JP2011043378A - シートコイル型レゾルバ - Google Patents

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Abstract

【課題】小径化が可能であるとともに、シートコイルの配線が容易で、かつ信頼性の高いシートコイル型レゾルバを提供することを目的とする。
【解決手段】ロータ部201において、ロータトランスコイル205、206と、レゾルバロータコイル216、217とを軸方向に並べて配置する。また、ステータ部202において、ステータトランスコイル209、210と、レゾルバステータコイル236、237とを軸方向に並べて配置する。これにより外径寸法を押さえ、コイルからの配線の引き回しが容易で、かつ信頼性の高いシートコイル型レゾルバを得る。
【選択図】図2

Description

本発明は、導体をシートコイルによって構成したシートコイル型レゾルバに関する。
従来のシートコイル型レゾルバとしては、極対数Xの各1極分の角度が電気角で180°となるように平面状シートコイルによって形成した1相からなる励磁コイルと、励磁コイルに空隙を介して対向する平面状シートコイルによって形成した互いに電気角で90°の位相差を持つA相およびB相コイルの2相からなる検出コイルとを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この構成において、励磁コイルは、ロータ側に配置される。そして、励磁コイルに励磁電流を供給するためのトランスコイル(2次巻線)が、ロータにおける励磁コイルの軸側(軸中心側)に配置される。また、これら2つのコイルは、円盤形状のロータコアに面して配置されている。また、ロータ側のトランスコイル(2次巻線)に対向する位置にステータ側のトランスコイル(1次巻線)が配置され、両方のトランスコイルによりトランスコイル部が形成されている。また、ステータには、ロータの励磁コイルに対応する位置に上述したA相の検出コイルとB相の検出コイルとが2層構造で配置され、励磁コイルとA相およびB相の検出コイルによりレゾルバコイル部が形成されている。
特開平8−136211号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようなシートコイル型レゾルバにおいては以下のような問題点があった。すなわち、ロータ側においては、トランスコイル(2次巻線)が励磁コイルの軸側に配置され、ステータ側においては、トランスコイル(1次巻線)が検出コイルの軸側に配置されている。このコイル配置では、同心円状(同軸状)に2種類のコイルが軸側およびその外側に配置される。このため、ロータおよびステータはともに外径が大きくなり、小径化が困難であるという問題がある。また、固定側コアおよび回転側コアも必然的に外径が大きくなるため、形状が歪みやすいという問題がある。
さらに、シャフトとレゾルバ外周との距離が離れているため、遠心力が生じやすくなり、これによって、シャフトとロータコアとの間に応力が集中し易くなり、シャフトとロータの位置ずれやシャフトとロータの接合面の破断などが発生する危険性があるという問題がある。
また、ステータ側において、内側に配置されたトランスコイルの端子を外周に引出す必要があるが、その引出しスペースを確保するために、外側に配置されたレゾルバコイルのスペースを縮小する、あるいは、引き出し線の配線用に別の層を設けるなどの対応が必要となるという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、小径化が可能であるとともに、シートコイルの配線が容易で、かつ信頼性の高いシートコイル型レゾルバを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、 それぞれが平面形状を有する少なくとも一つのステータコイルパターンが同一面上の円周上に配置された構造を有するレゾルバステータコイル部およびステータトランスコイル部と、を含むステータ部と、それぞれが平面形状を有する少なくとも一つのロータコイルパターンが同一面上の円周上に配置された構造を有するレゾルバロータコイル部およびロータトランスコイル部と、を含み、前記ステータ部に対して軸方向において隙間を有した状態で対向して配置されるロータ部とを備え、前記レゾルバステータコイル部と前記ステータトランスコイル部とが前記軸方向に配置されると共に、前記レゾルバロータコイル部と前記ロータトランスコイル部とが前記軸方向に配置されることを特徴とするシートコイル型レゾルバである。
請求項1に記載の発明によれば、ステータ部においてレゾルバステータコイルとステータトランスコイルとが、同一面上ではなく、軸方向で分離された位置関係で配置される。また、ロータ部においてレゾルバロータコイルとロータトランスコイルとが、同一面上ではなく、軸方向で分離された位置関係で配置される。この構成によれば、レゾルバコイル(励磁コイル、検出コイル)とトランスコイルとが軸方向から見て少なくとも一部で重なる位置関係で配置される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記レゾルバステータコイル部と前記ステータトランスコイル部と前記レゾルバロータコイル部と前記ロータトランスコイル部のそれぞれは、各コイル部のパターン設計により決定されるパターン領域に応じて、外径寸法が個々に設定されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ステータ部においては、軸方向外側に配置されるステータコアの軸方向内側に前記ステータトランスコイル部、前記レゾルバステータコイル部の順に配置され、前記ロータ部においては、軸方向外側に配置されるロータコアの軸方向内側に前記ロータトランスコイル部、前記レゾルバロータコイル部の順に配置されることを特徴とする。
なお、軸方向内側というのは、ステータ部であれば、軸方向におけるロータ部に向かう方向のことをいい、ロータ部であれば、軸方向におけるステータ部に向かう方向のことをいう。また軸方向外側というのは、ステータ部であれば、軸方向におけるロータ部から離れる向きの方向のことをいい、ロータ部であれば、軸方向におけるステータ部から離れる向きの方向のことをいう。
請求項4に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ステータ部においては、軸方向外側に配置されるステータコアの軸方向内側に前記レゾルバステータコイル部、前記ステータトランスコイル部の順に配置され、前記ロータ部においては、軸方向外側に配置されるロータコアの軸方向内側に前記ロータトランスコイル部、前記レゾルバロータコイル部の順に配置されることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ステータ部においては、軸方向外側に配置されるステータコアの軸方向内側に前記ステータトランスコイル部、前記レゾルバステータコイル部の順に配置され、前記ロータ部においては、軸方向外側に配置されるロータコアの軸方向内側に前記レゾルバロータコイル部、前記ロータトランスコイル部の順に配置されることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記ステータ部においては、軸方向外側に配置されるステータコアの軸方向内側に前記レゾルバステータコイル部、前記ステータトランスコイル部の順に配置され、前記ロータ部においては、軸方向外側に配置されるロータコアの軸方向内側に前記レゾルバロータコイル部、前記ロータトランスコイル部の順に配置されることを特徴とする。
本発明によれば、シートコイルが、軸方向で分離され、同一面上に形成されないので、径方向の寸法を抑えることができる。このため、シートコイル型レゾルバの小径化が可能となる。また、一つのシートコイルに着目した場合に、その外周側に別のシートコイルが設けられることがないので、シートコイルからの引き出し配線の配置が容易となり、引き出し線の配線用に別の層を設けるなどの対応が不要となる。また、この引き出し配線の引き回し長さが短縮されることで、配線の断線や不良が生じ難くなり、高い信頼性を得ることができる。
実施形態のシートコイル型レゾルバを備えたACサーボモータの概要を示す断面図である。 実施形態のシートコイル型レゾルバの概要を示す断面図である。 実施形態のシートコイル型レゾルバの構造を示す分解斜視図である。 ロータ側のトランスコイルを示す軸方向から見た断面図である。 ロータ側の励磁コイルを示す軸方向から見た断面図である。 ステータ側のトランスコイルを示す軸方向から見た断面図である。 ステータ側の検出コイルを示す軸方向から見た断面図である。 レゾルバの配線構成を示した配線図であり、1相入力―2相出力の配線図(a)と、2相入力―1相出力の配線図(b)である。 他の実施形態のシートコイル型レゾルバの構造を示す分解斜視図である。 他の実施形態のシートコイル型レゾルバの構造を示す分解斜視図である。 他の実施形態のシートコイル型レゾルバの構造を示す分解斜視図である。
(1)第1の実施形態
(モータの構成)
以下、本発明を利用したシートコイル型レゾルバを備えたモータを説明する。図1は、本発明を利用したシートコイル型レゾルバを搭載したモータの概要を示す断面図である。図1には、モータ100が示されている。モータ100は、ACサーボモータであり、回転軸となるシャフト101を備えている。シャフト101は、ベアリング102および103によって回転自在な状態で支持されている。ベアリング102は、モータハウジング104に取り付けられ、ベアリング103は、モータハウジング104の上部に固定されたエンドキャップ108に取り付けられている。この構造により、シャフト101は、モータハウジング104に対して回転自在な状態で取り付けられている。またシャフト101には、複数の磁極に着磁された構造を有する永久磁石により構成されるモータロータ105が取り付けられている。
ラジアル方向においてモータロータ105に対向して、モータステータコア106が配置されている。モータステータコア106は、珪素鋼等の磁性材料により形成され、モータハウジング104に固定されている。モータステータコア106は、磁極の数に応じた突極を備えた構造(図示せず)を有し、複数の突極がモータロータ105を周囲から取り囲むようにして配置されている。このあたりは、通常のACサーボモータと同じであるので、詳しい説明は省略する。
モータステータコア106には、モータ巻線107が巻かれている。モータ巻線107の端部は、モータハウジング104外に引き出され(図示省略)、図示省略されたモータ駆動回路に接続されている。モータ100は、上部にシートコイル型レゾルバ200が一体化され、シャフト101の回転角を電気的に検出することが可能とされている。
(シートコイル型レゾルバの構成)
図2は、図1の符号Aの部分を拡大した断面図である。図3は、実施形態のシートコイル型レゾルバの分解斜視図である。図2、図3には、シート型レゾルバ200が示されている。シートコイル型レゾルバ200は、ロータ部201とステータ部202とを備えている。ロータ部201は、珪素鋼等の磁性材料を円盤形状に成形したロータコア203を備えている。ロータコア203のステータ部202側には、樹脂材料により構成される絶縁シート204が固定されている。なお、図3では、絶縁シート204は図示省略されている。後述するが、シートコイル型レゾルバ200は、軸倍角nXにおけるn=4の構成を有している。
(ロータ側の構造)
図4は、ロータ側のトランスコイルのパターンを示す断面図である。図4(a)、(b)には、軸に垂直な面で切った断面を軸方向(Z軸正方向)から見た状態が示され、図4(c)には、軸を含む軸に平行な面で切った断面が示されている。また、図4(c)のA−Aの断面が図4(a)に示され、図4(c)のB−Bの断面が図4(b)に示されている。
図2、図4に示すように、絶縁シート204には、ステータ部202側から遠い位置から順に、軸方向内側(ステータ部202の側)に向かってロータトランスコイル205、206、励磁コイルとして機能するレゾルバロータコイル216、217が埋設された状態で配置されている。なお、図3には、ロータトランスコイル205、206が一つにまとめられて概念的に記載され、レゾルバロータコイル216、217が1つにまとめられて概念的に記載されている。
ロータトランスコイル205、206は、スルーホール215により直列に接続されている。ロータトランスコイル205、206から引き出された配線(図示省略)は、レゾルバロータコイル216、217に接続されている。
図5は、レゾルバロータコイルの形状を示す断面図である。図5(a)は、図4(c)のC−Cの断面を軸方向(Z軸正方向)から見た状態を示し、図5(b)は、図4(c)のD−Dの断面を軸方向(Z軸正方向)から見た状態を示している。図5(a)には、第1層目(図2における上側)のレゾルバロータコイル216のパターンが示されている。また、図5(b)には、第2層目(図2における下側)のレゾルバロータコイル217が示されている。
図5に示すように、レゾルバロータコイルのコイルパターンとして各層に8個の渦巻き形状のコイルパターンが形成されている。すなわち、レゾルバロータコイル216は、レゾルバロータコイルパターン216a〜216hを備え、レゾルバロータコイル217は、レゾルバロータコイルパターン217a〜217hを備えている。
レゾルバロータコイルパターン216a〜216hは、同一平面上に形成され、隣接するコイルパターン同士は、軸方向から見て、機械角で45°(360°/8)ずれた位置関係とされている。この点は、レゾルバロータコイルパターン217a〜217hにおいても同じである。また、レゾルバロータコイルパターン216a〜216hは、図2の上の方向から見て、渦巻きの中心に向かって時計回り方向に渦を巻く形状を有し、レゾルバロータコイルパターン217a〜217hは、図2の上の方向から見て、渦巻きの中心に向かって反時計回り方向に渦を巻く形状を有している。
レゾルバロータコイル216と217は、相互に関係し、一体となってレゾルバのロータ側のコイルを構成している。この例では、レゾルバロータコイルパターン216aから口出線218が引き出され、レゾルバロータコイルパターン216hから口出線219が引き出され、この2本の口出線は、図4のロータトランスコイル205、206に接続されている。
以下、レゾルバロータコイルの接続構造について、励磁電流の流れに沿って説明する。励磁電流は交番電流であるが、ここでは説明を簡単にするために、口出線218に流れ込んだ励磁電流の流れに沿って説明する。
口出線218から流れ込んだ励磁電流は、レゾルバロータコイルパターン216aを時計回り方向に渦を巻くように内側に向かって流れ、絶縁シート204の表裏を導通させるスルーホール(例えば図4(c)の符号220)から2層目のレゾルバロータコイルパターン217aに至る。この電流は、レゾルバロータコイルパターン217aにおいて、渦巻きの中心から外側に向かって時計回り方向に渦を巻くように流れる。この電流の流れから分かるように、1層目のレゾルバロータコイルパターン216aが作る磁束と2層目のレゾルバロータコイルパターン217aが作る磁束は、同じ方向となり、磁束が増加する。つまり、コイルの位相で考えると、軸方向から見て重なる位置にあるレゾルバロータコイルパターン216aとレゾルバロータコイルパターン217aとは同位相とされている(渦巻きの巻き方の向きは逆となる)。
レゾルバロータコイルパターン217aを流れた電流は、レゾルバロータコイルパターン217bに流れ、そこで反時計回り方向に渦を巻くように渦巻きの中心に向かって流れる。この電流は、スルーホールから1層目のレゾルバロータコイルパターン216bに至り、そこで渦巻きの中心から外側に向かって反時計回り方向に渦を巻くように流れる。
レゾルバロータコイルパターン216aと216bに流れる電流を見れば分かるように、あるタイミングで見た隣接するレゾルバロータコイルパターン216a〜216hに流れる電流の向きは、逆回転方向であり、それらコイルが作る磁束は、向きが互いに逆となる。この点は、レゾルバロータコイルパターン217a〜217hにおいても同じである。
以上のようにして、レゾルバロータコイルパターン216a→217a→217b→216b→216c→217c→217d→216d→216e→217e→217f→216f→216g→217g→217h→216hと励磁電流が流れ、口出線219に至る。励磁電流は交番電流であるので、周期的に流れる向きが変わり、上記の場合と逆向きの流れとなった場合は、上記の逆の順序をたどって口出線219から218に向かって励磁電流が流れる。
この構成においては、レゾルバロータコイル216において、隣接するレゾルバロータコイルパターンが、裏面側のレゾルバロータコイルパターン介して、直列に接続されている。この点は、レゾルバロータコイルパターン217においても同じである。
以上がロータ部201の構造である。この構造によれば、シャフト101が回転すると、絶縁シート204に形成されたロータトランスコイル205および206、レゾルバロータコイル216および217がロータ部201と一体となってシャフト101と共に回転する。
(ステータ側の構造)
図2に示すように、ステータ部202は、珪素鋼材を円盤形状に加工することで得たステータコア207を備えている。ステータコア207は、エンドキャップ108(モータハウジング側)に固定されている。ステータコア207のロータ部201側には、絶縁シート208が固定されている。絶縁シート208は、絶縁シート204と同じ材料により構成されたシート状の絶縁部材である。
絶縁シート208には、ロータ部201に遠い側から順に軸方向内側(ロータ部201の側)に向かって、ステータトランスコイル209、210、検出コイルとして機能するレゾルバステータコイル236、237が埋設した状態で配置されている。なお、図3では、絶縁シート208は図示省略されている。
図6は、ステータ側のトランスコイルのパターンを示す断面図である。図6(a)、(b)には、軸に垂直な面で切った断面を軸方向(Z軸負方向)から見た状態が示され、図6(c)には、軸を含む軸に平行な面で切った断面が示されている。また、図6(c)のA−Aの断面が図6(a)に示され、図6(c)のB−Bの断面が図6(b)に示されている。
ステータトランスコイル209、210は、スルーホール211によって直列に接続され、ステータトランスコイル209、210から引き出された配線(図示省略)は、図示しない励磁信号の供給回路に接続されている。
以下、レゾルバステータコイル236、237について説明する。図7は、実施形態におけるレゾルバステータコイルを軸方向(図2の下の方向)から見た断面図(a)、(b)である。ここで、図7(a)は、図6(c)のC−Cの断面であり、図7(b)は、図6(c)のD−Dの断面である。
図7に示すように、ステータコイルパターンとして各層に16個の渦巻き形状のコイルパターンが形成されている。すなわち、レゾルバステータコイル236は、レゾルバステータコイルパターン236a〜236pを備え、レゾルバステータコイル237は、レゾルバステータコイルパターン237a〜237pを備えている。レゾルバステータコイルパターン236a〜236pは同一面上に形成されている。この点は、レゾルバステータコイルパターン237a〜237pも同じである。
ここで、レゾルバステータコイルパターン236a、236c、236e、236g、236i、236k、236mおよび236oがsin相検出コイルであり、レゾルバステータコイルパターン236b、236d、236f、236h、236j、236l、236nおよび236pがcos相検出コイルである。また、レゾルバステータコイルパターン237a、237c、237e、237g、237i、237k、237mおよび237oがsin相検出コイルであり、レゾルバステータコイルパターン237b、237d、237f、237h、237j、237l、237nおよび237pがcos相検出コイルである。
レゾルバステータコイル236と237は、相互に関係し、一体となってレゾルバのステータ側のコイルを構成している。この例では、レゾルバステータコイルパターン236aと236oからsin相の出力信号を出力するためのsin相口出線238aと238bが引き出され、レゾルバステータコイルパターン236bと236pからcos相の出力信号を出力するためのcos相口出線239aと239bが引き出されている。これらsin相口出線238aと238b、cos相口出線239aと239bは、シートコイル型レゾルバ200から外部に引き出され(図示省略)、回転角を算出するR/Dコンバータ(図示省略)に接続されている。
以下、レゾルバステータコイルの接続構造について説明する。まず、sin相の検出コイル群の接続構造について説明する。口出線238aは、レゾルバステータコイルパターン236aの外周側に接続されている。レゾルバステータコイルパターン236aは、この接続点から内側に向かって反時計回り方向に回転する導体パターンが延長した構造とされている。
レゾルバステータコイルパターン236aの渦巻きの中心に至った導体パターンは、絶縁シート208の表裏を導通させるスルーホール(例えば図6(c)の符号240)から2層目のレゾルバステータコイルパターン237aに渦巻きの中心に至る。
レゾルバステータコイルパターン237aでは、渦巻きの中心から外側に向かって反時計回り方向に導体パターンが延長し、その最外周の導体パターンが隣接するレゾルバステータコイルパターン237bの外側を迂回してレゾルバステータコイルパターン237cに接続されている。この接続点からレゾルバステータコイルパターン237cは、内側に向かって時計回り方向に回転しながら渦巻き状に導体パターンが延長し、その中心からスルーホールを経て、1層目のレゾルバステータコイルパターン236cの中心に接続されている。
この接続点からレゾルバステータコイルパターン236cは、時計回り方向に回転する向きで渦巻状に外側に向かって導体パターンが延長し、その最外周側が、隣接するレゾルバステータコイルパターン236dの内側を迂回してレゾルバステータコイルパターン236eに接続されている。
この接続パターンが繰り返されることで、sin相口出線238a→レゾルバステータコイルパターン236a→237a→237c→236c→236e→237e→237g→236g→236i→237i→237k→236k→236m→237m→237o→236oとつながり、sin相口出線238bに至る。このレゾルバステータコイルパターンの組は、sin相の出力を得るためのsin相検出コイル群となる。
同じように、cos相口出線239aから、レゾルバステータコイルパターン236b→237b→237d→236d→236f→237f→237h→236h→236j→237j→237l→236l→236n→237n→237p→236p→cos相口出線239bと繋がっている。このレゾルバステータコイルパターンの組は、cos相の出力を得るためのcos相検出コイル群となる。
各相のコイルパターンは、同一面においてsin相同士およびcos相同士が隣接しておらず、同じ相のものは一つ置きに配置されている。そして、軸方向に重なる位置にsin相同士、およびcos相同士のコイルが位置し、それらはコイルの位相がそろっている(つまり、一対の口出線間に電流を流した際に同じ向きの磁束を生成する)。また、1つ置きに配置された同相のレゾルバステータコイルパターン同士は、コイルの巻き方が反転する(逆となる)関係にされている。
また、周方向において隣接するレゾルバステータコイルパターンの2つが、図5のレゾルバロータコイルパターンの一つに対応した大きさとされている。例えば、レゾルバステータコイルパターン236aと、それに周方向において隣接するレゾルバステータコイルパターン236bが形成された領域と重ねることが可能な部分にレゾルバロータコイルパターン216a(図5参照)が形成されている。
また、周方向において隣接するレゾルバステータコイルパターンは、機械角にして22.5°(360°/16)ずれた位置関係とされている。この例では、軸倍角nXはn=4であるので、隣接するsin相検出コイルとcos相検出コイルとの機械角は、(90/(m×n))°におけるm=1、n=4の場合である。すなわち、軸倍角nX=4Xで1周期に対応する機械角は、(360°/4)=90°であり、この90度の角度範囲において、電気角で90°の位相差(2π/4)を得るために、90°の機械角を更に4等分した22.5°の機械角の差を隣接するレゾルバステータコイルパターン(隣接するsin相検出コイルパターンとcos相検出コイルパターン)に与えている。
(動作)
図8は、レゾルバの配線構成を示した配線図であり、各コイルの電気的な関係が概念的に示されている。図8(a)には、上述したシートコイル型レゾルバ200の電気的な構成が概念的に示されている。この構成において、ステータトランスコイル209、210(図2も参照)には、励磁のための交番電流が供給される。ステータトランスコイル209、210に励磁電流が供給されると、電磁誘導現象によりロータトランスコイル205、206に誘導電流が誘起され、それがレゾルバロータコイル216、217に供給される。この誘導電流を励磁電流として、レゾルバロータコイル216、217は、交番磁束を生成し、それがレゾルバステータコイル236、237に電磁誘導の原理により検出される。
レゾルバロータコイル216、217から生成される交番磁束は、レゾルバステータコイル236、237の2群に分けられた2相のコイル群(sin相検出コイル群とcos相検出コイル群)のそれぞれに、90°位相がずれた誘導電圧を生じさせる。すなわち、レゾルバロータコイル216、217が生成する交番磁束により、まずレゾルバステータコイルパターン236a、237a、237c、236c、236e、237e、237g、236g、236i、237i、237k、236k、236m、237m、237oおよび236oにより構成されるsin相の検出コイル群に、誘導電圧が誘起される。また、この誘導電圧とは、位相が90°ずれた誘導電圧が、レゾルバステータコイルパターン236b、237b、237d、236d、236f、237f、237h、236h、236j、237j、237l、236l、236n、237n、237pおよび236pにより構成されるcos相の検出コイル群に誘起される。
シャフト101が回転すると、ロータ部201がステータ部202に対して回転し、その回転の影響が、各相の検出コイル群に誘起されるsin相出力成分とcos相出力成分に現れる。例えば、ロータトランスコイル205、206にVext=Esinωtの励磁信号を供給すると、基準位置からのシャフト101の回転角θに応じてレゾルバステータコイル236、237のsin相の検出コイル群に数1で示される出力が現れ、cos相の検出コイル群に数2で示される出力が現れる。
Figure 2011043378
Figure 2011043378
ここで、kは比例定数、Eは励磁信号の振幅、ωは励磁周波数、αは位相ずれ角、nは1以上の任意の整数である。数1と数2は、Vsin/Vcos=tan(nθ)の関係があるから、VsinとVcosの値に基づいて図示しないR/Dコンバータにおいて、θが算出される。
(優位性)
シートコイル型レゾルバ200は、以下の優位性を備えている。まず、ロータ側においては、ロータトランスコイル205、206と、レゾルバロータコイル(励磁コイル)216、217が軸方向に重なる状態で配置されている。ステータ側においては、ステータトランスコイル209、210と、レゾルバステータコイル(検出コイル)236、237が軸方向に重なる状態で配置されている。
この構造によれば、ロータ側、ステータ側のそれぞれの外径が小さくなり、シートコイル型レゾルバの小径化が可能となる。例えば、従来比で、50mmΦの外径であったものが、約半分程度になる。一方、軸方向にトランスコイルとレゾルバコイルとを配置することで、ロータ側およびステータ側とも、軸方向の厚みが2つのトランスコイル部の厚さ分大きくなる。しかしながら、増加する厚みは、2つのトランスコイル部の厚みを合わせても数百μm程度であるため、コアを含めたレゾルバの全体の厚さにはほとんど影響はない。
また、シートコイル型レゾルバ200の構造によれば、ロータコア203およびステータコア207は、その外径が小さくなるため、構造的な歪みが生じ難くなる。また、この構造によれば、シャフト101と、シートコイル型レゾルバ200の外周との距離が近づくため、ロータ部201の回転時に生じる遠心力を従来技術における構造に比較して小さくできる。このため、シャフト101とロータコア203との間の応力集中が減少し、シャフト101とロータ部201の間における位置ずれや、シャフト101とロータ部201の接合面の破断などが発生する危険性が低減する。
また、各シートコイルを軸方向に分離された位置関係で配置したので、各コイルの端子を外周に容易に引出せるようになるとともに、従来のように、ステータ側のそれぞれの内側に配置されたトランスコイルの端子を外周に引出すことによる弊害(内側に配置されたトランスコイルの端子の引出しスペースを確保するために、外側に配置されたレゾルバコイルのスペースを縮小する、あるいは、引き出し線の配線用に別の層を設けるなど)がなくなる。このため、コイルパターンの引き回しの自由度が増加し、コイルスペースの有効活用ができる。また、構造が簡素化される。
また、従来の構造では、トランスコイル部とレゾルバコイル部とが同一面に配置されていたため、各コイル部のパターン領域が相互に干渉しあい、パターン領域の自由度が低かったが、本発明では、各コイル部が別々の面に形成されているため、各コイル部は、他のコイル部のパターン領域に干渉されず、それぞれのパターン設計により決定されるパターン領域に応じて、外径寸法を個々に自由に設定することができる。このため、設計の自由度が拡大され、またコイルの性能を有効に引き出せる設計が可能となる。
(2)第2の実施形態
図8(a)には、1相入力−2相出力の構成が例示されているが、図8(b)に示すように2相入力−1相出力の構成としてもよい。この場合、レゾルバステータコイル701が、sin相コイル703とcos相コイル704とにより構成され、これらコイルに各相の励磁電流が供給される。そして、sin相コイル703とcos相コイル704から生成される交番磁場がレゾルバロータコイル705で検出され、その検出信号が、ロータトランスコイル706からステータトランスコイル707に伝送され、図示しないRDコンバータに出力される。
この構成においても、レゾルバコイルとトランスコイルとが、軸方向に並べて配置されるので、第1の実施形態の場合と同様の優位性を得ることができる。
(3)第3の実施形態
トランスコイルとレゾルバコイルの位置関係は、第1の実施形態の構成に限定されない。図9は、他の実施形態の構成を示す分解斜視図である。図9には、ロータ部901とステータ部902を備えたシートコイル型レゾルバ900が示されている。
シートコイル型レゾルバ900のロータ部901は、ステータ部902に遠い部分から順に、ロータコア903、ロータトランスコイル904、レゾルバロータコイル905と配置された構造とされている。この構成は、基本的に第1の実施形態と同じである。そして、ステータ部902は、ロータ901に近い部分から順に、ステータトランスコイル906、レゾルバステータコイル907、ステータコア908と配置された構造とされている。
図9に示す構成は、ステータ部902の構成が第1の実施形態と異なっている。すなわち、シートコイル型レゾルバ900のステータ部902は、ロータ部901に近い部分から順に、ステータトランスコイル906、レゾルバステータコイル907、ステータコア908と配置された構成とされている。この構成では、ステータトランスコイルとレゾルバステータコイルの軸方向における位置関係が、第1の実施形態の場合と逆となっている。
本実施形態の場合も第1の実施形態の場合と同様な優位性を得ることができる。これは、以下に述べる第4の実施形態、第5の実施形態の場合も同じである。
(4)第4の実施形態
図10は、他の実施形態の構成を示す分解斜視図である。図10には、ロータ部911とステータ部912を備えたシートコイル型レゾルバ910が示されている。シートコイル型レゾルバ910のロータ部911は、ステータ部912に遠い部分から順に、ロータコア913、レゾルバロータコイル914、ロータトランスコイル915と配置された構造とされている。この構成では、レゾルバロータコイルとロータトランスコイルの軸方向における位置が、第1の実施形態の場合と逆となっている。
そして、ステータ部912は、第1の実施形態と同様に、ロータ部911に近い部分から順に、レゾルバステータコイル916、ステータトランスコイル917、ステータコア918と配置された構造を有している。
(5)第5の実施形態
図11は、他の実施形態の構成を示す分解斜視図である。図11には、ロータ部921とステータ部922を備えたシートコイル型レゾルバ920が示されている。シートコイル型レゾルバ920のロータ部921は、ステータ部922に遠い部分から順に、ロータコア923、レゾルバロータコイル924、ロータトランスコイル925と配置された構造とされている。この構成では、レゾルバロータコイルとロータトランスコイルの軸方向における位置が、第1の実施形態の場合と逆となっている。
そして、ステータ部922は、ロータ部921に近い部分から順に、ステータトランスコイル926、レゾルバステータコイル927、ステータコア928と配置された構造を有している。この構成では、ステータトランスコイルとレゾルバステータコイルの軸方向における位置関係が、第1の実施形態の場合と逆となっている。
(6)その他
ステータ側のレゾルバコイル部のsin相およびcos相のコイルパターンの構成は実施形態に限定されない。例えば、従来例(特開平8−136211号公報)のように、sin相とcos相のコイルパターンの層が別々の層構造で構成されていても適用可能である。軸倍角は4Xに限定されない。任意の軸倍角に適用可能である。各シートコイル部のコイルパターンの形状は、実施形態の形状に限定されない。各シートコイル部の層構造は2層構造に限定されない。それぞれ、1層あるは3層以上で形成されていても構わない。各シートコイル部の層構造は、個々に自由に設計可能である。
本発明は、シートコイル型のレゾルバに利用することができる。
100…モータ、101…シャフト、102,103…ベアリング、104…モータハウジング、105…モータロータ、106…モータステータコア、107…モータ巻線、108…エンドキャップ、200…シートコイル型レゾルバ、201…ロータ部、202…ステータ部、203…ロータコア、204,208…絶縁シート、205,206…ロータトランスコイル、207…ステータコア、209,210…ステータトランスコイル、211,215,220…スルーホール、216,217…レゾルバロータコイル、218,219…レゾルバロータコイル口出線、216a〜h,217a〜h…レゾルバロータコイルパターン、236,237…レゾルバステータコイル、236a〜p,237a〜p…レゾルバステータコイルパターン、238a,238b…sin相口出線、239a,239b…cos相口出線、240…スルーホール、701…レゾルバステータコイル、703…sin相コイル、704…cos相コイル、705…レゾルバロータコイル、706…ロータトランスコイル、707…ステータトランスコイル、900…シートコイル型レゾルバ、901…ロータ部、902…ステータ部、903…ロータコア、904…ロータトランスコイル、905…レゾルバロータコイル、906…ステータトランスコイル、907…レゾルバステータコイル、908…ステータコア、910…シートコイル型レゾルバ、911…ロータ部、912…ステータ部、913…ロータコア、914…レゾルバロータコイル、915…ロータトランスコイル、916…レゾルバステータコイル、917…ステータトランスコイル、918…ステータコア、920…シートコイル型レゾルバ、921…ロータ部、922…ステータ部、923…ロータコア、924…レゾルバロータコイル、925…ロータトランスコイル、926…ステータトランスコイル、927…レゾルバステータコイル、928…ステータコア。

Claims (6)

  1. それぞれが平面形状を有する少なくとも一つのステータコイルパターンが同一面上の円周上に配置された構造を有するレゾルバステータコイル部およびステータトランスコイル部と、を含むステータ部と、
    それぞれが平面形状を有する少なくとも一つのロータコイルパターンが同一面上の円周上に配置された構造を有するレゾルバロータコイル部およびロータトランスコイル部と、を含み、前記ステータ部に対して軸方向において隙間を有した状態で対向して配置されるロータ部と
    を備え、
    前記レゾルバステータコイル部と前記ステータトランスコイル部とが前記軸方向に配置されると共に、前記レゾルバロータコイル部と前記ロータトランスコイル部とが前記軸方向に配置されることを特徴とするシートコイル型レゾルバ。
  2. 前記レゾルバステータコイル部と前記ステータトランスコイル部と前記レゾルバロータコイル部と前記ロータトランスコイル部のそれぞれは、各コイル部のパターン設計により決定されるパターン領域に応じて、外径寸法が個々に設定されることを特徴とする請求項1に記載のシートコイル型レゾルバ。
  3. 前記ステータ部においては、軸方向外側に配置されるステータコアの軸方向内側に前記ステータトランスコイル部、前記レゾルバステータコイル部の順に配置され、前記ロータ部においては、軸方向外側に配置されるロータコアの軸方向内側に前記ロータトランスコイル部、前記レゾルバロータコイル部の順に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のシートコイル型レゾルバ。
  4. 前記ステータ部においては、軸方向外側に配置されるステータコアの軸方向内側に前記レゾルバステータコイル部、前記ステータトランスコイル部の順に配置され、前記ロータ部においては、軸方向外側に配置されるロータコアの軸方向内側に前記ロータトランスコイル部、前記レゾルバロータコイル部の順に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のシートコイル型レゾルバ。
  5. 前記ステータ部においては、軸方向外側に配置されるステータコアの軸方向内側に前記ステータトランスコイル部、前記レゾルバステータコイル部の順に配置され、前記ロータ部においては、軸方向外側に配置されるロータコアの軸方向内側に前記レゾルバロータコイル部、前記ロータトランスコイル部の順に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のシートコイル型レゾルバ。
  6. 前記ステータ部においては、軸方向外側に配置されるステータコアの軸方向内側に前記レゾルバステータコイル部、前記ステータトランスコイル部の順に配置され、前記ロータ部においては、軸方向外側に配置されるロータコアの軸方向内側に前記レゾルバロータコイル部、前記ロータトランスコイル部の順に配置されることを特徴とする請求項1または2に記載のシートコイル型レゾルバ。
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