JP2008215835A - レゾルバ、及び自動車駆動モータ用レゾルバ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 検出コイルパターン19及び励磁コイルパターン20のプリントパターンが、自動車駆動用モータが自動車を前進させる方向に回転しているときに、オイルの抵抗が少なくなる方向に配置されているので、自動車が前進しているときに、プリントパターンにかかる力を小さくできるため、励磁コイルパターン20や検出コイルパターン19の銅箔が樹脂から引き剥がされることがない。
【選択図】 図8
Description
自動車のモータ軸の検出には、耐高温性、耐ノイズ性、耐振動性、耐高湿性等の機能を満足するために、レゾルバが使用されている。レゾルバは、モータの内部に組み込まれて、モータのロータ軸に直接取り付けられている。
この種のレゾルバとしては、可変リラクタンス型レゾルバ(VR型レゾルバ)が使用されている。VR型レゾルバとは、磁路中に設けたギャップの変動によりトランスの効率が変化することを利用したレゾルバである。ギャップが回転角に対して周期的に変化するようにロータの形状を設定することにより、回転子側の巻線無しで角度出力を検出することができる。
励磁コイルに印加する正弦波の周波数を高くすれば、巻線数を少なくでき、レゾルバを小型化できるのであるが、周波数を高くすると、回転角を読取処理する電気回路が複雑となり、検出精度の安定性が低下する問題がある。
一方、レゾルバを小型化する方法としては、特許文献1に示す技術が提案されている。すなわち、励磁コイルに印加する高周波信号を振幅変調して、かつ、高周波信号の極性を励磁信号の極性反転位置で反転させた変調信号を入力させることが開示されている。これによれば、励磁コイルと検出コイルとして、プリントパターンを利用できるため、コストダウンできることが開示されている。
(1)VR型レゾルバは、数KHzの周波数の励磁信号を使用しているため、巻線数が多くなり、また、ロータも堅牢なものとなるため、レゾルバを小型化することが難しいという問題があった。また、特許文献1に記載されたレゾルバは、ロータリィトランスを巻線で構成し、かつロータリィトランスを軸心と並行方向に配置しているため、モータの軸心方向に長くなり、主として自動車用に用いるレゾルバを小型化することが難しい問題があった。
VR型レゾルバは、可動部が金属製のロータのみであるため、オイルの影響を受けることが少ない。
特許文献1に記載されたレゾルバは、励磁コイル及び検出コイルがプリントパターンで構成され、ステータとロータの双方に取り付けられている。特に、ロータに取り付けられた励磁コイルまたは検出コイルが、滴下してロータ回転板の回転により流れが作られたオイルの流れに強くさらされるため、高い耐オイル性が要求される。
また、第2には、プリントパターンは、導体パターンである銅箔が、樹脂であるPCB(ガラスエポキシ)に接合面が黒化処理されてアンカー効果で接合されている。150度近くまで高温となるオイルの添加剤のイオウや酸化物の化学的作用により、接合強度が低下して、プリントパターンが剥がれる、または銅箔が侵食される恐れがある。
(1)ロータ軸と共に回転するロータ回転板と、ステータに固定されたステータ板と、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々対向して配置された一対のロータリィトランスと、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々配置された励磁コイルと検出コイルとを有し、該ロータ軸の回転角度を検出するレゾルバであって、(a)ロータ回転板とステータ板とが、ロータ軸と直交して対向し、その対向する面に、前記励磁コイルと前記検出コイルが対向して配置されていること、(b)励磁コイル及び検出コイルが、プリントパターンにより形成されていること、(c)ロータ回転板が回転したときに、ロータ回転板に配置された励磁コイルまたは検出コイルが、オイルと衝突する面に傾斜面または円弧面を備える。
(2)(1)に記載するレゾルバにおいて、前記励磁コイルまたは前記検出コイルのプリントパターンの銅箔と樹脂の接合部または銅箔全体が、コーティングで覆われていることを特徴とする。
レゾルバに要求される耐オイル性は、第1には、オイルによる力作用により、プリントパターンが引き剥がされないことにある。ハイブリッド自動車のモータで使用されるレゾルバは、周速が約80m/秒を越える高スピードで、オイルが滴下される中で使用されるため、オイルから強い力を受けるからである。特に、オイルは粘性が高いため、強い力が作用する。
また、第2には、プリントパターンは、導体パターンである銅箔が、PCB(ガラスエポキシ)に接合面が黒化処理されてアンカー効果で接合されている。150度近くまで高温となるオイルの添加物のイオウや酸化物の化学的作用により、接合強度が低下して、プリントパターンが剥がれる、または銅箔が侵食される恐れがある。
また、上記(2)記載のレゾルバは、励磁コイル及び前記検出コイルの端部が、コーティングで覆われているので、励磁コイルまたは検出コイルのプリントパターンの銅箔と樹脂の接合部が、コーティング材により覆われているため、接合部にオイルが進入することがなく、オイルの添加物のイオウや酸化物の化学作用により、接合部の接合強度が弱められることがない。
このような配置をすると、自動車が後進する場合には、逆にプリントパターンにかかる力が大きくなる。
しかし、自動車の場合、後進時は低速運転が一般的であり、使用頻度も前進と比較して極めて少ない。
したがって、プリントパターンを前進時と後進時とで、オイルから同じ力の作用を受けるよりも、前進時に受ける力を小さくして、後進時に受ける力を大きくしたほうが、長期間使用したときの、プリントパターンが受けるダメージが少ないため、励磁コイルや検出コイルの銅箔が樹脂から引き剥がされることがない。
エンジン50のエンジン軸53が、変速機54を介して、モータ軸11に接続されている。エンジン軸53は、ハウジング62のベアリング63、ハウジング66のベアリング59により回転可能に保持されている。モータ軸11は、ハウジング13のベアリング14、ハウジング55のベアリング58により回転可能に保持されている。モータ軸11は、モータ本体56の中心を貫通している。エンジン軸53は、発電機本体51の中心を貫通している。
モータ軸11には、モータ軸11の回転角度を検出するためのレゾルバ64,65が取り付けられている。また、エンジン軸53には、エンジン軸53の回転角度を検出するためのレゾルバ60,61が取り付けられている。
ハウジング13、ハウジング55とモータ本体56とで囲まれた空間は、密閉空間であり、オイルが封入されている。オイルは、モータの巻線コイルで発生した熱を冷却するためのものである。
ハイブリッド自動車で使用されるレゾルバは、モータの内部に組み込まれて、モータのロータ軸に直接取り付けられている。モータの内部には、モータ冷却用のオイルが封入されており、オイルが、ロータ回転板やトランスミッションにより、掻き揚げられて滴下するため、レゾルバは、オイルにさらされて使用されている。
本発明の第1実施例であるレゾルバの構造を、図1に中央断面図で示す。ハイブリッド自動車の駆動用モータのロータ軸であるモータ軸11の一端は、密閉式のベアリング14により、ハウジング13に回転可能に保持されている。ハウジング13には、ステータプリント基板23が、位置決めブラケットであるステータ板24を介して取り付けられている。ステータ板24は、ステータプリント基板23をハウジング13に対して位置決めするためのものである。ステータプリント基板23の表面には、モータ軸11に近い面にロータリィトランスの一方22が環状に形成されている。また、モータ軸11から遠いほうの面に、励磁コイルパターン20が形成されている。
ロータ回転板15の、ステータプリント基板23に対向する面、対向する位置に、ロータプリント基板18が配置されている。ロータプリント基板18は、ロータ回転板15に対して、位置決めされて取り付けられている。ロータプリント基板18の表面には、モータ軸11に近い面にロータリィトランスの一方22と対向する位置に、ロータリィトランスの他方のパターン21が環状に形成されている。また、モータ軸11から遠いほうの面上で、励磁コイルパターン20と対向する位置に、検出コイルパターン19が形成されている。
図8に示すように、検出コイルパターン19の中心から外へ向かうプリントパターン19gは、図中矢印で示す自動車の前進時のロータ回転板15の回転方向と逆方向に傾いて形成されている。
プリントパターンが、自動車駆動用モータが自動車を前進させる方向に回転しているときに、オイルの抵抗が少なくなる方向に傾けて配置されているので、自動車が前進しているときに、プリントパターンにかかる力を小さくできるため、励磁コイルや検出コイルの銅箔が樹脂から引き剥がされることがない。
すなわち、滴下されたオイルは、ロータ回転板の回転により、回転方向の力と遠心力とを受けて、ロータ回転板に沿って、弾き飛ばされ、プリントパターンと衝突するが、プリントパターンが、回転方向の力と遠心力の合力に沿った方向(図8中、オイルの流れの矢印で示す方向)に傾けて配置されているので、オイルは、プリントパターンに沿って流れるため、プリントパターンがオイルから受ける力を低減できる。
検出コイルパターン20の両端には、一対の接点19a、19bが形成されている。
ロータリィトランスの他方のパターン21は、渦巻状に形成されている。他方のパターン21の内周端に接点21aが形成され、外周端に接点21bが形成されている。接点19aと接点21aがロータ回転板15の裏面で接続されている。また、接点19bと接点21bがロータ回転板15の裏面で接続されている。これにより、検出コイルパターン19と、ロータリィトランスの他方のパターン21とは、閉ループを形成している。
また、ポリイミド等の樹脂によりコーティング70が形成されているので、ロータプリント基板18と検出コイルパターン19との間にオイルが侵入しないため、オイルの添加物のイオウや酸化物の化学作用により検出コイルパターン19の接合力が損なわれることがない。
図中オイルの流れで示しているのは、自動車の前進時のロータ回転板15の回転により検出コイルパターン19に生じる、相対的なオイルの流れの方向である。このとき、オイルが衝突する検出コイルパターン19の端部19eが、円弧形状であるので、衝突したオイルが検出コイルパターン19を樹脂であるロータプリント基板18に押し付けるため、検出コイルパターンが、ロータプリント基板18から剥離されるのを防止することができる。
また、自動車が後進するときは、オイルの流れが逆向きになるが、検出コイルパターン19の端部19fも、円弧形状であるので、衝突したオイルが検出コイルパターン19を樹脂であるロータプリント基板18に押し付けるため、検出コイルパターンが、ロータプリント基板18から剥離されるのを防止することができる。
また、ポリイミド等の樹脂によりコーティング70が形成されているので、ロータプリント基板18と検出コイルパターン19との間にオイルが侵入しないため、オイルの添加物のイオウや酸化物の化学作用により検出コイルパターン19の接合力が損なわれることがない。
また、ポリイミド等の樹脂によりコーティング70が形成されているので、ロータプリント基板18と検出コイルパターン19との間にオイルが侵入しないため、オイルの添加物のイオウや酸化物の化学作用により検出コイルパターン19の接合力が損なわれることがない。
対向している励磁コイルパターン20の半径方向に配置されたパターンは、ロータ回転板15と向かい合わせたときに、検出コイルパターン19と同じ方向に向くように傾斜されている。これは、励磁コイルパターン20と検出コイルパターン19とは、向かい合って同じ形状とするためである。励磁コイルパターンの一対の端部、ロータリィトランスの一方のパターン22の一対の端部は、図示しないが、各々外部端子と接続されている。
励磁コイルパターン20も、検出コイルパターン19で説明した図9から図13の構造を備えている。ステータ板24は回転しないので、励磁コイルパターンが、オイルから受ける影響は、検出コイルパターン19と比較して軽度であるが、同じ様に、傾斜面または円弧形状を備えると良い。
また、ロータリィトランスの一方のパターン22が受ける遠心力によるオイルの作用は、ロータリィトランスの他方のパターン21が受ける力と同じなので、同じ様に、傾斜面または円弧形状を備えると良い。
励磁コイルパターン20は、90度位相をずらせた一対のコイルパターン46、47から構成されている。
コイルパターン46に供給される励磁電圧について説明する。7.2KHzの正弦波(図中Aで示す)が変調器45に供給される。同時に、720KHzの高周波正弦波(図中Bで示す)が変調器45に供給される。変調器45において、720KHzの高周波正弦波が、7.2KHzの正弦波により、振幅変調される。このとき、7.2KHz正弦波の極性反転位置で、720KHz高周波の極性を反転させる。これにより、被変調波に極性を与えられ、復調したときに元の7.2KHz正弦波と同様な極性をもった復調波が得られる(図中Dで示す)。
次に、コイルパターン47に供給される励磁電圧について説明する。7.2KHzの余弦波(図中Cで示す)が変調器40に供給される。同時に、720KHzの高周波正弦波(図中Bで示す)が変調器40に供給される。変調器40において、720KHzの高周波正弦波が、7.2KHzの余弦波により、振幅変調される。このとき、上述の7.2KHz正弦波による変調と同様に極性反転を行うことにより、元の7.2KHz余弦波と同様な極性をもった復調波が得られる(図中Eで示す)。
縦軸が、変動値、すなわち誤差を示し、横軸が回転角度を示している。
図6に示すように、従来のVR型レゾルバでは、レンジで約3度の幅で誤差が発生している。本発明のレゾルバでは、レンジで約1度以下の幅で誤差が発生している。従来のVR型レゾルバの誤差のレンジが約3度であるのと比較して、本発明のレゾルバの誤差のレンジが1度以下であり、誤差が1/3以下となっている。
誤差が減少した理由は、プリントパターンで構成される励磁コイルパターン20と、プリントパターンで構成される検出コイルパターン19とが、対向する平面上に、対向する位置に、ある幅で配置されているので、モータ軸11に半径方向の少しのずれが発生しても、ずれ量とパターン幅との比率が大きく変化することがないためである。
また、励磁コイルパターン20または検出コイルパターン19の端部(または励磁コイルパターン20または検出コイルパターンを形成する銅箔全体)が、コーティング70で覆われているので、励磁コイルパターン20または検出コイルパターン19の銅箔と樹脂の接合部(または銅箔全体)が、コーティング70により覆われているため、接合部にオイルが進入することがなく、オイルの添加物のイオウや酸化物の化学作用により、接合部の接合強度が弱められることがない。
このような配置をすると、自動車が後進する場合には、逆にプリントパターンにかかる力が大きくなる。
しかし、自動車の場合、後進時は低速運転が一般的であり、使用頻度も前進と比較して極めて少ない。
したがって、プリントパターンを前進時と後進時とで、オイルから同じ力の作用を受けるよりも、前進時に受ける力を小さくして、後進時に受ける力を大きくしたほうが、長期間使用したときの、プリントパターンが受けるダメージが少ないため、励磁コイルパターン20や検出コイルパターン19の銅箔が樹脂から引き剥がされることがない。
これによれば、検出コイルパターン及び励磁コイルパターンの銅箔が、プリント基板の樹脂に形成された凹部に収納されているので、励磁コイルパターン20及び検出コイルパターン19が、直接オイルと衝突することがないため、励磁コイルや検出コイルの銅箔が樹脂から引き剥がされることがない。
本実施例では、樹脂モールド71で覆っているが、ポリイミドフィルムを貼り付けても良いし、ポリイミドを塗布しても良い。
ロータリィトランスの構造が相違している。ステータ側のロータリィトランスパターン26は、プリントパターンであり、ステータ基板28上に形成されている。ステータ基板28は、位置決めブラケットであるステータ板29により、ハウジング13に位置決めされている。
ロータ側のロータリィトランスパターン25は、プリントパターンであり、ロータ基板27上に形成されている。ロータ基板27は、ロータ回転板15に隣り合って配置されているロータトランス板32に位置決めされている。ステータ側のロータリィトランスパターン26と、ロータ側のロータリィトランスパターン25とは、ロータトランス板32の外周面と、ロータトランス板32外周面と対向するステータ板29の内周面に各々配置されている。
励磁コイルパターン20は、ステータプリント基板31上に形成されている。ステータプリント基板31は、ステータ板29に位置決めされている。また、検出コイルパターン19は、ロータプリント基板30上に形成されている。ロータプリント基板30は、ロータ回転板15に位置決めされている。
また、一対のロータリィトランスパターン25,26が、ロータトランス板32の外周面と、ロータトランス板32の外周面と対向するステータ板29の内周面に配置されているので、励磁コイルパターン20の幅と検出コイルパターン19の幅を、ロータ回転板15及びステータ板29の対向する面の全面に配置できるため、モータ軸11の回転ずれに対して、回転角度計測精度を高く維持することができる。
例えば、本実施例では、ステータ側に励磁コイルパターンを配置し、ロータ側に検出コイルパターンを配置したが、ステータ側に検出コイルパターンを配置し、ロータ側に励磁コイルパターンを配置してもよい。
また、本実施例では、ロータリィトランスをプリントパターンで構成しているが、ロータリィトランスを巻線で構成して、平板表面に形成した溝に押し込んでも良い。
13 ハウジング
15 ロータ回転板
16,17 リング
19 検出コイルパターン
19a,19b,19c,19d,19e,19f 円弧形状
20 励磁コイルパターン
21、22 ロータリィトランスパターン
24 ステータ板
25,26 ロータリィトランスパターン
56 モータ本体
Claims (5)
- ロータ軸と共に回転するロータ回転板と、ステータに固定されたステータ板と、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々対向して配置された一対のロータリィトランスと、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々配置された励磁コイルと検出コイルとを有し、該ロータ軸の回転角度を検出するレゾルバにおいて、
前記ロータ回転板と前記ステータ板とが、前記ロータ軸と直交して対向し、その対向する面に、前記励磁コイルと前記検出コイルが対向して配置されていること、
前記励磁コイル及び前記検出コイルが、プリントパターンにより形成されていること、
前記ロータ回転板が回転したときに、前記ロータ回転板に配置された前記励磁コイルまたは前記検出コイルが、前記オイルと衝突する面に傾斜面または円弧面を備えることを特徴とするレゾルバ。 - 請求項1に記載するレゾルバにおいて、
前記励磁コイルまたは前記検出コイルのプリントパターンの銅箔と樹脂の接合部または銅箔全体が、コーティングで覆われていることを特徴とするレゾルバ。 - ロータ軸と共に回転するロータ回転板と、ステータに固定されたステータ板と、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々対向して配置された一対のロータリィトランスと、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々配置された励磁コイルと検出コイルとを有し、該ロータ軸の回転角度を検出するレゾルバにおいて、
前記ロータ回転板と前記ステータ板とが、前記ロータ軸と直交して対向し、その対向する面に、前記励磁コイルと前記検出コイルが対向して配置されていること、
前記励磁コイル及び前記検出コイルが、銅箔が樹脂上に接合されるプリントパターンにより形成されていること、
前記銅箔が、前記樹脂に形成された凹部に収納されていることを特徴とするレゾルバ。 - ロータ軸と共に回転するロータ回転板と、ステータに固定されたステータ板と、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々対向して配置された一対のロータリィトランスと、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々配置された励磁コイルと検出コイルとを有し、該ロータ軸の回転角度を検出するレゾルバにおいて、
前記ロータ回転板と前記ステータ板とが、前記ロータ軸と直交して対向し、その対向する面に、前記励磁コイルと前記検出コイルが対向して配置されていること、
前記励磁コイル及び前記検出コイルが、銅箔が樹脂上に接合されるプリントパターンにより形成されていること、
前記プリントパターンを覆う樹脂モールドが形成されていることを特徴とするレゾルバ。 - 自動車駆動モータのロータ軸と共に回転するロータ回転板と、ステータに固定されたステータ板と、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々対向して配置された一対のロータリィトランスと、該ロータ回転板と該ステータ板とに各々配置された励磁コイルと検出コイルとを有し、オイル環境下で、該ロータ軸の回転角度を検出する自動車駆動モータ用レゾルバにおいて、
前記ロータ回転板と前記ステータ板とが、前記ロータ軸と直交して対向し、その対向する面に、前記励磁コイルと前記検出コイルが対向して配置されていること、
前記励磁コイル及び前記検出コイルが、プリントパターンにより形成されていること、
前記プリントパターンが、前記自動車駆動用モータが自動車を前進させる方向に回転しているときに、前記オイルの抵抗が少なくなる方向に配置されていることを特徴とするレゾルバ。
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