JP2011036274A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】通常遊技と、特別遊技との移行の契機として、出球の上限値を設けることなく、遊技仕様の下で、遊技者が納得し、かつ設計通りの出球率になる遊技仕様を確立する。
【解決手段】初期モード遊技(通常遊技)と時短モード遊技(特別遊技)とを設定し、初期モード遊技での大当たり後は時短を付与し、かつ時短モード遊技での大当たり後は時短を付与しないようにすることで、所謂連荘(連続大当たり)率を抑制する。一方、時短モードでは保留機能を用いて、保留級数分だけ、時短モード遊技の有利性(特別図柄抽選の当選確率が1/1)を利用するようにしたため、所謂連荘(連続大当たり)の可能性を高める。これらの遊技仕様を融合することで、意図的に限度を設けることなく、設計上の出玉率で連荘を抑制でき、初期モード遊技に移行させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技球が遊技盤の表面に沿って、釘及び風車を含む障害物に当接しながら落下する領域に設けられ、入賞することで遊技の進行に変化をもたらす遊技機に関する。
従来、遊技機、特にパチンコ機において、始動入賞口に遊技球が入賞すると、制御上、内部的に抽選が実行され、役物内に設けた画像表示装置(LEDやLCD等)による図柄の変動パターン演出によって抽選結果を報知し、当該抽選による当選が報知された場合には、通常遊技状態では常に閉止状態の特別入賞口(「大入賞口」や「アタッカー」等と称する場合がある)を開放し、遊技者に有利な遊技状態(以下、「特別遊技状態」という)を付与することがなされている。
また、一方で、役物中央部に羽根部材を設け、始動入賞口に遊技球が入賞する等の所定の条件が成立して羽根部材が開放することで、遊技球を役物内に受け入れ、当該受け入れた遊技球を、役物内に設けた特定の入賞口に向けて案内し、その特定の入賞口に入賞した時には、上記と同様な特別遊技状態とすることがなされている。
さらに、遊技盤のセンター役物を境界として、左打ちで始動入賞すると、羽根部材が開放してセンター役物内への流入チャンスがあり、当該センター役物内で特定領域に入賞すると、所定の抽選確率で大当たりとなり、遊技者は、センター役物を境界として、右打ちに変更し、所定ラウンド開閉する大入賞口(アタッカー)を狙う(大当たり処理)といった遊技機が開示されたものもある(特許文献1参照)。
この特許文献1では、大当たり処理の終了後は、羽根部材の開放延長機能により、羽根部材の開放時間が長くなり、役物内への流入が容易となって、大当たりのチャンスが高まることが記載されている。
一方、2個の大入賞口を設け、当たりの種類別に大入賞口を使いわける遊技仕様のパチンコ機が提案されている(特許文献2参照)。
この特許文献2では、大当たりに至るまでの期待感を高めて遊技性を大幅に向上させることができる新規な遊技機を提供するため、「第1の小当たり」と「第2の小当たり」を経由した「第1の大当たり」と「第2の大当たり」といった2種類の「大当たり」を有し、「第1の大当たり」終了後に第1の時短機能を発動し、その第1の時短機能発動中に電動始動口50への遊技球の入賞があったときにこの「第2の大当たり」に突入するようにする。
これによって「小当たり」から「大当たり」に至るまでの過程や期待感を高めることができると共に、「第1の大当たり」から「第2の大当たり」へと連続して当選する可能性が高くなって遊技性が向上する。
特開2003−340014公報 特開2008−136596公報
しかしながら、特許文献2を含め、時短機能の発動により、一旦大当たりになると、連続して大当たりとなる確率が非常に高くなる傾向にある。このため、意図的に制限を設定せざるを得ない結果となり、遊技者にとっては、不自然な連続大当たりの終了を意識させることになる。
従って、本発明は上記事実を考慮し、通常遊技と、特別遊技との移行を契機として、出球の上限値(リミット)を設けることなく、遊技仕様の下で、遊技者が納得し、かつ設計通りの出球率になる遊技仕様を確立することができる遊技機を得ることが目的である。
更に、変動時間短縮機能未作動時(例えば、右打ち時の特図Bメモリ消化時を含む)からの大当たり後には時短が付与され、変動時間短縮機能作動時(例えば、右打ち時)からの大当たり後には時短が付与されない遊技仕様を実行することにより、2回あるいは1回をひとくくりとした特図Bの保留メモリからの特定領域への入賞による継続を実現させることも目的とする。
第1の発明は、当選確率が低い第1の抽選モード、或いは当選確率が前記第1の抽選モードよりも高い第2の抽選モードの何れかで抽選を実行する主抽選手段と、前記主抽選手段による抽選機会を得たときに、通常は流入不可の領域への遊技球の流入を一定期間許可する流入許可手段と、前記遊技球が、前記領域に流入し、かつ、予め定めた確率で入賞する特定領域へ導かれ、さらに、前記主抽選手段の抽選結果が当選の場合に、遊技者に短期間で多くの賞球をもたらす大当たり処理を実行する大当たり処理実行手段と、前記第2の抽選モードに対して有効とされ、前記大当たり処理終了後に、遊技の進行が遊技者に有利に働く特典を、この特典が付与されていないことを条件に付与する特典付与手段と、前記第2の抽選モードの下での抽選機会を得たにも関わらず抽選できない遊技状態のとき、当該抽選機会を予め定めた所定数だけ保留し、この保留された抽選機会を、当該第2の抽選モードの下で抽選できる遊技状態のときに消化する保留抽選手段と、を有している。
第1の発明によれば、第1の抽選モード、或いは第2の抽選モードの何れかで抽選を実行する。この抽選機会を得たときに、通常は流入不可の領域への遊技球の流入を一定期間許可する。
前記遊技球が、前記領域に流入し、かつ、予め定めた確率で入賞する特定領域へ導かれ、さらに、前記抽選結果が当選の場合に、遊技者に短期間で多くの賞球をもたらす大当たり処理を実行する。
大当たり処理終了後に、遊技の進行が遊技者に有利に働く特典を付与する。この特典は、第2の抽選モードに対して有効であり、かつ特典が付与された状態での抽選の当選(大当たり処理終了後)には付与されない。
また、第2の抽選モードの下での抽選機会を得たにも関わらず抽選できない遊技状態のとき、当該抽選機会を予め定めた所定数だけ保留し、この保留された抽選機会を、当該第2の抽選モードの下で抽選できる遊技状態のときに消化する。
保留消化中に当選すれば、第2の抽選モードの下での抽選機会を得ることができ、保留消化中に当選しなければ、第1の抽選モードの下での抽選機会となる。
上記遊技において、通常遊技(第1の抽選モード)と、特別遊技(第2の抽選モード)との移行の契機として、仮に出球の上限値(リミット)を設けた場合でも、遊技仕様の下で、遊技者が納得し、かつ設計通りの出球率になる遊技仕様を確立することができる。
更に、一例として、本願発明の実施の形態で示した仕様では、初回の時短(変動時間短縮機能)未作動時から数えて、2回目の大当たり後には時短が付与されないため、実際に2回の上限値が付与されたとしても、特図Bの保留メモリ消化時からの特体領域の通過(入賞)では、再度1回目の大当たりと同様になるため、実際には上限値がないような仕様とすることができる。
第1の発明において、前記特典が、前記第2の抽選モードの下での抽選機会を、特典がない場合に比べて増加させる場合があることを特徴とする。
特典によって、第2の抽選モードの下での抽選機会が増える場合があるため、その分、当選する可能性が高まる。
また、第1の発明において、前記第1の抽選モード及び前記第2の抽選モードのそれぞれの抽選機会が、それぞれ異なる位置に設けられた入賞口に入賞するときに割り当てられることを特徴とする。
物理的に、第1の抽選モードを実行する入賞口と、第2の抽選モードを実行する入賞口とを分離する(それぞれに割り当てる)ことで、遊技状態の変化を明確にすることができる。
さらに、第1の発明において、前記主抽選手段による抽選とは別に、予め定めた当選確率で抽選を実行する副抽選手段と、前記副抽選手段による抽選が当選したときに、前記第2の抽選モードの抽選機会が割り当てられた入賞口への入賞率を変化させる可動片を、高入賞率側へ所定時間移動させる移動手段とをさらに有し、前記特典が、少なくとも前記可動片の高入賞率側へ移動している前記所定時間の延長であることを特徴とする。
特典として、所謂「時間短縮(「時短」という場合もある)」を採用し、この「時短」中は、副抽選の当選によって動作する可動片を高入賞率側へ移動している所定時間を延長する。この結果、当該可動片が設けられた入賞口への入賞がし易くなり、第2の抽選モードの抽選機会が増えることになる。
また、第1の発明において、前記特典の付与の際、前記所定時間の延長の実行回数を制限することを特徴とする。
例えば、特典としての前記「時短」の回数を制限することで、出玉率の設計が容易となる。なお、制限数を、複数パターン設け、その中から別途抽選で選択するようにしてもよい。例えば、「時短」であれば、時短数を3回、5回、7回、10回、100回等に設定しておけば、遊技者に対する趣向性を高めることができる。
第2の発明は、入賞率が高く入賞時に実行される抽選の当選確率が低く主に通常遊技中である初期モード遊技に用いられる第1の始動入賞口と、
入賞率が低く入賞時に実行される抽選の当選確率が高く主に大当たり遊技中である特典モード遊技に用いられる第2の始動入賞口と、遊技球が役物領域へ流入するための流入口が設けられ、当該流入口を開閉する開閉部材を備えた役物装置と、前記抽選の機会を得たときに、前記開閉部材を一定期間開放する開閉制御手段と、前記遊技球が前記役物領域に流入し、かつ、予め定めた確率で入賞する特定領域へ導かれ、さらに、前記抽選結果が当選の場合に、大当たりが確定し、通常は閉塞されている大入賞口を開放し、遊技者に短期間で多くの賞球をもたらす大当たり処理を実行する大当たり処理実行手段と、前記大当たり処理の終了後に、前記第2の始動入賞口に設けられた可動片を動作させ、前記第2の始動入賞口の入賞率を、第1の始動入賞口の入賞率よりも高くする機会を増加する特典を、当該特典が付与されていない場合に限り付与する特典付与手段と、前記第2の始動入賞口に入賞によって与えられる抽選機会を保留する保留手段と、前記特典が付与されていない遊技状態を初期モード遊技とし、特典が付与されている遊技状態を特典モード遊技とし、保留消化中の遊技を保留消化モード遊技として、前記モードを移行して遊技を進行させる遊技実行制御手段とを有し、前記遊技実行制御手段が、前記初期モード遊技から遊技を開始し、当該初期モード遊技の下で、大当たりが確定して大当たり処理が実行された後に特典モード遊技に移行し、当該特典モード遊技の下で、大当たりが確定した場合には大当たり処理が実行された後に保留消化モード遊技に移行し、前記特典モード遊技の下で、大当たりにならない場合には、保留消化モード遊技に移行し、当該保留消化モード遊技の下で、大当たりが確定した場合には大当たり処理が実行された後に特典モード遊技に移行し、前記保留消化モード遊技の下で、大当たりにならない場合には、前記初期モード遊技に移行する、ことを特徴とする。
第2の発明によれば、遊技モードの移行制御のみで、出玉率を設定することができる。言い換えれば、遊技仕様において、強制的に遊技を初期状態に戻すといった、遊技者に違和感を与えるような操作が不要となる。
なお、第2の発明における「初期モード遊技」が前記第1の発明において第1の抽選モード(通常遊技)に相当し、「特典モード遊技」が前記第1の発明において第2の抽選モード(特別遊技)に相当する。保留消化モードは、第2の抽選モードの下で実行される。
前記出球率は、前記初期モード遊技での大当たりが確定する確率、前記特典モード遊技での大当たりが確定する確率、並びに前記保留消化モード遊技での大当たりが確定する確率、その総合的な確率に基づいて、設定されるのが一般的であるが、これに限定されるものではない。
以上説明した如く本発明では、通常遊技と、特別遊技との移行の契機として、出球の上限値を設けることなく、遊技仕様の下で、遊技者が納得し、かつ設計通りの出球率になる遊技仕様を確立することができるという優れた効果を有する。
また、2回或いは、1回をひとくくりとした特図Bの保留メモリからの特別領域への入賞による継続(ループ式)を実現することができ、リミッターを設けた場合と同様に、遊技者に対して違和感を感じることなく上限のない遊技を体感できる。
本実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 本実施の形態に係る遊技盤の正面図である。 本実施の形態に係る振分回転盤の斜視図である。 本実施の形態に係る回転体及びその周辺の拡大図である。 本実施の形態に係る制御系のハード構成を示すブロック図である。 本実施の形態に係る主制御部で実行される遊技仕様に基づく制御を機能別に示す機能ブロック図である。 本実施の形態に係る遊技モード判定制御ルーチンを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る初期モード遊技制御ルーチンを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る時短モード/保留消化モード遊技制御を示すフローチャートである。
(パチンコ機の構成)
図1に示されるように、パチンコ機10の前面下部には、化粧パネルとなる下飾り12が取り付けられている。
また、パチンコ機10の下飾り12の上部には、互いに平行、かつ奥行き方向に所定の間隔をおいて配置された一対のガラス板14を装着したガラス枠16が配置されており、ガラス枠16は左側端部が軸支されて開閉可能に取り付けられている。このガラス枠16の奥側には、着脱交換可能な遊技盤18がセットされており、遊技盤18は、ガラス枠16で閉塞された状態でガラス板14に対向するようになっている。
ガラス枠16の下部には、皿ユニット24が配置されている。皿ユニット24の図1の右端部には、鍵穴27が設けられ、この鍵穴27にキーを差し込み、左に回すとガラス枠16が開放し、右に回すとパチンコ機10の左側端部が軸支された内枠(図示せず)が開放する。
皿ユニット24には、上皿部28と、下皿部30とが設けられている。上皿部28を形成する周縁壁部32には、上皿球抜きレバー34が設けられ、この上皿球抜きレバー34を操作することで、上皿部28に貯留された遊技球PBを下皿部30へ送り出すことができるようになっている。また、下皿部30には、下皿球抜きボタン36が設けられ、この下皿球抜きボタン36を操作することで、下皿部30に貯留された遊技球PBを外部(例えば、所謂「ドル箱」)へ排出することができるようになっている。
上皿部28の周縁壁32における図1の右端部には、球貸ボタン42と、返却ボタン44が設けられている。
また、皿ユニット24の右側下部には打球の発射力(飛距離)を調整するためのグリップユニット(発射ハンドル)26が取り付けられ、左側下部には、灰皿46が取り付けられている。
皿ユニット24における下皿部30の図1の右側には皿ユニット用スピーカ60Uが配置されている。
ここで、皿ユニット24における上皿部28の周縁壁32には、遊技者が操作可能な操作ボタン50が設けられている。この操作ボタン50は、遊技中において、操作有効期間中に操作することで、演出画像に対して介入することができるようになっており、それぞれの遊技仕様によって設定される。
ガラス枠16におけるガラス板14の周囲には、アーチ状に遊技の進行に応じて点灯、消灯、及び点滅し照明による視覚的効果や、音声等による聴覚的効果等の演出効果を生み出す上部演出部52が配置されている。この上部演出部52の下端部は、皿ユニット24の周囲に略U字型に配置された下部演出部54の上端部と連結するように配置されている。
この結果、上部演出部52と下部演出部54とで、遊技盤18の周囲を取り囲むように、遊技機枠演出部56が形成されている。
この遊技機枠演出部56は、上部演出部52及び下部演出部54共に、照明部材(LED等)が取り付けられた基板(図示省略)と、この基板を覆うように、所定の意匠で形成されたレンズカバー58が取り付けられている。
レンズカバー58は、前記照明部材が点灯する領域を区画するよう凹凸状にカットされており、区画された領域(以下、必要に応じて「レンズ部58」という)毎に照明部材の点灯制御がなされる。なお、照明部材は基本的にR(赤色)、G(緑色)、B(青色)の3色に点灯するLEDが1組となっており、それぞれの点灯時の光量比により、様々な配色の点灯が可能となっている。
また、前記上部演出部52における、ガラス枠16の上部円弧の約1/3に相当する領域の中央及び両端には、ガラス枠スピーカ60C、60L、60Rが内蔵され、照明と同時に、音声を出力する。
なお、以下では、前述した皿ユニット用スピーカ60Uと、このガラス枠スピーカ60C、60L、60Rを総称して、「スピーカ60」という。
(遊技盤の構成)
図2に示される遊技盤18は、基板となるベニヤ板に樹脂製シート状化粧材であるセルが貼着されてそのセルの表面が盤面となっており、盤面の外周端部付近に、円弧状の外レール102及び内レール104が取り付けられている。これらの外レール102及び内レール104によって囲まれた円形状の領域は、発射装置(図示省略)から発射されて打ち込まれた遊技球PBが釘や役物等により弾かれながら自重落下により移動可能な遊技領域19を構成している。
遊技盤18のほぼ中央には、センター役物105が配置されている。センター役物105には、当該パチンコ機10の所謂イメージキャラクタ形状の装飾部材106が設けられている。なお、装飾部材106には、一対の円形の貫通孔が設けられ、それぞれ図柄表示部107が設けられている。
センター役物の105の上部には、一対の羽根部材112が設けられている。羽根部材112は、羽根部材ソレノイド114の駆動により開閉動作するようになっており、開放したときには、この羽根部材112の開放によってセンター役物105の外壁にできる開口から遊技球PBが流入可能となる。流入した遊技球PBは、流入球検出センサ116によって検出されるようになっている。
流入された遊技球PBは、前記装飾部材106の裏面からセンター役物105の下部に向かって配設された球案内流路部108に案内されて、振分回転盤118まで到達するようになっている。
球案内流路部108は、透過性を有する筒体であり、内部に遊技球PBが流動する流路空間を二股(左右)に2本異なる通路長さを有して形成され、遊技球PBの通過タイミングにより左右のどちらかの通路に振り分けられる。
センター役物105における球案内流路部108よりも下部には、上部が振分領域とされ前記球案内流路部から流下してきた遊技球を、前記振分回転盤118に設けられた複数の収容溝(凹部)が配置されている。
従って、羽根部材112の開放によって球案内部108内に流入した遊技球PBは、球案内部108の内方空間を流動し、二股に分岐されて、それぞれ前記振分領域へと至るようになっている。
前記振分領域に配置された振分回転盤118は円盤状で、振分回転盤モータ120の駆動力により、回転軸118B(図3参照)を中心に一定速度で図2の時計回りに回転するように制御されている。
図3に示される如く、振分回転盤118の周面には、略均等に9個の収容溝118Aが設けられている。9個の収容溝118Aは、すべて同一形状の略U字型の溝である。
振分回転盤118を収容している振分ゾーンは隔壁部122によって振分回転盤118を配設する領域を仕切っている。この隔壁部122の図2の1時から2時、並びに10時から11時の方向には前記二股に分かれた前記球案内流路部108との連通部が設けられている。
また、隔壁部122には、図2の3時と6時の方向に排出部122A、122Bが形成されている。
このため、収容溝118Aに収容された遊技球PBは、3時又は6時の方向に到達すると、隔壁部122の下部側領域である当たり/外れ領域へ案内されるようになっている。なお、図2の3時の方向の排出部122Aには、切替弁124が取り付けられ、切替弁用ソレノイド125の駆動により、排出部122Aを開閉するようになっている。
前記当たり/外れ領域には、回転体126が配設されてる。回転体126は、略円形で、その周縁の一部には、特定領域案内溝126Aが形成されている。
回転体126は、回転体モータ128の駆動力により、回転軸126Bを中心に反時計回りに回転するように制御されている。このため、前記案内溝126Aが、前記振分回転盤118の6時の方向に形成された排出部122Bに対向する位置(12時の位置)を中心として、左右に振られることになる。
このような動作の中、前記振分回転盤118の収容溝118Aに収容された遊技球PBは、排出部122Bから排出されるとき、前記特定領域案内溝126Aが回転体126の12時の位置(及び±公差)にあると、遊技球PBは特定領域案内溝126Aに収容される。
特定領域案内溝126Aは、回転体126の往復回転によりその位置が変化するが、当該変化する位置の範囲内の一部において、特定領域入賞センサ130が設けられた特定領域122C(図4参照)と対峙する位置が存在する。このため、特定領域案内溝126Aに収容された遊技球PBは、確実に特定領域122Cへ至る(V入賞)。特定領域に入賞することで遊技者に有利な遊技状態になるが、これに関する詳細については、後述する。
また、特定領域案内溝126Aが12時の位置(及び±公差)以外にあると、排出部122Bから排出された遊技球PBは、外れセンサ132が設けられた外れ領域122D(図4参照)に至る。
本実施の形態では、前記振分回転盤118の3時の方向に位置する排出部122Aには、切替弁124が設けられている。
切替弁124は、前記排出部122A(の一部)を閉塞して排出を阻止する位置(第1の位置)と、排出部122Aからの排出を許容する位置(第2の位置)との間を往復移動するように制御されている。
このため、切替弁124が第1の位置にあるとき、遊技球PBが収容されている収容溝118Aが3時の方向に到達すると、排出部122Aが閉塞されているため、遊技球PBは収容溝118Aから出ることができず、そのまま維持される。結果として、6時の方向の排出部122Bから排出されることになる。また、切替弁124が第2の位置にあるとき、遊技球PBが収容されている収容溝118Aが3時の方向に到達すると、排出部122Aが開放されているため、遊技球PBは収容溝118Aから排出され、外れ領域122Dへ送られる。
但し、この時の回転体126の特定領域案内溝126Aが1時から3時を向いている時に、排出部122Aからの遊技球が特定領域案内溝126A入賞し、タイミングによっては当たり領域へ向かうパターンも有している。
尚、ここで記載した1時や10時といった表現は、回転体126を時計に見立てて、正面視したときの、所謂時計の時刻文字盤の配置を概念的に表現したものである。
図2に示される如く、前記遊技領域19におけるセンター役物105に向かって左側には、前述した釘や風車に混じって特別図柄A始動入賞口(特図A始動入賞口20A)が設けられている。この特図A始動入賞口20Aに入賞した遊技球PBは、特図A始動入賞口センサ21Aによって検出されるようになっている。
また、前記遊技領域19におけるセンター役物105に向かって右側には、通過ゲート(スルーチャッカー)22が設けられている。前記通過ゲート22を遊技球PBが通過すると、普通図柄(普図)抽選が実行される。この通過ゲート22を通過した遊技球PBは、通過ゲートセンサ23によって検出されるようになっている。
また、この通過ゲートは、遊技球PBの通過を最大4個まで記憶することができる。
前記遊技領域19における前記通過ゲート22の下方には、特別図柄B始動入賞口(特図B始動入賞口)20Bが設けられている。この特図B始動入賞口20Bに入賞した遊技球PBは、特図B始動入賞口センサ21Bによって検出されるようになっている。
特図A始動入賞口20Aは、所謂入賞役物装置であり、落下してくる遊技球PBを受け入れる入賞開口部が上を向いている。
特図B始動入賞口20Bは、入賞役物装置ではあるが特図A始動入賞口20Aとは構造が異なっている。
すなわち、特図B始動入賞口20Bの入賞開口は、前(遊技者と対向する方向)を向いており、入賞の可否を決める可動片25が遊技盤面から出没する構造となっている。可動片25は、可動片ソレノイド134の駆動により出没動作が制御されている。
この可動片25が突出位置にあるときのみ、入賞可能となっている。すなわち、この可動片25が突出したときは、上方から落下する遊技球PBを入賞口へ案内し(入賞)、可動片25が待避したときは上方から落下する遊技球PBを下方へ通過(スルー)させる(非入賞)。
以下、特図A始動入賞口20A及び特図B始動入賞口20Bを総称するときは「始動入賞口20」という。
なお、この始動入賞口20への遊技球PBの入賞が、特別図柄(特図)抽選の契機となる。
ここで、特図B始動入賞口20Bにおいては、当該特図B始動入賞口20Bに入賞しても特図抽選を実行することができない場合(例えば、特図抽選の実行中、或いは後述する大当たり処理中等)には、最大4個まで入賞を保留(特図抽選を保留)することが可能となっている。なお、保留球数は4個に限定されるものではない。
特図B始動入賞口20Bのさらに下部には、右大入賞口38が設けられている。また、センター役物105の下方には、アウト口40が設けられている。
ここで、本実施の形態では、始動入賞口20に遊技球PBが入賞することで、センター役物105の羽根部材112が開放する。この開放時期に遊技球PBがセンター役物105内に入り、前述の特定領域122Cに入賞することを条件に、前記特図抽選で当選していると、大当たり処理が実行される。
大当たり処理は、前記右大入賞口38の蓋体を右大入賞口ソレノイド39の駆動力で開閉することで、短時間で多くの遊技球PBの入賞を可能とする処理である。なお、右大入賞口38内に入賞した遊技球は、右大入賞口センサ41によって検出される。
(制御系の構成)
次に、図5を用いてパチンコ機10の制御系について説明する。図5に示されるように、本実施形態に係るパチンコ機10の制御系は、主制御部150を中心として構成されており、この主制御部150には、演出制御部152と払出制御部154とが接続されている。主制御部150には、遊技に関する基本的なプログラムが記憶されており、この主制御部150からの命令信号に基づいて、各部の動作が制御されるようになっている。
主制御部150からは盤用外部端子190を介してホールコンピュータ(図示省略)へ遊技の進行状態を示す情報(始動入賞信号や大当たり信号、図柄確定回数信号)が送信される。
主制御部150には、入力系として、通過ゲート22を通過する遊技球PBを検出する通過ゲートセンサ23、特図A始動入賞口20Aへの入賞球を検出する特図A始動口センサ21A、特図B始動入賞口20Bへの入賞球を検出する特図B始動口センサ21B、大当たり遊技状態の際に開放する右大入賞口38への入賞球を検出する大入賞口センサ41、羽根部材112の開放時にセンター役物105内に流入する遊技球PBを検出する流入球検出センサ116、特定領域122Cに入賞した遊技球PBを検出する特定領域入賞センサ130、外れ領域122Dに到達した遊技球PBを検出する外れセンサ132が接続されている。
また、主制御部150には、出力系として、羽根部材112を開閉するための羽根部材ソレノイド114、右大入賞口38の蓋体を開閉するための大入賞口ソレノイド39、可動片25を出没させるための可動片ソレノイド134、回転体126を回転させるための回転体モータ128、切替弁124を動作させるための切替弁ソレノイド125が接続されている。
演出制御部152には、入力系として、操作ボタン50が接続されている。
また、演出制御部152には、出力系として、パチンコ機10の各種遊技部品に設けられた照明演出用の発光素子136、スピーカ60、振分回転盤118を回転させるための振分回転盤モータ120が接続されている。
さらに、演出制御部152には、図柄制御部156を介して表示部107が接続されている。
払出制御部154には、払出装置160及び発射制御部164が接続され、発射制御部164には発射装置165が接続されている。この払出制御部154は、パチンコ機10内に設けられた払出装置160を作動させて、賞球又は貸し球の払い出し及び停止動作と払出数を制御する。また、発射制御部164は、遊技者によるグリップユニット26(図1参照)の操作により発射装置165を作動させて、遊技球PBの発射開始、及び、グリップユニット26の操作量に応じた発射力を制御する。
さらに、払出制御部154では、枠用外部端子191を介して払出情報をホールに設置されたホールコンピュータ(図示省略)へ送信するようになっている。
ここで、本実施の形態では、前述した特図A始動入賞口20A及び特図B始動入賞口20Bへの遊技球PBの入賞(始動入賞)を契機として、前記羽根部材112を開閉することで、遊技球PBのセンター役物105内(球案内部108への流入)を許容すると共に、前記始動入賞に基づいて制御的に実行される内部抽選と、センター役物105内で物理的に遊技球の移動で決定される特定領域入賞とを絡めた遊技仕様の下で遊技が進行するようになっている。
より具体的には、特図A始動入賞口20Aの入賞を契機とする遊技を「初期モード遊技」から遊技は始まる。
初期モード遊技は、当該特図A始動入賞口20Aへの入賞に基づく抽選の当選確率(本実施の形態では、1/8.4)と、遊技球PBが特定領域122Cへ入賞する確率(設計上では、羽根部材112の開放時間と、センター役物105への流入タイミングにより決まる)と、により大当たりになるか否かが決まり、大当たりになると、右大入賞口38の開放に基づく大当たり処理がなされる。
また、この初期状態遊技での大当たり処理の終了後、は特典として時短が付与される遊技が実行される。
この時短が付与された遊技が、前記初期状態遊技に続いて実行される「時短モード遊技」である。
時短モード遊技は、前記特図B入賞口20Bの入賞を契機とする遊技であり、当該特図B始動入賞口20Bへの入賞に基づく抽選の当選確率(本実施の形態では、1/1)と、遊技球PBが特定領域122Cへ入賞する確率(設計上では、羽根部材112の開放時間と、センター役物105への流入タイミングにより決まる)と、により大当たりになるか否かが決まり、大当たりになると、右大入賞口38の開放に基づく大当たり処理がなされ、特典付与されない遊技である。
しかし、時短モード遊技での大当たり処理後は、時短が付与されないが、その一方で、特図B始動入賞口20Bへの入賞には、保留機能がついている。この保留機能では、入賞数を4個まで保留しているため、特図B始動入賞口20Bへの入賞を契機とする羽根部材112の開閉動作から始まる特定領域122Cに入賞するか否かを決めるセンター役物105内での遊技球PB依存の遊技が最大4回繰り返されることになる。この4回の間に、特定領域122Cに入賞すれば、再び「時短モード遊技」へ移行し、特定領域122Cへ入賞しなければ、「初期状態遊技」へ移行することになる。言い換えれば、この保留機能を消化する遊技は、「保留消化モード遊技」ということができる。
図6は、本実施の形態に係り、主制御部150において実行される遊技仕様に基づく制御の流れを、機能別に示したブロック図である、なお、このブロック図は、主制御部150のハード構成を限定するものではない。
特図A始動入賞センサ21A及び特図B始動入賞センサ21Bは、それぞれ入力元判定部200に接続されている。入力元判定部200は、始動入賞を認識する共に、入力元(特図A始動入賞センサ21A又は特図B始動入賞センサ21B)を特定する。
入力元判定部200は、命令出力部202、当たり値メモリ204のそれぞれに接続されている。
入力元判定部200は、命令出力部202に対して特図始動入賞情報及び入力元情報が出力される。また、入力元判定部200は、当たり値メモリ204に対して入力元情報が出力される。
命令出力部202は、乱数取得部206に接続されており、特図始動入賞情報を受けると乱数取得部206に対して乱数出力を指示する。また、命令出力部202は、前記当たり値メモリ204に接続されており、特図始動入賞を受けると当たり値メモリ204に対して当たり値の出力を指示する。
乱数取得部206及び当たり値メモリ204は、それぞれ特別図柄抽選部208に接続されている。乱数取得部206は、乱数出力指示に基づき、乱数を特別図柄抽選部208へ送出する。当たり値メモリ204は、当たり値出力指示に基づき、かつ、前記入力元情報に基づき、それぞれの入力元に対応した当たり値を特別図柄抽選部208へ送出する。なお、本実施の形態では、特図A始動入賞口センサ21Aが入力元の場合は、当選確率が1/8.4程度、特図B始動入賞口センサ21Bが入力元の場合は、当選確率が1/1程度である。
特別図柄抽選部208では、取得した乱数と当たり値とに基づいて、特別図柄抽選を実行し、その結果(抽選結果情報)は、抽選結果メモリ210に格納される。
一方、前記命令出力部202は、羽根部材動作制御部212に接続されている。命令出力部202は、始動入賞があると、入力元情報に基づき、羽根部材動作制御部212へ羽根部材開閉動作を指示する。この羽根部材開閉動作指示に基づき、羽根部材動作制御部212は羽根部材ソレノイド114を制御して、羽根部材112を開閉する。このとき、特図A始動入賞口20Aへの始動入賞時と、特図B始動入賞口20Bへの始動入賞時とでは、開閉動作パターンが異なる。基本的には、特図B始動入賞口20Bへの始動入賞時の方が、特図A始動入賞口20Aへの始動入賞時よりも長い設定となっている。
前記羽根部材112の開放により、前述したようにセンター役物105内に遊技球PBが流入する可能性があり、流入した場合は、最終的に特定領域122C又は外れゾーン122Dの何れかに案内される。
特定領域122Cに設けられた特定領域入賞センサ130、並びに外れゾーン122Dに設けられた外れセンサ132は、それぞれ当選/落選制御部214に接続されている。この当選/落選は、前記抽選結果メモリ210に接続されており、特定領域入賞センサ130又は外れセンサ132からの球検出信号の入力に基づき、前記抽選結果メモリ210から抽選結果を取り込む。
この取り込んだ抽選結果に基づき、当選/落選制御部214は演出種指示部216に対して演出実行を指示する。これにより、演出種指示部216は、演出制御部152へ演出種情報を出力する。
また、当選/落選制御部214は、大当たり処理制御部218及び時短付与制御部220に接続されている。当選/落選制御部214では、抽選結果が当たり(大当たり)の場合、大当たり処理制御部218に対して、大当たり処理実行を指示する。これにより、大当たり処理制御部218では、右大入賞口ソレノイド39を制御して、右大入賞口38の蓋体を開閉し、大当たり処理が実行される。
また、当選/落選制御部214は、時短付与制御部220に対して、時短付与を指示する。この時短付与制御部220は、前記大当たり処理制御部218から大当たり終了情報が入力されるようになっており、大当たり処理の終了を認識し、時短を付与する。
時短付与制御部220は、普通図柄抽選部222に接続されている。普通図柄抽選部222では、通過ゲートセンサ23からの球検出信号に基づいて、普通図柄抽選が実行され、その普通図柄抽選結果を時短付与制御部220へ送出する。なお、このとき、時短付与制御部220は、普通図柄抽選部222に対して、時短情報を出力しており、普通図柄抽選部222では、抽選時間を、相対的に時短時は短く、非時短時は長くする。
時短付与制御部220は、可動片動作制御部224に接続されている。時短付与制御部220は、前記普通図柄抽選結果に基づいて、時短時と非時短時とで、異なる可動片動作を指示する。この結果、可動片動作制御部224では、可動片ソレノイド134を制御して可動片25の動作を制御する。
なお、時短付与制御部220では、時短付与の指示があったとき、時短を付与するか否かを現在の遊技状態に基づいて判定する。すなわち、時短が付与されていない状態で大当たりとなったときは、当該大当たり処理終了後に時短を付与するが、時短が付与されている状態で大当たりとなったときは、当該大当たり処理終了後に時短を付与しない。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
パチンコ機10による遊技では、遊技者がグリップユニット26を操作すると、一球ずつ発射装置によって上方へ発射される。発射された遊技球PBは、外レール102に沿って遊技盤18の遊技領域19に打ち込まれ、遊技釘や風車(図示せず)に当たり方向を変えながら遊技領域19内を落下する。そして、入賞せずに遊技領域19の下端部に至った遊技球PBはアウト口40からパチンコ機10内に回収される。
また、遊技球PBが遊技領域19内に設けた始動入賞口20に入賞したり、通過ゲート22を通過すると、それぞれの遊技仕様に基づく処理(例えば、抽選等)が実行されると共に、表示部107への画像表示演出、スピーカ60を用いた音演出等が実行される。また、図示は省略したが、普通入賞口に入賞すると、予め定めた賞球(払い出し)が実行される。
(遊技仕様の概要)
初期モード遊技では、特図A始動入賞口20Aには入賞するが、特図B始動入賞口20Bにはほとんど入らない。このとき、左打ちを示唆する。
特図A始動入賞口20Aに入賞すると、特図抽選(1/8.4程度)が実行され、その抽選結果が保持されて、羽根部材112が開閉する。
羽根部材112の開放中に、センター役物105内に遊技球PBが流入し、かつ特定領域122Cへ入賞すると、抽選の結果が報知される。
大当たりの場合は、アタッカー38の開放による大当たり処理が実行される。このとき、大当たり処理収容後は、必ず時短(特典)が付く。時短数は3回(40%)、5回(30%)、7回(20%)、10回(9%)、100回(1%)の中から、それぞれ括弧内の確率の下で決定する。
時短中(時短モード遊技)では、通過ゲート22の通過による普図抽選に基づき、可動片25が出易くなるため、特図B始動入賞口20Bに球が入り易くなる。このとき、右打ちを示唆する。
特図B始動入賞口20Bに入賞すると、特図抽選(1/1)が実行され、その抽選結果(当選確定)が保持されて、羽根部材112が開閉する。
羽根部材112が開放中に、センター役物105内に遊技球PBが流入し、特定領域122Cへ入賞すると、特図抽選は当選確定(1/1)なので、必ず大当たりとなり、大役処理が実行される。このとき、大当たり処理終了後に、時短はつかない。
一方、特図B始動入賞口20Bには、入賞の保留球(最大4個)があるため、大当たり処理終了後も、保留球数分、羽根部材112が開閉動作する(保留消化モード遊技)。
この保留消化中に特定領域122Cへ入賞すると、大当たりが確定し、かつその終了後に時短がつく。保留消化中に特定領域122Cに入賞しなければ、初期モード遊技に戻る。
上記遊技仕様を実行することで、出球率を設計値にすることができ、遊技者が違和感を感じるようなことがない。
以下、上記遊技仕様に基づく、詳細な制御を図7、図8、図9のフローチャートに従い説明する。
(遊技判定モード制御)
図7は、遊技判定モード制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ300では、電源投入時か否かが判断され、電源投入時であると判定(肯定判定)された場合は、ステップ302へ移行して、初期設定として、初期モード遊技制御ルーチン(図8参照)へ移行する。
また、ステップ300で電源投入時ではないと判定(否定判定)された場合は、ステップ304へ移行し、遊技モードを判別する。
遊技モードは、図8及び図9で設定されるモードフラグに依存する。ステップ304でモードフラグFがリセット(0)されている場合は、ステップ306へ移行して、初期モード遊技制御ルーチンへ移行する。
また、ステップ304でモードフラグFがセット(1)されている場合は、ステップ308へ移行して、時短モード遊技制御/保留消化モード遊技制御ルーチンへ移行する。
(初期モード遊技制御)
図8は、初期モード遊技制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ310では、特図始動入賞口20に入賞したか否かが判断される。このステップ310で否定判定された場合は、ステップ312へ移行して、通過ゲート22を通過したか否かが判断される。このステップ312で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ312で肯定判定されると、ステップ314へ移行して普通図柄抽選処理が実行される。普通図柄抽選に当選すると、可動片25が突出する。
ここでの、普通図柄抽選では、普通図柄抽選の結果報知時間が相対的に長く、かつ普通図柄抽選に当選したときの可動片25の突出時間が相対的に短い(0.1秒程度)に設定される。なお、基本的に、遊技者には左打ちを示唆している状態であるため、通過ゲート25を通過する可能性は低い。ステップ314で普通図柄抽選処理が終了すると、このルーチンは終了する。
また、前記ステップ310において肯定判定されると、ステップ316へ移行して、入賞元が特図A始動入賞口20Aか否かが判断される。前述のように、左打ちを示唆している状態では、特図B始動入賞口20Bに入賞する可能性が低いが、入賞しないわけではない。そこで、何れの入賞かを確認する。
このステップ316で否定判定された場合は、稀に発生する特図B始動入賞口20Bへの入賞であるため、図9のステップ418へ移行する。
また、ステップ316で肯定判定(ほとんどが、肯定判定)されると、ステップ318へ移行して、特別図柄A抽選処理が実行される。このときの当選確率は、1/8.4程度である。
次のステップ320では、前記ステップ318での抽選結果を保持し(一時格納し)、次いで、ステップ322へ移行して羽根部材112の開閉動作制御を実行する。
この羽根部材112の開閉動作により、センター役物105内に遊技球PBに流入する可能性があるため、次のステップ324では、流入球検出センサ116による遊技球PBの流入を検出したか否かが判断される。
このステップ324で否定判定されると、ステップ326へ移行して所定時間が経過したか否かが判断される。羽根部材112が開放する時間が限られているため、この時間内だけ、遊技球PBがセンター役物105内に流入したか否かを判断する。このステップ326で否定判定された場合は、ステップ324へ戻り、肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
前記ステップ324で肯定判定(流入検出)すると、ステップ328へ移行して、何れかの領域(特定領域122C又は外れゾ領域122D)に到達したか否かが判断される。
このステップ328で外れゾーン122Dであると判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ328で特定領域122Cであると判定された場合は、ステップ330へ移行して、抽選結果を読み出し、次いでステップ332で演出制御部152へ当該抽選結果の報知を指示し(演出種類情報を出力し)、ステップ334へ移行する。
ステップ334では、特別図柄抽選の結果が当たりか否かが判断される。このステップ334で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。また、ステップ334で肯定判定された場合は、ステップ336へ移行して、大当たり処理制御を実行する。
ステップ336での大当たり処理後は、ステップ338へ移行して、付与する時短数を設定する。
次のステップ340では、設定された時短を付与し、次いでステップ342へ移行して、モードフラグFをセット(1)し、このルーチンは終了する。
(時短モード/保留消化モード遊技制御)
図9は、時短モード/保留消化モード遊技制御ルーチンを示すフローチャートである。
ステップ410では、特図始動入賞口20に入賞したか否かが判断される。このステップ410で否定判定された場合は、ステップ412へ移行して、通過ゲート22を通過したか否かが判断される。このステップ412で否定判定された場合は、このルーチンは終了する。
また、ステップ412で肯定判定されると、ステップ414へ移行して普通図柄抽選処理が実行される。普通図柄抽選に当選すると、可動片25が突出する。
ここでの、普通図柄抽選では、普通図柄抽選の結果報知時間が相対的に短く、かつ普通図柄抽選に当選したときの可動片25の突出時間が相対的に長い(5.6秒程度)に設定される。ステップ414で普通図柄抽選処理が終了すると、このルーチンは終了する。
また、前記ステップ410において肯定判定されると、ステップ416へ移行して、入賞元が特図B始動入賞口20Bか否かが判断される。ここで、時短モード/保留消化モード遊技の下では、右打ちを示唆している状態であり、特図A始動入賞口20Aに入賞する可能性が低いが、入賞しないわけではない。そこで、何れの入賞かを確認する。
このステップ416で否定判定された場合は、稀に発生する特図A始動入賞口20Aへの入賞であるため、図8のステップ318へ移行する。
また、ステップ416で肯定判定(ほとんどが、肯定判定)されると、ステップ418へ移行して、特別図柄B抽選処理が実行され、ステップ422へ移行する。なお、このときの当選確率は、1/1であり、当選が確定している。
次のステップ422では、羽根部材112の開閉動作制御を実行する。
この羽根部材112の開閉動作により、センター役物105内に遊技球PBに流入する可能性があるため、次のステップ424では、流入球検出センサ116による遊技球PBの流入を検出したか否かが判断される。
このステップ424で否定判定されると、ステップ426へ移行して所定時間が経過したか否かが判断される。羽根部材112が開放する時間が限られているため、この時間内だけ、遊技球PBがセンター役物105内に流入したか否かを判断する。このステップ426で否定判定された場合は、ステップ424へ戻り、肯定判定された場合は、このルーチンは終了する。
前記ステップ424で肯定判定(流入検出)すると、ステップ428へ移行して、ゾーン(特定領域122C又は外れ領域122D)に到達したか否かが判断される。
このステップ428で外れ領域122Dであると判定された場合は、ステップ446へ移行して、保留残があるか否かが判断され、否定判定された場合は、ステップ448でモードフラグFをリセット(0)して、このルーチンは終了する。また、ステップ446で肯定判定された場合は、ステップ418へ戻る。
また、ステップ428で特定領域122Cであると判定された場合は、特別図柄抽選の結果は当選のみであるため、ステップ432へ移行して、演出制御部152へ当該抽選結果(当選結果)の報知を指示し(演出種類情報を出力し)、ステップ436へ移行する。この場合、当選は確定している。ステップ436では、大当たり処理制御を実行する。
ステップ436での大当たり処理後は、ステップ438へ移行して、現在、時短付与中であるか否かが判断される。このステップ438で、肯定判定(時短モード)されると、ステップ440へ移行して、時短を付与しない(非時短)でステップ410へ戻る。
また、ステップ438で否定判定(保留消化モード)されると、ステップ442へ移行して、付与する時短数を設定する。次のステップ444では、設定された時短を付与し、ステップ410へ移行する。なお、ステップ444での処理後、モードフラグFをセット(1)して、このルーチンを終了してもよい(図7に戻る)。
以上説明したように、本実施の形態では、初期モード遊技(通常遊技)と時短モード遊技(特別遊技)とを設定し、初期モード遊技での大当たり後は時短を付与し、かつ時短モード遊技での大当たり後は時短を付与しないようにすることで、所謂連荘(連続大当たり)率を抑制する。一方、時短モードでは保留機能を用いて、保留球数分だけ、時短モード遊技の有利性(特別図柄抽選の当選確率が1/1)を利用するようにしたため、所謂連荘(連続大当たり)の可能性を高める。これらの遊技仕様を融合することで、設計上の出玉率で連荘を抑制でき、初期モード遊技に移行させることができる。
PB 遊技球
10 パチンコ機
12 下飾り
14 ガラス板
16 ガラス枠
18 遊技盤
19 遊技領域
20A 特図A始動入賞口
20B 特図B始動入賞口
21A 特図A始動入賞口センサ
21B 特図B始動入賞口センサ
22 通過ゲート
23 通過ゲートセンサ
24 皿ユニット
25 可動片
26 グリップユニット
27 鍵穴
28 上皿部
30 下皿部
32 周縁壁部
34 上皿球抜きレバー
36 下皿球抜きボタン
38 右大入賞口
39 右大入賞口ソレノイド
40 アウト口
42 球貸ボタン
44 返却ボタン
46 灰皿
50 操作ボタン
52 上部演出部
54 下部演出部
56 演出部
58 レンズカバー(レンズ部)
60 スピーカ
60C、60L、60R ガラス枠スピーカ
60U 皿ユニットスピーカ
62 3連表示部
102 外レール
104 内レール
105 センター役物
106 装飾部材
107 表示部
108 球案内部
112 羽根部材
114 羽根部材ソレノイド
116 流入球検出センサ
118 振分回転盤
118A 収容溝(凹部)
120 振分回転盤モータ
122 振分ゾーン隔壁部
122A、122B 排出部
122C 特定領域
122D 外れ領域
124 切替弁
125 切替弁ソレノイド
126 回転体
126A 特定領域案内溝
126B 回転軸
128 回転体モータ
130 特定領域入賞センサ
132 外れセンサ
134 可動片ソレノイド
136 発光素子
150 主制御部
152 演出制御部
154 払出制御部
156 図柄制御部
160 払出装置
164 発射制御部
190 盤用外部端子
191 枠用外部端子
200 入力元判定部
202 命令出力部
204 当たり値メモリ
206 乱数取得部
208 特別図柄抽選部
210 抽選結果メモリ
212 羽根部材動作制御部
214 当選/落選制御部
216 演出種指示部
218 大当たり処理制御部
220 時短付与制御部
222 普通図柄抽選部
224 可動片動作制御部

Claims (6)

  1. 当選確率が低い第1の抽選モード、或いは当選確率が前記第1の抽選モードよりも高い第2の抽選モードの何れかで抽選を実行する主抽選手段と、
    前記主抽選手段による抽選機会を得たときに、通常は流入不可の領域への遊技球の流入を一定期間許可する流入許可手段と、
    前記遊技球が、前記領域に流入し、かつ、予め定めた確率で入賞する特定領域へ導かれ、さらに、前記主抽選手段の抽選結果が当選の場合に、遊技者に短期間で多くの賞球をもたらす大当たり処理を実行する大当たり処理実行手段と、
    前記第2の抽選モードに対して有効とされ、前記大当たり処理終了後に、遊技の進行が遊技者に有利に働く特典を、この特典が付与されていないことを条件に付与する特典付与手段と、
    前記第2の抽選モードの下での抽選機会を得たにも関わらず抽選できない遊技状態のとき、当該抽選機会を予め定めた所定数だけ保留し、この保留された抽選機会を、当該第2の抽選モードの下で抽選できる遊技状態のときに消化する保留抽選手段と、
    を有する遊技機。
  2. 前記特典が、前記第2の抽選モードの下での抽選機会を、特典がない場合に比べて増加させる場合があることを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記第1の抽選モード及び前記第2の抽選モードのそれぞれの抽選機会が、それぞれ異なる位置に設けられた入賞口に入賞するときに割り当てられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の遊技機。
  4. 前記主抽選手段による抽選とは別に、予め定めた当選確率で抽選を実行する副抽選手段と、
    前記副抽選手段による抽選が当選したときに、前記第2の抽選モードの抽選機会が割り当てられた入賞口への入賞率を変化させる可動片を、高入賞率側へ所定時間移動させる移動手段とをさらに有し、
    前記特典が、少なくとも前記可動片の高入賞率側へ移動している前記所定時間の延長であることを特徴とする請求項3記載の遊技機。
  5. 前記特典の付与の際、前記所定時間の延長の実行回数を制限することを特徴とする請求項4記載の遊技機。
  6. 入賞率が高く入賞時に実行される抽選の当選確率が低く主に通常遊技中である初期モード遊技に用いられる第1の始動入賞口と、
    入賞率が低く入賞時に実行される抽選の当選確率が高く主に大当たり遊技中である特典モード遊技に用いられる第2の始動入賞口と、
    遊技球が役物領域へ流入するための流入口が設けられ、当該流入口を開閉する開閉部材を備えた役物装置と、
    前記抽選の機会を得たときに、前記開閉部材を一定期間開放する開閉制御手段と、
    前記遊技球が前記役物領域に流入し、かつ、予め定めた確率で入賞する特定領域へ導かれ、さらに、前記抽選結果が当選の場合に、大当たりが確定し、通常は閉塞されている大入賞口を開放し、遊技者に短期間で多くの賞球をもたらす大当たり処理を実行する大当たり処理実行手段と、
    前記大当たり処理の終了後に、前記第2の始動入賞口に設けられた可動片を動作させ、前記第2の始動入賞口の入賞率を、第1の始動入賞口の入賞率よりも高くする機会を増加する特典を、当該特典が付与されていない場合に限り付与する特典付与手段と、
    前記第2の始動入賞口に入賞によって与えられる抽選機会を保留する保留手段と、
    前記特典が付与されていない遊技状態を初期モード遊技とし、特典が付与されている遊技状態を特典モード遊技とし、保留消化中の遊技を保留消化モード遊技として、前記モードを移行して遊技を進行させる遊技実行制御手段とを有し、
    前記遊技実行制御手段が、
    前記初期モード遊技から遊技を開始し、
    当該初期モード遊技の下で、大当たりが確定して大当たり処理が実行された後に特典モード遊技に移行し、
    当該特典モード遊技の下で、大当たりが確定した場合には大当たり処理が実行された後に保留消化モード遊技に移行し、
    前記特典モード遊技の下で、大当たりにならない場合には、前記初期モード遊技に移行し、
    当該保留消化モード遊技の下で、大当たりが確定した場合には大当たり処理が実行された後に特典モード遊技に移行し、
    前記保留消化モード遊技の下で、大当たりにならない場合には、前記保留消化モード遊技に移行する、ことを特徴とする遊技機。
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