JPH11273778A - ハーネスコネクタ - Google Patents

ハーネスコネクタ

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JPH11273778A
JPH11273778A JP10079382A JP7938298A JPH11273778A JP H11273778 A JPH11273778 A JP H11273778A JP 10079382 A JP10079382 A JP 10079382A JP 7938298 A JP7938298 A JP 7938298A JP H11273778 A JPH11273778 A JP H11273778A
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JP
Japan
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harness
plug
harness connector
housing
fixing
Prior art date
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JP10079382A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Shibue
伸之 渋江
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/02Contact members
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/64Means for preventing incorrect coupling
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/48Clamped connections, spring connections utilising a spring, clip, or other resilient member
    • H01R4/4809Clamped connections, spring connections utilising a spring, clip, or other resilient member using a leaf spring to bias the conductor toward the busbar
    • H01R4/48455Clamped connections, spring connections utilising a spring, clip, or other resilient member using a leaf spring to bias the conductor toward the busbar insertion of a wire only possible by pressing on the spring

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】配線作業時の作業性を向上させたハーネスコネ
クタを提供する。 【解決手段】ハーネスコネクタ10のハウジング33は
ボディ33a及びカバー33bから構成され、カバー3
3bの表面にはハーネスコネクタ10の電気的特性や用
途を表示する表示部61が設けられている。ハウジング
33内にはハーネスプラグの栓刃を受ける刃受ばね32
が複数収められており、刃受ばね32の基端部には刃受
ばね32の接触片32bとの間で電線の芯線を挟持する
錠ばね43が配置される。解除釦44の操作ハンドル4
4bはカバー33bの表面に露出しており、操作ハンド
ル44bを操作することによって、解除部44aが錠ば
ね43を接触片32bから押し離し、芯線の弾性挟持状
態を解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源線をコネクタ
方式で接続するために、電源線の先端に取り付けられ、
一般的に差込み側となるハーネスプラグと共に用いられ
るハーネスコネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ハーネスコネクタは、差込み側となるハ
ーネスプラグの凹部に嵌合する挿着部がハウジングの前
面に形成され、ハーネスプラグの栓刃を受ける複数の刃
受ばねを上記挿着部内に備え、挿着部をハーネスプラグ
の凹部に嵌合し、ハーネスプラグの栓刃を刃受ばねに挿
入嵌合させて、電気接続を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のこの
種のハーネスコネクタでは、電線は栓刃の基端部にかし
めて接続する構造になっていたため、現場において電線
の長さが合わない場合等における電線の取替作業が面倒
であり、作業性が悪いという問題があった。またハーネ
スコネクタには電気的特性や用途が表示されていないの
で、配線作業時やメンテナンス時に配線図などからハー
ネスコネクタの電気的特性や用途を読み取らねばなら
ず、作業性が悪いという問題もあった。
【0004】本発明は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、作業性を向上させたハ
ーネスコネクタを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明では、差込み側となるハーネスプラ
グの凹部に嵌合する挿着部がハウジングの前面に形成さ
れ、ハーネスプラグの栓刃を受ける複数の刃受ばねを上
記挿着部内に備え、ハウジングの側面に電気配線に必要
な情報を表示する表示部を設けているので、表示部から
ハーネスコネクタの電気的特性や用途などの電気配線に
必要な情報を読み取ることができ、ハーネスコネクタの
電気的特性や用途を配線図などから調べる手間が省け、
配線時やメンテナンス時の作業性が向上する。
【0006】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記表示部は用途や名称を表示する名称表示部か
らなっているので、名称表示部からハーネスプラグの用
途や名称を読み取ることができ、配線作業がやりやすく
なっている。請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、挿着部の外面部に逆差しあるいは定格や用途の異
なるハーネスプラグが接続されるのを防止する誤接続防
止部を備えているので、誤接続防止部により定格や用途
の異なるハーネスプラグとハーネスコネクタとが接続さ
れないようになっており、逆差しなどの誤接続を防止す
ることができる。
【0007】請求項4の発明では、請求項1の発明にお
いて、ハウジングを位置決め状態で固定する固定部を備
えているので、固定部によってハウジングを位置決め状
態で固定することによって、ハーネスプラグの抜き差し
を手間取ることなく容易に行うことができる。請求項5
の発明では、差込み側となるハーネスプラグの凹部に嵌
合する挿着部がハウジングの前面に形成され、ハーネス
プラグの栓刃を受ける複数の刃受ばねを上記挿着部内に
備え、ハウジングの後端部に電線の芯線を夫々挿入する
電線挿入口を形成し、この電線挿入口から挿入される電
線の芯線と接触する接触片を上記夫々の刃受ばねの基部
に形成し、これら接触片との間に芯線を弾性挟持する複
数の錠ばねと、この錠ばねを接触片から押し離して芯線
の弾性挟持状態を解除する解除釦とを備え、上記解除釦
を操作する操作部をハウジングの表面に露出させてお
り、電線の長さが合わずに取替が必要な場合、解除釦の
操作部を操作することで、簡単に電線を取外すことがで
き、しかも取り替えた電線を芯線を電線挿入口から挿入
するだけで、錠ばねと接触片との間に芯線が弾性挟持さ
れて電線の接続が行え、再接続作業も容易となるように
し、これにより電線の取替作業を極めて簡単に行えるよ
うにしたものである。
【0008】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、操作部は手操作可能な大きさに形成されているの
で、手操作により芯線の弾性挟持状態を解除することが
でき、特別な工具を用いることなく電線の取替作業を行
うことができる。請求項7の発明では、請求項5の発明
において、挿着部の外面部に逆差しあるいは定格や用途
の異なるハーネスプラグが接続されるのを防止する誤接
続防止部を備えているので、誤接続防止部により定格や
用途の異なるハーネスプラグとハーネスコネクタとが接
続されないようになっており、逆差しなどの誤接続を防
止することができる。
【0009】請求項8の発明では、請求項5の発明にお
いて、ハウジングを位置決め状態で固定する固定部を備
えているので、固定部によってハウジングを位置決め状
態で固定することによって、ハーネスプラグの抜き差し
を手間取ることなく容易に行うことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。 (実施形態1)本実施形態のハーネスコネクタを図1乃
至図12を参照して説明する。ハーネスコネクタ10及
びハーネスプラグ11はそれぞれ電源線の先端に取り付
けられ、電源線をコネクタ方式で接続するために用いら
れる。
【0011】まず、差込み側となるハーネスプラグ11
について説明する。ハーネスプラグ11は、図5に示す
ように、受け側となるハーネスコネクタ10の挿着部3
0〔又はジョイントボックス(図示せず)に設けられた
挿着部〕が嵌合される凹部14がハウジング13の前面
に形成され、この凹部14内には電線の複数の芯線がそ
れぞれ基端部に接続される複数本の栓刃15,15’が
先端部を凹部14の開口に臨ませて配設されている。
【0012】このハーネスプラグ11のハウジング13
は、図4に示すように、合成樹脂製のボディ13aとカ
バー13bとで構成される。ボディ13aは上面及び前
面が開口する略箱状に形成され、隔壁16によって内部
が前後の空間に分離され、前方にはカバー13bと組み
合わせた状態で上記ハーネスコネクタ10の挿着部30
(図2参照)が挿入される凹部14となる凹所14aが
形成される。上記隔壁16には、3本の栓刃15,1
5’をそれぞれ圧入して固定する固定溝17を形成して
あり、栓刃15,15’を固定溝17に取り付けると、
凹所14a内に栓刃15,15’の先端部が列設される
ことになる。そして、ボディ13aの後方の内部空間は
ボディ3aの長手方向に沿って走る2条の隔壁18でさ
らに3つの収納空間に分離し、各収納空間内に栓刃1
5,15’が収められる。このボディ13aの後端部に
はカバー13bと組み合わせた状態で電線挿入口となる
3つの凹部19を形成してある。なお、これら凹部19
は、電線挿入口の内部が細径となり、芯線が栓刃15,
15’の接触片15bと錠ばね20との間に確実に位置
決めされる形状に形成してある。
【0013】栓刃15,15’は導電材料で板状に形成
され、基端部を各収納空間の一内側面に当接するように
折曲し、この基端部の少なくともカバー13b側から横
向きに下面に電線の芯線が接触する接触片15aが形成
されている。また栓刃15,15’の中央部のボディ1
3a側からは、ボディ13aに位置決めして仮固定する
ための位置決め片15bを突設してある。なお、ボディ
13aの底面には上記位置決め片15bを嵌合する位置
決めリブを形成してあるが、図4においては図示してい
ない。
【0014】なお、上記栓刃15,15’の内で電線の
接地線が接続される栓刃15’は他の栓刃15よりも若
干前方に突出するように長く、あるいは先方に取り付け
られる構造としてある。これは、ハーネスプラグ11を
ハーネスコネクタ10に接続する際に、他の栓刃15が
ハーネスコネクタ10の刃受ばねに接続される前にまず
最初に接地線が接続された栓刃15’が刃受ばねに接続
され、また逆に引き外しの際には、接地線が接続された
栓刃15’が最後に外れるようにして安全性を確保する
ようにするためである。
【0015】各栓刃15,15’の接触片15aとボデ
ィ13aの各収納空間の後端部との間には、電線の芯線
を接触片15aに弾性的に押し当てる錠ばね20をそれ
ぞれ配置する。カバー13bは下面と前面とが開口する
略箱状に形成され、内部の構造が上記ボディ13aと略
同じ構造に形成されている。カバー13bの上面の2か
所にはとめ鋲26を挿通する挿通孔27を形成してあ
り、挿通孔27及び挿通孔27に対応してボディ13a
に形成された挿通孔28にはとめ鋲26を通して先端を
かしめ、ボディ13aにカバー13bを被着する構造と
してある。また、カバー13bの表面には用途や名称を
表示する名称表示部50が設けられている。
【0016】ボディ13aの凹所14aと共に凹部14
を形成するカバー13bの凹所14bの内底面には、後
述するハーネスコネクタ10の逆差し防止溝34(図1
参照)に嵌まるハーネスコネクタ10の挿着方向に走る
2条の突条22が形成され、これにより逆差しあるいは
定格や用途の異なるハーネスコネクタ10を接続するこ
とを防止するようにしてある。
【0017】ここで、この種のハーネスプラグ11には
ハーネスコネクタ10との抜けを防止するために、ハー
ネスコネクタ10に形成された係止溝35に係止離脱自
在に係止されるロック片23を備えており、このロック
片23をカバー13b側に備える構造としてある。な
お、従来のこの種のハーネスプラグ11の場合にはボデ
ィ13a側にも上記ロック片23と同じものを設けてあ
ったが、これではハーネスプラグ11の形状が大きくな
るので、本実施形態ではカバー13b側だけにロック片
23を設け、ハーネスプラグ11の小型化を図ってい
る。
【0018】上記ロック片23をカバー13bに取り付
けるために、上記カバー13bの上面中央部を凹設し、
ロック片23の取付部24を形成してある。この取付部
24の凹所14bに対応する部分に開口25を形成し、
この開口25からロック片23の係止爪23aが凹部1
4内に突出する構造としてある。そして、この開口25
の後部にロック片23を固定する固定部24aを形成し
てある。ここで、ロック片23には、中央下面から断面
略L字状の固定片23bが垂設され、この固定片23b
の下面に固定爪片23cを突設してあり、この固定爪片
23cを固定部24aに穿設された固定孔24bに係止
し、ロック片23が取付部24に取り付けられる。そし
て、この固定部24aの後部はロック片23の押圧操作
部23dよりも大きく形成され、押圧操作部23dを指
で押圧できるようにしてある。つまり、ロック片23の
押圧操作部23dを下方に押し下げると、固定片23b
を支点として、係止爪23a側が上方に回動し、係止爪
23aがハーネスコネクタ10の係止溝35から外れ、
ハーネスプラグ11をハーネスコネクタ10から外すこ
とができるようにしたものである。なお、押圧操作部2
3dの表面には滑り止めのための溝が幅方向に形成され
ている。
【0019】ところで、カバー13bをボディ13aに
被着する際には、錠ばね20と接触片15aからなる電
線の速結部に対応する箇所に解除釦21が収められる。
この解除釦21は3個の錠ばね20を同時に接触片15
aから押し離して電線の芯線の弾性挟持状態を解除する
もので、解除釦21の下面からは各錠ばね20の鎖錠片
20aの一端をそれぞれ押圧する押圧部21aが突設さ
れる。また、解除釦20の上面からは解除釦20を操作
するための操作部たる操作ハンドル21bが延設されて
いる。操作ハンドル21bは手操作可能な大きさに形成
されており、カバー13bの開口29からカバー13b
の表面に露出しているので、特別な工具を用いること無
く、手操作で芯線の弾性挟持状態を解除することがで
き、電線の取替作業を容易に行うことができる。ここ
で、操作ハンドル21bを押し下げると、解除釦21が
支点部21cを支点にして回動し、錠ばね20の鎖錠片
20aを接触片15aから離れる方向に撓ませ、芯線の
弾性挟持状態を解除することができる。
【0020】このハーネスプラグ11は例えば図6に示
すような床配線システムで使用される。この床配線シス
テムは建物のスラブ上に一定間隔をおいて床面を形成
し、このスラブと床面との間の空間を利用して床配線を
行うものである(このような床配線システムをフリーア
クセスフロアと呼ぶ)。この床配線システムでは、複数
のコンセントCを床に埋設するとともに、床上に複数の
コンセント等の配線器具H,Iを配置する。ここで、上
記配線器具H,Iの電源コードは分界ボックスDで床下
に引き込まれる。上記コンセントCと配線器具H,Iの
電源コードの先端にはハーネスプラグ11が取り付けら
れており、幹線L0を分岐するジョイントボックスB’
や、ジョイントボックスJによって分岐された分岐回路
L’をさらに分岐するジョイントボックスB’に上記ハ
ーネスプラグ11を接続して、床配線を自在に行う。な
お、幹線L0や分岐回路L’を分岐するジョイントボッ
クスB’は、電源の幹線L0や分岐回路L’などが速結
式で接続される接続部を備えるとともに、ハーネスコネ
クタ10と同様の構造になった複数の挿着部を備えるも
のである。また、単に電源線を配線器具H,Iなどに接
続したり、あるいは電源ラインを延長したりする場合に
は電源供給側にハーネスコネクタ10を取り付けるとと
もに、他方にハーネスプラグ11を取り付ければ良い。
【0021】次に、ハーネスコネクタ10について説明
する。このハーネスコネクタ10は、図1乃至図3に示
すように、ハーネスプラグ11の凹部14に挿着される
挿着部30が前面に形成され、この挿着部30の前面に
形成された栓刃挿入口31から挿入されるハーネスプラ
グ11の栓刃15を夫々受ける複数本の刃受ばね32を
内部に備える構造となっている。
【0022】このハーネスコネクタ10のハウジング3
3は、合成樹脂製のボディ33a及びカバー33bから
構成され、カバー33bの上面の2箇所にはとめ鋲40
を挿通する挿通孔41が形成されており、挿通孔41と
この挿通孔41に対応してボディ33aに形成された挿
通孔42とにはとめ鋲40を挿通して先端をかしめ、ボ
ディ33aにカバー33bを被着する構造としてある。
【0023】ボディ33aは上面が開口する略箱状に形
成され、カバー33bと組み合わせた状態で挿着部30
となる前方収納部30aを、ボディ33aの長手方向に
沿って走る2条の隔壁36により3つの収納空間に仕切
ってあり、各収納空間内に刃受ばね32が収められる。
なお、隔壁36はボディ33の前方収納部30aから他
端側まで略刃受ばね32の全長にわたって形成してあ
る。そして、各収納空間に対応するボディ33aの前面
部には栓刃挿入口31となる凹部31aを形成してあ
る。
【0024】刃受ばね32は導電材料で形成され、栓刃
15を両側から挟み込むように対向する一対の挟持片3
2aを備え、この挟持片32aを中央部で連結し、さら
にこの中央部から後方に延びる延設片の先端部を各収納
空間の一内側面に当接するように折り曲げ、さらにこの
先端部の少なくともカバー33b側から横向きに、下面
に電線の芯線が接触する接触片32bを形成し、これら
接触片32bとボディ33aとの間に錠ばね43を夫々
配置する構造としてある。また、刃受ばね32中央部の
下面からは、ボディ33aに位置決めして仮固定する仮
固定片32cを一対突設してあり、ボディ33aの隔壁
36により分離された夫々の収納室の仮固定片32cに
対応する底面には図3に示すようにリブ65を突設して
あり、このリブ65を夫々の仮固定片32cの対向する
内端に形成された爪内に圧入して、刃受ばね32がボデ
ィ13aに仮固定される。このように、仮固定片32c
及びリブ65を凹凸嵌合させることにより、刃受ばね3
2をボディ13aに仮固定して、刃受ばね32の取付状
態を安定させることができ、ボディ33aとカバー33
bとの組立作業を容易に行うことができる。なお、挟持
片32aの中央部は互いにく字状に折曲して栓刃15の
保持力を強くする構造としてある。またハーネスコネク
タ10の場合にも、ハーネスプラグ11と同様に、ボデ
ィ33aの後端部に錠ばね43と接触片32bとの間に
芯線を挿入させる電線挿入口となる凹部45を形成して
ある。凹部45は、電線挿入口の内部が細径となり、芯
線が刃受ばね32の接触片32bと錠ばね43との間に
確実に位置決めされる形状に形成してある。
【0025】一方、カバー33bの内部構造はボディ3
3aと略同様であり、カバー33bでは、ボディ33a
の前方収納部30aと共に挿着部30を構成する前方収
納部30bの上面に、上記ハーネスプラグ11の突条2
2が嵌まる誤接続防止部たる逆差し防止溝34と、ロッ
ク片23の係止爪23aが係止される係止溝35とを形
成してある。図2に示すように、カバー13bの表面略
中央には凹部62が形成されており、ハーネスコネクタ
10の電気的定格や用途を記載した名称表示部たるカー
ド63が凹部62内に収められ、凹部62の両端面に形
成された係止溝62aと係止離脱自在に係止する係止片
64aが両端縁に形成された透明なカバー64がカード
63を覆うようにして凹部62に取り付けられているの
で、カード63からハーネスコネクタ10の電気的定格
や用途を容易に読み取ることができる。このように、ハ
ーネスコネクタ10の電気的定格や用途を表示した表示
部61がハウジング33の表面に設けられているので、
表示部61の表示からハーネスコネクタ11の電気的定
格や用途を容易に読み取ることができ、しかもハーネス
コネクタ11の用途が変更された場合にはカード63を
交換することにより容易に対応できる。
【0026】また、ハウジング33を構成するボディ3
3aの一端部からは外側方に向けて固定片71が突設さ
れており、固定片71には固定孔72が2つ穿設されて
いる。そして、固定孔72に挿入されるねじを壁下地等
の設置面に打入することで固定片71と共にボディ33
aを位置決めした状態で固定することができ、この固定
片71と固定孔72とでハウジング33を位置決め状態
で固定する固定部70が形成されている。而して、固定
部70でハウジング33を位置決め状態で固定すること
によって、ハーネスプラグ11の抜き差しを手間取るこ
となく容易に行うことができる。
【0027】ここで、刃受ばね32の接触片32b及び
錠ばね43から構成される速結式の接続部について図1
及び図3を参照して説明する。錠ばね43の鎖錠片43
a及び接触片43bは、弾性を有する導電材料の帯板の
両端部を曲成して中央片43cの両端部に形成される。
鎖錠片43aは中央片43cとの連結部位から先端縁に
向かって刃受ばね32の接触片32bの下面に近づく向
きに傾斜し、接触片43bは略S字状に曲成されてお
り、錠ばね43に設けた鎖錠片43a及び接触片43b
が刃受ばね32の接触片32bの下面に対向する。ま
た、刃受ばね32の接触片32bには切欠32dが設け
てある。
【0028】ところで、上記カバー33bをボディ33
aに被着する際には、錠ばね43及び接触片32bから
なる芯線の速結部に対応する箇所に芯線の弾性挟持状態
を解除する解除釦44が収められている。挿着部30と
反対側のカバー33bの部位には凹所46aが形成さ
れ、凹所46aとハウジング33の内部とは開口46を
介して連通されており、この凹所46aに解除釦44が
回動自在に配設されている。解除釦44は、指で押圧可
能な大きさの操作面を有した操作部たる操作ハンドル4
4bと、各刃受ばね32の切欠32dから露出する鎖錠
片43aの部位とそれぞれ当接する解除部44aと、カ
バー33bの内壁と当接して解除釦44の支点となる支
点部44cとを有している。ここで、解除釦44はカバ
ー33bの表面に露出しており、操作ハンドル44bの
前面である操作面を指で押圧すれば、解除釦44が支点
部44cを中心として回転し、解除釦44の押圧部44
aが各錠ばね43の鎖錠片43aを接触片32bの下面
から離れる方向に押圧する。その結果、特別な工具を用
いることなく、3個の鎖錠片43aと接触片32bとの
間に挟持された電源線の芯線を同時に取り外すことがで
き、電線の取替作業を容易に行うことができる。
【0029】このようにハーネスコネクタ10への電線
接続部を、解除機能を有する速結構造とし、しかも解除
釦44を操作するための操作ハンドル44bは手操作可
能な大きさに形成され、カバー33bの表面に露出して
いるので、電線接続部への電線の着脱を容易に行うこと
ができ、例えば電線の長さが合わずに取替が必要な場
合、解除釦44の操作ハンドル44bを操作すること
で、簡単に電線を取り外すことができる。しかも取り替
えた電線の芯線を電線挿入口から挿入するだけで、錠ば
ね43と接触片32bとの間で電線の芯線が弾性挟持さ
れて電線の接続が行え、再接続作業も容易となり、電線
の取替作業が極めて簡単に行える。
【0030】なお、電源線の芯線を接続する際には、凹
部45から電源線の被覆が剥かれた芯線(図示せず)を
挿入すると、錠ばね43のばね力により、錠ばね43の
鎖錠片43a及び接触片43bと刃受ばね32の接触片
32bとの間に芯線の導体が挟持され、鎖錠片43aの
先端縁が芯線の導体に食い込むことによって、芯線の脱
落が防止されるようになっている。したがって、凹部4
5に芯線を挿入するだけで、芯線が保持されるととも
に、刃受ばね32への電気的接続がなされるのである。
【0031】また、ハーネスコネクタ10へのハーネス
プラグ11の接続は、突条22が逆差し防止溝34に嵌
まるようにハーネスプラグ11の凹部14とハーネスコ
ネクタ10の挿着部30との向きを合わせ、ハーネスプ
ラグ11をハーネスコネクタ10に押し込むと、栓刃1
5,15’が栓刃挿入口31からハーネスコネクタ10
の内部に挿入され、各栓刃15,15’が刃受ばね32
にそれぞれ接続される。このとき、ロック片23の係止
爪23aが挿着部30の係止溝35と係止して、ハーネ
スプラグ11の抜け止めが行える。一方、ハーネスコネ
クタ10をハーネスプラグ11から取り外す際には、ハ
ーネスプラグ11のロック片23の押圧操作部23dを
押し下げて、ロック片23の係止爪23aと係止溝35
との係止状態を解除して、ハーネスプラグ11を差込み
方向と反対側に引き抜けば良い。
【0032】誤接続接続部はハーネスコネクタ10及び
ハーネスプラグ11の定格や用途に応じて様々な形状の
ものが設けられており、分岐ケーブル方式のものを図7
乃至図10に示し、幹線ケーブル方式のものを図11及
び図12に示す。尚、分岐ケーブル方式のものと幹線ケ
ーブル方式のものとでは栓刃15の間隔L1や突条22
の間隔L2,L3が異なっており、前者に比べて後者の
ものでは間隔が広くなっている。また100V系列のも
のと200V系列のものとでも栓刃15の間隔L1や突
条22の間隔L2,L3が異なっており、前者に比べて
後者のものでは間隔が広くなっている。
【0033】分岐ケーブル方式の定格20Aの2ピンの
ものでは、図7(a)(b)に示すように、ハーネスプ
ラグ11の凹部14内に2本の栓刃15が前面側から見
て左側に寄せて配設されており、カバー13bの凹所1
4b内底面には2条の突条22が形成されている。一
方、ハーネスコネクタ10のハウジング33の前面には
2本の栓刃15がそれぞれ挿入される2個の栓刃挿入口
31が設けられ、カバー33bの上面には2条の突条2
2がそれぞれ嵌まる2つの逆差し防止溝34が形成され
ている。
【0034】また、分岐ケーブル方式の定格20Aの接
地2ピンのものでは、図8(a)(b)に示すように、
ハーネスプラグ11の凹部14内に3本の栓刃15が配
設されており、カバー13bの凹所14b内底面には2
条の突条22が形成されている。一方、ハーネスコネク
タ10のハウジング33の前面には3本の栓刃15がそ
れぞれ挿入される3個の栓刃挿入口31が設けられ、カ
バー33bの上面には2条の突条22がそれぞれ嵌まる
2つの逆差し防止溝34が形成されている。
【0035】また更に、分岐ケーブル方式の定格20A
の片切りスイッチ用のものものでは、図9(a)(b)
に示すように、ハーネスプラグ11の凹部14内に2本
の栓刃15が片側に寄せて配設され、栓刃15が配設さ
れていない側の凹所14b内底面に突条22が1条形成
されており、さらにカバー13bのコーナー部に面取り
部54が形成されている。一方、ハーネスコネクタ10
のハウジング33の前面には2本の栓刃15がそれぞれ
挿入される2個の栓刃挿入口31が設けられ、カバー3
3bの上面には突条22が嵌まる逆差し防止溝34が形
成されており、さらにカバー33bのコーナー部には上
記面取り部54に嵌まる面取り部55が形成されてい
る。
【0036】また分岐ケーブル方式の定格20Aの3路
スイッチ用のものでは、図10(a)(b)に示すよう
に、ハーネスプラグ11の凹部14内に3本の栓刃15
が配設されており、カバー13bのコーナー部に面取り
部54が形成されている。一方、ハーネスコネクタ10
のハウジング33の前面には3本の栓刃15がそれぞれ
挿入される3個の栓刃挿入口31が設けられ、カバー3
3bのコーナー部には上記面取り部54に嵌まる面取り
部55が形成されている。
【0037】また、幹線ケーブル方式の定格20Aの単
相3線(接地2ピン)のものでは、図11(a)(b)
に示すように、分岐ケーブル方式の定格20Aの接地2
ピンのものと略同じ形状を有しており、栓刃15の間隔
L1や突条22の間隔L2が分岐ケーブル方式のものに
比べて幅広になっている。また更に、幹線ケーブル方式
の定格20Aの三相3線のものでは、図12(a)
(b)に示すように、分岐ケーブル方式の3路スイッチ
用のものと略同じ形状を有しており、ハーネスプラグ1
1ではカバー13bの凹所14b内底面に突条22が1
条形成されており、ハーネスコネクタ10ではカバー3
3bの上面に突条22が嵌まる逆差し防止溝34が形成
されている。また栓刃15の間隔L1や突条22の間隔
L2が分岐ケーブル方式のものに比べて幅広になってい
る。
【0038】(実施形態2)上述したハーネスコネクタ
10のハウジング33は、2個のはとめ鋲40でボディ
33aとカバー33bとをかしめ固定しているが、本実
施形態のハーネスプラグ11では、図13に示すよう
に、カバー33bの上面の4箇所にはとめ鋲40を挿通
する挿通孔41を形成してあり、挿通孔41とこの挿通
孔41に対応してボディ33aに形成した挿通孔42と
にはとめ鋲40を挿通して先端をかしめ、4本のはとめ
鋲40でボディ33aにカバー33bを被着する構造と
してある。また、本実施形態のハーネスコネクタ10で
はボディ33aの一端縁から固定片71が突設されてお
らず、ハウジング33を位置決めした状態で固定する構
造とはなっていない。尚、挿通孔41,42以外の構造
は実施形態1と同様であるので、同一の構成要素には同
一の符号を付してその説明を省略する。
【0039】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明は、差込
み側となるハーネスプラグの凹部に嵌合する挿着部がハ
ウジングの前面に形成され、ハーネスプラグの栓刃を受
ける複数の刃受ばねを上記挿着部内に備え、ハウジング
の側面に電気配線に必要な情報を表示する表示部を設け
ているので、表示部からハーネスコネクタの電気的特性
や用途などの電気配線に必要な情報を読み取ることがで
き、ハーネスコネクタの電気的特性や用途を配線図など
から調べる手間が省け、配線時やメンテナンス時の作業
性が向上するという効果がある。
【0040】請求項2の発明は、上記表示部は用途や名
称を表示する名称表示部からなっているので、名称表示
部からハーネスプラグの用途や名称を判別することがで
き、配線作業がしやすくなるという効果がある。請求項
3の発明は、挿着部の外面部に逆差しあるいは定格や用
途の異なるハーネスプラグが接続されるのを防止する誤
接続防止部を備えているので、誤接続防止部により定格
や用途の異なるハーネスプラグとハーネスコネクタとが
接続されないようになっており、逆差しなどの誤接続を
防止できるという効果がある。
【0041】請求項4の発明は、ハウジングを位置決め
状態で固定する固定部を備えているので、固定部によっ
てハウジングを位置決め状態で固定することによって、
ハーネスプラグの抜き差しを手間取ることなく容易に行
えるという効果がある。請求項5の発明は、差込み側と
なるハーネスプラグの凹部に嵌合する挿着部がハウジン
グの前面に形成され、ハーネスプラグの栓刃を受ける複
数の刃受ばねを上記挿着部内に備え、ハウジングの後端
部に電線の芯線を夫々挿入する電線挿入口を形成し、こ
の電線挿入口から挿入される電線の芯線と接触する接触
片を上記夫々の刃受ばねの基部に形成し、これら接触片
との間に芯線を弾性挟持する複数の錠ばねと、この錠ば
ねを接触片から押し離して芯線の弾性挟持状態を解除す
る解除釦とを備え、上記解除釦を操作する操作部をハウ
ジングの表面に露出させており、電線の長さが合わずに
取替が必要な場合、解除釦の操作部を操作することで、
簡単に電線を取外すことができ、しかも取り替えた電線
を芯線を電線挿入口から挿入するだけで、錠ばねと接触
片との間に芯線が弾性挟持されて電線の接続が行え、再
接続作業も容易となるようにし、これにより電線の取替
作業を極めて簡単に行えるようにし、作業性が向上する
という効果がある。
【0042】請求項6の発明は、操作部は手操作可能な
大きさに形成されているので、手操作により芯線の弾性
挟持状態を解除することができ、特別な工具を用いるこ
となく電線の取替作業を行えるという効果がある。請求
項7の発明は、挿着部の外面部に逆差しあるいは定格や
用途の異なるハーネスプラグが接続されるのを防止する
誤接続防止部を備えているので、誤接続防止部により定
格や用途の異なるハーネスプラグとハーネスコネクタと
が接続されないようになっており、逆差しなどの誤接続
を防止できるという効果がある。
【0043】請求項8の発明は、ハウジングを位置決め
状態で固定する固定部を備えているので、固定部によっ
てハウジングを位置決め状態で固定することによって、
ハーネスプラグの抜き差しを手間取ることなく容易に行
えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1のハーネスコネクタの分解斜視図で
ある。
【図2】同上のハーネスコネクタを示す分解斜視図であ
る。
【図3】同上のハーネスコネクタの断面図である。
【図4】同上に対応するハーネスプラグの分解斜視図で
ある。
【図5】同上のハーネスプラグの外観を示す斜視図であ
る。
【図6】同上のハーネスコネクタが使用される床配線シ
ステムの説明図である。
【図7】同上の誤接続防止部を示し、(a)はハーネス
プラグの正面図、(b)はハーネスコネクタの正面図で
ある。
【図8】同上の誤接続防止部を示し、(a)はハーネス
プラグの正面図、(b)はハーネスコネクタの正面図で
ある。
【図9】同上の誤接続防止部を示し、(a)はハーネス
プラグの正面図、(b)はハーネスコネクタの正面図で
ある。
【図10】同上の誤接続防止部を示し、(a)はハーネ
スプラグの正面図、(b)はハーネスコネクタの正面図
である。
【図11】同上の誤接続防止部を示し、(a)はハーネ
スプラグの正面図、(b)はハーネスコネクタの正面図
である。
【図12】同上の誤接続防止部を示し、(a)はハーネ
スプラグの正面図、(b)はハーネスコネクタの正面図
である。
【図13】実施形態2のハーネスプラグを示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
10 ハーネスコネクタ 32 刃受ばね 32b 接触片 33 ハウジング 33a ボディ 33b カバー 43 錠ばね 44 解錠釦 44a 解錠部 44b 操作ハンドル 61 表示部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】差込み側となるハーネスプラグの凹部に嵌
    合する挿着部がハウジングの前面に形成され、ハーネス
    プラグの栓刃を受ける複数の刃受ばねを上記挿着部内に
    備え、ハウジングの側面に電気配線に必要な情報を表示
    する表示部を設けたことを特徴とするハーネスコネク
    タ。
  2. 【請求項2】上記表示部は用途や名称を表示する名称表
    示部からなることを特徴とする請求項1記載のハーネス
    コネクタ。
  3. 【請求項3】挿着部の外面部に逆差しあるいは定格や用
    途の異なるハーネスプラグが接続されるのを防止する誤
    接続防止部を備えて成ることを特徴とする請求項1記載
    のハーネスコネクタ。
  4. 【請求項4】ハウジングを位置決め状態で固定する固定
    部を備えて成ることを特徴とする請求項1記載のハーネ
    スコネクタ。
  5. 【請求項5】差込み側となるハーネスプラグの凹部に嵌
    合する挿着部がハウジングの前面に形成され、ハーネス
    プラグの栓刃を受ける複数の刃受ばねを上記挿着部内に
    備え、ハウジングの後端部に電線の芯線を夫々挿入する
    電線挿入口を形成し、この電線挿入口から挿入される電
    線の芯線と接触する接触片を上記夫々の刃受ばねの基部
    に形成し、これら接触片との間に芯線を弾性挟持する複
    数の錠ばねと、この錠ばねを接触片から押し離して芯線
    の弾性挟持状態を解除する解除釦とを備え、上記解除釦
    を操作する操作部をハウジングの表面に露出させたこと
    を特徴とするハーネスコネクタ。
  6. 【請求項6】操作部は手操作可能な大きさに形成されて
    成ることを特徴とする請求項5記載のハーネスコネク
    タ。
  7. 【請求項7】挿着部の外面部に逆差しあるいは定格や用
    途の異なるハーネスプラグが接続されるのを防止する誤
    接続防止部を備えて成ることを特徴とする請求項5記載
    のハーネスコネクタ。
  8. 【請求項8】ハウジングを位置決め状態で固定する固定
    部を備えて成ることを特徴とする請求項5記載のハーネ
    スコネクタ。
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