JP2011069554A - 送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】所定の温度以上の空気が本体部に吸い込まれることを防止することが可能な送風装置を提供する。
【解決手段】送風装置としての熱交換型換気装置1Aは、外気OAを吸い込み、給気SAとして吹き出す給気ファン4SAと、給気ファン4SAを有した本体部2Aと、本体部2Aに形成され、給気ファン4SAで空気が吸い込まれる外気吸込口70OAと、外気吸込口70OAに取り付けられ、空気が通るダクトが接続されるOAダクトジョイント73OAと、本体部2Aに吸い込まれる空気の温度を検知する温度ヒューズ93を有し、温度ヒューズ93で検知される空気の温度に基づき、本体部2Aへの空気の吸い込みを遮断する防火ダンパ9とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ダクトを通して本体部に外気等の空気を吸い込み、吸い込んだ空気を室内等に給気する送風装置に関する。
ダクトを通して本体部に空気を吸い込み、吸い込んだ空気を吹き出す送風装置として、ダクトを通して本体部に外気を吸い込み、本体部あるいはダクトを通して給気グリルから室内に給気する換気装置、室内の空気を本体部あるいはダクトを通して本体部に吸い込み、吸い込んだ空気をダクトを通して屋外に排気する換気装置、更に、給気と排気の機能を併せ持った換気装置が提案されている。
このような換気装置では、本体部とダクトを介して接続される屋外グリルまたは吸込グリルに、防火ダンパを備えた構成が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第3521733号公報
本体部とダクトを介して接続される屋外グリルに防火ダンパを備えた構成では、所定の熱の検知で防火ダンパが閉じることで、屋外グリルから所定の温度以上の空気が排気されることを防ぐことができる。また、本体部とダクトを介して接続される吸込グリルに防火ダンパを備えた構成では、吸込グリルの外側に熱源があれば、所定の熱の検知で防火ダンパが閉じることで、所定の温度以上の空気がダクトに吸い込まれることを防ぐことができる。
しかし、ダクトが熱源となる場合、所定の温度以上の空気が本体部に吸い込まれることを防止することができなかった。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、所定の温度以上の空気が本体部に吸い込まれることを防止することが可能な送風装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、空気を吸い込み、吸い込んだ空気を吹き出す送風手段と、送風手段を有した本体部と、本体部に形成され、送風手段で空気が吸い込まれる吸込口と、吸込口に取り付けられ、空気が通るダクト部材が接続されるダクト接続部材と、本体部に吸い込まれる空気の温度を検知する温度検知手段と、温度検知手段で検知される本体部に吸い込まれる空気の温度に基づき、本体部への空気の吸い込みを遮断する吸込防止手段とを備えた送風装置である。
本発明の送風装置では、ダクトを通して本体部に空気が吸い込まれる。本体部に吸い込まれる空気の温度が温度検知手段で検知され、本体部に吸い込まれる空気の温度が所定の温度に上昇すると、吸込防止手段で本体部への空気の吸い込みが遮断される。
本発明の送風装置によれば、本体部に吸い込まれる空気が通るダクトが熱源にあっても、温度の上昇で空気の吸い込みを遮断できるので、本体部を熱から保護することができる。
第1の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す内部構成図である。 第1の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す平面図である。 第1の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す正面図である。 第1の実施の形態としての熱交換型換気装置におけるダクト接続構造を示す分解斜視図である。 本実施の形態の防火ダンパの一例を示す斜視図である。 本実施の形態の防火ダンパの一例を示す側断面図である。 防火ダンパが取り付けられたOAダクトジョイントの一例を示す側断面図である。 防火ダンパが取り付けられたOAダクトジョイントが設けられた外気・排気ダクトジョイント取付枠の一例を示す斜視図である。 第1の実施の形態としての熱交換型換気装置の設置例を示す建物の構成図である。 第1の実施の形態の他の例としての中間ダクトファンの一例を示す内部構成図である。 第1の実施の形態の他の例としての中間ダクトファンの点検状態を示す内部構成図である。 第2の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す内部構成図である。 第2の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す機能ブロック図である。 送風装置の第3の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す内部構成図である。 第3の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す機能ブロック図である。 第3の実施の形態としての熱交換型換気装置の動作の一例を示すフローチャートである。 他の実施の形態としての空気清浄装置の一例を示す内部構成図である。 他の実施の形態としての空気清浄装置の一例を示す分解斜視図である。 他の実施の形態としての空気清浄装置の設置例を示す建物の構成図である。
以下、図面を参照して、本発明の送風装置の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の送風装置の構成例>
図1は、本発明の送風装置の第1の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す内部構成図、図2は、第1の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す平面図、図3は、第1の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す正面図である。
第1の実施の形態としての熱交換型換気装置1Aは、本体部2Aとフロントパネル3を備える。熱交換型換気装置1Aは、本体部2Aが建物の天井100内に埋め込まれる形態で取り付けられ、天井パネル101から露出した本体部2Aの下面にフロントパネル3が着脱可能に取り付けられる。
熱交換型換気装置1Aは、屋外から外気OAを吸い込んで室内へ給気SAを吹き出す空気の流れを発生させる送風手段である給気ファン4SAを本体部2Aに備える。また、熱交換型換気装置1Aは、室内から還気RAを吸い込んで屋外へ排気EAを吹き出す空気の流れを発生させる送風手段である排気ファン4EAを本体部2Aに備える。更に、熱交換型換気装置1Aは、給気ファン4SAで屋外から吸い込んだ外気OAと排気ファン4EAで室内から吸い込んだ還気RAとの間で熱交換を行う熱交換素子5を本体部2Aに備える。
熱交換素子5は、給気側の熱交換風路を構成する素材と排気側の熱交換風路を形成する素材が、風路を直交する向きとして積層された直方体形状である。熱交換素子5では、給気側の熱交換風路と排気側の熱交換風路が、熱伝導性を有すると共に空気を通さない隔壁で仕切られ、給気側の熱交換風路を通る空気と排気側の熱交換風路を通る空気との間で熱交換される。
本体部2Aは、給気風路20SAと排気風路20EAを構成する風路形成部材6と、風路形成部材6が収容されるキャビネット7を備える。風路形成部材6は、給気ファンケース40SAと排気ファンケース40EAが、例えば発泡材で構成される。
給気ファンケース40SAは、給気ファン4SAの軸方向に沿った上部にファン吸込口42SAが形成され、給気ファン4SAの接線方向にファン吹出口43SAが形成される。排気ファンケース40EAは、排気ファン4EAの軸方向に沿った上部にファン吸込口42EAが形成され、給気ファンケース40SAのファン吹出口43SAとは逆向きで、排気ファン4EAの接線方向に図示されないファン吹出口が形成される。
ファンモータ41Mは駆動手段の一例で、両軸のモータで構成され、給気ファン4SAが下側の軸に取り付けられ、排気ファン4EAが上側の軸に取り付けられて、給気ファン4SAと排気ファン4EAが同軸上に配置される。ファンモータ41Mは、給気ファンケース40SAと排気ファンケース40EAを仕切る仕切り板60に取り付けられる。
本体部2Aの内部には、風路形成部材6とキャビネット7により、ファン吸込口42SAから吸い込まれた空気がファン吹出口43SAから吹き出される給気風路20SAが形成される。また、ファン吸込口42EAから吸い込まれた空気が図示されないファン吹出口から吹き出される排気風路20EAが形成される。
キャビネット7は、下面が開口した直方体形状を有し、樹脂材料で例えば一体に形成される。キャビネット7は、給気風路20SAの吸込側とつながる外気吸込口70OAと、排気風路20EAの吹出側とつながる図示されない排気吹出口が、長手方向の一方の側面にそれぞれ開口を設けて形成される。また、キャビネット7は、給気風路20SAの吹出側とつながる給気吹出口70SAが、長手方向の他方の側面に開口を設けて形成される。
熱交換型換気装置1Aは、風路形成部材6と押さえ板金71との間に押さえ部材72を挟み込む形態で、キャビネット7の下面に押さえ板金71が取り付けられる。キャビネット7に押さえ板金71が取り付けられた本体部2Aには、風路形成部材6とキャビネット7と押さえ部材72によって熱交換素子5が支持される。また、熱交換素子5とつながる還気吸込口70RAが、キャビネット7の側面と押さえ板金71との間の隙間によって形成される。
熱交換型換気装置1Aは、給気ファン4SAで吸い込まれる外気OAを清浄するOAフィルタ8Aを備える。OAフィルタ8Aは、外気吸込口70OAの内側の本体部2Aに縦向きに取り付けられ、フロントパネル3に設けられた図示しない着脱口カバーを開けることで、上下方向の移動で本体部2Aに対して着脱が行われる。
熱交換型換気装置1Aは、排気ファン4EAで吸い込まれる還気RAを清浄するRAフィルタ8Bを備える。RAフィルタ8Bは、フロントパネル3に形成された吸込グリル30の内側に着脱可能に取り付けられる。フロントパネル3は、吸込グリル30が開閉可能に構成され、吸込グリル30を開閉することで、RAフィルタ8Bの着脱が行われる。
図4は、第1の実施の形態としての熱交換型換気装置におけるダクト接続構造を示す分解斜視図であり、次に、各図を参照して、熱交換型換気装置1Aにおけるダクト接続構造について説明する。
熱交換型換気装置1Aは、外気吸込口70OAと図示されない排気吹出口が形成されるキャビネット7の一方の側面に、OAダクトジョイント73OAとEAダクトジョイント73EAが設けられる外気・排気ダクトジョイント取付枠74aが取り付けられる。OAダクトジョイント73OAはダクト接続部材の一例で、外気・排気ダクトジョイント取付枠74aに本体部2Aが取り付けられると、OAダクトジョイント73OAと外気吸込口70OAが接続される。また、EAダクトジョイント73EAと図示されない排気吹出口が接続される。
熱交換型換気装置1Aは、給気吹出口70SAが形成されるキャビネット7の他方の側面に、複数のSAダクトジョイント73SAが設けられる給気ダクトジョイント取付枠74bが取り付けられる。給気ダクトジョイント取付枠74bに本体部2Aが取り付けられると、SAダクトジョイント73SAと給気吹出口70SAが接続される。
熱交換型換気装置1Aは、熱交換素子5を通さずに排気を行う副吸込口70SEが形成されるキャビネット7の別の側面に、副吸込ダクトジョイント73SEが設けられる副吸込ダクトジョイント取付枠74cが取り付けられる。副吸込ダクトジョイント取付枠74cに本体部2Aが取り付けられると、副吸込ダクトジョイント73SEと副吸込口70SEが接続される。
熱交換型換気装置1Aを実装する工程では、図1に示す天井100を構成する木枠102aに、図2に示す外気ダクト80OAがOAダクトジョイント73OAに接続され、排気ダクト80EAがEAダクトジョイント73EAに接続された外気・排気ダクトジョイント取付枠74aが取り付けられる。また、天井100を構成する木枠102bに、給気ダクト80SAが全てあるいは所定のSAダクトジョイント73SAに接続された給気ダクトジョイント取付枠74bが取り付けられる。更に、図示されない木枠に、副吸込ダクト80SEが副吸込ダクトジョイント73SEに接続された副吸込ダクトジョイント取付枠74cが取り付けられる。
天井100の木枠に取り付けられた外気・排気ダクトジョイント取付枠74aと、給気ダクトジョイント取付枠74bと、副吸込ダクトジョイント取付枠74cは、取付金具75等により連結されて、図4に示すように一体に構成される。
熱交換型換気装置1Aの本体部2Aは、天井100を構成する各木枠と、各木枠に取り付けられた外気・排気ダクトジョイント取付枠74aと給気ダクトジョイント取付枠74bと副吸込ダクトジョイント取付枠74cとで構成される開口部に下方から挿入され、外気・排気ダクトジョイント取付枠74a及び給気ダクトジョイント取付枠74bと、各木枠に取り付けられて、天井100に固定される。
熱交換型換気装置1Aの本体部2Aが固定された天井100には、本体部2Aの下面が露出するように天井パネル101が取り付けられ、天井パネル101から露出させた本体部2Aの下面にフロントパネル3が取り付けられる。
図5は、本実施の形態の防火ダンパの一例を示す斜視図、図6は、本実施の形態の防火ダンパの一例を示す側断面図である。また、図7は、防火ダンパが取り付けられたOAダクトジョイントの一例を示す側断面図、図8は、防火ダンパが取り付けられたOAダクトジョイントが設けられた外気・排気ダクトジョイント取付枠の一例を示す斜視図であり、次に、各図を参照して、熱交換型換気装置1Aに設けられる防火ダンパについて説明する。
防火ダンパ9は吸込防止手段の一例で、本体部2Aに吸い込まれる空気が通る風路中に設けられる。本実施の形態では、給気ファン4SAの動作で本体部2Aに吸い込まれる外気OAが通るOAダクトジョイント73OAと、排気ファン4EAの動作で本体部2Aに吸い込まれる室内の空気が通る副吸込ダクトジョイント73SEに防火ダンパ9が設けられる。
防火ダンパ9は、円筒形状の風路形成部材90と、軸91aを支点とした回転動作で、風路形成部材90の開閉を行う2枚の遮蔽部材91と、遮蔽部材91を開く方向に付勢するバネ92と、風路を開いた2枚の遮蔽部材91を開状態に保持し、所定の温度の検知で開状態を解除する温度ヒューズ93と、遮蔽部材91の開く角度を規制して、通常時の温度ヒューズ93の外れを防止する抜け止め金具94を備える。
遮蔽部材91は遮蔽手段の一例で、それぞれ半円形の金属の板材で構成され、直線状の辺部が金属製の軸91aにより回転可能に連結される。バネ92は付勢手段の一例で、金属製のねじりコイルバネで構成され、コイル部が軸91aに取り付けられ、コイル部の両側から延びる図示されない脚部が、それぞれ遮蔽部材91に当接する。
2枚の遮蔽部材91は、互いが略平行となるように、円弧形状の外周部分を近づける方向に軸91aを支点にして折り畳まれることで、バネ92を弾性変形させた状態で風路を開いた開状態となる。また、2枚の遮蔽部材91は、弾性変形させたバネ92が復元する力で、軸91aを支点にして略円形となるように開くことで、風路を閉じた閉状態となる。
風路形成部材90は金属の板材で構成され、軸91aを支持する側の端部の内周に、閉状態の遮蔽部材91の外周部分が当接するストッパ90aが突出形成され、バネ92が復元する力で閉状態となる遮蔽部材91の外周部分がストッパ90aに押圧され、閉状態を保持できるようになっている。
温度ヒューズ93は温度検知手段の一例で、所定の温度で溶解する金属材料で構成される。温度ヒューズ93は、開状態とした2枚の遮蔽部材91の先端部分に取り付けられ、遮蔽部材91を開状態で保持する。温度ヒューズ93は、所定の温度、本例では72℃以上で溶解して遮蔽部材91から外れる。これにより、バネ92の復元力で遮蔽部材91が開いて閉状態となる。
図7及び図8では、防火ダンパ9がOAダクトジョイント73OAに取り付けられた状態を示す。防火ダンパ9は、温度ヒューズ93が図1等に示す本体部2A側となる向きで、OAダクトジョイント73OAの内側に取り付けられる。OAダクトジョイント73OAの内周と防火ダンパ9の風路形成部材90の外周の直径は合わせられており、遮蔽部材91が開状態では、OAダクトジョイント73OAを通る風路が形成される。また、遮蔽部材91が閉状態では、OAダクトジョイント73OAを通る風路が閉塞される。
なお、防火ダンパ9が副吸込ダクトジョイント73SEに取り付けられる構成についても、図7及び図8で説明したOAダクトジョイント73OAに防火ダンパ9取り付ける構成と同じである。
<熱交換型換気装置の設置例>
図9は、第1の実施の形態としての熱交換型換気装置の設置例を示す建物の構成図である。なお、図9では、建物200は一戸建ての住宅を例にしている。
建物200は、壁等によって仕切られた複数の部屋R1,R2,R3及び廊下R4等を備える。部屋R1,R2,R3及び廊下R4を仕切る壁及び扉には、図示しないガラリを備える。また、扉の下部にアンダーカットを備える。
建物200は、例えば廊下R4の天井裏に、図1に示すフロントパネル3を室内に露出させる形態で、熱交換型換気装置1Aが設置される。また、部屋R1,R2,R3の天井に給気グリル201が取り付けられる。
熱交換型換気装置1Aは、図2等に示す4個のSAダクトジョイント73SAに、それぞれ給気ダクト80SAが接続され、4本の給気ダクト80SAのそれぞれは、部屋R1,R2,R3の天井に設置された給気グリル201まで延在して、給気グリル201に接続される。ここで、部屋R1は、例えばリビングルームであって、リビングルーム等のように面積が広い部屋は、給気グリル201を2箇所に設置しても良い。
熱交換型換気装置1Aは、図2等に示すOAダクトジョイント73OAに外気ダクト80OAが接続され、外気ダクト80OAは、建物200の屋外に面した壁に設置された図示しない屋外グリルと接続される。
また、熱交換型換気装置1Aは、図2に示すEAダクトジョイント73EAに排気ダクト80EAが接続され、排気ダクト80EAは、建物200の屋外に面した壁に設置された図示しない屋外グリルと接続される。
更に、熱交換型換気装置1Aは、図2等に示す副吸込ダクトジョイント73SEに副吸込ダクト80SEが接続され、副吸込ダクト80SEは、トイレの天井に設置された副吸込グリル202に接続される。
熱交換型換気装置1Aのフロントパネル3に形成された吸込グリル30は、廊下R4に位置している。そして、建物200は、扉に設けたアンダーカットやガラリ等の開口部を通して各部屋R1,R2,R3と廊下R4との間等で空気が流れる構成である。
これにより、各部屋R1,R2,R3の給気グリル201から給気SAが吹き出されると共に、各部屋R1,R2,R3の空気が、アンダーカットやガラリ等の開口部を通り廊下R4の熱交換型換気装置1Aから吸い込まれる空気の流れが形成される。また、トイレ内の空気は、副吸込グリル202から吸い込まれることで、トイレ内の臭気が、熱交換型換気装置1Aの吸込グリル30に吸い込まれる空気の流れで他室に漏れないようになっている。
<熱交換型換気装置の動作例>
次に、各図を参照して、第1の実施の形態としての熱交換型換気装置1Aの動作について説明する。
熱交換型換気装置1Aは、給排気が機械換気で行われる第1種換気システムを構成し、所定時間で建物200の空気が入れ替えられる換気風量で、24時間連続運転される。すなわち、熱交換型換気装置1Aでは、給気ファン4SAと排気ファン4EAが、所定の換気風量が得られる回転数で駆動される。
熱交換型換気装置1Aは、ファンモータ41Mで給気ファン4SAが駆動されると、給気風路20SAにおいてファン吸込口42SAから空気が吸い込まれ、ファン吸込口42SAから吸い込まれた空気がファン吹出口43SAから吹き出される。
また、熱交換型換気装置1Aは、ファンモータ41Mで排気ファン4EAが駆動されると、排気風路20EAにおいてファン吸込口42EAから空気が吸い込まれ、ファン吸込口42EAから吸い込まれた空気が図示されないファン吹出口から吹き出される。
これにより、熱交換型換気装置1Aでは、建物200の外壁の屋外グリルから、外気ダクト80OAを通りOAダクトジョイント73OAから給気風路20SAへ外気OAが吸い込まれ、熱交換素子5を通って給気SAが吹き出される。
また、アンダーカットやガラリ等の図示しない開口部を通して、廊下R4に面したフロントパネル3の吸込グリル30から排気風路20EAへ各部屋R1〜R3からの還気RAが吸い込まれ、熱交換素子5を通った排気EAが、排気ダクト80EAを通り建物200の外壁の屋外グリルから屋外へ排出される。
そして、給気風路20SAを通る外気OAと排気風路20EAを通る還気RAが、熱交換素子5を通ることで熱交換されて、室温に近づけられた給気SAが、給気グリル201から室内に吹き出されることで、温度が調整された新鮮な空気(外気)が、室内に供給される。また、室内の汚れた空気が屋外に排気される。
さて、熱交換型換気装置1Aの本体部2Aに吸い込まれる空気の温度が、OAダクトジョイント73OAに設けた防火ダンパ9の温度ヒューズ93により検知されている。防火ダンパ9は、OAダクトジョイント73OAを通り本体部2Aに吸い込まれる空気の温度が所定の温度を下回っていれば、温度ヒューズ93により遮蔽部材91が開状態で保持される。
一方、OAダクトジョイント73OAを通り本体部2Aに吸い込まれる空気の温度が所定の温度以上となると、温度ヒューズ93が溶解して遮蔽部材91から外れ、バネ92の復元力で遮蔽部材91が開いて風路が閉状態となる。
これにより、給気ファン4SAの駆動が継続されても、OAダクトジョイント73OAを通り本体部2Aに空気が吸い込まれず、所定の温度以上の熱が本体部2Aに吸い込まれることが防止されて、本体部2Aが熱から保護される。
万一、建物200の天井裏で火災が発生して、外気ダクト80OAに延焼した場合、火災による熱が防火ダンパ9の温度ヒューズ93で検知され、温度ヒューズ93が溶解して防火ダンパ9でOAダクトジョイント73OAが閉塞される。
これにより、給気ファン4SAの駆動が継続されても、OAダクトジョイント73OAを通り本体部2Aに吸い込まれる空気の流れが遮断される。防火ダンパ9は、遮蔽部材91等が金属材料で構成されるので、火災の熱で溶解することはなく、火災による熱が本体部2Aに吸い込まれることが防止されて、本体部2Aへの延焼を防止することができる。
副吸込ダクトジョイント73SEにも同様に防火ダンパ9を備えることで、副吸込ダクトジョイント73SEを通り本体部2Aに吸い込まれる空気の温度が所定の温度以上となると、防火ダンパ9で副吸込ダクトジョイント73SEが閉塞され、所定の温度以上の熱が本体部2Aに吸い込まれることが防止されて、本体部2Aが熱から保護される。
防火ダンパ9は、温度ヒューズ93が本体部2A側となる向きでOAダクトジョイント73OA及び副吸込ダクトジョイント73SEに取り付けられている。熱交換型換気装置1Aは、図4に示すように、OAダクトジョイント73OAが取り付けられた外気・排気ダクトジョイント取付枠74a等が本体部2Aと独立した形態で外気・排気ダクトジョイント取付枠74a等と本体部2Aが別の工程で天井100に設置される。
これにより、温度ヒューズ93の点検が必要になった場合等、本体部2Aを天井100から取り外せば、外気ダクト80OA等が接続された外気・排気ダクトジョイント取付枠74aを天井100から取り外すことなく、温度ヒューズ93がOAダクトジョイント73OA内に露出するので、点検作業が容易に行なえる。
一方、防火ダンパ9は、温度ヒューズ93が本体部2Aと反対側となる向きで、OAダクトジョイント73OA及び副吸込ダクトジョイント73SEに取り付けられる構成でも良い。このような構成では、本体部2Aのより手前側で熱の検知が可能となる。
<第1の実施の形態の送風装置の他の構成例>
本発明の送風装置としては、上述した熱交換型換気装置以外に、熱交換機能を有していない換気装置であっても良く、例えば、中間ダクトファンと称される換気装置にも適用可能である。
図10は、本発明の送風装置の第1の実施の形態の他の例としての中間ダクトファンの一例を示す内部構成図、図11は、本発明の送風装置の第1の実施の形態の他の例としての中間ダクトファンの点検状態を示す内部構成図である。
第1の実施の形態の他の例としての中間ダクトファン1Bは、本体部2Bが建物の天井100内に埋め込まれる形態で取り付けられる。中間ダクトファン1Bは、屋外から外気OAを吸い込んで室内へ給気SAを吹き出す空気の流れを発生させる送風手段である給気ファンユニット44SAを本体部2Bに備える。給気ファンユニット44SAは、ファンモータ44Mと、ファンモータ44Mに回転駆動される給気ファン45SAと、給気風路23SAを構成する給気ファンケース46SAを備え、本体部2Bに対して着脱可能に構成される。
給気ファンケース46SAは、給気ファン45SAの軸方向に沿った下部にファン吸込口47SAが形成され、給気ファン45SAの接線方向にファン吹出口48SAが形成される。
本体部2Bは、下面が開口した直方体形状を有し、金属材料で構成される。本体部2Bは、給気風路23SAの吸込側とつながる外気吸込口76OAが、一方の側面に開口を設けて形成される。また、本体部2Bは、給気風路23SAの吹出側とつながる給気吹出口76SAが、他方の側面に開口を設けて形成される。
中間ダクトファン1Bは、本体部2Bの下面にカバー24が着脱可能にとりつけられ、図11に示すように、カバー24を本体部2Bから取り外すことで、給気ファンユニット44SAが本体部2Bから着脱可能となっている。
中間ダクトファン1Bは、給気ファン45SAで吸い込まれる外気OAを清浄するOAフィルタ8Cを備える。OAフィルタ8Cは、外気吸込口76OAの内側の本体部2Bに縦向きに取り付けられ、カバー24に設けられた着脱口カバー24aを開けることで、上下方向の移動で本体部2Bに対して着脱が行われる。
中間ダクトファン1Bは、外気吸込口76OAが形成される本体部2Bの一方の側面に、外気吸込口76OAと接続されるOAダクトジョイント77OAを備える。また、中間ダクトファン1Bは、給気吹出口76SAが形成される本体部2Bの他方の側面に、給気吹出口76SAと接続されるSAダクトジョイント77SAを備える。
中間ダクトファン1Bは、OAダクトジョイント77OAに、図示しない建物の外壁に設けた屋外グリルと繋がる外気ダクト81OAが接続され、SAダクトジョイント77SAに、図示しない建物の部屋の天井等に設けた給気グリルと繋がる給気ダクト81SAが接続される。
中間ダクトファン1Bは、図5及び図6等で説明した防火ダンパ9を、本体部2Bに吸い込まれる空気が通る風路を構成するOAダクトジョイント77OAに備える。防火ダンパ9は、温度ヒューズ93が図11等に示す本体部2B側となる向きで、OAダクトジョイント77OAの内側に取り付けられる。
<中間ダクトファンの動作例>
中間ダクトファン1Bは、ファンモータ44Mで給気ファン45SAが駆動されると、給気風路23SAにおいてファン吸込口47SAから空気が吸い込まれ、ファン吸込口47SAから吸い込まれた空気がファン吹出口48SAから吹き出される。
これにより、中間ダクトファン1Bでは、図示しない建物の外壁の屋外グリルから、外気ダクト81OAを通りOAダクトジョイント77OAから給気風路23SAへ外気OAが吸い込まれ、SAダクトジョイント77SAから給気ダクト81SAを通り給気SAが吹き出される。
中間ダクトファン1Bでも、本体部2Bに吸い込まれる空気の温度が、OAダクトジョイント77OAに設けた防火ダンパ9の温度ヒューズ93により検知されている。防火ダンパ9は、OAダクトジョイント77OAを通り本体部2Bに吸い込まれる空気の温度が所定の温度を下回っていれば、温度ヒューズ93により遮蔽部材91が開状態で保持される。
一方、OAダクトジョイント77OAを通り本体部2Bに吸い込まれる空気の温度が所定の温度以上となると、温度ヒューズ93が溶解して遮蔽部材91から外れ、バネの復元力で遮蔽部材91が開いて風路が閉状態となる。
これにより、給気ファン45SAの駆動が継続されても、OAダクトジョイント77OAを通り本体部2Bに空気が吸い込まれず、所定の温度以上の熱が本体部2Bに吸い込まれることが防止されて、本体部2Bが熱から保護される。
万一、建物の天井裏で火災が発生して、外気ダクト81OAに延焼した場合、火災による熱が防火ダンパ9の温度ヒューズ93で検知され、温度ヒューズ93が溶解して防火ダンパ9でOAダクトジョイント77OAが閉塞される。
これにより、給気ファン45SAの駆動が継続されても、OAダクトジョイント77OAを通り本体部2Bに吸い込まれる空気の流れが遮断される。防火ダンパ9は、遮蔽部材91等が金属材料で構成されるので、火災の熱で溶解することはなく、火災による熱が本体部2Bに吸い込まれることが防止されて、本体部2Bへの延焼を防止することができる。
中間ダクトファン1Bは、図11に示すように、天井パネル103に形成された点検口103aを覆う点検蓋104を開け、カバー24を本体部2Bから取り外すことで、給気ファンユニット44SAが本体部2Bから着脱可能となっている。
これにより、温度ヒューズ93の点検が必要になった場合等、給気ファンユニット44SAを本体部2Bから取り外せば、外気ダクト81OA等が接続された本体部2Bを天井100から取り外すことなく、温度ヒューズ93がOAダクトジョイント77OA内に露出するので、点検作業が容易に行なえる。
<第2の実施の形態の送風装置の構成例>
図12は、本発明の送風装置の第2の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す内部構成図、図13は、本発明の送風装置の第2の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す機能ブロック図である。
第2の実施の形態としての熱交換型換気装置1Cは、温度検知手段として、本体部2C内に吸い込まれる外気OAの温度を検知する温度ヒューズ111を備え、吸込防止手段を、温度ヒューズ111で検知される外気OAの温度に基づく制御機能で実現したものである。熱交換型換気装置1Cの他の構成は、図1等で説明したものと同じで良い。
熱交換型換気装置1Cは、ファンモータ41Mを駆動する制御手段としての制御基板112と、熱交換型換気装置1Cを操作するリモートコントロール装置113を備え、ファンモータ41Mに電気を供給する電源114と、制御基板112との間の電源線114aに温度ヒューズ111が実装される。
温度ヒューズ111は、外気吸込口70OAの内側で給気ファン4SAより上流側の給気風路20SAに実装され、本体部2Cに吸い込まれる外気OAの温度を検知する。
熱交換型換気装置1Cは、OAダクトジョイント73OAを通り本体部2Cに吸い込まれる空気の温度が所定の温度を下回っていれば、温度ヒューズ111により電源114と制御基板112との間が電気的に接続され、電源114から制御基板112へ電気が供給される。
一方、本体部2Cに吸い込まれる空気の温度が所定の温度、本例では72℃以上になると、温度ヒューズ111が溶解して、電源114から制御基板112への電気の供給が遮断される。これにより、給気ファン4SAが停止するので、本体部2Cに吸い込まれる空気の流れが発生せず、所定の温度以上の熱が本体部2Cに吸い込まれることが防止されて、本体部2Cが熱から保護される。
万一、熱交換型換気装置1Cが設置される建物の天井裏で火災が発生して、外気ダクト80OAに延焼した場合、火災による熱が温度ヒューズ111で検知され、温度ヒューズ111が溶解して、電源114から制御基板112への電気の供給が遮断される。
これにより、給気ファン4SAが停止するので、本体部2Cに吸い込まれる空気の流れが発生せず、火災による熱が本体部2Cに吸い込まれることが防止されて、本体部2Cへの延焼を防止することができる。
なお、図12に示す例では、外気吸込口70OAの内側の本体部2C内に温度ヒューズ111を設けることとした。温度ヒューズ111を本体部2C内に設ける構成では、熱交換型換気装置1Cの設置時に、温度ヒューズの配線作業が不要である。
これに対して、温度ヒューズ111をOAダクトジョイント73OAに設けることとしても良い。温度ヒューズ111をOAダクトジョイント73OAに設ける構成では、図4に示すように、OAダクトジョイント73OA等が設けられる外気・排気ダクトジョイント取付枠74a等と、本体部2Cが独立した構成の場合、熱交換型換気装置1Cの設置時に、温度ヒューズ111の配線作業が必要となる。一方、本体部2Cに吸い込まれる前の空気の温度を検知可能となる。
また、温度ヒューズ111を、副吸込口70SEまたは副吸込ダクトジョイント73SEにも備えても良い。更に、図1等で説明した第1の実施の形態としての熱交換型換気装置1Aに、吸込防止手段を、温度ヒューズ111で検知される外気OAの温度に基づく制御機能で実現する構成を追加し、本体部に吸い込まれる空気の温度が所定の温度になると、防火ダンパでダクトジョイントを閉じると共に、給気ファンと排気ファンの駆動を停止する構成としても良い。また、吸込防止手段を、温度ヒューズ111で検知される外気OAの温度に基づく制御機能で実現する送風装置は、熱交換型換気装置に限るものではなく、例えば、図10で説明した中間ダクトファンでも良い。
<第3の実施の形態の送風装置の構成例>
図14は、本発明の送風装置の第3の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す内部構成図、図15は、本発明の送風装置の第3の実施の形態としての熱交換型換気装置の一例を示す機能ブロック図、図16は、本発明の送風装置の第3の実施の形態としての熱交換型換気装置の動作の一例を示すフローチャートである。
第3の実施の形態としての熱交換型換気装置1Dは、温度検知手段として、本体部2D内に吸い込まれる外気OAの温度を検知するサーミスタ115を備え、吸込防止手段を、サーミスタ115で検知される外気OAの温度に基づく制御機能で実現したものである。熱交換型換気装置1Dの他の構成は、図1等で説明したものと同じで良い。
熱交換型換気装置1Dは、ファンモータ41Mを駆動する制御手段としての制御基板116と、熱交換型換気装置1Dを操作するリモートコントロール装置113を備え、制御基板116は、サーミスタ115で検知される空気の温度に基づき、ファンモータ41Mの駆動と停止を制御する。
サーミスタ115は、外気吸込口70OAの内側で給気ファン4SAより上流側の給気風路20SAに実装され、本体部2Dに吸い込まれる外気OAの温度を検知する。
熱交換型換気装置1Dは、図16のステップSA1で、ファンモータ41Mを駆動して給気ファン4SAと排気ファン4EAを回転させ、換気運転を実行すると、制御基板116は、サーミスタ115の出力から本体部2Dに吸い込まれる空気、通常は外気OAの温度を監視する。
図16のステップSA2で、OAダクトジョイント73OAを通り本体部2Dに吸い込まれる空気の温度が所定の温度を下回っていると判断すると、制御基板116は、ファンモータ41Mの駆動を継続する。
一方、ステップSA2で、本体部2Dに吸い込まれる空気の温度が所定の温度、本例では72℃以上になったと判断すると、図16のステップSA3で、制御基板116は、ファンモータ41Mの駆動を停止する。これにより、給気ファン4SAが停止するので、本体部2Dに吸い込まれる空気の流れが発生せず、所定の温度以上の熱が本体部2Dに吸い込まれることが防止されて、本体部2Dが熱から保護される。
ファンモータ41Mの駆動を停止した後、制御基板116は、サーミスタ115の出力から本体部2Dに吸い込まれる空気の温度を監視し、図16のステップSA4で、OAダクトジョイント73OAを通り本体部2Dに吸い込まれる空気の温度が所定の温度、本例では65℃を下回っていると判断すると、ファンモータ41Mの駆動を再開する。
万一、熱交換型換気装置1Dが設置される建物の天井裏で火災が発生して、外気ダクト80OAに延焼した場合、火災による熱がサーミスタ115で検知され、制御基板116は、熱の検知でファンモータ41Mの駆動を停止する。
これにより、給気ファン4SAが停止するので、本体部2Dに吸い込まれる空気の流れが発生せず、火災による熱が本体部2Dに吸い込まれることが防止されて、本体部2Dへの延焼を防止することができる。
なお、図14に示す例では、外気吸込口70OAの内側の本体部2D内にサーミスタ115を設けることとした。サーミスタ115を本体部2D内に設ける構成では、熱交換型換気装置1Dの設置時に、サーミスタの配線作業が不要である。
これに対して、サーミスタ115をOAダクトジョイント73OAに設けることとしても良い。サーミスタ115をOAダクトジョイント73OAに設ける構成では、図4に示すように、OAダクトジョイント73OA等が設けられる外気・排気ダクトジョイント取付枠74a等と、本体部2Dが独立した構成の場合、熱交換型換気装置1Dの設置時に、サーミスタ115の配線作業が必要となる。一方、本体部2Dに吸い込まれる前の空気の温度を検知可能となる。
また、サーミスタ115を、副吸込口70SEまたは副吸込ダクトジョイント73SEにも備えても良い。更に、図1等で説明した第1の実施の形態としての熱交換型換気装置1Aに、吸込防止手段を、サーミスタ115で検知される外気OAの温度に基づく制御機能で実現する構成を追加し、本体部に吸い込まれる空気の温度が所定の温度になると、防火ダンパでダクトジョイントを閉じると共に、給気ファンと排気ファンの駆動を停止する構成としても良い。また、吸込防止手段を、サーミスタ115で検知される外気OAの温度に基づく制御機能で実現する送風装置は、熱交換型換気装置に限るものではなく、例えば、図10で説明した中間ダクトファンでも良い。
<他の実施の形態の送風装置の構成例>
図17は、本発明の送風装置の他の実施の形態としての空気清浄装置の一例を示す内部構成図、図18は、本発明の送風装置の他の実施の形態としての空気清浄装置の一例を示す分解斜視図である。
第1の実施の形態の他の例としての空気清浄装置1Eは、室内の空気と外気を取り込み、取り込んだ空気を室内に給気する循環ファン120と、室内の空気を取り込み、取り込んだ空気を屋外に排気する換気ファン121と、循環ファン120で取り込む外気及び室内の空気を清浄する空気清浄フィルタ122を備える。
循環ファン120は、風路を形成する循環ファンケース120aに収容され、循環ファンモータ120Mに駆動される。循環ファンケース120aは、循環ファン120の軸方向に沿った上面を開口して形成された外気・循環吸込口120bと、循環ファン120の接線方向に沿って形成される風路と連通する循環吹出口120cを備える。
換気ファン121は、風路を形成する換気ファンケース121aに収容され、換気ファンモータ121Mに駆動される。換気ファンケース121aは、換気ファン121の軸方向に沿った下面を開口して形成された換気吸込口121bと、換気ファン121の接線方向に沿って形成される風路と連通する換気吹出口121cを備える。
循環ファンケース120aと換気ファンケース121aは、循環ファンケース120aを上側として上下に重ねて本体部123に収容され、循環ファンケース120aの上面と、本体部123の天井面との間に給気・循環風路124が形成される。
空気清浄装置1Eはイオン発生器125を備える。イオン発生器125は、イオンを発生する図示しない放電面が循環ファンケース120aの内部に露出するように取り付けられ、循環ファンケース120aによって形成される風路中にイオンが供給される。
イオン発生器125は、正イオンと負イオンの両方あるいは負イオンを発生する。正イオンと負イオンの発生の原理は、誘電体が介在するように対向させた一対の電極間に家庭用交流電源等から取った交流電圧を昇圧して印加することにより、コロナ放電を起こし、空気中の酸素ないしは水分が電離によりエネルギーを受けてイオン化し、H+(H2O)m(mは任意の自然数)と、O2 -(H2O)n(nは任意の自然数)が主体のイオンを放出するものである。
これらH+(H2O)m及びO2 -(H2O)nは、浮遊菌の表面に付着し、化学反応して活性種であるH22または・OHを生成する。H22または・OHは、極めて強力な活性を示すため、これらにより、空気中の浮遊細菌を取り囲んで不活化することができる。ここで、・OHは活性種の1種であり、ラジカルのOHを示している。
これにより、略同数の正イオンと負イオンを発生させる正負イオン発生モードを備えて、略同数の正イオンと負イオンを含む空気を吹き出すことで、空気中の浮遊細菌を不活化して、カビの発生を抑えることができる。
また、負イオンのみもしくは負イオンを正イオンより多く発生させるような負イオン発生モードを備えて、負イオンを含む空気を吹き出すと、精神を安定させ、呼吸器の機能を高める等のリラックス効果があると言われている。
空気清浄装置1Eは、本体部123の内部で循環ファンケース120a及び換気ファンケース121aの側部に空気清浄フィルタ122が着脱可能に取り付けられる。
空気清浄フィルタ122は、パネル部材122aに例えばHEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルタを備える。パネル部材122aは、HEPAフィルタが縦向きに取り付けられ、HEPAフィルタの取付位置の下面に循環吸込グリル122bが形成される。
本体部123は、外気・循環吸込口120bとつながる外気吸込口123aが一の側面に形成され、外気吸込口123aが形成される本体部123の一方の側面に、外気吸込口123aと接続されるOAダクトジョイント126OAを備える。また、本体部123は、他の側面に換気吹出口121cと接続されるEAダクトジョイント126EAを備える。
空気清浄装置1Eは、OAダクトジョイント126OAに、建物の外壁に設けた屋外グリルと繋がる外気ダクトが接続され、EAダクトジョイント126EAに、建物の外壁に設けた屋外グリルと繋がる排気ダクトが接続される。
空気清浄装置1Eは、吸込防止手段及び温度検知手段として、図5及び図6等で説明した防火ダンパ9を、本体部123に吸い込まれる空気が通る風路を構成するOAダクトジョイント126OAに備える。防火ダンパ9は、温度ヒューズ93が図11等に示す本体部123側となる向きで、OAダクトジョイント126OAの内側に取り付けられる。
本体部123は、下面にフロントパネル127が取り付けられる。フロントパネル127は、換気吸込口121bの下面を覆うカバー部128と、カバー部128の側面に形成され、換気吸込口121bと連通した換気吸込開口部129と、カバー部128に形成され、循環吹出口120cと連通した循環吹出グリル130を備える。
<空気清浄装置の設置例>
図19は、他の実施の形態としての空気清浄装置の設置例を示す建物の構成図である。建物250は、居室251の天井252に空気清浄装置1Eが設置される。空気清浄装置1Eは、フロントパネル127が天井252に露出しており、清浄した給気SAを図17等に示す循環吹出グリル130から居室251に吹き出すと共に、換気吸込開口部129から居室251内の還気RAを吸い込む。更に、循環吸込グリル122bから、居室251内の還気RAを吸い込む。
建物250は、外壁に屋外グリル253OAと屋外グリル253EAが取り付けられる。空気清浄装置1Eは、図17等に示すOAダクトジョイント126OAが外気ダクト254OAを介して屋外グリル253OAと接続され、外気OAを吸い込む。また、EAダクトジョイント126EAが排気ダクト254EAを介して屋外グリル253EAと接続され、吸い込んだ室内の空気を排気EAとして排気する。
なお、建物250は、送風装置として、例えば、浴室255に24時間換気機能を備えた浴室乾燥換気装置1Fを備え、建物250の全体の換気は、浴室乾燥換気装置1Fで行うと共に、居室251の換気を空気清浄装置1Eで補助的に行う。
浴室乾燥換気装置1Fは、フロントパネル270に空気の吸込口と吹出口を備える。また、浴室乾燥換気装置1Fは、ファン及びヒータ等を有した本体部271に取り付けられた副吸込ダクトジョイント272に、浴室255と隣接する洗面脱衣所256の天井に取り付けられた副吸込口257と副吸込ダクト258を介して接続される。また、本体部271に取り付けられた排気ダクトジョイント273に、外壁に取り付けられた屋外グリル259と排気ダクト260を介して接続される。
浴室乾燥換気装置1Fは、浴室255内の空気を循環させて送風または温風を吹き出す機能と、浴室255内の空気を吸い込んで屋外へ排気する換気機能を備える。
浴室乾燥換気装置1Fにより換気を行うと、浴室255及び洗面脱衣所256から吸気が行われると共に、ドア261のアンダーカット部262等から、居室251の空気が吸い込まれ、屋外に排気される。そして、浴室乾燥換気装置1Fは、建物250の全体において、24時間換気を行うための所定換気回数を満たす換気風量を備えている。
空気清浄装置1Eでも、ダクトを通して本体部123に吸い込まれる空気の温度が、OAダクトジョイント126OAに設けた防火ダンパ9の温度ヒューズ93により検知されている。防火ダンパ9は、OAダクトジョイント126OAを通り本体部123に吸い込まれる空気の温度が所定の温度を下回っていれば、温度ヒューズ93により遮蔽部材91が開状態で保持される。
一方、OAダクトジョイント126OAを通り本体部123に吸い込まれる空気の温度が所定の温度以上となると、温度ヒューズ93が溶解して遮蔽部材91から外れ、バネの復元力で遮蔽部材91が開いて風路が閉状態となる。
これにより、循環ファン120の駆動が継続されても、OAダクトジョイント126OAを通り本体部123に空気が吸い込まれず、所定の温度以上の熱が本体部123に吸い込まれることが防止されて、本体部123が熱から保護される。
万一、建物250の天井裏で火災が発生して、外気ダクト254OAに延焼した場合、火災による熱が防火ダンパ9の温度ヒューズ93で検知され、温度ヒューズ93が溶解して防火ダンパ9でOAダクトジョイント126OAが閉塞される。
これにより、循環ファン120の駆動が継続されても、OAダクトジョイント126OAを通り本体部123に吸い込まれる空気の流れが遮断される。防火ダンパ9は、遮蔽部材91等が金属材料で構成されるので、火災の熱で溶解することはなく、火災による熱が本体部123に吸い込まれることが防止されて、本体部123への延焼を防止することができる。
なお、浴室乾燥換気装置1Fの副吸込ダクトジョイント272に、吸込防止手段及び温度検知手段として防火ダンパ9を備えることとしても、同様の効果を得られる。また、空気清浄装置1E及び浴室乾燥換気装置1Fでは、第2の実施の形態または第3の実施の形態の送風装置で説明したように、吸込防止手段を、温度検知手段としての温度ヒューズ111またはサーミスタ115で検知される空気の温度に基づく制御機能で実現しても良い。
本発明は、ダクトを通して本体部に外気等の空気を吸い込む構成を有した送風装置に適用される。
1A,1C,1D・・・熱交換型換気装置、1B・・・中間ダクトファン、1E・・・空気清浄装置、1F・・・浴室換気乾燥装置、2A〜2D・・・本体部、4SA・・・給気ファン、4EA・・・排気ファン、41M・・・ファンモータ、5・・・熱交換素子、7・・・キャビネット、70OA・・・外気吸込口、73OA・・・OAダクトジョイント、74a・・・外気・排気ダクトジョイント取付枠、9・・・防火ダンパ、90・・・風路形成部材、91・・・遮蔽部材、91a・・・軸、92・・・バネ、93・・・温度ヒューズ、111・・・温度ヒューズ、112・・・制御基板、114・・・電源、114a・・・電源線、115・・・サーミスタ、116・・・制御基板

Claims (6)

  1. 空気を吸い込み、吸い込んだ空気を吹き出す送風手段と、
    前記送風手段を有した本体部と、
    前記本体部に形成され、前記送風手段で空気が吸い込まれる吸込口と、
    前記吸込口に取り付けられ、空気が通るダクト部材が接続されるダクト接続部材と、
    前記本体部に吸い込まれる空気の温度を検知する温度検知手段と、
    前記温度検知手段で検知される前記本体部に吸い込まれる空気の温度に基づき、前記本体部への空気の吸い込みを遮断する吸込防止手段と
    を備えたことを特徴とする送風装置。
  2. 前記吸込防止手段は、
    前記ダクト接続部材を開閉する遮蔽手段と、
    前記遮蔽手段を付勢して前記ダクト接続部材を閉じる付勢手段とを備え、
    前記温度検知手段は、前記付勢手段の付勢力に抗して前記遮蔽手段を開状態で保持し、前記本体部に吸い込まれる空気の温度が所定の温度に上昇すると熱で溶解して前記遮蔽手段の開状態を解除する温度ヒューズである
    ことを特徴とする請求項1記載の送風装置。
  3. 前記吸込防止手段は、前記温度検知手段で検知される前記本体部に吸い込まれる空気の温度が所定の温度に上昇すると、前記送風手段を駆動する駆動手段を停止させる制御手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の送風装置。
  4. 前記温度検知手段は、電源から前記制御手段に前記駆動手段を駆動する電気を供給する電源線に温度ヒューズを備え、前記本体部に吸い込まれる空気の温度が所定の温度に上昇すると、熱で前記温度ヒューズが溶解して、前記電源から前記制御手段への電気の供給が遮断される
    ことを特徴とする請求項3記載の送風装置。
  5. 前記温度検知手段は、前記本体部に吸い込まれる空気の流れに対して上流側で前記ダクト接続部材の内側に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の送風装置。
  6. 前記本体部は、前記ダクト接続部材に対して着脱可能に構成される
    ことを特徴とする請求項5記載の送風装置。
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