JP2011055333A - 負荷駆動装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】誘導性負荷Y2に流す出力電流IOUTをオン/オフする負荷駆動部Y10と、出力電流IOUTが過電流状態であるか否かを検出する過電流保護回路Y20と、を有して成り、負荷駆動部Y10は、誘導性負荷Y2の一端に接続される出力トランジスタY11と、入力信号SAに応じて出力トランジスタY11の制御信号SBを生成するプリドライバY12と、を有して成り、プリドライバY12は、通常動作時に出力トランジスタY11をオン/オフする第1駆動部Y121と、過電流保護動作時に第1駆動部Y121よりも緩やかに出力トランジスタY11をオフする第2駆動部Y122と、を有して成る。
【選択図】図8
Description
図17は、負荷駆動装置の第1従来例を示す図である。本図に示した負荷駆動装置100は、出力端子OUTに接続された負荷200を駆動するためのスイッチ手段として、出力トランジスタ101を備えた半導体集積回路装置である。
図18は、負荷駆動装置の第2従来例を示す図であり、図19は、図18に示した負荷駆動装置の一動作例を示すタイミングチャートである。負荷駆動装置100の通常動作時(後述する過電流保護信号Sbがローレベルであるとき)には、入力端子INに入力される入力信号がSAがシュミットバッファ103と論理積演算器106を介してプリドライバ102に入力される。ここで、入力信号SAがハイレベルであるときには、出力トランジスタ101のゲート信号SBがハイレベルとされて、出力トランジスタ101がオンされ、出力端子OUTに現れる出力電圧VOUTがローレベル(接地電位(GND)付近)に引き下げられる。逆に、入力信号SAがローレベルであるときには、出力トランジスタ101のゲート信号SBがローレベルとされて、出力トランジスタ101がオフされ、出力端子OUTに現れる出力電圧VOUTがハイレベル(電源電位(VCC)付近)に引き上げられる。
先にも述べたように、図17に示した負荷駆動装置100では、負荷駆動装置100に負荷200が接続されているか否かを検知するに際して、負荷駆動装置100に内蔵された出力トランジスタ101をオンさせる必要があった。そのため、セットの初期診断時には負荷200が駆動されることになり、セット上のメカ的な工夫が必要であった。
図18に示した負荷駆動装置100は、通常動作時に出力トランジスタ101をオン/オフする回路、及び、過電流保護動作時に出力トランジスタ101を強制的にオフする回路として、いずれも単一のプリドライバ102を共通に用いる構成とされていた。
図1は、本発明に係る半導体集積回路装置(以下では、本ICと略称する)の内部構成を概略的に示すブロック図である。図1に示す通り、本IC1は、Nチャネル型DMOS[Double Diffused Metal Oxide SemiConductor]電界効果トランジスタ11〜14と、プリドライバ21〜24と、シュミットバッファ31〜34と、プルダウン抵抗41〜44と、異常保護回路50と、クランプダイオード61〜64を有して成る。なお、異常保護回路50には、温度保護回路51と、過電流保護回路52と、低電圧時誤動作防止回路53と、論理和演算器54と、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ55と、が含まれている。また、本IC1は、装置外部との電気的な接続を確立するための手段として24本の外部端子(1ピン〜24ピン)を有している。なお、本IC1は、一般的には、IPS[Intelligent Power Switch]/SMOS[Smart MOS]/IPD[Intelligent Power Device]などと呼ばれている。
図2は、外部端子の機能表である。図2に示すように、1ピン(GND)は、グラウンド端子である。2ピン(FAULT)は、異常検出信号出力端子である。3ピン(TEST)は、テスト用端子(GND接続で使用)である。4ピン、及び、10ピン〜12ピン(NC)は、いずれもノンコネクション端子である。5ピン〜8ピン(IN1〜IN4)は、それぞれ、FET11〜FET14の制御入力端子である。9ピン(ENABLE)は、イネーブル端子である。13ピン、14ピン、23ピン、及び、24ピン(VCC)は、いずれも電源端子である。15ピン、18ピン、19ピン、及び、22ピン(OUT1〜OUT4)は、それぞれ、FET11〜FET14のドレイン出力端子である。16ピン、17ピン、20ピン、及び、21ピン(PGND)は、いずれもパワーグラウンド端子である。
図3A、図3B、図3Cは、それぞれ、本IC1の入出力等価回路を示す図である。なお、図3Aは、5ピン〜8ピン(IN1〜IN4)及び9ピン(ENABLE)の入力等価回路を示している。図3A中において、符号A1は内部回路(電源未印加時誤動作防止回路)、符号A2は静電保護ダイオード、符号A3及び符号A4は抵抗、符号A5はシュミットバッファである。図3Bは、2ピン(FAULT)の出力等価回路を示している。図3B中において、符号B1はNチャネル型MOS電界効果トランジスタ、符号B2は寄生ダイオード、符号B3は静電保護ダイオードである。図3Cは、1ピン(GND)、及び13ピン〜24ピン(VCC、OUT1〜OUT4、PGND)の入出力等価回路を示している。図3C中において、符号C1はNチャネル型DMOS電界効果トランジスタ、符号C2は寄生ダイオード、符号C3〜C6は静電保護ダイオード、符号C7はクランプダイオードである。
図4は、本IC1の電気的特性を示すテーブルである。なお、テーブル中の規格値は、特に指定のない限り、周囲温度Ta=25℃、電源電圧Vcc=24Vでの値である。
次に、本IC1の概要について説明する。本IC1は、Nチャネル型DMOS電界効果トランジスタを4回路内蔵したローサイドスイッチ(シンクドライバ)である(図1の符号11〜14を参照)。本IC1は、各種保護機能(図1の符号50を参照)を搭載しており、ソレノイドやDCブラシ付きモータの駆動手段、及び、ユニポーラステッピングモータの定電圧駆動手段として最適である。また、本IC1は、誘導性負荷駆動時に発生する逆起電力を吸収するクランプダイオードも内蔵している(図3Cの符号C7を参照)。
次に、本IC1の特長について説明する。第1の特長は、電源電圧定格が36Vである点である。第2の特長は、出力電流定格が1.0Aである点である。第3の特長は、Nチャネル型DMOS電界効果トランジスタを4回路内蔵している点である(図1の符号11〜14を参照)。第4の特長は、逆起電力を吸収するクランプダイオードを内蔵している点である(図1の符号61〜64や図3Cの符号C7を参照)。第5の特長は、CMOS[Complementary MOS]ロジックやTTL[Transistor-Transistor Logic]ロジックからダイレクトドライブが可能な点である。第6の特長は、ロジック入力のプルダウン抵抗を内蔵している点である(図1の符号41〜44、及び、図3Aの符号A3を参照)。第7の特長は、異常検出信号の出力機能(Wired−OR対応)を備えている点である(図1の符号50を参照)。第8の特長は、温度保護回路(TSD[Thermal ShutDown])を内蔵している点である(図1の符号51を参照)。第9の特長は、過電流保護回路(OCP[Over Current Protection])を内蔵している点である(図1の符号52を参照)。第10の特長は、低電圧時誤動作防止回路(UVLO[Under Voltage LockedOut])を内蔵している点である(図1の符号53を参照)。第11の特長は、電源未印加時誤動作防止回路(GSP[Ghost Supply Prevention])を内蔵している点である(図3Aの符号A1を参照)。第12の特長は、隣接ピンショート保護機能を備えている点である。第13の特長は、超小型・超薄型・高放熱(裏面放熱タイプ)のパッケージを採用している点である。
本IC1は、PPC[Plain Paper Copier]、MFP[Multifunction Peripheral]などのOA機器におけるソレノイド駆動、DCブラシ付きモータ駆動、ユニポーラステッピングモータ駆動などに好適である。
次に、本IC1に設けられている外部端子の詳細な説明、及び、基板レイアウトの注意点について述べる。
5ピン〜8ピン(IN1〜IN4)は、それぞれ、FET11〜FET14の制御入力端子であり、各ピンに入力される入力信号の論理レベルに応じて、FET11〜FET14のオン/オフ(延いては、出力信号の論理レベル)が制御される。具体的に述べると、各ピンに入力される入力信号の論理レベルがローレベルであるときには、当該ピンに対応するFETがオフとされ、そのドレインから出力される出力信号の論理レベルがオープンとされる。一方、各ピンに入力される入力信号の論理がハイレベルであるときには、当該ピンに対応するFETがオンとされ、そのドレインから出力される出力信号の論理レベルがローレベルとされる。なお、5ピン〜8ピン(IN1〜IN4)には、CMOSロジックやTTLロジックからダイレクト入力が可能である。その場合、ハイレベル入力電圧は2.0V以上、ローレベル入力電圧は0.8V以下で入力することが望ましい。また、先にも述べたように、5ピン〜8ピン(IN1〜IN4)には、入力オープン時の誤動作防止のため、プルダウン抵抗(100kΩ)が内蔵されている(図1の符号41〜44、ないしは、図3Aの符号A3を参照)。
9ピン(ENABLE)は、イネーブル端子であり、これに入力される入力信号の論理レベルに応じて、FET11〜14全ての出力をオープン(オフ)にすることができる。具体的に述べると、9ピン(ENABLE)に入力される入力信号の論理レベルがローレベルであるときには、FET11〜14がいずれも非アクティブ状態(オフ状態)とされる。一方、9ピン(ENABLE)に入力される入力信号の論理レベルがハイレベルであるときには、FET11〜FET14がいずれもアクティブ状態(動作許可状態)とされる。ただし、9ピン(ENABLE)に入力される入力信号がローレベルからハイレベルに切り替えられたとき、FET11〜14が非アクティブ状態からアクティブ状態へ復帰するまでには、最大40μsの遅延があることに留意すべきである。なお、9ピン(ENABLE)には、5ピン〜8ピン(IN1〜IN4)と同様、CMOSロジックやTTLロジックからダイレクト入力が可能である。その場合、ハイレベル入力電圧は2.0V以上、ローレベル入力電圧は0.8V以下で入力することが望ましい。また、先にも述べたように、9ピン(ENABLE)にも、5ピン〜8ピン(IN1〜IN4)と同様、入力オープン時の誤動作防止のため、プルダウン抵抗(100kΩ)が内蔵されている(図3Aの符号A3を参照)。
3ピン(TEST)は、テスト用端子であり、本IC1の実使用時には、3ピンをGND接続することが望ましい。なお、3ピンをGND接続せずに本IC1を使用した場合には、誤動作の可能性があることに留意すべきである。
13ピン、14ピン、23ピン、及び、24ピン(VCC)は、いずれも電源端子である。これらの外部端子には、負荷駆動電流が流れるため、当該端子に接続される配線は、太く短い低インピーダンス配線とすることが望ましい。また、逆起電力などでVCC電圧が大きく振れる可能性があるため、電解コンデンサなどのバイパスコンデンサ(10μF〜470μF)を極力端子近くに配置し、VCC電圧が安定するように調整することが望ましい。また、広い周波数帯域で電源のインピーダンスを下げる目的から、上記のバイパスコンデンサと並列に、0.01μF〜0.1μF程度の積層セラミックコンデンサなどを配置することが望ましい。くれぐれもVCC電圧が瞬時たりとも定格を超えることのないように留意すべきである。各電源端子は、本IC1内部でショートされているが、外部でもショートして用いることが望ましい。各電源端子を外部でショートせずに使用した場合、電流経路の集中などが起こり、誤動作や破壊の可能性があるので留意すべきである。なお、電源端子には、静電破壊防止用のクランプ素子が内蔵されている(図3Cの符号C4〜C6を参照)。絶対最大定格以上のサージなど、急峻なパルス信号や電圧が電源端子に印加された場合には、これらのクランプ素子が動作し、破壊に至るおそれがあるので、絶対最大定格は絶対に超えないことが重要である。
16ピン、17ピン、20ピン、及び、21ピン(PGND)は、いずれもパワーグラウンド端子である。これらの外部端子には大電流が流れるため、当該端子に接続される配線のインピーダンスはできるだけ低くし、他のGNDパターンと共通インピーダンスを持たないようにパターン設計することが望ましい。また、各PGND端子は、必ずGND接続して使用することが重要である。
1ピン(GND)は、グラウンド端子である。本IC1の内部基準電圧の安定化のために、この端子に接続される配線のインピーダンスはできるだけ低くし、いかなる動作状態においても最低電位になるようにすることが望ましい。また、他のGNDパターンと共通インピーダンスを持たないようにパターン設計することが望ましい。
15ピン、18ピン、19ピン、及び、22ピン(OUT1〜OUT4)は、それぞれFET11〜FET14のドレイン出力端子である。これらの外部端子には、負荷駆動電流が流れるため、当該端子に接続される配線は、太く短い低インピーダンス配線とすることが望ましい。なお、本IC1は、逆起電力吸収用クランプダイオード(図1の符号61〜64、並びに、図3Cの符号C7を参照)を内蔵しているが、これらの出力端子には、最大で(VCC電圧+逆起電力吸収用クランプダイオードの順方向電圧)に相当する電圧がかかる。そのため、くれぐれもこの電圧が絶対最大定格を超えないようにすることが重要である。また、これらの出力端子には、それぞれ、静電破壊防止用のクランプ素子が内蔵されている(図3Cの符号C3を参照)。絶対最大定格以上のサージなど、急峻なパルス信号や電圧が電源端子に印加された場合、これらのクランプ素子が動作し、破壊に至るおそれがあるので、絶対最大定格は絶対に超えないことが重要である。
2ピン(FAULT)は、異常検出信号出力端子である。異常保護回路50は、過電流保護回路51或いは温度保護回路52が動作した場合に、2ピンから異常検出信号を出力する。具体的に述べると、異常保護回路51と温度保護回路52の両方が非動作状態(異常未検知状態)であるときに限り、FAULT端子から出力される異常検出信号の論理レベルがハイレベル(FET55はオフ)となり、その余の場合、すなわち、異常保護回路51と温度保護回路52の少なくとも一方が動作状態(異常検知状態)となった場合は、FAULT端子から出力される異常検出信号の論理レベルがローレベル(FET55はオン)となる。一方、異常保護回路50は、低電圧時誤動作防止回路53が動作しても、異常検出信号を出力しない。なお、2ピン(FAULT)の出力形式は、オープンドレイン形式となっているので、5kΩ〜100kΩのプルアップ抵抗を用いて、当該外部端子を7V以下の電源ライン(例えば5Vや3.3V)にプルアップすることが必要である。
4ピン、及び、10ピン〜12ピン(NC)は、いずれもノンコネクション端子であるため、本IC1の内部回路とは電気的に接続されていない。
本IC1で採用されているパッケージはIC裏面に放熱用メタルを有しており、本IC1は、この裏面メタルに放熱処理を施して使用することが前提となっている。従って、裏面メタルは、基板上のGNDプレーンとはんだにて接続し、できるだけGNDパターンを広く取り、放熱面積を十分に確保して使用することが望ましい。はんだにて接続しない場合には、所定の許容損失を確保できなくなるので、留意が必要である。また、裏面メタルは、本IC1のチップ裏面及び1ピン(GND)とショートされており、GND電位となっているので、GND以外の電位とショートされると、誤動作や破壊の可能性がある。そのため、本IC1の裏面にGND以外の配線パターンを通してはならないことに留意すべきである。
次に、本IC1に内蔵される異常保護回路50について詳述する。
本IC1には、過熱保護対策として、温度保護回路(サーマルシャットダウン回路)51が内蔵されている。本IC1のチップ温度が175℃(typ.)以上になった場合、本IC1は、FETドレイン出力端子(OUT)をオープンとする。また、本IC1のチップ温度が150℃(typ.)以下になると、本IC1は通常動作に自動的に復帰する。ただし、温度保護回路51が動作している状態、すなわち、温度異常を検出してFETドレイン出力端子(OUT)をオープンとしている状態であっても、外部からさらに熱が加え続けられると、本IC1が熱暴走して、破壊に至るおそれがあるため、留意が必要である。
本IC1には、FETドレイン出力端子(OUT)の天絡時(電源ないしはこれに類する高電位端へのショート)における破壊対策として、過電流保護回路52が内蔵されている。この過電流保護回路52は、規定の電流が4μs(typ.)にわたって流れると、FETドレイン出力端子(OUT)をオープン状態にラッチする。電源再投入或いはENABLE端子によるリセットで、本IC1は通常動作に復帰する。過電流保護回路52は、あくまでも異常状態において、過電流による本IC1の破壊を防ぐことを目的とした回路であり、セットの保護及び保障を目的とはしていない。そのため、この過電流保護回路52の機能を利用したセットの保護設計を行うべきではない。過電流保護動作後、異常状態のまま、電源再投入或いはリセットによる復帰を行うと、ラッチ→復帰→ラッチというように過電流保護動作を繰り返す可能性があり、本IC1の発熱や劣化などを生じるおそれがあるので留意すべきである。また、出力電流定格以上、過電流検出閾値以下の電流が流れた場合、本IC1が発熱し、Tjmax=150℃を超えて、本IC1が劣化するおそれがあるため、出力定格以上の電流は流さないようにすることが重要である。
本IC1には、電源低電圧時におけるIC出力などの誤動作を防止するために、低電圧時誤動作防止回路53が内蔵されている。この低電圧時誤動作防止回路53は、電源端子(VCC)への印加電圧が7V(typ.)以下になった場合、FETドレイン出力端子(OUT)をオープンとする。この閾値電圧には、ノイズなどの誤動作を防止するために、1V(typ.)のヒステリシスが設けられている。
本IC1には、電源が印加されていない状態でロジック制御信号が入力された場合、ロジック制御入力端子(IN)から電源端子(VCC)へ静電破壊防止用ダイオードを通じて、本IC1もしくはセット上の他のICの電源端子に電圧が供給されてしまう誤動作を防止するための機能部(図3Aの符号A1で示した内部回路を参照)が備えられている。従って、電源が入っていない状態で、ロジック制御入力端子(IN)に電圧が与えられた場合でも、回路が誤動作することはない。
次に、本IC1に適用することが可能な負荷接続検知機能について詳述する。
次に、本IC1に適用することが可能な出力トランジスタ保護機能について詳述する。
11〜14 Nチャネル型DMOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
21〜24 プリドライバ
31〜34 シュミットバッファ
41〜44 プルダウン抵抗
50 異常保護回路
51 温度保護回路
52 過電流保護回路
53 低電圧時誤動作防止回路
54 論理和演算器
55 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
61〜64 クランプダイオード
71〜74 Pチャネル型DMOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
81〜84 クランプダイオード
A1 内部回路(電源未印加時誤動作防止回路)
A2 静電保護ダイオード
A3 プルダウン抵抗
A4 電流制限抵抗
A5 シュミットバッファ
B1 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
B2 寄生ダイオード
B3 静電保護ダイオード
C1 Nチャネル型DMOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
C2 寄生ダイオード
C3〜C6 静電保護ダイオード
C7 クランプダイオード
X1 負荷駆動装置
X2 負荷
X3 中央演算処理装置(CPU)
X10、X10−1〜X10−4 負荷駆動部
X11 Nチャネル型DMOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
X12 プリドライバ
X13 シュミットバッファ
X20、X20−1〜X20−4 接続検知部
X21、X22 抵抗
X23 否定論理和演算器(NOR)
X24 コンパレータ
X30、X30−1〜X30−4、X30−5 信号出力部
X31 Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
X32 抵抗
X33 論理和演算器(OR)
Y1 負荷駆動装置
Y2 負荷(誘導性負荷)
Y10、Y10−1〜Y10−4 負荷駆動部
Y11 Nチャネル型DMOS電界効果トランジスタ(出力トランジスタ)
Y12 プリドライバ
Y121 第1駆動部
Y121a Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ
Y121b Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
Y121c 制御部
Y122 第2駆動部
Y122a Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
Y122b 電流制限抵抗
Y13 シュミットバッファ
Y14 入力信号遮断部
Y20、Y20−1〜Y20−4 過電流保護回路
Y30、Y30−1〜Y30−4 マスク時間生成回路
Y40 論理和演算器
Claims (7)
- 誘導性負荷に流す出力電流をオン/オフする負荷駆動部と、
前記出力電流が過電流状態であるか否かを検出する過電流保護回路と、
を有して成る負荷駆動装置であって、
前記負荷駆動部は、
前記誘導性負荷の一端に接続される出力トランジスタと、
入力信号に応じて前記出力トランジスタの制御信号を生成するプリドライバと、
を有して成り、
前記プリドライバは、
通常動作時に前記出力トランジスタをオン/オフする第1駆動部と、
過電流保護動作時に第1駆動部よりも緩やかに前記出力トランジスタをオフする第2駆動部と、
を有して成ることを特徴とする負荷駆動装置。 - 前記出力電流の過電流状態が所定のマスク時間に亘って継続した時点で、前記負荷駆動部に過電流保護動作を指示するマスク時間生成回路を有して成ることを特徴とする請求項1に記載の負荷駆動装置。
- 前記負荷駆動部は、前記出力電流の過電流状態が検出された時点で、前記マスク時間の経過を待たずに、前記入力信号を遮断する入力信号遮断部を有して成ることを特徴とする請求項2に記載の負荷駆動装置。
- 前記誘導性負荷が複数接続される負荷駆動装置であって、
複数の負荷駆動系統毎に、前記負荷駆動部、前記過電流保護回路、及び、前記マスク時間生成回路を1つずつ有して成ることを特徴とする請求項3に記載の負荷駆動装置。 - 前記誘導性負荷が複数接続される負荷駆動装置であって、
複数の負荷駆動系統毎に、前記負荷駆動部と前記過電流保護回路を1つずつ有して成る一方、
複数の負荷駆動系統に共通して設けられた単一の前記マスク時間生成回路と、
複数の前記過電流保護回路から各々出力される過電流検出信号の論理和信号を生成し、これを前記マスク時間生成回路と複数の前記入力信号遮断部に供給する論理和演算器と、
を有して成ることを特徴とする請求項3に記載の負荷駆動装置。 - 前記負荷駆動部は、前記入力信号を前記プリドライバに伝達するシュミットバッファを有して成ることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の負荷駆動装置。
- 第1駆動部は、
電源端と前記出力トランジスタの制御端との間に接続された第1トランジスタと、
接地端と前記出力トランジスタの制御端との間に接続された第2トランジスタと、
第1、第2トランジスタのオン/オフ制御を行う制御部と、
を有して成り、
第2駆動部は、
接地端と前記出力トランジスタの制御端との間に接続された第3トランジスタと、
第3トランジスタに直列接続された電流制限抵抗と、
を有して成ることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の負荷駆動装置。
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