固定軸を中心に回動する支幹(17b)および該支幹(17b)で支持された先端部(17d)を含み;
前記ブレード駆動手段(20,17a,17c)は、前記支幹(17b)を前記固定軸を中心に前記先端部(17d)が前記ヒートロール(11)に接触する当接方向に駆動し、該当接方向とは逆方向に移動する駆動部材を含む電動駆動機構(20)、および、前記支幹(17b)を前記固定軸を中心に前記先端部(17d)が前記ヒートロール(11)から離れる退避方向に駆動する第1ばね部材(17a)を備える(図2);上記(1)乃至(9)のいずれか1つに記載の定着装置。
(11)前記オイル除去ブレード(17)の前記先端部(17d)は、前記ヒートロール(11)の中心軸と平行な軸を中心に回動可に、前記支幹(17b)で支持され;
前記駆動手段は更に、前記先端部(17d)を前記ヒートロール(11)に押し付けるように、前記支幹(17b)対して前記先端部(17d)を、前記平行な軸を中心に回転駆動する第2ばね部材(17c)を備える(図2);上記(1)乃至(10)のいずれか1つに記載の定着装置。
(12)前記電動駆動機構(20)は、前記駆動部材であって前記支幹(17b)に当接して前記先端部(17d)が前記ヒートロール(11)に当接する方向に押す偏芯カム(22)、および、該偏芯カムを回転駆動する電気モータ、を含む上記(10)又は(11)に記載の定着装置。
(13)前記電気モータはステッピングモータであり;前記電動駆動機構(20)は、前記偏芯カム(22)に連結された、該偏芯カム(22)の回転角確認用の指標(25)および該指標(25)を固定位置にて検出する指標センサ(24)を含み;前記塗布制御手段(21)は、前記指標センサ(24)による前記指標(25)の検出/非検出の切換りを基点に前記ステッピングモータの偏芯カム駆動ステップをカウントしてカウント値に基づいて前記ヒートロール(11)に対する前記先端部(17d)の位置を把握する;上記(12)に記載の定着装置。
(14)感光体(2);
該感光体(2)を一様に荷電する帯電手段;
前記感光体の荷電面を画像光で露光し静電潜像を生成する露光装置(3);
前記静電潜像をトナー像に変換する現像装置(4);
前記トナー像を直接に又は中間転写体を介して間接に、記録媒体に転写する転写手段(TC);および、
前記記録媒体上のトナー像を該記録媒体に固定する、上記(1)乃至(13)のいずれか1つに記載の定着装置(10〜12,14,15,21);を備える画像形成装置(図1)。
(15)更に、前記記録媒体の速度情報を格納した不揮発メモリ(40)を備え(図3);前記塗布制御手段(21)は、該不揮発メモリ(40)から読み出した該速度情報に対応して第1速度を設定する(s2,s5);上記(14)に記載の画像形成装置。
(16)更に、オイル除去ブレード(17)の使用/非使用を指定する使用指示情報を格納した不揮発メモリ(40)を備え;前記塗布制御手段(21)は、該不揮発メモリ(40)から読み出した使用指示情報が非使用指示であると前記オイル除去ブレード(17)を前記退避位置に留める;上記(14)又は(15)に記載の画像形成装置。
(17)更に、操作ボード(32)又は外部(PC)から設定値として入力された前記第1速度を格納した不揮発メモリ(40)を備え;前記塗布制御手段(21)は、該不揮発メモリから第1速度を読み出す;上記(14)に記載の画像形成装置。
(18)感光体(2);
該感光体(2)を一様に荷電する帯電手段;
前記感光体の荷電面を画像光で露光し静電潜像を生成する露光装置(3);
前記静電潜像をトナー像に変換する現像装置(4);
前記トナー像を直接に又は中間転写体を介して間接に、記録媒体に転写する転写手段(TC);
前記記録媒体上のトナー像を該記録媒体に固定する、上記(3)に記載の定着装置(10〜12,14,15);および、
前記記録媒体の搬送速度および前記オイル供給手段(14)のオイル供給量を格納する不揮発メモリ手段(40);を備え、
前記定着装置(10〜12,14,15,21)の前記塗布制御手段(21)は、前記メモリ手段(40)の前搬送速度およびオイル供給量に対応する、第1速度(Pp1の逆数)および第1離間駆動時間(Wb)を導出し(s5)、前記最先の定着開始のときに、該第1離間駆動時間(Wb)をかけて前記オイル除去ブレード(17)をその先端部(17d)が前記ヒートロール(11)の表面から離れるように該第1速度で駆動して第1離間駆動時間(Wb)の間に前記押圧力を次第に下げて前記オイル除去ブレード(17)を接から離に切り換える(s6-s11);画像形成装置。
(19)前記第1速度と第1離間駆動時間(Wb)は、ヒートロール外周長の区分に対応する複数組であり、前記塗布制御手段(21)は、前記定着装置に備わった前記ヒートロール(11)の外周長が対応付けられた組の第1速度と第1離間駆動時間(Wb)に基づいて前記オイル除去ブレード(17)の前記駆動を行う;上記(18)に記載の画像形成装置。
(20)前記記録媒体は長尺ウェブ又はシートに糊づけ圧着した作像対象用紙である;上記(14)乃至(19)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下の実施例の説明より明らかになろう。
図1に、本発明の1実施例の画像形成装置であるプリンタ30の、作像機構の概要を示す。1は帯電手段である帯電器、2は感光体、3はレーザ露光装置、4は現像装置、6は、作像対象用紙である圧着用紙6pを多数糊付けした長尺ウェブ(作像ウェブ)、7はウェブ搬送ユニット、11はトナー像5を圧着用紙6pに定着させるヒートロール、12は定着時にウェブ6をヒートロール11に押しつけるバックアップロール、10はヒートロール11にオイルを塗布し、清掃を行うオイルウェブ、14はオイルウェブ10にポンプでオイルを供給する手段であるオイル供給機構、15はオイルウェブ10の新しい部位をバックアップロール12に順次提供する巻き取り駆動機構部、13はウェブ6を排出するプラーローラである。20は、分離オイル除去ブレード17をヒートロール11に対して接離駆動する、ブレード駆動手段の一部をなす電動駆動機構である。なお、本実施例では、該電動駆動機構20,第1捻りばね17a(図2)および第2捻りばね17cによって、ブレード駆動手段を構成している。
ヒートロール11の内部には定着ヒータがあり、これに通電があるとヒートロール11の温度(定着温度)が上昇する。オイル供給機構14には、ヒートロール11に接触したオイルウェブ10を介してヒートロール11を押す注油口金が連結した進退ロッドがあり、分離オイルをオイルウェブ10に供給するために注油口金への給油圧を上げると、進退ロッドが該油圧によって前進駆動されてオイルウェブ10を介してヒートロール11を強く押す。これによりヒートロール11が、図9,図10上の左図(S301,S401)の位置から右図(S302,S402)の位置に移動する。オイル供給機構14が分離オイルの供給を停止するために注油口金への給油圧を下げると、ヒートロール11支持ばねの反発力でヒートロール11が、図9,図10上の右図(S302,S402)の位置から左図(S301,S401)の位置に戻る。
帯電器1により帯電された感光体2表面に、レーザ露光装置3の画像書き込み露光により形成された静電潜像は、現像装置4により現像され、感光体2表面にトナー像が形成される。ウェブ6がウェブ搬送ユニット7より送り出され、転写手段である転写器TCによって、感光体2上のトナー像がウェブ6上の圧着用紙6pに転写される。その後送り出されたウェブ6は、ヒートロール11およびバックアップロール12を通る。この間に圧着用紙6pトナー像5が圧着用紙6pに固定すなわち定着され、プラーローラ13によりウェブが送り出される。
図2に、オイル除去ブレードを駆動する本実施例のブレード駆動手段の構成を示す。本実施例のブレード駆動手段は、電動駆動機構20,第1捻りばね17aおよび第2捻りばね17cによって構成されている。電動駆動機構20には、電気モータであるステッピングモータ23と、ステッピングモータ23の駆動力をプーリ26に伝えるタイミングベルト27と、プーリ26に連結された偏心カム22と、偏心カム22に連結されその位置(回転角)を判定するための指標となる突出を持つ反射板25と、反射板25の到来又は通過を基点として検出する指標センサである反射型光センサ24がある。
分離オイル除去ブレード17は、固定軸で一端が回動自在に支持された支幹17bと、該支幹17bの他端(自由端)でヒートロール11の中心軸に平行な軸を中心に回動可に支持された先端部17dで構成され、該先端部17dが狭義の「ブレード」である。支幹17bの、固定軸で支持された一端には、第1捻りばね17aが、図2上で時計回り(先端部17dをヒートロール11から離す方向)の回動力を与えている。第1捻りばね17aの一端は固定軸に、他端は支幹17bに係合している。第2捻りばね17cは先端部17dに図2上で反時計回り(先端部17dをヒートロール11に押し付ける方向)の回動力を与えている。第2捻りばね17cの一端は支幹17bに、他端は先端部17dに係合している。第1,2捻りばね17a,17cは、オイル除去ブレードを駆動するブレード駆動手段の一部である。
後述するオイル塗布コントローラ21(図3)が、ステッピングモータ23を正回転方向(偏芯カム26は図2上で時計方向)にステップ駆動をして、光センサ24の検出信号がH(反射板25の指標となる突出を非検出)からL(突出を検出)に切換ったときを基点(ホームポジション:回転角度0)にして該切換り時にカウントデータを0に初期化(クリア)し、1ステップ駆動毎にカウントデータを1単位分変更する。カウントデータが、偏芯カム22の回転角度(支幹17bの回動角度)を表す。ブレード17の先端部17dがヒートロール11に接触している期間では、ヒートロール11に対する先端部17dの押圧力が、該カウントデータに対応するものとなる。ヒートロール11から先端部17dが離れている期間では、ヒートロール11に対する先端部17dの離間距離が、該カウントデータに対応するものとなる。オイル塗布コントローラ21は、ステッピングモータ23をステップ駆動して偏芯カム22を介してブレード17を駆動し、カウントデータに基づいて、ヒートロール11に対するブレード17の、押圧力(の変更),離隔および当接を制御する。
ウェブ搬送中はウェブ6によってヒートローラ11からオイルが消費されていくが、ウェブ搬送開始前には、ウェブ6によりオイルが消費されないため、ヒートロール11表面には、過剰なオイルが、オイルウェブ10によって塗布されている。そこで、ウェブ搬送開始前にオイル塗布コントローラ21は、ステッピングモータ23を回転させることで、ブレード17をヒートロール11へ高押圧力で接触させ、ヒートロール11表面に付着しているオイルを除去する。オイルを除去することにより、ウェブ搬送開始時に、糊づけ圧着用紙などを用いた印刷を行った場合、糊づけ圧着用紙表面への過剰なオイル塗布が発生しなくなる。しかし、このままウェブ搬送中に、前記ヒートロール11へブレード17を押し続けた場合、ヒートロール11表面のオイルが枯渇し、ヒートロール11とトナーの離型性が悪化し,ヒートロール11表面にトナーが付着してしまう。そこで本実施例のオイル塗布コントローラ21は、過剰なオイル塗布が発生する可能性がある期間にはオイル供給を停止したままブレード17がヒートロール11へ与える押圧力を次第に下げて、該期間が経過するときブレード17をヒートロール11から離し、オイルの供給を開始する。
図3に、図1に示すプリンタ30の画像処理システムの概要を示す。通信インターフェース31を介して、直結パソコンPC、あるいは、LAN,イーサネット(登録商標)その他のネットワークに接続したパソコンPCから、プリンタコントローラ33に印刷コマンドが与えられる。印刷コマンドは、用紙サイズ,片面/両面印刷およびその他の印刷条件ならびに書画情報を含む。プリンタコントローラは、システムコントローラと表現されることもある。
受信した印刷コマンドの書画情報は、イメージデータに展開して画像処理34に出力する。画像処理34は、プロセスコントローラ38の作像プロセス制御に従って、イメージデータを、図1に示す作像機構による印刷に適合する画像データに変換して、画像処理34内の画像メモリに展開し、設定変倍比で変倍し所要サイズ分を切出して書込みI/F35に出力する。書込みI/F35は画像データに従って、レーザ露光装置3の記録用のレーザダイオードを点灯(ON/OFF)駆動あるいは変調駆動する。
図1のプリンタ30の機構にある各種センサおよびアクチュエータ(電気モータ,ソレノイド)は、「機構ドライバ&センサ」のブロック39にあり、入出力インターフェース37に接続されており、プロセスコントローラ38は、入出力インターフェース37を介して、各種センサの検出信号を読み込み、また、入出力インターフェース37を介して作像ユニット36のアクチュエータを駆動する。また、入出力インターフェース37を介して画像処理34および書込みI/F35の動作タイミングおよび信号入出力タイミングを制御する。ただし、図1の電動駆動機構20にある光センサ24およびモータドライバは、「機構ドライバ&センサ」のブロック20にあり、オイル塗布コントローラ21が、「機構ドライバ&センサ」20の光センサ24の検出信号を読み込み、また、ブロック20にあるモータドライバを介してステッピングモータ23を駆動する。オイル塗布コントローラ21は、CPU,RAMおよびROMを含むマイクロコンピュータMPUで構成されている。
図4に、オイル塗布コントローラ21(のCPU)が実行するオイル塗布制御の概要を示す。オイル塗布コントローラ21は、電源スイッチの投入(オン)又は省エネモードから動作モードへの復帰によって動作電圧が印加されると起動して、自身の初期化と「機構ドライバ&センサ」20の初期化を行い、これらが正常であると、「機構ドライバ&センサ」39に、オイル供給機構14によるオイル供給の停止を指示し、また、「機構ドライバ&センサ」20を介して、ブレード17をヒートロール11から十分に離れてヒートロール11上の分離オイルには接触しない退避位置に駆動する(s1)。「機構ドライバ&センサ」39はこれに応じてオイル供給機構14をオイル供給停止に設定する。
該退避位置への駆動においてはオイル塗布コントローラ21は、ステッピングモータ23を正転方向にステップ駆動し、この間光センサ24の検出信号を監視して、それがHからLに切換ると、角度カウンタ(角度カウントレジスタ:内部メモリの一領域)のカウントデータを0に初期化し、それからの駆動ステップ数をカウントアップする。そして、偏芯カム22の、回転中心から最短距離の側周面が支幹17bに対向する位置となるカウント値(ブレード退避位置)になると、そこでステッピングモータ23の駆動を止める。このとき、偏芯カム22は、図8の最右端に示す回転位置よりも更に時計回りに90°程度回転した位置となり、ブレード17は図8の最右端に示す回転位置よりも更に時計方向に回転してブレード17の先端部17dがヒートロール11から最も離れた位置となる。
図4を再度参照する。次にオイル塗布コントローラ21は、プロセスコントローラ38に、定着器のオイル塗布設定データを要求し、プロセスコントローラ38を介して不揮発メモリ40にあるオイル塗布設定データ(データ群)を、コントローラ21の内部メモリに読み込む(s2)。オイル塗布設定データ群には、ブレード使用/非使用指示,ヒートロール外周長(ロール仕様),ウェブ種類(裁断普通紙,連続紙,用紙を圧着したウェブ),ウェブ搬送速度(作像速度),ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択,オイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間),第2期間Cのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間),第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数)および第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)および分離オイル供給量(正確には単位時間当たりの供給量すなわち供給速度)がある。
これらのデータのうち、ブレード使用/非使用指示,ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択,オイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間),第2期間Cのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間),第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数),第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)および分離オイル供給量は、初期にはデフォルト値が設定されているが、操作ボード32およびパソコンPCを用いてユーザが変更し設定できるものである。ヒートロール外周長(ロール仕様)は、電源オンの初期化時にプロセスコントローラ38が定着器のオイル塗布コントローラ21から定着器仕様データを取得しその中にあるヒートロール外周長を不揮発メモリ40に書き込むものであり、ウェブ種類は、操作ボード32又はパソコンPCからの(ユーザの)、給紙バンクに対する転写媒体指定(記録紙指定)に対応してプロセスコントローラ38が不揮発メモリ40に書き込むものであり、ウェブ搬送速度(作像速度)はプロセスコントローラ38が、転写媒体指定に対応して不揮発メモリ40に書き込むものである。
ステップs2で読み込んだブレード使用/非使用指示データが、ブレード非使用指示であるとオイル塗布コントローラ21は、ウェブ搬送開始(最初の作像済用紙の定着器への到来)を待って(s18)、ウェブ搬送が開始すると、オイル供給機構14によるオイルウェブ10へのオイル供給を開始する(s15)。その後は、操作ボード32により指定された一連の印刷(用紙に対する作像)を終えると、オイル供給機構14によるオイル供給を停止し(s16)、ブレード17を退避位置に駆動する(s17)。
ステップs2で読み込んだブレード使用/非使用指示データが、ブレード使用指示であるとオイル塗布コントローラ21は、ブレード17を最押下位置(図2)に駆動する(s4)。すなわち、ステッピングモータ23を正転ステップ駆動し、1ステップ駆動のたびに角度カウンタのカウントデータを1インクレメントし、カウントデータが、偏芯カム22の回転中心から最長距離の側周面が支幹17bに対向する位置となるカウント値(ブレード最押下位置)になると、そこでステッピングモータ23の駆動を止める。このとき、偏芯カム22は、図2に示す回転位置となり、ブレード17は、その先端部17dがヒートロール11に最も強く圧接した「接」位置すなわち最押下位置となる。
次にオイル塗布コントローラ21は、ステップs2で読み込んだ「ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択」が、「ブレード制御値の自動演算」を指定するものである場合には、オイル塗布コントローラ21は、オイル塗布設定データ群の、ヒートロール外周長,ウェブ種類およびオイル供給量に対応する、モータ23駆動の、ブレード離間駆動の第1期間Bの第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数)およびブレード離間駆動の第2期間Cの第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)、ならびに、ウェブ搬送開始からブレード離間開始までのオイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間)および第2期間Cのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間)を導出して、これらをブレード駆動制御値に設定する。すなわち、参照テーブル(コントローラ21の内部メモリの一領域)に書き込む。また、オイル塗布設定データ群のオイル供給量Orも、参照テーブルに書き込む(s5)。
これらの期間A,B,Cを図7に示す。オイル塗布コントローラ21の内部の不揮発メモリには、駆動制御値導出用のルックアップテーブルがあり、このルックアップテーブルに、ヒートロール11の外周長,ウェブ種類,ウェブ搬送速度およびオイル供給量の4項目の各値の組合わせのそれぞれに対応付けて、オイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間),第2期間Cのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間),第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数)および第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)でなるデータ群が記憶(登録)されている。オイル塗布コントローラ21は、ステップs2で得たヒートロール11の外周長,ウェブ種類,ウェブ搬送速度およびオイル供給量の組み合わせに対応づけられているデータ群(オイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb,第2期間Cのウェブ搬送量Wc,第1パルス周期Pp1および第2パルス周期Pp2)を、該ルックアップテーブルから読み出して、ステップs2で読み出したオイル供給量とともに、参照テーブルに書き込む(s5)。
第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数)は、ウェブ搬送速度(記録媒体の搬送速度)に対応してそれが高いと短い。すなわち、第1速度は、記録媒体の搬送速度に対応してそれが高いと高い。また、第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数)は、オイル供給量に対応して多いと長く少ないと短い。すなわち、第1速度は、オイル供給機構14のオイル供給量設定に対応して多いと低く少ないと高い。第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間)は、図5に示すように、ヒートロール11の外周長の長短に対応して、長短である。すなわち第1離間駆動時間(Wb)は、ヒートロール11の外周長の長短に対応して、長短である。オイル除去期間Aのウェブ搬送量Waも同様に、ヒートロール11の外周長の長短に対応して、長短である。また、第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間)は、図6に示すように、オイル供給量に対応して多いと長く少ないと短い。すなわち、第1離間駆動時間は、オイル供給機構14のオイル供給量設定に対応して多いと長く少ないと短い。なお、本実施例では、第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)および第2期間Bのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間)はそれぞれ固定値(一定値)である。
ステップs2で読み込んだ「ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択」が、「ユーザ設定値選択」を指定するものであった場合には、オイル塗布コントローラ21は、ステップs5では、ステップs2で読み込んだオイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間),第2期間Cのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間),第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数),第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)およびオイル供給量を、参照テーブルに書き込む。
オイル塗布コントローラ21は次に、ウェブ搬送開始を待って(s6)、ウェブ搬送が開始されると、ウェブ搬送量Wtの計測を開始する(s7)。すなわち、ウェブ搬送ユニット7の図示しないロータリーエンコーダが発生する、ウェブ6の単位量の搬送に付き1パルスの搬送同期信号のカウントを開始する。具体的にはカウントプリセット値を、参照テーブル上の、オイル除去期間Aのウェブ搬送量Waに設定して、搬送同期信号が発生するたびにそれをプリセット値からダウンカウントする。
ダウンカウントしたカウント値(残カウント値)が0になると、すなわちカウントオーバすると、オイル塗布コントローラ21は、ステッピングモータ23の、参照テーブル上の第1パルス周期Pp1の正転ステップ駆動を開始し、ウェブ搬送量Wtの計測を開始する(s8,s9)。具体的にはカウントプリセット値を、ウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間)に設定して、搬送同期信号が発生するたびにそれをプリセット値からダウンカウントする。
ダウンカウントしたカウント値(残カウント値)が0になると、すなわちカウントオーバすると(s10)、オイル塗布コントローラ21は、ステッピングモータ23の正転ステップ駆動のパルス周期を第2パルス周期Pp2に切換えて、ウェブ搬送量Wtの計測を開始する(s11)。具体的にはカウントプリセット値を、ウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間)に設定して、搬送同期信号が発生するたびにそれをプリセット値からダウンカウントする。
ダウンカウントしたカウント値(残カウント値)が0になると、すなわちカウントオーバすると(s12)、オイル塗布コントローラ21は、モータ23の駆動を停止し(s13)、オイル供給機構14からの、参照テーブル上の供給量Orのオイル供給を開始する(s14)。
その後は、ウェブ6の搬送が停止するまでこの状態を継続しオイル供給を継続する(s15)。ウェブ6の搬送が停止するとオイル供給機構14のオイル供給を停止する(s16)。そしてステップs2に戻る。
上記オイル塗布制御によれば、「ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択」にて「ブレード制御値の自動演算」を指定していた場合は、図5に示す様に、第1速度(第1パルス周期Pp1)でブレード17dを離間駆動する、ヒートロール11の外周長対応またはそれ以上の予め規定されたブレード離間時間(Wb)は、ウェブ搬送速度に反比例して変化するため、ウェブ搬送速度に比例して、ウェブ搬送速度が高いと速く低いと遅く第1速度を設定すれば、ウェブ搬送速度を変更した場合でも、ヒートロール11表面のオイル塗布量を安定させることができる。
次に図6にて、オイルウェブ10へのオイル供給量が多い場合、少ない場合について説明する。オイルウェブ10へのオイル供給量が多い場合(S901)、ヒートロール11に塗布するオイル18の量が多くなる為、ブレード17をヒートロール11に接触させると、ブレード17に付着するオイルの量も多くなる。ブレード17に付着するオイル18は、ブレード17をヒートロール11から離間していく過程で、ヒートロール11に薄く引き延ばしながら、適度なオイル塗布量をヒートロール11に塗布し、ブレード17のオイル付着量を減らしていく必要がある。その為、「ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択」にて「ブレード制御値の自動演算」を指定していた場合は、オイル供給量が多いときは、第1速度2(低速)を用いてブレード17を離間していく速度を遅くし、ブレード17が完全に離間するまでの期間を長くする。逆に、オイルウェブ10へのオイル供給量が少ない場合(S902)、ヒートロール11に塗布するオイル18の量が少なくなる為、ブレード17をヒートロール11に接触させると、ブレード17に付着するオイルの量も少なくなる。その為、オイル供給量が少ない場合は、第1速度1(高速)を用いてブレード17を離間していく速度を早くし、ブレード17が完全に離間するまでの期間を短くする。
また、ブレード17とヒートロール11が接触している間は、オイル18がウェブ6表面に塗布される量が減る為、オイルウェブ10とヒートロール11の間で保有しているオイル量の減少量が少ない為、ヒートロール11へのオイル18の塗布しているオイルウェブ10へのオイル供給を停止する。
図7に、ウェブ搬送開始以降のヒートロール11表面のオイル塗布量とブレード17の有無の関係を示す。仮にブレード17不使用の場合、糊づけ圧着用紙6p使用時は、ウェブ搬送開始からウェブ搬送量が規定搬送量に達するまで、ヒートロール11表面のオイル塗布量は、糊づけ圧着用紙6pの圧着可能な上限を超えるオイル塗布量となっていて、ウェブに対し過度なオイル塗布が行われる。
これに対して、ブレード17使用の場合、ウェブ搬送開始時からブレード17によりヒートロール11表面のオイル塗布量が制限されるため、糊づけ圧着用紙6pの圧着可能な上限を超えないオイル塗布量に制限できる。また、ブレード17の有無には関係なくウェブ搬送開始からウェブ搬送量がある一定以上の搬送量に達すると、ヒートロール11表面のオイル塗布量は安定する。
次に図8を用いて、図7の期間B,期間Cのブレードの動作速度について、説明する。ウェブ搬送量が規定搬送量Wa(期間A)を超えたところで、ブレード17のヒートロール11からの離間速度を第1速度(パルス周期Pp1)にて開始する。その離間開始時(S701)は、「ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択」にて「ブレード制御値の自動演算」を指定していた場合は、ヒートロール11の外周長相当またはそれ以上の予め規定されたウェブ搬送時間(Wb)をかけ、ブレード17の接触を第1速度にて、ゆっくり弱めていく。そうすることによって、ブレード17が少なくともヒートロール11が1周以上の間、接触していることになり、ヒートロール11表面を適度なオイル塗布量とし、ブレード17に付着するオイルが、急激にヒートロール11の外周に再度付着することを防止する。そして、ブレード17に溜まった過剰なオイルを、徐々にヒートロール11に付着させて、オイル塗布量を減らしていく。その後、期間C、つまりヒートロール11とブレード17が、接触しなくなったところ(S702)では、次の動作に備えるため、ブレード17の動作速度を第2速度に上げて、ブレード17をヒートロール11から退避位置に離間する。
プリンタ30の、不揮発メモリ40に、操作ボード32又はPCからの入力によって、ブレード使用/非使用指示,ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択,オイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間),第2期間Cのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間),第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数),第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)および分離オイル供給量を含むオイル塗布設定データ群を登録し、しかも、オイル塗布コントローラ21には、ヒートロール11の外周長,ウェブ種類,ウェブ搬送速度およびオイル供給量の4項目の各値の組合わせのそれぞれに対応付けて、オイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間),第2期間Cのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間),第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数)および第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)でなるデータ群が記憶(登録)された駆動制御値導出用のルックアップテーブルがあって、「ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択」が「ブレード制御値の自動演算」を指定している場合には、オイル塗布コントローラ21が、ヒートロール11の外周長,ウェブ種類,ウェブ搬送速度およびオイル供給量の組み合わせに対応づけられているデータ群(オイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb,第2期間Cのウェブ搬送量Wc,第1パルス周期Pp1および第2パルス周期Pp2)を、該ルックアップテーブルから読み出して、オイル塗布制御に用いる。
したがって、糊づけ圧着用紙などと異なり、ウェブ搬送開始時に、オイル供給量を減らす必要のないウェブ(長尺記録紙,裁断普通紙)などを搬送する場合、分離オイル不足によるヒートロール11へのダメージを減らす為に、ブレード17非使用を設定することができ、また、糊づけ圧着用紙などのをウェブ搬送する場合には過剰な分離オイルの付着を抑制するために、ブレード17使用を設定することができる。
「ブレード制御値の自動演算/ユーザ設定値選択」が「ユーザ設定値選択」を指定している場合には、オイル塗布コントローラ21は、操作ボード32又はPCからの入力によって設定されている、オイル除去期間Aのウェブ搬送量Wa,第1期間Bのウェブ搬送量Wb(第1離間駆動時間),第2期間Cのウェブ搬送量Wc(第2離間駆動時間),第1パルス周期Pp1(第1速度の逆数)および第2パルス周期Pp2(第2速度の逆数)をオイル塗布制御に用いる。したがってユーザは、操作ボード32又はPCを用いて、これらを調整し、あるいは変更することができる。すなわちユーザが所望する態様のオイル塗布制御を実行することもできる。
1:帯電器 2:感光体
3:露光装置 4:現像装置
5:トナー 6:ウェブ
6p:糊づけ圧着用紙 7:ウェブ搬送ユニット
10:オイルウェブ 11:ヒートロール
12:バックアップロール 13:プラーローラ
14:オイル供給機構 15:巻き取り駆動機構
17a,17c:捻りバネ 17b:リンクレバー
17d:オイル除去ブレード 18:オイル
20:電動駆動機構 22:偏心カム
23:ステッピングモータ 24:光センサ
25:反射板 26:プーリ
27:タイミングベルト
特開2008−158201 特開2008−209585 特開昭 63−101882 特開2000−321914 特開2000−214716

Claims (20)

  1. 画像を形成した記録媒体の該画像がある表面に対向するヒートロール;
    該ヒートロールに対向し前記記録媒体の裏面に対向するバックアップロール;
    前記ヒートロールの表面に分離オイルを塗布し該表面を拭うオイル塗布手段;
    該オイル塗布手段に分離オイルを供給するオイル供給手段;
    前記ヒートロールの回転方向に関して前記オイル塗布手段の下流かつ前記バックアップロールの上流に、前記ヒートロールの表面に対して接離可能な先端部があるオイル除去ブレード;
    前記ヒートロールに対する前記オイル除去ブレードの先端部の押圧力を調整する機能を持ち、前記ヒートロールを該先端部が前記ヒートロールの表面に対して接,離するように駆動するブレード駆動手段;および、
    前記記録媒体の長尺記録又は一連の短尺記録の、最先の定着開始のときに、前記ブレード駆動手段を用いて前記オイル除去ブレードを、接から次第に前記押圧力を下げて離に駆動する、塗布制御手段;を備える定着装置。
  2. 前記塗布制御手段は、前記最先の定着開始の前に、前記ブレード駆動手段を用いて前記オイル除去ブレードを駆動してその先端部を前記ヒートロールに接とする;請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記塗布制御手段は、前記最先の定着開始のときに、設定時間である第1離間駆動時間をかけて前記オイル除去ブレードをその先端部が前記ヒートロールの表面から離れるように第1速度で駆動して第1離間駆動時間の間に前記押圧力を次第に下げて前記オイル除去ブレードを接から離に切り換える;請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記塗布制御手段は、第1離間駆動時間経過から設定時間である第2離間駆動時間の間、前記オイル除去ブレードをその先端部が前記ヒートロールの表面から離れるように第1速度より速い第2速度で駆動して第2離間駆動時間の間に前記オイル除去ブレードを、その先端部が、前記ヒートロール表面の分離オイルに触れない退避位置となるように駆動する;請求項1乃至3のいずれか1つに記載の定着装置。
  5. 第1速度は、前記記録媒体の搬送速度に対応してそれが高いと高い;請求項1乃至4のいずれか1つに記載の定着装置。
  6. 第1速度は、前記オイル供給手段のオイル供給量設定に対応して多いと低く少ないと高い;請求項1乃至5のいずれか1つに記載の定着装置。
  7. 第1速度は、ユーザ入力により指定された値である;請求項1乃至4のいずれか1つに記載の定着装置。
  8. 前記第1離間駆動時間は、前記ヒートロールの外周長の長短に対応して、長短である;請求項1乃至6のいずれか1つに記載の定着装置。
  9. 前記塗布制御手段は、前記ブレード離間駆動時間が経過すると、前記オイル塗布手段による前記オイル供給量設定の分離オイル供給を開始する;請求項1乃至8のいずれか1つに記載の定着装置。
  10. 前記オイル除去ブレードは、固定軸を中心に回動する支幹および該支幹で支持された先端部を含み;
    前記ブレード駆動手段は、前記支幹を前記固定軸を中心に前記先端部が前記ヒートロールに接触する当接方向に駆動し、該当接方向とは逆方向に移動する駆動部材を含む電動駆動機構、および、前記支幹を前記固定軸を中心に前記先端部が前記ヒートロールから離れる退避方向に駆動する第1ばね部材を備える;請求項1乃至9のいずれか1つに記載の定着装置。
  11. 前記オイル除去ブレードの前記先端部は、前記ヒートロールの中心軸と平行な軸を中心に回動可に、前記支幹で支持され;
    前記駆動手段は更に、前記先端部を前記ヒートロールに押し付けるように、前記支幹対して前記先端部を、前記平行な軸を中心に回転駆動する第2ばね部材を備える;請求項1乃至10のいずれか1つに記載の定着装置。
  12. 前記電動駆動機構は、前記駆動部材であって前記支幹に当接して前記先端部が前記ヒートロールに当接する方向に押す偏芯カム、および、該偏芯カムを回転駆動する電気モータ、を含む請求項10又は11に記載の定着装置。
  13. 前記電気モータはステッピングモータであり;前記電動駆動機構は、前記偏芯カムに連結された、該偏芯カムの回転角確認用の指標および該指標を固定位置にて検出する指標センサを含み;前記塗布制御手段は、前記指標センサによる前記指標の検出/非検出の切換りを基点に前記ステッピングモータの偏芯カム駆動ステップをカウントしてカウント値に基づいて前記ヒートロールに対する前記先端部の位置を把握する;請求項12に記載の定着装置。
  14. 感光体;
    該感光体を一様に荷電する帯電手段;
    前記感光体の荷電面を画像光で露光し静電潜像を生成する露光装置;
    前記静電潜像をトナー像に変換する現像装置;
    前記トナー像を直接に又は中間転写体を介して間接に、記録媒体に転写する転写手段;および、
    前記記録媒体上のトナー像を該記録媒体に固定する、請求項1乃至13のいずれか1つに記載の定着装置;
    を備える画像形成装置。
  15. 更に、前記記録媒体の速度情報を格納した不揮発メモリを備え;前記塗布制御手段は、該不揮発メモリから読み出した該速度情報に対応して第1速度を設定する;請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 更に、オイル除去ブレードの使用/非使用を指定する使用指示情報を格納した不揮発メモリを備え;前記塗布制御手段は、該不揮発メモリから読み出した使用指示情報が非使用指示であると前記オイル除去ブレードを前記退避位置に留める;請求項14又は15に記載の画像形成装置。
  17. 更に、操作ボード又は外部から設定値として入力された前記第1速度を格納した不揮発メモリを備え;前記塗布制御手段は、該不揮発メモリから第1速度を読み出す;請求項14に記載の画像形成装置。
  18. 感光体;
    該感光体を一様に荷電する帯電手段;
    前記感光体の荷電面を画像光で露光し静電潜像を生成する露光装置;
    前記静電潜像をトナー像に変換する現像装置;
    前記トナー像を直接に又は中間転写体を介して間接に、記録媒体に転写する転写手段;
    前記記録媒体上のトナー像を該記録媒体に固定する、請求項3に記載の定着装置;および、
    前記記録媒体の搬送速度および前記オイル供給手段のオイル供給量を格納する不揮発メモリ手段;を備え、
    前記定着装置の前記塗布制御手段は、前記メモリ手段の前搬送速度およびオイル供給量に対応する、第1速度および第1離間駆動時間を導出し、前記最先の定着開始のときに、該第1離間駆動時間をかけて前記オイル除去ブレードをその先端部が前記ヒートロールの表面から離れるように該第1速度で駆動して第1離間駆動時間の間に前記押圧力を次第に下げて前記オイル除去ブレードを接から離に切り換える;画像形成装置。
  19. 前記第1速度と第1離間駆動時間は、ヒートロール外周長の区分に対応する複数組であり、前記塗布制御手段は、前記定着装置に備わった前記ヒートロールの外周長が対応付けられた組の第1速度と第1離間駆動時間に基づいて前記オイル除去ブレードの前記駆動を行う;請求項18に記載の画像形成装置。
  20. 前記記録媒体は長尺ウェブ又はシートに糊づけ圧着した作像対象用紙である;請求項14乃至19のいずれか1つに記載の画像形成装置。
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