JPH11325964A - シ―トコイル形レゾルバ - Google Patents

シ―トコイル形レゾルバ

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JPH11325964A
JPH11325964A JP790799A JP790799A JPH11325964A JP H11325964 A JPH11325964 A JP H11325964A JP 790799 A JP790799 A JP 790799A JP 790799 A JP790799 A JP 790799A JP H11325964 A JPH11325964 A JP H11325964A
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透 鹿山
Akihiko Maemura
前村  明彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検出電圧の低下を招くことなく小型化できると
共に、シートコイル貼り付け時に芯ずれが生じても鎖交
磁束の振幅変動を抑えることができる、角度誤差の小さ
い、安価なシートコイル形レゾルバを提供する。 【解決手段】円板状の回転子4を2個の円板状の固定子
2、3が軸方向に空隙を介して挟み込み、回転子4の両
面には回転トランス2次側パターンとレゾルバ励磁相パ
ターンを形成した回転側シートコイル6を貼り付け、回
転トランス2次側パターンに対向する固定子2には回転
トランス1次側パターンを形成した固定側シートコイル
5を貼り付け、レゾルバ励磁相パターンに対向する固定
子3にはレゾルバ検出相パターンを形成した固定側シー
トコイル5を貼り付けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートコイルで構
成された小型・薄型のシートコイル形レゾルバに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のシートコイル形レゾルバには、1
相からなる励磁相の平面状シートコイルと2相からなる
検出相の平面状シートコイルが空隙を介して配置されて
構成されるものがある。検出相は薄膜の絶縁シート層を
挟んで、表側と裏側に銅箔で形成された渦巻き状パター
ンからなる検出相と、同じく薄膜の絶縁シート層を挟ん
で、裏側には同一のパターンであるが前記検出相と電気
角90度の位相差を持つもう一つの検出相が配置されて
おり、一方、励磁相は薄膜の絶縁シート層を挟んで、表
側と裏側に同一の渦巻き状パターンが位相差なく配置さ
れている。このシートコイル形レゾルバは、エッチング
等により精密にパターン化された渦巻き状パターンによ
って、検出相の鎖交磁束が回転角度によって精度良く正
弦波状に変化し、角度誤差の小さいレゾルバとなってい
る(例えば、特開平8−84449号公報)。また、シ
ートコイル形レゾルバと同等の機能を有するものとし
て、次のような回転トランスが開示されている。この回
転トランスは、絶縁体よりなる薄膜状の基板の表裏に形
成した一対の二次側の導体パターンを、円の一部に間隙
を設けた同心円状で多段の薄膜導体により形成して、薄
膜導体間の端部をジャンパ線で接続するように構成して
おり、この2次側を、スルーホールを介してトランスの
1次側に空隙を介して対向配置したものである(例え
ば、特開平8−306562号公報)。また、他の従来
のシートコイル形レゾルバには、回転トランスのパター
ンをレゾルバのパターンの内側に設け、回転トランスの
パターンとレゾルバのパターンを一体化したものがある
(特開平8−136211号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は次のような問題点があった。 (1)特開平8−136211号記載の回転トランス形
レゾルバは、回転トランスのパターンとレゾルバのパタ
ーンを一体化したため、加工工数を低減し低コスト化は
得られるものの、小型にするときは外径を小さくしなけ
ればならず、そのため回転トランスのパターンが非常に
小さくなってしまい、磁束と巻数の減少に伴う変圧比の
低下が生じ、所定の検出電圧を得ることができなかっ
た。また、検出相パターンが回転トランスの作る磁束を
鎖交するので、大きな残留電圧が発生し角度誤差が大き
なものとなっていた。 (2)特開平8−84449号記載のレゾルバ、特開平
8−306562号記載の回転トランスは、導体のシー
トコイル貼り付け時の芯ずれによって、1次側と2次側
の中心が一致しなくなり、そして、そのシートコイルが
回転すると、鎖交磁束の振幅に機械角360度の変動成
分が現れるようになった。このように従来技術では、シ
ートコイル貼り付け時に若干の芯ずれを起こしただけ
で、大きな角度誤差を引き起こすという問題があった。
また、シートコイル貼り付け精度や組立精度を向上すれ
ば角度誤差を低減できるものの、これはかえってコスト
高となり、本来の安価を目的とした効果を失うという問
題があった。そこで、本発明は、検出電圧の低下を招く
ことなく小型化できると共に、シートコイル貼り付け時
に芯ずれが生じても鎖交磁束の振幅変動を抑えることが
できる、角度誤差の小さい、安価なシートコイル形レゾ
ルバを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するため
に、請求項1記載の本発明は、円板状の回転子と、前記
回転子の軸方向に空隙を介して挟み込むように配置され
た2個の円板状の固定子が備えられ、前記回転子は、円
板状の軟磁性体の両面に、各々回転トランス2次側パタ
ーンとレゾルバ励磁相パターンを形成した回転側シート
コイルが貼り付けられ、前記回転トランス2次側パター
ンに対向する一方の前記固定子は、円板状の軟磁性体に
回転トランス1次側パターンを形成した固定側シートコ
イルが貼り付けられ、前記レゾルバ励磁相パターンに対
向する他方の前記固定子は、円板状の軟磁性体にレゾル
バ検出相パターンを形成した固定側シートコイルが貼り
付けられていることを特徴としたものである。請求項2
に記載の本発明は、請求項1記載のシートコイル形レゾ
ルバにおいて、前記回転側シートコイルは、前記レゾル
バ励磁相パターンを形成した円板部と、前記回転トラン
ス2次側パターンを形成した円板部と、前記レゾルバ励
磁相パターンと前記回転トランス2次側パターンを接続
する渡り線を形成した直線部とが1枚のシートで形成さ
れたことを特徴としている。請求項3に記載の本発明
は、請求項1記載のシートコイル形レゾルバにおいて、
前記固定側シートコイルは、前記レゾルバ検出相パター
ンを形成した円板部と、前記回転トランス1次側パター
ンを形成した円板部と、該2つの円板部を繋ぐ直線部と
が1枚のシートで形成されたことを特徴としている。請
求項4に記載の本発明は、請求項1または2記載のシー
トコイル形レゾルバにおいて、円板部の両面に形成され
た前記回転トランス2次側パターンは外側から内側に渦
巻くパターンであって互いに直列接続されており、円板
部の両面に形成された前記レゾルバ励磁相パターンは両
面とも周方向にNを自然数とする2N個の渦巻くパター
ンが配置されるとともに、表面と裏面の渦巻きの中心が
周方向の同じ位置に配置され、4N個の渦巻きが直列接
続されて軸倍角NXとなっていることを特徴としたもの
である。請求項5に記載の本発明は、請求項1または3
に記載のシートコイル形レゾルバにおいて、円板部の両
面に形成された前記回転トランス1次側パターンは外側
から内側に渦巻くパターンであって互いに直列接続され
ており、円板部の両面に形成された前記レゾルバ検出相
パターンは、一方の面がα相、他方の面がβ相であっ
て、それぞれ周方向に2N個の渦巻くパターンが配置さ
れるとともに、α相とβ相の渦巻きの中心位置が互いに
周方向に90/N度ずれており、2N個の渦巻きがそれ
ぞれ直列接続されて軸倍角NXとなっていることを特徴
としたものである。請求項6記載の本発明は、請求項1
から5までの何れか1項に記載のシートコイル形レゾル
バにおいて、前記回転トランス2次側パターンの外径と
前記回転トランス1次側パターンの外径は、何れか一方
が他方に比べて大きくしたことを特徴としたものであ
る。請求項7記載の本発明は、請求項1から6までの何
れか1項に記載のシートコイル形レゾルバにおいて、前
記回転トランス2次側パターンのパターンピッチを
λ 2、前記回転トランス1次側パターンのパターンピッ
チをλ1とした場合、前記回転トランス2次側パターン
の最外径導体の半径r2と前記回転トランス1次側パタ
ーンの最外径導体の半径r1が、0<r2−r1≦4×
λ2、もしくは、0<r1−r2≦4×λ1の関係にしたこ
とを特徴としたものである。請求項8記載の本発明は、
請求項1から5までの何れか1項に記載のシートコイル
形レゾルバにおいて、前記レゾルバ励磁相パターンの外
径が前記レゾルバ検出相パターンの外径より大きく、か
つ前記レゾルバ励磁相パターンの内径が前記レゾルバ検
出相パターンの内径より小さいか、若しくは、前記検出
相パターンの外径が前記励磁相パターンの外径より大き
く、かつ前記検出相パターンの内径が前記励磁相パター
ンの内径より小さくしたことを特徴としたものである。
請求項9記載の本発明は、請求項1、2、3、4、5、
8の何れか1項に記載のシートコイル形レゾルバにおい
て、前記レゾルバ励磁相パターンのパターンピッチをλ
θ、前記レゾルバ検出相パターンのパターンピッチをλ
αとし、前記レゾルバ励磁相パターンの最外径導体の半
径rθOと前記回転トランス1次側パターンの最外径導
体の半径rαO、前記レゾルバ励磁相パターンの最内径
導体の半径rθIと前記回転トランス1次側パターンの
最内径導体の半径rαiが、0<rαO−rθO ≦4×λ
αで、かつ0<rθi−rαi ≦4×λα、もしくは、
0<rθO−rαO ≦4×λθで、かつ0<rαi −r
θi ≦4×λθの関係にしたことを特徴としたものであ
る。上記手段により、請求項1から5までの本発明は、
外径を小さくしても回転トランスの面積は従来のものよ
り大きくできるので、検出電圧は従来のものより低下す
ることはない。また回転トランスのパターンとレゾルバ
のパターンが同一面にないので、回転トランスの作る磁
束はレゾルバの検出相パターンに全く鎖交することがな
い。従って残留電圧の問題が解消され、精度の良いシー
トコイル形レゾルバを提供できる。また、請求項6から
9までの本発明は、シートコイル貼り付け時の芯ずれや
回転子の芯回転、芯ずれが起きても、鎖交磁束の振幅の
変動が小さく、角度誤差が大きくなることがない。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施例を示すシー
トコイル形レゾルバの断面図である。図2は固定側シー
トコイルのパターンの平面図を展開したものであって、
(a)は表面のパターンを示しており、(b)は(a)
の表面から透視した裏面のパターンを示している。図3
は回転側シートコイルのパターンの平面図を展開したも
のであって、(a)は表面のパターンを示しており、
(b)は(a)の表面から透視した裏面のパターンを示
している。これらの図では軸倍角2X、1相励磁/2相
出力形のレゾルバを例としている。2Xとは、極対数2
のレゾルバであり、軸倍角として表示する場合は通常X
を付記する。本発明のシートコイル形レゾルバの特徴を
以下に説明する。図1において、回転子4とその軸方向
両側面に設けた2個の固定子2、3から構成されてい
る。回転子4は薄い円板のフェライトでできたバックヨ
ーク41の両面に回転側シートコイル6のそれぞれ円板
部61、62が貼り付けられている。回転側シートコイ
ル6は、導体として銅箔を用い、薄膜の絶縁シート層の
両面にコイルパターンが形成されている。また回転子4
のバックヨーク41の一方の面には、中央にシャフト1
が接着等によって垂直に固着されており、固定子2を構
成するバックヨーク21の中央にはシャフト1を通すた
めの穴が設けられている。
【0006】まず、固定側シートコイルについて、図2
を用いて説明する。固定側シートコイル5は、2つの円
板部51、52と、それをつなぐ直線部53と、直線部
53の中央付近の一方から側方に伸びる突起部54とで
形成されており、円板部51、52にはそれぞれ回転ト
ランス1次側パターン55とレゾルバ検出相パターン5
6、57が形成されている。レゾルバ検出相パターン5
6、57は、表面のパターンがα相56であり、裏面の
パターンがβ相57である。回転トランス1次側パター
ン55は円板部51の中央付近から外側に向う渦巻きと
なっており、その端子58は突起部54の両面に2つ
(+、−)設けられている。端子58の表面の(+)と
裏面の(−)は、それぞれ表面の渦巻きの外側と裏面の
渦巻きの外側に繋がっており、さらに中央付近のスルー
ホール59で互いに繋がっている。表面と裏面のパター
ンは同じ表面から見ると同じ方向に渦巻いており、1つ
のコイルをなしている。
【0007】レゾルバ検出相パターン56、57はそれ
ぞれ周方向に4個の渦巻き状パターンが形成されてお
り、互いに周方向に半ピッチずれている。したがって電
気角で90度ずれ、機械角で45度ずれた配置となって
いる。レゾルバ検出相パターン(α相)56の端子58
は突起部54の裏面に2つ(SA1、SA2)設けられ
ており、裏面の渦巻きコイルパターンの間のスルーホー
ル50を通って表面の渦巻きパターンの中心に接続され
ている。その渦巻きの外側は渡り線によって隣の渦巻き
の外側に繋がっており、さらに、その中心はスルーホー
ル50を通じて裏面で互いに繋がっている。レゾルバ検
出相パターン(β相)57の端子58は突起部54の表
面に2つ(SB1、SB2)設けられており、表面の渦
巻きコイルパターンの間のスルーホール50を通って裏
面の渦巻きパターンの中心に接続されている。その渦巻
きの外側は渡り線によって隣の渦巻きの外側に繋がって
おり、さらに、その中心はスルーホール50を通じて表
面で互いに繋がっている。
【0008】次に、回転側シートコイルについて、図3
を用いて説明する。回転側シートコイル6は2つの円板
部61、62とそれをつなぐ直線部63とで構成されて
おり、円板部61、62には、それぞれ回転トランス2
次側パターン64とレゾルバ励磁側パターン65が形成
されている。レゾルバ励磁相パターン65は両面とも周
方向に4個の渦巻き状パターンが形成されており、両面
の周方向位置は同じになっている。これらのパターンは
全てが直列に接続されており、次のようになっている。
直線部63の両面には、それぞれ回転トランス2次側パ
ターン64とレゾルバ励磁側パターン65を繋ぐ渡り線
が形成されている。それぞれ回転トランス2次側パター
ン64の両面に形成された渦巻きの外側に繋がってお
り、渦巻きの内側ではスルーホール66を介して互いに
接続されている。直線部63の表面の渡り線は、レゾル
バ励磁側パターン65の表面にある1つの渦巻きの外側
に繋がっており、その中央でスルーホール67を介して
裏面の渦巻きの中央に繋がっている。裏面の渦巻きの外
側はその隣の渦巻きの外側に繋がっており、更にその渦
巻きの中心でスルーホール67を介して表面の渦巻きに
繋がっている。同じような繋ぎ方が繰返され、最後は直
線部63の裏面の渡り線に繋がっている。
【0009】以上のように形成された固定側シートコイ
ル5と回転側シートコイル6は、直線部53、63で折
り曲げられ、それぞれ固定子2、3のバックヨーク2
1、31と回転子のバックヨーク41に貼付けられてい
る。そして、固定側シートコイル5の回転トランス1次
側パターン55と回転側シートコイル6の回転トランス
2次側パターン64とが対向し、固定側シートコイル5
のレゾルバ検出相パターン56、57と回転側シートコ
イル6のレゾルバ励磁側パターン65とが対向するよう
配置されている。
【0010】次に動作について説明する。このように構
成されたシートコイル形レゾルバにおいて、固定側にあ
る回転トランス1次側パターン55の端子58(+、
−)から高周波の電圧を印加することにより、まず回転
側の回転トランス2次側パターン64に電圧が誘起され
る。その電圧によってレゾルバ励磁相パターン65に電
流が流れ、周方向に山と谷を持つ磁束分布を作る。その
磁束が固定側のレゾルバ検出相パターン56、57に鎖
交すると、回転角に応じて振幅が変化する検出電圧を得
ることができる。またα相のレゾルバ検出相パターン5
6とβ相のレゾルバ検出相パターン57が電気角で90
度の位相差をもって配置されているため、その検出電圧
の振幅も電気角で90度の位相差で変化し、1相励磁/
2相出力形のレゾルバとして機能している。
【0011】本発明の第1の実施例は、回転トランス2
次側パターンとレゾルバ励磁相パターンを両面に備えた
回転子と、回転子の軸方向両側に空隙を介して挟むよう
に回転トランス1次側パターンとレゾルバ検出相パター
ンを備えた固定子を配置するレゾルバを構成したので、
本発明に対して、従来の回転トランスのパターンをレゾ
ルバのパターンの内側に設けたものと比較すると、本発
明の回転トランスのパターンは、従来と同じ外径の場
合、約4倍の面積となる。その結果、ターン数が1次側
と2次側を合わせて8倍になり、さらにパーミアンスの
増加によって回転トランスの2次側が鎖交する磁束は格
段に大きくなる。すなわち、所定の検出電圧を得る場合
は、本実施例の方が従来に比べ大きく消費電力を低減す
ることができる。また、回転トランスのパターンとレゾ
ルバ検出相のパターンが従来と違い同一面上にないた
め、回転トランスによって発生した磁束はレゾルバ検出
相パターンに全く鎖交することがない。すなわち、従来
発生していた残留電圧の問題が本発明によって解消さ
れ、精度の良いシートコイル形レゾルバを得ることが出
来る。
【0012】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図4は本発明の第2の実施例を示すシートコイル形レゾ
ルバのそれぞれ同一方向から見たパターンの図であっ
て、(a)は回転トランスの1次側パターン、(b)は
回転トランスの2次側パターンである。図中の実線はシ
ートコイルの表側のパターンであり、点線は表側から透
視した裏側のパターンを意味する。また、(c)は回転
トランスの1次側と2次側が対向したときの各パターン
の最外径の輪郭を図示したものである。図において、こ
の第2の実施例が第1の実施例と異なるのは、2次側パ
ターンの最外径導体の半径r2が1次側パターンの最外
径導体の半径r1よりも大きくなっていることである。
この外径の差r2−r1は、2次側パターンのパターンピ
ッチをλ2とした場合、 0<r2−r1≦4×λ2 の関係にある。なお、このような条件としたのは、シー
トコイル貼り付け時の芯ずれ量は、組立の容易性を考慮
したとしても±0.2mm以下であり、また、パターン
ピッチは最小で0.05mm程度であるので、4×λ2
は最小で0.2mmであり、r2−r1が0.2mmであ
るとすれば、芯ずれ量が±0.2mmであったとしても
1次側パターンが2次側パターンの外側にでることがな
いという理由からである。
【0013】次に動作について説明する。図5は、回転
子が固定子の中心に対して、芯ずれを起こした際の回転
トランス1次側パターンと2次側パターンの最外径の輪
郭を示す図であって、(a)は回転子が静止した場合、
(b)は回転子が90度回転した場合、(c)は回転子
が180度回転した場合、(d)は回転子が270度回
転した場合を示すものである。このように構成されたシ
ートコイル形レゾルバにおいて、シートコイル貼り付け
時の芯ずれが起こると、回転子側シートコイルが固定側
シートコイルに対して芯回転が起き、回転トランス2次
側パターン64は、図5(a)〜(d)に示すように、
回転トランス1次側パターン55上を回転する。1次側
パターン55の最外径は2次側パターン64の最外径の
内側に必ず入るので、鎖交磁束の振幅変動が小さくな
る。本発明の第2の実施例はこのような構成にしたの
で、シートコイル貼り付け時の芯ずれや回転子の芯回
転、芯ずれが起きても、鎖交磁束の振幅の変動が小さ
く、角度誤差が大きくなることがない。
【0014】次に、第3の実施例について説明する。図
6は本発明の第3の実施例を示すシートコイル形レゾル
バのそれぞれ同一方向から見たパターンの図であって、
(a)はレゾルバ部検出相パターン、(b)はレゾルバ
部の励磁相パターンである。図中の実線はシートコイル
の表側のパターンであり、点線は表側から透視した裏側
のパターンを意味する。また、(c)はレゾルバ部の励
磁相と検出相が対向したときの各パターンの最外径と最
内径の輪郭を図示したものである。この第3の実施例で
は、軸倍角3X、1相励磁2相検出形のレゾルバの電気
角360°分の渦巻パターンを例とする極対数3のレゾ
ルバで説明する。図において、この第3の実施例が第1
の実施例と異なるのは、検出相パターンの最外径導体の
半径rαOが励磁相パターンの最外径導体の半径rθO
りも大きく、検出相パターンの最内径導体の半径rαi
が励磁相パターンの最内径導体の半径rθiより小さく
なっていることである。この半径の差rαO−rθOとr
θi−rαiは、検出相パターンのパターンピッチをλα
とした場合、 0<rαO−rθO ≦4×λα で、かつ、 0<rθi−rαi ≦4×λα の関係にある点である。
【0015】次に動作について説明する。図7は、回転
子が固定子の中心に対して、芯ずれを起こした際のレゾ
ルバ検出相パターンと励磁相パターンの最外径と最内径
の輪郭を示す図であって、(a)は回転子が静止した場
合、(b)は回転子が90度回転した場合、(c)は回
転子が180度回転した場合、(d)は回転子が270
度回転した場合を示すものである。このように構成され
たシートコイル形レゾルバにおいて、シートコイル貼り
付け時の芯ずれが起こると、回転子側シートコイルが固
定側シートコイルに対して芯回転が起き、レゾルバ励磁
相パターン65は図7(a)〜(d)に示すようにレゾ
ルバ検出相パターン56、57上を回転する。励磁相パ
ターン65の最外径は検出相パターン56、57の最外
径の内側に必ず入り、励磁相パターン65の最内径は検
出相パターン56、57の最内径の外側に入るので、鎖
交磁束の振幅変動が小さくなる。ここで、軸倍角3Xの
シートコイル形レゾルバにおける芯ずれ量δと角度誤差
の関係を図8に示す。これは最小パターンピッチ50μ
mにおいて、rαO−rθO=0、rαO−rθO=λα、
rαO−rθO=2×λα、rαO−rθO=3×λα、r
αO−rθO=4×λαの角度誤差を表したものである。
図からもわかるように、従来技術の場合(rαO−rθO
=0)は芯ずれ量δが大きくなるにつれて極端に角度誤
差が増加した。しかし、本発明によれば芯ずれ量δが
0.2mmあったとしてもrαO−rθO=4×λα、か
つrθO −rαO=4×λα、つまり検出相の外側の半
径を励磁相よりも4ピッチ分大きくし、検出相の内側の
半径を励磁相よりも4ピッチ分小さくしておけば角度誤
差は小さいままである。また、軸倍角3Xのレゾルバに
おいて角度誤差は5分以下であれば十分であるとすれ
ば、rαO−rθO=2×λα、かつrθO −rαO=2
×λα、つまり検出相の外側の半径を励磁相よりも2ピ
ッチ分大きくし、検出相の内側の半径を励磁相よりも2
ピッチ分小さくしておけば良いことになる。
【0016】以上の実施例では、シートコイルが大きく
なるために小型化を目的とする場合短所となるように見
えるが、大きくしたとしても最大で±0.2mmであ
り、全体の大きさから見れば何ら問題になるほど大きく
ならない。また、一方のパターンを大きくするためにタ
ーン数を多くするが、これにより抵抗増加による損失増
加が懸念される。しかし、そのターン数の増加は本発明
によると4本以下であり、1個の渦巻パターンのターン
数に対する割合は最大で5%である。つまり、レゾルバ
全体の損失のうちで占める増加分としては非常に小さ
く、ほとんど問題になることはない。本発明の第3の実
施例はこのような構成にしたので、第2の実施例と同様
にシートコイル貼り付け時の芯ずれや回転子の芯回転、
芯ずれが起きても、鎖交磁束の振幅の変動が小さく、角
度誤差が大きくなることがない。
【0017】なお、第1の実施例において、回転子もし
くは固定子のバックヨークは、図1では厚さを適当にと
っているが、回転トランスやレゾルバのパターンが作る
磁束は非常に小さいため、これらのバックヨークの厚み
を2〜3mm程度まで薄くしても何ら問題となることは
ない。また、回転子の両面のパターンによって作られる
磁束は同様の理由で干渉することがない。また、第2、
第3の実施例では、回転トランス部においては2次側パ
ターンの最外径導体の半径r2が1次側パターンの最外
径導体の半径r1よりも大きい場合であり、レゾルバ部
においては検出相パターンの最外径導体の半径rαO
励磁相パターンの最外径導体の半径rθOよりも大き
く、検出相パターンの最内径導体の半径rαiが励磁相
パターンの最内径導体の半径rθiより小さい場合を示
したが、各々大小関係は逆であっても差し支えないこと
は言うまでもない。また、本実施例では回転トランス部
とレゾルバ部を別個に取り扱ったが、どちらも一体とし
たシートコイルとして構成しても何ら差し支えない。ま
た、上記実施例では軸倍角2Xと3Xの場合を説明した
が、他の軸倍角を用いても良いことは言うまでもなく、
同じ効果が得られる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば次の
ような効果がある。 (1)第1の実施例は従来例に比べ、消費電力を大きく
低減することができ、停電時のバッテリ運転の際に非常
に有効なものとなる。また、従来のものは、所定の検出
電圧を得るにはギャップを数十μmと微少なものとしな
ければならなかったが、本発明では磁束の鎖交面積の増
加によりギャップを広げることができ組立を簡易にする
ことができる。さらに、従来例でレゾルバ部分を小型に
するときは、その内側にある回転トランス部分が非常に
小さくなってしまい所定の検出電圧を得ることができな
かったが、本発明によれば小型にした場合も所定の検出
電圧を得ることが可能となる。さらには、従来問題とな
った残留電圧を低減することができ、より角度誤差の小
さいものが提供できる。 (2)第2、3の実施例は従来例に比べ、シートコイル
貼り付け時に芯ずれが生じても、鎖交磁束の振幅変動を
抑えることができ、角度誤差を小さく保つことができ
る。また、むやみに組み立て精度を上げる必要がないの
で、安価なレゾルバを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すシートコイル形レ
ゾルバの断面図である。
【図2】固定側シートコイルのパターンの平面図を展開
したものであって、(a)は表面のパターンを示してお
り、(b)は(a)の表面から透視した裏面のパターン
を示している。
【図3】回転側シートコイルのパターンを示す平面図を
展開したものであって、(a)は表面のパターンを示し
ており、(b)は(a)の表面から透視した裏面のパタ
ーンを示している。
【図4】本発明の第2の実施例を示すシートコイル形レ
ゾルバのそれぞれ同一方向から見たパターンの図であっ
て、(a)は回転トランスの1次側パターン、(b)は
回転トランスの2次側パターンであって、図中実線はシ
ートコイルの表側のパターン、点線は表側から透視した
裏側のパターンであり、(c)は回転トランスの1次側
と2次側が対向したときの各パターンの最外径の輪郭を
図示したものである。
【図5】回転子が固定子の中心に対して、芯ずれを起こ
した際の回転トランス1次側パターンと1次側パターン
の最外径の輪郭を示す図であって、(a)は回転子が静
止した場合、(b)は回転子が90度回転した場合、
(c)は回転子が180度回転した場合、(d)は回転
子が270度回転した場合を示すものである。
【図6】本発明の第3の実施例を示すシートコイル形レ
ゾルバのそれぞれ同一方向から見たパターンの図であっ
て、(a)はレゾルバ部検出相パターン、(b)はレゾ
ルバ部の励磁相パターンであって、図中実線はシートコ
イルの表側のパターン、点線は表側から透視した裏側の
パターンであり、(c)はレゾルバ部の励磁相と検出相
が対向したときの各パターンの最外径と最内径の輪郭を
図示したものである。
【図7】回転子が固定子の中心に対して、芯ずれを起こ
した際のレゾルバ検出相パターンと励磁相パターンの最
外径と最内径の輪郭を示す図であって、(a)は回転子
が静止した場合、(b)は回転子が90度回転した場
合、(c)は回転子が180度回転した場合、(d)は
回転子が270度回転した場合を示すものである。
【図8】軸倍角3X、外径φ35mm程度のシートコイ
ル形レゾルバにおける芯ずれ量δと角度誤差の関係を示
す図である。
【符号の説明】
1 シャフト 2、3 固定子 21、31、41 バックヨーク(軟磁性体) 4 回転子 5 固定側シートコイル 51、52、61、62 円板部 53、63 直線部 54 突起部 55 回転トランス1次側パターン 56 レゾルバ検出相パターン(α相) 57 レゾルバ検出相パターン(β相) 58 端子 50、59、66、67 スルーホール 6 回転側シートコイル 64 回転トランス2次側パターン 65 レゾルバ励磁相パターン

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円板状の回転子と、前記回転子の軸方向に
    空隙を介して挟み込むように配置された2個の円板状の
    固定子が備えられ、 前記回転子は、円板状の軟磁性体の両面に各々回転トラ
    ンス2次側パターンとレゾルバ励磁相パターンを形成し
    た回転側シートコイルが貼り付けられ、 前記回転トランス2次側パターンに対向する一方の前記
    固定子は、円板状の軟磁性体に回転トランス1次側パタ
    ーンを形成した固定側シートコイルが貼り付けられ、 前記レゾルバ励磁相パターンに対向する他方の前記固定
    子は、円板状の軟磁性体にレゾルバ検出相パターンを形
    成した固定側シートコイルが貼り付けられていることを
    特徴とするシートコイル形レゾルバ。
  2. 【請求項2】前記回転側シートコイルは、前記レゾルバ
    励磁相パターンを形成した円板部と、前記回転トランス
    2次側パターンを形成した円板部と、前記レゾルバ励磁
    パターンと前記回転トランス2次側パターンを接続する
    渡り線を形成した直線部とが1枚のシートで形成されて
    いることを特徴とする請求項1記載のシートコイル形レ
    ゾルバ。
  3. 【請求項3】前記固定側シートコイルは、前記レゾルバ
    検出相パターンを形成した円板部と、前記回転トランス
    1次側パターンを形成した円板部と、該2つの円板部を
    繋ぐ直線部とが1枚のシートで形成されていることを特
    徴とする請求項1記載のシートコイル形レゾルバ。
  4. 【請求項4】円板部の両面に形成された前記回転トラン
    ス2次側パターンは、外側から内側に渦巻くパターンで
    あって互いに直列接続されており、円板部の両面に形成
    された前記レゾルバ励磁相パターンは、両面とも周方向
    にNを自然数とする2N個の渦巻くパターンが配置され
    るとともに、表面と裏面の渦巻きの中心が周方向の同じ
    位置に配置され、4N個の渦巻きが直列接続されて軸倍
    角NXとなっていることを特徴とする請求項1または2
    に記載のシートコイル形レゾルバ。
  5. 【請求項5】円板部の両面に形成された前記回転トラン
    ス1次側パターンは外側から内側に渦巻くパターンであ
    って互いに直列接続されており、 円板部の両面に形成された前記レゾルバ検出相パターン
    は、一方の面がα相、他方の面がβ相であって、それぞ
    れ周方向に2N個の渦巻くパターンが配置されるととも
    に、α相とβ相の渦巻きの中心位置が互いに周方向に9
    0/N度ずれており、 2N個の渦巻きがそれぞれ直列接続されて軸倍角NXと
    なっていることを特徴とする請求項1または3に記載の
    シートコイル形レゾルバ。
  6. 【請求項6】前記回転トランス2次側パターンの外径と
    前記回転トランス1次側パターンの外径は、何れか一方
    が他方に比べて大きくしてあることを特徴とする請求項
    1から5までの何れか1項に記載のシートコイル形レゾ
    ルバ。
  7. 【請求項7】前記回転トランス2次側パターンのパター
    ンピッチをλ2、前記回転トランス1次側パターンのパ
    ターンピッチをλ1とした場合、前記回転トランス2次
    側パターンの最外径導体の半径r2と前記回転トランス
    1次側パターンの最外径導体の半径r1が、 0<r2−r1≦4×λ2 もしくは、 0<r1−r2≦4×λ1 であることを特徴とする請求項1から6までの何れか1
    項に記載のシートコイル形レゾルバ。
  8. 【請求項8】前記レゾルバ励磁相パターンの外径が前記
    レゾルバ検出相パターンの外径より大きく、かつ前記レ
    ゾルバ励磁相パターンの内径が前記レゾルバ検出相パタ
    ーンの内径より小さいか、若しくは、前記検出相パター
    ンの外径が前記励磁相パターンの外径より大きく、かつ
    前記検出相パターンの内径が前記励磁相パターンの内径
    より小さいことを特徴とする請求項1から5までの何れ
    か1項に記載のシートコイル形レゾルバ。
  9. 【請求項9】前記レゾルバ励磁相パターンのパターンピ
    ッチをλθ、前記レゾルバ検出相パターンのパターンピ
    ッチをλαとし、前記レゾルバ励磁相パターンの最外径
    導体の半径rθOと前記回転トランス1次側パターンの
    最外径導体の半径rαO、前記レゾルバ励磁相パターン
    の最内径導体の半径rθIと前記回転トランス1次側パ
    ターンの最内径導体の半径rαiが、 0<rαO−rθO ≦4×λα で、かつ 0<rθi−rαi ≦4×λα もしくは、 0<rθO−rαO ≦4×λθ で、かつ 0<rαi −rθi ≦4×λθ であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5、8
    の何れか1項に記載のシートコイル形レゾルバ。
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