JP2011040221A - 直流コンセント - Google Patents

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Abstract

【課題】大型化を招くことなく、電源供給元である電源回路の種類が異なるプラグの接続やプラグの逆差しを防止でき、且つ、プラグを接続する際にプラグの位置合わせが容易な直流コンセントを提供する。
【解決手段】直流コンセント1に接続されるプラグは、丸棒状の2本の電極ピンの周りに四角筒状の周壁を備える。コンセント本体10の前面に設けられたコンセント部14は、前方から見た形状が四角形状であるプラグ受け部15と、プラグ受け部15の周りに形成されてプラグの周壁が挿入される挿入溝17と、プラグ受け部15に開口する2個のピン挿入孔16に挿入される電極ピンを嵌合する刃受とを具備する。2個のピン挿入孔16は、プラグ受け部15の上側辺に沿って並ぶように、上側辺に近い位置に偏って配置されている。前方から見た挿入溝17の形状は、電源供給元である電源回路の種類に応じて部分的に変更されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、直流コンセントに関するものである。
従来、ラジオや電話機などの直流電源を駆動電源とする直流機器に対して、直流電源を供給するための直流コンセントが公知であった(例えば特許文献1参照)。
上記特許文献に示される直流コンセントは、壁内に組み込まれたスイッチボックスに収納される本体を備え、この本体に交流電源を直流電源に変換するコンバータを内蔵してある。そして、スイッチボックスに相対する本体の面には、壁内に配線された交流電源の電源線が接続される交流接続端子が設けられ、室内に相対する本体の面には、直流機器からの接続線に設けたプラグが着脱自在に接続されるコンセント部が設けられている。而して、直流コンセントの交流接続端子に交流電源の電源線が接続されると、コンバータにより交流電源が直流電源に変換されてコンセント部に供給され、コンセント部にプラグが接続された直流機器に対して直流電源を供給することができる。
ところで、直流コンセントにプラグを着脱する際にはアークが発生する可能性があり、特に直流電力を供給する直流コンセントの場合、交流に比べてアークが持続しやすいため、アークに対する保護が必要であるが、上記特許文献の直流コンセントではコンセント部がピンジャックタイプの端子で構成されており、プラグ側の電極の周囲を覆う部材がコンセント側に設けられていないので、アークが発生した場合にアークが外部から見えてしまうという問題があった。
このようなアークに対する保護がなされた直流コンセントとして、IEC規格(CEI/IEC 60906−3)において規格化されたSELV(Safty Extra Low Voltage:安全超低電圧)回路用のソケット及びプラグがある。図17(c)(d)は上記のIEC規格に規格化されたプラグ110を示し、先端に設けた円筒部111の内側に2本の電極ピン112が配置されている。一方、ソケット100は、図17(a)(b)に示すようにプラグ110の円筒部111が挿入される丸穴101を有し、この丸穴101の底部からは、円筒部111の筒内部に挿入される円柱状の突出部102が突出するとともに、突出部102の先端面に開口するピン挿入孔103に臨んで刃受104が突出部102内に収納されている。プラグ110をソケット100に接続すると、ピン挿入孔103を通して突出部102内に挿入される電極ピン112が刃受104と嵌合し、ソケット100からプラグ110へ電力が供給されるようになっている。
特開平7−15835号公報(段落[0021]−[0023]、及び、第1図)
ところで、直流コンセントに対して直流電源を供給する電源回路の種類として、IEC規格(IEC60950−1、IEC60335−1)ではSELV(Safty Extra Low Voltage:安全超低電圧)回路、ELV(Extra Low Voltage:超低電圧)回路、FELV(Functional Extra Low Voltage:機能的超低電圧)回路などが規定されているが、上述のIEC規格に準拠したソケットはSELV回路にのみ対応し、ELV回路に対応したソケット及びプラグは提供されておらず、また電源回路の種類が異なるプラグ及びソケットが接続できないように構成されたものではなかった。
すなわち、上述のIEC規格に準拠したソケット100では、図17(a)に示すように、2個のピン挿入孔103が、突出部102の中心位置を通る直線L1上であって、突出部102の中心位置に対して対称な位置に開口しているので、電極ピン112が正負の極性を間違えてピン挿入孔103内に挿入されないように、突出部102の外周面にキー溝105を形成するとともに、円筒部111の内周面にリブ113を突設してある。また上記IEC規格のソケット100及びプラグ110は4種類の供給電圧に対応しており、供給電圧の種類を識別するために、突出部102の外周面にはキー溝105を基準にして所定の角度位置に電圧識別用溝106が形成されるととともに、プラグ110の円筒部111の内周面にはリブ113を基準にして所定の角度位置に電圧識別用リブ114が突設されている。
そして、リブ113をキー溝105に、電圧識別用リブ114を電圧識別用溝106にそれぞれ挿入させることで、プラグ110の逆差しや供給電圧の異なるプラグ110が誤接続されるのを防止しているが、電源供給元である電源回路の種類が異なるプラグの誤接続を防止するものではなかった。しかも、ソケット100においてプラグ110側の円筒部111に嵌合する部分が丸孔のため、この丸穴101内に円筒部111を差し込む際に、プラグ110を回転させながら、円筒部111に設けたリブ113,114がソケット100の溝105,106内に嵌る位置を探さなければならず、使い勝手が悪かった。
また、上述のソケット100及びプラグ110において、キー溝105やリブ113を設けることなくプラグ110の逆差しを防止するためには、図17(a)に破線で示すように2個のピン挿入孔103を直線L1に対して片側(例えば図中の下側)に偏らせた位置に配置すればよいが、突出部102は円柱形状のため、2個のピン挿入孔103を直線L1から片側に偏らせた位置に配置しようとすると、2個のピン挿入孔103の間隔が狭くなり、絶縁距離を確保するためには、ソケット100の全体が大型化してしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、大型化を招くことなく、電源供給元である電源回路の種類が異なるプラグの接続やプラグの逆差しを防止でき、且つ、プラグを接続する際にプラグの位置合わせが容易な直流コンセントを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、丸棒状の複数本の電極ピンと複数本の電極ピンの周りを囲む四角筒状の周壁とを具備したプラグが着脱自在に接続され、該プラグに直流電力を供給する直流コンセントであって、プラグが着脱自在に接続されるコンセント部が前面に設けられたコンセント本体を具備し、コンセント部は、前方から見た形状が四角形状であって、プラグの電極ピンがそれぞれ挿入される複数個のピン挿入孔が開口するプラグ受け部と、当該プラグ受け部の外周縁に沿って当該プラグ受け部を囲むように形成されてプラグの周壁が挿入される挿入溝と、複数個のピン挿入孔を通してコンセント本体内にそれぞれ挿入される電極ピンと嵌合する刃受とを有し、複数個のピン挿入孔のうち直流電力供給用の刃受に対応する2個のピン挿入孔は、プラグ受け部の一辺である基準辺に沿って並んで配置され、且つ、プラグ受け部において上記基準辺と対向する辺よりも上記基準辺に近い位置に偏って配置されるとともに、電源供給元である電源回路の種類に応じて、前方から見たプラグ受け部の形状、又は、前方から見た挿入溝の形状のうち少なくとも何れか一方の形状が部分的に変更されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、SELV回路からなる電源回路に対応したコンセント部のみ、前方から見た挿入溝の形状が部分的に変更されたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は2の何れか1つの発明において、挿入溝に連続した延長溝が延長形成されることによって、前方から見た挿入溝の形状が部分的に変更されたことを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明において、延長溝は、挿入溝をプラグ受け部側に延長させることで形成されたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、延長溝は、プラグ受け部において、直流電力供給用の刃受に対応する2個のピン挿入孔が偏って配置された側と反対側の部位に形成されたことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項3の発明において、延長溝は、コンセント本体の前面において挿入溝から外側へ延長させることで形成されたことを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1の発明において、前方から見た挿入溝の形状は、前方から見たプラグ受け部の形状が四角形の時に比べてプラグ受け部の面積が小さくなるような形状に変更されたことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7の発明において、前方から見たプラグ受け部の形状は、四角形状の角を供給電圧の種類に応じて少なくとも1つ切り取った形状に形成されるとともに、挿入溝がプラグ受け部の外周縁に沿って形成されることによって、前方から見た挿入溝の形状が供給電圧の種類に応じて変更されたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7又は8の何れか1つの発明において、挿入溝の形状を変更させた部位は、直流電力供給用の刃受に対応する2個のピン挿入孔が偏って配置された側と反対側の部位であることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1の発明において、前方から見た挿入溝の形状は、前方から見たプラグ受け部の形状が四角形の時に比べてプラグ受け部の面積が大きくなるような形状に変更されたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、コンセント部は、周りを挿入溝で囲まれた前面視四角形状のプラグ受け部を有しており、このプラグ受け部には、直流電力供給用の刃受に対応する2個のピン挿入孔が、プラグ受け部の基準辺に沿って配置され、しかも基準辺と対向する辺よりも基準辺に近い位置に配置されているので、コンセント部にプラグを取り付ける向きを容易に理解でき、またプラグの四角筒状の周壁を、四角形状のプラグ受け部の周りに設けた挿入溝に挿入することによって、コンセント部にプラグを取り付ける向きが制限されるから、プラグの位置合わせが容易であり、逆差しを防止しつつ使い勝手のよい直流コンセントを実現できる。さらに、電源供給元である電源回路の種類に応じて前方から見たプラグ受け部の形状、又は、前方から見た挿入溝の形状のうち少なくとも何れか一方の形状が部分的に変更されているので、前方から見たプラグ受け部又は挿入溝の形状の違いから電源回路の種類やプラグを接続する向きを容易に判別できるとともに、電源供給元である電源回路の種類が異なるプラグが接続されるのを防止できる。またプラグ受け部は四角形状であるので、2個のピン挿入孔が基準辺側に偏らせて配置された場合でも、2個のピン挿入孔の間隔が狭まることはなく、絶縁距離を確保するために直流コンセントの大型化を招くことがない。
請求項2の発明によれば、SELV回路に対応したコンセント部のみ挿入溝の形状が変更されているので、SELV機器のプラグがSELV回路以外の電源回路(例えばELV回路)に対応したコンセント部に接続されることはなく、SELV機器が絶縁等級の低い電源回路で使用されるのを防止することができる。
請求項3の発明によれば、挿入溝に連続する延長溝を形成することによって、前方から見た挿入溝の形状が変更されており、挿入溝とは別に挿入溝と分離された形で溝を形成する場合に比べてコンセント本体の強度を保ちやすく、形状が単純なため製造が容易になるという効果がある。
請求項4の発明によれば、延長溝は挿入溝の内側(プラグ受け部側)に形成されるので、コンセント本体の前面を小さくでき、コンセント本体の大型化を抑制できるという効果がある。
請求項5の発明によれば、プラグ受け部においてピン挿入孔が偏って配置された側と反対側に延長溝が形成されるので、ピン挿入孔と延長溝との距離を十分に確保でき、プラグ受け部の強度が低下するのを抑制することができる。
請求項6の発明によれば、延長溝が挿入溝よりも外側に設けられているので、プラグ受け部の面積が小さくなることはなく、プラグ受け部の強度を保つことができる。
請求項7の発明によれば、電源回路の種類に応じて、前方から見たプラグ受け部の形状が四角形の時よりもプラグ受け部の面積が小さくなるように、挿入溝の形状が変更されるので、コンセント本体の大型化を招くことがない。
請求項8の発明によれば、電源回路の種類に応じて挿入溝の内角部を少なくとも1つ切り取ったような形状に挿入溝が形成されるので、挿入溝やプラグ受け部の形状の違いを容易に判別できるとともに、プラグを差し込む向きを容易に判別できるという効果がある。
請求項9の発明によれば、プラグ受け部においてピン挿入孔が偏って配置された側と反対側で、挿入溝の形状が変更されているので、ピン挿入孔が偏って配置された側で挿入溝の形状を変更する場合に比べて、挿入溝とピン挿入孔との間の距離を長くとることができ、したがってプラグ受け部の強度が低下するのを抑制できるという効果がある。
請求項10の発明によれば、電源回路の種類に応じて、プラグ受け部の前面視の形状が四角形の時よりもプラグ受け部の面積が大きくなるような形状に挿入溝の形状が変更されるので、プラグ受け部の面積が小さくなるような形状に挿入溝の形状が変更される場合に比べて、プラグ受け部の強度が低下するのを抑制できる。
実施形態1の直流コンセントを示し、(a)はSELV回路用の直流コンセントの正面図、(b)ELV回路用の直流コンセントの正面図である。 同上の直流コンセントにプラグを接続する前の状態を示す外観斜視図である。 同上の直流コンセントを示し、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は一部破断せる下面図である。 同上の直流コンセントを取付枠に取り付ける前の状態を示す外観斜視図である。 同上の直流コンセントに接続されるプラグを示し、(a)はELV回路用のプラグの外観斜視図、(b)ELV回路用のプラグの外観斜視図である。 (a)(b)は同上の直流コンセントの施工状態を示す正面図である。 (a)〜(d)は同上の直流コンセントの施工状態を示す正面図である。 同上の直流コンセントの他例を示し、(a)はSELV回路用の直流コンセントの正面図、(b)はELV回路用の直流コンセントの正面図である。 実施形態2の直流コンセントを示し、(a)はSELV回路用の直流コンセントの正面図、(b)はELV回路用の直流コンセントの正面図、(c)はSELV回路用の直流コンセント別の例を示す正面図である。 同上の直流コンセントに接続されるプラグを示し、(a)はELV回路用のプラグの外観斜視図、(b)ELV回路用のプラグの外観斜視図である。 同上の直流コンセントの他例を示す正面図である。 (a)〜(c)は実施形態3の直流コンセントの正面図である。 (a)(b)は同上の直流コンセントの他例を示す正面図である。 同上の直流コンセントの施工状態を示す正面図である。 同上の直流コンセントが用いられる直流配電システムのシステム構成図である。 (a)(b)は、同上の直流コンセントにおいて、ピン挿入孔に平刃が挿入される場合の説明図である。 IEC規格で規格化されたSELV回路用のソケット及びプラグを示し、(a)はソケットの正面図、(b)はソケットの断面図、(c)はプラグの正面図、(d)はプラグの断面図である。
以下に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、以下の実施形態では壁埋込型の直流コンセントを例にして説明を行うが、本発明の技術思想を、電気機器に固定される機器取付用のコンセントや、コードの延長接続を行うために用いられて固定しないで使用されるコードコネクタボディや、固定しないで使用されるテーブルタップなどの種々の機器に対応したコンセント適用してもよいことはいうまでもない。
(実施形態1)
本発明の実施形態1を図1〜図7に基づいて説明する。本実施形態の直流コンセント1は壁などの造営面に埋込配設されて使用されるものであり、図2に示すように、機器側のプラグ2と、プラグ2が着脱自在に接続されて、プラグ2に直流電力を供給する直流コンセント1とで直流電源用の差込接続器が構成される。尚、以下の説明では図3(a)に示す向きにおいて上下左右の方向を規定し、図3(a)中の正面を前面として説明を行うので、図3(b)中の右端は後端となる。
直流コンセント1は、造営材に埋込配設される合成樹脂製のコンセント本体10を備える。コンセント本体10は、前側が開口した略箱状の合成樹脂製のボディ11と、後面が開口した略箱状の合成樹脂製のカバー12とを、金属製の組立枠13,13にて結合して組み立てられている。このコンセント本体10は、日本工業規格(JIS C 8303参照)に準拠した大きさであって、大角形連用配線器具の取付枠(JIS C 8375参照)に3個まで並べて取着可能なモジュール寸法の1個分の大きさ(この大きさを1個モジュール寸法という。)に形成されている。
カバー12の前面には、前方に突出して取付枠50の開口54内に嵌るボス部12aが一体に突設されている。ボス部12aの左右両側の肩部12bには、略コ字状に形成された組立枠13の中央片がそれぞれ載置される。組立枠13の両脚片は、カバー12およびボディ11の側面にそれぞれ形成された係止凹部12c,11aに挿入され、両脚片の先端部に設けた略V形の係止爪13c,13cを拡開させて係止凹部11aの両側段部に係止させることによって、ボディ11とカバー12とが組立枠13,13により結合される。なお、組立枠13の中央片の外側縁には、合成樹脂製の取付枠50(図4参照)に設けられた係止孔に係合可能な一対の係止爪13aが突設されるとともに、中央片の内側縁から前方に突出する突出片に、金属製の取付枠(図示せず)に取り付ける際に取付枠の係止爪が係入する係止孔13bが設けられている。
ボス部12aの前面には、プラグ2が着脱自在に接続されるコンセント部14が設けられている。このコンセント部14は、ボス部12a前面の中央部に設けられ、前方から見た形状が四角形状(例えば矩形状)であって、プラグ2の電極ピン22がそれぞれ挿入される丸孔状の2個のピン挿入孔16が開口したプラグ受け部15と、プラグ受け部15の周りを囲むように形成されてプラグ2の周壁23が挿入される挿入溝17と、ピン挿入孔16を通してコンセント本体10内に挿入される電極ピン22を嵌合する刃受18とを備えている。
プラグ受け部15に開口する2個のピン挿入孔16は、直流電力供給用の2個(正極側及び負極側)の刃受18にそれぞれ対応して設けられ、プラグ受け部15の一辺である基準辺(本実施形態では上側辺)に沿って配置され、且つ、プラグ受け部15において基準辺と対向する辺(下側辺)よりも基準辺に近い位置に偏って配置されている。尚、プラグ受け部15の基準辺(上側辺)からピン挿入孔16までの距離は、プラグ受け部15の下側辺からピン挿入孔16までの距離の半分以下となっており、ピン挿入孔16が上側寄りに配置されていることが、容易に判別できるようになっている。
また、コンセント本体10の内部には、刃受18にそれぞれ電気的に接続された所謂速結端子構造の接続端子(図示せず)が収納されており、ボディ11の後面に開口する電線挿入孔より挿入された直流電源の給電線(図示せず)が接続端子に接続されるようになっている。尚、速結端子構造の接続端子には、例えば特開平10−144424号公報に開示されているような従来周知の速結端子を使用すればよく、図示および説明は省略する。
ここにおいて、本実施形態の直流コンセント1に直流電源を供給する電源供給元の電源回路としては、IEC規格で規定されたSELV回路とELV回路の2種類があり、電源回路の種類に応じて、挿入溝17を前方から見た形状が部分的に変更されている。すなわち、図1(a)はSELV回路用の直流コンセント1の正面図、同図(b)はELV回路用の直流コンセント1の正面図であり、ELV回路用の直流コンセント1では挿入溝17の内周形状を四角形状のままとしてある。一方、SELV回路用の直流コンセント1では、プラグ受け部15の下側縁の中央部からプラグ受け部15側に、挿入溝17と連続する延長溝19を延長形成することによって、ELV回路用の直流コンセント1とは挿入溝17(延長溝19を含む)の形状を部分的に変更させている。
このように、電源回路の種類(SELV回路又はELV回路)に応じて、プラグ受け部15および挿入溝17(延長溝19を含む)をそれぞれ前方から見た形状が部分的に変更されているので、プラグ受け部15及び挿入溝17の形状の違いに応じて電源回路の種類を容易に判別できる。しかも、SELV回路用の直流コンセント1のみに、SELV回路用のプラグ2に設けた突起25が挿入される延長溝19が形成されており、ELV回路用の直流コンセント1には突起25が設けられていないので、ELV回路用のプラグ2はSELV回路用の直流コンセント1とELV回路用の直流コンセント1の両方に接続することができるのに対して、SELV回路用のプラグ2は、ELV回路用の直流コンセント1には接続できず、SELV回路用の直流コンセント1にしか接続できないようになっている。
ところで、SELV回路はELV回路に比べて絶縁等級が高いので、SELV回路で使用される負荷機器(以下、SELV機器と言う。)は、ELV回路で使用される負荷機器(以下、ELV機器と言う。)ほど高い絶縁性能が要求されておらず、SELV機器はELV機器よりも絶縁性能が低い場合が多い。したがって、SELV回路に比べて絶縁等級の低いELV回路で、ELV機器に比べて絶縁性能が不十分なSELV機器が使用されると、漏電による故障などが発生する虞があるが、本実施形態ではSELV回路用のプラグ2は、突起25が挿入溝17の内周壁に干渉してELV回路用の直流コンセント1に接続できず、SELV回路用の直流コンセント1のみに接続できるようになっているので、SELV機器がELV回路で使用されることはない。なお、ELV機器はSELV回路用の直流コンセント1にも接続が可能であるが、ELV機器はSELV機器に比べて絶縁性能が高く、しかもELV回路に比べてSELV回路は絶縁等級が高いので、SELV回路でELV機器が使用されても特に問題はない。
また、SELV回路に対応した直流コンセント1では、プラグ受け部15を前方から見た形状が四角形状の時に比べて、プラグ受け部15の面積が小さくなるような形状に挿入溝17の形状が変更されているので、プラグ受け部15の前面視の形状が四角形の時の挿入溝17よりも外側に張り出して挿入溝17が形成されることがなく、コンセント本体10の大型化を招くことがない。また更に延長溝19は、プラグ受け部15において、2個のピン挿入孔16が偏って配置された基準辺と反対側(下側)に形成されているので、上側に延長溝19が形成された場合に比べて、延長溝19とピン挿入孔16との間の距離を長くとることができ、したがって、プラグ受け部15の強度が低下するのを抑制することができる。
尚、挿入溝17の形状を変更するために設けられた延長溝19の位置、形状及び数は上記の実施形態に限定される趣旨のものではなく、挿入溝17からプラグ受け部15側に延長形成されるのであれば、延長溝19が形成される位置や形状や数は問わない。また、本実施形態では、SELV回路に対応した直流コンセント1のみに延長溝19が形成されることで、挿入溝17の形状が部分的に変更され、ELV回路に対応した直流コンセント1は挿入溝17の形状が四角環状のままとなっているが、ELV回路用の直流コンセント1においても延長溝19を異なる位置に形成することで、挿入溝17の形状を四角環状から部分的に変更させてもよい。例えばSELV回路用の直流コンセント1では、図8(a)に示すようにプラグ受け部15の下側縁の左側に延長溝19を形成し、ELV回路用の直流コンセント1では、図8(b)に示すようにプラグ受け部15の下側縁の右側に延長溝19を形成することで、電源回路の種類に応じて挿入溝17(延長溝19を含む)の形状をそれぞれ変更させてもよく、この場合には電源回路の種類が異なる直流コンセント1とプラグ2が接続されることはない。
ところで、図4は直流コンセント1を合成樹脂製の取付枠50に取り付ける前の状態を示しており、この取付枠50は、長手方向に対向する取付片51にボックスねじ用の長孔52と、はさみ金具が取着される取着孔(図示せず)と、プレートねじ用のねじ孔53とが少なくとも設けてある。また、取付枠50の長手方向に沿う側片55,56のうち、一方の側片55には2個で1組となった係止孔(図示せず)が3組ずつ並設され、他方の側片56には横長の板片57が垂設されている。この板片57には係止孔59が長手方向に3個並設され、各係止孔59の下縁からは突出片58が上方へ突設してある。
この直流コンセント1を取付枠50を用いて造営面に埋込配設する際には、先ず直流コンセント1の一方の組立枠13に設けた係止爪13aを、取付枠50の側片55に設けられた係止孔(図示せず)に挿入したのち、他方の組立枠13の係止爪13aを突出片58の両側の肩部58aに載せるようにして係止孔59に挿入すれば、ボス部12aの前面を開口54から露出させた状態でコンセント本体10を取付枠50に取り付けることができる。次に、造営面に開口する埋込用孔を通して電源側からの給電線を室内側に引き出した後、給電線の被覆が剥かれた芯線をボディ11後面の電線挿入孔に挿入して、端子部に給電線を電気的に接続する。そして、コンセント本体10の後部を埋込用孔に埋設するようにして取付枠50を造営面に固定することにより、直流コンセント1のコンセント本体10が取付枠50を介して造営面に固定される。また、図6(a)に示すように、取付枠50の前面には化粧プレート60が取着されており、化粧プレート60の窓孔61から直流コンセント1のコンセント部14が露出している。尚、直流コンセント1のコンセント本体10は1個モジュール寸法に形成されているので、図6(b)に示すように取付枠50に対して例えばELV回路用の直流コンセント1を3個並設することもできるし、図7(a)〜(c)に示すように直流コンセント1を他の配線器具と共に取付枠50に並設することもできる。ここで、図7(a)の形態では、直流コンセント1をTVコンセント3及びLAN用モジュラコンセント4と共に取付枠50に並設してある。また図7(b)の形態では、直流コンセント1をLAN用モジュラコンセント4及び電話用モジュラコンセント5と共に取付枠50に並設してあり、図7(c)の形態では2個の直流コンセント1をパイロットランプのような配線器具6と共に並設してある。また更に、図7(d)の形態では、2連の取付枠を用いて、3個モジュール寸法に形成された交流電源用のコンセント7と、1個モジュール寸法に形成された3個の直流コンセント1とを並設してある。
一方、この直流コンセント1に接続される直流用のプラグ2は、図5(a)(b)に示すように、合成樹脂により手で把持できる程度の大きさに形成された横長の直方体状のプラグ本体21を備え、このプラグ本体21の一面(直流コンセント1との対向面)には、丸棒状の2本の電極ピン22が突設されるとともに、2本の電極ピン22の周りを囲むように四角筒状の周壁23が突設されている。図5(a)はSELV回路用のプラグ2、同図(b)はELV回路用のプラグ2をそれぞれ示し、SELV回路用のプラグ2では、直流コンセント1の延長溝19に嵌合する突起25が、周壁23の内側面に突設されている。ここで、プラグ本体21の前面から周壁23の先端までの長さは、プラグ本体21前面から電極ピン22の先端までの長さよりも若干大きい寸法に設定されている。また2本の電極ピン22は、周壁23の一方の壁(例えば上側壁)に沿って配置されており、且つ、電極ピン22と周壁23の上側壁との距離が、電極ピン22と周壁23の下側壁との距離よりも短くなるように偏って配置されている。また、プラグ本体21の後面からは、負荷機器からの電線24が導出されており、差込プラグ2が直流コンセント1に接続されると、電線24を介して負荷機器に直流電力が供給されるようになっている。
このプラグ2を直流コンセント1に接続するにあたっては、電極ピン22とピン挿入孔16の位置、SELV回路用の場合はさらに延長溝19と突起25の位置を合わせて、プラグ2を直流コンセント1側に近付けると、先ずプラグ2の周壁23が直流コンセント1の挿入溝17内に挿入されるとともに、SELV回路用の場合は突起25が延長溝19に挿入された後、電極ピン22がピン挿入孔16内に挿入され、プラグ2を所定位置まで差し込むと、電極ピン22が刃受18に電気的且つ機械的に接続される。尚、電極ピン22が刃受18に接触する際には、既に周壁23の先端が挿入溝17内に挿入されているので、電極ピン22の接触時にアークが発生したとしても外部からアークが見えることはない。
またプラグ2を直流コンセント1から引き抜く際には、プラグ本体21を把持して手前側に引っ張ると、先ず電極ピン22が刃受18から外れて、ピン挿入孔16の外側に出た後、プラグ2の周壁23が挿入溝17から外に出るとともに、SELV回路用の場合は突起25が延長溝19から外に出るので、プラグ2を直流コンセント1から容易に取り外すことができる。尚、電極ピン22が刃受18から外れた時点では、まだ周壁23の先端が挿入溝17内に挿入されているので、電極ピン22の開離時にアークが発生したとしても外部からアークが見えることはない。
ここで、本実施形態の直流コンセント1では、プラグ2の周壁23内に挿入されるプラグ受け部15の形状が四角形状に形成されるとともに、プラグ受け部15に開口する2個のピン挿入孔16が、プラグ受け部15の上側辺(基準辺)に沿って配置され、且つ、2個のピン挿入孔16からプラグ受け部15の上側辺までの距離が、ピン挿入孔16からプラグ受け部15の下側辺までの距離に比べて短くなるように、プラグ受け部15の上側辺に近い位置に偏って配置されているので、コンセント部14にプラグ2を取り付ける向きを容易に理解できる。
またプラグ2の四角筒状の周壁23を、四角形状のプラグ受け部15の周りに設けた挿入溝17に挿入することによって、コンセント部14にプラグ2を取り付ける向きが制限されるから、プラグ2の位置合わせが容易であり、逆差しを防止しつつ使い勝手のよい直流コンセントを実現できる。
さらにコンセント部14には、ピン挿入孔16が開口するプラグ受け部15の周りに挿入溝17が形成されているだけで、上記IEC規格に準拠したSELV回路用のソケットのように逆差し防止のためのキー溝が形成されていないので、プラグ受け部15の形状を簡単にでき、強度を確保するために直流コンセント1の大型化を招くことがない。
なおプラグ受け部15を前方から見た形状が円形の場合、2個のピン挿入孔16を片側に寄せて配置しようとすると、2個のピン挿入孔16の間隔が狭くなってしまうが、本実施形態ではプラグ受け部15を前方から見た形状が四角形状(矩形状)に形成されているので、2個のピン挿入孔16が基準辺(上側辺)に近付けて配置された場合でも、2個のピン挿入孔16の間隔が狭まることはなく、したがって絶縁距離を確保するために、直流コンセントの大型化を招くことがない。
また本実施形態の差込接続器において、丸棒状の電極ピン22に代えて平刃形状の栓刃がプラグ2に設けられ、プラグ受け部15に矩形孔からなるピン挿入孔16’が形成された場合、丸棒状の電極ピン22に比べて平刃形状の栓刃では断面積を同程度にするため幅細で且つ縦長になるので、図16(a)に示すように、プラグ受け部15に形成されるピン挿入孔16’も、丸孔状のピン挿入孔16に比べて縦長になる。ここで、コンセント本体10が1個モジュール寸法に形成されている場合、ピン挿入孔16’の縦寸法(上下方向寸法)とプラグ受け部15の上下方向寸法との差が小さいため、プラグ受け部15の上下方向における中央位置からピン挿入孔16’を上側にずらして配置しても、ピン挿入孔16’のずれ量を大きくとることができず、ピン挿入孔16’が上下何れの側に偏っているのか判別しにくいという問題があった。またピン挿入孔16’は、平刃形状の栓刃の縦寸法よりも若干縦長に形成されるので、ピン挿入孔16’の開口位置の上下方向におけるずれ量が小さい場合、プラグ2が左右逆向きにして差込接続されると、平刃形状の栓刃の端がピン挿入孔16’内に差し込まれてしまう可能性もあった。このような問題を回避するには、図16(b)に示すようにピン挿入孔16’が開口する位置の上下方向におけるずれ量を大きくとる必要があるが、それによってコンセント本体10が大型化するという問題もあった。それに対して本実施形態ではピン挿入孔16が丸孔状に形成されているので、矩形孔状のピン挿入孔16’に比べて上下方向におけるずれ量を大きくとることができ、したがってピン挿入孔16が上下何れの方向に偏っているかを容易に判別でき、プラグ2が左右逆向きに接続された場合でもプラグ2の電極ピン22がピン挿入孔16内に挿入されることがないという利点がある。
ところで、本発明に係る直流コンセント1は、図15に示す直流配電システムに用いられる。なお図15は直流配電システムを戸建て住宅の家屋Hに適用した例を示しているが、直流配電システムを集合住宅やテナントビルなどの建物に適用してもよいことは言うまでもない。
家屋Hには、直流電力を出力する直流電力供給部72と、家屋H内の要所に配設され、直流電力供給部72から直流供給線路Wdcを介して直流電力が供給される直流コンセント1と、直流電力により動作する複数の直流機器(例えば冷蔵庫80a、テレビ80b、電話機80cなど)が設けられており、直流機器80a〜80cからの差込プラグ2を直流コンセント1に接続することによって、直流機器80a〜80cに直流電力が供給される。また直流電力供給部72と直流コンセント1との間には、直流供給線路Wdcに流れる電流を監視し、異常を検知したときに直流供給線路Wdc上で直流電力供給部72から直流コンセント1への給電を制限ないし遮断する直流ブレーカ73が設けられる。
直流電力供給部72は、基本的には、商用電源のように宅外から供給される交流電源ACを電力変換して直流電力を生成する。図示する構成では、交流電源ACは、分電盤70に内器として取り付けられた主幹ブレーカ71を通して、スイッチング電源を含むAC/DCコンバータ74に入力される。AC/DCコンバータ74から出力される直流電力は、協調制御部75を通して各直流ブレーカ73に接続される。
また直流電力供給部72には、交流電源ACから電力が供給されない期間(たとえば、商用電源ACの停電期間)に備えて二次電池77が設けられている。また、直流電力を生成する太陽電池76や燃料電池78を併用することも可能になっている。交流電源ACから直流電力を生成するAC/DCコンバータ74を備える主電源に対して、太陽電池76や二次電池77や燃料電池78は分散電源になる。なお、図示例において太陽電池76、二次電池77、燃料電池78は出力電圧を制御する回路部を含み、二次電池77は放電だけではなく充電を制御する回路部も含んでいる。
ここで、直流機器80a〜80cの駆動電圧は機器に応じた複数種類の電圧から選択されるから、協調制御部75にDC/DCコンバータを設け、主電源および分散電源から得られる直流電圧を必要な電圧に変換して、それぞれ対応する直流コンセント1に供給するのが望ましく、使用される直流機器や建物の使用環境などに合わせて直流電圧の供給電圧は適宜決められればよい。ここにおいて、直流コンセント1に直流電力を供給する電源供給元の電源回路は、交流電源ACと直流コンセント1との間に設けられており、例えば分電盤70の内部に設けられている。
(実施形態2)
本発明の実施形態2を図9〜図11に基づいて説明する。実施形態1の直流コンセント1では、電源回路の種類に応じて挿入溝17の形状を異ならせるために、挿入溝17からプラグ受け部15側に延びる延長溝19が形成されたのに対して、本実施形態では、コンセント本体10の前面(すなわちボス部10aの前面)において挿入溝17から外側に延びる延長溝20を形成するとともに、プラグ受け部15の周縁部から延長溝20側に向かって突出する突起15aを突設することによって、挿入溝17(延長溝20を含む)の形状を電源回路の種類に応じて異ならせている。尚、延長溝20及び突起15a以外の構成は実施形態1の直流コンセント1と同様であるので、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
本実施形態の直流コンセント1が使用される電源回路としては、例えばIEC規格で規定されたSELV回路とELV回路の2種類があり、電源回路の種類に応じて、前方から見た挿入溝17(延長溝20を含む)の形状が部分的に変更されている。すなわち、図9(a)はSELV回路用の直流コンセント1の正面図、同図(b)はELV回路用の直流コンセント1の正面図であり、SELV回路用の直流コンセント1では、挿入溝17において下側部の左側から外側(図中下側)に延びる延長溝20が形成されるとともに、プラグ受け部15の下側縁の左側部には延長溝20側に向かって突出する突起15aが突設されている。またELV回路用の直流コンセント1では、挿入溝17において下側部の右側から外側(図中下側)に延びる延長溝20が形成されるとともに、プラグ受け部15の下側縁の右側部には延長溝20側に向かって突出する突起15aが突設されている。尚、図9(c)に示すように突起部15aを設けずにプラグ受け部15の前面視の形状を四角形状とし、延長溝20のみを形成することで挿入溝17の形状を変更してもよい。
一方、図10(a)(b)は本実施形態の直流コンセント1に接続されるプラグ2を示しており、SELV回路用のプラグ2では、図10(a)に示すように、周壁23の外周面において、SELV回路用の直流コンセント1に設けられた延長溝20に対応する部位(下壁外面の右側部)に、延長溝20内に挿入されるリブ26が突設されるとともに、周壁23の内周面において、SELV回路用の直流コンセント1に設けられた突起15aに対応する部位(下壁内面の右側部)に、突起15aが挿入される挿入溝27が突設されている。またELV回路用のプラグ2では、図10(b)に示すように、周壁23の外周面において、ELV回路用の直流コンセント1に設けられた延長溝20に対応する部位(下壁外面の左側部)に、延長溝20内に挿入されるリブ26が突設されるとともに、周壁23の内周面において、ELV回路用の直流コンセント1に設けられた突起15aに対応する部位(下壁内面の左側部)に、突起15aが挿入される挿入溝27が突設されている。
このように、電源回路の種類(SELV回路又はELV回路)に応じて、延長溝20を含めた挿入溝17の形状が部分的に変更されているので、前方から見た挿入溝17の形状の違いから電源回路の種類を容易に判別できる。しかも、SELV回路用の直流コンセント1とELV回路用の直流コンセント1とでは延長溝20及び突起15aの位置が異なっており、SELV回路用のプラグ2及びELV回路用のプラグ2には、それぞれ対応する直流コンセント1に設けた延長溝20及び突起15aにそれぞれ係合するリブ26及び挿入溝27が設けられている。
したがって、SELV回路用の直流コンセント1にはSELV回路用のプラグ2しか接続できず、またELV回路用の直流コンセント1にはELV回路用のプラグ2しか接続できないようになっている。そのため、ELV機器に比べて高い絶縁性能が要求されていないSELV機器が、SELV回路よりも絶縁等級の低いELV回路で使用されることがなく、SELV機器を安全に使用することができる。
また本実施形態では、電源回路の種類に応じて挿入溝17の形状を異ならせるために、挿入溝17から外側に延びる延長溝20を形成しているので、プラグ受け部15の前面の面積が小さくなることはなく、プラグ受け部15の強度を保つことができる。
さらに、本実施形態では電源回路の種類に応じて、前方から見たプラグ受け部15の形状が四角形の時に比べてプラグ受け部15の面積が大きくなるような形状に、前方から見た挿入溝17の形状が変更されているので、プラグ受け部15の面積が小さくなるような形状に挿入溝17の形状が変更される場合に比べて、プラグ受け部15の強度が低下するのを抑制することができる。
尚、本実施形態では挿入溝17の下側部から外側(図中下側)に延びる延長溝20が形成されているが、延長溝20の形成位置、形状及び数は上述の形態に限定されるものではなく、例えば図11に示すように挿入溝17の右側部から外側(図中右側)に延びる延長溝20を形成するとともに、プラグ受け部15の右側縁に延長溝20側に向かって突出する突起15dを突設してもよい。
また、本実施形態ではELV回路用の直流コンセント1にも延長溝20及び突起15aが形成されているが、SELV回路用の直流コンセント1のみに延長溝20及び突起15aを形成することで挿入溝17の形状を四角環状から変更し、ELV回路用の直流コンセント1では挿入溝17の形状を四角環状のままとしてもよく、この場合はELV回路用のプラグ2はSELV回路用の直流コンセント1とELV回路用の直流コンセント1の両方に接続できるのに対して、SELV回路用のプラグ2はSELV回路用の直流コンセント1にしか接続できないようにすることができる。
(実施形態3)
本実施形態の直流コンセント1を図12〜図14に基づいて説明する。上述の実施形態1,2では、挿入溝17から延長溝19,20を延長形成することによって挿入溝17の形状が部分的に変更されたのに対して、本実施形態では、電源回路の種類に応じて、プラグ受け部15が四角形状に形成された時に比べてプラグ受け部15の面積が小さくなるような形状に挿入溝17の形状を変更してある。尚、挿入溝17の形状以外は実施形態1又は2と同様であるから、共通する構成要素には同一の符号を付して、その説明は省略する。
図12(a)はSELV回路用の直流コンセント1の正面図、同図(b)はELV回路用の直流コンセント1の正面図である。ELV回路用の直流コンセント1では、図12(b)に示すようにプラグ受け部15を前方から見た形状が四角形状(矩形状)に形成されるとともに、挿入溝17の外周形状が挿入溝17の内周形状(プラグ受け部15の外周形状)と相似な形状に形成されている。一方、SELV回路用の直流コンセント1では、図12(a)に示すように挿入溝17の右下側の内角部(つまりプラグ受け部15の右下角)を斜めに切り取ってテーパ部15bを形成するとともに、挿入溝17の外周形状を挿入溝17の内周形状と相似な形状に形成してある。図14は本実施形態の直流コンセント1の施工例であり、SELV回路用の直流コンセント1と、ELV回路用の2個の直流コンセント1が1連の取付枠に並設されている。尚、本実施形態の直流コンセント1に接続されるSELV回路用及びELV回路用のプラグ2では、対応する直流コンセント1の挿入溝17に合わせて、挿入溝17に嵌合する周壁23の形状が変更されている。
このように、ELV回路の直流コンセント1ではプラグ受け部15の前面視の形状が四角形状のままであり、プラグ受け部15を囲む挿入溝17の形状が変更されていないのに対して、SELV回路の直流コンセント1ではELV回路用の直流コンセント1に比べてプラグ受け部15前面の面積が小さくなるような形状に挿入溝17の形状が変更されているので、ELV回路用のプラグ2は、SELV回路用の直流コンセント1とELV回路用の直流コンセント1の両方に接続することができるが、SELV回路用のプラグ2では、プラグ受け部15の右下角に周壁23が干渉することによって、ELV回路用の直流コンセント1には接続することができず、SELV回路用の直流コンセント1にしか接続できないようになっている。したがって、ELV機器に比べて高い絶縁性能が要求されていないSELV機器が、SELV回路よりも絶縁等級の低いELV回路で使用されることがなく、SELV機器を安全に使用することができる。
また本実施形態では、電源回路の種類に応じて、挿入溝17の4つの内角部のうち少なくとも1つを切り取ったような形状に形成することで、挿入溝17の形状を変更しているので、挿入溝17やプラグ受け部15の形状の違いを容易に判別できるとともに、プラグ2を差し込む向きを容易に判別できる。ここで、挿入溝17の内角部を切り取る場合に本実施形態では内角部を斜めに切り取ることで、挿入溝17の形状を部分的に変更しているが、角を切り取る部分の形状はどのような形状でもよく、例えば図12(c)に示すように挿入溝17の内角部を略直角に切り取って、入り隅部15cを設けてもよい。
さらにSELV回路用の直流コンセント1では、挿入溝17の右下側の内角部を切り取っており、2個のピン挿入孔16が偏って配置された基準辺(上辺)側と反対側(下側)の内角部が切り取られているので、ピン挿入孔16が偏って配置された基準辺側で挿入溝17の形状を変更する場合に比べて、挿入溝17とピン挿入孔16との間の距離を長くとることができ、したがってプラグ受け部15の強度が低下するのを抑制できる。
尚、本実施形態では挿入溝17の右下側の内角部を斜めに切り取ることで、挿入溝17の形状を変更しているが、右下側の内角部以外の内角部を切り取るようにしてもよく、ピン挿入孔16が偏って配置された基準辺側(上側)の内角部を切り取ってもよいし、図13(a)に示すように上側及び下側の角を両方ともに切り取ってテーパ部15aをそれぞれ形成することで、挿入溝17の形状を変更してもよい。
また、図12(a)(c)及ぶ図13(a)に示した直流コンセント1では、前方から見た挿入溝17の形状が、少なくとも1つの内角部を切り取った形状に変更される場合に、挿入溝17の外周形状が、挿入溝17の内周形状と相似な形状に形成されているが、図13(b)に示すように挿入溝17の外周形状は四角形状のままとし、挿入溝17の内角部を切り取ることで挿入溝17の内周形状のみを変更してもよく、プラグ受け部15の前面形状や挿入溝17の形状の違いがより識別しやすくなる。
1 直流コンセント
2 プラグ
10 コンセント本体
14 コンセント部
15 プラグ受け部
16 ピン挿入孔
17 挿入溝
18 刃受
19 延長溝
21 プラグ本体
22 電極ピン
23 周壁

Claims (10)

  1. 丸棒状の複数本の電極ピンと複数本の電極ピンの周りを囲む四角筒状の周壁とを具備したプラグが着脱自在に接続され、該プラグに直流電力を供給する直流コンセントであって、
    プラグが着脱自在に接続されるコンセント部が前面に設けられたコンセント本体を具備し、
    コンセント部は、前方から見た形状が四角形状であって、プラグの電極ピンがそれぞれ挿入される複数個のピン挿入孔が開口するプラグ受け部と、当該プラグ受け部の外周縁に沿って当該プラグ受け部を囲むように形成されてプラグの周壁が挿入される挿入溝と、複数個のピン挿入孔を通してコンセント本体内にそれぞれ挿入される電極ピンと嵌合する刃受とを有し、
    複数個のピン挿入孔のうち直流電力供給用の刃受に対応する2個のピン挿入孔は、プラグ受け部の一辺である基準辺に沿って並んで配置され、且つ、プラグ受け部において上記基準辺と対向する辺よりも上記基準辺に近い位置に偏って配置されるとともに、
    電源供給元である電源回路の種類に応じて、前方から見たプラグ受け部の形状、又は、前方から見た挿入溝の形状のうち少なくとも何れか一方の形状が部分的に変更されたことを特徴とする直流コンセント。
  2. SELV回路からなる前記電源回路に対応した前記コンセント部のみ、前方から見た前記挿入溝の形状が部分的に変更されたことを特徴とする請求項1記載の直流コンセント。
  3. 前記挿入溝に連続した延長溝が延長形成されることによって、前方から見た前記挿入溝の形状が部分的に変更されたことを特徴とする請求項1又は2の何れか1項に記載の直流コンセント。
  4. 前記延長溝は、前記挿入溝を前記プラグ受け部側に延長させることで形成されたことを特徴とする請求項3記載の直流コンセント。
  5. 前記延長溝は、前記プラグ受け部において、直流電力供給用の刃受に対応する2個のピン挿入孔が偏って配置された側と反対側の部位に形成されたことを特徴とする請求項4記載の直流コンセント。
  6. 前記延長溝は、前記コンセント本体の前面において前記挿入溝から外側へ延長させることで形成されたことを特徴とする請求項3記載の直流コンセント。
  7. 前方から見た前記挿入溝の形状は、前方から見た前記プラグ受け部の形状が四角形の時に比べてプラグ受け部の面積が小さくなるような形状に変更されたことを特徴とする請求項1記載の直流コンセント。
  8. 前方から見た前記プラグ受け部の形状は、四角形状の角を供給電圧の種類に応じて少なくとも1つ切り取った形状に形成されるとともに、前記挿入溝が前記プラグ受け部の外周縁に沿って形成されることによって、前方から見た挿入溝の形状が供給電圧の種類に応じて変更されたことを特徴とする請求項7記載の直流コンセント。
  9. 前記挿入溝の形状を変更させた部位は、直流電力供給用の刃受に対応する2個のピン挿入孔が偏って配置された側と反対側の部位であることを特徴とする請求項7又は8の何れか1つに記載の直流コンセント。
  10. 前方から見た前記挿入溝の形状は、前方から見た前記プラグ受け部の形状が四角形の時に比べてプラグ受け部の面積が大きくなるような形状に変更されたことを特徴とする請求項1記載の直流コンセント。
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