JP2011047672A - シートコイル型レゾルバ - Google Patents

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Abstract

【課題】軸倍角数が比較的少ないレゾルバにおいても、検出相に誘起される電圧分布が正弦波分布となるようにコイルパターンを形成して、検出角度精度の高いシートコイル型レゾルバを提供する。
【解決手段】レゾルバロータコイル217を構成する励磁コイル420を外周側パターン部421、内周側パターン部422、折り返しパターン部423により構成する。ここで、折り返しパターン部423を、そこだけ幅広とした折り返しパターンPr1〜Pr10により構成し、折り返ししパターン部423の幅を外周側パターン部421および内周側パターン部422よりも大きくする。これにより、コイル両端における磁束の変化の集中が緩和され、検出相に誘起される電圧分布が正弦波分布となり、検出角度精度が向上する。
【選択図】図6

Description

本発明は、導体をシートコイルによって構成したシートコイル型レゾルバに関する。
従来のシートコイル型レゾルバとしては、極対数Xの各1極分の角度が電気角で180°となるように平面状シートコイルによって形成した1相からなる励磁コイルと、励磁コイルに空隙を介して対向する平面状シートコイルによって形成した互いに電気角で90°の位相差を持つA相およびB相コイルの2相からなる検出コイルとを備えた構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この構成において、励磁コイルは、ロータ側に配置される。そして、励磁コイルに励磁電流を供給するためのトランスコイル(2次巻線)が、ロータにおける励磁コイルの内側に配置される。また、これら2つのコイルは、円盤形状のロータコアに面して配置されている。また、ロータ側のトランスコイル(2次巻線)に対向する位置にステータ側のトランスコイル(1次巻線)が配置され、両方のトランスコイルによりトランスコイル部が形成されている。また、ステータには、ロータの励磁コイルに対応する位置に上述したA相の検出コイルとB相の検出コイルとが2層構造で配置され、励磁コイルとA相およびB相の検出コイルによりレゾルバコイル部が形成されている。
特開平8−136211号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているようなレゾルバにおいては以下のような問題点があった。すなわち、軸倍角数が比較的少ないレゾルバ、例えば、軸倍角1Xのレゾルバを構成した場合、α相コイルおよびβ相コイルのそれぞれは、2個の渦巻き状コイルパターンのそれぞれが円周上の半周にわたって長く形成され、周方向の両サイドの部分で折り曲げられるコイルパターンとされる。すなわち、周方向に同心円状に配置される中央部分の配線パターンと、両サイドの折り曲げられた配線パターンとを備えたコイル形状となる。
このコイル形状では、当該コイルに流れる電流が作る磁束を考えた場合に、中央部分の配線パターンの磁束の変化がほぼ一定であるのに対して、両サイドの折り曲げられた配線パターンに磁束の変化が集中している。これは、両サイドの部分では、周方向に延在する配線パターンに加えて、ラジアル方向に延在する配線パターンが存在し、その部分が作る磁束の寄与が生じるからである。この傾向は、軸倍角数が小さいほど顕著になる。
上記の現象は、検出相のコイルの各軸角度に対する出力電圧分布が正弦波分布からずれる要因となる。具体的には、相の中央部分における検出出力の変化がほぼ一定となるため、波形が正弦波分布から外れる現象が発生する。この現象が発生すると、レゾルバの検出角度精度が低下する。
本発明は、上記の問題に鑑みなされたものであり、軸倍角数が比較的少ないレゾルバにおいても、検出相に誘起される電圧分布が正弦波分布となるようにコイルパターンを形成して、検出角度精度の高いシートコイル型レゾルバを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、平面形状を有する複数のステータコイルパターンが同一面上の円周上に配置された構造を有するレゾルバステータコイル部と、前記レゾルバステータコイル部に対して軸方向において隙間を有した状態で対向して配置され、平面形状を有する複数のロータコイルパターンが同一面上の円周上に配置された構造を有するレゾルバロータコイル部とを備え、前記複数のステータコイルパターンおよび前記複数のロータコイルパターンの少なくとも一方のそれぞれは、円周方向に配列される外周側パターン部および内周側パターン部と、前記外周側パターン部と前記内周側パターン部を連結する折り返しパターン部とにより略渦巻き形状に形成されており、前記外周側パターン部および内周側パターン部の幅に比較して、前記折り返しパターン部の幅が広いことを特徴とするシートコイル型レゾルバ。
請求項1に記載の発明によれば、ステータおよびロータの少なくとも一方が備えた複数のレゾルバコイルパターンに電流を流した場合に、当該コイルパターンの折り返しパターン部は、外周側パターン部および内周側パターン部に比較してより広い範囲において、磁束を生成する。この際、折り返しパターン部、外周側パターン部および内周側パターン部に流れる電流の値は、同じであるので、折り返しパターン部が生成する磁束の密度が低下する。これにより、コイルパターンの両端に磁束が集中する現象が緩和され、ロータの回転に対する検出出力が正弦波形からずれる要因の影響が低減される。なお、本発明におけるレゾルバコイルパターンは、励磁コイルおよび検出コイルのいずれであってもよい。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記複数のロータコイルパターンのそれぞれは、円周方向に配列される外周側パターン部および内周側パターン部と、前記外周側パターン部と前記内周側パターン部を連結する折り返しパターン部とにより略渦巻き形状に形成されており、前記外周側パターン部および内周側パターン部の幅に比較して、前記折り返しパターン部の幅が広いことを特徴とする。請求項2に記載の発明によれば、ロータ側のレゾルバコイルにおけるコイルパターンの両端への磁束の変化の集中が緩和されるので、角度検出精度を高める作用が得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、ロータの回転角に応じて振幅が変化する出力信号波形が正弦波状となるように、前記ステータコイルパターンのパターン形状に応じて、前記折り返しパターン部のそれぞれの折り返しパターンの配置がパターン幅およびパターン間の距離の少なくとも一方により調整されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、折り返しパターン部のそれぞれの折り返しパターンの配置がパターン幅およびパターン間の距離の少なくとも一方により調整されることで、ロータの回転角に応じて振幅が変化する出力信号波形が正弦波状となるようにされる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、 前記それぞれの折り返しパターンの配置は、前記折り返しパターンのパターン幅で調整されることを特徴とする。請求項4に記載の発明では、折り返しパターンの幅が調整されることで、ロータの回転に対する出力が正弦波状となるようにされる。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明において、前記パターン幅は、前記それぞれの折り返しパターンによって異なることを特徴とする。請求項5に記載の発明によれば、折り返しパターン毎に異なる値に設定されたパターン幅によって、ロータの回転に対する出力が正弦波状となるようにされる。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、 前記それぞれの折り返しパターンの配置は、前記隣接する折り返しパターン間の距離で調整されることを特徴とする。請求項6に記載の発明によれば、折り返しパターン間の距離が調整されることで、ロータの回転に対する出力が正弦波状となるようにされる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記距離は、前記それぞれの折り返しパターン間によって異なることを特徴とする。請求項7に記載の発明によれば、パラメータのより細かい調整が可能となり、ロータの回転に対する出力が正弦波状となるようにされる調整をより厳密に行うことができる。
本発明によれば、ロータコイルパターンに電流を流した場合に生成される磁束密度の均一性が改善され、軸倍角数が比較的少ないレゾルバにおいても、検出相に誘起される電圧分布を正弦波分布に近付けることができる。このため、検出角度精度の高いシートコイル型レゾルバが提供される。
実施形態のシートコイル型レゾルバを備えたACサーボモータの概要を示す断面図である。 実施形態のシートコイル型レゾルバの概要を示す断面図である。 実施形態のシートコイル型レゾルバの構造を示す分解斜視図である。 ステータ側の検出コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。 比較例におけるロータ側の励磁コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。 実施例におけるロータ側の励磁コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。 実施例におけるロータ側の励磁コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。 検出コイルに誘起される電圧をシミュレーションによって求めた結果を示すグラフであり、比較例における誘起電圧(a)と、発明を利用した構造における誘起電圧(b)である。 他の実施例におけるロータ側の励磁コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。 他の実施例におけるロータ側の励磁コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。 他の実施例におけるロータ側の励磁コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。 他の実施例におけるロータ側の励磁コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。 他の実施例におけるロータ側の励磁コイルとトランスコイルを示す軸方向から見た構造図である。
(1)第1の実施形態
(モータの構成)
以下、本発明を利用した軸倍角1Xのシートコイル型レゾルバを備えたモータを説明する。図1は、本発明を利用したシートコイル型レゾルバを搭載したモータの概要を示す断面図である。図1には、モータ100が示されている。モータ100は、ACサーボモータであり、回転軸となるシャフト101を備えている。シャフト101は、ベアリング102および103によって支持されている。ベアリング102は、モータハウジング104に取り付けられ、ベアリング103は、モータハウジング104の上部に固定されたエンドキャップ108に取り付けられている。この構造により、シャフト101は、モータハウジング104に対して回転自在な状態で取り付けられている。またシャフト101には、複数の磁極に着磁された構造を有する永久磁石により構成されるモータロータ105が取り付けられている。
ラジアル方向においてモータロータ105に対向して、モータステータコア106が配置されている。モータステータコア106は、珪素鋼等の磁性材料により形成され、モータハウジング104に固定されている。モータステータコア106は、磁極の数に応じた突極を備えた構造を有し、複数の突極がモータロータ105を周囲から取り囲むようにして配置されている。このあたりは、通常のACサーボモータと同じであるので、詳しい説明は省略する。
モータステータコア106には、モータ巻線107が巻かれている。モータ巻線107の端部は、モータハウジング104外に引き出され(図示省略)、図示省略されたモータ駆動回路に接続されている。モータ100は、上部に軸倍角1Xのシートコイル型レゾルバ200が一体化され、シャフト101の回転角を電気的に検出することが可能とされている。
(シートコイル型レゾルバの構成)
図2は、図1の符号Aの部分を拡大した断面図である。図3は、図1および図2に示すシートコイル型レゾルバを分解した状態を示す分解斜視図である。図2には、軸倍角が1Xのシートコイル型レゾルバ200が示されている。シートコイル型レゾルバ200は、ロータ部201とステータ部202を備えている。ロータ部201とステータ部202とは、隙間を有して軸方向に離間して配置されており、相対的に回転が可能な状態とされている。
ロータ部201は、中央に孔の開いた円盤形状(薄型のドーナツ構造)を有している。ロータ部201は、断面で見て凹型の窪みを有する円盤形状のロータヨーク211を備えている。ロータヨーク211は、中央に孔が形成され、そこをシャフト101(図1参照)が貫通した状態でシャフト101に固定されている。ロータヨーク211は、非磁性材料により構成され、その窪みの部分にロータコア212が取り付けられている。ロータコア212は磁性材料により構成され、図3に示すような中央に孔が形成された円盤形状(薄型のドーナツ型)を有している。
ロータコア212の下面(ロータヨーク211と反対側の面)には、絶縁シート213と214が固定されている。絶縁シート213と214は、それぞれ薄い円環形状(ドーナツ形状)に成形された樹脂性のシートである。ここで、ラジアル方向で見て、絶縁シート213は絶縁シート214の内側(シャフト101側)に配置されている。
絶縁シート213の一方の面(下面)にはロータトランスコイル215aが埋設され、他方の面(上面)にはロータトランスコイル215bが埋設されている。ロータトランスコイル215a、215bは、絶縁シート213の内部に形成されたプリント配線により構成され、シャフト101を軸中心とした渦巻き形状を有している。ロータトランスコイル215aと215bとは、同じ向きの磁束に対して同じ向きの誘導電流が流れるように直列接続(同位相接続)され、その巻線の両端は、後述するレゾルバロータコイルに接続されている。ロータトランスコイル215a、215bは、電磁誘導により後述するステータトランスコイルから励磁電流を伝達され、それを後述するレゾルバロータコイルに供給する役割を有している。
絶縁シート213のラジアル方向で見た外側において、ロータコア212には、絶縁シート214が取り付けられている。絶縁シート214も樹脂製のシートであり、その一方の面(図2の下面)にレゾルバロータコイル216が設けられ、他方の面(図2の上面)にレゾルバロータコイル217が設けられている。レゾルバロータコイル216、217は、プリント配線により構成され、後述するパターンを有している。この例では、レゾルバロータコイル216と217は、励磁コイルとして機能する。
図2に示すようにステータ部202は、ステータヨーク231を備えている。ステータヨーク231は、非磁性材料により構成され、中央に孔が形成された円盤形状を有している。ステータヨーク231は、モータハウジング104と一体となったエンドキャップ108に固定されている。ステータヨーク231には、磁性材料により構成される中央に孔を有した円盤形状のステータコア232(図3参照)が固定されている。
ステータコア232には、絶縁シート233と234が固定されている。絶縁シート233と234は、薄い円環形状(ドーナツ形状)に成形された樹脂性のシートである。ここで、ラジアル方向で見て、絶縁シート233は絶縁シート234の内側(シャフト101側)に配置されている。
絶縁シート233の一方の面(図2の上面)にはステータトランスコイル235aが埋設され、他方の面(図2の下面)にはステータトランスコイル235bが埋設されている。ステータトランスコイル235a、235bは、絶縁シートの内部に形成されたプリント配線により構成され、シャフト101を軸中心とした渦巻き形状を有している。ステータトランスコイル235aと235bとは、同じ向きの磁束を生成する向きで直列に接続され、その巻線の両端は、図示省略する励磁電流を出力する駆動回路に接続されている。
ステータトランスコイル235a、235bとロータトランスコイル215a、215bとは磁気的に結合している。ステータトランスコイル235a、235bに励磁電流を流すと、ロータトランスコイル215a、215bに誘導電流が誘起され、それがレゾルバロータコイル216、217に励磁電流として供給される。
絶縁シート234の一方の面(図2の上面)にはレゾルバステータコイル236が設けられ、他方の面(図2の下面)にはレゾルバステータコイル237が設けられている。レゾルバステータコイル236、237は、プリント配線により構成され、後述するパターンを有している。この例では、レゾルバステータコイル236と237は、検出コイルとして機能する。
図4は、ステータ側のコイルパターンを示す構造図である。図4に示すように、レゾルバステータコイル236は、sin相の検出コイルパターン401および402、cos相の検出コイルパターン403および404により構成されている。レゾルバステータコイル236の内側には、ステータトランスコイル235aが配置されている。
図4には示されていないが、軸方向から見て、sin相の検出コイル401、402に重なる位置に、レゾルバステータコイル237(図2参照)を構成する同様なコイルパターンを有したsin相の検出コイルが2つ配置されている。この2つのsin相の検出コイルのそれぞれは、軸方向において重なる位置にあるsin相の検出コイル401、402と直列に接続されている。
また同様に、図4には示されていないが、軸方向から見て、cos相の検出コイル403、404に重なる位置に、レゾルバステータコイル237(図2参照)を構成する同様なコイルパターンを有したcos相の検出コイルが2つ配置されている。この2つのcos相の検出コイルのそれぞれは、軸方向において重なる位置にあるcos相の検出コイル403、404と直列に接続されている。
(回転角の検出動作)
シャフト101が回転すると、ロータ部201がステータ部202に対して回転し、その回転の影響が、各相の検出コイル群に誘起されるsin相出力成分とcos相出力成分に現れる。例えば、ロータトランスコイル215a、215bにVext=Esinωtの励磁信号を供給すると、基準位置からのシャフト101の回転角θに応じてレゾルバステータコイル236、237のsin相の検出コイル群に数1で示される出力が現れ、cos相の検出コイル群に数2で示される出力が現れる。
Figure 2011047672
Figure 2011047672
ここで、kは比例定数、Eは励磁信号の振幅、ωは励磁周波数、αは位相ずれ角、nは1以上の任意の整数である。数1と数2は、Vsin/Vcos=tan(nθ)の関係があるから、VsinとVcosの値に基づいて図示しないR/Dコンバータにおいて、θが算出される。
(比較例の構成)
図5は、比較例を示すもので、仮に実施形態においてロータ側に従来技術による励磁コイルを採用した場合におけるコイルパターンを示す構造図である。図5には、レゾルバロータコイル217が示されている。図5に示すように、レゾルバロータコイル217は、励磁コイル411、412により構成されている。レゾルバロータコイル217の内側には、ロータトランスコイル215bが配置されている。
図5には示されていないが、軸方向から見て、励磁コイル411、412に重なる位置に、レゾルバロータコイル216(図2参照)を構成する同様なコイルパターンを有した励磁コイルが2つ配置されている。この2つの励磁コイルのそれぞれは、軸方向において重なる位置にある励磁コイル411、412と直列に接続されている。
励磁コイル411は、外周側パターン部411aと内周側パターン部411bとを備えている。外周側パターン部411aと内周側パターン部411bとは、2箇所(両サイド)の折り返しパターン部411c、411dにより接続され、略渦巻形状のコイルとされている。励磁コイル412も上下が反転するだけで、励磁コイル411と同様な構造を有している。
ここで、外周側パターン部411aの幅(全体幅)をA1、内周側パターン部411bの幅(全体幅)をB1、折り返しパターン部411c、411dの幅(全体幅)をC1とした場合、A1≒B1≒C1とされている。つまり、励磁コイル411の幅は、各部で略同じとされている。この点は、励磁コイル412も同じである。
励磁コイル411、412のパターン構成では、パターンの集中する渦巻状コイルパターンの両サイド(折り返しパターン部411c、411dの部分)に磁束の変化の大きさが片寄り、それより内側では一定の磁束の強さの領域が広がる。このため、検出相に誘起される電圧分布が正弦波分布とはならなくなり、その結果、検出角度精度が低下する。
(実施例の構成)
図6、図7は、軸倍角1Xのレゾルバ200におけるロータ側のコイルパターンを示す構造図である。図6、図7には、図2、図3に示すレゾルバロータコイル217の一例が示されている。図6、図7に示すレゾルバロータコイル217は、励磁コイル420、430により構成されている。図6、図7には示されていないが、軸方向から見て、励磁コイル420、430に重なる位置に、レゾルバロータコイル216(図2参照)を構成する同様なコイルパターンを有した励磁コイルが2つ配置されている。この2つの励磁コイルのそれぞれは、軸方向において重なる位置にある励磁コイル420、430と直列に接続されている。
励磁コイル420は、外周側パターン部421、内周側パターン部422、外周側パターン部421と内周側パターン部422とを接続する折り返しパターン部423を備えた略渦巻き形状のコイル形状を有している。なお、折り返しパターン部は、2箇所あるが、もう一つの折り返しパターン部の符号は図示省略されている。
折り返しパターン部423は、複数の折り返しパターンPr1〜Pr10により構成されている。それぞれの折り返しパターンのパターン幅は、外周側パターン部421および内周側パターン部422の各パターンと比較して、円周方向に幅広く形成されており、それぞれの折り返しパターンの配置は、パターン幅によって調整されている。
折り返しパターンPr1〜Pr10の一つのパターン幅について説明する。図7に示すように、折り返しパターンPr1〜Pr10それぞれのパターン幅は、角度で考えて角度c(°)=b(°)(折り返し部全体のパターン幅角度)/パターン本数、となるように、均等に割り振られている。この構成では、外周側パターン部421の幅(全体幅)をA2、内周側パターン部422の幅(全体幅)をB2、折り返しパターン部423の幅(全体幅)をC2とした場合、A2≒B2<C2となる関係とされている。すなわち、折り返しパターン部423の幅が、外周側パターン部421および内周側パターン部422よりも大きくなる設定とされている。これらの点は、励磁コイル430においても同じである。
励磁コイル420のデザインでは、折り返しパターンPr1〜Pr10のパターン幅が、外周側パターン部421および内周側パターン部422のパターン幅に比較して、大きな寸法とされている。このため、コイルを構成するパターンが渦巻状コイルパターンの両サイドに集中していない構造が得られる。この構造によれば、コイルパターンの両サイドにおける磁束の変化の集中を是正でき、磁束の両サイドへの片寄りを抑えることができる。このため、ロータの回転に伴い検出相に誘起される電圧分布が正弦波分布からずれる現象を緩和することができる。さらに、検出相のコイルパターンのパターン形状に応じて、検出相に誘起される電圧分布が正弦波分布となるようにそれぞれの折り返しパターンの配置が調整されることで、より正確な正弦波を得ることができ、検出角度精度を向上させることができる。
すなわち、レゾルバロータコイル217を構成する励磁コイル420を外周側パターン部421、内周側パターン部422、折り返しパターン部423により構成し、折り返しパターン部423を、そこだけ幅広とした折り返しパターンPr1〜Pr10により構成する。この構成によれば、折り返ししパターン部423の幅が外周側パターン部421および内周側パターン部422よりも大きくなり、コイル両端における磁束の変化の集中が緩和される。このため、検出相に誘起される電圧分布が正弦波分布に近づき、検出角度精度が向上する。
(性能評価)
図8は、比較例と実施例の出力波形を示すグラフである。図8(a)には、図5に示すロータの構造を採用した比較サンプルであるレゾルバの軸角度に対する出力電圧の変化が示され、図8(b)には、図6、図7に示すロータの構造を採用したレゾルバの軸角度に対する出力電圧の変化が示されている。なお、図8に示すのは、シミュレータを用いて算出したシミュレーション値である。尚、ステータは、図4に示す構造を用いている。
図8(a)に示すように、図5に示すロータの構成とした場合、正弦波分布からのズレが生じ、台形状に歪んだ出力波形となる。一方、図8(b)に示すように、図6、図7に示すロータの構成とした場合、略正弦波分布を有した出力波形が得られる。これは、折り返しパターン部420付近における磁束の変化の集中が緩和され、それにより、励磁コイル420、430が生成する磁束の磁束分布がより理想的な状態に近づいたことを裏付けている。
(変形例)
図9には、一部の折り返しパターン(Pr1)のパターン幅が他の折り返しパターンのパターン幅よりも長い(角度では、d(°)大きい)構造としたコイルパターンが示されている。図10には、折り返しパターンPrn(n=1、2・・))のパターン幅が順次長くなるように形成したコイルパターンが示されている。図10は、最外周の折り返しパターンPr10から、コイルの中心に向ってパターン幅を徐々に長くしていく例が示されている。この場合、外周n番目の折り返しパターンの角度は、下記数3により示される。
Figure 2011047672
但し、xはターン数のn番目、tはターン数、θaは均等割り振り分の調整角度、θbは変動分角度、Σはk=1からtまでの和を表している。
図11には、それぞれの折り返しパターンを、軸中心方向ではなく、最も外側の折り返しパターンの向きに対して平行に形成した構成が記載されている。図9〜図11に示した構成は、どれも第1の実施形態と同様な効果が得られる。このような数々の態様を採用することで、個々のレゾルバの設計により検出相のコイルパターンのパターン形状が異なる場合に、そのパターン形状に応じて、検出相に誘起される電圧分布が正弦波分布となるようにそれぞれの折り返しパターンの配置を微調整することが可能となる。このため、設計の自由度を高くできる。
(2)第2の実施形態
折り返しパターン部を構成する複数の折り返しパターンのパターン幅を、外周側パターン部および内周側パターン部のパターン幅(パターン一つの幅)と同じであるが、折り返しパターン部のそれぞれの折り返しパターン間の距離を、外周側パターン部および内周側パターン部のパターン間距離よりも広くする構成も可能である。この場合も折り返しパターン部の幅(全体幅)が、外周側パターン部および内周側パターン部の幅(全体幅)よりも大きくなる(隣接するパターン間の隙間が大きくなることで、パターン部として捉えた幅は大きくなる)。
図12には、それぞれの折り返しパターン部500を構成する各配線のパターンである折り返しパターン501、502、503、504・・・510の幅を、外周側パターン部520および内周側パターン部530の配線パターンと同じ幅とし、隣接する折り返しパターン間の隙間部分511、512、513・・・519の寸法(=それぞれの折り返しパターン間の距離)を調整することで、折り返しパターン部500の幅(全体幅)を外周側パターン部520の幅(全体幅)および内周側パターン部530の幅(全体幅)よりも大きくした例が示されている。図13は、図12の構成の変形例であり、それぞれの折り返しパターンが、最も外側の折り返しパターンの向きに対して平行に形成されている構成が示されている。
本実施形態の構成とした場合、第1の実施形態と同様な効果が得られる。また、パターン全体の抵抗値が高くできるため(一つのパターンで見た場合の電流の経路の幅は狭くなるため)、出力電圧を高くすることが可能となる。
本実施形態の構成において、折り返しパターン部のそれぞれの折り返しパターン間の距離を同じとせず、複数の値とすることもできる。すなわち、折り返しパターン間によってパターン間隔の値が異なる構成も可能である。この構成は、例えば、出力を正弦波に近付けるための調整に利用することができる。
(3)第3の実施形態
折り返しパターン部の幅(全体幅)を、外周側パターン部および内周側パターン部の幅(全体幅)よりも大きくする構成の態様として、折り返しパターン部を構成する各パターンの幅と、隣接するパターン間の距離の両方を外周側パターン部および内周側パターン部における対応する部分の寸法よりも大きくする構成が挙げられる。この場合も出力波形を正弦波に近付けることができる優位性が得られる。
(4)その他
それぞれの折り返しパターンのパターン幅およびパターン間の距離の組合せは、実施形態に限定されない。出力がより正弦波に近づくようにするのであれば、自由な組合せが可能である。ステータ側のコイルパターンの構成は実施形態に限定されない。例えば、従来例(特開平8−136211号公報)のように、sin相とcos相のコイルパターンの層が別々である2層構造で構成されていても適用可能である。
軸倍角は1Xに限定されない。2X以上であってもよい。ただし、軸倍角が大きくなると、コイルの周方向の長さが短くなり、両サイドの部分に磁束が偏る現象の影響が相対的に低下する。このため、軸倍角がより小さい(2X以下、特に1X)シートコイル型レゾルバの場合に特に顕著な優位性を得ることができる。
レゾルバの構成は、内側がトランスコイル部、外側がレゾルバコイル部の構成に限定されない。内側がレゾルバコイル部、外側がトランスコイル部であってもよい。また、折り返しパターンの形状は、実施形態の形状に限定されない。例えば、エッジ形状が楕円形状などであってもよい。また、各コイルパターンの構成は2層に限定されず、1層でもよく、また3層以上であってもよい。
実施形態では、ロータ側を励磁し、ステータ側でsin相とcos相の出力を得る「一相入力−二相出力」であるが、ステータ側のsin相コイルとcos相コイルとにsin励磁信号とcos励磁信号を入力し、ロータ側で2相の信号が合成された波形を検出する「二相入力−一相出力」であってもよい。
図6に示す折り返しパターン部423の構成をレゾルバステータコイル236(図4参照)に適用してもよい。この場合、レゾルバロータコイル217は、通常の構成であってもよい。勿論、図示する構成であってもよい。図6に示す折り返しパターン部423の構成をレゾルバステータコイル236に適用した場合、折り返し部の細かい寸法関係は、軸回転に対する出力が正弦波形となるように調整し、設定すればよい。
本発明は、シートコイル型のレゾルバに利用することができる。
100…モータ、101…シャフト、102,103…ベアリング、104…モータハウジング、105…モータロータ、106…モータステータコア、107…モータ巻線、108…エンドキャップ、200…シートコイル型レゾルバ、201…ロータ部、202…ステータ部、211…ロータヨーク、212…ロータコア、213,214…絶縁シート、215a,215b…ロータトランスコイル、216,217…レゾルバロータコイル、231…ステータヨーク、232…ステータコア、233,234…絶縁シート、235a,235b…ステータトランスコイル、236,237…レゾルバステータコイル、401,402…sin相の検出コイルパターン、403,404…cos相の検出コイルパターン、411…励磁コイル、411a…外周側パターン部、411b…内周側パターン部、411c…折り返しパターン部、411d…折り返しパターン部、412…励磁コイル、420…励磁コイル、421…外周側パターン部、422…内周側パターン部、423…折り返しパターン部、Pr1〜Pr10…折り返しパターン、430…励磁コイル、500…折り返しパターン部、501〜510…折返しパターン、511〜519…隣接する折り返しパターンの隙間部分、520…外周側パターン部、530…内周側パターン部。

Claims (7)

  1. 平面形状を有する複数のステータコイルパターンが同一面上の円周上に配置された構造を有するレゾルバステータコイル部と、
    前記レゾルバステータコイル部に対して軸方向において隙間を有した状態で対向して配置され、平面形状を有する複数のロータコイルパターンが同一面上の円周上に配置された構造を有するレゾルバロータコイル部と
    を備え、
    前記複数のステータコイルパターンおよび前記複数のロータコイルパターンの少なくとも一方のそれぞれは、円周方向に配列される外周側パターン部および内周側パターン部と、前記外周側パターン部と前記内周側パターン部を連結する折り返しパターン部とにより略渦巻き形状に形成されており、
    前記外周側パターン部および内周側パターン部の幅に比較して、前記折り返しパターン部の幅が広いことを特徴とするシートコイル型レゾルバ。
  2. 前記複数のロータコイルパターンのそれぞれは、円周方向に配列される外周側パターン部および内周側パターン部と、前記外周側パターン部と前記内周側パターン部を連結する折り返しパターン部とにより略渦巻き形状に形成されており、
    前記外周側パターン部および内周側パターン部の幅に比較して、前記折り返しパターン部の幅が広いことを特徴とする請求項1に記載のシートコイル型レゾルバ。
  3. ロータの回転角に応じて振幅が変化する出力信号波形が正弦波状となるように、前記ステータコイルパターンのパターン形状に応じて、前記折り返しパターン部のそれぞれの折り返しパターンの配置がパターン幅およびパターン間の距離の少なくとも一方により調整されていることを特徴とする請求項2に記載のシートコイル型レゾルバ。
  4. 前記それぞれの折り返しパターンの配置は、前記折り返しパターンのパターン幅で調整されることを特徴とする請求項3に記載のシートコイル型レゾルバ。
  5. 前記パターン幅は、前記それぞれの折り返しパターンによって異なることを特徴とする請求項4に記載のシートコイル型レゾルバ。
  6. 前記それぞれの折り返しパターンの配置は、前記隣接する折り返しパターン間の距離で調整されることを特徴とする請求項3に記載のシートコイル型レゾルバ。
  7. 前記距離は、前記それぞれの折り返しパターン間によって異なることを特徴とする請求項6に記載のシートコイル型レゾルバ。
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