JP2011037524A - 判別装置及び画像形成装置 - Google Patents
判別装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011037524A JP2011037524A JP2009183290A JP2009183290A JP2011037524A JP 2011037524 A JP2011037524 A JP 2011037524A JP 2009183290 A JP2009183290 A JP 2009183290A JP 2009183290 A JP2009183290 A JP 2009183290A JP 2011037524 A JP2011037524 A JP 2011037524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frequency
- basis weight
- recording medium
- image forming
- double feed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
Abstract
【課題】装置のサイズを大きくすることなく、かつ、低コストな構成で、記録媒体の重送及び坪量を判別すること。
【解決手段】2以上の異なる周波数の超音波を切り替えて照射可能な発信器101と、発信器101が照射した周波数の超音波を受信可能な受信器102と、発信器101が記録紙Pに対して第1の周波数で超音波を照射したときに受信器102が受信した信号に基づき記録紙Pの重送を判別する重送判別部124と、第1の周波数とは異なる第2の周波数の超音波を記録紙Pに照射したときに受信器102が受信した信号に基づき記録紙Pの坪量を判別する坪量判別部125とを備える。
【選択図】図2
【解決手段】2以上の異なる周波数の超音波を切り替えて照射可能な発信器101と、発信器101が照射した周波数の超音波を受信可能な受信器102と、発信器101が記録紙Pに対して第1の周波数で超音波を照射したときに受信器102が受信した信号に基づき記録紙Pの重送を判別する重送判別部124と、第1の周波数とは異なる第2の周波数の超音波を記録紙Pに照射したときに受信器102が受信した信号に基づき記録紙Pの坪量を判別する坪量判別部125とを備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、記録媒体の重送や坪量を判別する判別装置及び画像形成装置に関し、記録媒体に超音波を照射して記録媒体の重送及び坪量を判別する装置に関する。
複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置は、現像手段により可視化、現像された現像剤像を記録媒体に転写し、現像剤像を加熱及び加圧することにより記録媒体に定着させ、画像形成を行う。画像形成時の画像形成処理条件は、記録媒体の種類(材質、厚さ、坪量、表面状態など)により大きく異なり、記録媒体の材質、厚さ、坪量、表面状態に応じた細緻な設定が必要である。ここで画像形成処理条件とは、現像条件、転写条件、定着条件あるいは搬送条件のことである。画像形成処理条件の例としては、定着温度、転写バイアス、定着装置を通過する記録媒体の搬送速度等がある。
従来の画像形成装置では、例えばユーザが画像形成装置本体に設けられた操作パネル等で記録媒体のサイズや種類を設定し、その設定に応じて画像形成処理条件を変更していた。このユーザの負担を軽減するため、画像形成装置内部に記録媒体の種類を判別するセンサを備えて記録媒体の種類を自動的に判別し、判別結果に対応して画像形成処理条件を可変制御する装置が提案されている。自動的に記録媒体の種類としての坪量を判別する技術としては、記録媒体に超音波を送信し、記録媒体を透過した超音波を受信して、受信した超音波に基づき記録媒体の坪量を検出する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一方、画像形成時における記録媒体の搬送過程で、記録媒体が2枚以上重なって搬送される重送とよばれる現象が発生する。この重送が発生すると、記録媒体上の画像形成位置に誤差が生じる、搬送時に紙詰まり(ジャムともいう)が起こる、重送していると画像形成処理条件が適切に設定できない、といった問題が発生する。このため画像形成を行う前に重送を検出する技術が提案されている。例えば、記録媒体に超音波を照射し、記録媒体を透過した超音波を受信し、受信した超音波に基づき、記録媒体の枚数を検知する重送検知センサを備えた装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、従来、超音波を用いて重送を検出する場合と坪量を検出する場合とで夫々の場合で出力する超音波の条件が異なることから、重送を検出するセンサと坪量を判別するセンサとは、各々を共通化する構成は検討されていなかった。従って、装置において坪量と重送の両方を検出することを考えた場合は、夫々のセンサを装置内に別々に設置することになる。別々にセンサを設定すると装置内で夫々を配置するスペースが必要となり、装置全体のサイズが大きくなるという課題が生じる。また、重送を検出するセンサと記録媒体の坪量を判別するセンサの両方を別々に備えるためコストの増加を招くという課題が生じる。
本発明は、このような状況のもとでなされたもので、装置のサイズを大きくすることなく、かつ、低コストな構成で、記録媒体の重送及び坪量を検出可能とすることを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は以下の構成を備える。
(1)2以上の異なる周波数の超音波を切り替えて照射可能な発信手段と、前記発信手段が照射した周波数の超音波を受信可能な受信手段と、前記発信手段から記録媒体に対して第1の周波数で超音波を照射したときに前記受信手段が受信した信号に基づき該記録媒体の重送を判別し、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の超音波を記録媒体に照射したときに前記受信手段が受信した信号に基づき該記録媒体の坪量を判別する判別手段と、を備えることを特徴とする判別装置。
(2)前記(1)に記載の判別装置を備えた画像形成装置であって、記録媒体に画像を形成するための画像形成手段を有し、前記判別装置によって判別された記録媒体の坪量に基づき前記画像形成手段の画像形成処理条件を変更することを特徴とする画像形成装置。
(1)2以上の異なる周波数の超音波を切り替えて照射可能な発信手段と、前記発信手段が照射した周波数の超音波を受信可能な受信手段と、前記発信手段から記録媒体に対して第1の周波数で超音波を照射したときに前記受信手段が受信した信号に基づき該記録媒体の重送を判別し、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の超音波を記録媒体に照射したときに前記受信手段が受信した信号に基づき該記録媒体の坪量を判別する判別手段と、を備えることを特徴とする判別装置。
(2)前記(1)に記載の判別装置を備えた画像形成装置であって、記録媒体に画像を形成するための画像形成手段を有し、前記判別装置によって判別された記録媒体の坪量に基づき前記画像形成手段の画像形成処理条件を変更することを特徴とする画像形成装置。
本発明によれば、装置のサイズを大きくすることなく、かつ、低コストな構成で、記録媒体の重送及び坪量を検出可能とすることができる。
以下本発明を実施するための形態を、実施例により詳しく説明する。
[重送及び坪量判別装置]
図1に実施例1の判別装置としての重送及び記録媒体の坪量判別センサ(以下、単に「重送及び坪量判別センサ」とする)の構成を示す。重送及び坪量判別センサは、図1に示すように、超音波発信手段としての発信器101と超音波受信手段としての受信器102とを備える。発信器101から出力される超音波を発信波111とする。発信波111は記録媒体としての記録紙Pの表面に対して照射される。記録紙Pを挟んで発信器101と対向して受信器102が設置される。受信器102で受信する超音波を受信波112とする。図1では発信器101と受信器102は記録紙Pの表面に対して斜めに配置されるが、この角度は斜めに限定されるものではなく、発信器101と受信器102を記録紙Pの表面に対して垂直に位置させてもよい。ただし、垂直に配置した場合は、発信器101で出力した発信波111が記録紙Pで反射する反射波により多重反射が生じ、記録紙Pと受信器102との間でも同様に多重反射が生じる。このため、発信器101と受信器102と距離などを調整すれば、反射の影響が低減できる。なお、本実施例では斜めに配置することで多重反射の影響を低減する構成としている。なお、201は搬送ローラ、202は可逆ローラで、記録紙Pは矢印方向に搬送される。
図1に実施例1の判別装置としての重送及び記録媒体の坪量判別センサ(以下、単に「重送及び坪量判別センサ」とする)の構成を示す。重送及び坪量判別センサは、図1に示すように、超音波発信手段としての発信器101と超音波受信手段としての受信器102とを備える。発信器101から出力される超音波を発信波111とする。発信波111は記録媒体としての記録紙Pの表面に対して照射される。記録紙Pを挟んで発信器101と対向して受信器102が設置される。受信器102で受信する超音波を受信波112とする。図1では発信器101と受信器102は記録紙Pの表面に対して斜めに配置されるが、この角度は斜めに限定されるものではなく、発信器101と受信器102を記録紙Pの表面に対して垂直に位置させてもよい。ただし、垂直に配置した場合は、発信器101で出力した発信波111が記録紙Pで反射する反射波により多重反射が生じ、記録紙Pと受信器102との間でも同様に多重反射が生じる。このため、発信器101と受信器102と距離などを調整すれば、反射の影響が低減できる。なお、本実施例では斜めに配置することで多重反射の影響を低減する構成としている。なお、201は搬送ローラ、202は可逆ローラで、記録紙Pは矢印方向に搬送される。
図2(a)に重送及び坪量判別センサの制御部を表すブロック図を示す。図1と同様の構成には同一符号を付しその説明を省略する。図2(a)に示す発信制御部122、演算部123、重送判別部124、坪量判別部125の詳細な構成は、その構成を実現する際の一例であり、それらの構成を本実施例に制限するものではない。
発信器101は少なくとも2つの周波数の超音波を照射可能であり、それぞれの周波数を共振周波数として持つ。また、受信器102も発信器101と同じ共振周波数を持つ。以下では、発信器101及び受信器102の共振周波数を40kHzと220kHzとする。発信器101及び受信器102は、図2(b)に示すように、イコライザ500、圧電素子502、金属板501、台座503を有する。それぞれの形状、質量、結合箇所等を変更することで、共振周波数を設定することができる。また、1つの発信器及び受信器に2以上(複数)の共振周波数を持たせる構成にすることもできる。
例えば発信器101で220kHzの超音波を出力する場合、所望の周波数及びタイミングで発信波111が出力されるように、主制御部121から発信制御信号131を発信制御部122に送る。発信制御信号131には、発信器101を駆動する駆動信号132(本実施例では方形波とする)を送信するタイミング及び周波数を示す情報が含まれる。発信制御部122は発信制御信号131に基づいて、指定された周波数(この場合、220kHz)の方形波の駆動信号132を、指定されたタイミングで発信器101に送信する。駆動信号132によって、発信器101は220kHzの超音波を出力する。図2(a)に示すように、発信制御部122は、例えば周波数生成器321と増幅器322とを有する。周波数生成器321で所望の周波数の方形波を生成し、増幅器322で増幅して駆動信号132が生成される。
受信器102は発信器101が照射した超音波を受信可能である。受信器102は受信波112を受信して、検出信号134を演算部123へ送信する。演算部123は例えば増幅器332と積分器331とを有する。演算部123では検出信号134を増幅器332で増幅し、積分器331により積分して演算出力133を生成する。必要に応じて演算出力の波形を低域通過フィルタ等に通して、ノイズ低減を図ってもよい。駆動信号132、検出信号134、演算出力133の波形の一例を図2(c)に示す。演算出力133の波形は、低域通過フィルタを通した後のものである。
演算出力133は主制御部121へ送られる。主制御部121は、重送判別手段としての重送判別部124と、記録媒体判別手段としての坪量判別部125とを有する。主制御部121では、重送判別を行うときには第1の周波数を、記録媒体の坪量の判別を行うときには第2の周波数を、発信波111の周波数としてそれぞれ設定する。更に、第1の周波数が第2の周波数よりも高くなるように定める(理由は後述する)。例えば本実施例では、第1の周波数を220kHz、第2の周波数を40kHzとする。第1の周波数の発信波111を発信した場合には、演算出力133を重送判別部124に送り重送の判別を行う。第2の周波数の発信波111を発信した場合には、演算出力133を坪量判別部125に送り記録媒体の判別を行う。重送判別部124は図2(a)に示すように、例えばホールド・AD変換器341、基準値記憶部342、比較判別部343を有する。坪量判別部125は、例えばホールド・AD変換器351、基準値記憶部352、比較判別部353とを有する。
重送判別の場合、演算部123が演算出力133をホールド・AD変換器341に送り、ホールド・AD変換器341は、演算出力133を所定のホールドタイミングでホールドし、ホールドした値をAD変換する。基準値記憶部342には重送を判別するための閾値が記憶されており、比較判別部343は、AD変換された値と閾値とを比較し、重送を判別する。坪量判別の場合、演算部123が演算出力133をホールド・AD変換器351に送り、ホールド・AD変換器351は、演算出力133を所定のホールドタイミングでホールドし、ホールドした値をAD変換する。基準値記憶部352には記録媒体の坪量を判別するためのテーブル又は閾値が記憶されており、比較判別部353は、AD変換された値とテーブル又は閾値とを比較し、記録媒体の坪量を判別する。ホールド・AD変換器341、351のホールドタイミングは、駆動信号132を発信してから所定時間が経過した後のタイミングとする。ただし、重送判別と坪量判別とで、ホールドタイミングは異なってもよい。また、基準値記憶部342、352に記憶される閾値は1つであっても複数であってもよい。
発信器101及び受信器102が、第1の周波数と第2の周波数を共振周波数に持つ効果は次のとおりである。発信器101が第1の周波数及び第2の周波数の超音波を出力するときに必要なエネルギーを小さくできる。また、受信器102で受信するときに、所定の周波数(第1の周波数及び第2の周波数)以外の超音波の受信レベルが小さくなり、ノイズに対する感度を低く抑えられる。ただし、発信器101と受信器102とが、第1の周波数又は第2の周波数を共振周波数に持っていなくても、それぞれの周波数について発信及び受信を行うことができれば、重送判別及び坪量判別は可能である。
[重送及び坪量判別の制御処理]
図3は本実施例の重送及び坪量判別センサの制御フローチャートである。ステップ100(以下、S100のように記す)で主制御部121は、重送判別を行うために、記録紙Pが所定の位置にあるかを確認する。記録紙Pが所定の位置にある場合、S101で発信制御部122は第1の周波数の超音波を発信器101から発信する。S102で、そのときの受信波112を受信器102で受信し、演算部123は演算処理を行い、演算出力133を主制御部121に送る。S103で重送判別部124は、演算出力133に基づいて記録紙Pの重送を判別する。重送判別部124が重送を検知した場合は、S111で重送を知らせる信号(重送検出信号)を主制御部121に送信する。この信号の送信先は、重送防止手段であっても、ユーザに重送を知らせる操作パネルやLED等であってもよい。重送を知らせる信号を送信した後に制御フローを終了する。
図3は本実施例の重送及び坪量判別センサの制御フローチャートである。ステップ100(以下、S100のように記す)で主制御部121は、重送判別を行うために、記録紙Pが所定の位置にあるかを確認する。記録紙Pが所定の位置にある場合、S101で発信制御部122は第1の周波数の超音波を発信器101から発信する。S102で、そのときの受信波112を受信器102で受信し、演算部123は演算処理を行い、演算出力133を主制御部121に送る。S103で重送判別部124は、演算出力133に基づいて記録紙Pの重送を判別する。重送判別部124が重送を検知した場合は、S111で重送を知らせる信号(重送検出信号)を主制御部121に送信する。この信号の送信先は、重送防止手段であっても、ユーザに重送を知らせる操作パネルやLED等であってもよい。重送を知らせる信号を送信した後に制御フローを終了する。
S105で重送の検知を繰り返し行う場合、S100の処理に戻る。また、重送検知のみを行う場合にはS107で記録紙Pの坪量判別を行わずに、制御フローを終了する。S103で重送が検知されず、S108で記録紙Pが所定の位置に到達した場合は、記録媒体の坪量の判別を行う。S121で発信制御部122が第2の周波数の超音波を発信器101から出力する。S122で、そのときの受信波112を受信器102で受信し、演算部123は演算処理を行い、演算出力133を主制御部121に送る。S123で坪量判別部125は、演算出力133に基づいて記録紙Pの坪量を判別する。記録紙Pの坪量を判別した後に、S124で再び重送判別を行う制御フローに戻ってもよい。
S100、S108で主制御部121が行う記録紙Pが所定位置に到達したか否かの判断は、例えば重送判別部124により重送判別を行った後にクロック(不図示)等で所定時間をカウントして行う。もしくは、記録紙Pの位置(先端や後端)を検出するセンサがあれば、そのセンサ出力に基づいて判断することもできる。また、記録紙Pの坪量を判別した後に重送の検知を行うフローに戻ってもよい。この場合、記録紙Pの坪量判別を行う前後のタイミングで重送検知を行い、重送が検知された場合は、記録紙Pの坪量判別の結果を破棄してもよい。その理由は、記録紙Pが重送しているときに記録紙Pの坪量判別を行うと、適切な坪量を判別することができないからである。本構成により、記録紙Pの坪量判別を行っている前後で、記録紙Pが重送していない状態であるかを確認することもできる。
また、本実施例では第1の周波数の超音波を発信して重送判別を先に行い、重送がないことを確認した後に第2の周波数の超音波を発信して坪量判別を行う。これは、記録紙Pが重送している状態で記録媒体の坪量を判別すると、判別結果に誤りが生じやすくなるためである。従って、精度良く記録媒体の坪量を判別するためには、重送していない状態で超音波を照射する必要がある。重送判別を先に行うことで、坪量判別の誤りを防止する効果がある。ただし必要であれば、各々任意のタイミングで重送判別及び坪量判別を行ってもよい。また、本実施例では使用する周波数を2種類としたが、3種類以上の周波数の超音波を発信して重送判別又は坪量判別を行ってもよい。
図2(a)で、発信制御部122と演算部123は主制御部121の外側に構成されるが、発信制御部122と演算部123が主制御部121に含まれる構成としてもよい。また、重送判別部124及び坪量判別部125は主制御部121に含まれた構成であるが、それぞれの判別部は主制御部121の外側にあってもよい。ただし、この場合は、発信器101を制御する情報(発信波111の周波数及びタイミング)を主制御部121等から受信する手段を設ける必要がある。
[第1の周波数と第2の周波数について]
重送判別と坪量判別を行う際に、2つの異なる周波数(第1の周波数と第2の周波数)を用いる理由を以下に述べる。
重送判別と坪量判別を行う際に、2つの異なる周波数(第1の周波数と第2の周波数)を用いる理由を以下に述べる。
記録媒体の坪量を横軸に、坪量に対する演算出力133を縦軸にプロットした実験結果を図4(a)に示す。発信波111の周波数を40kHz、220kHz、300kHzの3パターンとし、記録紙Pの坪量を変更したときの演算出力133を測定した。発信波111の周波数が低い場合(40kHz)は演算出力133が坪量に対しておおよそ反比例している。従って、演算出力133から坪量を判別することができる。しかし、発信波111の周波数が高い場合(220kHz及び300kHz)、坪量の比較的大きな記録紙は振動が少なく、受信波112の振幅も小さくなる。坪量が比較的大きい領域で坪量が変化しても、演算出力133の変動は小さいため、坪量の判別が困難となる。例えば図4(a)において、発信波111の周波数が高い状態(220kHz及び300kHz)では、記録紙の坪量が160g/m2の場合と220g/m2の場合とを比較すると演算出力はほとんど変化しておらず判別は難しい。図4(a)に示す結果から、記録媒体の坪量を判別する際の発信波111は40kHz程度が適しているといえる。ただし本実施例の装置においては、人間に不快感を与えないように人間の可聴域(一般に約20kHz以下)より高い周波数領域の超音波を使用する。以上の結果より、本実施例では第2の周波数(坪量判別の際に発信する超音波の周波数)を40kHzとする。
図4(b−1)(b−2)に、搬送される記録紙Pが1枚のみ(通常)のときと、記録紙Pが2枚重なった状態(重送)のときの演算出力133を示す。横軸は時間を表す。発信波111の周波数が220kHzのときの結果が図4(b−1)、発信波111の周波数が40kHzのときの結果が図4(b−2)である。図4(b−1)(220kHz)では、通常(記録紙が1枚のみ)の場合は演算出力133が時間とともに増加するのに対し、重送の場合には演算出力が変動せず、横軸とほぼ重なっている。このため、ある閾値を設けて演算出力133と比較することで重送を容易に検知できる。一方、図4(b−2)(40kHz)では、通常(記録紙が1枚のみ)の場合と重送の場合とで演算出力は共に増加しており、重送判別が困難である。特に、坪量の小さい記録紙(60g/m2紙等)の場合、通常時と重送時の波形が似ており、重送は判別しにくい。
重送の場合、重なった記録紙の間に空気層が生じる。周波数が高いほど、超音波が伝わるときに空気層で振動が減衰する割合は大きくなる。従って、高い周波数(220kHz)のときは、通常の場合と重送の場合とで演算出力133が大きく変動するため、重送を容易に判別することができる。一方、低い周波数(40kHz)では空気層での減衰が小さいため、通常の場合と重送の場合とで演算出力133の変化は小さい。このため出力周波数が40kHzのときは、220kHzの場合と比べて重送判別が困難となる。
以上の結果より、記録媒体の坪量の判別を行う第2の周波数に対して、記録媒体の重送を判別する第1の周波数を異ならせることで、精度の高い重送判別及び坪量判別が可能となる。特に、第1の周波数を第2の周波数より高くすることで各々の判別に適した結果が得られる。本実施例では、第1の周波数は220kHz、第2の周波数は40kHzとする。
本実施例によれば、装置のサイズを大きくすることなく、かつ、低コストな構成で、記録媒体の重送及び坪量を判別できる。
[重送及び坪量判別装置]
図5に、実施例2の重送及び記録紙判別センサの制御部のブロック図を示す。実施例1と同様の構成には同一符号を付しその説明は省略する。本実施例では、受信器102からの検出信号134を演算処理するための演算部が2つ存在する。演算部801は演算出力811を重送判別部124へ、演算部802は演算出力812を坪量判別部125へ、それぞれ送信する。重送判別時と坪量判別時とで発信波111の周波数が異なり検出信号134も変化するため、それに対応させて演算部を2つに分けた構成とする。この結果、第1の周波数と第2の周波数の各々に対応した演算処理を並行して行うことができ、重送判別及び坪量判別の判別精度や判別速度を高めることができる。なお、演算部801、演算部802が主制御部821に含まれる構成としてもよい。
図5に、実施例2の重送及び記録紙判別センサの制御部のブロック図を示す。実施例1と同様の構成には同一符号を付しその説明は省略する。本実施例では、受信器102からの検出信号134を演算処理するための演算部が2つ存在する。演算部801は演算出力811を重送判別部124へ、演算部802は演算出力812を坪量判別部125へ、それぞれ送信する。重送判別時と坪量判別時とで発信波111の周波数が異なり検出信号134も変化するため、それに対応させて演算部を2つに分けた構成とする。この結果、第1の周波数と第2の周波数の各々に対応した演算処理を並行して行うことができ、重送判別及び坪量判別の判別精度や判別速度を高めることができる。なお、演算部801、演算部802が主制御部821に含まれる構成としてもよい。
本実施例によれば、装置のサイズを大きくすることなく、かつ、低コストな構成で、記録媒体の重送及び坪量を判別できる。
[画像形成装置への重送判別及び坪量判別の適用例]
図6は、実施例3の画像形成装置の一例を示す模式的断面図及びブロック図である。図6(a)に示す画像形成装置には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色に4つの画像形成部が配置される。各符号a、b、c、dは、それぞれY、M、C、Bk用であることを意味する。以下、a〜dの符号は省略して説明する。各々の画像形成部は、像担持体である感光ドラム915を帯電部913により一様に所定の電位に帯電し、帯電された感光ドラム915上にレーザスキャナユニット911により各色画像データに対応したレーザ光を照射して静電潜像を形成する。現像装置916のスリーブローラ914は、感光ドラム915上に形成された静電潜像をトナー画像として現像して顕像化する。クリーニング部917は、トナーの転写後に感光ドラム915上に残留したトナーを除去し、廃トナーユニット912に廃トナーを収納する。これら画像形成部に対向して中間転写体ユニットが配置される。中間転写体ユニットは中間転写ベルト901を備え、感光ドラム915上のトナー画像を中間転写ベルト901に一次転写する。中間転写ベルト901は、中間転写ベルト901を駆動する駆動ローラ9313、中間転写ベルト901に張力を与えるテンションローラ9311、記録紙Pに二次転写するための二次転写ローラ941を備える。9312は二次転写対向ローラである。
図6は、実施例3の画像形成装置の一例を示す模式的断面図及びブロック図である。図6(a)に示す画像形成装置には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色に4つの画像形成部が配置される。各符号a、b、c、dは、それぞれY、M、C、Bk用であることを意味する。以下、a〜dの符号は省略して説明する。各々の画像形成部は、像担持体である感光ドラム915を帯電部913により一様に所定の電位に帯電し、帯電された感光ドラム915上にレーザスキャナユニット911により各色画像データに対応したレーザ光を照射して静電潜像を形成する。現像装置916のスリーブローラ914は、感光ドラム915上に形成された静電潜像をトナー画像として現像して顕像化する。クリーニング部917は、トナーの転写後に感光ドラム915上に残留したトナーを除去し、廃トナーユニット912に廃トナーを収納する。これら画像形成部に対向して中間転写体ユニットが配置される。中間転写体ユニットは中間転写ベルト901を備え、感光ドラム915上のトナー画像を中間転写ベルト901に一次転写する。中間転写ベルト901は、中間転写ベルト901を駆動する駆動ローラ9313、中間転写ベルト901に張力を与えるテンションローラ9311、記録紙Pに二次転写するための二次転写ローラ941を備える。9312は二次転写対向ローラである。
画像形成装置の下部には記録紙Pが収納された給紙カセット903が配置される。記録紙Pの搬送経路921には、記録紙Pを給紙する給紙ローラ904、記録紙Pの先端を検出し画像形成プロセスのタイミングをはかるための紙先端位置検出センサ905を備える。更に、重送及び坪量判別センサ100、感光ドラム915上のトナー画像を中間転写ベルト901に転写するタイミングを合わせて記録紙Pを待機させるためのレジストローラ906を備える。記録紙Pが重送及び坪量判別センサ100を通過する際に、実施例1、2で説明した判別方法を用い重送を判別する。重送判別を行うタイミングは、給紙ローラ904で給紙を開始してから所定時間経過した後の所定タイミングとする。重送が検知された場合は可逆ローラ202を逆回転させ、給紙カセット903の最も上側にある記録紙以外が搬送されることを防止する。最も上側の記録紙は搬送ローラ201によって搬送方向へ送られる。
なお、重送検知後に行う処理は公知の技術である。他にも重送検知後に行う処理には、重送が検知された記録紙には画像形成を行わずに排紙する処理、重送が検知された記録紙は画像形成を中止する処理がありそれぞれ公知の技術である。
重送が検知されなかった場合、重送及び坪量判別センサ100は実施例1、2で説明した判別方法を用いて記録紙Pの坪量を判別する。記録紙Pの判別結果に基づき画像形成処理条件が設定される。坪量判別を行うタイミングは、給紙ローラ904により給紙が開始されてから所定時間経過した後とする。その後、二次転写ローラ941が中間転写ベルト901に形成された画像を記録紙Pに転写する。記録紙P上に転写された4色の各トナー画像を定着装置902が溶融定着させた後、定着された記録紙Pは機外に排出され画像形成動作が終了する。なお、上記の坪量判別を行うタイミングとしては、記録紙Pにトナー画像が転写される前であって、判別した坪量に応じて画像形成処理条件を設定可能なタイミングであり、画像形成装置の構成に応じて適宜設定可能である。
画像形成処理条件は坪量判別後に設定される。従って、現像や転写の条件を変更する場合には、記録媒体を判別して画像形成処理条件を変更した後に現像及び転写を行う構成にすればよい。
[画像形成装置と重送及び坪量判別動作]
次に図6(b)のブロック図について述べる。実施例1、2と同様の構成には同一符号を付し説明を省略する。重送が検知された場合には、主制御部1021は重送防止部1012を動作させて重送を解消させる。重送防止部1012は、前述したように可逆ローラ202を逆回転させる手段である。ただし、重送防止部1012として他の手段を用いてもよい。判別された記録紙Pの坪量に基づいて、主制御部1021は画像形成処理条件を設定する。画像形成処理条件は、現像条件、転写条件、定着条件及び搬送条件である。主制御部1021は各条件に基づいて現像部1001(スリーブローラ914等)、転写部1002(二次転写ローラ941等)、定着部1003(定着装置902)、搬送部1011(搬送ローラ201等)を制御する。また、実施例1、2では演算出力133に基づいて記録紙Pの坪量を判別したが、記録紙の坪量の判別を行わず、演算出力133に基づいて画像形成処理条件を直接設定するようにしてもよい。
次に図6(b)のブロック図について述べる。実施例1、2と同様の構成には同一符号を付し説明を省略する。重送が検知された場合には、主制御部1021は重送防止部1012を動作させて重送を解消させる。重送防止部1012は、前述したように可逆ローラ202を逆回転させる手段である。ただし、重送防止部1012として他の手段を用いてもよい。判別された記録紙Pの坪量に基づいて、主制御部1021は画像形成処理条件を設定する。画像形成処理条件は、現像条件、転写条件、定着条件及び搬送条件である。主制御部1021は各条件に基づいて現像部1001(スリーブローラ914等)、転写部1002(二次転写ローラ941等)、定着部1003(定着装置902)、搬送部1011(搬送ローラ201等)を制御する。また、実施例1、2では演算出力133に基づいて記録紙Pの坪量を判別したが、記録紙の坪量の判別を行わず、演算出力133に基づいて画像形成処理条件を直接設定するようにしてもよい。
本実施例の重送及び坪量判別センサの制御は、実施例1で説明した図3のS100〜S124までは同じ処理を行う。本実施例では、S124で主制御部1021が再度重送検知を行わないと判断した場合に、不図示のS225で判別された記録紙Pの坪量に対応して画像形成処理条件を設定し、不図示のS226で画像形成を行った後に処理を終了する。なお、坪量の判別を行うタイミングを、給紙ローラ904により給紙が開始されてから所定時間経過した後の所定のタイミングとしたが、紙先端位置検出センサ905により記録紙Pの先端位置を検出したタイミングに基づき決定してもよい。更に、坪量の判別が終わった後は、重送及び坪量判別センサ100で再び重送判別を行ってもよい。また、第1の周波数の発信波111で重送判別を先に行い、重送がないことを確認した後に第2の周波数の発信波111で坪量の判別を行ったが、重送判別及び坪量判別を必要に応じてそれぞれ任意のタイミングで行うこともできる。
本実施例によれば、装置のサイズを大きくすることなく、かつ、低コストな構成で、記録媒体の重送及び坪量を判別できる。
101 発信器
102 受信器
124 重送判別部
125 坪量判別部
102 受信器
124 重送判別部
125 坪量判別部
Claims (6)
- 2以上の異なる周波数の超音波を切り替えて照射可能な発信手段と、
前記発信手段が照射した周波数の超音波を受信可能な受信手段と、
前記発信手段から記録媒体に対して第1の周波数で超音波を照射したときに前記受信手段が受信した信号に基づき該記録媒体の重送を判別し、前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の超音波を記録媒体に照射したときに前記受信手段が受信した信号に基づき該記録媒体の坪量を判別する判別手段と、
を備えることを特徴とする判別装置。 - 前記第1の周波数は、前記第2の周波数よりも高いことを特徴とする請求項1に記載の判別装置。
- 前記発信手段は、前記第1の周波数の超音波を照射したあとに前記第2の周波数の超音波を照射することを特徴とする請求項1又は2に記載の判別装置。
- 記録媒体に対して前記第1の周波数で超音波を照射して、前記受信手段が受信した信号に基づき、前記判別手段が記録媒体の重送を判別したときは、前記発信手段は前記第2の周波数で超音波を照射しないことを特徴とする請求項3に記載の判別装置。
- 前記発信手段及び前記受信手段は、前記第1の周波数及び前記第2の周波数を共振周波数として有する圧電素子を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の判別装置。
- 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の判別装置を備えた画像形成装置であって、
記録媒体に画像を形成するための画像形成手段を有し、
前記判別装置によって判別された記録媒体の坪量に基づき前記画像形成手段の画像形成処理条件を変更することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009183290A JP2011037524A (ja) | 2009-08-06 | 2009-08-06 | 判別装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009183290A JP2011037524A (ja) | 2009-08-06 | 2009-08-06 | 判別装置及び画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011037524A true JP2011037524A (ja) | 2011-02-24 |
Family
ID=43765750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009183290A Withdrawn JP2011037524A (ja) | 2009-08-06 | 2009-08-06 | 判別装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011037524A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013040000A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Canon Inc | 記録材判別装置 |
JP2013044555A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Canon Inc | 超音波検知装置及び記録材判別装置及び画像形成装置 |
CN103010786A (zh) * | 2011-09-20 | 2013-04-03 | 株式会社Pfu | 介质输送装置以及介质的输送方法 |
JP2014024632A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Canon Inc | シート給送装置および画像形成装置 |
CN103625956A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 株式会社Pfu | 纸张输送装置以及卡纸判定方法 |
CN103625961A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 株式会社Pfu | 原稿输送装置以及卡纸判定方法 |
CN103625958A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 株式会社Pfu | 原稿输送装置和卡纸判定方法 |
CN103625955A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 株式会社Pfu | 纸张输送装置和叠送判定方法 |
JP2014043303A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Pfu Ltd | 用紙搬送装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
JP2014043351A (ja) * | 2013-10-25 | 2014-03-13 | Pfu Ltd | 用紙搬送装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
JP5579302B1 (ja) * | 2013-05-02 | 2014-08-27 | 株式会社Pfu | 原稿搬送装置 |
US8925921B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-01-06 | Pfu Limited | Paper conveying apparatus, abnormality detection method, and computer-readable, non-transitory medium |
US8995854B2 (en) | 2011-08-12 | 2015-03-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording material determination apparatus and image forming apparatus |
US20150177663A1 (en) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Grammage detection sensor for recording material and image forming apparatus |
WO2015097814A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 株式会社Pfu | 用紙搬送装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
US9599943B2 (en) | 2014-11-17 | 2017-03-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and recording material determination unit |
JP2019059606A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | キヤノン株式会社 | 重送検知装置、画像読取装置、重送検知方法 |
CN110787982A (zh) * | 2018-08-01 | 2020-02-14 | 精工爱普生株式会社 | 超声波装置 |
US10928765B2 (en) | 2019-03-26 | 2021-02-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus determining states of members, image forming method, and image forming system |
US11994817B2 (en) | 2020-12-17 | 2024-05-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
-
2009
- 2009-08-06 JP JP2009183290A patent/JP2011037524A/ja not_active Withdrawn
Cited By (41)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013040000A (ja) * | 2011-08-12 | 2013-02-28 | Canon Inc | 記録材判別装置 |
US8995854B2 (en) | 2011-08-12 | 2015-03-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Recording material determination apparatus and image forming apparatus |
JP2013044555A (ja) * | 2011-08-22 | 2013-03-04 | Canon Inc | 超音波検知装置及び記録材判別装置及び画像形成装置 |
CN103010786A (zh) * | 2011-09-20 | 2013-04-03 | 株式会社Pfu | 介质输送装置以及介质的输送方法 |
JP2013063843A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-11 | Pfu Ltd | 媒体搬送装置及び媒体の搬送方法 |
JP2014024632A (ja) * | 2012-07-26 | 2014-02-06 | Canon Inc | シート給送装置および画像形成装置 |
JP2014043303A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Pfu Ltd | 用紙搬送装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
CN103625955B (zh) * | 2012-08-24 | 2016-04-13 | 株式会社Pfu | 纸张输送装置和叠送判定方法 |
CN103625955A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 株式会社Pfu | 纸张输送装置和叠送判定方法 |
JP2014043298A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Pfu Ltd | 用紙搬送装置、重送判定方法及びコンピュータプログラム |
CN103625961A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 株式会社Pfu | 原稿输送装置以及卡纸判定方法 |
CN103625961B (zh) * | 2012-08-24 | 2017-08-01 | 株式会社Pfu | 原稿输送装置以及卡纸判定方法 |
JP2014043292A (ja) * | 2012-08-24 | 2014-03-13 | Pfu Ltd | 用紙読取装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
US8764010B2 (en) | 2012-08-24 | 2014-07-01 | Pfu Limited | Paper conveying apparatus, multifeed detection method, and computer-readable, non-transitory medium |
CN103625956B (zh) * | 2012-08-24 | 2016-08-31 | 株式会社Pfu | 纸张读取装置以及卡纸判定方法 |
US8827268B2 (en) | 2012-08-24 | 2014-09-09 | Pfu Limited | Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium |
US8833763B2 (en) | 2012-08-24 | 2014-09-16 | Pfu Limited | Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium |
US8840108B2 (en) | 2012-08-24 | 2014-09-23 | Pfu Limited | Paper reading apparatus, jam detection method, and computer-readable, non-transitory medium |
CN103625958A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 株式会社Pfu | 原稿输送装置和卡纸判定方法 |
JP2015037982A (ja) * | 2012-08-24 | 2015-02-26 | 株式会社Pfu | 原稿搬送装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
CN103625956A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 株式会社Pfu | 纸张输送装置以及卡纸判定方法 |
US8925921B2 (en) | 2012-09-14 | 2015-01-06 | Pfu Limited | Paper conveying apparatus, abnormality detection method, and computer-readable, non-transitory medium |
JP5579302B1 (ja) * | 2013-05-02 | 2014-08-27 | 株式会社Pfu | 原稿搬送装置 |
JP2014043351A (ja) * | 2013-10-25 | 2014-03-13 | Pfu Ltd | 用紙搬送装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
US20150177663A1 (en) * | 2013-12-19 | 2015-06-25 | Canon Kabushiki Kaisha | Grammage detection sensor for recording material and image forming apparatus |
US9383704B2 (en) * | 2013-12-19 | 2016-07-05 | Canon Kabushiki Kaisha | Grammage detection sensor for recording material and image forming apparatus |
CN105849018B (zh) * | 2013-12-26 | 2018-04-10 | 株式会社Pfu | 纸张输送装置和卡纸判定方法 |
JP6026019B2 (ja) * | 2013-12-26 | 2016-11-16 | 株式会社Pfu | 用紙搬送装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
CN105849018A (zh) * | 2013-12-26 | 2016-08-10 | 株式会社Pfu | 纸张输送装置、卡纸判定方法以及计算机程序 |
US9745160B2 (en) | 2013-12-26 | 2017-08-29 | Pfu Limited | Paper conveying apparatus, jam detection method, and computer program |
WO2015097814A1 (ja) * | 2013-12-26 | 2015-07-02 | 株式会社Pfu | 用紙搬送装置、ジャム判定方法及びコンピュータプログラム |
US9599943B2 (en) | 2014-11-17 | 2017-03-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and recording material determination unit |
US9977390B2 (en) | 2014-11-17 | 2018-05-22 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus and recording material determination unit |
JP2019059606A (ja) * | 2017-09-27 | 2019-04-18 | キヤノン株式会社 | 重送検知装置、画像読取装置、重送検知方法 |
JP7023651B2 (ja) | 2017-09-27 | 2022-02-22 | キヤノン株式会社 | 重送検知装置、画像読取装置、重送検知方法 |
CN110787982A (zh) * | 2018-08-01 | 2020-02-14 | 精工爱普生株式会社 | 超声波装置 |
US11180333B2 (en) | 2018-08-01 | 2021-11-23 | Seiko Epson Corporation | Ultrasonic device |
US10928765B2 (en) | 2019-03-26 | 2021-02-23 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus determining states of members, image forming method, and image forming system |
US11442387B2 (en) | 2019-03-26 | 2022-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus determining states of members, image forming method, and image forming system |
US11822276B2 (en) | 2019-03-26 | 2023-11-21 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus determining states of members, image forming method, and image forming system |
US11994817B2 (en) | 2020-12-17 | 2024-05-28 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2011037524A (ja) | 判別装置及び画像形成装置 | |
US9052664B2 (en) | Recording material determination apparatus and image forming apparatus | |
JP5496225B2 (ja) | 超音波制御装置及び記録材判別装置 | |
JP5561954B2 (ja) | 記録媒体の坪量検知センサ、及び画像形成装置 | |
JP4124167B2 (ja) | 給紙装置 | |
JP2012025492A (ja) | 記録材判別装置及び画像形成装置 | |
JP6003414B2 (ja) | 重送検知装置および画像形成装置および重送検知方法 | |
JP7327015B2 (ja) | 検査装置、制御方法、シート搬送装置、印刷装置及び画像読取装置 | |
JP6598609B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5855168B2 (ja) | 記録媒体の坪量検知センサ、及び画像形成装置 | |
JP5831080B2 (ja) | 重送検知装置及び画像形成装置 | |
US20200310315A1 (en) | Image forming apparatus | |
JP6463090B2 (ja) | 画像形成装置及び記録材判別ユニット | |
JP7371392B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5665517B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2014101163A (ja) | 画像形成装置及び記録材有無検知装置 | |
JP2006124063A (ja) | シートの重送検知装置、画像形成装置及び原稿搬送装置 | |
JP7362356B2 (ja) | 記録材判別装置及び画像形成装置 | |
JP2005178930A (ja) | 重送検知方法及び画像形成装置 | |
JP6399747B2 (ja) | 超音波センサ及び画像形成装置 | |
JP2021031247A (ja) | シート搬送装置およびプログラム | |
JP2020186123A (ja) | 原稿搬送装置及び画像形成装置 | |
JPH1124506A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2011186077A (ja) | 画像形成装置及びプログラム | |
JP2002347977A (ja) | 用紙搬送装置及びそれを用いた画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120208 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20121106 |