JP2011040926A - 固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子機器 - Google Patents

固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】フレームメモリを必要としたり、先に出力される信号にリセットレベルが乗ったりすることなく、1つの画素から感度が異なる複数の信号を得る。
【解決手段】単位画素20がフォトダイオード21とFD部27の間に電荷蓄積部22を有するCMOSイメージセンサ10において、電荷蓄積部22を利用して1つの単位画素20から感度の異なる複数の信号、即ち高感度の信号と低感度の信号を得る。そして、高感度の信号と低感度の信号を合成処理することによってダイナミックレンジを拡大する。静止画撮像時の画面内の露光期間の同時性についてはメカニカルシャッタによるシャッタ動作によって実現する。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子機器に関する。
固体撮像装置において、単位画素からは光電変換によって蓄積される電荷量に対してほぼ線形な出力信号が得られる。そして、固体撮像装置のダイナミックレンジは、単位画素が蓄積できる電荷量(飽和電荷量)とノイズレベルで一義的に決まる。すなわち、固体撮像装置の出力レベルの下限はノイズレベルで限定され、上限は飽和レベルで限定される。その結果、固体撮像装置のダイナミックレンジは、飽和電荷量とノイズレベルで一義的に決まる。
このダイナミックレンジの拡大を図るために、次のような手法が一般的に用いられている。すなわち、長時間の電荷蓄積で撮像した低輝度部分が比較的明瞭な画像と、短時間の電荷蓄積で撮像した高輝度部分が比較的明瞭な画像とを合成するなど、異なる感度の信号を合成することで、固体撮像装置の広ダイナミックレンジ化が図られている。
そして、感度が異なる信号を得る技術として、互いに隣接する複数の単位画素を組として出力画像の1画素に対応させるようにし、当該組の複数の単位画素の感度をそれぞれ異ならせるようにした技術を挙げることができる(例えば、特許文献1参照)。また、他の技術として、読出し行を複数行として感度が異なる複数の信号を同じ画素(1つの画素)から行走査における異なるタイミングで得るようにした技術を挙げることができる(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−065082号公報 特開2003−198948号公報
しかしながら、感度が異なる信号を得るために、特許文献1記載の従来技術では、組となる複数の単位画素を出力画像の1画素に対応させているので、撮像面上の単位画素と出力画像の画素とが一対一で対応する場合に比べて出力画像の解像度が低下する。
一方、特許文献2記載の第1の実施例では、感度が異なる複数の信号が1つの画素から行走査における異なるタイミングで出力されることから、これら感度が異なる信号を同時化するためのフレームメモリが必要になるために装置が大型化するとともにコスト高となる。また、第2の実施例では、1つの画素から先に出力される信号に対してリセットレベルが後から出力されることになるために、当該先に出力される信号にリセットノイズが乗るという問題がある。
そこで、本発明は、フレームメモリを必要としたり、先に出力される信号にリセットレベルが乗ったりすることなく、1つの画素から感度が異なる複数の信号を得ることが可能な固体撮像装置、固体撮像装置の駆動方法および電子機器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、
光電変換で生成した電荷を蓄積する光電変換部と
前記光電変換部の電荷を第1の蓄積部に転送する第1の転送機構と、
前記第1の蓄積部の電荷を第2の蓄積部に転送する第2の転送機構と、
前記第2の蓄積部の電荷に応じた信号を信号線に読み出す読出し機構と、
前記第2の蓄積部をリセットするリセット機構と
を有する単位画素が行列状に2次元配置された固体撮像装置において、
前記光電変換部をリセットし、
その後前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を前記第1の蓄積部に転送し、
その後前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の蓄積部の電荷に応じた第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記光電変換部の電荷に応じた第2の信号を前記信号線に読み出すように画素を駆動する
構成を採っている。
メカニカルシャッタを用いた静止画撮像において、
前記光電変換部にはメカニカルシャッタを通して光を入射させ、
前記メカニカルシャッタの開状態において前記光電変換部を全画素同時にリセットし、次いで前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を全画素同時に前記第1の蓄積部に転送し、
しかる後、前記メカニカルシャッタの閉状態において前記画素アレイ部の各画素を行単位で順に選択し、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第2の信号を前記信号線に読み出しつつ走査する。
このとき、第1の信号の露光期間は前記全画素同時のリセットから前記全画素同時の前記第1の蓄積部への転送までの期間となる。また、第2の信号の露光期間は、引き続いて前記メカニカルシャッタを閉じるまでの期間となる。
これにより、1つの単位画素から露光期間が異なる、即ち感度が異なる第1,第2の信号が得られる。また、全画素の露光期間の同時性が確保されている。
本発明によれば、フレームメモリを必要としたり、先に出力される信号にリセットレベルが乗ったりすることなく、1つの単位画素から感度が異なる複数の信号を得ることができる。さらに、静止画撮像において全画素の露光期間の同時性を確保することができる。
本発明が適用されるCMOSイメージセンサのシステム構成の概略を示すシステム構成図である。 単位画素の構成の一例を示す回路図である。 電荷蓄積部を有する単位画素の断面構造の概略を示す断面図である。 変形例に係る単位画素の断面構造の概略を示す断面図である。 本発明による撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。 ローリングシャッタによる行走査の概念図である。 動画モードでの1H期間における駆動タイミングを示すタイミングチャートである。 広ダイナミックレンジ化のための合成処理を行う信号処理部の構成の一例を示すブロック図である。 FD信号とPD信号についての光量と信号レベルの関係を示す図である。 広ダイナミックレンジ化のための合成処理を行う信号処理部の構成の他の例を示すブロック図である。 FD信号と加重平均の係数βの関係の一例を示す図である。 静止画モード時の動作についての動作説明図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と記述する)について図面を用いて詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.本発明が適用される固体撮像装置(CMOSイメージセンサの例)
1−1.システム構成
1−2.画素構成
2.本発明(実施形態)の特徴部分
3.本発明による電子機器(撮像装置の例)
3−1.システム構成
3−2.動画モード
3−3.静止画モード
3−4.本実施形態の作用効果
<1.本発明が適用される固体撮像装置>
[1−1.システム構成]
図1は、本発明が適用される固体撮像装置、例えばX−Yアドレス型固体撮像装置の一種であるCMOSイメージセンサのシステム構成の概略を示すシステム構成図である。ここで、CMOSイメージセンサとは、CMOSプロセスを応用して、または部分的に使用して作成されたイメージセンサである。
本適用例に係るCMOSイメージセンサ10は、半導体基板11上に形成された画素アレイ部12と、当該画素アレイ部12と同じ半導体基板11上に集積された周辺回路部とを有する構成となっている。周辺回路部は、例えば、行走査部13、カラム処理部14、列走査部15およびシステム制御部16からなる。
画素アレイ部12は、入射する可視光を光電変換し、その光量に応じた電荷量の信号電荷(光電荷)を発生して内部に蓄積する光電変換素子を有する単位画素(以下、単に「画素」と記述する場合もある)を有し、当該単位画素が行列状に2次元配置されている。単位画素の具体的な構成については後述する。
画素アレイ部12において、行列状の画素配列に対して画素行ごとに画素駆動線17が行方向(画素行の画素配列方向)に沿って配線され、画素列ごとに垂直信号線18が列方向(画素列の画素配列方向)に沿って配線されている。画素駆動線17は、画素から信号を読み出す駆動を行うための駆動信号を伝送する。図1では、画素駆動線17について1本の配線として示しているが、1本に限られるものではない。画素駆動線17の一端は、行走査部13の各行に対応した出力端に接続されている。
行走査部13は、シフトレジスタやアドレスデコーダ等によって構成され、画素アレイ部12の各画素を、全画素同時あるいは行単位等で駆動する画素駆動部である。この行走査部13はその具体的な構成については図示を省略するが、一般的に、読出し走査系と掃出し走査系の2つの走査系を有する構成となっている。
読出し走査系は、単位画素から信号を読み出すために、画素アレイ部12の単位画素を行単位で順に選択走査する。単位画素から読み出される信号はアナログ信号である。掃出し走査系は、読出し走査系によって読出し走査が行われる読出し行に対して、その読出し走査よりもシャッタスピードの時間分だけ先行して掃出し走査を行う。
この掃出し走査系による掃出し走査により、読出し行の単位画素の光電変換素子から不要な電荷が掃き出されることで、当該光電変換素子がリセットされる。そして、この掃出し走査系による不要電荷の掃き出し(リセット)により、いわゆる電子シャッタ動作が行われる。ここで、電子シャッタ動作とは、光電変換素子の光電荷を捨てて、新たに露光を開始する(光電荷の蓄積を開始する)動作のことを言う。
読出し走査系による読出し動作によって読み出される信号は、その直前の読出し動作または電子シャッタ動作以降に入射した光量に対応するものである。そして、直前の読出し動作による読出しタイミングまたは電子シャッタ動作による掃出しタイミングから、今回の読出し動作による読出しタイミングまでの期間が、単位画素における光電荷の蓄積期間(露光期間)となる。
行走査部13によって選択走査された画素行の各単位画素から出力される信号は、垂直信号線18の各々を通してカラム処理部14に供給される。カラム処理部14は、画素アレイ部12の画素列ごとに、選択行の各画素から垂直信号線18を通して出力される信号に対して所定の信号処理を行うとともに、信号処理後の画素信号を一時的に保持する。
具体的には、カラム処理部14は、単位画素の信号を受けて当該信号に対して、例えばCDS(Correlated Double Sampling;相関二重サンプリング)によるノイズ除去や、信号増幅や、AD(アナログ−デジタル)変換等の信号処理を行う。ノイズ除去処理により、リセットノイズや増幅トランジスタの閾値ばらつき等の画素固有の固定パターンノイズが除去される。なお、ここで例示した信号処理は一例に過ぎず、信号処理としてはこれらに限られるものではない。
列走査部15は、シフトレジスタやアドレスデコーダ等によって構成され、カラム処理部14の画素列に対応する単位回路を順番に選択する。この列走査部15による選択走査により、カラム処理部14で信号処理された画素信号が順番に水平バス19に出力され、当該水平バス19を通して半導体基板11の外部へ伝送される。
システム制御部16は、半導体基板11の外部から与えられるクロックや、動作モードを指令するデータなどを受け取り、また、本CMOSイメージセンサ10の内部情報などのデータを出力する。システム制御部16さらには、各種のタイミング信号を生成するタイミングジェネレータを有し、当該タイミングジェネレータで生成された各種のタイミング信号を基に行走査部13、カラム処理部14および列走査部15などの周辺回路部の駆動制御を行う。
[1−2.画素構成]
(回路構成)
図2は、単位画素の構成の一例を示す回路図である。図2に示すように、本構成例に係る単位画素20は、光電変換部である例えばフォトダイオード21に加えて、例えば電荷蓄積部22、転送トランジスタ23、リセットトランジスタ24、選択トランジスタ25および増幅トランジスタ26を有する構成となっている。
ここでは、転送トランジスタ23、リセットトランジスタ24、選択トランジスタ25および増幅トランジスタ26として、例えばNチャネルのMOSトランジスタを用いている。ただし、ここで例示した転送トランジスタ23、リセットトランジスタ24、選択トランジスタ25および増幅トランジスタ26の導電型の組み合わせは一例に過ぎず、これらの組み合わせに限られるものではない。
この単位画素20に対して、画素駆動線17として、例えば、読出し線171、転送線172、リセット線173および選択線174の4本の駆動配線が同一画素行の各画素に対して共通に配線されている。これら読出し線171、転送線172、リセット線173および選択線174は、各一端が行走査部13の各画素行に対応した出力端に画素行単位で接続されている。走査部13は、読出し線171、転送線172、リセット線173および選択線174に対して画素20を駆動する駆動信号である読出しパルスROG、転送パルスTRG、リセットパルスRSTおよび選択パルスSELを出力する。
フォトダイオード21は、アノード電極が負側電源(例えば、グランド)に接続されており、受光した光をその光量に応じた電荷量の光電荷(ここでは、光電子)に光電変換してその光電荷を蓄積する。フォトダイオード21のカソード電極側には電荷蓄積部22が設けられている。
電荷蓄積部22は、読出しゲート部221および蓄積部222から構成されている。読出しゲート部221は、読出しチャネル223と当該読出しチャネル223の上に設けられたゲート電極224とから構成されている。ゲート電極224には、行走査部13から高レベル(例えば、Vddレベル)がアクティブ(以下、「Highアクティブ」と記述する)となる読出しパルスROGが読み出し線171を介して与えられる。この読出しパルスROGがゲート電極224に与えられることで、読出しゲート部221はフォトダイオード21に蓄積された信号電荷を読み出す。
蓄積部222は、浮遊拡散領域(フローティングディフュージョン領域)からなり、読出しゲート部221によってフォトダイオード21から読み出された信号電荷を一時的に蓄積(保持)する。ここで、読出しゲート部221のゲート電極224は、読出しチャネル223の上だけでなく、蓄積部222の上にも延在して設けられている。すなわち、電荷蓄積部22は、ゲート電極224に読出しパルスROGが印加されたときに、読出しチャネル223のポテンシャルと共に蓄積部222のポテンシャルも変化することによって電荷を転送するCCD(Charge Coupled Device)の構成を採っている。
転送トランジスタ23は、電荷蓄積部22と増幅トランジスタ26のゲート電極との間に接続され、ゲート電極が転送線172に接続されている。この電荷蓄積部22と増幅トランジスタ26のゲート電極とが電気的に繋がったノード27をFD(フローティングディフュージョン)部と呼ぶ。転送トランジスタ23のゲート電極には、行走査部13からHighアクティブの転送パルスTRGが転送線172を介して与えられる。転送トランジスタ22は、転送パルスTRGに応答してオン状態となり、蓄積部222に一時的に蓄積された信号電荷をFD部27に転送する。
リセットトランジスタ24は、ゲート電極がリセット線173に、ドレイン電極が画素電源Vddに、ソース電極がFD部27にそれぞれ接続されている。リセットトランジスタ24のゲート電極には、行走査部13からHighアクティブのリセットパルスRSTがリセット線173を介して与えられる。リセットトランジスタ23は、リセットパルスRSTに応答してオン状態となり、FD部27内の電荷を画素電源Vddに捨てることによって当該FD部27をリセットする。
選択トランジスタ25は、例えば、ゲート電極が選択線174に、ドレイン電極が画素電源Vddにそれぞれ接続されている。選択トランジスタ25のゲート電極には、行走査部13からHighアクティブの選択パルスSELが選択線174を介して与えられる。選択トランジスタ25は、選択パルスSELに応答してオン状態となり、画素電源Vddを増幅トランジスタ26のドレイン電極に与えることによって当該増幅トランジスタ26を活性化状態(単位画素20を選択状態)とする。
増幅トランジスタ26は、ゲート電極がFD部27に、ドレイン電極が選択トランジスタ25のソース電極に、ソース電極が垂直信号線18にそれぞれ接続されている。この増幅トランジスタ26は、フォトダイオード21での光電変換によって得られる信号を読み出す読出し回路であるソースフォロワ回路の入力部となる。すなわち、増幅トランジスタ26は、ソース電極が垂直信号線18に接続されることで、当該垂直信号線18の一端に接続される電流源(図示せず)とソースフォロワ回路を構成している。
本回路例では、選択トランジスタ26について、画素電源Vddと増幅トランジスタ26のドレイン電極との間に接続する回路構成としたが、増幅トランジスタ26のソース電極と垂直信号線18との間に接続する回路構成を採ることも可能である。
また、単位画素20としては、転送トランジスタ23、リセットトランジスタ24、選択トランジスタ25および増幅トランジスタ26の4つのトランジスタからなる画素構成のものに限られるものではない。例えば、選択トランジスタ25を省略し、画素電源Vddの電圧を切り替えることによって画素選択を為す3つのトランジスタからなる画素構成のものなどであっても良く、その画素回路の構成は問わない。
(断面構造)
図3は、フォトダイオード21からFD部27にかけての断面構造の概略を示す断面図である。図3において、図2と同等部分(対応する部分)には同一符号を付して示している。
フォトダイオード21は、第1導電型、例えばp型ウェル28上に第1導電型と逆導電型(第2導電型)、例えばn型の領域211が形成され、表層部にp+領域212が形成され、n型領域211に光電子を溜める埋込みフォトダイオードである。
電荷蓄積部22は、フォトダイオード21の近い側が読出しチャネル223となり、フォトダイオード21から遠い側にn型の浮遊拡散領域からなる蓄積部222が形成され、読出しチャネル223および蓄積部222上にゲート電極224が設けられた構成となっている。読出しゲート部221によってフォトダイオード21から読み出された(転送された)信号電荷は蓄積部222に溜められる。蓄積部222となる浮遊拡散領域の不純物濃度は、フォトダイオード21のn型領域211と同程度の、完全に空乏化できる程度の濃度となっている。
転送トランジスタ23は、そのゲート電極231が電荷蓄積部22の蓄積部(浮遊拡散領域)222と隣接して設けられ、当該ゲート電極231に転送パルスTRGが与えられることによって蓄積部222内の電荷をFD部27に転送する。FD部27は、蓄積部222よりも濃い濃度、即ちn+領域によって形成されている。フォトダイオード21以外の領域は、タングステン等の遮光膜29によって遮光されている。
ここで、電荷蓄積部22がCCDの構成となっており、フォトダイオード21→浮遊拡散領域222→FD部27の転送経路中にコンタクト部が存在しない。したがって、フォトダイオード21が埋込みフォトダイオードであることと、電荷蓄積部22がCCDの構成となっていることで、フォトダイオード21→浮遊拡散領域222→FD部27の転送経路では、転送残しが生じない完全転送を実現できるようになっている。
なお、本画素構造では、電荷蓄積部22において、ゲート電極224を浮遊拡散領域222上にも設けるとしたが、図4に示すように、ゲート電極224Aを読出しチャネル221上にのみ設ける構成の単位画素20Aとすることも可能である。このように、この画素構成を採る単位画素20Aの場合にも、ゲート電極224に転送パルスTRGが与えられた際に、読出しチャネル223のポテンシャルが深くなることによってフォトダイオード21内の電荷を蓄積部222に転送することができる。
以上説明した単位画素20の構成(構造)において、電荷蓄積部22の蓄積部222を第1の蓄積部とし、FD部27を第2の蓄積部とする。そして、電荷蓄積部22は、フォトダイオード21の電荷を第1の蓄積部である蓄積部222に転送する第1の転送機構を構成している。
転送トランジスタ23は、蓄積部222の電荷を第2の蓄積部であるFD部27に転送する第2の転送機構を構成している。リセットトランジスタ24は、FD部27をリセットするリセット機構を構成している。増幅トランジスタ26は、FD部27の電荷に応じた信号を垂直信号線18に読み出す読出し機構を構成している。
(グローバルシャッタ)
上記構成の単位画素20は、フォトダイオード21とFD部27の間に一時的に信号電荷を蓄積(保持)する電荷蓄積部22を有することを特徴としている。単位画素20に電荷蓄積部22を設ける技術は、周知の技術である(例えば、特開平11−177076号公報参照)。
単位画素20が電荷蓄積部22を有するCMOSイメージセンサ10において、光電変換された信号電荷を全画素同時に読み出して電荷蓄積部22に蓄積することで、メカニカルシャッタを用いずに全画素一括の電子シャッタ(グローバルシャッタ)を実現する。そして、電荷蓄積部22に一時的に蓄積された信号電荷については、行走査部13による走査によって画素行単位で順番に読み出すことになる。
(電荷蓄積部を有する単位画素の不具合)
電荷蓄積部22を有する単位画素20では、フォトダイオード21の信号電荷を電荷蓄積部22に読み出した後、フォトダイオード21から電荷蓄積部22に電荷が溢れ、あらかじめ保持している電荷蓄積部22の電荷量を変えてしまうという不具合がある。
例えば、フォトダイオード21が1/1000秒よりも少し長いくらいの露光時間(蓄積時間)で満杯になる程度の光量のときに、露光時間が1/1000秒に設定されるとする。そして、フォトダイオード21で光電変換された信号電荷を全画素同時に読み出して電荷蓄積部22に蓄積し、しかる後電荷蓄積部22内の信号電荷を行走査によって順に読み出すのに例えば1/15秒程度の長い時間がかかるとする。すると、1/15秒程度の行走査期間のほとんどの期間で、フォトダイオード21から電荷蓄積部22に電荷が溢れ続けることになる。
また、単位画素20内に電荷蓄積部22を設けることで、電荷蓄積部22の分だけ画素サイズが大きくなる。画素サイズを電荷蓄積部22が存在しない場合と同程度にするとなると、電荷蓄積部22の分だけフォトダイオード21のサイズを小さくせざるを得ないために、ダイナミックレンジが縮小するという不具合もある。
<2.本発明(実施形態)の特徴部分>
本発明の一実施形態に係る固体撮像装置、例えばCMOSイメージセンサは、単位画素20が電荷蓄積部22を有し、当該CMOSイメージセンサの撮像面にはメカニカルシャッタを通して入射光が取り込まれることを前提とする。そして、メカニカルシャッタによってグローバルシャッタを実現する一方、電荷蓄積部22を用いることによってダイナミックレンジの拡大を図る。
すなわち、本実施形態では、メカニカルシャッタを用いない場合に単位画素20のフォトダイオード21以外を完全に遮光できないといけないという遮光の問題を解消しつつ、グローバルシャッタとダイナミックレンジ拡大を両立できることを特徴としている。
ここでは、可視光の光量に応じた電荷を物理量として検知する単位画素が行列状に2次元配置されてなるCMOSイメージセンサの場合を例に挙げて説明したが、これに限られるものではない。すなわち、本発明は、単位画素20が電荷蓄積部22を有するX−Yアドレス方式の固体撮像装置全般に対して適用可能である。
なお、固体撮像装置はワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。そして、本発明に係る固体撮像装置は、デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置や、携帯電話機などの撮像機能を有する携帯端末装置などの電子機器において、その画像取込部(光電変換部)として用いることができる。
<3.本発明による電子機器>
[3−1.システム構成]
次に、本実施形態に係る固体撮像装置をメカニカルシャッタとの組合せで用いる本発明による電子機器について説明する。ここでは、電子機器として撮像装置、例えばデジタルスチルカメラの場合を例に挙げて説明するものとする。
図5は、本発明による撮像装置の構成の一例を示すブロック図である。図5に示すように、本発明による撮像装置は、先述したCMOSイメージセンサ10に加えて、光学ブロック51、カメラ信号処理部52、エンコーダ/デコーダ53、制御部54、入力部55、表示部56および記録媒体57を具備する構成となっている。
光学ブロック51は、被写体からの光をCMOSイメージセンサ10に集光するためのレンズ511、光の量を調節するための絞り512および光を選択的に取り込むためのメカニカルシャッタ513などを有している。そして、メカニカルシャッタ513によるシャッタ動作によって静止画撮像モード時にグローバルシャッタが実現される。
光学ブロック51はさらに、レンズ511を移動させてフォーカス合わせやズーミングを行うためのレンズ駆動機構、絞り12を制御するためのアイリス機構およびメカニカルシャッタ513を駆動するためのメカニカルシャッタ機構などを具備している。これらの機構部は、制御部54からの制御信号に基づいて駆動される。
CMOSイメージセンサ10はX−Yアドレス方式の固体撮像装置であり、制御部54からの制御信号に応じて、先述した単位画素20の露光や信号読み出し、リセットなどのタイミング制御が行われる。
カメラ信号処理部52は、制御部54による制御の下に、CMOSイメージセンサ10から出力される画像信号に対して、ホワイトバランス調整処理や色補正処理などのカメラ信号処理を施す。
エンコーダ/デコーダ53は、制御部54による制御の下で動作し、カメラ信号処理部52から出力される画像信号に対して、JPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)方式などの所定の静止画像データフォーマットで圧縮符号化処理を行う。
また、エンコーダ/デコーダ53は、制御部54から供給される静止画像の符号化データに対して伸張復号化処理を行う。さらに、エンコーダ/デコーダ53において、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式などにより、動画像の圧縮符号化/伸張復号化処理を実行可能なようにしてもよい。
制御部54は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等によって構成されるマイクロコントローラである。そして、制御部54は、ROM等に記憶されたプログラムを実行することにより、本撮像装置の各部を統括的に制御する。
入力部55は、例えばシャッタレリーズボタンなどの各種操作キーやレバー、ダイヤルなどから構成され、ユーザによる入力操作に応じた各種の制御信号を制御部54に対して出力する。
表示部56は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示デバイスや、これに対するインタフェース回路などからなり、制御部54から供給される画像信号から表示デバイスに表示させるための画像信号を生成する。そして、表示部56は、生成した画像信号を表示デバイスに供給することによって当該表示デバイスに画像を表示させる。
記録媒体59は、例えば、可搬型の半導体メモリや、光ディスク、HDD(Hard Disk Drive)、磁気テープなどとして実現され、エンコーダ/デコーダ53により符号化された画像データファイルを制御部54から受け取って記憶する。また、制御部54からの制御信号を基に指定されたデータを読み出し、制御部54に対して出力する。
以上では、撮像装置としてデジタルスチルカメラを例に挙げたが、デジタルスチルカメラに限らず、被写体からの入射光を選択的に取り込むメカニカルシャッタを有する撮像装置全般に対して適用可能である。なお、撮像機能を有する電子機器に搭載されるモジュール状の形態、即ちカメラモジュールを撮像装置とする場合もある。
[3−2.動画モード]
次に、上記構成の撮像装置、即ちデジタルスチルカメラにおけるモニタリングモードなどの動画モード時の動作について、図2の画素回路を基に説明する。
モニタリングモードなどの動画モードでは、1行ずつ蓄積時間がずれていて画素行間で同時性がないシャッタ動作、即ち画素行ごとに露光の開始および終了を設定するローリングシャッタ動作によってフォトダイオード21から信号電荷を読み出す。このときの行走査の概念図を図6に示す。行走査部13による行走査により、第1シャッタ行、第2シャッタ行、読出し行がその順に、図6に示すような関係で順次走査されていく。ここで、第1シャッタ行と第2シャッタ行の行間隔(走査タイミングの間隔)が長く、第2シャッタ行と読出し行の行間隔が短い。
1H期間(走査が1行にとどまっている期間)における駆動タイミングを図7に示す。第1シャッタ行については、読出しパルスROG、転送パルスTRGおよびリセットパルスRSTをアクティブ(高レベル)状態にし、しかる後これらパルスROG,TRG,RSTをその順に非アクティブ(低レベル)状態にする。これにより、第1シャッタ行の各画素のフォトダイオード21および電荷蓄積部22の蓄積部222をリセットする。このリセット動作後、フォトダイオード21で新たに光電子の蓄積が始まる。
第2シャッタ行については、転送パルスTRGおよびリセットパルスRSTをアクティブ状態にし、しかる後これらパルスTRG,RSTをその順に非アクティブ状態にすることで、先ず電荷蓄積部22の蓄積部222をリセットする。次に、読出しパルスROGをアクティブ状態にすることで、フォトダイオード21の電荷を電荷蓄積部22の蓄積部222に転送する。このとき転送される電荷は、この画素を第1シャッタ行に対する走査タイミングから、第2シャッタ行に対する走査タイミングまでの期間に光電変換された電荷である。
読出し行については、選択パルスSELをアクティブ状態することによって画素選択を行う。選択パルスSELがアクティブ状態の期間において、先ずリセットパルスRSTをアクティブ状態にすることによってFD部27をリセットする。このリセット時のFD部27の電圧に対応する信号は第1のリセットレベル(以下、「Rst1レベル」と記述する)として、増幅トランジスタ26から垂直信号線18を通してカラム処理部14に供給される。
次に、転送パルスTGRをアクティブ状態にすることで、転送トランジスタ23によって電荷蓄積部22の蓄積部222からFD部27に光電子を転送する。このときの光電子は、第1シャッタ行に対する走査タイミングから第2シャッタ行に対する走査タイミングまでの期間の信号である。この光電子の転送時のFD部27の電圧に対応する信号は第1の信号レベル(以下、「FDレベル」と記述する)として、増幅トランジスタ26から垂直信号線18を通してカラム処理部14に供給される。
次いで、再びリセットパルスRSTをアクティブ状態にすることによってFD部27を再度リセットする。このリセット時のFD部27の電圧に対応する信号は第2のリセットレベル(以下、「Rst2レベル」と記述する)として、増幅トランジスタ26から垂直信号線18を通してカラム処理部14に供給される。
次に、読出しパルスROGおよび転送パルスTRGをアクティブ状態にし、しかる後、読出しパルスROGを非アクティブ状態にすることで、フォトダイオード21の光電子を電荷蓄積部22を通してFD部27まで転送する。このとき転送される光電子は、第2シャッタ行に対する走査タイミングから読出し行に対する走査タイミングまでの期間の信号である。そして、このときのFD部27の電圧に対応する信号は第2の信号レベル(以下、「PDレベル」と記述する)として、増幅トランジスタ26から垂直信号線18を通してカラム処理部14に供給される。
カラム処理部14は、垂直信号線18を通して供給されるFDレベルとRst1レベルの差と、PDレベルとRst2レベルの差をとる演算処理を行う。この演算処理によって得られる前者の信号をFD信号、後者の信号をPD信号とすると、FD信号は第1シャッタ行に対する走査タイミングから第2シャッタ行に対する走査タイミングまでの長い蓄積時間の信号である。したがって、このFD信号は高感度の信号である。一方、PD信号は第2シャッタ行に対する走査タイミングから読出し行に対する走査タイミングまでの短い蓄積時間の信号である。したがって、このPD信号は低感度の信号である。
そして、この高感度の信号と低感度の信号とを合成処理することにより、ダイナミックレンジの広い信号を得ることができる。この合成処理は、カラム処理部14内で行うことも可能であるし、チップ(図1の半導体基板11)の出力段に設けられる出力回路部や、チップ外部の信号処理部(図5のカメラ信号処理部52)で行うことも可能である。
(広ダイナミックレンジ化のための合成処理)
ここで、広ダイナミックレンジ化のための合成処理の一例について説明する。図8に、広ダイナミックレンジ化のための合成処理を行う合成処理部60の構成の一例を示す。
本例に係る合成処理部60は、レベル判定部61、乗算部62および信号選択部63を有する構成となっている。レベル判定部61は、第1の信号であるFD信号が飽和レベルまたはそれに近くリニアリティーの悪化している大きさにあるか否を基準値と比較することによってレベル判定を行う。乗算部62は、第2の信号であるPD信号に対して当該PD信号とFD信号との感度比αを乗算する。
この感度比αについては、例えば、PD信号の露光期間を決める第2シャッタ行から読出し行までの間隔と、FD信号の露光期間を決める第1シャッタ行から第2シャッタ行までの間隔との比から求めることができる。
信号選択部62は、FD信号と乗算部62の出力信号とを2入力とし、レベル判定部61の判定結果に基づいて2入力のいずれか一方を選択して広ダイナミックレンジ化の信号とする。具体的には、信号選択部62は、FD信号が飽和レベルまたはそれに近くリニアリティーの悪化している大きさのときは、乗算部62の出力信号、即ちPD信号×感度比αを選択し、それ以外ではFD信号を選択する。
このように、FD信号が飽和レベルまたはそれに近い基準値以上のときはPD信号×感度比αを採用し、FD信号が基準値よりも小さいときはFD信号をそのまま採用することで、広ダイナミックレンジ化のための合成処理を行うことができる。この合成処理部60によれば、上述したように簡単な信号処理で合成処理を実現でき、回路規模も小さくて済む。したがって、合成処理部60については、スペース的な制約があるカラム処理部14にも実装が容易である。
ここで、信号選択部62によってPD信号×感度比αおよびFD信号の一方を単純に選択すると、PD信号×感度比αとFD信号のつなぎ目付近でソラリゼーションと呼ばれる信号の段差が生じる懸念がある。この信号の段差を抑えるには、つなぎ目付近の信号が小さい側ではFD信号が重くなるような重み付けをし、つなぎ目付近の信号が大きい側では(PD信号×感度比α)が重くなるような重み付けをする加重平均処理を行うようにすると良い。
例えば、感度比αがα=4のとき、PD信号のレベルはFD信号のレベルの1/4なのでPD信号を4倍にすればよい。加重平均による合成信号は、係数をβとすると、
合成信号=FD信号×β+PD信号×α×(1−β)
なる式で表わされる。
図9に、FD信号およびPD信号についての光量と信号レベルの関係を示す。図9において、レベルaはFD信号が小さいことを判断する基準値(第2の基準値)であり、例えば飽和レベルの半分程度に設定される。また、レベルbはFD信号が飽和レベルまたはそれに近くリニアリティーの悪化している大きさであることを判断する基準値(第1の基準値)である。
上述した加重平均処理は、図10に示すように、信号選択部63の後段に加重平均部64を設けることによって実現できる。具体的には、この加重平均部64を有する合成処理部60Aにおいて、加重平均部64での信号処理として、FD信号のレベルに応じた係数βの値を設定し、上記演算処理を行う。
図11に、FD信号と係数βの値の関係の一例を示す。FD信号が基準値a以下の小さい信号のときは係数βの値を1とする。FD信号が基準値b以上、即ち飽和レベルまたはそれに近くリニアリティーの悪化している大きさのときは係数βの値を0とする。FD信号がa<FD信号<bのときは、FD信号の大きさに応じて係数βの値を1から0に向けてリニアに変化させる。
このような係数βの値の設定により、加重平均処理は次のようなになる。
(1)FD信号≦aのときは、
合成信号=FD信号
(2)b≦FD信号
合成信号=PD信号×感度比α
(3)a<FD信号<b
合成信号=FD信号×β+PD信号×α×(1−β)
上述した加重平均処理を行うことで、PD信号×感度比αとFD信号の両方の信号を滑らかにつなげることができるために、PD信号×感度比αとFD信号のつなぎ目付近での信号の段差を抑えることができる。合成処理部60,60Aによる合成処理については動画だけでなく、後述する静止画でも全く同様である。
上述した動作を行う画素行を、行走査部13によって順次選択し、ローリングシャッタ動作を実行することで、フレームメモリを必要としたり、先に出力される信号にリセットレベルが乗ったりすることなく、1つの画素から感度が異なる信号を得ることができる。そして、感度が異なる信号、即ち高感度の信号と低感度の信号を合成処理することで、CMOSイメージセンサ10のダイナミックレンジを拡大できる。
特に、1つの画素から感度が異なる信号を得ることで出力画像の解像度の劣化もない。すなわち、撮像面上の単位画素と出力画像の画素とが一対一で対応しているため、互いに隣接する複数の単位画素を組として出力画像の1画素に対応させるようにし、当該組の複数の単位画素から感度の異なる信号を得るという従来技術のような出力画像の解像度の劣化もない。
ここで、先に読み出されるFD信号の方が後に読み出されるPD信号よりも長時間露光の信号であることが好ましい。なぜならば、後に読み出されるPD信号の方が長時間露光の信号であると、その長時間露光期間内にフォトダイオード21に大光量が入ったとき、フォトダイオード21から電荷蓄積部22に電荷が溢れて、蓄積部222の電荷量を変えてしまうからである。
したがって、第1シャッタ行から第2シャッタ行までの間隔を長くして、第2シャッタ行から読出し行までの間隔を短くすることで、蓄積部222に電荷を保持している後者の時間に、フォトダイオード21から蓄積部222に電荷が溢れにくくすることができる。しかも、後に読み出されるPD信号の方が短時間露光の信号だと、フォトダイオード21からFD部27へ電荷蓄積部22を介して転送する電荷量が少なくて済むためにフォトダイオード21からの電荷転送が行い易い。
第2シャッタ行に対する走査タイミングから読出し行に対する走査タイミングまでの短い時間にフォトダイオード21から電荷が溢れるほどの強い光は、PD信号でさえも飽和しているのが検出されるだけであるため問題ない。したがって、露光時間の長短をこの順にする、即ち先に読み出されるFD信号を後に読み出されるPD信号よりも長時間露光の信号にすることで、フォトダイオード21から溢れる電荷を他へ逃がすための余分なパスを画素に必ずしも備える必要がなくなる。
また、電荷蓄積部22において、ゲート電極224に印加する読出しパルスROGについて、Low側を−1Vなどの負電圧とするのが好ましい。読出しパルスROGのLow側を負電圧にすることで、界面に正孔を発生させることができるために、界面からの暗電流の発生を防止することができる。
[3−3.静止画モード]
次に、静止画モード時の動作について図2の画素回路を基に説明する。静止画の場合、動く物体について歪みが発生することが大きな問題となる。したがって、各画素の露光時間に関して同時性を確保する必要がある。本実施形態では、露光時間の同時性の確保についてはメカニカルシャッタによるシャッタ動作を用いる。そして、電荷蓄積部22については、グローバルシャッタ動作を実現するためではなく、ダイナミックレンジを拡大する目的で用いることを特徴としている。
静止画モード時の動作の具体例について、図12の動作説明図を用いて説明する。先ず、CMOSイメージセンサ10への入射光路中に配置されたメカニカルシャッタ513(図5参照)が開状態(Open)の露光期間において第1一括シャッタ動作を実行する。この第1一括シャッタ動作では、全画素行について読出しパルスROG、転送パルスTRGおよびリセットパルスRSTをアクティブ状態にし、しかる後これらパルスROG,TRG,RSTをその順に非アクティブ状態にすることで、全画素同時にフォトダイオード21と電荷蓄積部22の蓄積部222をリセットする。ここで、全画素を完全同時に駆動するのは電源ドロップなどの原因となるため、数十行ずつリセットしていくなどして極短時間で動作を終え、実質的に同時とみなせるようにする技術も公知である。以降、全画素同時というときにはこうした技術も含む。
次に、第2一括シャッタ動作を実行する。この第2一括シャッタ動作では、全画素行について転送パルスTRGおよびリセットパルスRSTをアクティブ状態にし、しかる後これらパルスTRG,RSTをその順に非アクティブ状態にすることで、全画素同時にFD部27をリセットする。そして、リセットパルスRSTが非アクティブ状態になった後に読出しパルスROGをアクティブ状態にすることで、(a)の期間に溜まったフォトダイオード21の電荷(光電子)を全画素同時に電荷蓄積部22の蓄積部222に転送する。
次に、メカニカルシャッタ513を閉状態(Close)にすることで、露光期間を終了する。この時点で、フォトダイオード21には(b)の期間に亘って光電子が溜まっている。ここで、期間(a)よりも期間(b)の方を短くする。そして、画素アレイ部12に対して行走査部13による読出し行の走査を行う。
読出し行については、動画モード時と同じ動作を行う。具体的には、選択パルスSELがアクティブ状態の期間において、先ずリセットパルスRSTをアクティブ状態にすることによってFD部27をリセットし、Rst1レベルを読み出す。次いで、転送パルスTGRをアクティブ状態にすることで、転送トランジスタ23によって電荷蓄積部22の蓄積部222からFD部27に光電子を転送し、FDレベルを読み出す。
次に、リセットパルスRSTをアクティブ状態にすることによってFD部27を再度リセットし、Rst2レベルを読み出す。次いで、読出しパルスROGおよび転送パルスTRGをアクティブ状態にし、しかる後、読出しパルスROGと転送パルスTRGを非アクティブ状態にすることで、フォトダイオード21の光電子をFD部27に転送し、PDレベルを読み出す。このようにして、FDレベルおよびRst1レベルと、PDレベルおよびRst2レベルをカラム処理部14に対して供給する。
カラム処理部14での信号処理についても動画モード時と同様に、FDレベルとRst1レベルの差と、PDレベルとRst2レベルの差をとる。前者をFD信号、後者をPD信号とすると、FD信号は、第1一括シャッタの動作タイミングから第2一括シャッタの動作タイミングまでの長い期間(a)の信号であり、感度の高い信号である。一方、PD信号は、第2シャッタ行に対する走査タイミングから読出し行に対する走査タイミングまでの短い期間(b)の信号であり、感度の低い信号である。そして、高感度の信号であるFD信号と低感度の信号であるPD信号を合成処理することで、ダイナミックレンジの広い信号を得ることができる。
ここで、先に読み出されるFD信号の方が後に読み出されるPD信号よりも長時間露光の信号であることが好ましい。なぜならば、後に読み出されるPD信号の方が長時間露光の信号であると、その長時間露光期間内にフォトダイオード21に大光量が入ったとき、フォトダイオード21から電荷蓄積部22に電荷が溢れて、蓄積部222の電荷量を変えてしまうからである。そこで、第1一括シャッタの動作タイミングから第2一括シャッタの動作タイミングまでの期間(a)を長くして、第2一括シャッタの動作タイミングからメカニカルシャッタ513のCloseまでの期間(b)を短くする。
このようにすることで、電荷蓄積部22の蓄積部222に電荷を保持している後者の期間に、フォトダイオード21から電荷蓄積部22の蓄積部222に電荷が溢れにくくすることができる。しかも、後に読み出されるPD信号の方が短時間露光の信号だと、フォトダイオード21からFD部27へ電荷蓄積部22を介して転送する電荷量が少なくて済むためにフォトダイオード21からの電荷転送が行い易い。
第2一括シャッタの動作タイミングからメカニカルシャッタ513のCloseまでの期間(b)にフォトダイオード21から電荷が溢れることもあり得るが、その場合は、光量が飽和以上と検出されるので問題ない。したがって、露光時間の長短をこの順にする、即ち先に読み出されるFD信号の方を後に読み出されるPD信号よりも長時間露光の信号とすることで、フォトダイオード21から溢れる電荷を他へ逃がすための余分なパスを画素に必ずしも備える必要がなくなる。
読出し行の走査については、メカニカルシャッタ513を閉じて行うようにしているため、単位画素20が電荷蓄積部22を有し、当該電荷蓄積部22を用いることでグローバルシャッタを実現する従来技術(特開平11−177076号公報参照)の不具合を解消することができる。すなわち、読出し走査にかかる長い期間に入る光でフォトダイオード21から電荷が溢れ出して電荷蓄積部22の蓄積部222の電荷量を変えてしまうという事態は回避できる。
[3−4.本実施形態の作用効果]
上述したように、単位画素20がフォトダイオード21とFD部27の間に電荷蓄積部22を有するCMOSイメージセンサ10において、電荷蓄積部22を用いることによってダイナミックレンジを拡大することができる。具体的には、電荷蓄積部22を利用して感度の異なる複数の信号を得て、これら複数の信号を合成処理することによって広ダイナミックレンジ化を図ることができる。静止画撮像時の画面内の露光期間の同時性についてはメカニカルシャッタ513によるシャッタ動作によって確保できる。
また、1つの単位画素20から感度が異なる複数の信号を得ることができるために、感度が異なる信号を得るのに複数の画素を用いる場合のような解像度の低下を招くことがない。また、感度が異なる複数の信号が1つの画素から行走査における異なるタイミングで出力される場合のような、感度が異なる信号を同時化するためのフレームメモリが不要になる。
さらに、感度が異なる信号が同一画素からの信号であるために、異なる画素からの信号である場合のような空間的なずれによる偽色などの影響や、画素間の特性バラツキの影響を受けることなく、広ダイナミックレンジ化のための合成処理を行うことができる。
また、電荷を一時的に蓄積する電荷蓄積部22がフォトダイオード21とFD部27の間に介在することで次のような作用効果を得ることができる。すなわち、電荷蓄積部22のゲート電極224に印加する読出しパルスRODのLow側を負電圧とすることで、電荷蓄積部22の表面に正孔を発生させることができるために、界面からの暗電流の発生を低減できる。
また、FD部27をリセットした後に電荷を転送する動作となることにより、高感度・低感度の各信号ともリセットレベルRst1,Rst2がFDレベル・PDレベルよりも先に出力される読出し処理となる。したがって、1つの画素から先に出力される信号に対してリセットレベルが後から出力される従来技術の場合のようにリセットノイズが乗ることもない。
前にも述べたが、電荷蓄積部22としては、浮遊拡散領域222上にもゲート電極224を設けるCCD構成のものでなくとも、フォトダイオード21から読み出した電荷を一時的に保持し、しかる後転送できる構成(機構)のものであれば良い。例えば、もう一つ転送ゲート部と電荷蓄積部を設けるなどの構成を採ることも可能である。
電荷蓄積部22において、蓄積部22の飽和蓄積電荷量については、フォトダイオード21の電荷を受けられるように、当該フォトダイオード21よりも少し大きいくらいで良い。このような飽和蓄積電荷量の関係であっても、蓄積時間の比がn倍、例えば8倍であれば、ダイナミックレンジを8倍に拡大ができる。ダイナミックレンジを8倍拡大するために、8倍程度の大きな容量の蓄積部22を設ける必要はない。
なお、上記実施形態では、1つの単位画素20から高感度の信号と低感度の信号の感度の異なる2つの信号を得る場合を例に挙げて説明したが、電荷蓄積部22を複数設けることによって、本発明は1つの単位画素20から異なる3つ以上の信号を得る場合に対しても同様に適用可能である。
10…CMOSイメージセンサ、11…半導体基板、12…画素アレイ部、13…行走査部、14…カラム処理部、15…列走査部、16…システム制御部、20,20A…単位画素、21…フォトダイオード、22…電荷蓄積部(第1の転送機構)、23…転送トランジスタ(第2の転送機構)、24…リセットトランジスタ(リセット機構)、25…選択トランジスタ、26…増幅トランジスタ(読出し機構)、27…FD部(フローティングディフュージョン部)、51…光学ブロック、52…カメラ信号処理部、53…エンコーダ/デコーダ、54…制御部、55…入力部、56…表示部、57…記録媒体、60,60A…合成処理部、61…レベル判定部、62…乗算部、63…信号選択部

Claims (15)

  1. 光電変換で生成した電荷を蓄積する光電変換部と
    前記光電変換部の電荷を第1の蓄積部に転送する第1の転送機構と、
    前記第1の蓄積部の電荷を第2の蓄積部に転送する第2の転送機構と、
    前記第2の蓄積部の電荷に応じた信号を信号線に読み出す読出し機構と、
    前記第2の蓄積部をリセットするリセット機構と
    を有する単位画素が行列状に2次元配置された画素アレイ部と、
    前記光電変換部をリセットし、
    その後前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を前記第1の蓄積部に転送し、
    その後前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の蓄積部の電荷に応じた第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記光電変換部の電荷に応じた第2の信号を前記信号線に読み出すように画素を駆動する行走査部と
    を備える固体撮像装置。
  2. 前記行走査部は、
    前記光電変換部をリセットする第1シャッタ行と、
    前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を前記第1の蓄積部に転送する第2シャッタ行と、
    前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第2の信号を前記信号線に読み出す読出し行と
    を、前記第1シャッタ行に対する走査タイミングから前記第2シャッタ行に対する走査タイミングまでの期間と前記第2シャッタ行に対する走査タイミングから前記読出し行に対する走査タイミングまでの期間を異ならせて順に走査する
    請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 前記第1シャッタ行に対する走査タイミングから前記第2シャッタ行に対する走査タイミングまでの期間は、前記第2シャッタ行に対する走査タイミングから前記読出し行に対する走査タイミングまでの期間よりも長い
    請求項2記載の固体撮像装置。
  4. 前記第1の転送機構は、前記光電変換部と前記第1の蓄積部の間に設けられたチャネルと、当該チャネルおよび前記第1の蓄積部の上に設けられたゲート電極とを有する
    請求項1記載の固体撮像装置。
  5. 前記第1の蓄積部に電荷を保持する期間に前記ゲート電極に印加される電圧は、前記ゲート電極下に、前記第1の蓄積部の電荷とは反対極性の電荷を生じさせる電圧である
    請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 前記光電変換部にはメカニカルシャッタを通して光が入射し、
    前記行走査部は、
    前記メカニカルシャッタの開状態において前記光電変換部を全画素同時にリセットし、次いで前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を全画素同時に前記第1の蓄積部に転送し、
    しかる後、前記メカニカルシャッタの閉状態において前記画素アレイ部の各画素を行単位で順に選択し、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第2の信号を前記信号線に読み出しつつ走査する
    請求項1記載の固体撮像装置。
  7. 前記全画素同時のリセットから前記全画素同時の前記第1の蓄積部への転送までの期間は、引き続いて前記メカニカルシャッタを閉じるまでの期間よりも長い
    請求項6記載の固体撮像装置。
  8. 前記信号線を通して出力される前記第1の信号と前記第2の信号を合成処理する合成処理部を有する
    請求項2または請求項6記載の固体撮像装置。
  9. 前記合成処理部は、前記第1の信号と前記第2の信号との感度比をαとするとき、前記第1の信号が飽和レベルまたはそれに近い基準値以上のときは前記第2の信号×αを採用し、前記第1の信号が前記基準値よりも小さいときは当該第1の信号を採用する
    請求項8記載の固体撮像装置。
  10. 前記合成処理部は、前記第1の信号が飽和レベルまたはそれに近い第1の基準値よりも小さく、当該第1の基準値よりも小さい第2の基準値よりも大きいときに前記第1の信号と前記第2の信号×αの信号に対して加重平均処理を行う
    請求項8記載の固体撮像装置。
  11. 前記合成処理部は、係数をβとするとき、前記第1の信号×β+前記第2の信号×α×(1−β)なる演算によって加重平均処理を行う
    請求項10記載の固体撮像装置。
  12. 光電変換で生成した電荷を蓄積する光電変換部と
    前記光電変換部の電荷を第1の蓄積部に転送する第1の転送機構と、
    前記第1の蓄積部の電荷を第2の蓄積部に転送する第2の転送機構と、
    前記第2の蓄積部の電荷に応じた信号を信号線に読み出す読出し機構と、
    前記第2の蓄積部をリセットするリセット機構と
    を有する単位画素が行列状に2次元配置された固体撮像装置の駆動に当たって、
    前記光電変換部をリセットする第1シャッタ行と、
    前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を前記第1の蓄積部に転送する第2シャッタ行と、
    前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の蓄積部の電荷に応じた第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記光電変換部の電荷に応じた第2の信号を前記信号線に読み出す読出し行と
    を、前記第1シャッタ行に対する走査タイミングから前記第2シャッタ行に対する走査タイミングまでの期間と前記第2シャッタ行に対する走査タイミングから前記読出し行に対する走査タイミングまでの期間を異ならせて順に走査する
    固体撮像装置の駆動方法。
  13. 光電変換で生成した電荷を蓄積する光電変換部と
    前記光電変換部の電荷を第1の蓄積部に転送する第1の転送機構と、
    前記第1の蓄積部の電荷を第2の蓄積部に転送する第2の転送機構と、
    前記第2の蓄積部の電荷に応じた信号を信号線に読み出す読出し機構と、
    前記第2の蓄積部をリセットするリセット機構と
    を有する単位画素が行列状に2次元配置された固体撮像装置の駆動に当たって、
    前記光電変換部にはメカニカルシャッタを通して光が入射し、
    前記メカニカルシャッタの開状態において前記光電変換部を全画素同時にリセットし、次いで前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を全画素同時に前記第1の蓄積部に転送し、
    しかる後、前記メカニカルシャッタの閉状態において前記画素アレイ部の各画素を行単位で順に走査しつつ、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の蓄積部の電荷に応じた第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記光電変換部の電荷に応じた第2の信号を前記信号線に読み出す
    固体撮像装置の駆動方法。
  14. 光電変換で生成した電荷を蓄積する光電変換部と
    前記光電変換部の電荷を第1の蓄積部に転送する第1の転送機構と、
    前記第1の蓄積部の電荷を第2の蓄積部に転送する第2の転送機構と、
    前記第2の蓄積部の電荷に応じた信号を信号線に読み出す読出し機構と、
    前記第2の蓄積部をリセットするリセット機構と
    を有する単位画素が行列状に2次元配置された画素アレイ部と、
    前記光電変換部をリセットする第1シャッタ行と、
    前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を前記第1の蓄積部に転送する第2シャッタ行と、
    前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の蓄積部の電荷に応じた第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記光電変換部の電荷に応じた第2の信号を前記信号線に読み出す読出し行と
    を、前記第1シャッタ行に対する走査タイミングから前記第2シャッタ行に対する走査タイミングまでの期間と前記第2シャッタ行に対する走査タイミングから前記読出し行に対する走査タイミングまでの期間を異ならせて順に走査する行走査部と
    を備える固体撮像装置を有する電子機器。
  15. 光電変換で生成した電荷を蓄積する光電変換部と
    前記光電変換部の電荷を第1の蓄積部に転送する第1の転送機構と、
    前記第1の蓄積部の電荷を第2の蓄積部に転送する第2の転送機構と、
    前記第2の蓄積部の電荷に応じた信号を信号線に読み出す読出し機構と、
    前記第2の蓄積部をリセットするリセット機構と
    を有する単位画素が行列状に2次元配置された画素アレイ部を持つ固体撮像装置と、
    前記固体撮像装置の撮像面に対して入射光を選択的に取り込むメカニカルシャッタと
    を備え、
    前記固体撮像装置の行走査部は、
    前記メカニカルシャッタの開状態において前記光電変換部を全画素同時にリセットし、次いで前記第1の転送機構によって前記光電変換部の電荷を全画素同時に前記第1の蓄積部に転送し、
    しかる後、前記メカニカルシャッタの閉状態において前記画素アレイ部の各画素を行単位で順に走査しつつ、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記第1の蓄積部の電荷に応じた第1の信号を前記信号線に読み出し、次いで前記第1の転送機構、前記第2の転送機構および前記読出し機構によって前記光電変換部の電荷に応じた第2の信号を前記信号線に読み出す
    請求項14記載の電子機器。
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