JPS61263203A - 小型アクチユエ−タ用プリントコイルユニツト - Google Patents
小型アクチユエ−タ用プリントコイルユニツトInfo
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- JPS61263203A JPS61263203A JP10407685A JP10407685A JPS61263203A JP S61263203 A JPS61263203 A JP S61263203A JP 10407685 A JP10407685 A JP 10407685A JP 10407685 A JP10407685 A JP 10407685A JP S61263203 A JPS61263203 A JP S61263203A
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- printed coil
- printed
- coil
- magnet
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/06—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
- H02K29/08—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、超薄型、小型でかつ廉価なアクチュエータ用
プリントコイルユニットに関する。ここでアクチェエー
タとは、コイルと磁気回路等からなり、電磁力を利用し
て電気エネルギーを機械エネルギーに変換するものであ
り、例えばモータやりニアモータ、ロータリーアクチュ
エータ、リニアアクチェエータ等を指す。
プリントコイルユニットに関する。ここでアクチェエー
タとは、コイルと磁気回路等からなり、電磁力を利用し
て電気エネルギーを機械エネルギーに変換するものであ
り、例えばモータやりニアモータ、ロータリーアクチュ
エータ、リニアアクチェエータ等を指す。
(従来の技術とその問題点)
近年、オーディオ機器、ビデオ機器、OA機器等の大幅
な進歩と小型、薄型化に伴い、それらに用いられるアク
チュエータも小型、薄型化が望まれてきている。
な進歩と小型、薄型化に伴い、それらに用いられるアク
チュエータも小型、薄型化が望まれてきている。
このような機器に用いられるアクチェエータとして、ロ
ータリーアクチュエータを一例にとれば、第2図(A)
に示すように円周方向に均等に分割、着磁された磁石(
10)と、いわゆるフォトリソグラフィ技術により作成
された、磁石の磁極に対応する渦巻状導体パターン(3
)を有するプリントコイルの積層体であるコイルユニッ
ト(12)とからなる構造のものが望まれている。この
プリントコイルは巻線コイルに比べ極めて薄いため、プ
リントコイルを使ったアクチェエータはヨーク板(13
)と磁石(lO)の間隔(ギャップ)をかなり薄くする
ことができ、その結果、コイルが存在する位置の磁場が
強(なってトルクが大きくなる。
ータリーアクチュエータを一例にとれば、第2図(A)
に示すように円周方向に均等に分割、着磁された磁石(
10)と、いわゆるフォトリソグラフィ技術により作成
された、磁石の磁極に対応する渦巻状導体パターン(3
)を有するプリントコイルの積層体であるコイルユニッ
ト(12)とからなる構造のものが望まれている。この
プリントコイルは巻線コイルに比べ極めて薄いため、プ
リントコイルを使ったアクチェエータはヨーク板(13
)と磁石(lO)の間隔(ギャップ)をかなり薄くする
ことができ、その結果、コイルが存在する位置の磁場が
強(なってトルクが大きくなる。
ところでアクチュエータにおいては、磁気検出素子(8
)を使ってコイルに流す電流を切り換えるが、プリント
コイルの導入でコイル部の厚みが著しく薄くなり、磁石
とヨーク板の距離を小さくできるようになったため、こ
んどは磁気検出素子が磁石とヨーク板の間に占める割合
が大きくなって、その配置が困難となった。磁気検出素
子としては、ホール素子や磁気抵抗素子、などがあるが
、これらはいずれも上記のプリントコイルよりもかなり
厚く、従来はこれらの磁気検出素子(8)を例えば第2
図CB)に示すようにコイルユニット(12)の上に、
対峙する磁石(10)につかえないようにギャップを大
きくして置いている。しかし磁気検出素子をこのように
配置したのでは磁石とコイルの距離が離れてしまい、せ
っか(の薄く巻けるというプリントコイルの特長が生か
されない。
)を使ってコイルに流す電流を切り換えるが、プリント
コイルの導入でコイル部の厚みが著しく薄くなり、磁石
とヨーク板の距離を小さくできるようになったため、こ
んどは磁気検出素子が磁石とヨーク板の間に占める割合
が大きくなって、その配置が困難となった。磁気検出素
子としては、ホール素子や磁気抵抗素子、などがあるが
、これらはいずれも上記のプリントコイルよりもかなり
厚く、従来はこれらの磁気検出素子(8)を例えば第2
図CB)に示すようにコイルユニット(12)の上に、
対峙する磁石(10)につかえないようにギャップを大
きくして置いている。しかし磁気検出素子をこのように
配置したのでは磁石とコイルの距離が離れてしまい、せ
っか(の薄く巻けるというプリントコイルの特長が生か
されない。
また薄型化を狙って磁気検出素子を磁石の主磁束の外に
置(とこんどは磁気検出感度が低下し、磁気検出素子の
ための増幅器の高感度化が必要となりS/N比をとりに
くく、コストが高くなる。
置(とこんどは磁気検出感度が低下し、磁気検出素子の
ための増幅器の高感度化が必要となりS/N比をとりに
くく、コストが高くなる。
(問題を解決するための手段・作用)
本発明は、薄い磁気検出素子を、プリントコイルの渦巻
状導体パターン以外の部分に埋め込むことにより上記問
題点を解決したものである。
状導体パターン以外の部分に埋め込むことにより上記問
題点を解決したものである。
すなわち本発明は同一平面上に1個以上の磁極が着磁さ
れた磁石に対峙して設置される1枚以上のプリントコイ
ルシートの単体または積層体からなる小型アクチェエー
タ用プリントコイルユニットであって、各プリントコイ
ルシートが同一平面上に1個以上の渦巻状導体パターン
を有し、かつ、厚みが各プリントコイルと同じかまたは
薄い1個以上の磁気検出素子がプリントコイルシートの
導体パターン以外の部分に埋め込まれていることを特徴
とする小型アクチュエータ用プリントコイルユニットで
ある。
れた磁石に対峙して設置される1枚以上のプリントコイ
ルシートの単体または積層体からなる小型アクチェエー
タ用プリントコイルユニットであって、各プリントコイ
ルシートが同一平面上に1個以上の渦巻状導体パターン
を有し、かつ、厚みが各プリントコイルと同じかまたは
薄い1個以上の磁気検出素子がプリントコイルシートの
導体パターン以外の部分に埋め込まれていることを特徴
とする小型アクチュエータ用プリントコイルユニットで
ある。
第1図に本発明のプリントコイルユニットを組み込んだ
アクチュエータの1例を示す。
アクチュエータの1例を示す。
本発明に使用されるプリントコイルは、どんな製造法に
よったものでもよく、たとえばエツチング法やメッキ法
やそれらを組み合わせた方法で製造されたものでも良い
が、特開昭57−91590号公報に記載された製造法
により製造されたプリントコイルが好ましい。またその
大きさはいかなるものでも良いが、直径5〜40mφ、
厚さは0.1〜2鶴が特に有効である。またコイル部の
線密度としては2〜20本/鶴、さらに好ましくは5〜
20本/鶴が良い。第3図に本発明に用いられるプリン
トコイルの1例を示す。磁石がN極5lfI各n個づつ
ある場合、2n個の渦巻状パターン、(3)がプリント
コイル支持体(2)の両面に形成される。第3図は、磁
石がN極S極各4個着磁されている場合で8個の渦巻状
導体パターン(3)が配置されている例である。なおプ
リントコイル支持体(2)をはさんで表裏2個の渦巻状
導体パターンを1個の渦巻状導体パターンと数える。一
般に渦巻状導体パターン(3)は、同一平面上に配置さ
れ、中心は第1図に示したアクチュエータの軸(11)
及び磁石(10)の中心に一致する。
よったものでもよく、たとえばエツチング法やメッキ法
やそれらを組み合わせた方法で製造されたものでも良い
が、特開昭57−91590号公報に記載された製造法
により製造されたプリントコイルが好ましい。またその
大きさはいかなるものでも良いが、直径5〜40mφ、
厚さは0.1〜2鶴が特に有効である。またコイル部の
線密度としては2〜20本/鶴、さらに好ましくは5〜
20本/鶴が良い。第3図に本発明に用いられるプリン
トコイルの1例を示す。磁石がN極5lfI各n個づつ
ある場合、2n個の渦巻状パターン、(3)がプリント
コイル支持体(2)の両面に形成される。第3図は、磁
石がN極S極各4個着磁されている場合で8個の渦巻状
導体パターン(3)が配置されている例である。なおプ
リントコイル支持体(2)をはさんで表裏2個の渦巻状
導体パターンを1個の渦巻状導体パターンと数える。一
般に渦巻状導体パターン(3)は、同一平面上に配置さ
れ、中心は第1図に示したアクチュエータの軸(11)
及び磁石(10)の中心に一致する。
“必要に応じてスルーホール(6)により、プリントコ
イル支持体(2)をはさんで両側に存在する導体パター
ン(3)が導通ずるように接続される。プリントコイル
支持体(2)は電気絶縁性を存すれば何んでもよく、例
えばガラスエポキシ基板やポリイミドフィルムやエポキ
シ樹脂等が好ましく使用される。又、スルーホール(6
)の形成方法も何んでもよい。
イル支持体(2)をはさんで両側に存在する導体パター
ン(3)が導通ずるように接続される。プリントコイル
支持体(2)は電気絶縁性を存すれば何んでもよく、例
えばガラスエポキシ基板やポリイミドフィルムやエポキ
シ樹脂等が好ましく使用される。又、スルーホール(6
)の形成方法も何んでもよい。
第4図は本発明に用いられるリニアアクチュエータ用プ
リントコイルの1例である。1個以上の渦巻状導体パタ
ーンが摺動方向と同一の直線上に並んでおり、第4図は
渦巻状導体パターンが2個の場合を示している。リニア
アクチュエータ用プリントコイルも偏平型ブラシレスモ
ータと同様、必要に応じてスルーホール(6)により、
プリントコイル支持体(2)を挟んで両面に存在する導
体パターン3が導通するよう接続される。
リントコイルの1例である。1個以上の渦巻状導体パタ
ーンが摺動方向と同一の直線上に並んでおり、第4図は
渦巻状導体パターンが2個の場合を示している。リニア
アクチュエータ用プリントコイルも偏平型ブラシレスモ
ータと同様、必要に応じてスルーホール(6)により、
プリントコイル支持体(2)を挟んで両面に存在する導
体パターン3が導通するよう接続される。
磁気検出素子(8)は、コイルユニットを構成するプリ
ントコイルに埋め込む。ここでいう「埋め込む」という
状態は第5図(A)、(B)に示すように磁気検出素子
の受感部(14)がプリントコイルシートの厚みの中に
入っており、かつ該素子の外径のモールド部がプリント
コイル表面に全く飛び出していない状態をいう、ここで
受感部とは磁気検出素子のなかで磁場の強さを電気信号
に変換する能力のある場所をいう、磁気検出素子として
は磁場の変化を電気信号に変換できれば何でもよいが、
例えばホーシレ素子、磁気抵抗素子等が用いられる。
ントコイルに埋め込む。ここでいう「埋め込む」という
状態は第5図(A)、(B)に示すように磁気検出素子
の受感部(14)がプリントコイルシートの厚みの中に
入っており、かつ該素子の外径のモールド部がプリント
コイル表面に全く飛び出していない状態をいう、ここで
受感部とは磁気検出素子のなかで磁場の強さを電気信号
に変換する能力のある場所をいう、磁気検出素子として
は磁場の変化を電気信号に変換できれば何でもよいが、
例えばホーシレ素子、磁気抵抗素子等が用いられる。
磁気検出素子の厚さは、その素子が取り付けられるプリ
ントコイルシートの厚さ以下であることが必須である。
ントコイルシートの厚さ以下であることが必須である。
素子がプリントコイルの厚さより薄ければ、コイルユニ
ット内のその素子が取り付けられているプリントコイル
以外のプリントコイルの渦巻状導体パターンをその素子
の位置や形状にあわせて変形させる必要がなく渦巻状導
体パターンの設計に自由度が増す。特に本発明に用いる
磁気検出素子としては、フェイスダウンボンディングま
たはリードボンディングされたホール素子が特に好まし
い、このような素子は、0.6鶴以下の厚みのものも作
製可能であり、0.4mより薄いものまで作製し得る。
ット内のその素子が取り付けられているプリントコイル
以外のプリントコイルの渦巻状導体パターンをその素子
の位置や形状にあわせて変形させる必要がなく渦巻状導
体パターンの設計に自由度が増す。特に本発明に用いる
磁気検出素子としては、フェイスダウンボンディングま
たはリードボンディングされたホール素子が特に好まし
い、このような素子は、0.6鶴以下の厚みのものも作
製可能であり、0.4mより薄いものまで作製し得る。
また素子の形状も何んでも良いが、特に素子を外周に面
した、渦巻状導体パターンの角を丸味を持たせて変形さ
せた領域に配置する時は、五角形や三角形が好ましい。
した、渦巻状導体パターンの角を丸味を持たせて変形さ
せた領域に配置する時は、五角形や三角形が好ましい。
磁気検出素子(8)は、コイルユニットを構成するどの
プリントコイルに埋め込んでもよいが、コイルユニット
を構成するプリントコイルのうち1枚の中に全部を埋め
込むことが好ましい、磁気検出素子を1枚のコイルに埋
め込むと、磁石から各磁気検出素子への距離が正確に一
致し、各素子が受ける磁場の強さが一定になる。また、
1枚のプリントコイル上に金型を用いて全ての磁気検出
素子を位置決めして埋め込むための穴を一遍に開けられ
るので、磁気検出素子相互の位置精度も高くできる。そ
の結果、各コイルに流す電流の切り換えタイミングが正
確になり、回転ムラやリニアアクチュエータの推力のム
ラを低(抑えることがでる。
プリントコイルに埋め込んでもよいが、コイルユニット
を構成するプリントコイルのうち1枚の中に全部を埋め
込むことが好ましい、磁気検出素子を1枚のコイルに埋
め込むと、磁石から各磁気検出素子への距離が正確に一
致し、各素子が受ける磁場の強さが一定になる。また、
1枚のプリントコイル上に金型を用いて全ての磁気検出
素子を位置決めして埋め込むための穴を一遍に開けられ
るので、磁気検出素子相互の位置精度も高くできる。そ
の結果、各コイルに流す電流の切り換えタイミングが正
確になり、回転ムラやリニアアクチュエータの推力のム
ラを低(抑えることがでる。
さらに、磁気検出素子を埋め込んだプリントコイルは、
コイルユニットの中で最も磁石に近い側に配置すること
が好ましい、このように配置することにより、磁気検出
素子が受ける磁場が強くなり、磁気検出素子の出力が高
くなって電流の切り換えタイミングが正確になる。さら
に磁石に最も近いプリントコイルに磁気検出素子を埋め
込むことにより、そのコイルのトルクに寄与する部分を
一部除去し、トルクへの寄与を減じて、各プリントコイ
ル間の磁石へのトルク寄与のバランスをとることができ
る。そのためトルクむらを減じる効果を期待できる。
コイルユニットの中で最も磁石に近い側に配置すること
が好ましい、このように配置することにより、磁気検出
素子が受ける磁場が強くなり、磁気検出素子の出力が高
くなって電流の切り換えタイミングが正確になる。さら
に磁石に最も近いプリントコイルに磁気検出素子を埋め
込むことにより、そのコイルのトルクに寄与する部分を
一部除去し、トルクへの寄与を減じて、各プリントコイ
ル間の磁石へのトルク寄与のバランスをとることができ
る。そのためトルクむらを減じる効果を期待できる。
偏平型ブラシレスモータの場合、磁気検出素子を埋め込
むプリントコイル上の位置は、以下の2つの条件を同時
に満すことが好ましい、その第1の条件は、第6図(B
)に示すアクチュエータの中心からの距離と磁場の強さ
の関係のグラフかられかる様に、マグネフトの内径をr
、、外径をr2とした時、磁石の中心から、磁気検出素
子の受感部の中心への距離をRとした時、RがrlX1
.2≦R≦rzX1.1.更にrl X 1.4≦R≦
rtX 1.0を満足することである。Rは小さくても
大きくても磁場が弱くなり磁石位置検出精度が低下する
。磁気検出素子を埋め込む位置の第2の条件は、渦巻状
導体パターン(3)とその中央部(5)を除いた場所で
渦巻状導体パターンどうしの間や内周及び外周に面した
部分がよいことである。磁気検出素子はその駆動方法に
応じて2個以上配置するが、多くの場合その円周方向配
列ピッチは、渦巻状導体パターンの配列ピッチとは一致
しない。つまり1個の磁気検出素子を渦巻状導体パター
ンどうしの間の空いているスペースに配置しても他の磁
気検出素子の位置は渦巻状導体パターンと重なる。そこ
で渦巻状導体パターンのアクチュエータトルクに寄与す
る部分を一部犠牲にしてパターンを少し変形させ、そこ
に磁気検出素子を埋め込む。例えば第7図(A、)、(
B)、(C)或いは(D)のようにすればよい。
むプリントコイル上の位置は、以下の2つの条件を同時
に満すことが好ましい、その第1の条件は、第6図(B
)に示すアクチュエータの中心からの距離と磁場の強さ
の関係のグラフかられかる様に、マグネフトの内径をr
、、外径をr2とした時、磁石の中心から、磁気検出素
子の受感部の中心への距離をRとした時、RがrlX1
.2≦R≦rzX1.1.更にrl X 1.4≦R≦
rtX 1.0を満足することである。Rは小さくても
大きくても磁場が弱くなり磁石位置検出精度が低下する
。磁気検出素子を埋め込む位置の第2の条件は、渦巻状
導体パターン(3)とその中央部(5)を除いた場所で
渦巻状導体パターンどうしの間や内周及び外周に面した
部分がよいことである。磁気検出素子はその駆動方法に
応じて2個以上配置するが、多くの場合その円周方向配
列ピッチは、渦巻状導体パターンの配列ピッチとは一致
しない。つまり1個の磁気検出素子を渦巻状導体パター
ンどうしの間の空いているスペースに配置しても他の磁
気検出素子の位置は渦巻状導体パターンと重なる。そこ
で渦巻状導体パターンのアクチュエータトルクに寄与す
る部分を一部犠牲にしてパターンを少し変形させ、そこ
に磁気検出素子を埋め込む。例えば第7図(A、)、(
B)、(C)或いは(D)のようにすればよい。
またリニアアクチュエータの場合、磁気検出素子を埋め
込むプリントコイル上の位置は、2つの条件を同時に満
たす必要があり、その第1の条件は、第8図(B)に示
した磁石の中心からの距離と磁場の強さの関係のグラフ
かられかるように、磁石の幅方向の中C,から磁気検出
素子(8)の受! 患部の中心までの距離をRとした時、R≦−+d(dは
磁石とコイル間の距離)を満足することでRが−+dよ
り大きいと磁場が弱くなり磁石位置検出精度が低下する
。磁気検出素子を埋め込む位置の第2の条件は、渦巻状
導体パターン(3)上及び導体パターン中央部(5)を
除いた部位であることであり、第9図(A)、(B)に
示すように、外側に面した部分が好ましい。
込むプリントコイル上の位置は、2つの条件を同時に満
たす必要があり、その第1の条件は、第8図(B)に示
した磁石の中心からの距離と磁場の強さの関係のグラフ
かられかるように、磁石の幅方向の中C,から磁気検出
素子(8)の受! 患部の中心までの距離をRとした時、R≦−+d(dは
磁石とコイル間の距離)を満足することでRが−+dよ
り大きいと磁場が弱くなり磁石位置検出精度が低下する
。磁気検出素子を埋め込む位置の第2の条件は、渦巻状
導体パターン(3)上及び導体パターン中央部(5)を
除いた部位であることであり、第9図(A)、(B)に
示すように、外側に面した部分が好ましい。
磁気検出素子をプリントコイルへ埋め込む方法は、例え
ばプリントコイルシートにプレス機で穴を開け、素子を
入れて接着剤で固定すればよい。
ばプリントコイルシートにプレス機で穴を開け、素子を
入れて接着剤で固定すればよい。
穴は素子の外形、例えば三角形や長方形と同一形状に開
けると位置精度が向上するので好ましい。
けると位置精度が向上するので好ましい。
最も簡便でしかも高精度な例としては、第10図に示す
様に三角形の磁気検出素子を用いプリントコイルシート
の外周部の一部に素子の外形に合うv形の切りこみ(1
5)を、プリントコイルの内外両種の金型加工時に同時
に設け、そのV形切り欠き部(15)に三角形の磁気検
出素子を埋め込んで接着剤で固定する手法が挙げられる
。磁気検出素子のプリントコイルへの固定には液状また
はシート状のエポキシ系やフェノール系の接着剤などが
使用される。また、磁気検出素子を挿入する穴または切
りこみを金型で打ち抜く時の位置合わせは、プリントコ
イルのフォトマスクに予め印を入れておいて、それを使
って行うと、磁気検出素子のコイルに対する位置精度も
著しく向上する。
様に三角形の磁気検出素子を用いプリントコイルシート
の外周部の一部に素子の外形に合うv形の切りこみ(1
5)を、プリントコイルの内外両種の金型加工時に同時
に設け、そのV形切り欠き部(15)に三角形の磁気検
出素子を埋め込んで接着剤で固定する手法が挙げられる
。磁気検出素子のプリントコイルへの固定には液状また
はシート状のエポキシ系やフェノール系の接着剤などが
使用される。また、磁気検出素子を挿入する穴または切
りこみを金型で打ち抜く時の位置合わせは、プリントコ
イルのフォトマスクに予め印を入れておいて、それを使
って行うと、磁気検出素子のコイルに対する位置精度も
著しく向上する。
以上の様にして磁気検出素子を埋め込んだプリントコイ
ルどうし、あるいはそれと磁気検出素子を含まないプリ
ントコイルとを複数枚積層してコイルユニットを形成す
る。場合によっては磁気検出素子を埋め込んだプリント
コイル単体で用いてもよい。この積層にはコイルの固定
ができてコイル間の絶縁がとれれば何を使ってもよいが
、例えばエポキシ系やフェノール系の接着剤でも、また
、絶縁フィルムの両面に接着剤を半硬化の状態にして塗
布しである接着剤シートを用いても良い。
ルどうし、あるいはそれと磁気検出素子を含まないプリ
ントコイルとを複数枚積層してコイルユニットを形成す
る。場合によっては磁気検出素子を埋め込んだプリント
コイル単体で用いてもよい。この積層にはコイルの固定
ができてコイル間の絶縁がとれれば何を使ってもよいが
、例えばエポキシ系やフェノール系の接着剤でも、また
、絶縁フィルムの両面に接着剤を半硬化の状態にして塗
布しである接着剤シートを用いても良い。
以下に本発明のプリントコイルユニットの実施態様を掲
げるが、本発明はこれらの実施態様になんら限定される
ものではない。
げるが、本発明はこれらの実施態様になんら限定される
ものではない。
〈実施例1〉
フォトリソグラフィ技術および電解銅メッキにより、外
径20龍φ、内径7龍φの偏平ドーナツ型で中心角45
°に分割した各領域に渦巻状導体パターンを絶縁層を挟
んで表裏両面に8極ずつ配置したプリントコイルを2枚
作成した。各プリントコイルともに両面の渦巻状導体パ
ターンの1極を小さくし、コイルシートの外周側にホー
ル素子を埋め込むための場所を開けた。各渦巻状導体パ
ターンは中心部に設けられたスルーホールにより絶縁層
を挟んで対向するパターンどうしを電気的に接続してあ
り、また同一面上の互いに隣り合うパターンどうしはコ
イルの巻き方向を逆にした。プリントコイルの両面には
絶縁用オーバーコート樹脂を塗布した。プリントコイル
の厚みは2枚ともオーバーコート層を含めて0.3鶴で
あった。
径20龍φ、内径7龍φの偏平ドーナツ型で中心角45
°に分割した各領域に渦巻状導体パターンを絶縁層を挟
んで表裏両面に8極ずつ配置したプリントコイルを2枚
作成した。各プリントコイルともに両面の渦巻状導体パ
ターンの1極を小さくし、コイルシートの外周側にホー
ル素子を埋め込むための場所を開けた。各渦巻状導体パ
ターンは中心部に設けられたスルーホールにより絶縁層
を挟んで対向するパターンどうしを電気的に接続してあ
り、また同一面上の互いに隣り合うパターンどうしはコ
イルの巻き方向を逆にした。プリントコイルの両面には
絶縁用オーバーコート樹脂を塗布した。プリントコイル
の厚みは2枚ともオーバーコート層を含めて0.3鶴で
あった。
次に、同一基板上に形成された上記のプリントコイルを
ブツシュバック型の金型で1個1個の偏平ドーナツ状プ
リントコイルに切断分離した。この時、同時に外周側の
所定箇所に一辺が2.30、厚みが0.3Hの正三角形
のホール素子をその受感部が軸中心から9鶴の位置にく
るように埋め込むための切り火きを金型によって切断形
成した。
ブツシュバック型の金型で1個1個の偏平ドーナツ状プ
リントコイルに切断分離した。この時、同時に外周側の
所定箇所に一辺が2.30、厚みが0.3Hの正三角形
のホール素子をその受感部が軸中心から9鶴の位置にく
るように埋め込むための切り火きを金型によって切断形
成した。
厚さl mmケイ素剛板を切断して得たヨーク板上に厚
さ42μの日東電工社製接着シートにトフィックス@
T K−2532)を敷き、その上に上記プリントコイ
ルをのせ、その切り欠き部にホール素子をプリントコイ
ル面から飛び出さないように、かつ凹まないように嵌め
込み、さらにその上に前述の接着シートを敷き、2枚目
のプリントコイルを1枚目のプリントコイルに対し中心
角を22.5°ずらしてのせ、先と同様にしてホール素
子を嵌め込んだ積層体を加熱プレス機に挟み、120℃
、10kJ/−の条件下で1時間加熱圧着した。
さ42μの日東電工社製接着シートにトフィックス@
T K−2532)を敷き、その上に上記プリントコイ
ルをのせ、その切り欠き部にホール素子をプリントコイ
ル面から飛び出さないように、かつ凹まないように嵌め
込み、さらにその上に前述の接着シートを敷き、2枚目
のプリントコイルを1枚目のプリントコイルに対し中心
角を22.5°ずらしてのせ、先と同様にしてホール素
子を嵌め込んだ積層体を加熱プレス機に挟み、120℃
、10kJ/−の条件下で1時間加熱圧着した。
このようにして、得られたコイルユニットとヨーク板の
積層体を、外径19鶴φ、内径8鶴φ、厚さ1鶴の希土
類焼結磁石(サマリウム−コバルト2−17系、最大エ
ネルギー積20MGOe(メガガウスエルステッド))
を円周方向に45°ずつ分割し、面に垂直な方向にN極
、S極を4極ずつ交互に着磁した磁石と0.5鶴の隙間
を開けて対峙させ、磁石の上端からプリントコイルユニ
ットを経てヨーク板の下端までの総厚みが3.In+、
磁石とヨーク板の間の距離(ギャップ)が1.11の偏
平ブラシレスモーフを10台得た。
積層体を、外径19鶴φ、内径8鶴φ、厚さ1鶴の希土
類焼結磁石(サマリウム−コバルト2−17系、最大エ
ネルギー積20MGOe(メガガウスエルステッド))
を円周方向に45°ずつ分割し、面に垂直な方向にN極
、S極を4極ずつ交互に着磁した磁石と0.5鶴の隙間
を開けて対峙させ、磁石の上端からプリントコイルユニ
ットを経てヨーク板の下端までの総厚みが3.In+、
磁石とヨーク板の間の距離(ギャップ)が1.11の偏
平ブラシレスモーフを10台得た。
これらのモータを、モータ特性の評価法の1つである他
のモータによって被測定モータを一定の回転数で回転さ
せ、その際モータコイルから生じる起電圧を測定する逆
起電圧測定法により、磁石に近い側のコイルと遠い側の
コイルの逆起電圧を測定したところ、2+40Or、p
、61.においてモータの全体のトルクを示す指標であ
る両プリントコイルの逆起電圧の和は10台のモータの
平均で2.08V、また2つのプリントコイルのモータ
トルクへの寄与の差を示す両逆起電圧の差は10台のモ
ータの平均で0.174Vであった。
のモータによって被測定モータを一定の回転数で回転さ
せ、その際モータコイルから生じる起電圧を測定する逆
起電圧測定法により、磁石に近い側のコイルと遠い側の
コイルの逆起電圧を測定したところ、2+40Or、p
、61.においてモータの全体のトルクを示す指標であ
る両プリントコイルの逆起電圧の和は10台のモータの
平均で2.08V、また2つのプリントコイルのモータ
トルクへの寄与の差を示す両逆起電圧の差は10台のモ
ータの平均で0.174Vであった。
また、上記各電圧の測定中ホール素子に5mAの電流を
流して出力電圧のピーク間電圧を測定したところ、10
台のモータの平均値は磁石に近シ)側のコイル用のホー
ル素子の出力が280mV、 磁石に遠い側のコイル用
のホール素子の出力が248mVであった。
流して出力電圧のピーク間電圧を測定したところ、10
台のモータの平均値は磁石に近シ)側のコイル用のホー
ル素子の出力が280mV、 磁石に遠い側のコイル用
のホール素子の出力が248mVであった。
く比較例1〉
一辺が2.3fi、厚みが世路0.9鶴の正三角形のホ
ール素子2個をその受感部が軸中心から9fiで素子相
互の中心角が22.5°になるように磁石に近い側のプ
リントコイルシートの1極の渦巻状導体パターン上にロ
ックタイト社製瞬間接着剤タックパック1で接着した点
以外は実施例1と全く同様な偏平型ブラシレスモータを
3台作製した。得られたモータの磁石上端からヨーク板
下端までの総厚みはいずれも4.0 m 、磁石とヨー
ク板の間の距離(ギャップ)はいずれも2.ONであっ
た。
ール素子2個をその受感部が軸中心から9fiで素子相
互の中心角が22.5°になるように磁石に近い側のプ
リントコイルシートの1極の渦巻状導体パターン上にロ
ックタイト社製瞬間接着剤タックパック1で接着した点
以外は実施例1と全く同様な偏平型ブラシレスモータを
3台作製した。得られたモータの磁石上端からヨーク板
下端までの総厚みはいずれも4.0 m 、磁石とヨー
ク板の間の距離(ギャップ)はいずれも2.ONであっ
た。
これらのモータについてモータ特性の評価を行ったとこ
ろ、2.40Or、p、m、におけるモータ内の2つの
プリントコイルの逆起電圧の和は3台のモータの平均で
1.49Vであった。
ろ、2.40Or、p、m、におけるモータ内の2つの
プリントコイルの逆起電圧の和は3台のモータの平均で
1.49Vであった。
また上記各電圧の測定中にホール素子に5mAの電流を
流して両方のプリントコイル用のホール素子の出力電圧
のピーク間電圧を測定したところ、3台のモータの平均
テ240mVと24311vテアツタ、すお、出力波形
の位相差から計算される±−ル素子間の中心角は角モー
ター毎に21.8°、22.6°、23.1゜であった
。
流して両方のプリントコイル用のホール素子の出力電圧
のピーク間電圧を測定したところ、3台のモータの平均
テ240mVと24311vテアツタ、すお、出力波形
の位相差から計算される±−ル素子間の中心角は角モー
ター毎に21.8°、22.6°、23.1゜であった
。
〈実施例2〉
フォトリソグラフィ技術および電解銅メッキにより、外
径20鶴φ、内径7鶴φの偏平ドーナツ型で中心角45
°に分割した各領域に渦巻状導体パターンを絶縁層を挟
んで表裏両面に8極ずつ配置したプリントコイルを2枚
作成した。1枚のプリントコイルは8掻の渦巻状導体パ
ターンを均等に並べ、他の1枚は両面の渦巻状導体パタ
ーンの1極を小さくし、コイルシートの外周側にホール
素子を埋め込むための場所を開けた。各渦巻状導体パタ
ーンは中心部に設けられたスルーホールにより絶縁層を
挟んで対向するパターンどうしを電気的に接続してあり
、また同一面上の互いに隣り合うパターンどうしはコイ
ルの巻き方向を逆にした。
径20鶴φ、内径7鶴φの偏平ドーナツ型で中心角45
°に分割した各領域に渦巻状導体パターンを絶縁層を挟
んで表裏両面に8極ずつ配置したプリントコイルを2枚
作成した。1枚のプリントコイルは8掻の渦巻状導体パ
ターンを均等に並べ、他の1枚は両面の渦巻状導体パタ
ーンの1極を小さくし、コイルシートの外周側にホール
素子を埋め込むための場所を開けた。各渦巻状導体パタ
ーンは中心部に設けられたスルーホールにより絶縁層を
挟んで対向するパターンどうしを電気的に接続してあり
、また同一面上の互いに隣り合うパターンどうしはコイ
ルの巻き方向を逆にした。
プリントコイルの両面には絶縁用オーバーコート樹脂を
塗布した。プリントコイルの厚みは2枚ともオーバーコ
ート層を含めて0.3mであった。
塗布した。プリントコイルの厚みは2枚ともオーバーコ
ート層を含めて0.3mであった。
次に、同一基板上に形成された上記のプリントコイルを
ブツシュバック型の金型で1個1個の偏平ドーナツ状プ
リントコイルに切断分離した。この時、ホール素子を埋
め込む方のプリントコイルは同時に外周側の所定箇所に
一辺が2.3Il1m、厚みが0.3鶴の正三角形のホ
ール素子2個をそれぞれの受感部が軸中心から9fiの
位置で、素子相互の中心角が22.5°になるように埋
め込むための切り欠きを金型によって切断形成した。
ブツシュバック型の金型で1個1個の偏平ドーナツ状プ
リントコイルに切断分離した。この時、ホール素子を埋
め込む方のプリントコイルは同時に外周側の所定箇所に
一辺が2.3Il1m、厚みが0.3鶴の正三角形のホ
ール素子2個をそれぞれの受感部が軸中心から9fiの
位置で、素子相互の中心角が22.5°になるように埋
め込むための切り欠きを金型によって切断形成した。
厚さ1fiケイ素剛板を切断して得たヨーク板上に厚さ
42μの日東電工社製接着シートにトフィックス■T
K−2532)を敷き、その上に上記の切り欠きを設け
ない方のプリントコイルをのせ、その上に前述の接着シ
ートを敷き、2枚目の切り欠き部を設はプリントコイル
を1枚目のプリントコイルに対し中心角を22.5°ず
らしてのせ、その切り欠き部にホール素子をプリントコ
イル面から飛び出さないように、かつ凹まないように嵌
め込んだ積層体を加熱プレス機に挟み、120℃、10
に3/cdの条件下で1時間加熱圧着した。
42μの日東電工社製接着シートにトフィックス■T
K−2532)を敷き、その上に上記の切り欠きを設け
ない方のプリントコイルをのせ、その上に前述の接着シ
ートを敷き、2枚目の切り欠き部を設はプリントコイル
を1枚目のプリントコイルに対し中心角を22.5°ず
らしてのせ、その切り欠き部にホール素子をプリントコ
イル面から飛び出さないように、かつ凹まないように嵌
め込んだ積層体を加熱プレス機に挟み、120℃、10
に3/cdの条件下で1時間加熱圧着した。
このようにして得られたコイルユニットとヨーク板の積
層体を、外径19鶴φ、内径8fiφ、厚さ1鶴の希土
類焼結磁石(サマリウム−コバルト2−17系、最大エ
ネルギー積20MGOe(メガガウスエルステッド))
を円周方向に45°ずつ分割し、面に垂直な方向にN極
、S極を4極ずつ交互に着磁した磁石と0.5flの隙
間をあけて対峙させ、磁石の上端からプリントコイルユ
ニットを経てヨーク板の下端までの総厚みが3.11m
、磁石とヨーク板の間の距離(ギャップ)が1.111
Iの偏平ブラシレスモータを10台得た。
層体を、外径19鶴φ、内径8fiφ、厚さ1鶴の希土
類焼結磁石(サマリウム−コバルト2−17系、最大エ
ネルギー積20MGOe(メガガウスエルステッド))
を円周方向に45°ずつ分割し、面に垂直な方向にN極
、S極を4極ずつ交互に着磁した磁石と0.5flの隙
間をあけて対峙させ、磁石の上端からプリントコイルユ
ニットを経てヨーク板の下端までの総厚みが3.11m
、磁石とヨーク板の間の距離(ギャップ)が1.111
Iの偏平ブラシレスモータを10台得た。
これらのモータについてモータ特性の評価を行ったとこ
ろ、2+40Or、p、m、におけるモータ内の2つの
プリントコイルの逆起電圧の和は10台のモータの平均
で2.09Vであり、また両コイルの逆起電圧の差は1
0台のモータの平均で0.038Vであった。
ろ、2+40Or、p、m、におけるモータ内の2つの
プリントコイルの逆起電圧の和は10台のモータの平均
で2.09Vであり、また両コイルの逆起電圧の差は1
0台のモータの平均で0.038Vであった。
また上記各電圧の測定中にホール素子に5+Aの電流を
流して出力両方のプリントコイル用のホール素子の電圧
のピーク間電圧を測定したところ、10台のモータの平
均で288mVと279mVであった。
流して出力両方のプリントコイル用のホール素子の電圧
のピーク間電圧を測定したところ、10台のモータの平
均で288mVと279mVであった。
なお、出力波形の位相差から計算されるホール素子間の
中心角は10台とも22.5±0.3°に入っていた。
中心角は10台とも22.5±0.3°に入っていた。
(発明の効果)
本発明のプリントコイルユニットは、そツユニットを構
成する各プリントコイルが薄い上に、その中にプリント
コイルシートの厚み以下の磁気検出素子が埋め込まれて
いるので、アクチュエータに組み立てた場合に磁石とヨ
ーク板の間のギャップを十分に小さくすることができ、
超薄型のアクチェエータが得られる。
成する各プリントコイルが薄い上に、その中にプリント
コイルシートの厚み以下の磁気検出素子が埋め込まれて
いるので、アクチュエータに組み立てた場合に磁石とヨ
ーク板の間のギャップを十分に小さくすることができ、
超薄型のアクチェエータが得られる。
特に、コイルユニットを構成するプリントコイルのうち
、1枚のプリントコイル中に全ての磁気検出素子を埋め
込むことにより、磁気検出素子の受ける磁場を等しくさ
せ、各素子の出力電圧をそろえ、さらに磁気検出素子を
埋め込んだプリントコイルを磁石に最も近い側に配置す
れば、磁気検出素子を埋め込むためにコイルパターンを
変形させることにより磁石に最も近い側のプリントコイ
ルのアクチュエータトルクへの寄与を減じであるので、
各プリントコイルのトルクへの寄与も同時に揃えること
が可能となり、その結果高回転安定性を持つ小型薄型ア
クチュエータが得られる。
、1枚のプリントコイル中に全ての磁気検出素子を埋め
込むことにより、磁気検出素子の受ける磁場を等しくさ
せ、各素子の出力電圧をそろえ、さらに磁気検出素子を
埋め込んだプリントコイルを磁石に最も近い側に配置す
れば、磁気検出素子を埋め込むためにコイルパターンを
変形させることにより磁石に最も近い側のプリントコイ
ルのアクチュエータトルクへの寄与を減じであるので、
各プリントコイルのトルクへの寄与も同時に揃えること
が可能となり、その結果高回転安定性を持つ小型薄型ア
クチュエータが得られる。
第1図(A)、(B)はそれぞれ本発明のプリントコイ
ルユニットを組み込んだ小型アクチェエータの1例を示
す組立分解図と断面図であり、第2図(A)、(B)は
それぞれ従来の小型アクチェエータの組立分解図と断面
図である。第3図(A)。 (B)、(C)は本発明に使用されるプリントコイルの
1例で、順に表平面図、表平面図、及びA−A′矢視図
である。第4図(A)、 (B)は本発明に用いられる
リニアアクチュエータ用プリントコイルの1例で、それ
ぞれ表平面図、A−A ’矢視図である。第5図は(A
)、(B)、CC’)は本発明でいうプリントコイルユ
ニットに磁気検出素子を「埋め込む」状態を説明する断
面図、第6図並びに第8図の(A)、CB)はそれぞれ
本発明のプリントコイルユニットを組み込んだアクチェ
エータの断面図、及びアクチェエータ中心からの距離と
磁場の強さの関係を示すグラフである。第7図並びに第
9図は好ましい磁気検出素子の埋め込み位置の例を示す
プリントコイルの表面図である。 第10図は磁気検出素子を埋め込むための切り欠き部を
設けたプリントコイルの表面図である。第1I図並びに
第13図、(A)、CB)、(C)は順に実施例1並び
に2で得られた小型ブラシレスモータの断面図、磁石に
近い側のプリントコイルの平面図、磁石に遠い側のプリ
ントコイルの平面図であり、第12図(A)、(B)、
(C)は順に比較例1で得られた小型ブラシレスモータ
の断面図、磁石に近い側のプリントコイルの平面図、磁
石に遠い側のプリントコイルの平面図である。 1、la、lb −・・・プリントコイル2・−・−・
プリントコイル支持体 3 −−−−−・渦巻状導体パターン 4・−・スルーホールランド 5・−・−渦巻状導体パターンの中央部6−・スルーホ
ール 7 ・−・外部接続用端子 8−・・磁気検出素子 9・−・絶縁用オーバーコート樹脂 10−−一−−磁石 11− 軸 12−・コイルユニット 13−・−ヨーク板 14−・磁気検出素子内の受感部 15−・磁気検出素子埋め込み用切り欠き部特許出願人
旭化成工業株式会社 第1図 (A) (B) 第2図 (A) (B) q\J 第4図 (A)(B) (A) (B) 第6因 (A) (B) ri n)(1,2rz rzXl、1511石の中
l吃直軸)力゛5の距離R→6 第8図 (A) (B) 第9図 (A) (B) 第10図 第12図 第13図
ルユニットを組み込んだ小型アクチェエータの1例を示
す組立分解図と断面図であり、第2図(A)、(B)は
それぞれ従来の小型アクチェエータの組立分解図と断面
図である。第3図(A)。 (B)、(C)は本発明に使用されるプリントコイルの
1例で、順に表平面図、表平面図、及びA−A′矢視図
である。第4図(A)、 (B)は本発明に用いられる
リニアアクチュエータ用プリントコイルの1例で、それ
ぞれ表平面図、A−A ’矢視図である。第5図は(A
)、(B)、CC’)は本発明でいうプリントコイルユ
ニットに磁気検出素子を「埋め込む」状態を説明する断
面図、第6図並びに第8図の(A)、CB)はそれぞれ
本発明のプリントコイルユニットを組み込んだアクチェ
エータの断面図、及びアクチェエータ中心からの距離と
磁場の強さの関係を示すグラフである。第7図並びに第
9図は好ましい磁気検出素子の埋め込み位置の例を示す
プリントコイルの表面図である。 第10図は磁気検出素子を埋め込むための切り欠き部を
設けたプリントコイルの表面図である。第1I図並びに
第13図、(A)、CB)、(C)は順に実施例1並び
に2で得られた小型ブラシレスモータの断面図、磁石に
近い側のプリントコイルの平面図、磁石に遠い側のプリ
ントコイルの平面図であり、第12図(A)、(B)、
(C)は順に比較例1で得られた小型ブラシレスモータ
の断面図、磁石に近い側のプリントコイルの平面図、磁
石に遠い側のプリントコイルの平面図である。 1、la、lb −・・・プリントコイル2・−・−・
プリントコイル支持体 3 −−−−−・渦巻状導体パターン 4・−・スルーホールランド 5・−・−渦巻状導体パターンの中央部6−・スルーホ
ール 7 ・−・外部接続用端子 8−・・磁気検出素子 9・−・絶縁用オーバーコート樹脂 10−−一−−磁石 11− 軸 12−・コイルユニット 13−・−ヨーク板 14−・磁気検出素子内の受感部 15−・磁気検出素子埋め込み用切り欠き部特許出願人
旭化成工業株式会社 第1図 (A) (B) 第2図 (A) (B) q\J 第4図 (A)(B) (A) (B) 第6因 (A) (B) ri n)(1,2rz rzXl、1511石の中
l吃直軸)力゛5の距離R→6 第8図 (A) (B) 第9図 (A) (B) 第10図 第12図 第13図
Claims (3)
- (1)同一平面上に1個以上の磁極が着磁された磁石に
対峙して設置される1枚以上のプリントコイルシートの
単体または積層体からなる小型アクチュエータ用プリン
トコイルユニットであって、各プリントコイルシートが
同一平面上に1個以上の渦巻状導体パターンを有し、か
つ、厚みが各プリントコイルと同じかまたは薄い1個以
上の磁気検出素子がプリントコイルシートの導体パター
ン以外の部分に埋め込まれていることを特徴とする小型
アクチュエータ用プリントコイルユニット。 - (2)磁気検出素子を2個以上埋め込む場合に全ての磁
気検出素子が同一のプリントコイルに、磁石面からの距
離が実質的に同一となるように埋め込まれている特許請
求の範囲第1項記載の小型アクチュエータ用プリントコ
イルユニット。 - (3)全ての磁気検出素子が、磁石に最も近いプリント
コイルに埋め込まれている特許請求の範囲第2項記載の
小型アクチュエータ用プリントコイルユニット。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10407685A JPS61263203A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 小型アクチユエ−タ用プリントコイルユニツト |
DE3526166A DE3526166C2 (de) | 1984-07-23 | 1985-07-22 | Bürstenloser Elektromotor und Verfahren zum Herstellen einer Spuleneinheit für diesen |
US06/758,070 US4658162A (en) | 1984-07-23 | 1985-07-23 | Printed coil unit for small size actuator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10407685A JPS61263203A (ja) | 1985-05-17 | 1985-05-17 | 小型アクチユエ−タ用プリントコイルユニツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61263203A true JPS61263203A (ja) | 1986-11-21 |
JPH0515045B2 JPH0515045B2 (ja) | 1993-02-26 |
Family
ID=14371056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10407685A Granted JPS61263203A (ja) | 1984-07-23 | 1985-05-17 | 小型アクチユエ−タ用プリントコイルユニツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61263203A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01170355A (ja) * | 1987-12-22 | 1989-07-05 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 偏平ブラシレスモータ用コイル |
JP2009153361A (ja) * | 2007-12-18 | 2009-07-09 | Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd | モーターのコイルモジュール |
JP2011030326A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd | モーターのステータおよびそのコイルユニット |
JP2012089700A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 平面コイル、平面コイルの製造方法及びアクチュエータ用複合平面コイル |
JP2013084799A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 積層コイル |
JP2013136375A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-07-11 | Boeing Co:The | 磁気束発生器、加熱器、または消磁コイルとしての多目的電気コイル |
CN104053261A (zh) * | 2013-03-14 | 2014-09-17 | 美的集团股份有限公司 | 线圈盘组件和电磁感应加热装置 |
JP2016099584A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | シナノケンシ株式会社 | 回転体駆動装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895958A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-07 | Shibaura Eng Works Co Ltd | 無刷子電動機 |
-
1985
- 1985-05-17 JP JP10407685A patent/JPS61263203A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5895958A (ja) * | 1981-12-01 | 1983-06-07 | Shibaura Eng Works Co Ltd | 無刷子電動機 |
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JP2011030326A (ja) * | 2009-07-23 | 2011-02-10 | Jianzhun Electric Mach Ind Co Ltd | モーターのステータおよびそのコイルユニット |
JP2012089700A (ja) * | 2010-10-20 | 2012-05-10 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 平面コイル、平面コイルの製造方法及びアクチュエータ用複合平面コイル |
JP2013084799A (ja) * | 2011-10-11 | 2013-05-09 | Asahi Kasei Electronics Co Ltd | 積層コイル |
JP2013136375A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-07-11 | Boeing Co:The | 磁気束発生器、加熱器、または消磁コイルとしての多目的電気コイル |
CN104053261A (zh) * | 2013-03-14 | 2014-09-17 | 美的集团股份有限公司 | 线圈盘组件和电磁感应加热装置 |
JP2016099584A (ja) * | 2014-11-26 | 2016-05-30 | シナノケンシ株式会社 | 回転体駆動装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0515045B2 (ja) | 1993-02-26 |
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