JP2011052316A - 高強度で曲げ加工性に優れた銅合金 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】Sn、Znを含むCu−Ni−Si系銅合金であって、この銅合金の組織における平均結晶粒径、粗大第二相粒子の平均数密度、集合組織におけるCube方位の平均面積率と、Brass方位、S方位、Copper方位の3つの方位の平均合計面積率とをバランスさせ、高強度で曲げ加工性に優れた銅合金を得る。
【選択図】なし
Description
コルソン合金(以下、Cu−Ni−Si系銅合金とも言う)では、鋳造〜均熱〜熱間圧延工程および溶体化焼鈍工程において100nm以上の比較的粗大な第二相粒子が析出することが知られている。また一般的にも、粗大第二相粒子は曲げ加工時にボイドや亀裂の発生源となるため、粗大第二相粒子は数密度が少ないことが求められる。この点、本発明のような、更に、銅板の板厚が薄い、高強度化、厳しい曲げ加工などの条件下では、このような従来のレベル以上に、粗大第二相粒子を抑制する制御が必要となる。
粗大第二相粒子は、TEM(透過電子顕微鏡)を用いて10000倍の倍率にて観察を行い、10μm×10μmの範囲を任意に3箇所観察し、円相当径である、直径が0.1μm以上(100nm以上)の粗大な第二相粒子を観察する。そして、これら観察された第二相粒子の個数を測定し、計算により1μm2あたりの第二相粒子の数密度を計算した
。そして、この測定を試料の任意の3箇所について行い、その平均をとって平均数密度とした。
銅合金において、平均結晶粒径が小さいほど、強度‐曲げ加工性バランスが向上することが知られている。本発明者らは、前記厳しい条件下での曲げ加工では、結晶粒径が粗大となると結晶粒界に沿って亀裂が進展することを知見し、平均結晶粒径を15μm以下では、亀裂が結晶粒内を進展することを知見した。従って、高強度でかつ曲げ加工性を向上させるには、平均結晶粒径を15μm以下とすることが好ましく、10μm以下がより好ましい。
本発明者らは、曲げ加工時の亀裂が変形帯やせん断帯に沿って進むことに着目し、集合組織(方位粒)によって、180°の密着曲げ加工の際の変形帯やせん断帯の生成挙動が異なることを知見した。
このうち、Cube方位{001}<100>は、より多くのすべり系が活動できる方位である。このCube方位を面積率にて20%以上集積させることにより、局所的な変形の発達を抑制し、180°の密着曲げ加工性を向上させることが可能となる。このCube方位粒の集積率が低すぎると、前記局所的な変形の発達を抑制することができず、180°の密着曲げ加工性が低下する。したがって、本発明では、先ず、Cube方位{001}<100>の平均面積率を20%以上、好ましくは30%以上と規定する。一方、このCube方位粒の集積率が高すぎると、後述のBrass方位{011}<211>、S方位{123}<634>、Copper方位{112}<111>の3つの方位の平均合計面積率が低下して、強度が低下してしまう。したがって、高強度でかつ曲げ加工性を向上させるには、前記Cube方位の平均面積率を50%以下として、20〜50%の範囲とすることが好ましい。更に、30〜50%の範囲とすることがより好ましい。
本発明のように、集合組織制御を、前記した粗大第二相粒子の抑制や結晶粒径の微細化の組織制御と組み合わせで行う場合、180°の密着曲げ加工に対しては、前記した通り、前記Cube方位の平均面積率だけでなく、さらに、前記Brass方位{011}<211>、S方位{123}<634>、Copper方位{112}<111>の3つの方位の平均合計面積率とを、よりバランス良く存在させる必要がある。
電界放出型走査電子顕微鏡(Field Emission Scanning Electron Microscope:FESEM)に、後方散乱電子回折像[EBSP: ElectronBack Scattering (Scattered) Pattern]システムを搭載した結晶方位解析法を用いて、本発明では、製品銅合金の板厚方向の表面部の集合組織を測定し、平均結晶粒径の測定を行なう。
Goss方位{011}<100>
Rotated−Goss方位{011}<011>
Brass方位{011}<211>
Copper方位{112}<111>
(若しくはD方位{4411}<11118>
S方位{123}<634>
B/G方位{011}<511>
B/S方位{168}<211>
P方位{011}<111>
次に、本発明銅合金の化学成分組成について説明する。
本発明銅合金の化学成分組成は、0.2%耐力が650MPa以上の高強度レベルで、180°の密着曲げで割れが生じない、強度−曲げ加工性バランスに優れたコルソン合金を得るための前提となる。これに基づく本発明銅合金の化学成分組成は 質量%で、Ni:1.0〜3.6%、Si:0.2〜1.0%、Sn:0.05〜3.0%、Zn:0.05〜3.0%を各々含有し、更に、必要により、Fe、Mn、Mg、Co、Ti、Cr、Zrのうち一種または二種以上を合計で0.01〜3.0%を含有し、残部銅および不可避的不純物からなる銅合金とする。ここで本明細書にて記載の含有量%は全て質量%である。
Ni:1.0〜3.6%
Niは、Siとの化合物を晶出または析出させることにより、銅合金の強度および導電率を確保する作用がある。Niの含有量が1.0%未満と少な過ぎると、析出物の生成量が不十分であるため、所望の強度が得られないばかりか、銅合金組織の結晶粒が粗大化する。一方、Niの含有量が3.6%を越えて多過ぎると、導電率が低下するのに加えて、粗大な析出物の数が多くなりすぎ、曲げ加工性が低下する。したがって、Ni量は1.0〜3.6%の範囲とする。
Siは、Niとの前記化合物を晶・析出させて銅合金の強度および導電率を向上させる。Siの含有量が0.20%未満と少な過ぎる場合は、析出物の生成が不十分であるため、所望の強度が得られないばかりか、結晶粒が粗大化する。一方、Siの含有量が1.0%を越えて多過ぎると、粗大な析出物の数が多くなりすぎ、曲げ加工性が低下する。したがって、Si含有量は0.20〜1.0%の範囲とする。
Znは、電子部品の接合に用いるSnめっきやはんだの耐熱剥離性を改善し、熱剥離を抑制するのに有効な元素である。このような効果を有効に発揮させるために0.005%以上含有させる。しかし、過剰に含有すると、却って溶融Snやはんだの濡れ広がり性を劣化させ、また、含有量が多くなると、導電率も大きく低下させる。また、過剰に添加すると、Cube方位面積率が低下し、Brass方位、S方位、Copper方位の面積率が増加して、前記した両者の面積率のバランスが崩れる。したがって、Znは、耐熱剥離性向上効果と導電率低下作用とを考慮した上で、0.005〜3.0%の範囲、好ましくは0.005〜1.5%の範囲から、含有量を決定する。
Snは、銅合金中に固溶して強度向上に寄与し、この効果を有効に発揮させるために、0.05%以上含有させる。しかし、過剰に含有すると、その効果が飽和し、また、含有量が多くなると導電率を大きく低下させる。また過剰に添加するとCube方位面積率が低下し、Brass方位、S方位、Copper方位の面積率が増加する。したがって、Snは、強度向上効果と導電率低下作用とを考慮した上で、0.05〜3.0%の範囲、好ましくは0.1〜1.0%の範囲の範囲から、含有量を決定する。
これらの元素は、結晶粒微細化に効果がある。またSiとの間に化合物を形成させることで、強度、導電率が向上する。これらの効果を発揮させる場合には、選択的に、Fe、Mn、Mg、Co、Ti、Cr、Zrのうち一種または二種以上を合計で0.01%以上含有させる。しかし、これらの元素の合計含有量(総量)が3.0%を超えると、化合物が粗大になり、曲げ加工性を損なう。したがって、選択的に含有させる場合のこれら元素の含有量は、合計で(総量で)0.01〜3.0%の範囲とする。
次に、銅合金の組織を前記本発明規定の組織とするための、好ましい製造条件について以下に説明する。本発明銅合金は、基本的には、圧延された銅合金板であり、これを幅方向にスリットした条や、これら板、条をコイル化したものも本発明銅合金の範囲に含まれる。
熱間圧延の終了温度は550〜850℃とすることが好ましい。この温度が550℃より低い温度域で熱間圧延を行うと、再結晶が不完全なため不均一組織となり、曲げ加工性が劣化する。熱間圧延の終了温度が850℃より高いと、結晶粒が粗大化し、曲げ加工性が劣化する。この熱間圧延後は水冷することが好ましい。
この熱延板に対して、中延べと言われる冷間圧延を行う。この中延べ後の銅合金板は、溶体化処理と仕上げ冷間圧延が施され、更に時効処理されて、製品板厚の銅合金板とされる。
通常、前記仕上げ冷間圧延は、最終の溶体化処理を挟んで(溶体化処理の前後で)、前半と後半の2段に分けて行なわれる。通常法でも、仕上げ冷間圧延の加工率は、銅合金板の高強度化や、NiとSiとの析出物の析出量や微細析出確保のためにできるだけ高くする。しかし、この通常法では、最終の溶体化処理後の後半の仕上げ冷間圧延の加工率を高めるため、コルソン系高強度銅合金板の集合組織は、Cube方位{001}<100>以外の、S方位{123}<634>や、B方位{011}<211>が主体となりやすい。
最終溶体化処理は、所望の第二相粒子の析出状態、結晶粒径、集合組織を得るために重要な工程である。発明者らは、最終溶体化処理(溶体化焼鈍)の各温度域での組織を詳細に調査することにより、平衡状態に達しておらず、第二相の核生成が進行している低温域では、昇温速度が遅いほど、第二相粒子が微細化し、平衡状態に達することを見出した。また、第二相の粗大化が進行している高温域では、昇温速度が速いほど第二相粒子が微細化することを見出した。
ことができない。一方、二段目の溶体化焼鈍温度が900℃以上では、結晶粒径が15μm以上と粗大となってしまう。また二段目の溶体化の昇温速度が50℃/sよりも遅いと、昇温中に第二相粒子が成長し、粗大化してしまう。二段目の溶体化の降温(冷却)速度が100℃/sよりも遅いと冷却中に第二相粒子が成長し、粗大化してしまう。このため、二段目の溶体化焼鈍温度は800℃〜900℃以上とし、昇温速度は50℃/s以上、降温速度は100℃/s以上とする。
この溶体化処理後に、冷間圧延を20%で行う。この冷間圧延後に、強度を確保するための時効処理を施す。この時効処理は、高強度化、高曲げ加工化、高導電率化に寄与する微細なNiとSiなどの析出物を析出させる役割を果たす。
第二相粒子の数密度:
前記得られた各最終の銅合金板から組織観察片を採取し、以下の要領で第二相粒子の平均直径を求めた。TEM(透過電子顕微鏡)を用いて10000倍の倍率にて観察を行い、10μm×10μmの範囲を任意に3箇所観察し、観察される第二相粒子の個数を測定し、計算により1μm2 あたりの第二相粒子の平均数密度を計算した。また数密度は膜厚の影響が大きいため、TEM観察時の膜厚は100nmで一定とし、膜厚の誤差は±20nmを許容範囲とした。
得られた各試料の銅合金薄板から組織観察片を採取し、上述の要領で平均結晶粒径および各方位の平均面積率を、前記した電界放出型走査電子顕微鏡に後方散乱電子回折像システムを搭載した結晶方位解析法により測定した。具体的には、製品銅合金の圧延面表面を機械研磨し、更に、バフ研磨に次いで電解研磨して、表面を調整した試料を用意した。その後、日本電子社製FESEM(JEOL JSM 5410)を用いて、EBSPによる結晶方位測定並びに結晶粒径測定を行った。測定領域は300μm×300μmの領域であり、測定ステップ間隔0.5μmとした。
引張試験は、試験片の長手方向を圧延方向としたJIS13号B試験片を用いて、5882型インストロン社製万能試験機により、室温、試験速度10.0mm/min、GL=50mmの条件で、0.2%耐力(MPa) を測定した。同一条件の試験片を3本試験し、それらの平均値を採用した。
導電率は、試験片の長手方向を圧延方向として、ミーリングにより、幅10mm×長さ300mm の短冊状の試験片を加工し、ダブルブリッジ式抵抗測定装置により電気抵抗を測定して、平均断面積法により算出した。同一条件の試験片を3本試験し、それらの平均値を採用した。
銅合金板試料の曲げ試験は、以下の方法にて行った。板材を幅10mm、長さ30mmに切出し、1000kgfの荷重をかけて曲げ半径0.15mmでGood Way(曲げ軸が圧延方向に直角)に90°曲げを行った。その後、1000kgfの荷重をかけて180°密着曲げを実施し、曲げ部における割れの有無を50倍の光学顕微鏡で目視観察した。この際に、割れの評価は日本伸銅協会技術標準JBMA−T307に記載のA〜Eにて評価した。
大化している。このため、180°の密着曲げ性が劣っている。
するか、結晶粒が粗大化している。またCube方位の面積率も小さくなる。このため、180°の密着曲げ性が劣っている。
Claims (5)
- 質量%で、Ni:1.0〜3.6%、Si:0.2〜1.0%、Sn:0.05〜3.0%、Zn:0.05〜3.0%を各々含有し、残部銅および不可避的不純物からなる銅合金であって、この銅合金の組織において、平均結晶粒径が15μm以下で、かつ、直径が0.1μm以上の第二相粒子の平均数密度が5個/μm2 以下であるとともに、SEM−EBSP法による測定結果で、Cube方位{001}<100>の平均面積率が20%以上であり、かつ、Brass方位{011}<211>、S方位{123}<634>、Copper方位{112}<111>の3つの方位の平均合計面積率が40%以下である集合組織を有することを特徴とする高強度で曲げ加工性に優れた銅合金。
- 前記銅合金の集合組織において、前記Cube方位{001}<100>の平均面積率が20〜50%であり、かつ、前記Brass方位{011}<211>、前記S方位{123}<634>、前記Copper方位{112}<111>の3つの方位の平均合計面積率が20〜40%である請求項1に記載の高強度で曲げ加工性に優れた銅合金。
- 前記銅合金の集合組織において、全ての方位の結晶粒の数に対する前記Cube方位の結晶粒の数の割合(Cube方位の結晶粒の数/全ての方位の結晶粒の数)としての、前記Cube方位の結晶粒の平均数密度が8%以上である請求項1または2に記載の高強度で曲げ加工性に優れた銅合金。
- 前記銅合金が、更に、質量%で、Fe、Mn、Mg、Co、Ti、Cr、Zrのうち一種または二種以上を合計で0.01〜3.0%を含有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の高強度で曲げ加工性に優れた銅合金。
- 前記銅合金の0.2%耐力が650MPa以上で、かつ導電率が30%IACS以上である請求項1乃至4のいずれか1項に記載の高強度で曲げ加工性に優れた銅合金。
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