JP5279252B2 - スイッチ出力回路 - Google Patents

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Description

本発明は、ハイサイドトランジスタあるいはローサイドトランジスタの少なくとも一方を含むスイッチ出力回路に関し、特にその地絡、あるいは天絡保護技術に関する。
従来より、出力段のスイッチング回路に含まれるスイッチング素子(パワートランジスタ)に流れる電流を検出し、これを所定の目標値に維持するように、スイッチング素子のオン期間をチョッピングする機能(いわゆる定電流チョッピング機能)を備えたモータ駆動装置が種々開示・提案されている(特許文献1を参照)。
また、従来より、出力天絡、出力地絡などの出力端子の異常に起因する過電流を検出し、当該過電流の継続時間が所定の閾値時間に達したときに、スイッチング素子をオフラッチさせる機能(いわゆる過電流保護機能)を備えたモータ駆動装置も種々開示・提案されている(特許文献2、3を参照)。
本出願人は、チョッピング機能を実現しつつ、過電流保護を行うことが可能なモータ駆動装置を提案している(特許文献4)。
特開平11−206189号公報 特開平05−111144号公報 特開平05−111145号公報 特開2007−049888号公報
特許文献4に記載のモータ駆動装置においては、天絡状態や地絡状態を過電流検出手段に検出して保護していた。この過電流検出手段は、出力のスパイク電流の誤検出を防止するために、検出マスク時間が必要であった。しかしながらパワートランジスタのオン耐圧が確保しにくいプロセスでは、検出マスク時間中に素子の信頼性が損なわれるおそれがあった。
かかる問題は、モータ駆動装置の他にも、降圧型、昇圧型のスイッチングレギュレータのスイッチング素子においても発生しうる。
本発明は、係る状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力短絡時のスイッチング素子の信頼性を改善したスイッチング回路の提供にある。
本発明のある態様は、第1固定電圧の印加された第1固定電圧端子と出力端子に設けられるMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)のスイッチングトランジスタを含むスイッチ出力回路に関する。このスイッチ出力回路は、出力端子が、第1固定電圧と対をなす第2固定電圧の印加された第2固定電圧端子と短絡した状態を検出する短絡検出回路と、スイッチングトランジスタにゲート電圧を供給し、スイッチングトランジスタのオン、オフを切りかえるドライバと、を備える。ドライバは、スイッチングトランジスタのオン状態において短絡状態が検出されると、スイッチングトランジスタのゲートソース間電圧を非短絡時よりも小さく設定し、オンの程度を弱める。
この態様によると、MOSFETのオン耐圧はゲートソース間電圧が小さいほど高くなる。したがって、出力端子の地絡または天絡(これらを出力短絡または単に短絡と総称する)時に、スイッチングトランジスタのオンの程度を弱めることにより、回路の信頼性を高めることができる。
ドライバは、スイッチングトランジスタのオン状態において短絡状態が検出されるとアクティブとなりスイッチングトランジスタのゲートソース間電圧を所定電圧にクランプするクランプ回路を含んでもよい。
スイッチングトランジスタは、Nチャンネルのハイサイドトランジスタであってもよい。クランプ回路は、出力端子とスイッチングトランジスタのゲートの間に直列に設けられた、第1ツェナーダイオードと、第1トランジスタと、を含み、第1トランジスタは、短絡状態が検出されるとオンしてもよい。
短絡検出回路は、第1固定電圧端子と出力端子の電位差をしきい値電圧と比較し、短絡状態を検出してもよい。
短絡検出回路は、第1固定電圧端子と出力端子の間に直列に設けられた、カソードが高電位側となる向きで配置された第2ツェナーダイオードと、第2トランジスタと、第1抵抗と、を含んでもよい。第2トランジスタはスイッチングトランジスタがオンした状態においてオンし、第2トランジスタと第1抵抗の接続点の電位を、短絡状態を示す信号として出力してもよい。
ツェナーダイオードのツェナー電圧を利用することにより、コンパレータを用いた場合に加えて高速な短絡検出が可能となる。
スイッチングトランジスタはNチャンネルのハイサイドトランジスタであり、第1固定電圧端子はスイッチ出力回路の電源端子であり、第2固定電圧端子は接地端子であってもよい。短絡検出回路は、スイッチングトランジスタを駆動するドライバの電源端子と出力端子の間に直列に設けられた、カソードが高電位側となる向きで配置された第2ツェナーダイオードと、第2トランジスタと、第1抵抗と、を含んでもよい。第2トランジスタはスイッチングトランジスタがオンした状態においてオンし、第2トランジスタと第1抵抗の接続点の電位を、地絡状態を示す信号として出力してもよい。
スイッチングトランジスタはNチャンネルのローサイドトランジスタであり、スイッチ出力回路は、NチャンネルMOSFETのハイサイドトランジスタをさらに含んでもよい。短絡検出回路は、ハイサイドトランジスタのゲートと第1固定電圧端子である接地端子の間に直列に設けられた、カソードが高電位側となる向きで配置された第3ツェナーダイオードと、第3トランジスタと、第2抵抗と、を含んでもよい。第3トランジスタはスイッチングトランジスタがオンした状態においてオンし、第3トランジスタと第2抵抗の接続点の電位を、天絡状態を示す信号として出力してもよい。
ハイサイドトランジスタがオフの状態において、ハイサイドトランジスタのゲートとソース(つまり出力端子)の電位は等しくなる。したがって、出力端子と接地端子間の電位差に代えて、ハイサイドトランジスタのゲートと接地端子の電位差を監視することにより天絡を検出できる。出力端子にコイル(インダクタンス成分)が接続される場合、通常動作において出力端子が負電圧となりうるため、出力端子を監視すると、回路動作に影響を及ぼすおそれがあるが、ハイサイドトランジスタのゲートを監視すればこの問題を解消できる。
スイッチングトランジスタは、Nチャンネルのローサイドトランジスタであってもよい。クランプ回路は、第1固定電圧端子である接地端子とスイッチングトランジスタのゲートの間に直列に設けられた、第4ツェナーダイオードと、第4トランジスタと、を含んでもよい。第4トランジスタは、短絡状態が検出されるとオンしてもよい。
ある態様のスイッチ出力回路は、第1固定電圧端子と出力端子の間に、スイッチングトランジスタと直列に設けられた過電流検出部をさらに備えてもよい。過電流検出部により過電流状態が所定時間継続して検出されると、スイッチングトランジスタをオフしてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、出力短絡時のスイッチング素子の信頼性を改善できる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが部材Bに接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るスイッチ出力回路100の構成を示す回路図である。スイッチ出力回路100は、ハイサイドトランジスタMH、ドライバ10、短絡検出回路20、過電流検出部30、タイマ32、プリドライバ40を備える。スイッチ出力回路100は、パルス信号S1のレベルに応じてハイサイドトランジスタMHのオン、オフを切りかえ、出力端子102からスイッチング信号Vswを出力する。
スイッチ出力回路100は、モータ駆動装置の出力段や、降圧型のスイッチングレギュレータ(DC/DCコンバータ)の出力段に設けられる。なおスイッチ出力回路100の用途はこれらに限定されない。
メイン電源端子104には、第1の固定電圧である第1電源電圧Vdd1が印加される。ハイサイドトランジスタMHはスイッチング素子であり、メイン電源端子104と出力端子102の間に設けられる。具体的にはハイサイドトランジスタMHはNチャンネルMOSFETであり、出力端子102とメイン電源端子104の間に、ソースが出力端子102側、ドレインがメイン電源端子104側となる向きで設けられる。
ドライバ10は、ハイサイドトランジスタMHのゲートに対して、パルス信号S1に応じたレベルを有するゲート電圧VgHを供給し、ハイサイドトランジスタMHのオン、オフを切りかえる。ハイサイドトランジスタMHがオンすると、出力端子102に生ずるスイッチング信号Vswは第1電源電圧Vdd1となり、ハイサイドトランジスタMHがオフすると、出力端子102はハイインピーダンス状態となる。
ドライバ10は、インバータ12およびクランプ回路14を含む。ドライバ電源端子106には、ドライバ用の第2電源電圧Vdd2が印加されている。ハイサイドトランジスタMHのゲートソース間しきい値電圧をVthとすると、第2電源電圧Vdd2は、第1電源電圧Vdd1よりもVth以上高く設定される。
インバータ12は、ドライバ電源端子106と出力端子102の間に直列に接続されたトランジスタM10、M12を含む。プリドライバ40は、パルス信号S1のレベルに応じてトランジスタM10、M12を相補的にオンさせる。トランジスタM10がオンすると、ハイサイドトランジスタMHのゲート電圧VgHは第2電源電圧Vdd2となり、ハイサイドトランジスタMHはオンする。トランジスタM12がオンすると、ハイサイドトランジスタMHはそのゲートソース間電圧は実質的に0Vとなるためオフする。
スイッチ出力回路100は、第1電源電圧Vdd1およびそれと対をなす第2固定電圧(接地電圧)を受けて動作する。短絡検出回路20は、出力端子102が、第1固定電圧Vdd1と対をなす第2固定電圧Vdd2の印加された第2固定電圧端子(接地端子108)と短絡した状態(以下、地絡状態ともいう)を検出する。短絡検出回路20は、地絡状態を検出すると所定レベル(ハイレベル)となる地絡検出信号S2を、ドライバ10に対して出力する。
ドライバ10は、ハイサイドトランジスタMHのオン状態において地絡状態が検出されると、ハイサイドトランジスタMHのゲートソース間電圧Vgsを非短絡時よりも小さく設定し、オンの程度を弱める。
ドライバ10のクランプ回路14は、地絡検出信号S2が所定レベル(ハイレベル)のとき、つまりハイサイドトランジスタMHのオン状態において地絡状態が検出されるとアクティブとなる。クランプ回路14はアクティブの状態において、ハイサイドトランジスタMHのゲートソース間電圧Vgsを所定電圧にクランプする。クランプ回路14によって、ハイサイドトランジスタMHのオンの程度が弱められる。
クランプ回路14は、第1ツェナーダイオードD1、第1トランジスタM1を含む。第1ツェナーダイオードD1、第1トランジスタM1は、出力端子102とハイサイドトランジスタMHのゲートの間に直列に設けられる。第1トランジスタM1のゲートには地絡検出信号S2が入力されている。短絡状態が検出され地絡検出信号S2がハイレベルとなると、第1トランジスタM1はオンとなり、クランプ回路14がアクティブとなる。複数の第1ツェナーダイオードD1が、クランプレベルに応じて縦積みされてもよい。第1ツェナーダイオードD1の個数をn(nは自然数)とすると、ハイサイドトランジスタMHのゲートソース間電圧Vgsは、ツェナー電圧Vzを用いて、
Vgs≒Vz×n
付近にクランプされる。
クランプ回路14は、ハイサイドトランジスタMHのソースである出力端子102を基準として機能するため、出力端子102のスイッチング電圧Vswが変化しても、クランプ状態におけるハイサイドトランジスタMHのゲートソース間電圧Vgsを一定に保つことができる。
短絡検出回路20は、メイン電源端子104と出力端子102の電位差をしきい値電圧Vthと、もしくはドライバ電源端子106と出力端子102の電位差をしきい値電圧Vthと比較し、地絡状態を検出する。図1のスイッチ出力回路100は、後者をしきい値電圧Vthと比較する構成となっている。
短絡検出回路20は、第2ツェナーダイオードD2、第2トランジスタM2、第1抵抗R1を含む。
第2ツェナーダイオードD2、第2トランジスタM2、第1抵抗R1は、ドライバ電源端子106と出力端子102の間に直列に設けられる。第2ツェナーダイオードD2は、所望のしきい値電圧Vthに応じて、ひとつもしくは複数設けられる。
第2トランジスタM2のゲートには、ハイサイドトランジスタMHのゲート電圧VgHに応じた信号が入力される。つまり第2トランジスタM2はハイサイドトランジスタMHがオンした状態においてオンし、短絡検出回路20はアクティブ、つまり地絡を検出可能な状態となる。ハイサイドトランジスタMHがオフのとき、短絡検出回路20は非アクティブであり、地絡検出は無効化される。
短絡検出回路20のしきい値電圧Vthは、
Vth≒n×Vz
となる。nは、第2ツェナーダイオードD2の個数である。地絡すると出力端子102の電位は接地電圧(0V)付近まで低下するから、ドライバ電源端子106と出力端子102の電位差はしきい値電圧Vthを超え、第2ツェナーダイオードD2、第2トランジスタM2を介して第1抵抗R1に電流が流れる。このとき第1抵抗R1には電圧降下が発生する。短絡検出回路20は、第2トランジスタM2と第1抵抗R1の接続点の電位、つまり第1抵抗R1に生ずる電圧降下を、地絡状態を示す地絡検出信号S2として出力する。
短絡検出回路20およびドライバ10を単一の半導体基板に集積化する場合、第2ツェナーダイオードD2のカソードをドライバ電源端子106に接続する方が、回路構成を簡素化できるという利点がある。
なお、短絡検出回路20によってメイン電源端子104と出力端子102の電位差をしきい値電圧Vthと比較するために、第2ツェナーダイオードD2のカソードをメイン電源端子104に接続してもよい。この構成とすれば、第1電源電圧Vdd1の方が第2電源電圧Vdd2よりも低いため、第2ツェナーダイオードD2の個数を減らすことができ、回路面積の観点から有利である。
過電流検出部30は、メイン電源端子104と出力端子102の間に、ハイサイドトランジスタMHと直列に設けられる。過電流検出部30はハイサイドトランジスタMHに流れる電流を所定のしきい値と比較し、過電流状態を検出する。過電流検出部30は、過電流状態において所定レベル(ハイレベル)となる過電流検出信号S3を出力する。
タイマ32は、過電流検出信号S3を受け、過電流状態が所定時間(マスク時間Tmsk)継続するか否かを判定する。タイマ32は、過電流状態がマスク時間Tmskの間継続すると所定レベル(ハイレベル)となるシャットダウン信号S4を出力する。プリドライバ40はシャットダウン信号S4がハイレベルとなると、トランジスタM12をオンし、ハイサイドトランジスタMHをオフさせる。
以上がスイッチ出力回路100の構成である。図2は、図1のスイッチ出力回路100の地絡状態におけるタイムチャートである。実線は、ハイサイドトランジスタMHのゲートソース間電圧のクランプ機能を設けた場合、破線はクランプ機能を設けない場合の動作を示す。
本発明の効果をより明確なものとするため、クランプ機能を設けない場合の動作を先に説明する。時刻t0にパルス信号S1がハイレベルとなり、ハイサイドトランジスタMHのオンが指示される。地絡状態ではハイサイドトランジスタMHに大電流が流れ、過電流検出部30によって過電流状態が検出される。この状態がマスク時間Tmskの間持続すると、プリドライバ40によってハイサイドトランジスタMHが強制的にオフされる。マスク時間Tmskを設けることにより、出力のスパイク電流に起因する過電流状態の誤検出を防止できる。
この場合、マスク時間Tmskの間、ハイサイドトランジスタMHはフルオンし続けるため、ハイサイドトランジスタMHには大電流が流れ続ける。したがって、マスク時間Tmskの間に、回路の信頼性が損なわれるおそれがあった。
続いてクランプ機能を有する図1のスイッチ出力回路100の動作を説明する。
時刻t0にパルス信号S1がハイレベルとなり、ハイサイドトランジスタMHのオンが指示される。ハイサイドトランジスタMHがオンすると短絡検出回路20によって直ちに地絡状態が検出され、ハイサイドトランジスタMHのゲートソース間電圧Vgsがクランプされ、ハイサイドトランジスタMHは弱くオンした状態を持続する。その結果、マスク時間Tmskの間、出力電流Ioutは抑制される。その後、所定時間Tmskが経過した時刻t1に、ハイサイドトランジスタMHが強制的にオフされる。
このように、図1のスイッチ出力回路100によれば、出力端子102が地絡しても、マスク時間Tmskの間ハイサイドトランジスタMHに流れる出力電流Ioutを抑制でき、より確実な回路保護が実現できる。
さらに、出力短絡時に、ただちにハイサイドトランジスタMHをオフするのではなく、マスク時間Tmskの間、回路を動作させるため、スパイク電流に起因する過電流状態の誤検出を防止でき、あるいは出力短絡が短時間で解消した場合に、高速な復帰が可能となる。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態に係るスイッチ出力回路100aの構成を示す回路図である。以下、図1のスイッチ出力回路100との相違点を中心に説明する。スイッチ出力回路100aは、ローサイドトランジスタML、ハイサイドトランジスタMH、ドライバ10a、短絡検出回路20a、過電流検出部30a、タイマ32a、プリドライバ40aを備える。
図3のローサイドトランジスタMLは、第1固定電圧である接地電圧(0V)の印加された第1固定電圧端子(接地端子108)と出力端子102に設けられるNチャンネルのMOSFETである。
スイッチ出力回路100aは、ローサイドトランジスタMLに加えて、NチャンネルMOSFETのハイサイドトランジスタMHをさらに備えたプッシュプル形式(ハーフブリッジ回路)となっている。
スイッチ出力回路100aは、モータ駆動装置の出力段のハーフブリッジ回路や、同期整流方式の降圧型のスイッチングレギュレータ(DC/DCコンバータ)の出力段に設けられる。なおスイッチ出力回路100aの用途はこれらに限定されない。
スイッチ出力回路100aは、パルス信号S1aのレベルに応じてハイサイドトランジスタMHおよびローサイドトランジスタMLのオン、オフを切りかえ、出力端子102からスイッチング信号Vswを出力する。
ハイサイドトランジスタMH、ローサイドトランジスタMLの接続点は、出力端子102に接続される。図3のスイッチ出力回路100aは、出力端子102の天絡状態を検出し、ローサイドトランジスタMLを保護する機能を備える。
ドライバ10は、ハイサイドトランジスタMHのゲートに対して、パルス信号S1に応じたレベルを有するゲート電圧VgHを供給し、ハイサイドトランジスタMHのオン、オフを切りかえる。ドライバ10aは、ローサイドトランジスタMLのゲートに対して、パルス信号S1に応じたレベルを有するゲート電圧VgLを供給し、ローサイドトランジスタMLのオン、オフを切りかえる。
ハイサイドトランジスタMHがオンすると、出力端子102に生ずるスイッチング信号Vswは第1電源電圧Vdd1となり、ローサイドトランジスタMLがオンすると、スイッチング信号Vswは接地電圧(0V)となる。
短絡検出回路20aは、出力端子102が、第1固定電圧である接地電圧(0V)と対をなす第1電源電圧Vdd1(第2固定電圧)の印加されたメイン電源端子104と短絡した状態(天絡状態)を検出する。短絡検出回路20aは、天絡状態を検出すると所定レベル(ハイレベル)となる天絡検出信号S2aを、ドライバ10aに対して出力する。
ドライバ10aは、ローサイドトランジスタMLのオン状態において天絡状態が検出されると、ローサイドトランジスタMLのゲートソース間電圧Vgsを非短絡時よりも小さく設定し、オンの程度を弱める。
ドライバ10aは、バッファ12a、クランプ回路14aを含む。バッファ12aは、プリドライバ40aの出力信号にもとづいてローサイドトランジスタMLのゲート電圧VgLを生成する。
ドライバ10aのクランプ回路14aは、地絡検出信号S2が所定レベル(ハイレベル)のとき、つまりローサイドトランジスタMLのオン状態において天絡状態が検出されるとアクティブとなる。クランプ回路14aはアクティブの状態において、ローサイドトランジスタMLのゲートソース間電圧Vgsを所定電圧にクランプする。クランプ回路14aによって、ローサイドトランジスタMLのオンの程度が弱められる。
クランプ回路14aは、第4ツェナーダイオードD4、第4トランジスタM4を含む。第4ツェナーダイオードD4、第4トランジスタM4は、第1固定電圧端子である接地端子108とハイサイドトランジスタMHのゲートの間に直列に設けられる。
第4トランジスタM4のゲートには天絡検出信号S2aが入力されている。天絡状態が検出され天絡検出信号S2aがハイレベルとなると、第4トランジスタM4はオンとなり、クランプ回路14aがアクティブとなる。複数の第4ツェナーダイオードD4が、クランプレベルに応じて縦積みされてもよい。第4ツェナーダイオードD4の個数をn(nは自然数)とすると、ローサイドトランジスタMLのゲートソース間電圧Vgsは、ツェナー電圧Vzを用いて、
Vgs≒Vz×n
付近にクランプされる。
短絡検出回路20aは、接地端子(第1固定電圧端子)108と出力端子102の電位差、もしくはハイサイドトランジスタMHのゲートと接地端子(第1固定電圧端子)108の電位差を、しきい値電圧Vthと比較して天絡状態を検出する。図3のスイッチ出力回路100aは、後者をしきい値電圧Vthと比較する構成となっている。
ハイサイドトランジスタMHがオフの状態において、ハイサイドトランジスタMHのゲートとソース(つまり出力端子102)の電位は等しくなる。したがって、出力端子102と接地端子108間の電位差に代えて、ハイサイドトランジスタMHのゲートと接地端子108の電位差を監視することにより天絡を検出できる。
短絡検出回路20aは、第3ツェナーダイオードD3、第3トランジスタM3、第2抵抗R2を含む。
第3ツェナーダイオードD3、第3トランジスタM3、第2抵抗R2は、ハイサイドトランジスタMHのゲートと接地端子108の間に直列に設けられる。第3ツェナーダイオードD3は、所望のしきい値電圧Vthに応じて、ひとつもしくは複数設けられる。
第3トランジスタM3のゲートには、ローサイドトランジスタMLのゲート電圧VgLに応じた信号が入力される。つまり第3トランジスタM3はローサイドトランジスタMLがオンした状態においてオンし、短絡検出回路20aはアクティブ、つまり天絡を検出可能な状態となる。ローサイドトランジスタMLがオフのとき、短絡検出回路20aは非アクティブであり、天絡検出は無効化される。
出力端子102にコイル(インダクタンス成分)が接続される場合、通常動作において出力端子102のスイッチング信号Vswが負電圧となりうるため、出力端子102を監視すると、短絡検出回路がスイッチング動作に影響を及ぼすおそれがある。これに対し図3の回路によれば、ハイサイドトランジスタMHのゲート電圧を監視するため、この問題を解消できる。
短絡検出回路20aのしきい値電圧Vthは、
Vth≒n×Vz
となる。nは、第3ツェナーダイオードD3の個数である。天絡すると出力端子102の電位は第1電源電圧Vdd1(第2固定電圧)付近まで上昇する。このときハイサイドトランジスタMHのゲートと接地端子108の電位差はしきい値電圧Vthを超え、第3ツェナーダイオードD3、第3トランジスタM3を介して第2抵抗R2に電流が流れる。このとき第2抵抗R2には電圧降下が発生する。短絡検出回路20aは、第3トランジスタM3と第2抵抗R2の接続点の電位、つまり第2抵抗R2に生ずる電圧降下を、天絡状態を示す天絡検出信号S2aとして出力する。
過電流検出部30aは、接地端子108と出力端子102の間に、ローサイドトランジスタMLと直列に設けられる。過電流検出部30aはローサイドトランジスタMLに流れる電流Ioutを所定のしきい値と比較し、過電流状態を検出する。過電流検出部30aは、過電流状態において所定レベル(ハイレベル)となる過電流検出信号S3aを出力する。
タイマ32aは、過電流検出信号S3aを受け、過電流状態が所定時間(マスク時間Tmsk)継続するか否かを判定する。タイマ32aは、過電流状態がマスク時間Tmskの間継続すると所定レベル(ハイレベル)となるシャットダウン信号S4aを出力する。プリドライバ40aはシャットダウン信号S4aがハイレベルとなると、ローサイドトランジスタMLをオフさせる。
以上がスイッチ出力回路100aの構成である。図3のスイッチ出力回路100aによれば、図1のスイッチ出力回路100と同様のメカニズムによって、出力端子102が天絡しても、マスク時間Tmskの間ローサイドトランジスタMLに流れる出力電流Ioutを抑制でき、より確実な回路保護が実現できる。
さらに出力短絡時に、ただちにハイサイドトランジスタMHをオフするのではなく、マスク時間Tmskの間、回路を動作させるため、短時間で出力短絡が解消した場合に、高速な復帰が可能となる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
図3のプッシュプル形式のスイッチ出力回路100aに、図1のスイッチ出力回路100の構成要素を追加し、ハイサイドトランジスタMHに対して地絡保護機能を設けてもよい。
図1、図3の実施の形態では、短絡検出回路20(20a)にツェナーダイオードを用いて短絡状態を検出した。この場合、コンパレータを用いる場合に比べて高速に短絡を検出できるという利点がある。しかしながら、高速な応答性が要求されない場合や、回路面積に余裕がある場合、コンパレータを用いて短絡検出を行ってもよい。この場合、しきい値電圧Vthを任意に設定できるという利点がある。
実施の形態で説明した回路の、論理信号のハイレベル、ローレベルの設定は一例であり、適宜反転してもよい。また、MOSFETとバイポーラトランジスタの置換、NチャンネルとPチャンネルの置換も、本発明の範囲に含まれる。
実施の形態にもとづき、特定の語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能である。
第1の実施の形態に係るスイッチ出力回路の構成を示す回路図である。 図1のスイッチ出力回路の地絡状態におけるタイムチャートである。 第2の実施の形態に係るスイッチ出力回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
100…スイッチ出力回路、102…出力端子、104…メイン電源端子、106…ドライバ電源端子、108…接地端子、10…ドライバ、MH…ハイサイドトランジスタ、ML…ローサイドトランジスタ、20…短絡検出回路、30…過電流検出部、32…タイマ、40…プリドライバ、12…インバータ、14…クランプ回路、D1…第1ツェナーダイオード、D2…第2ツェナーダイオード、D3…第3ツェナーダイオード、D4…第4ツェナーダイオード、M1…第1トランジスタ、M2…第2トランジスタ、M3…第3トランジスタ、M4…第4トランジスタ、R1…第1抵抗、R2…第2抵抗、S1…パルス信号、S2…地絡検出信号、S3…過電流検出信号、S4…シャットダウン信号。

Claims (12)

  1. 第1電源電圧が印加される第1電源端子と出力端子の間に設けられるNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第1トランジスタと、
    前記出力端子と接地端子の間に設けられるNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第2トランジスタと、
    前記第1電源電圧より高い第2電源電圧の印加された第2電源端子と前記第1トランジスタのゲートの間に設けられた第3トランジスタと、前記出力端子と前記第1トランジスタのソースの間に設けられた第4トランジスタと、を含み、前記第1トランジスタのオン、オフを切りかえる第1ドライバと、
    前記第2トランジスタにゲート電圧を供給し、前記第2トランジスタのオン、オフを切りかえる第2ドライバと、
    前記第2トランジスタのオン状態において、前記第1トランジスタのゲートの電位にもとづいて、前記出力端子が前記第1電源電圧と短絡した天絡状態を示す天絡検出信号をアサートする第1短絡検出回路と、
    を備え、
    前記第2ドライバは、前記天絡検出信号がアサートされると、前記第2トランジスタのゲートソース間電圧を非短絡時よりも小さく設定し、オンの程度を弱めることを特徴とするスイッチ出力回路。
  2. 前記第1短絡検出回路は、前記第2トランジスタのオン状態において、前記第1トランジスタのゲートと接地端子の電位差が所定のしきい値電圧より大きくなると、前記出力端子が前記第1電源電圧と短絡した天絡状態を示す天絡検出信号をアサートすることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ出力回路。
  3. 前記第1短絡検出回路は、前記第1トランジスタのゲートと前記接地端子の間に直列に設けられた、
    カソードが高電位側となる向きで配置された第3ツェナーダイオードと、
    第5トランジスタと、
    第2抵抗と、
    を含み、前記第5トランジスタは前記第2トランジスタがオンした状態においてオンし、前記第5トランジスタと前記第2抵抗の接続点の電位を、前記天絡検出信号として出力することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ出力回路。
  4. 前記第2ドライバは、前記天絡検出信号がアサートされるとアクティブとなり前記第2トランジスタのゲートソース間電圧を所定電圧にクランプする第2クランプ回路を含むことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のスイッチ出力回路。
  5. 前記第2クランプ回路は、前記第1トランジスタのゲートと前記接地端子の間に直列に設けられた、
    第4ツェナーダイオードと、
    第6トランジスタと、
    を含み、前記第6トランジスタは、前記天絡検出信号がアサートされるとオンすることを特徴とする請求項に記載のスイッチ出力回路。
  6. 前記第1短絡検出回路は、前記第1トランジスタのゲートの電圧を所定のしきい値電圧と比較するコンパレータを含むことを特徴とする請求項1に記載のスイッチ出力回路。
  7. 前記第1トランジスタのオン状態において、前記第2電源端子と前記出力端子の電位差が所定のしきい値電圧より大きくなると、前記出力端子が前記接地端子と短絡した地絡状態を示す地絡検出信号をアサートする第2短絡検出回路をさらに備え、
    前記第1ドライバは、前記地絡検出信号がアサートされると、前記第1トランジスタのゲートソース間電圧を非短絡時よりも小さく設定し、オンの程度を弱めることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載のスイッチ出力回路。
  8. 前記第2短絡検出回路は、前記第2電源端子と前記出力端子の間に直列に設けられた、
    カソードが高電位側となる向きで配置された第2ツェナーダイオードと、
    第7トランジスタと、
    第1抵抗と、
    を含み、前記第7トランジスタは前記第1トランジスタがオンした状態においてオンし、前記第7トランジスタと前記第1抵抗の接続点の電位を、前記地絡検出信号として出力することを特徴とする請求項に記載のスイッチ出力回路。
  9. 前記第1ドライバは、前記地絡検出信号がアサートされるとアクティブとなり前記第1トランジスタのゲートソース間電圧を所定電圧にクランプする第1クランプ回路を含むことを特徴とする請求項7または8に記載のスイッチ出力回路。
  10. 前記第1クランプ回路は、前記第1トランジスタのゲートと前記出力端子の間に直列に設けられた、
    第1ツェナーダイオードと、
    トランジスタと、
    を含み、前記第トランジスタは、前記地絡検出信号がアサートされるとオンすることを特徴とする請求項に記載のスイッチ出力回路。
  11. 前記第1電源端子と前記出力端子の間に、前記第1トランジスタと直列に設けられた過電流検出部をさらに備え、
    前記過電流検出部により過電流状態が所定時間継続して検出されると、前記第1トランジスタをオフすることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のスイッチ出力回路。
  12. 第1電源電圧が印加される第1電源端子と出力端子の間に設けられるNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第1トランジスタと、
    前記出力端子と接地端子の間に設けられるNチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)の第2トランジスタと、
    前記第1電源電圧より高い第2電源電圧の印加された第2電源端子と前記第1トランジスタのゲートの間に設けられた第3トランジスタと、前記出力端子と前記第1トランジスタのソースの間に設けられた第4トランジスタと、を含み、前記第1トランジスタのオン、オフを切りかえる第1ドライバと、
    前記第2トランジスタにゲート電圧を供給し、前記第2トランジスタのオン、オフを切りかえる第2ドライバと、
    前記第1トランジスタのオン状態において、前記第2電源端子と前記出力端子の電位差が、所定のしきい値電圧より大きくなると、前記出力端子が前記接地端子と短絡した地絡状態を示す地絡検出信号をアサートする第2短絡検出回路と、
    を備え、
    前記第1ドライバは、前記地絡検出信号がアサートされると、前記第1トランジスタのゲートソース間電圧を非短絡時よりも小さく設定し、オンの程度を弱め、
    前記第2短絡検出回路は、前記第2電源端子と前記出力端子の間に直列に設けられた、
    カソードが高電位側となる向きで配置された第2ツェナーダイオードと、
    第7トランジスタと、
    第1抵抗と、
    を含み、前記第7トランジスタは前記第1トランジスタがオンした状態においてオンし、前記第7トランジスタと前記第1抵抗の接続点の電位を、前記地絡検出信号として出力するよう構成されることを特徴とするスイッチ出力回路。
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