JPH04222447A - 平坦な巻線を有するレゾルバー - Google Patents
平坦な巻線を有するレゾルバーInfo
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- JPH04222447A JPH04222447A JP3045152A JP4515291A JPH04222447A JP H04222447 A JPH04222447 A JP H04222447A JP 3045152 A JP3045152 A JP 3045152A JP 4515291 A JP4515291 A JP 4515291A JP H04222447 A JPH04222447 A JP H04222447A
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K24/00—Machines adapted for the instantaneous transmission or reception of the angular displacement of rotating parts, e.g. synchro, selsyn
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/14—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
- G01D5/20—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature
- G01D5/204—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the mutual induction between two or more coils
- G01D5/2086—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying inductance, e.g. by a movable armature by influencing the mutual induction between two or more coils by movement of two or more coils with respect to two or more other coils
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- H02K3/26—Windings characterised by the conductor shape, form or construction, e.g. with bar conductors consisting of printed conductors
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転位置を示す変換器に
関し、特にレゾルバーとして知られている回転位置指示
変換器の特別なタイプに関するものである。
関し、特にレゾルバーとして知られている回転位置指示
変換器の特別なタイプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】シンクロは、角度変位をAC電圧へある
いはAC電圧を角度変位へ変換する回転変換器である。 シンクロの普通の構造は、ステータ上に多数回巻回され
た120度の間隔の位相である巻線と、ロータ上に多数
巻回された単一の巻線とを有する比較的単純な装置であ
る。典型的な、すなわち2つのエレメントのシンクロシ
ステムは、互いに平行に接続されたステータを持つ2つ
のシンクロを用いている。このような2つのエレメント
のシンクロシステムでは、AC搬送または基準電圧は、
典型的には60または400Hzであるが、シンクロ受
信機またはコントロール受信機ロータに供給され、その
ロータ位置はステータにおいて磁束ベクトルを定め、ス
テータ巻線の各脚部で特別な電圧を発生する。これらの
電圧はシンクロ受信機またはコントロール変圧器のステ
ータに送られ、そこで同様なベクトルの磁束パターンが
発生する。次に、コントロール変圧器のロータは磁場中
で直線上に並ぶ。
いはAC電圧を角度変位へ変換する回転変換器である。 シンクロの普通の構造は、ステータ上に多数回巻回され
た120度の間隔の位相である巻線と、ロータ上に多数
巻回された単一の巻線とを有する比較的単純な装置であ
る。典型的な、すなわち2つのエレメントのシンクロシ
ステムは、互いに平行に接続されたステータを持つ2つ
のシンクロを用いている。このような2つのエレメント
のシンクロシステムでは、AC搬送または基準電圧は、
典型的には60または400Hzであるが、シンクロ受
信機またはコントロール受信機ロータに供給され、その
ロータ位置はステータにおいて磁束ベクトルを定め、ス
テータ巻線の各脚部で特別な電圧を発生する。これらの
電圧はシンクロ受信機またはコントロール変圧器のステ
ータに送られ、そこで同様なベクトルの磁束パターンが
発生する。次に、コントロール変圧器のロータは磁場中
で直線上に並ぶ。
【0003】レゾルバーはシンクロ型で、しばしば「シ
ンクロレゾルバー」と呼ばれる。シンクロとシンクロレ
ゾルバー、単純にはレゾルバーとの間の主な差異はレゾ
ルバーの多数巻回されたスタータとロータの巻線がシン
クロの場合の120度の代りに互いに電気的に90度変
位していることである。レゾルバーの普通の構造は、単
一のロータ巻線および極ごとに多数巻回された2つのス
テータ巻線を有している。レゾルバーのロータがこれに
加えられたAC搬送電圧Vinを有するとき、ステータ
の1つを横切る電圧は、V1 =VinKSinθとな
る。ここでKは一定である。
ンクロレゾルバー」と呼ばれる。シンクロとシンクロレ
ゾルバー、単純にはレゾルバーとの間の主な差異はレゾ
ルバーの多数巻回されたスタータとロータの巻線がシン
クロの場合の120度の代りに互いに電気的に90度変
位していることである。レゾルバーの普通の構造は、単
一のロータ巻線および極ごとに多数巻回された2つのス
テータ巻線を有している。レゾルバーのロータがこれに
加えられたAC搬送電圧Vinを有するとき、ステータ
の1つを横切る電圧は、V1 =VinKSinθとな
る。ここでKは一定である。
【0004】このように、シンクロのようなレゾルバー
は、角度データの伝送、受信または変換に用いられる装
置である。レゾルバーは、2つの電圧出力を発生する回
転位置指示変換器のタイプでもあり、ステータに関する
ロータの角度位置に従って、2つの電圧出力の1つV1
は正弦関数として変化し、もう1つV2は余弦関数とし
て変化する。
は、角度データの伝送、受信または変換に用いられる装
置である。レゾルバーは、2つの電圧出力を発生する回
転位置指示変換器のタイプでもあり、ステータに関する
ロータの角度位置に従って、2つの電圧出力の1つV1
は正弦関数として変化し、もう1つV2は余弦関数とし
て変化する。
【0005】レゾルバーの他の構造は、それぞれが極ご
とに多数回巻回された2つのステータ巻線および2つの
ロータ巻線を有し、これらの巻線のいずれかに基準ある
いは搬送励起電圧が加えられる。もし、ステータ巻線の
1つが入力として用いられて励起される場合は、使用さ
れないステータ巻線は短絡される。ロータ巻線を横切る
電圧は出力電圧としてモニタされ、上述のようにV1お
よびV2として与えられる。あるいは、ロータ巻線の1
つが、出力として用いられる2つのステータ巻線ととも
に入力として用いられ得る。
とに多数回巻回された2つのステータ巻線および2つの
ロータ巻線を有し、これらの巻線のいずれかに基準ある
いは搬送励起電圧が加えられる。もし、ステータ巻線の
1つが入力として用いられて励起される場合は、使用さ
れないステータ巻線は短絡される。ロータ巻線を横切る
電圧は出力電圧としてモニタされ、上述のようにV1お
よびV2として与えられる。あるいは、ロータ巻線の1
つが、出力として用いられる2つのステータ巻線ととも
に入力として用いられ得る。
【0006】ここで、シンクロレゾルバー、すなわちレ
ゾルバーには、ブラシレス(brushless)とノ
ン−ブラシレス(non−brushless)の2つ
の主なタイプがあることを説明する。ノン−ブラシレス
のレゾルバーとはその励起巻線がAC電源とすべり接触
とによって励起されるものである。ブラシレスのレゾル
バーとは、その励起巻線がすべり接触を用いることなく
励起されるレゾルバーである。ブラシレスのレゾルバー
の1つのタイプは、変圧器ブラシレスレゾルバーである
。変圧器ブラシレスレゾルバーによって、例えば、ロー
タ巻線はAC電源との誘導結合によって励起される。
ゾルバーには、ブラシレス(brushless)とノ
ン−ブラシレス(non−brushless)の2つ
の主なタイプがあることを説明する。ノン−ブラシレス
のレゾルバーとはその励起巻線がAC電源とすべり接触
とによって励起されるものである。ブラシレスのレゾル
バーとは、その励起巻線がすべり接触を用いることなく
励起されるレゾルバーである。ブラシレスのレゾルバー
の1つのタイプは、変圧器ブラシレスレゾルバーである
。変圧器ブラシレスレゾルバーによって、例えば、ロー
タ巻線はAC電源との誘導結合によって励起される。
【0007】シンクロレゾルバーまたはレゾルバーは、
伝統的に巻回ロータ巻線およびステータ巻線でつくられ
てきている。このような装置の製造は大きな労働力を要
し、したがって、高価となる。その上、レゾルバー、特
にブラシレスレゾルバーは比較的重く、軸方向に長い寸
法を持つ。レゾルバー、特に変圧器ブラシレスレゾルバ
ーに対して安価で軽量で比較的軸方向に短い寸法を持つ
といった必要と要求が起こっている。
伝統的に巻回ロータ巻線およびステータ巻線でつくられ
てきている。このような装置の製造は大きな労働力を要
し、したがって、高価となる。その上、レゾルバー、特
にブラシレスレゾルバーは比較的重く、軸方向に長い寸
法を持つ。レゾルバー、特に変圧器ブラシレスレゾルバ
ーに対して安価で軽量で比較的軸方向に短い寸法を持つ
といった必要と要求が起こっている。
【0008】製造するのに安価で、軽量でそして軸方向
の寸法が小さいレゾルバーを提供することが望ましい。 この目的を達成するために、巻回されたものよりもプリ
ントされたロータおよびステータ巻線を用いるレゾルバ
ーを提供することも望ましい。
の寸法が小さいレゾルバーを提供することが望ましい。 この目的を達成するために、巻回されたものよりもプリ
ントされたロータおよびステータ巻線を用いるレゾルバ
ーを提供することも望ましい。
【0009】プリント回路回転位置指示変換器の種々の
タイプが知られており、容量型および誘導型の両方を含
む。これらはレゾルバーと同様の機能のいくらかを行う
ものであるが、いずれの型の装置も、実際にはレゾルバ
ーではない。
タイプが知られており、容量型および誘導型の両方を含
む。これらはレゾルバーと同様の機能のいくらかを行う
ものであるが、いずれの型の装置も、実際にはレゾルバ
ーではない。
【0010】容量型回転位置指示変換器によって、それ
に加えられた導電性容量板を有するロータは連結された
導電性容量板を有するステータに関して回転する。その
板を横切る容量はそれらの相対的角度位置とともに変化
する。容量回転位置指示変換器の1つの短所は衝撃と振
動に影響され易いという事実にある。衝撃と振動は板の
間のエアギャップの寸法を変化させ、そして次に容量を
変化させるであろう。容量型回転位置指示変換器は米国
特許第 4,092,579号(Weit) に示され
ている。この変換器はこの特許中でレゾルバーと呼ばれ
ているが、この装置は技術的にはレゾルバータイプでは
ない。というのは、多数巻回巻線を用いていないからで
ある。
に加えられた導電性容量板を有するロータは連結された
導電性容量板を有するステータに関して回転する。その
板を横切る容量はそれらの相対的角度位置とともに変化
する。容量回転位置指示変換器の1つの短所は衝撃と振
動に影響され易いという事実にある。衝撃と振動は板の
間のエアギャップの寸法を変化させ、そして次に容量を
変化させるであろう。容量型回転位置指示変換器は米国
特許第 4,092,579号(Weit) に示され
ている。この変換器はこの特許中でレゾルバーと呼ばれ
ているが、この装置は技術的にはレゾルバータイプでは
ない。というのは、多数巻回巻線を用いていないからで
ある。
【0011】誘導結合回転位置指示変換器がまた知られ
ている。そのような変換器の1つはインダクトスン(I
nductosyn) 位置変換器として知られており
、ファランド インダストリーズ(Farrand
Industries, Inc.)社発行の「インダ
クトスン ポジション トランスデューサー」とい
う題名のパンフレットに記載されている。そのような変
換器はプリント回路波状導電性パターンを極ごとのハー
フターンで用いる。このパターンは、ロータディスクと
ステータディスクとの両方の平坦な面に沿って位置する
多くのヘアピンターンを有している。このヘアピンター
ンの1回の完全なサイクルの長さはピッチと呼ばれる。 このディスクの1つは単一の巻線パターンを有し、他の
1つは第1および第2の巻線パターンをこの上に有し、
第2の巻線パターンは第1の巻線パターンから所定の距
離だけ離れている。1つのディスク上の単一巻線に励起
信号として交流電流を加えると第2のディスク上の2つ
の巻線から2つの出力信号が生じる。これらの2つの出
力信号は、ピッチサイクルにおける相対位置に基づいて
正弦関数および余弦関数として変化する振幅を有する。 そのピッチの1サイクル内でいずれの位置にも正弦およ
び余弦出力振幅の唯一の対がある。
ている。そのような変換器の1つはインダクトスン(I
nductosyn) 位置変換器として知られており
、ファランド インダストリーズ(Farrand
Industries, Inc.)社発行の「インダ
クトスン ポジション トランスデューサー」とい
う題名のパンフレットに記載されている。そのような変
換器はプリント回路波状導電性パターンを極ごとのハー
フターンで用いる。このパターンは、ロータディスクと
ステータディスクとの両方の平坦な面に沿って位置する
多くのヘアピンターンを有している。このヘアピンター
ンの1回の完全なサイクルの長さはピッチと呼ばれる。 このディスクの1つは単一の巻線パターンを有し、他の
1つは第1および第2の巻線パターンをこの上に有し、
第2の巻線パターンは第1の巻線パターンから所定の距
離だけ離れている。1つのディスク上の単一巻線に励起
信号として交流電流を加えると第2のディスク上の2つ
の巻線から2つの出力信号が生じる。これらの2つの出
力信号は、ピッチサイクルにおける相対位置に基づいて
正弦関数および余弦関数として変化する振幅を有する。 そのピッチの1サイクル内でいずれの位置にも正弦およ
び余弦出力振幅の唯一の対がある。
【0012】インダクトスンは、実際の動作では、正弦
および余弦関数が得られるレゾルバーに似ている。しか
し、この装置は、多数巻回巻線を用いないから、レゾル
バーとは異なる。インダクトスンは、多数巻回巻線を用
いないから、いくつかの欠点を持つ。第1に、これらの
装置は非常に小さな角度変位だけを直接に検知し得る。 もし、より大きな変位を検知すべきときは、これらの装
置は論理回路とともに用いられて角度が2〜3度よりも
大きい角度位置を明らかに決定する。このような論理回
路の必要性のために、これらの装置は高価となり、ユニ
ットごとに数千ドル程度のコストがかかる。第2に、こ
れらのような装置の伝達比、即ち、出力電圧を入力電圧
で除した比は極めて低い。代表的な巻回ロータ/巻回ス
テータレゾルバーでは伝達比はより高い。このような低
い伝達比のためにそのような変換器の出力電圧は増幅し
なければならず、増幅器を使用するとこれらの装置のコ
ストが増大してしまう。
および余弦関数が得られるレゾルバーに似ている。しか
し、この装置は、多数巻回巻線を用いないから、レゾル
バーとは異なる。インダクトスンは、多数巻回巻線を用
いないから、いくつかの欠点を持つ。第1に、これらの
装置は非常に小さな角度変位だけを直接に検知し得る。 もし、より大きな変位を検知すべきときは、これらの装
置は論理回路とともに用いられて角度が2〜3度よりも
大きい角度位置を明らかに決定する。このような論理回
路の必要性のために、これらの装置は高価となり、ユニ
ットごとに数千ドル程度のコストがかかる。第2に、こ
れらのような装置の伝達比、即ち、出力電圧を入力電圧
で除した比は極めて低い。代表的な巻回ロータ/巻回ス
テータレゾルバーでは伝達比はより高い。このような低
い伝達比のためにそのような変換器の出力電圧は増幅し
なければならず、増幅器を使用するとこれらの装置のコ
ストが増大してしまう。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主な目的は、
平坦な巻線を有するレゾルバー、即ち、実用上で経験さ
れた上述の必要と要求とに答えかつ満足するプリント回
路レゾルバーを提供することである。
平坦な巻線を有するレゾルバー、即ち、実用上で経験さ
れた上述の必要と要求とに答えかつ満足するプリント回
路レゾルバーを提供することである。
【0014】本発明の他の目的は、無比のコイルジオメ
トリーを有する平坦な巻線を提供することである。
トリーを有する平坦な巻線を提供することである。
【0015】本発明のさらに他の目的は、衝撃と振動に
影響されない回転位置指示変換器を提供することである
。
影響されない回転位置指示変換器を提供することである
。
【0016】本発明のさらに他の目的は、レゾルバーお
よび特に、安価に製造可能な変圧器ブラシレスレゾルバ
ーを提供することである。
よび特に、安価に製造可能な変圧器ブラシレスレゾルバ
ーを提供することである。
【0017】本発明のさらに他の目的は、レゾルバーお
よび特に、高伝達比を有する変圧器ブラシレスレゾルバ
ーを提供することである。
よび特に、高伝達比を有する変圧器ブラシレスレゾルバ
ーを提供することである。
【0018】本発明のさらに他の目的は、レゾルバーお
よび特に、軸方向の寸法が比較的小さくかつ比較的軽量
な変圧器ブラシレスレゾルバーを提供することである。
よび特に、軸方向の寸法が比較的小さくかつ比較的軽量
な変圧器ブラシレスレゾルバーを提供することである。
【0019】本発明のさらに他の目的は、レゾルバーお
よび特に、三角関数、即ち、正弦および余弦関数に従う
とともにレゾルバーのステータ巻線に関して広角度範囲
にわたってロータ巻線の角度位置によって変化する、明
確に定められた電圧出力を有する変圧器ブラシレスレゾ
ルバーを提供することである。
よび特に、三角関数、即ち、正弦および余弦関数に従う
とともにレゾルバーのステータ巻線に関して広角度範囲
にわたってロータ巻線の角度位置によって変化する、明
確に定められた電圧出力を有する変圧器ブラシレスレゾ
ルバーを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的は、従来技術の
巻回ロータ/ステータ巻線レゾルバーと比較して、プリ
ント回路レゾルバーによって達成される。
巻回ロータ/ステータ巻線レゾルバーと比較して、プリ
ント回路レゾルバーによって達成される。
【0021】本発明によれば、第1の平坦な多数巻回ス
テータ巻線と第2の平坦な多数巻回ステータ巻線とを備
えるステータ組立体を有するレゾルバーが提供される。 ロータ組立体はステータ組立体に近接して配置されステ
ータ組立体に対して回転可能である。ロータ組立体は平
坦な多数巻回ロータ巻線を備え、このロータ巻線は、電
圧を与える交流電源をロータ巻線に供給したときにステ
ータ巻線に磁場を誘導的に結合するものである。このよ
うな手段において、ステータ巻線に対するロータ巻線の
角度位置により三角関数に従って変化する各電圧によっ
てステータ巻線のそれぞれにおいて電圧が誘導される。
テータ巻線と第2の平坦な多数巻回ステータ巻線とを備
えるステータ組立体を有するレゾルバーが提供される。 ロータ組立体はステータ組立体に近接して配置されステ
ータ組立体に対して回転可能である。ロータ組立体は平
坦な多数巻回ロータ巻線を備え、このロータ巻線は、電
圧を与える交流電源をロータ巻線に供給したときにステ
ータ巻線に磁場を誘導的に結合するものである。このよ
うな手段において、ステータ巻線に対するロータ巻線の
角度位置により三角関数に従って変化する各電圧によっ
てステータ巻線のそれぞれにおいて電圧が誘導される。
【0022】本発明の重要な特徴に従えば、無比のコイ
ルジオメトリーを有するレゾルバー巻線が提供される。 本発明の各レゾルバー巻線は平坦であり、ディスク上に
形成された少なくとも2つの平坦多数巻回コイルから構
成される。各コイルはNターン(turn) および2
Mセクタ(sector) を備え、NとMは番号であ
る。各セクタにおいて、ディスクに関する所定のターン
の各点の径および円周位置は、ディスクの中心点から放
射する半径方向セクタ線に沿って決められる。ディスク
の中心に関する所定のターン(turn)の各点の位置
は、内側ターン半径か外側ターン半径のいずれかによっ
て決められる。任意の所定のターンについての内側ター
ン半径とは、ディスクの中心点から、所定のセクタ線に
沿って測定されたターン上の最も近い点までの距離であ
る。そのターンについての外側ターン半径とは、ディス
クの中心点から同じセクタ線に沿って測定されたターン
上の最も遠い点までの距離である。所定のセクタ線につ
いてのすべての外側ターン半径の総和からその所定のセ
クタ線についてのすべての内側ターン半径の総和を差し
引くとある値が決まる。コイルのすべてのセクタ線につ
いてのすべての値の組は三角波関数に近い。
ルジオメトリーを有するレゾルバー巻線が提供される。 本発明の各レゾルバー巻線は平坦であり、ディスク上に
形成された少なくとも2つの平坦多数巻回コイルから構
成される。各コイルはNターン(turn) および2
Mセクタ(sector) を備え、NとMは番号であ
る。各セクタにおいて、ディスクに関する所定のターン
の各点の径および円周位置は、ディスクの中心点から放
射する半径方向セクタ線に沿って決められる。ディスク
の中心に関する所定のターン(turn)の各点の位置
は、内側ターン半径か外側ターン半径のいずれかによっ
て決められる。任意の所定のターンについての内側ター
ン半径とは、ディスクの中心点から、所定のセクタ線に
沿って測定されたターン上の最も近い点までの距離であ
る。そのターンについての外側ターン半径とは、ディス
クの中心点から同じセクタ線に沿って測定されたターン
上の最も遠い点までの距離である。所定のセクタ線につ
いてのすべての外側ターン半径の総和からその所定のセ
クタ線についてのすべての内側ターン半径の総和を差し
引くとある値が決まる。コイルのすべてのセクタ線につ
いてのすべての値の組は三角波関数に近い。
【0023】
【実施例】図面を参照して本発明による実施例を説明す
る。図1を参照すると、10で一般的に示された、変圧
器ブラシレスレゾルバーの普通の構造の配線概略図があ
る。レゾルバー10はステータとロータとを含んでいる
。ステータは第1の多数巻回ステータ巻線12、第2の
多数巻回ステータ巻線14および多数巻回ステータ励起
巻線16を含んでいる。ロータは多数巻回ロータ巻線1
8および多数巻回ロータ励起巻線20を含み、このロー
タ励起巻線20はロータ巻線18に結合または接続され
ている。図示のように、レゾルバー10のステータ巻線
12および14は互いに電気的に90度変位されている
。
る。図1を参照すると、10で一般的に示された、変圧
器ブラシレスレゾルバーの普通の構造の配線概略図があ
る。レゾルバー10はステータとロータとを含んでいる
。ステータは第1の多数巻回ステータ巻線12、第2の
多数巻回ステータ巻線14および多数巻回ステータ励起
巻線16を含んでいる。ロータは多数巻回ロータ巻線1
8および多数巻回ロータ励起巻線20を含み、このロー
タ励起巻線20はロータ巻線18に結合または接続され
ている。図示のように、レゾルバー10のステータ巻線
12および14は互いに電気的に90度変位されている
。
【0024】動作において、ステータ励起巻線16は端
子22および24に加えられるAC電源を有するときに
は、AC電圧がロータ励起巻線20およびロータ巻線1
8において誘導される。もしロータがこのようにAC搬
送電圧Vsinωactによって励起されるならば、S
1−S3間およびS2−S4間の2つのステータ出力電
圧は次のようになる。 VS1−S3(t)=KV sinθ sin ωac
tVS2−S4(t)=KV cosθ sin ωa
ctここで、θはレゾルバー軸角度、Vおよびωacは
それぞれ、基準(あるいは“搬送”)AC電圧、即ち、
ロータ巻線において誘導された電圧の振幅および周波数
(ラジアン)、そしてKは変換係数である。
子22および24に加えられるAC電源を有するときに
は、AC電圧がロータ励起巻線20およびロータ巻線1
8において誘導される。もしロータがこのようにAC搬
送電圧Vsinωactによって励起されるならば、S
1−S3間およびS2−S4間の2つのステータ出力電
圧は次のようになる。 VS1−S3(t)=KV sinθ sin ωac
tVS2−S4(t)=KV cosθ sin ωa
ctここで、θはレゾルバー軸角度、Vおよびωacは
それぞれ、基準(あるいは“搬送”)AC電圧、即ち、
ロータ巻線において誘導された電圧の振幅および周波数
(ラジアン)、そしてKは変換係数である。
【0025】図1に示されたレゾルバーは、2つの出力
電圧をS1−S3およびS2−S4に渡ってそれぞれ生
じる位置指示変換器であり、ステータに対するロータの
角度位置に従って2つの出力電圧のうちの1つは正弦関
数として変化し、もう1つは余弦関数として変化するも
のであることが後述の記載から理解されるであろう。本
発明は図1に示された一般的なタイプのレゾルバーを指
向するものであるが、巻回されたコイルを含まず、高伝
達比および小さな軸方向寸法を有するものである。
電圧をS1−S3およびS2−S4に渡ってそれぞれ生
じる位置指示変換器であり、ステータに対するロータの
角度位置に従って2つの出力電圧のうちの1つは正弦関
数として変化し、もう1つは余弦関数として変化するも
のであることが後述の記載から理解されるであろう。本
発明は図1に示された一般的なタイプのレゾルバーを指
向するものであるが、巻回されたコイルを含まず、高伝
達比および小さな軸方向寸法を有するものである。
【0026】図2を参照すると、発明に従ったブラシレ
スレゾルバー30の断面図が示されている。レゾルバー
30は中央軸34を備える。レゾルバー30はさらにス
テータ組立体36およびロータ組立体38を備える。ス
テータ組立体36は固定される一方、ロータ組立体38
はステータ組立体36に対して軸34とともに回転する
。
スレゾルバー30の断面図が示されている。レゾルバー
30は中央軸34を備える。レゾルバー30はさらにス
テータ組立体36およびロータ組立体38を備える。ス
テータ組立体36は固定される一方、ロータ組立体38
はステータ組立体36に対して軸34とともに回転する
。
【0027】ステータ組立体36は第1の平坦な強磁性
体板40および多層ディスク32を備える。ロータ組立
体38は第2の平坦な強磁性体板42および多層ディス
ク33を備える。強磁性体板40、42は低磁性抵抗の
通路を提供する。多層ディスク32、33は絶縁層を含
み、その上に多数巻回巻線が後に詳しく説明するように
形成される。本発明のレゾルバー30は巻回されたコイ
ルを用いない。その上、ロータ組立体およびステータ組
立体の結合された軸方向の寸法は、およそ0.25イン
チである。レゾルバーはおよそ1.0+/−5%程度の
伝達比を有する。レゾルバーは360度にわたって+/
−60分以内の精度の位置信号を提供する。
体板40および多層ディスク32を備える。ロータ組立
体38は第2の平坦な強磁性体板42および多層ディス
ク33を備える。強磁性体板40、42は低磁性抵抗の
通路を提供する。多層ディスク32、33は絶縁層を含
み、その上に多数巻回巻線が後に詳しく説明するように
形成される。本発明のレゾルバー30は巻回されたコイ
ルを用いない。その上、ロータ組立体およびステータ組
立体の結合された軸方向の寸法は、およそ0.25イン
チである。レゾルバーはおよそ1.0+/−5%程度の
伝達比を有する。レゾルバーは360度にわたって+/
−60分以内の精度の位置信号を提供する。
【0028】動作において、レゾルバー30は、図1を
参照して前述したように、ステータに対するロータの角
度位置に従った三角関数によって変化する2つの異った
電圧出力信号を発生する。ステータ組立体36に対する
中央軸34の角度位置に従って、その電圧出力信号の1
つは正弦関数で変化し、もう1つは余弦関数で変化する
。
参照して前述したように、ステータに対するロータの角
度位置に従った三角関数によって変化する2つの異った
電圧出力信号を発生する。ステータ組立体36に対する
中央軸34の角度位置に従って、その電圧出力信号の1
つは正弦関数で変化し、もう1つは余弦関数で変化する
。
【0029】図3を参照して、ステータ組立体36およ
びロータ組立体38の構造をそれぞれ説明する。図3は
図2のロータ組立体およびステータ組立体の部品的な分
解図である。図3からわかるように、そして図4〜図9
の記載でさらに明らかになるように、ステータ組立体3
6は、第1,第2,第3,第4,第5および第6の平坦
な絶縁層50、52、54、56、58および60を有
する多層ディスク32を備え、これらの上にそれぞれ導
電パターンが形成されている。ステータ組立体36の多
層ディスク32は、強磁性体板40に形成された凹部に
取り付けられている。
びロータ組立体38の構造をそれぞれ説明する。図3は
図2のロータ組立体およびステータ組立体の部品的な分
解図である。図3からわかるように、そして図4〜図9
の記載でさらに明らかになるように、ステータ組立体3
6は、第1,第2,第3,第4,第5および第6の平坦
な絶縁層50、52、54、56、58および60を有
する多層ディスク32を備え、これらの上にそれぞれ導
電パターンが形成されている。ステータ組立体36の多
層ディスク32は、強磁性体板40に形成された凹部に
取り付けられている。
【0030】図3からまたわかるように、そして図10
〜図13の記載でさらに明らかになるように、ロータ組
立体38は同様に、第1,第2,第3および第4の平坦
な絶縁層62、64、66および68を有する多層ディ
スク33を備え、これらの上にそれぞれ導電パターンが
形成されている。ロータ組立体38の多層ディスク33
は強磁性体板42に形成された凹部に取り付けられてい
る。
〜図13の記載でさらに明らかになるように、ロータ組
立体38は同様に、第1,第2,第3および第4の平坦
な絶縁層62、64、66および68を有する多層ディ
スク33を備え、これらの上にそれぞれ導電パターンが
形成されている。ロータ組立体38の多層ディスク33
は強磁性体板42に形成された凹部に取り付けられてい
る。
【0031】ここで特に図4〜図9を参照してロータ組
立体36についてさらに詳細に説明する。図4に第1の
平坦な絶縁層50が示されている。平坦な絶縁層50は
この表面上に形成された4つの多数巻回導電パターン8
0、82、83および84を有する。図5に隣りの平坦
な絶縁層52が示されている。絶縁層52は同様にこの
表面上に形成された4つの多数巻回導電パターン86、
88、90および92を備える。図3,図4および図5
からわかるように、第1および第2の絶縁層50、52
はそれぞれ、平坦な面に存在する。層50、52上に形
成された多数巻回導電パターンは、図1に示されるステ
ータ巻線14と同等の第1のステータ巻線をパターンが
互いに形成するように貫通孔接続によって相互に連結さ
れている。第1のステータ巻線の第1の部分は絶縁層5
0によって担われ、第1の絶縁層50上に一定間隔で離
れた関係に配置された第1の複数のプリント回路多数巻
回コイル80、82、83および84を備える。第1の
ステータ巻線の第2の部分は第2の絶縁層52によって
担われ、第2の絶縁層52上に一定の間隔で離れた関係
に配置された第2の複数のプリント回路多数巻回コイル
86、88、90および92を備える。第1のステータ
巻線についての2つの出力端子は絶縁層50上では94
で示され、絶縁層部材52では96で示される。絶縁層
50と52とが組み立てられるとき、コイル80(層5
0上の)と86(層52上の)は隣接するかあるいは対
向し他と見当合わせされる。コイル82、88;83、
90;84、92についても同じことが定められる。こ
れ以降に説明するように、層50、52はこれらに配置
されるコイルとともに2層4極プリント回路巻線を構成
する。
立体36についてさらに詳細に説明する。図4に第1の
平坦な絶縁層50が示されている。平坦な絶縁層50は
この表面上に形成された4つの多数巻回導電パターン8
0、82、83および84を有する。図5に隣りの平坦
な絶縁層52が示されている。絶縁層52は同様にこの
表面上に形成された4つの多数巻回導電パターン86、
88、90および92を備える。図3,図4および図5
からわかるように、第1および第2の絶縁層50、52
はそれぞれ、平坦な面に存在する。層50、52上に形
成された多数巻回導電パターンは、図1に示されるステ
ータ巻線14と同等の第1のステータ巻線をパターンが
互いに形成するように貫通孔接続によって相互に連結さ
れている。第1のステータ巻線の第1の部分は絶縁層5
0によって担われ、第1の絶縁層50上に一定間隔で離
れた関係に配置された第1の複数のプリント回路多数巻
回コイル80、82、83および84を備える。第1の
ステータ巻線の第2の部分は第2の絶縁層52によって
担われ、第2の絶縁層52上に一定の間隔で離れた関係
に配置された第2の複数のプリント回路多数巻回コイル
86、88、90および92を備える。第1のステータ
巻線についての2つの出力端子は絶縁層50上では94
で示され、絶縁層部材52では96で示される。絶縁層
50と52とが組み立てられるとき、コイル80(層5
0上の)と86(層52上の)は隣接するかあるいは対
向し他と見当合わせされる。コイル82、88;83、
90;84、92についても同じことが定められる。こ
れ以降に説明するように、層50、52はこれらに配置
されるコイルとともに2層4極プリント回路巻線を構成
する。
【0032】第1のステータ巻線は層50上の出力端子
94から層52上の出力端子96まで連続的な電気的通
路を形成する。プリント回路導体100が端94から第
1の多数巻回プリント回路コイル80まで延びている。 コイル80は第1のすなわち反時計回り方向に巻回され
て第1の層50上にノード102で終る。第2の層52
は、層50に隣接しているが、その第1のコイル86が
第1の層50の第1のコイル80に近接して位置するよ
うに位置付けられる。第1の層50上の第1のコイル8
0は第1の層50におけるいわゆる挿通孔(via h
ole) 104を通して第2の層52の第1のコイル
86と直列に接続される。第2の層52の第1のコイル
86は、第1の層50の第1のコイル80と同じ方向、
すなわち反時計回りに巻回されており、プリント回路導
体105を通して第2の層52の第2のコイル88と直
列に接続される。第2の層52の第2のコイル88は第
2の層52の第1のコイル86の反対方向、すなわち、
時計回りに巻回されている。第2の層52の第2のコイ
ル88は層50における挿通孔106を通して第1の層
50の第2のコイル82と直列に接続されている。第1
の層50の第2のコイル82は、第2の層52の第2の
コイル88と同じ方向、すなわち時計回りに巻回されて
おり、プリント回路導体107を通して第1の層50の
第3のコイル83と直列に接続される。第1の層50の
第3のコイル83は第1の層50の第2のコイル82の
反対方向、すなわち反時計回りに巻回されている。第1
の層50の第3のコイル83は第1の層50における挿
通孔108を通して第2の層52の第3のコイル90と
直列に接続されている。第2の層52の第3のコイル9
0は、第1の層50の第3のコイル83と同じ方向に巻
回されており、プリント回路導体108を通して第2の
層52の第4のコイル92と直列に接続される。第2の
層52の第4のコイル92は第2の層52の第3のコイ
ル90の反対方向、すなわち、時計回りに巻回されてい
る。第2の層52の第4のコイル92は第1の層50に
おける挿通孔110を通して第1の層50の第4のコイ
ル84に接続される。第1の層50の第4のコイル84
は第2の層52の第4のコイル92と同じ方向、すなわ
ち時計回りに巻回されている。プリント回路導体112
はコイル84をノード114に接続し、次に挿通孔11
6を通して、第2の層52上のノード118に接続され
る。プリント回路導体120がコイル88の周囲で巻い
ており、ノード122に接続され、次に挿通孔124を
通して第1の層50上のノード126に接続される。プ
リント回路導体128はノード126をノード130に
相互に連結し、次に挿通孔132を通して第2の層52
上のノード134に接続される。ノード134はプリン
ト回路基板136を通して出力端子96に接続される。
94から層52上の出力端子96まで連続的な電気的通
路を形成する。プリント回路導体100が端94から第
1の多数巻回プリント回路コイル80まで延びている。 コイル80は第1のすなわち反時計回り方向に巻回され
て第1の層50上にノード102で終る。第2の層52
は、層50に隣接しているが、その第1のコイル86が
第1の層50の第1のコイル80に近接して位置するよ
うに位置付けられる。第1の層50上の第1のコイル8
0は第1の層50におけるいわゆる挿通孔(via h
ole) 104を通して第2の層52の第1のコイル
86と直列に接続される。第2の層52の第1のコイル
86は、第1の層50の第1のコイル80と同じ方向、
すなわち反時計回りに巻回されており、プリント回路導
体105を通して第2の層52の第2のコイル88と直
列に接続される。第2の層52の第2のコイル88は第
2の層52の第1のコイル86の反対方向、すなわち、
時計回りに巻回されている。第2の層52の第2のコイ
ル88は層50における挿通孔106を通して第1の層
50の第2のコイル82と直列に接続されている。第1
の層50の第2のコイル82は、第2の層52の第2の
コイル88と同じ方向、すなわち時計回りに巻回されて
おり、プリント回路導体107を通して第1の層50の
第3のコイル83と直列に接続される。第1の層50の
第3のコイル83は第1の層50の第2のコイル82の
反対方向、すなわち反時計回りに巻回されている。第1
の層50の第3のコイル83は第1の層50における挿
通孔108を通して第2の層52の第3のコイル90と
直列に接続されている。第2の層52の第3のコイル9
0は、第1の層50の第3のコイル83と同じ方向に巻
回されており、プリント回路導体108を通して第2の
層52の第4のコイル92と直列に接続される。第2の
層52の第4のコイル92は第2の層52の第3のコイ
ル90の反対方向、すなわち、時計回りに巻回されてい
る。第2の層52の第4のコイル92は第1の層50に
おける挿通孔110を通して第1の層50の第4のコイ
ル84に接続される。第1の層50の第4のコイル84
は第2の層52の第4のコイル92と同じ方向、すなわ
ち時計回りに巻回されている。プリント回路導体112
はコイル84をノード114に接続し、次に挿通孔11
6を通して、第2の層52上のノード118に接続され
る。プリント回路導体120がコイル88の周囲で巻い
ており、ノード122に接続され、次に挿通孔124を
通して第1の層50上のノード126に接続される。プ
リント回路導体128はノード126をノード130に
相互に連結し、次に挿通孔132を通して第2の層52
上のノード134に接続される。ノード134はプリン
ト回路基板136を通して出力端子96に接続される。
【0033】上述のことから次のことが理解されるであ
ろう。すなわち、隣接する一対の絶縁層50、52上の
コイルは互いに他に対して対向しほぼ見当合せされ、対
向し見当合せされたコイルは対向するコイルおよび見当
合せされたコイルの複数の対を構成し、すなわち、コイ
ル80と86とは一対の対向し見当合せされたコイルと
を形成し、コイル82と88、83と90および84と
92も同様に形成する。対向し見当合せされたコイルの
各対におけるコイルは直列に接続され、同じ方向に巻回
されている。対向し見当合せされたコイルとの隣り合う
対は互いに他と直列に接続され、反対方向に巻回されて
いる。このコイルジオメトリーのために磁束が層50と
層52とにおける相互接続導体において打ち消される。 さらに次のことが理解されるであろう。すなわち、層5
0と52とに配置されたステータ巻線のコイル中に電流
が流れると、多数巻回4極巻線が反対極を形成する隣り
合う対、例えば80、86および82、86を確定する
。これは、図8および図9において符号N,S,N,S
によって示されている。
ろう。すなわち、隣接する一対の絶縁層50、52上の
コイルは互いに他に対して対向しほぼ見当合せされ、対
向し見当合せされたコイルは対向するコイルおよび見当
合せされたコイルの複数の対を構成し、すなわち、コイ
ル80と86とは一対の対向し見当合せされたコイルと
を形成し、コイル82と88、83と90および84と
92も同様に形成する。対向し見当合せされたコイルの
各対におけるコイルは直列に接続され、同じ方向に巻回
されている。対向し見当合せされたコイルとの隣り合う
対は互いに他と直列に接続され、反対方向に巻回されて
いる。このコイルジオメトリーのために磁束が層50と
層52とにおける相互接続導体において打ち消される。 さらに次のことが理解されるであろう。すなわち、層5
0と52とに配置されたステータ巻線のコイル中に電流
が流れると、多数巻回4極巻線が反対極を形成する隣り
合う対、例えば80、86および82、86を確定する
。これは、図8および図9において符号N,S,N,S
によって示されている。
【0034】図8および図9を参照して、本発明による
レゾルバーの第2のステータ巻線を説明する。絶縁層5
8および60はそれぞれ、第2のステータ巻線の部分を
支持し、それらの部分は互いに図1に示されるステータ
巻線12と同等である。第2のステータ巻線の第1の部
分は第3の絶縁層58によって担われており、一定間隔
で離れた関係に配置されたプリント回路多数巻回ステー
タコイル200、202、204および206を備える
。第2のステータ巻線の第2の部分は第4の絶縁層60
によって担われており、一定間隔で離れた関係に配置さ
れたプリント回路多数巻回ステータコイル208、21
0、212および214を備える。第2のステータ巻線
についての2つの出力端子が絶縁層58上に214と、
および絶縁層60上に216と示されている。
レゾルバーの第2のステータ巻線を説明する。絶縁層5
8および60はそれぞれ、第2のステータ巻線の部分を
支持し、それらの部分は互いに図1に示されるステータ
巻線12と同等である。第2のステータ巻線の第1の部
分は第3の絶縁層58によって担われており、一定間隔
で離れた関係に配置されたプリント回路多数巻回ステー
タコイル200、202、204および206を備える
。第2のステータ巻線の第2の部分は第4の絶縁層60
によって担われており、一定間隔で離れた関係に配置さ
れたプリント回路多数巻回ステータコイル208、21
0、212および214を備える。第2のステータ巻線
についての2つの出力端子が絶縁層58上に214と、
および絶縁層60上に216と示されている。
【0035】第1のステータ巻線のように、第2のステ
ータ巻線は層58上の出力端子214から層60上の出
力端子216まで連続的な電気的通路を形成している。 プリント回路導体218は端子214から層58上の第
1の多数巻回プリント回路コイル200まで延びている
。コイル200は第1の方向、すなわち、時計回りに巻
回されており、第3の層58上のノード220で終って
いる。第4の層60は、層58に隣接しているが、その
第1のコイル208が第3の層58の第1のコイル20
0に近接して位置するように位置付けられる。第3の層
58上の第1のコイル200は第3の層58における挿
通孔222を通して第4の層60の第1のコイル208
と直列に接続される。第4の層60の第1のコイル20
8は、第3の層58の第1のコイル200と同じ方向、
すなわち時計回りに巻回されており、プリント回路導体
224を通して第4の層60の第2のコイル210に直
列に接続されている。第4の層60の第2のコイル21
0は第4の層60の第1のコイル208の反対方向、す
なわち、反時計回りに巻回されている。第4の層60の
第2のコイル210は層58における挿通孔226を通
して第3の層58の第2のコイル202と直列に接続さ
れている。第3の層58の第2のコイル202は、第4
の層60の第2のコイル210と同じ方向、すなわち、
反時計回りに巻回されており、プリント回路導体228
を通して第3の層58上の第3のコイル204と直列に
接続されている。第3の層58の第3のコイル204は
第3の層58の第2のコイル202の反対方向、すなわ
ち、時計回りに巻回されている。第3の層58の第3の
コイル204は層58における挿通孔230を通して第
4の層60の第3のコイル212と直列に接続されてい
る。第4の層60の第3のコイル212は、第3の層5
8の第3のコイル204と同じ方向に巻回されており、
プリント回路導体232を通して第4の層60上の第4
のコイル214と直列に接続されている。第4の層60
の第4のコイル214は第4の層60の第3のコイル2
12の反対方向、すなわち、反時計回りに巻回されてい
る。第4の層60の第4のコイル214は層58におけ
る挿通孔234を通して第3の層58の第4のコイル2
06に接続される。層58の第4のコイル206は第4
の層60の第4のコイル214と同じ方向、すなわち反
時計回りに巻回されている。プリント回路導体236は
コイル206をノード238に接続し、次に挿通孔24
0を通して第4の層60上のノード242と接続される
。プリント回路導体244はコイル210の周囲で巻い
ており、ノード246に接続され、次に挿通孔248を
通して第3の層58上のノード249と接続される。プ
リント回路導体250はノード249をノード252に
相互に連結し、次に挿通孔253を通して第4の層60
上のノード254に接続される。ノード254はプリン
ト回路導体256を通して出力端子216に接続される
。
ータ巻線は層58上の出力端子214から層60上の出
力端子216まで連続的な電気的通路を形成している。 プリント回路導体218は端子214から層58上の第
1の多数巻回プリント回路コイル200まで延びている
。コイル200は第1の方向、すなわち、時計回りに巻
回されており、第3の層58上のノード220で終って
いる。第4の層60は、層58に隣接しているが、その
第1のコイル208が第3の層58の第1のコイル20
0に近接して位置するように位置付けられる。第3の層
58上の第1のコイル200は第3の層58における挿
通孔222を通して第4の層60の第1のコイル208
と直列に接続される。第4の層60の第1のコイル20
8は、第3の層58の第1のコイル200と同じ方向、
すなわち時計回りに巻回されており、プリント回路導体
224を通して第4の層60の第2のコイル210に直
列に接続されている。第4の層60の第2のコイル21
0は第4の層60の第1のコイル208の反対方向、す
なわち、反時計回りに巻回されている。第4の層60の
第2のコイル210は層58における挿通孔226を通
して第3の層58の第2のコイル202と直列に接続さ
れている。第3の層58の第2のコイル202は、第4
の層60の第2のコイル210と同じ方向、すなわち、
反時計回りに巻回されており、プリント回路導体228
を通して第3の層58上の第3のコイル204と直列に
接続されている。第3の層58の第3のコイル204は
第3の層58の第2のコイル202の反対方向、すなわ
ち、時計回りに巻回されている。第3の層58の第3の
コイル204は層58における挿通孔230を通して第
4の層60の第3のコイル212と直列に接続されてい
る。第4の層60の第3のコイル212は、第3の層5
8の第3のコイル204と同じ方向に巻回されており、
プリント回路導体232を通して第4の層60上の第4
のコイル214と直列に接続されている。第4の層60
の第4のコイル214は第4の層60の第3のコイル2
12の反対方向、すなわち、反時計回りに巻回されてい
る。第4の層60の第4のコイル214は層58におけ
る挿通孔234を通して第3の層58の第4のコイル2
06に接続される。層58の第4のコイル206は第4
の層60の第4のコイル214と同じ方向、すなわち反
時計回りに巻回されている。プリント回路導体236は
コイル206をノード238に接続し、次に挿通孔24
0を通して第4の層60上のノード242と接続される
。プリント回路導体244はコイル210の周囲で巻い
ており、ノード246に接続され、次に挿通孔248を
通して第3の層58上のノード249と接続される。プ
リント回路導体250はノード249をノード252に
相互に連結し、次に挿通孔253を通して第4の層60
上のノード254に接続される。ノード254はプリン
ト回路導体256を通して出力端子216に接続される
。
【0036】ステータ組立体36の説明を完了するため
に、本発明に従った平坦なステータ励起巻線を図示する
図6および図7を参照する。ステータ励起巻線は第1の
部分300(図7を参照)および第2の部分302(図
6を参照)から構成されている。ステータ励起巻線の第
1の部分300は第5の絶縁層54に配置された単一の
プリント回路多数巻回コイル301を備え、第2の部分
302は第6の絶縁層56に配置された単一のプリント
回路多数巻回コイル303を備えている。ステータ励起
巻線は層54上の入力端子304から層56上の出力端
子306まで連続的な電気的通路を形成する。プリント
回路導体308は端子304から層54上のコイル30
1の始端まで延びて、コイル301は時計回りに巻回さ
れて第5の層54のノード310で終っている。ステー
タ励起コイル301の第1の部分は第5の層54におけ
る挿通孔312および層56上のノード314を通して
層56上のステータ励起巻線の第2の部分と直列に接続
される。第2の部分302は第5の層54上のコイル3
01と同じ方向に巻回されている。第5の層54に配置
されたステータ励起巻線の第2の部分302の終端はプ
リント回路導体312を通して入力端子306と接続さ
れている。ステータ励起巻線の部分301および302
は互いに図1に示されたステータ励起巻線16と同等な
ものである。層54および56上の巻線は互に見当合せ
されているが電流が各層で反対方向に流れるという事実
があるから、層54と56との間で発生するどんな磁束
も打ち消される。
に、本発明に従った平坦なステータ励起巻線を図示する
図6および図7を参照する。ステータ励起巻線は第1の
部分300(図7を参照)および第2の部分302(図
6を参照)から構成されている。ステータ励起巻線の第
1の部分300は第5の絶縁層54に配置された単一の
プリント回路多数巻回コイル301を備え、第2の部分
302は第6の絶縁層56に配置された単一のプリント
回路多数巻回コイル303を備えている。ステータ励起
巻線は層54上の入力端子304から層56上の出力端
子306まで連続的な電気的通路を形成する。プリント
回路導体308は端子304から層54上のコイル30
1の始端まで延びて、コイル301は時計回りに巻回さ
れて第5の層54のノード310で終っている。ステー
タ励起コイル301の第1の部分は第5の層54におけ
る挿通孔312および層56上のノード314を通して
層56上のステータ励起巻線の第2の部分と直列に接続
される。第2の部分302は第5の層54上のコイル3
01と同じ方向に巻回されている。第5の層54に配置
されたステータ励起巻線の第2の部分302の終端はプ
リント回路導体312を通して入力端子306と接続さ
れている。ステータ励起巻線の部分301および302
は互いに図1に示されたステータ励起巻線16と同等な
ものである。層54および56上の巻線は互に見当合せ
されているが電流が各層で反対方向に流れるという事実
があるから、層54と56との間で発生するどんな磁束
も打ち消される。
【0037】図3および図10〜図13に戻って、ロー
タ組立体38について説明する。図10においてロータ
の第1の平坦な絶縁層62が示され、図11において隣
接する平坦な絶縁層64が示されている。図3、図10
および図11からわかるように、第1および第2の絶縁
層62および64はそれぞれ平行な面に存在する。絶縁
層62、64はそれぞれロータ巻線の部分を支持し、そ
れらの部分は互いに図1に示されるロータ巻線18と同
等である。ロータ巻線の第1の部分は絶縁層62によっ
て担われており、一定間隔で離れた関係に配置されたプ
リント回路多数巻回ロータコイル402、404、40
6および408を備える。ロータ巻線の第2の部分は絶
縁層64(図11)によって担われており、一定間隔で
離れた関係に配置されたプリント回路多数巻回ロータコ
イル410、412、414および416を備える。ロ
ータ巻線についての2つの出力端子が支持手段62上に
418と、および絶縁層64上に420と示されている
。
タ組立体38について説明する。図10においてロータ
の第1の平坦な絶縁層62が示され、図11において隣
接する平坦な絶縁層64が示されている。図3、図10
および図11からわかるように、第1および第2の絶縁
層62および64はそれぞれ平行な面に存在する。絶縁
層62、64はそれぞれロータ巻線の部分を支持し、そ
れらの部分は互いに図1に示されるロータ巻線18と同
等である。ロータ巻線の第1の部分は絶縁層62によっ
て担われており、一定間隔で離れた関係に配置されたプ
リント回路多数巻回ロータコイル402、404、40
6および408を備える。ロータ巻線の第2の部分は絶
縁層64(図11)によって担われており、一定間隔で
離れた関係に配置されたプリント回路多数巻回ロータコ
イル410、412、414および416を備える。ロ
ータ巻線についての2つの出力端子が支持手段62上に
418と、および絶縁層64上に420と示されている
。
【0038】ロータ巻線は絶縁層62上の端子418か
ら絶縁層64上の端子420まで連続的な電気的通路を
形成している。プリント回路導体425は端子418か
ら第1のコイル402まで延びている。コイル402は
第1の方向、すなわち、反時計回りに巻回されており、
ノード426まで延びている。第2の支持手段すなわち
層64は、絶縁層62に隣接しているが、その第1のコ
イル410が第1の層62の第1のコイル402に近接
して位置するように位置付けられる。第1のコイル40
2は第1の層62における挿通孔428を通して第2の
層64の第1のコイル410と直列に接続される。第2
の層64の第1のコイル410は、層62の第1のコイ
ル402と同じ反時計回り方向に巻回されており、プリ
ント回路導体429を通して第2の層64の第2のコイ
ル412に直列に接続されている。第2の層64の第2
のコイル412は第1のコイル410の反対方向、すな
わち、時計回りに巻回されている。第2のコイル412
は層62における挿通孔430を通して第1の層62の
第2のコイル404と直列に接続されている。第2のコ
イル404は、層64の第2のコイル412と同じ方向
、すなわち、時計回りに巻回されており、プリント回路
導体432を通して第3の層62上の第3のコイル40
6と直列に接続されている。第3のコイル406は第2
のコイル404の反対方向、すなわち、反時計回りに巻
回されている。第3のコイル406は層62における挿
通孔434を通して層64の第3のコイル414と直列
に接続されている。第3のコイル414は、層62の第
3のコイル406と同じ方向に巻回されており、プリン
ト回路導体436を通して層64上の第4のコイル41
6と直列に接続されている。第4のコイル416は層6
4の第3のコイル414の反対方向、すなわち、時計回
りに巻回されている。層64の第4のコイル416は層
62における挿通孔438を通して第1の層62の第4
のコイル408に接続される。第4のコイル408は層
64の第4のコイル416と同じ方向、すなわち時計回
りに巻回されている。プリント回路導体440はコイル
408をノード442に接続し、次に挿通孔442を通
して層64上のノード443と接続される。プリント回
路導体444はコイル412の周囲で巻いており、ノー
ド445に接続され、次に挿通孔446を通して層62
上のノード447と接続される。プリント回路導体44
8はノード447をノード449に相互に連結し、次に
挿通孔450を通して層62上のノード452に接続さ
れる。ノード452はプリント回路導体454を通して
端子420に接続される。上述のことから次のことが理
解されるであろう。すなわち、層62と64とに配置さ
れたロータ巻線のコイル中に電流が流れると、多数巻回
4極巻線が反対極を形成する隣り合う対、例えば402
、410および404、412を確定する。これは、図
10および図11において符号N,S,N,Sによって
示されている。
ら絶縁層64上の端子420まで連続的な電気的通路を
形成している。プリント回路導体425は端子418か
ら第1のコイル402まで延びている。コイル402は
第1の方向、すなわち、反時計回りに巻回されており、
ノード426まで延びている。第2の支持手段すなわち
層64は、絶縁層62に隣接しているが、その第1のコ
イル410が第1の層62の第1のコイル402に近接
して位置するように位置付けられる。第1のコイル40
2は第1の層62における挿通孔428を通して第2の
層64の第1のコイル410と直列に接続される。第2
の層64の第1のコイル410は、層62の第1のコイ
ル402と同じ反時計回り方向に巻回されており、プリ
ント回路導体429を通して第2の層64の第2のコイ
ル412に直列に接続されている。第2の層64の第2
のコイル412は第1のコイル410の反対方向、すな
わち、時計回りに巻回されている。第2のコイル412
は層62における挿通孔430を通して第1の層62の
第2のコイル404と直列に接続されている。第2のコ
イル404は、層64の第2のコイル412と同じ方向
、すなわち、時計回りに巻回されており、プリント回路
導体432を通して第3の層62上の第3のコイル40
6と直列に接続されている。第3のコイル406は第2
のコイル404の反対方向、すなわち、反時計回りに巻
回されている。第3のコイル406は層62における挿
通孔434を通して層64の第3のコイル414と直列
に接続されている。第3のコイル414は、層62の第
3のコイル406と同じ方向に巻回されており、プリン
ト回路導体436を通して層64上の第4のコイル41
6と直列に接続されている。第4のコイル416は層6
4の第3のコイル414の反対方向、すなわち、時計回
りに巻回されている。層64の第4のコイル416は層
62における挿通孔438を通して第1の層62の第4
のコイル408に接続される。第4のコイル408は層
64の第4のコイル416と同じ方向、すなわち時計回
りに巻回されている。プリント回路導体440はコイル
408をノード442に接続し、次に挿通孔442を通
して層64上のノード443と接続される。プリント回
路導体444はコイル412の周囲で巻いており、ノー
ド445に接続され、次に挿通孔446を通して層62
上のノード447と接続される。プリント回路導体44
8はノード447をノード449に相互に連結し、次に
挿通孔450を通して層62上のノード452に接続さ
れる。ノード452はプリント回路導体454を通して
端子420に接続される。上述のことから次のことが理
解されるであろう。すなわち、層62と64とに配置さ
れたロータ巻線のコイル中に電流が流れると、多数巻回
4極巻線が反対極を形成する隣り合う対、例えば402
、410および404、412を確定する。これは、図
10および図11において符号N,S,N,Sによって
示されている。
【0039】ロータ組立体38の説明を完了するために
、ロータレゾルバー巻線に結合あるいは接続された平坦
なロータ励起巻線を図示する図12および図13を参照
する。ロータ励起巻線は第1の部分500(図12を参
照)および第2の部分502(図13を参照)から構成
されている。ロータ巻線の第1の部分500は第3の絶
縁層66(図3)に配置された単一のプリント回路多数
巻回コイル504を備え、第2の部分502は第4の絶
縁層68(図3)に配置された単一のプリント回路多数
巻回コイル506を備えている。ロータ励起巻線は層6
6上の端子510から層68上の端子512まで連続的
な電気的通路を形成する。プリント回路導体514は端
子510から延び、反時計回り方向に巻いて層66のノ
ード516で終っている。ロータ励起巻線500の第1
の部分は第3の層66における挿通孔518および層6
8上のノード520を通して第4の層68上のロータ励
起巻線の第2の部分502と直列に接続される。第2の
部分502は第3の層66上の第1の部分500と同じ
方向に巻回されており、プリント回路導体522は反時
計回りに巻いて層68上の端子512で終っている。
、ロータレゾルバー巻線に結合あるいは接続された平坦
なロータ励起巻線を図示する図12および図13を参照
する。ロータ励起巻線は第1の部分500(図12を参
照)および第2の部分502(図13を参照)から構成
されている。ロータ巻線の第1の部分500は第3の絶
縁層66(図3)に配置された単一のプリント回路多数
巻回コイル504を備え、第2の部分502は第4の絶
縁層68(図3)に配置された単一のプリント回路多数
巻回コイル506を備えている。ロータ励起巻線は層6
6上の端子510から層68上の端子512まで連続的
な電気的通路を形成する。プリント回路導体514は端
子510から延び、反時計回り方向に巻いて層66のノ
ード516で終っている。ロータ励起巻線500の第1
の部分は第3の層66における挿通孔518および層6
8上のノード520を通して第4の層68上のロータ励
起巻線の第2の部分502と直列に接続される。第2の
部分502は第3の層66上の第1の部分500と同じ
方向に巻回されており、プリント回路導体522は反時
計回りに巻いて層68上の端子512で終っている。
【0040】上述のことから次のことが理解されるであ
ろう。すなわち、ステータ励起巻線がこれに加えられる
AC電源を有するとき、AC電圧がロータ励起巻線にお
いて誘導され、そしてロータ巻線電圧がロータリゾルバ
ー巻線において電流を誘導し、次に第1および第2のス
テータ巻線のそれぞれにおいて電圧を誘導するであろう
。
ろう。すなわち、ステータ励起巻線がこれに加えられる
AC電源を有するとき、AC電圧がロータ励起巻線にお
いて誘導され、そしてロータ巻線電圧がロータリゾルバ
ー巻線において電流を誘導し、次に第1および第2のス
テータ巻線のそれぞれにおいて電圧を誘導するであろう
。
【0041】図14を参照すると、ステータ組立体36
のステータ巻線の相対位置が示されており、次のことが
わかる。すなわち、絶縁層50および52上に形成され
た第1のステータ巻線(実線で示す)は、絶縁層58お
よび60上に形成された第2のステータ巻線(破線で示
す)に対して、機械的に45度の間隔とされている。こ
の45度の機械的な間隔によって、図1に示されるレゾ
ルバーの場合のように90度の電気的変位が得られる。 したがって、層50および52上の端子94、96間に
出る電圧、および層58および60上の端子214、2
16間に生じる電圧はそれぞれ、三角関数、例えば正弦
、余弦関数に従ってステータ巻線に対するロータ巻線の
角度位置とともに変化する。角度位置の正弦関数は単に
正弦関数を余弦関数で除するものであるから、正弦およ
び余弦の値は角度位置を正確に決定するのに用いられる
であろう。
のステータ巻線の相対位置が示されており、次のことが
わかる。すなわち、絶縁層50および52上に形成され
た第1のステータ巻線(実線で示す)は、絶縁層58お
よび60上に形成された第2のステータ巻線(破線で示
す)に対して、機械的に45度の間隔とされている。こ
の45度の機械的な間隔によって、図1に示されるレゾ
ルバーの場合のように90度の電気的変位が得られる。 したがって、層50および52上の端子94、96間に
出る電圧、および層58および60上の端子214、2
16間に生じる電圧はそれぞれ、三角関数、例えば正弦
、余弦関数に従ってステータ巻線に対するロータ巻線の
角度位置とともに変化する。角度位置の正弦関数は単に
正弦関数を余弦関数で除するものであるから、正弦およ
び余弦の値は角度位置を正確に決定するのに用いられる
であろう。
【0042】図15を参照して、本発明による無比のコ
イルジオメトリーを説明する。上述のように、2つのス
テータ巻線(ディスク状絶縁層50、52および58、
60にそれぞれ形成された)のそれぞれとロータ巻線(
ディスク状絶縁層62、64上に形成された)とは、コ
イルごとにN回巻回(N turns)された複数の多
少不規則な形状の平坦なコイルを備えている。図15に
示されているように、例えばN=7では、各コイルは7
回のターンから構成される。各コイルの各ターン上の各
点の位置は、ディスク上の径および円周位置に関して定
められるであろう。ディスクの中心600に関して各コ
イルの各ターンの各点の径方向位置は正確に決められる
。加えて、各コイルの各ターン上の各点の円周位置も同
様に正確に決められる。
イルジオメトリーを説明する。上述のように、2つのス
テータ巻線(ディスク状絶縁層50、52および58、
60にそれぞれ形成された)のそれぞれとロータ巻線(
ディスク状絶縁層62、64上に形成された)とは、コ
イルごとにN回巻回(N turns)された複数の多
少不規則な形状の平坦なコイルを備えている。図15に
示されているように、例えばN=7では、各コイルは7
回のターンから構成される。各コイルの各ターン上の各
点の位置は、ディスク上の径および円周位置に関して定
められるであろう。ディスクの中心600に関して各コ
イルの各ターンの各点の径方向位置は正確に決められる
。加えて、各コイルの各ターン上の各点の円周位置も同
様に正確に決められる。
【0043】各コイルの各ターンの各点の径方向位置は
、ディスクの中心600から放射状に半径方向に延びた
複数のセクタ(sector) 線に沿って決められる
。最初に、コイルを2M半径方向セクタに分割する。こ
こでMはコイルの半分を横切るセクタの番号である。図
15に示すように、M=12、すなわち、描かれたコイ
ルの半分を12のセクタ線が横切っており、コイル全体
を合計24のセクタ線が横切る。任意の所定のセクタ線
に沿った、ディスクの中心600から任意の所定のター
ンの最も近い点(ディスクの中心600に関して)まで
の距離は内側ターン半径R(内側)として定義される。 同じく所定のセクタ線に沿った、ディスクの中心600
から同じターン上の最も遠い点(同じくディスクの中心
600に関して)までの距離は外側ターン半径R(外側
)として定義される。
、ディスクの中心600から放射状に半径方向に延びた
複数のセクタ(sector) 線に沿って決められる
。最初に、コイルを2M半径方向セクタに分割する。こ
こでMはコイルの半分を横切るセクタの番号である。図
15に示すように、M=12、すなわち、描かれたコイ
ルの半分を12のセクタ線が横切っており、コイル全体
を合計24のセクタ線が横切る。任意の所定のセクタ線
に沿った、ディスクの中心600から任意の所定のター
ンの最も近い点(ディスクの中心600に関して)まで
の距離は内側ターン半径R(内側)として定義される。 同じく所定のセクタ線に沿った、ディスクの中心600
から同じターン上の最も遠い点(同じくディスクの中心
600に関して)までの距離は外側ターン半径R(外側
)として定義される。
【0044】値、Vは各セクタ線に対して決められる。
その値、V(セクタn)は所定のセクタ線に沿ったすべ
ての外側ターン半径の総和からそれと同じ所定のセクタ
線に関するすべての内側ターン半径の総和を差し引いた
ものに等しい。換言すると次のようになる。 Vセクタ12 = ΣR(外側)セクタ1
2 − ΣR(内側)セクタ12 Vセクタ
11 = ΣR(外側)セクタ11 − ΣR
(内側)セクタ11 Vセクタ10 = Σ
R(外側)セクタ10 − ΣR(内側)セクタ1
0
:
:
:
: Vセクタ0 = ΣR
(外側)セクタ0 − ΣR(内側)セクタ0
ての外側ターン半径の総和からそれと同じ所定のセクタ
線に関するすべての内側ターン半径の総和を差し引いた
ものに等しい。換言すると次のようになる。 Vセクタ12 = ΣR(外側)セクタ1
2 − ΣR(内側)セクタ12 Vセクタ
11 = ΣR(外側)セクタ11 − ΣR
(内側)セクタ11 Vセクタ10 = Σ
R(外側)セクタ10 − ΣR(内側)セクタ1
0
:
:
:
: Vセクタ0 = ΣR
(外側)セクタ0 − ΣR(内側)セクタ0
【0045】所望の正弦波および余弦波出力を持つリゾ
ルバーを生産するために、次のことがわかった。すなわ
ち、計算値のすべての組、Vは、例えばセクタ12につ
いてのVが最小でかつセクタ0についてのVが最大であ
るように、セクタ位置の関数として正弦波関数を規定し
なければならない。
ルバーを生産するために、次のことがわかった。すなわ
ち、計算値のすべての組、Vは、例えばセクタ12につ
いてのVが最小でかつセクタ0についてのVが最大であ
るように、セクタ位置の関数として正弦波関数を規定し
なければならない。
【0046】本発明を、好ましい実施例を参照しながら
示し説明したが、構成および細部における種々の変更お
よび省略は本発明の精神と範囲を逸脱することなく行な
われるであろうことが当業者によって理解されるべきで
ある。
示し説明したが、構成および細部における種々の変更お
よび省略は本発明の精神と範囲を逸脱することなく行な
われるであろうことが当業者によって理解されるべきで
ある。
【図1】変圧器ブラシレスレゾルバーの配線概略図であ
る。
る。
【図2】本発明に従ったレゾルバーの概略的な断面図で
ある。
ある。
【図3】図2のロータとステータとの組立体の部分的な
分解断面図であり、これらの組立体のいくつかの層を説
明するための図である。
分解断面図であり、これらの組立体のいくつかの層を説
明するための図である。
【図4】図3に示すステータ組立体における層を図示し
、層の上に形成されてステータ巻線をつくる多数巻回導
電コイルを示す平面図である。
、層の上に形成されてステータ巻線をつくる多数巻回導
電コイルを示す平面図である。
【図5】図3に示すステータ組立体の層およびその上に
形成されたコイルを示す平面図である。
形成されたコイルを示す平面図である。
【図6】図3に示すステータ組立体の層およびその上に
形成されたコイルを示す平面図である。
形成されたコイルを示す平面図である。
【図7】図3に示すステータ組立体の層およびその上に
形成されたコイルを示す平面図である。
形成されたコイルを示す平面図である。
【図8】図3に示すステータ組立体の層およびその上に
形成されたコイルを示す平面図である。
形成されたコイルを示す平面図である。
【図9】図3に示すステータ組立体の層およびその上に
形成されたコイルを示す平面図である。
形成されたコイルを示す平面図である。
【図10】図3に示すロータ組立体における層を図示し
、層の上に形成されロータ巻線をつくる多数巻回導電コ
イルを示す平面図である。
、層の上に形成されロータ巻線をつくる多数巻回導電コ
イルを示す平面図である。
【図11】図3に示すロータ組立体の層およびその上に
形成されたコイルを示す平面図である。
形成されたコイルを示す平面図である。
【図12】図3に示すロータ組立体の層およびその上に
形成されたコイルを示す平面図である。
形成されたコイルを示す平面図である。
【図13】図3に示すロータ組立体の層およびその上に
形成されたコイルを示す平面図である。
形成されたコイルを示す平面図である。
【図14】図3に示すステータ組立体のステータ巻線の
相対的な位置を示す平面図である。
相対的な位置を示す平面図である。
【図15】単一の多数巻回(マルチ−ターン)コイルの
半分を概略的に示し、本発明による無比のコイルジオメ
トリーを説明する平面図である。
半分を概略的に示し、本発明による無比のコイルジオメ
トリーを説明する平面図である。
10・・・レゾルバー
12・・・第1の多数巻回ステータ巻線14・・・第2
の多数巻回ステータ巻線16・・・多数巻回ステータ励
起巻線 18・・・多数巻回ロータ巻線 20・・・多数巻回ロータ励起巻線 30・・・ブラシレスレゾルバー 32・・・多層ディスク 33・・・多層ディスク 34・・・中心軸 36・・・ステータ組立体 38・・・ロータ組立体 40・・・第1の平坦強磁性体板 42・・・第2の平坦強磁性体板 50、52、54、56、58、60・・・第1〜第6
の平坦な絶縁層(多層ディスク32の)62、64、6
6、68・・・第1〜第4の平坦な絶縁層(多層ディス
ク33の) 80、82、83、84・・・第1の複数のプリント回
路多数巻回ステータコイル 86、88、90、92・・・第2の複数のプリント回
路多数巻回ステータコイル 200、202、204、206・・・第3の複数のプ
リント回路多数巻回ステータコイル 208、210、212、214・・・第4の複数のプ
リント回路多数巻回ステータコイル 301、303・・・プリント回路多数巻回コイル(ス
テータ励起巻線) 402、404、406、408・・・第1の複数のプ
リント回路多数巻回ロータコイル 410、412、414、416・・・第2の複数のプ
リント回路多数巻回ロータコイル 504、506・・・プリント回路多数巻回コイル(ロ
ータ励起巻線)
の多数巻回ステータ巻線16・・・多数巻回ステータ励
起巻線 18・・・多数巻回ロータ巻線 20・・・多数巻回ロータ励起巻線 30・・・ブラシレスレゾルバー 32・・・多層ディスク 33・・・多層ディスク 34・・・中心軸 36・・・ステータ組立体 38・・・ロータ組立体 40・・・第1の平坦強磁性体板 42・・・第2の平坦強磁性体板 50、52、54、56、58、60・・・第1〜第6
の平坦な絶縁層(多層ディスク32の)62、64、6
6、68・・・第1〜第4の平坦な絶縁層(多層ディス
ク33の) 80、82、83、84・・・第1の複数のプリント回
路多数巻回ステータコイル 86、88、90、92・・・第2の複数のプリント回
路多数巻回ステータコイル 200、202、204、206・・・第3の複数のプ
リント回路多数巻回ステータコイル 208、210、212、214・・・第4の複数のプ
リント回路多数巻回ステータコイル 301、303・・・プリント回路多数巻回コイル(ス
テータ励起巻線) 402、404、406、408・・・第1の複数のプ
リント回路多数巻回ロータコイル 410、412、414、416・・・第2の複数のプ
リント回路多数巻回ロータコイル 504、506・・・プリント回路多数巻回コイル(ロ
ータ励起巻線)
Claims (39)
- 【請求項1】 第1の平坦なステータ巻線と第2の平
坦なステータ巻線とを備えるステータ組立体と、前記ス
テータ組立体に近接して配置され前記ステータ組立体に
対して回転可能であるロータ組立体とを具備し、前記ロ
ータ組立体は平坦なロータ巻線を備え、このロータ巻線
は、前記第1および第2のステータ巻線に対する前記ロ
ータ巻線の角度位置により三角関数に従って変化する各
電圧によって前記第1および第2のステータ巻線のそれ
ぞれにおいて電圧が誘導されるように、電圧を与える交
流電源を前記ロータ巻線に供給したときに前記第1およ
び第2のステータ巻線に誘導的に結合するようにしたレ
ゾルバー。 - 【請求項2】 前記ステータ組立体は前記第1および
第2のステータ巻線に近接して位置付けられた磁性材料
からなる第1の平坦な板をさらに備え、前記ロータ組立
体は前記ロータ巻線に近接して位置付けられた磁性材料
からなる第2の平坦な板をさらに備え、前記第1および
第2の板が低磁気抵抗を有する通路を提供する請求項1
記載のレゾルバー。 - 【請求項3】 前記第1のステータ巻線および第2の
ステータ巻線が互いに機械的に45度変位されかつ電気
的に90度変位されている請求項2記載のレゾルバー。 - 【請求項4】 前記ステータ組立体は、前記第1のス
テータ巻線の第1の部分がその上に配置される第1の平
坦な支持部材と、前記第1の支持部材に近接して位置付
けられ前記第1の支持部材に平行な面に存在するととも
に、前記第1のステータ巻線の第2の部分がその上に配
置される第2の平坦な支持部材と、前記第2の支持部材
に近接して位置付けられ前記第2の支持部材に平行な面
に存在するとともに、前記第2のステータ巻線の第1の
部分がその上に配置される第3の平坦な支持部材と、前
記第3の支持部材に近接して位置付けられ前記第3の支
持部材に平行な面に存在するとともに、前記第2のステ
ータ巻線の第2の部分がその上に配置される第4の平坦
な支持部材とを具備する請求項1記載のレゾルバー。 - 【請求項5】 前記第1のステータ巻線の前記第1の
部分は、前記第1の支持部材上に一定間隔で離れた関係
で配置された第1の複数のプリント回路多数巻回ステー
タコイルを備え、前記第1のステータ巻線の前記第2の
部分は、前記第2の支持部材上に一定間隔で離れた関係
で配置された第2の複数のプリント回路多数巻回ステー
タコイルを備える請求項4記載のレゾルバー。 - 【請求項6】 前記第1の複数のステータコイルは前
記第2の複数のステータコイルと直列に接続されている
請求項5記載のレゾルバー。 - 【請求項7】 前記第2のステータ巻線の前記第1の
部分は、前記第3の支持部材上に一定間隔で離れた関係
で配置された第3の複数のプリント回路多数巻回ステー
タコイルを備え、前記第2のステータ巻線の前記第2の
部分は、前記第4の支持部材上に一定間隔で離れた関係
で配置された第4の複数のプリント回路多数巻回ステー
タコイルを備える請求項5記載のレゾルバー。 - 【請求項8】 前記第3の複数のステータコイルは前
記第4の複数のステータコイルと直列に接続されている
請求項7記載のレゾルバー。 - 【請求項9】 前記ロータ組立体は、前記ロータ巻線
の第1の部分がその上に配置される第1の平坦な支持手
段と、前記第1の支持手段に近接して位置付けられ前記
第1の支持手段に平行な面に存在するとともに、前記ロ
ータ巻線の第2の部分がその上に配置される第2の平坦
な支持手段とを具備する請求項1記載のレゾルバー。 - 【請求項10】 前記ロータ巻線の前記第1の部分は
、前記第1の支持手段上に一定間隔で離れた関係で配置
された第1の複数のプリント回路多数巻回ロータコイル
を備え、前記ロータ巻線の前記第2の部分は、前記第2
の支持手段上に一定間隔で離れた関係で配置された第2
の複数のプリント回路多数巻回ロータコイルを備える請
求項9記載のレゾルバー。 - 【請求項11】 前記第1の複数のロータコイルは前
記第2の複数のロータコイルと直列に接続されている請
求項10記載のレゾルバー。 - 【請求項12】 前記ロータを交流電源で励起するた
めの手段をさらに具備する請求項1記載のレゾルバー。 - 【請求項13】 前記第1および第2のステータ巻線
の1つにおいて誘導された前記電圧が正弦関数に従って
変化し、前記第1および第2のステータ巻線の他の1つ
に誘導された前記電圧が余弦関数に従って変化する請求
項12記載のレゾルバー。 - 【請求項14】 前記ステータ組立体は、前記ロータ
組立体へ交流電源を誘導的に結合するための平坦なステ
ータ励起巻線をさらに備え、前記ロータ組立体は、前記
ロータ巻線へ結合される平坦なロータ励起巻線をさらに
備え、前記ステータ励起巻線がこれに与えられる交流電
源を有するときに交流電圧が前記ロータ励起巻線と前記
ロータ巻線とにおいて誘導され、次にその交流電圧が前
記ステータ巻線に対する前記ロータ巻線の角度位置によ
って三角関数に従って変化する前記第1および第2のス
テータ巻線における前記電圧を誘導するようにされた請
求項1記載のレゾルバー。 - 【請求項15】 前記ステータ組立体は、前記第1の
ステータ巻線の第1の部分がその上に配置される第1の
平坦な支持部材と、前記第1の支持部材に近接して位置
付けられ前記第1の支持部材に平行な面に存在するとと
もに、前記第1のステータ巻線の第2の部分がその上に
配置される第2の平坦な支持部材と、前記第2の支持部
材に近接して位置付けられ前記第2の支持部材に平行な
面に存在するとともに、前記第2のステータ巻線の第1
の部分がその上に配置される第3の平坦な支持部材と、
前記第3の支持部材に近接して位置付けられ前記第3の
支持部材に平行な面に存在するとともに、前記第2のス
テータ巻線の第2の部分がその上に配置される第4の平
坦な支持部材と、前記ステータ励起巻線の第1の部分が
その上に配置される第5の平坦な支持部材と、前記第1
の支持部材に近接して位置付けられ前記第5の支持部材
に平行な面に存在するとともに、前記ステータ励起巻線
の第2の部分がその上に配置される第6の平坦な支持部
材とをさらに備え、前記ロータ組立体は、前記ロータ巻
線の第1の部分がその上に配置される第1の平坦な支持
手段と、前記第1の支持手段に近接して位置付けられ前
記第1の支持手段に平行な面に存在するとともに、前記
ロータ巻線の第2の部分がその上に配置される第2の平
坦な支持手段と、前記第2の支持手段に近接して位置付
けられるとともに、前記ロータ励起巻線の第1の部分が
その上に配置される第3の平坦な支持手段と、前記第3
の支持手段に近接して位置付けられ前記第3の支持手段
に平行な面に存在するとともに、前記ロータ励起巻線の
第2の部分がその上に配置される第4の平坦な支持手段
とをさらに備える請求項14記載のレゾルバー。 - 【請求項16】 前記第1のステータ巻線の前記第1
の部分は、前記第1の支持部材上に一定間隔で離れた関
係で配置された第1の複数のプリント回路多数巻回ステ
ータコイルを備え、前記第1のステータ巻線の前記第2
の部分は、前記第2の支持部材上に一定間隔で離れた関
係で配置された第2の複数のプリント回路多数巻回ステ
ータコイルを備え、前記第2のステータ巻線の前記第1
の部分は、前記第3の支持部材上に一定間隔で離れた関
係で配置された第3の複数のプリント回路多数巻回ステ
ータコイルを備え、前記第2のステータ巻線の前記第2
の部分は、前記第4の支持部材上に一定間隔で離れた関
係で配置された第4の複数のプリント回路多数巻回ステ
ータコイルを備え、前記ロータ巻線の前記第1の部分は
、前記第1の支持手段上に一定間隔で離れた関係で配置
された第1の複数のプリント回路多数巻回ロータコイル
を備え、前記ロータ巻線の前記第2の部分は、前記第2
の支持手段上に一定間隔で離れた関係で配置された第2
の複数のプリント回路多数巻回ロータコイルを備え、前
記ステータ励起巻線の第1の部分は、前記第5の支持部
材上に配置された単一プリント回路多数巻回コイルを備
え、前記ステータ励起巻線の第2の部分は、前記第6の
支持部材上に配置された単一プリント回路多数巻回コイ
ルを備え、前記ロータ励起巻線の第1の部分は、前記第
3の支持手段上に配置された単一プリント回路多数巻回
コイルを備え、前記ロータ励起巻線の第2の部分は、前
記第4の支持手段上に配置された単一プリント回路多数
巻回コイルを備える請求項15記載のレゾルバー。 - 【請求項17】 前記第1および第2の平坦なステー
タ巻線は少なくとも1つの平坦な多数巻回コイルをそれ
ぞれ備え、前記コイルはNターンと2Mセクタを備え(
NおよびMは番号)、前記2Mセクタは中心点から放射
する2つの半径線の間でそれぞれ規定され、前記Nター
ンは複数の内側ターン半径と複数の外側ターン半径とを
それぞれ有し、各ターンについての前記内側ターン半径
は前記中心点からそのセフタ線に沿って測定されたター
ン上の最も近い点までの距離によって規定され、各ター
ンについての前記外側ターン半径は前記中心点からそれ
と同じセクタ線に沿って測定されたターン上の最も遠い
点までの距離によって規定され、所定のセクタ線につい
てのすべての外側ターン半径の総和から前記所定のセク
タ線についてのすべての内側ターン半径の総和を差し引
いたある値が決まり、前記コイルのすべてのセクタ線に
ついてのすべての前記値の組が三角波関数に近い請求項
1記載のレゾルバー。 - 【請求項18】 前記三角波関数は前記コイルの最も
中心のセクタ線に沿って最大となる請求項17記載のレ
ゾルバー。 - 【請求項19】 所定のターンおよび所定のセクタに
ついての前記値は前記コイルに電流が通じているときに
前記セクタに沿った前記所定のターンの磁束への寄与に
比例する請求項18記載のレゾルバー。 - 【請求項20】 少なくとも1つの平坦な多数巻回コ
イルをそれぞれ備え、前記コイルはNターンと2Mセク
タを備え(NおよびMは番号)、前記2Mセクタは中心
点から放射する2つの半径線の間でそれぞれ規定され、
前記Nターンは複数の内側ターン半径と複数の外側ター
ン半径とをそれぞれ有し、各ターンについての前記内側
ターン半径は前記中心点からそのセクタ線に沿って測定
されたターン上の最も近い点までの距離によって規定さ
れ、各ターンについての前記外側ターン半径は前記中心
点からそれと同じセクタ線に沿って測定されたターン上
の最も遠い点までの距離によって規定され、所定のセク
タ線についてのすべての外側ターン半径の総和から前記
所定のセクタ線についてのすべての内側ターン半径の総
和を差し引いたある値が決まり、前記コイルのすべての
セクタ線についてのすべての前記値の組が三角波関数に
近い平坦な巻線。 - 【請求項21】 前記三角波関数は前記コイルの最も
中心のセクタ線に沿って最大となる請求項20記載の平
坦な巻線。 - 【請求項22】 所定のターンおよび所定のセクタに
ついての前記値は前記コイルに電流が通じているときに
前記セクタに沿った前記所定のターンの磁束への寄与に
比例する請求項22記載の平坦な巻線。 - 【請求項23】 前記2M+1セクタ線が約90度の
角度範囲を定める請求項20記載の平坦な巻線。 - 【請求項24】 前記Nが約13である請求項20記
載の平坦な巻線。 - 【請求項25】 平坦な支持部材をさらに具備し、前
記少なくとも1つのコイルがこの支持部材上に配置され
る請求項20記載の平坦な巻線。 - 【請求項26】 第2の平坦な多数巻回コイルをさら
に具備し、この多数巻回コイルは前記少なくとも1つの
コイルと直列に接続され、前記第1のコイルから一定距
離にある面に存在することによりコイルの二層の平坦な
組を構成する請求項20記載の平坦な巻線。 - 【請求項27】 前記少なくとも1つのコイルがその
上に配置される平坦な第1の支持部材と、第2の平坦な
多数巻回コイルと、平坦な第2の支持部材とをさらに具
備し、前記第2のコイルは前記第2の支持部材上に配置
され前記第1および第2の支持部材は互いに近接して位
置付けられ前記第1と第2のコイルは直列に接続される
請求項20記載の平坦な巻線。 - 【請求項28】 前記第1の支持部材は挿通孔を有し
、この挿通孔を通して前記第1のコイルが前記第2のコ
イルに接続されている請求項27記載の平坦な巻線。 - 【請求項29】 前記第1および第2のコイルは同じ
方向に巻かれている請求項28記載の平坦な巻線。 - 【請求項30】 前記第1の支持部材上に配置される
第3の平坦な多数巻回コイルと前記第2の支持部材上に
配置される第4の平坦な多数巻回コイルとをさらに具備
し、前記第4のコイルは前記第2のコイルと直列に接続
され、前記第1の支持部材は第2の挿通孔を有し、前記
第4のコイルは前記第2の挿通孔を通して前記第3のコ
イルと直列に接続され、前記第3および第4のコイルは
同じ方向に巻かれ、前記第1および第2ののコイルは前
記方向と反対方向に巻かれることによって、電流が前記
第1,第2,第3および第4のコイルに流れるときに2
極巻線が形成される請求項28記載の平坦な巻線。 - 【請求項31】 複数の支持部材と、前記複数の支持
部材のそれぞれに配置された複数の多数巻回プリント回
路コイルとを具備し、支持部材の隣接した対に配置され
た前記コイルが対向しかつ互いにほぼ見当合せされると
ともに、前記対向しかつ見当合せされたコイルは対向し
かつ見当合せされたコイルの複数の対から構成され、対
向しかつ見当合せされたコイルの各対における前記コイ
ルは直列に接続され同じ方向に巻かれ、対向しかつ見当
合せされたコイルの隣接した対は直列に互いに接続され
反対方向に巻かれることによって、前記コイルに電流が
流れるときに反対の極を形成する前記対向しかつ見当合
せされたコイルの隣接した対によって多極巻線が形成さ
れる多層多極プリント回路巻線組立体。 - 【請求項32】 前記複数の支持部材による第1の対
とこの一対の支持部材のそれぞれに配置された前記複数
のコイルとはレゾルバーについての第1のステータ巻線
を構成し、前記複数の支持部材による第2の対とこの第
2の一対の支持部材のそれぞれに配置された前記複数の
コイルとは前記レゾルバーについての第2のステータ巻
線を構成する請求項31記載の多層多極プリント回路巻
線組立体。 - 【請求項33】 前記第1および第2の巻線は機械的
に互いに45度変位され電気的に互いに90度変位され
ている請求項32記載の多層多極プリント回路巻線組立
体。 - 【請求項34】 前記第1および第2のステータ巻線
に近接して位置付けられた強磁性平坦板をさらに具備す
る請求項33記載の多層多極プリント回路巻線組立体。 - 【請求項35】 第3の一対の支持部材をさらに具備
し、前記第3の一対の支持部材のそれぞれは、そこに配
置された単一の多数巻回プリント回路コイルを有し前記
単一のコイルは直列に接続され、前記第3の一対の支持
部材とそこに配置された単一のコイルとは、前記第1お
よび第2の一対の支持部材の間に位置付けられ電圧を与
える交流電源をレゾルバーロータ組立体のロータ励起巻
線(前記ロータ組立体と前記ロータ励起巻線とは前記ス
テータ励起巻線組立体に隣接して位置付けられる)に誘
導的に結合するためのステータ励起巻線組立体を構成す
る請求項32記載の多層多極プリント回路巻線組立体。 - 【請求項36】 前記複数の支持部材は一対の支持部
材を備え、前記一対の支持部材上に配置された前記複数
のコイルはレゾルバーについてのローラ巻線を備える請
求項31記載の多層多極プリント回路組立体。 - 【請求項37】 第2の一対の支持部材をさらに具備
し、前記第2の一対の支持部材のそれぞれは、そこに配
置された単一の多数巻回プリント回路コイルを有し前記
単一のコイルは直列に接続され前記一対の支持部材上に
配置された前記複数のコイルに結合され、前記第2の一
対の支持部材とそこに配置された単一のコイルとは、前
記一対の支持部材に隣接して位置付けられ、ロータ励起
巻線組立体を構成する請求項36記載の多層多極プリン
ト回路巻線組立体。 - 【請求項38】 前記ロータ巻線と前記ロータ励起巻
線とに隣接して位置付けられる強磁性平坦板をさらに具
備する請求項37記載の多層多極プリント回路巻線組立
体。 - 【請求項39】 各々が4つの多数巻回プリント回路
コイルを備える第1の層と第2の層とを具備し、前記第
1の層の第1のコイルは第1の方向上に巻かれるととも
に前記第2の層についての第1のコイルに直列に接続さ
れかつ隣接して配置され、前記第2の層の前記第1のコ
イルは前記第1の層の前記第1のコイルと同じ方向に巻
かれ前記第2の層の第2のコイルと直列に接続され、前
記第2の層の前記第2のコイルは前記第2の層の前記第
1のコイルと反対方向に巻かれ、前記第2の層の前記第
2のコイルは前記第1の層の第2のコイルに直列に接続
されかつ隣接して配置され、前記第1の層の前記第2の
コイルは前記第2の層の前記第2のコイルと同じ方向に
巻かれ前記第1の層の第3のコイルと直列に接続され、
前記第1の層の前記第3のコイルは前記第1の層の前記
第2のコイルと反対方向に巻かれ、前記第1の層の前記
第3のコイルは前記第2の層の第3のコイルに直列に接
続されかつ隣接して配置され、前記第2の層の前記第3
のコイルは前記第1の層の前記第3のコイルと同じ方向
に巻かれ前記第2の層の第4のコイルと直列に接続され
、前記第2の層の前記第4のコイルは前記第1の層の第
4のコイルに直列に接続されかつ隣接して配置され、前
記第1の層の前記第4のコイルは前記第2の層の第4の
コイルと同じ方向に巻かれている2層4極プリント回路
巻線組立体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/491,187 US5239288A (en) | 1990-03-09 | 1990-03-09 | Resolver having planar windings |
US491187 | 1990-03-09 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04222447A true JPH04222447A (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=23951150
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3045152A Withdrawn JPH04222447A (ja) | 1990-03-09 | 1991-03-11 | 平坦な巻線を有するレゾルバー |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5239288A (ja) |
EP (1) | EP0446181A3 (ja) |
JP (1) | JPH04222447A (ja) |
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