JP6463090B2 - 画像形成装置及び記録材判別ユニット - Google Patents

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本発明は、記録材の坪量を精度良く検知するための技術に関するものである。
従来、複写機、プリンタ等の画像形成装置において、画像形成装置の内部に記録材の種類を判別するためのセンサを備えているものがある。これらの装置では、自動的に記録材の種類を判別し、判別結果に応じて転写条件(例えば転写電圧や転写時の記録材の搬送速度)や定着条件(例えば定着温度や定着時の記録材の搬送速度)を制御している。
特許文献1には、記録材に超音波を送信して、記録材を介して減衰した超音波を受信することで、記録材の坪量を検知する超音波センサを備えた画像形成装置が記載されている。この画像形成装置では、超音波センサによって検知された記録材の坪量に応じて転写条件や定着条件等の画像形成条件を制御している。また、検知結果を転写条件にフィードバックさせるため、超音波センサは記録材に画像を転写する転写部よりも搬送方向において上流側に配置されている。
特開2009−29622号公報
ところで、転写部によって記録材に画像を転写する際に、記録材にループを形成する制御が従来から知られている。より詳細には、記録材の搬送方向において転写部よりも上流側に位置する搬送部が、転写部よりも速い速度で記録材を転写部へと搬送し、搬送部と転写部によって記録材にループを形成する。このように記録材にループを形成する理由は、転写部によって記録材に画像を転写している最中に、記録材が搬送部から引っ張られてしまうと、転写中の記録材の速度が変動して転写中の画像に弊害が生じる可能性があるためである。一方、記録材にループが形成されると記録材の姿勢が大きく変化し、超音波センサの検知結果に影響を及ぼす可能性がある。そして、誤った検知結果に基づいて画像形成条件を設定した場合、画像品位が劣化してしまう可能性がある。
本発明の目的は、記録材にループを形成する制御を実行する場合であっても、精度良く記録材の坪量を検知し、高品位な画像を形成することができる画像形成装置を提供することである。
上記の目的を達成するための本発明の画像形成装置は、記録材に画像を形成する画像形成装置において、超音波を送信する送信部と、前記送信部から送信された超音波を受信する受信部を備える超音波検知部と、前記超音波検知部よりも記録材の搬送方向において上流側に配置され、前記送信部と前記受信部の間に向けて記録材を搬送する第一の搬送部と、前超音波検知部よりも前記搬送方向において下流側に配置され、前記第一の搬送部によって搬送された記録材を搬送する第二の搬送部であって、前記第一の搬送部よりも遅い速度で記録材を搬送することで記録材にループを形成する前記第二の搬送部と、前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成されない期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づき、前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成される期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づくことなく、記録材に対する画像形成条件を制御する制御部を有することを特徴とする。
本発明によれば、記録材にループを形成する制御を実行する場合であっても、精度良く記録材の坪量を検知し、高品位な画像を形成することができる画像形成装置を提供することが可能となる。
本発明の実施例における画像形成装置の構成図 本発明の実施例における記録材判別ユニット坪量検知部に関するブロック図 本発明の実施例における記録材の搬送位置を示した図と、記録材の搬送位置と超音波による検知結果の関係を示す図 本発明の実施例1におけるタイミングチャート 本発明の実施例1におけるフローチャート 本発明の実施例2と実施例3における表面性検知部に関するブロック図 本発明の実施例2における坪量検知部と表面性検知部の配置関係を示す図 本発明の実施例2におけるタイミングチャート 本発明の実施例2におけるフローチャート 本発明の実施例3における記録材の搬送速度と超音波による検知結果の関係を示す図 本発明の実施例3におけるタイミングチャート 本発明の実施例3におけるフローチャート 本発明の他の実施例における記録材判別ユニットのブロック図
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する。なお、以下に示す実施例は一例であって、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施例が適用可能である電子写真方式の画像形成装置について概略を説明する。図1は、中間転写ベルト17を採用し、記録材Pに画像を形成するための画像形成部50を有する画像形成装置1の概略構成図である。
装置1は、タンデム式のカラーレーザビームプリンタであり、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の現像剤であるトナーを重ね合わせることでカラー画像を出力できるように構成されている。収容部の一例である2は記録材Pを収容するカセットである。装置1には、カセット2から記録材Pを供給する供給ローラ4、ローラ4によって供給された記録材Pを搬送する搬送ローラ対5、レジストレーションローラ対6が設けられている。ローラ対6の近傍には、記録材Pの先端及び後端を検知し、記録材Pの先端の位置を監視する監視部の一例であるレジストレーションセンサ34が設けられている。
11(11Y、11M、11C、11K)は各色のトナーを担持する感光ドラムである。12(12Y、12M、12C、12K)はドラム11を一様に所定の電位に帯電するための各色の帯電ローラである。13(13Y、13M、13C、13K)は、各色に対応するレーザスキャナである。14(14Y、14M、14C、14K)は、スキャナ13によってドラム11上に形成された静電潜像を可視化するためのプロセスカートリッジである。15(15Y、15M、15C、15K)は、カートリッジ14内のトナーをドラム11に送り出す現像ローラである。16(16Y、16M、16C、16K)は、ドラム11上に形成した画像をベルト17に一次転写する一次転写ローラである。ベルト17は、18の駆動ローラによって駆動され回転する。19は、ベルト17上に形成された画像を記録材Pに転写するための二次転写ローラである。ローラ18と19はニップ部を形成し、そのニップ部で記録材を挟持搬送しながら、ベルト17に形成された画像が記録材に転写される。これらは記録材Pに画像を二次転写する転写部の一例である。定着器20は、記録材Pを搬送させながら、記録材Pに二次転写されたトナー画像を溶融定着させる定着部の一例である。以上説明したドラム11から定着器20までが、画像形成部50の一例を構成している。
21は、定着器20によって定着が行われた記録材Pを装置1の外部へ排出する排出ローラである。また、記録材Pの搬送路に沿って配置されたローラ4、ローラ対5、6、ローラ18、19、定着器20、ローラ21と、これらを駆動する不図示のモータは、記録材を搬送する搬送部の一例を構成している。30は搬送されてきた記録材Pの種類を判別する記録材判別ユニットである。ユニット30は、記録材Pの坪量を検知する坪量検知部31を有する。坪量検知部31は、超音波送信部31a、及び、超音波受信部31bから構成されている。ユニット30ユニット30は、検知部31によって検知された坪量に従って、記録材Pの種類を判別する。制御部10は、CPU(不図示)等を備えたMPU(不図示)で構成され、装置1の制御を司る機能を備えている。また、制御部10は、電子写真プロセスの制御を行い、ユニット30によって検知された情報を下に記録材Pの種類を判別する判別部でもある。制御部は判別した記録材Pの種類に応じた印刷モードを決定し、様々な画像形成条件の制御を行う。ここでいう画像形成条件とは、例えば記録材Pの搬送速度、ローラ16や19に印加する電圧値、定着器20で記録材Pに画像を定着する際の温度等である。さらに制御部10は、画像形成条件として画像を転写する際におけるローラ16や19の回転速度を制御してもよい。さらに制御部10は、画像形成条件として画像を定着する際における定着器20が有する定着ローラの回転速度を制御してもよい。
本実施例における記録材の種類を判別するユニット30について、図2を用いて詳細に説明する。図2は検知部31で構成されているユニット30のブロック図である。
図2の検知部31は、超音波を送信する送信部31aと、超音波を受信する受信部31bから構成される。送信部31aと受信部31bは対向して配置されている。記録材Pが送信部31aと受信部31bの間に搬送されると、制御部10から送信制御部42へ超音波の送信を開始する信号を出力する。ここで、送信部31aと受信部31bの間(検知部31による検知位置)とは、送信部31aから送信された超音波が通過する位置である。送信部31aは制御部42の制御に従い、特定の周波数の超音波を記録材Pに向けて送信する。受信部31bは記録材Pを透過した超音波を受信する役割を担う。受信検知部43は、受信部31bが受信した超音波に応じて出力される信号のピーク値を、制御部10に受信信号101として出力する。制御部10は受信した信号101から記録材Pの坪量を検知する。検知結果が得られれば制御部10から制御部42へ超音波の送信を停止する信号を出力する。そして例えば、制御部10は検知した記録材Pの坪量が小さい場合、記録材Pの種類を薄紙であると判別し、記録材Pの坪量が大きい場合、記録材Pの種類を厚紙であると判別する。
記録材Pを透過してきた超音波は、記録材Pの坪量に応じて波形のピーク値が減衰する。例えば、坪量が小さい記録材P(薄紙)の場合は超音波のピーク値が大きく、坪量が大きい記録材P(厚紙)の場合は超音波のピーク値が小さくなる。制御部10が検知された坪量に応じて定着器20の定着温度を適切に設定することで以下の効果がある。例えば、薄紙のような坪量が小さい記録材Pの場合、定着温度を低めに設定することで必要な電力が低減され、逆に厚紙のような坪量が大きい記録材Pの場合、定着温度を高めに設定したり記録材Pの搬送速度を遅くしたりすることで定着性が向上される。このように、制御部10は坪量の検知結果に基づき装置1の画像形成条件を制御する。また、制御部10は記録材Pの坪量を検知することなく、信号101の値から直接的に装置1の画像形成条件を制御してもよい。
次に、検知部31が記録材Pを検知する期間について説明する。図3は搬送部であるローラ対6と転写部であるローラ19の間における記録材Pの搬送位置を示している。図3(a)で示すように記録材Pの先端(記録材Pの搬送方向において下流側の端部)がローラ19(ローラ18と19のニップ部)に到達する前は記録材Pにループが形成されない。このとき、記録材Pはローラ対6によって搬送され、搬送ガイド52に押し当てられることで搬送位置が安定する。一方、図3(b)で示すように記録材Pの先端がローラ19に到達した後は記録材Pにループが形成される。記録材Pがローラ対6とローラ19の両方によって搬送される際に、記録材Pが下流側のローラ19によって引っ張られると、転写中の記録材の速度が変動して画像品質が低下する場合がある。そこでローラ対6の回転速度をローラ19に比べて速くすることで、記録材Pにループを形成し、引っ張りを抑制する。しかしながら、ローラ対6やローラ19には公差ばらつきや経時変化による摩耗があるため、ローラ径が変化し、常に同じループが形成されるわけではない。そのため、図3(b)で示される通り、大きいループが形成される場合もあるし、小さいループが形成される場合もある。
図3(c)は記録材Pの搬送位置と検知部43によって出力された信号101の関係を示したグラフである。記録材Pが搬送ガイド51に近い位置(端部61)又はガイド52に近い位置(端部62)に搬送される場合に比べ、記録材Pがガイド51と52の中心部に近い位置に搬送される場合の信号101の値は小さい。したがって、搬送経路内でループが形成されると記録材Pの搬送位置が変化するため、検知部31の検知結果もばらつくことになる。
以上のことから、検知部31の好ましい検知期間としては、記録材Pの搬送位置が安定している期間となる。すなわち、記録材Pにループが形成されていない期間である。本実施例では一例として、記録材Pの先端が送信部31aと受信部31bの間を通過してから、記録材Pの先端がローラ19に到達するまでの期間で検知を行う場合を説明している。しかし、記録材Pの搬送位置が安定し、記録材Pにループが形成されていない期間であればよいため、これに限定されない。例えば、記録材Pの後端(記録材Pの搬送方向において上流側の端部)がローラ対6を通過してから、記録材Pの後端が送信部31aと受信部31bの間に到達するまでの期間であってもよい。したがって、記録材Pがローラ対6とローラ19のいずれか一方によって搬送され、他方によって搬送されていない期間である。
本実施例における検知部31の検知期間について、図4のタイミングチャートを用いて説明する。図4のタイミングチャートは記録材Pの先端がセンサ34を通過してから定着器20に到達するまでの期間を示したものである。本実施例においては、この期間において記録材Pを一定の速度で搬送している。検知部31の好ましい検知期間は前述したように、記録材Pの搬送位置が安定している期間であり、記録材Pの先端が送信部31aと受信部31bの間を通過してから、記録材Pの先端がローラ19に到達するまでの期間が該当する。図4のタイミングチャートでは図4(a)から図4(b)の期間が該当する。ここで、図4(a)のタイミングとは、記録材Pの先端が送信部31aと受信部31bの間(検知部31による検知位置)に到達したタイミングを示す。また、図4(b)のタイミングとは、記録材Pの先端がローラ19に到達したタイミングを示す。ちなみに、図4(c)のタイミングとは、記録材Pの先端が定着器20に到達したタイミングを示す。
次に、記録材Pの先端の位置を監視する方法と、搬送系の配置位置の関係について説明する。本実施例では記録材Pの先端の位置はセンサ34及びパルスモータ(不図示)、制御部10を用いて監視している。パルスモータのステップ数と回転距離は比例関係にあるため、カウントしたステップ数からローラ対6通過後に記録材Pが進んだ距離が予測できる。本実施例では記録材Pの先端がローラ対6を通過した位置を基準として、送信部31aと受信部31bの間に到達するまでに100ステップが必要であり、ローラ19に到達するまでに300ステップが必要と仮定した。また、記録材Pの先端が定着器20に到達するまでに500ステップが必要と仮定した。これらのステップ数は一例であり、使用するパルスモータとローラ対6の径等から制御部10が算出する。また、モータはパルスモータに限定されない。なお、記録材Pの先端の位置を監視する方法としてパルスモータのステップ数を用いた方法を説明したが、これに限定されるものではない。記録材Pの先端が送信部31aと受信部31bの間に到達したか否かを判断できればよいため、センサ34の出力が変動してから所定時間後に計測を開始するといった、時間による管理も可能である。また、検知部31による検知は100ms行うと仮定した。なお、ローラ19に到達するまでに検知が終了すればよく、検知期間は100msに限定されない。
本実施例における制御部10による制御シーケンスについて、図5のフローチャートについて説明する。図5のフローチャートに基づく制御は、制御部10が不図示のROM等に記憶されているプログラムに基づき実行する。制御部10はまず印刷指示を受信後、カセット2からの記録材Pの供給及び画像形成動作の開始を指示する(S501)。この指示に従って、ローラ4によってカセット2から記録材Pが供給され、その後記録材Pはローラ対5、ローラ対6を通過する。記録材Pの先端がローラ対6を通過するタイミングで、センサ34の出力が変化し(S502)、それを起点として制御部10はパルスモータ(不図示)のステップ数のカウントを開始する(S503)。S503では制御部10内に存在するタイマーカウントもリセットしておく。センサ34の出力が変化したタイミング(T=0)から100ステップを経過後(S504)、制御部10は記録材Pの先端が送信部31aと受信部31bの間に到達したと判断し、検知部31による検知動作の開始を指示する(S505)。検知部31による検知は100ms行い(S506)、終了する(S507)。検知部31によって得られた検知結果を基に、制御部10は記録材Pの種類を判別し、判別した種類に応じて画像形成条件を決定して終了する(S510)。
さらに、精度の良い検知結果を得るために、記録材Pの先端がローラ19に到達した後は前述した理由により検知部31による検知を行わない。また、カセット2から記録材Pを供給する場合について説明したものの、装置1に着脱可能なオプション装置(不図示)から記録材Pを供給してもよい。
本実施例によれば、前述のような構成と動作によって、次のような効果がある。記録材Pの搬送位置が安定した期間で検知を行うことで記録材Pの坪量の検知精度を向上することが可能となる。また、記録材Pの坪量の検知精度の向上によって適切な印刷モードを設定することができ、形成される画像品位を向上させることが可能となる。
また、本実施例において、搬送部と転写部の間に記録材Pのループ量を検知するループセンサを別途設ける構成が考えられる。ループセンサによって記録材Pのループ量を所定の値に保ち、その状態で検知部31による検知を行えば、理論上同じ坪量をもつ記録材Pならば同じ検知結果が得られるはずである。しかしながらこの構成は、新たにループセンサを設ける必要があり、コストアップにつながる。本実施例によれば、ループセンサを設けることなく、余計なコストアップをせずに、記録材Pの坪量を検知することができる。なお、この記載は本実施例においてループセンサを設けてはいけないことを規定するものではない。
本実施例では記録材判別ユニット30が記録材Pの坪量を検知する検知部31に加えて、記録材Pの表面性を検知する表面性検知部32を有する構成について説明する。主な部分の説明は実施例1と同様であり、ここでは実施例1と異なる部分のみを説明する。
本実施例における記録材の種類を判別するユニット30について詳細に説明する。ユニット30は実施例1と同様に図2で示された検知部31を有している。ユニット30はさらに検知部32を有し、図6は検知部32で構成されているユニット30のブロック図である。
図6の検知部32は、照射部32a、結像部32b、撮像部32cから構成される。照射部32aは記録材Pの表面に光を照射する。結像部32bは、照射部32aから照射されて記録材Pの表面で反射した反射光を結像する。撮像部32cは、結像部32bにより結像された光を受光する受光部であって、受光した光を画像として撮像する。記録材Pが一定の速度で検知部32による検知位置まで搬送されてくると、制御部10から照射制御部44へ光の照射を開始する信号を出力する。ここで、検知部32による検知位置とは、照射部32aからの光が照射可能な位置である。照射部32aは制御部44の制御にしたがって記録材Pの表面に光を照射する。記録材Pへの焦点距離を合わせるために、記録材Pは裏面を搬送コロ70等の部品で押しつけられて搬送位置が固定されるような構成になっている。コロ70は光が照射される面とは反対側の面において、光が照射されている記録材と接触する接触部材の一例である。また、コロ70は光が照射される領域を裏側から押さえている。記録材Pは図の矢印Aの方向に沿って搬送され、コロ70は記録材Pが搬送されることに伴って図の矢印Bの方向に回転する。記録材Pに照射された光は、結像部32bを介し、撮像部32cによって画像として撮像される。本実施例においては、撮像部32cとして記録材の幅方向にのびたラインセンサを用いる。ラインセンサを用いることによって、記録材Pを搬送しながら画像の撮像を行うことが可能である。撮像された画像は記録材Pの表面の画像であり、画像検知部45へ出力される。画像検知部45は画像のデータに応じて受信信号102を制御部10に出力する。ここで受信信号102は例えば、画像のデータに含まれる最大濃度値と最小濃度値の差分など、表面性に関する情報であればよい。制御部10は受信した信号102から記録材Pの表面性を検知する。検知結果が得られれば制御部10から制御部44へ光の照射を停止する信号を出力する。そして例えば、制御部10は検知した記録材Pの表面が粗い場合、記録材Pの種類をラフ紙であると判別し、記録材Pの表面が滑らかである場合、記録材Pの種類をコート紙であると判別する。
撮像される画像は、記録材Pの表面性(凹凸)の違いによって変化する。例えば、表面が粗い記録材P(ラフ紙)の場合は照射した光によって影の割合が多い画像となる。一方、表面が比較的平滑な記録材P(コート紙)の場合は影の少ない画像となる。コート紙のような表面性が平滑な記録材Pは抵抗値が比較的低く、ラフ紙のような粗い記録材に比べてトナー剤を転写するために多くの転写電流や高い転写電圧が必要となる。このため、表面性の検知結果に応じて制御部10が転写電流や転写電圧を制御することも画質の向上に有効である。このように、制御部10は表面性の検知結果に基づき装置1の画像形成条件を制御する。また、制御部10は記録材Pの表面性を検知することなく、信号102の値から直接的に装置1の画像形成条件を制御してもよい。
次に、検知部32が記録材Pを検知する期間について説明する。図7に示す通り、本実施例において検知部31と検知部32は記録材Pの搬送方向と直交する方向(記録材Pの幅方向)において並んで配置されている。さらに、検知部32は前述したように記録材Pを裏面からコロ70等の部品で抑えているため、ループの影響は受けにくい。一方、撮像部32cであるラインセンサによって安定した画像を撮像するためには、撮像の対象である記録材Pの搬送速度が一定の速度であることが好ましい。以上のことから、検知部32の好ましい検知期間としては、ループの有無に依らず、記録材Pの搬送速度が一定の速度である期間となる。
本実施例における検知部31と検知部32の検知期間について、図8のタイミングチャートを用いて説明する。図8のタイミングチャートは記録材Pの先端がセンサ34を通過してから定着器20に到達するまでの期間を示したものである。本実施例においては、この期間において記録材Pを一定の速度で搬送している。検知部31の好ましい検知期間は実施例1と同様である。検知部32については、記録材Pの搬送速度が一定であるため特に検知期間は限定されず、検知部32による検知位置に記録材Pが存在する期間であればよい。図8においては送信部31aと受信部31bの間(検知部31による検知位置)と検知部32による検知位置が記録材Pの搬送方向においてほぼ同じ位置にあるとして、検知部32による検知期間を図8(a)から図8(c)の期間としている。ここで、図8(a)、図8(b)、図8(d)はそれぞれ図4(a)、図4(b)、図4(c)と同じタイミングを示す。また、図8(c)のタイミングとは、記録材Pの後端が送信部31aと受信部31bの間(検知部31による検知位置)に到達したタイミングを示す。また、図8(a)から図8(c)の期間は、記録材Pにループが形成されている期間を含んでいる。このように、ループ制御を実行している期間は一時的に記録材Pの搬送速度が変化しているが、誤差程度の変化であるため、検知部32の検知精度にほとんど影響を与えない。そのため、本実施例においては、ループ制御を実行している期間も記録材Pが一定の速度で搬送されていると考えることができる。
また、検知部31による検知は100ms行うと仮定した。なお、ローラ19に到達するまでに検知が終了すればよく、検知期間は100msに限定されない。また、検知部32による検知は150ms行うと仮定した。本実施例においては、このように検知部32が記録材Pを検知する時間を可能な限り長く確保することにより、より多くの画像データを取得することができ、結果として検知部32による表面性の検知精度の向上につながる。なお、記録材Pの後端が送信部31aと受信部31bの間に到達するまでに検知が終了すればよく、検知期間は150msに限定されない。例えば、制御をより簡単にするために、検知部31と時間をそろえて、検知部32による検知を100ms行うとしてもよい。
本実施例における制御部10による制御シーケンスについて、図9のフローチャートについて説明する。図9のフローチャートに基づく制御は、制御部10が不図示のROM等に記憶されているプログラムに基づき実行する。S501乃至S504までの制御は図5と同様の制御を行う。センサ34の出力が変化したタイミング(T=0)から100ステップを経過後(S504)、制御部10は記録材Pの先端が送信部31aと受信部31bの間に到達したと判断し、検知部31と検知部32による検知動作の開始を指示する(S601)。検知部31による検知は100ms行い(S602)、終了する(S603)。検知部32による検知は150ms行い(S604)、終了する(S605)。検知部31と検知部32によって得られた検知結果を基に、制御部10は記録材Pの種類を判別し、判別した種類に応じて画像形成条件を決定して終了する(S606)。
本実施例によれば、前述のような構成と動作によって、実施例1の効果に加えて次のような効果がある。すなわち、記録材Pの坪量だけでなく表面性も検知することで、より詳細に記録材Pの種類を判別することが可能となる。さらに、搬送コロによって記録材Pを抑えることでループの影響を受けにくくし、検知部32による検知時間を長くすることができる。その結果、検知部32による記録材Pの表面性の検知精度が向上する。
本実施例では記録材Pの搬送速度が加減速される場合における、検知部31と検知部32の検知期間について説明する。主な部分の説明は実施例1又は実施例2と同様であり、ここでは実施例1又は実施例2と異なる部分のみを説明する。
記録材Pの搬送速度の加減速は、紙間(先行紙の後端と後続紙の先端までの距離)のばらつきを制御し、記録材Pが二次転写される書き出し位置を合わせるために行われる。これにより得られる効果として、紙間を短くすることによるスループットの向上や、記録材Pへの画像形成位置の精度を高めることができる。
記録材Pの搬送速度と超音波による検知部43の検知結果(受信信号101)の関係について図10を用いて説明する。図10(a)、図10(b)、図10(c)ではローラ対6によって記録材Pが一定の速度で搬送され、記録材Pの先端がローラ19に到達する前に測定された結果を示す。図10(a)、図10(b)、図10(c)の結果からわかるように搬送速度を変化させない場合は、それぞれの検知部43の検知結果(受信信号101)にほとんど差がないことがわかる。一方、図10(d)、図10(e)はローラ対6によって記録材Pの搬送速度が加速又は減速されながら搬送され、記録材Pの先端がローラ19に到達する前に測定された結果を示す。先述した図10(a)、図10(b)、図10(c)の場合と比較しても検知結果はほぼ同等である。このように、記録材Pの先端がローラ19に到達するまでは搬送位置が安定するため、搬送速度が加減速されても検知結果に影響しないことがわかる。以上のことから、前述したように検知部31の好ましい検知期間としては、搬送速度の加減速に依らず、記録材Pの搬送位置が安定している期間となる。一方、検知部32の好ましい検知期間としては、前述した通り、記録材Pの搬送速度が一定の速度である期間となる。
本実施例における検知部31と検知部32の検知期間について、図11のタイミングチャートを用いて説明する。図11のタイミングチャートは記録材Pの先端がセンサ34を通過してから定着器20に到達するまでの期間を示したものである。本実施例においては、この一部の期間において記録材Pの搬送速度を加速又は減速させながら記録材Pを搬送している。検知部31の好ましい検知期間は前述したように、搬送速度の加減速に依らず、記録材Pの搬送位置の安定している期間であり、記録材Pの先端が送信部31aと受信部31bの間を通過してから、記録材Pの先端がローラ19に到達するまでの期間が該当する。図11のタイミングチャートでは図11(a)から図11(c)の期間が該当する。ここで、図11(a)と図11(c)はそれぞれ図8(a)と図8(b)と同じタイミングを示す。したがって、搬送速度の加減速がある場合も検知部31の検知期間は実施例2と同様である。
また、検知部32の好ましい検知期間は前述したように、記録材Pが一定の速度で搬送されている期間である。そのため、図11のタイミングチャートでは図11(b)から図11(d)の期間が該当する。ここで、図11(b)のタイミングとは、記録材Pに対する加減速制御が終了したタイミングを示す。また、図11(d)は図8(c)と同じタイミングを示す。図11においても実施例2と同様に、送信部31aと受信部31bの間(検知部31による検知位置)と検知部32による検知位置が記録材Pの搬送方向においてほぼ同じ位置にあるとして、検知部32による検知期間を定義している。また、本実施例では検知部32による検知位置から定着器20までの距離よりも記録材Pの搬送方向における長さが短い場合について説明した。一方、その距離よりも長い記録材Pが搬送される場合、記録材Pの後端が検知部32による検知位置に到達するタイミング(図11(d))よりも記録材Pの先端が定着器20に到達するタイミング(図11(e))の方が早くなる。その場合、検知部32による検知期間は、図11(b)から図11(e)となる。すなわち、記録材Pの加減速制御が終了してから、記録材Pの後端が検知部32による検知位置に到達するまでの期間、または記録材Pの加減速制御が終了してから、記録材Pの先端が定着器20に到達するまでの期間のいずれか短い方の期間が該当する。なお、検知部32による検知は100ms行うと仮定した。しかしながら、検知期間は100msに限定されず、上記のいずれか短い方の期間、またはそれよりもさらに短い期間に検知を終了できればよい。
本実施例における制御部10による制御シーケンスについて、図12のフローチャートについて説明する。図12のフローチャートに基づく制御は、制御部10が不図示のROM等に記憶されているプログラムに基づき実行する。S501乃至S507までの制御は図5と同様の制御を行う。S507の次に、パルスモータで300ステップ経過後(S701)、制御部10は記録材Pの先端がローラ19に到達したと判断し、タイマーをリセットする(S702)。S703で検知部32の検知動作の開始を指示し、100ms検知を行った後(S704)検知を終了する(S705)。検知部31と検知部32によって得られた検知結果を基に、制御部10は記録材Pの種類を判別し、判別した種類に応じて画像形成条件を決定して終了する(S706)。
本実施例によれば、前述のような構成と動作によって、実施例1と実施例2に加えて次のような効果がある。記録材Pの搬送速度を加減速する場合であっても、記録材Pの搬送位置が安定した期間で検知を行うことで記録材Pの坪量の検知精度を向上することが可能となる。また、記録材Pの坪量の検知精度の向上によって適切な印刷モードを設定することができ、形成される画像品位を向上させることが可能となる。
また、本実施例において、記録材Pの搬送速度が加速又は減速させられている期間で照射部32aが記録材Pに光を照射してもよいが、撮像部32cが撮像した結果は表面性の検知結果に反映させないように制御する。または、記録材Pの搬送速度が加速又は減速させられている期間では、照射部32aが光を照射しないように制御してもよい。
上記の実施例において、記録材Pの搬送が安定しない期間で送信部31aが記録材Pに超音波を送信してもよいが、受信部31bが受信した結果は坪量の検知結果に反映させないように制御する。または、記録材Pの搬送が安定しない期間では、送信部31aが超音波を送信しないように制御してもよい。
また、上記の実施例においては、記録材判別ユニット30に坪量検知部31や表面性検知部32が設けられている構成について説明した。しかし、これに限定されない。記録材Pに光を照射し、記録材Pを透過した光を受光して、受光した光の光量から記録材Pの厚みを検知する検知部が設けられていてもよい。または、検知部32の代わりに、記録材Pに光を照射し、記録材Pで反射した光を受光して、受光した光の光量から記録材Pの表面性を検知する検知部が設けられていてもよい。
また、上記の実施例においては、レジストレーションローラ対6と二次転写ローラ19の間で記録材Pにループを形成する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、記録材Pを搬送する搬送部が2つあり、その間に検知部31が配置されている構成において、2つの搬送部間でループを形成するような場合であっても本発明を適用することができる。
また、上記の実施例において、記録材判別ユニット30は画像形成装置1に固定して設けられている構成であったが、ユニット30は装置1に対して着脱可能な構成であってもよい。ユニット30を着脱可能な構成にすれば、例えば、ユニット30が故障した場合にユーザが容易に交換することができる。または単純にユニット30が装置1に対して追加で装着可能な構成であってもよい。
また、上記の実施例において、記録材判別ユニット30と制御部10を一体化して、画像形成装置1に対して着脱可能な構成にしてもよい。この構成を図13に示す。図13(a)は坪量検知部31で構成されているユニット30のブロック図であり、図13(b)は表面性検知部32で構成されているユニット30のブロック図である。このように、ユニット30と制御部10を一体化して交換可能であれば、ユニット30の機能を更新したり追加したりする場合に、新たな機能を有するセンサにユーザが容易に交換することができる。または単純にユニット30と制御部10が一体化され、装置1に対して追加で装着可能な構成であってもよい。
ここで、記録材判別ユニット30が装着されるのは画像形成装置1に限らず、記録材を搬送して記録材にループを形成する構成をもつ搬送装置であればよい。ユニット30がこのような装置に装着された状態において、本発明を適用することができる。
また、上記の実施例においては、レーザビームプリンタの例を示したが、本発明を適用する画像形成装置はこれに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等、他の印刷方式のプリンタ、又は複写機でもよい。
1 画像形成装置
6 レジストレーションローラ対
10 制御部
19 二次転写ローラ
31 坪量検知部
31a 超音波送信部
31b 超音波受信部

Claims (44)

  1. 記録材に画像を形成する画像形成装置において、
    超音波を送信する送信部と、前記送信部から送信された超音波を受信する受信部を備える超音波検知部と、
    前記超音波検知部よりも記録材の搬送方向において上流側に配置され、前記送信部と前記受信部の間に向けて記録材を搬送する第一の搬送部と
    超音波検知部よりも前記搬送方向において下流側に配置され、前記第一の搬送部によって搬送された記録材を搬送する第二の搬送部であって、前記第一の搬送部よりも遅い速度で記録材を搬送することで記録材にループを形成する前記第二の搬送部と、
    前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成されない期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づき、前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成される期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づくことなく、記録材に対する画像形成条件を制御する制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録材に画像を形成する画像形成装置において、
    超音波を送信する送信部と、前記送信部から送信された超音波を受信する受信部を備える超音波検知部と、
    前記超音波検知部よりも記録材の搬送方向において上流側に配置され、前記送信部と前記受信部の間に向けて記録材を搬送する第一の搬送部と、
    前記超音波検知部よりも前記搬送方向において下流側に配置され、前記第一の搬送部によって搬送された記録材を搬送する第二の搬送部であって、前記第一の搬送部よりも遅い速度で記録材を搬送することで記録材にループを形成する前記第二の搬送部と、
    前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成されない期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づき、記録材に対する画像形成条件を制御する制御部を有し、
    前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成される期間において前記送信部は超音波を送信しないことを特徴とする画像形成装置。
  3. 記録材にループが形成されない前記期間は、記録材が前記第一の搬送部又は前記第二の搬送部のいずれか一方によって搬送されており、他方によって搬送されていない期間であることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 記録材にループが形成されない前記期間は、記録材の先端が前記送信部と前記受信部の間を通過してから、記録材の先端が前記第二の搬送部に到達するまでの期間であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  5. 記録材にループが形成されない前記期間は、記録材の後端が前記第一の搬送部を通過してから、記録材の後端が前記送信部と前記受信部の間を通過するまでの期間であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 録材にループが形成される前記期間は、記録材が前記第一の搬送部と前記第二の搬送部の両方によって搬送されている期間であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 記録材にループが形成される前記期間は、記録材の先端が前記第二の搬送部に到達してから、記録材の後端が前記第一の搬送部を通過するまでの期間であることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記送信部と前記受信部は対向して配置され、前記受信部は前記送信部によって送信され、記録材を透過した超音波を受信することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、記録材の速度が一定の期間で、前記超音波検知部によって記録材を検知した結果に基づいて、前記画像形成条件を制御することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、記録材の速度が加速又は減速されている期間で、前記超音波検知部によって記録材を検知した結果に基づいて、前記画像形成条件を制御することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 光を照射する照射部と、前記照射部によって照射された光を受光する受光部を備える光検知部を有し、
    前記制御部は、前記照射部によって照射され、記録材を介して前記受光部によって受光された光に基づいて、前記画像形成条件を制御することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  12. 前記受光部は前記照射部によって照射され、記録材に反射した光を受光することを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 前記受光部は受光した光を画像として撮像する撮像部であることを特徴とする請求項11又は12に記載の画像形成装置。
  14. 前記制御部は、記録材の速度が一定の期間で、前記光検知部によって記録材を検知した結果に基づいて、前記画像形成条件を制御することを特徴とする請求項11乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記制御部は、記録材の速度が加速又は減速されている期間で、前記光検知部によって記録材を検知した結果を用いずに、前記画像形成条件を制御することを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 記録材の速度が加速又は減速されている期間で、前記照射部によって光が照射されないことを特徴とする請求項11乃至14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記超音波検知部と前記光検知部は、前記搬送方向と直交する方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項11乃至16のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  18. 前記照射部によって光が照射される記録材の第1面とは反対側の第2面において、光が照射されている記録材と接触する接触部材を有し、
    前記照射部によって前記第1面の所定の領域に光が照射され、前記接触部材は前記第1面の所定の領域とは反対側の前記第2面の所定の領域において、前記記録材と接触することを特徴とする請求項11乃至17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 前記第二の搬送部は、前記第一の搬送部によって搬送された記録材に画像を転写する転写部であることを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  20. 記録材に画像を定着する定着部を有し、
    前記画像形成条件とは、前記定着部が記録材に画像を定着する時の温度であることを特徴とする請求項1乃至19のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  21. 記録材に画像を転写する転写部を有し、
    前記画像形成条件とは、前記転写部に供給する電圧値であることを特徴とする請求項1乃至20のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  22. 前記画像形成条件とは、記録材の搬送速度であることを特徴とする請求項1乃至21のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  23. 超音波を送信する送信部と、前記送信部から送信された超音波を受信する受信部を備える超音波検知部を有し、
    記録材を搬送する第一の搬送部と、前記第一の搬送部よりも記録材の搬送方向において下流側に配置され、前記第一の搬送部によって搬送された記録材を搬送する第二の搬送部であって、前記第一の搬送部よりも遅い速度で記録材を搬送することで記録材にループを形成する前記第二の搬送部を有する搬送装置で用いられる記録材判別ユニットであって、
    前記搬送装置の前記第一の搬送部と前記第二の搬送部の間の位置に装着された状態において、前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成されない期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づき、前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成される期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づくことなく、記録材の坪量を判別する判別部を有することを特徴とする記録材判別ユニット。
  24. 超音波を送信する送信部と、前記送信部から送信された超音波を受信する受信部を備える超音波検知部を有し、
    記録材を搬送する第一の搬送部と、前記第一の搬送部よりも記録材の搬送方向において下流側に配置され、前記第一の搬送部によって搬送された記録材を搬送する第二の搬送部であって、前記第一の搬送部よりも遅い速度で記録材を搬送することで記録材にループを形成する前記第二の搬送部を有する搬送装置で用いられる記録材判別ユニットであって、
    前記搬送装置の前記第一の搬送部と前記第二の搬送部の間の位置に装着された状態において、前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成されない期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づき、記録材の坪量を判別する判別部を有し、
    前記第一の搬送部と前記第二の搬送部によって記録材にループが形成される期間において前記送信部は超音波を送信しないことを特徴とする記録材判別ユニット。
  25. 記録材にループが形成されない前記期間は、記録材が前記第一の搬送部又は前記第二の搬送部のいずれか一方によって搬送されており、他方によって搬送されていない期間であることを特徴とする請求項23または24に記載の記録材判別ユニット。
  26. 記録材にループが形成されない前記期間は、記録材の先端が前記送信部と前記受信部の間を通過してから、記録材の先端が前記第二の搬送部に到達するまでの期間であることを特徴とする請求項25に記載の記録材判別ユニット。
  27. 記録材にループが形成されない前記期間は、記録材の後端が前記第一の搬送部を通過してから、記録材の後端が前記送信部と前記受信部の間を通過するまでの期間であることを特徴とする請求項25に記載の記録材判別ユニット。
  28. 録材にループが形成される前記期間は、記録材が前記第一の搬送部と前記第二の搬送部の両方によって搬送されている期間であることを特徴とする請求項23乃至27のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  29. 記録材にループが形成される前記期間は、記録材の先端が前記第二の搬送部に到達してから、記録材の後端が前記第一の搬送部を通過するまでの期間であることを特徴とする請求項28に記載の記録材判別ユニット。
  30. 前記送信部と前記受信部は対向して配置され、前記受信部は前記送信部によって送信され、記録材を透過した超音波を受信することを特徴とする請求項23乃至29のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  31. 前記判別部は、記録材の速度が一定の期間で、前記超音波検知部によって記録材を検知した結果に基づいて、記録材の坪量を判別することを特徴とする請求項23乃至30のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  32. 前記判別部は、記録材の速度が加速又は減速されている期間で、前記超音波検知部によって記録材を検知した結果に基づいて、記録材の坪量を判別することを特徴とする請求項23乃至31のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  33. 光を照射する照射部と、前記照射部によって照射された光を受光する受光部を備える光検知部を有し、
    前記判別部は、前記照射部によって照射され、記録材を介して前記受光部によって受光された光に基づいて、記録材の表面性を判別することを特徴とする請求項23乃至32のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  34. 前記受光部は前記照射部によって照射され、記録材に反射した光を受光することを特徴とする請求項33に記載の記録材判別ユニット。
  35. 前記受光部は受光した光を画像として撮像する撮像部であることを特徴とする請求項33又は34に記載の記録材判別ユニット。
  36. 前記判別部は、記録材の速度が一定の期間で、前記光検知部によって記録材を検知した結果に基づいて、記録材の表面性を判別することを特徴とする請求項33乃至35のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  37. 前記判別部は、記録材の速度が加速又は減速されている期間で、前記光検知部によって記録材を検知した結果を用いずに、記録材の表面性を判別することを特徴とする請求項33乃至36のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  38. 記録材の速度が加速又は減速されている期間で、前記照射部によって光が照射されないことを特徴とする請求項33乃至36のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  39. 前記超音波検知部と前記光検知部は、前記搬送方向と直交する方向に沿って配置されていることを特徴とする請求項33乃至38のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  40. 前記搬送装置は、前記照射部によって光が照射される記録材の第1面とは反対側の第2面において、光が照射されている記録材と接触する接触部材を有し、
    前記照射部によって前記第1面の所定の領域に光が照射され、前記接触部材は前記第1面の所定の領域とは反対側の前記第2面の所定の領域において、前記記録材と接触することを特徴とする請求項33乃至39のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  41. 前記第二の搬送部は、前記第一の搬送部によって搬送された記録材に画像を転写する転写部であることを特徴とする請求項23乃至40のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  42. 前記搬送装置に対して着脱可能であることを特徴とする請求項23乃至41のいずれか1項に記載の記録材判別ユニット。
  43. 記録材に画像を形成する画像形成装置において、
    超音波を送信する送信部と、前記送信部から送信された超音波を受信する受信部を備える超音波検知部と、
    前記超音波検知部よりも記録材の搬送方向において上流側に配置され、前記送信部と前記受信部の間に向けて記録材を搬送する第一の搬送部と、
    前記超音波検知部よりも前記搬送方向において下流側に配置され、前記第一の搬送部によって搬送された記録材を搬送する第二の搬送部であって、前記第一の搬送部よりも遅い速度で記録材を搬送する前記第二の搬送部と、
    記録材が前記第一の搬送部又は前記第二の搬送部のいずれか一方によって搬送されており、他方によって搬送されていない期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づき、記録材が前記第一の搬送部と前記第二の搬送部の両方によって搬送されている期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づくことなく、記録材に対する画像形成条件を制御する制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
  44. 記録材に画像を形成する画像形成装置において、
    超音波を送信する送信部と、前記送信部から送信された超音波を受信する受信部を備える超音波検知部と、
    前記超音波検知部よりも記録材の搬送方向において上流側に配置され、前記送信部と前記受信部の間に向けて記録材を搬送する第一の搬送部と、
    前記超音波検知部よりも前記搬送方向において下流側に配置され、前記第一の搬送部によって搬送された記録材を搬送する第二の搬送部であって、前記第一の搬送部よりも遅い速度で記録材を搬送する前記第二の搬送部と、
    記録材が前記第一の搬送部又は前記第二の搬送部のいずれか一方によって搬送されており、他方によって搬送されていない期間において、前記送信部から送信され、記録材を介して前記受信部によって受信された超音波に基づき、記録材に対する画像形成条件を制御する制御部を有し、
    記録材が前記第一の搬送部と前記第二の搬送部の両方によって搬送されている期間において前記送信部は超音波を送信しないことを特徴とする画像形成装置。
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