JP2011032939A - 自動二輪車の蒸発燃料処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】燃料タンクからの蒸発燃料をチャージ配管を介してキャニスター101に送って貯留する。上流端が燃料タンクに配置されるチャージ配管を、燃料タンクの側壁を貫通させて外側に出す。また、キャニスター101を、側面視、ヘッドライト70と燃料タンク間で、フロントサイドカウル24の上部フロントサイドカウル部80の内側の膨出凹部に配置する。
【選択図】図1
Description
このような蒸発燃料処理装置のうち、自動二輪車用のものとして、車体にキャニスターを設ける構造が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
この発明によれば、フロントサイドカウル内側の膨出凹部にキャニスターを配置することにより、車体のレイアウトの自由度を向上させ、ヘッドライトと燃料タンク間のデッドスペースを有効利用でき、また、フロントサイドカウルで覆ってキャニスターを保護し、さらに、直射日光,排気熱,走行風等に起因する外部からの熱がキャニスターに伝わりにくくして、キャニスターの吸脱性能を良好に確保することができる。
また、上述構成において、前記キャニスターは、その前方及び後方を、前記メーターバイザー又は/及び前記フロントサイドカウルによって覆われて前記膨出凹部内に収容されるようにしてもよい。この構成によれば、走行風がキャニスターに直接当たって、キャニスターが冷却されるのを防止し、これによりパージ効率の低下を防ぐことができる。
また、上述構成において、前記メーターバイザーと前記フロントサイドカウルは、前記キャニスターを上方から覆うと共に下方に開口するようにしてもよい。この構成によれば、直射日光を遮ってチャージ量を稼ぎ、かつ、走行時のラジエータの熱をキャニスターに導いてパージ性能を促進させることができる。
また、上述構成において、前記フロントサイドカウルは、後方へ延在する上部フロントサイドカウル部と、この上部フロントサイドカウル部の前下部から後ろ下がりに延在する下部フロントサイドカウル部とを備える側面視V字形状を有し、前記キャニスターは、前記上部フロントサイドカウル部の内側に配置されるようにしてもよい。この構成によれば、フロントサイドカウルの剛性が高く、かつ、走行時はラジエータからの熱、停車時は稼働中のエンジンの排熱が上部フロントサイドカウル部内側にこもりやすく、キャニスターを適切に覆いつつ加温を効率良く行うことができる。
また、キャニスターの前方及び後方を、メーターバイザー又は/及びフロントサイドカウルによって覆われて上記膨出凹部内に収容すれば、走行風がキャニスターに直接当たってキャニスターが冷却されるのを防止し、パージ効率の低下を防ぐことができる。
また、キャニスターが、カウルを支持するカウルステーに支持されれば、キャニスターを支持するための専用のステーが不要となる。
また、チャージ配管を、燃料タンク側面を貫通し、さらに、貫通部をフロントサイドカウルで覆えば、チャージ配管を燃料タンク下や燃料タンク上から出す構成と比較して、レイアウト自由度を向上させ、また、貫通部をフロントサイドカウルによって保護し、さらに外観を向上させることができる。
また、メーターバイザーとフロントサイドカウルを、キャニスターを上方から覆うと共に下方に開口するようにすれば、直射日光を遮ってチャージ量を稼ぎ、かつ、走行時のラジエータの熱をキャニスターに導いてパージ性能を促進させることができる。
また、フロントサイドカウルは、後方へ延在する上部フロントサイドカウル部と、この上部フロントサイドカウル部の前下部から後ろ下がりに延在する下部フロントサイドカウル部とを備える側面視V字形状を有し、キャニスターは、上部フロントサイドカウル部の内側に配置されるようにすれば、キャニスターを適切に覆いつつ加温を効率良く行うことができる。
図1は、本発明の実施形態に係る蒸発燃料処理装置を備えた自動二輪車の側面図であり、また、図2は、その正面図である。
この自動二輪車10は、図1に示すように、車体フレーム11と、この車体フレーム11の前端部に取り付けられたヘッドパイプ12によって回動自在に支持された左右一対のフロントフォーク13,13(ただし、図1では、左側のフロントフォーク13のみを図示している。)と、これらフロントフォーク13,13の上端部を支持するトップブリッジ14に取り付けられた操舵用のハンドル15と、フロントフォーク13,13の下端部に回転自在に支持された前輪16と、車体フレーム11に支持されたエンジン17と、このエンジン17に排気管18を介して連結された排気マフラー19と、車体フレーム11の後下部のピボット20によって上下方向揺動自在に支持されたリアスイングアーム21と、このリアスイングアーム21の後端部に回転自在に支持された後輪22と、リアスイングアーム21と車体フレーム11との間に介装されたリアクッション23とを備えており、さらに、車体前部側方を車幅方向外側から覆うフロントサイドカウル(サイドカウル)24を備えている。
図4に示すように、自動二輪車10は、キャブレター25と、ラジエータ26とを備えており、さらに、図1,図2,図3に示すように、車体前部の左側に、蒸発燃料処理装置100の一部を構成するキャニスター101を備えている。
図1に示すように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ12から緩やかに後ろ下がりで後方に延びた後、湾曲部31Aを介して略下方に延びるメインフレーム31と、同じくヘッドパイプ12からメインフレーム31の下方を、後ろ斜め下方に延びた後、湾曲部32Aを介して略水平に後方に延びるダウンチューブ32とを有している。メインフレーム31の下端には、ピボットプレート33が配設されていて、このピボットプレート33には、リアスイングアーム21を揺動自在に支持するピボット20が設けられている。
また、シリンダヘッド17C,17Cには排気管18が接続され、また、シリンダヘッド17C,17C近傍には、エアクリーナーやキャブレター25(図4参照)が配設されている。キャブレター25には、燃料タンク38内の燃料が供給され、エアクリーナーからの空気に燃料を混合させてエンジン17に供給している。なお、キャブレター方式に代えて、インジェクション方式を採用してもよい。
フロントカウル51については、後に詳述する。
サイドカバー52は、側面視において、シート37の下方で、かつエンジン17の後方に配設されている。すなわち、サイドカバー52は、シート37の前後方向の略中央からシートの後方に延びるように配置されていて、シート37の下端縁とステー35との間の空間を覆っている。
リアシートカウル53は、シートレール34の後端側に固定されている。リアシートカウル53は、サイドカバー52の後端に接続されて、後方に延設され、シートレール34の後部を覆っている。リアシートカウル53には、リアウインカー56が一体的に組み込まれている。
フロントフェンダー54は、フロントフォーク13,13のアウターチューブ57に固定されて、前輪16の上側を覆っている。
リアフェンダー55は、シートレール34の後部の下側に取り付けられていて、後輪22の上方を覆っている。
図5は、車体フレーム11に支持された燃料タンク38及びカウルステー61等の上面図である。
フロントカウル51は、図5に示すように、車体フレーム11に支持された(固定された)カウルステー61によって支持されている。
カウルステー61は、パイプ部材を屈曲させて形成されたベースステー62を有している。ベースステー62は、車幅方向(左右方向)に延びる水平部62Aと、この水平部62Aの左右両端の屈曲部62B,62Bで屈曲されて、後方に延びる傾斜部62C,62Cを有している。各傾斜部62Cは、図5に示す上面視において、前半部62Dが後ろ広がりで後方に延び、中間部62Eが真っ直ぐ後方に延び、後部62Fが内側に向かって屈曲されている。傾斜部62Cは、図1に示す側面視においては、全体が後ろ下がりに傾斜している。
また、水平部62Aの左右方向の略中央には、略コ字形の、メーター76(図3参照)を支持するためのメーターステー65が固定されている。また、水平部62Aの左右両端の屈曲部62B,62Bには、上端に略楕円状の取付プレート66Aを有するカウル支持ステー66が立設されている。この取付プレート66Aには、2個の雌ねじが螺刻されていて、図3に示すバックミラー67の基端部(下端部)の略楕円状の取付部67Aに穿設されている貫通孔にボルト68(図5参照)を通して、取付プレート66Aの雌ねじに螺合させることにより、カウル支持ステー66にバックミラー67を取り付けることができる。この際、カウル支持ステー66側の取付プレート66Aとバックミラー67側の取付部67Aとの間でフロンカウル51を挟み込むことで、フロントカウル51の前端側をカウルステー61によって支持することができる。また、フロントカウル51の後端側(後述するフロントサイドカウル24,24の後端)は、図3に示す燃料タンク38の側面に設けられた係止部38Aに取り付けられている。
フロントアッパカウル60は、前端から斜め後方に湾曲するノーズ部72と、このノーズ部72の左右に張り出すノーズサイド部73,73と、ノーズ部72の下方に設けられるエアインテークダクト部74,74とを一体に備えて構成されている。
ノーズ部72には、ヘッドライト70を収納するヘッドライト開口部72Aが設けられると共に、このヘッドライト開口部72Aの上方に、フロントアッパカウル60後方に収納されるメーター76を遮光するメーターバイザー75が設けられており、メーターバイザー75の前面にスクリーン71が取り付けられている。
エアインテークダクト部74は、図2に示すように、フロントアッパカウル60の前部下端に位置し、前方に向かって開口する左右一対のダクトを備え、車体前方からの走行風を左右一対のフロントサイドカウル24,24間の空間内に導入する。
フロントサイドカウル24は、図1,図2に示すように、エアインテークダクト部74の外側やや下方を頂点として後方へ略V字形状に延びるカバー形状に形成され、後ろ上がりに延存する上部フロントサイドカウル部80と、上部フロントサイドカウル部80の前下部から後ろ下がりに延存する下部フロントサイドカウル部81からなる一体のカバーに形成されている。つまりフロントサイドカウル24は、側面視で後方へ向かって上下に分岐するV字形状の単一のカバーに形成されている。
また、これら上部フロントサイドカウル部80及び下部フロントサイドカウル部81は、上記頂点から後方へ行くに従って、徐々に車幅方向外側へ張り出す湾曲形状に形成され、燃料タンク38の前部側方で上下に分岐して後方へ延び、これら上部フロントサイドカウル部80,下部フロントサイドカウル部81の後縁が、燃料タンク38に設けられたニーグリップ部38Bの窪みの輪郭線38Cに略倣うように側面視略V字形状に切り欠かれた形状に形成されている。
この上部フロントサイドカウル部80は、図2に示すように、全体として車体正面視で、車体下方に進むに従って車幅方向外側に傾斜する上側傾斜面(上側側面)80Aと、車体下方に進むに従って車幅方向内側に傾斜する下側傾斜面(下側側面)80Bとからなる、内側に開放した断面略V字形状に形成されている。すなわち、上部フロントサイドカウル部80は、全体として、車幅方向外側に向かって凸状の、膨出凸部を構成している。そして、上部フロントサイドカウル部80の内側には、膨出凹部90が構成されていて、後述するキャニスター101は、この膨出凹部90に配置されている。上述のように、本実施形態では、上部フロントサイドカウル部80は、その全体が、車幅方向の外側に向かって凸状となる膨出凸部を構成しており、その内側全体が、膨出凹部90に相当することになる。
上述の上側傾斜面80Aは、図1に示すように、シート37に着座する乗員に向けて後ろ上がりに延びる面に形成され、これによって車体前方からの走行風を乗員の、特に上半身側に向けて導く導風面として機能させることができる。
下部フロントサイドカウル部81は、図1に示すように、エアインテークダクト部74の外側やや下方から燃料タンク38とエンジン17との間にある空間側方を覆うように後方へ延びて、前側のエンジン17の上部(ヘッドカバー)側方を覆っている。
この下部フロントサイドカウル81は、車体正面視で、車体下方に行くに従って略車幅方向内側に傾斜する傾斜面81Aを有している。
この傾斜面81Aは、車体前後方向に延び、上部フロントサイドカウル部80の下側傾斜面80Bとで、車体前後方向に延びる整流溝83を形成する。この整流溝83によって、車体前方からの走行風を車体前後方向に整流して後方へ流すことができる。また、整流溝83が、エアインテークダクト部74からフロントサイドカウル24に導入された走行風を、上部フロントサイドカウル部80側と下部フロントサイドカウル部81側とに分離し、上側の空気を燃料タンク38と上部フロントサイドカウル部80との間の空間を通して円滑に排出させると共に、下側の空気を燃料タンク38下へ導き、エンジン17の冷却性を向上させると共に、エンジン17の熱が燃料タンク38に伝わるのを効果的に遮断できる。
上述構成の自動二輪車10は、蒸発燃料処理装置100を備えている。
図6は、燃料タンク38の前方の配置されたキャニスター101の側面図であり、また、図7は、同じく斜視図である。
蒸発燃料処理装置100は、図2,図6,図7に示すように、車体の左側に配設されたキャニスター101を備え、さらに、図6に示すように、上流側の燃料タンク38とこのキャニスター101とを繋ぐチャージ配管102と、このキャニスター101と下流側のエンジン17の吸気系とを繋ぐパージ配管103とを備えている。ここで、上流側、下流側とは、燃料タンク38で発生した蒸発燃料の移動方向に沿っての上流側、下流側をいい、最上流側は、燃料タンク38であり、最下流側は、エンジン17の吸気系であって、その途中にキャニスター101が配設されている。
キャニスター101は、図7に示すように、全体が前面(天井面)101A及び後面(底面)101Bを有する略筒形に形成されていて、前面視で上下に長い楕円形状に形成されている。このキャニスター101は、左右寸法L1よりも上下寸法L2の方が長く、さらに、上下寸法L2よりも前後寸法L3の方が長くなるように形成されている。また、左右寸法L1及び上下寸法L2が、前側に進むに従って小さくなるように形成されている。つまり前側ほど細くなるように形成されている。この形状は、上部フロントサイドカウル部80の内側の膨出凹部90全体のうちの、フロントサイドカウル24側の上部フロントサイドカウル部80と、メーターバイザー75側の内側カバー部75Dと間に構成される空間の形状に対応している。すなわち、上部フロントサイドカウル部80における、キャニスター101が配設される部分は、後ろ側ほど車幅方向外側への張り出し量が多くなっている。
ここで、キャニスター101は、温度が高いと、脱着しやすく、一方、温度が低いと、吸着しやすい。このため、チャージ時は温度を低くし、パージ時は温度を高くするのが望ましい。本実施形態では、後述するように、駐車時には、直射日光等の外部の熱がキャニスター101に伝わりにくいようにして温度の上昇を防止し、一方、走行時には走行風によってキャニスター101が冷却されにくいようにしている。
本実施形態においては、上述のキャニスター101は、図1に示すように、側面視においてはヘッドライト70と燃料タンク38との間で、かつフロントサイドカウル24の内側の膨出凹部90、さらに詳しくはフロントサイドカウル24の上部フロントサイドカウル部80の内側の膨出凹部90に配置した。この膨出凹部90には、他の部品は、配設されていないので、キャニスター101を他の場所に配置する場合よりも、比較的容易に配置することができる。すなわち、キャニスター101の形状や位置、また、後述するチャージ配管102、パージ配管103、パージコントロールバルブ104の配管等についてのレイアウト自由度が高い。
このため、車体の左側、右側及び上側等から射し込む直射日光(地面で反射した日光も含む)をフロントサイドカウル24及びメーターバイザー75によって遮ることができる。さらに、フロントサイドカウル24は、キャニスター101の外側(キャニスター101左側)を下方に延びる下部フロントサイドカウル部81を有するので、路面からの輻射熱がキャニスター101に伝わりにくい。
このように、キャニスター101の周囲は、フロントサイドカウル24とメーターバイザー75によって覆われているので、外部からの熱の影響を少なくすることができる。すなわち、例えば、キャニスター101のチャージ性能は、温度が低い方が高くなる。したがって、キャニスター101に覆いがない状態で、自動二輪車10を屋外に駐車するとキャニスター101に直射日光が当たって、温度が上昇し、チャージ性能が低下する。本実施形態では、フロントサイドカウル24によってキャニスター101に直射日光が当たることを防止することができるので、直射日光に起因するチャージ性能の低下を防止できる。
ここで、図8に示すように、フロントサイドカウル24とメーターバイザー75との間の下方は開口しているため、走行時にラジエータ26から放出される熱が、この開口(図8に示す間隙G)を介してキャニスター101周囲空間に入り、車両走行中のキャニスター101が加温されてパージ性能を向上することができる。
すなわち、本構成では、フロントサイドカウル24とメーターバイザー75は、キャニスター101を上方から覆うと共に下方に開口するので、直射日光を遮ってチャージ量を稼ぎ、かつ、走行時のラジエータ26の熱をキャニスター101に導いて車両走行中のパージ性能を促進させることができる。
また、キャニスター101に走行風が当たると、温度が低下してパージ性能が低下するが、本実施形態では、図1,図2,図8に示すように、キャニスター101の少なくとも側方及び前方をフロントサイドカウル24で覆っているので、走行風が直接、キャニスター101に当たることを防止して、パージ性能の低下を防止することができる。なお、ラジエータ26を通過した走行風については、ラジエータ26の後方に抜けるので、キャニスター101に向けては流れず、パージ性能の低下は防止される。
さらに、キャニスター101を、前輪16の接地点16Aとハンドルバー端部15Aとを結んだ平面Hよりも、車幅方向内側に配置すれば、例えば、車体左側方から面状で外力が作用したときに、この外力は、前輪16の接地点16A及びハンドルバー端部15Aに作用して、キャニスター101には作用しにくい。
チャージ配管102は、図6に示すように、その下流側部分102Aが燃料タンク38の外側に配置され、一方、その上流側部分102Bが燃料タンク38の内側に配設されていて、下流側部分102Aと上流側部分102Bとの間の貫通部102Dが燃料タンク38の側面を貫通している。燃料タンク38の内側上部の気相部、すなわち、燃料タンク38の上端の給油用の開口部38Gの直下には、環状の気液分離器38Hが設けられていて、燃料タンク38に入れられた液体の燃料と、ここから発生する気体の蒸発燃料とを分離している。チャージ配管102の上流側部分102Bの上流端は、この気液分離器38Hに配置されている。図5に示すように、チャージ配管102の上流側部分102Bの中間には、鈍角で屈曲する屈曲部102Cが設けられている。
図9は、チャージ配管貫通部38I、すなわち燃料タンク38における、チャージ配管102が貫通する部分を後方から見た図であり、また、図10(A)は、このチャージ配管貫通部38Iを、前後方向に略直交する平面で切って前方から見た縦断面図である。
すなわち、チャージ配管貫通部38Iは、燃料タンク38の側壁(底部38a)に、チャージ配管102の外径よりも大径の貫通孔38cを設け、この貫通孔38cの周囲に、チャージ配管102の傾斜に沿って斜めに延びて貫通孔38cと連通すると共に貫通孔38cの外形よりも大径のボス孔(ボス部38d)を有する補強板38vを接合し、チャージ配管102を貫通孔38cおよびボス孔(ボス部38d)に貫通させ、一括でロウ付けされて形成され、これによって、チャージ配管貫通部38Iの剛性を確保できると共に、チャージ配管102周囲の隙間を一括ロウ付けで容易かつ確実に塞ぐように管理できるので、気密性を確保できる。
また、図5に示すように、燃料タンク38のチャージ配管貫通部38Iは、燃料タンク38の側面のうちの、最外張り出し部Wよりも車体内側になる位置に配置されている。これにより、燃料タンク38に対して、車体側方から外力が作用した場合に、外力はまず最外張り出し部Wに作用することになるので、チャージ配管貫通部38Iには外力が直接作用しにくい。
また、図1に示すように、チャージ配管貫通部38Iは、車体側方を覆うフロントサイドカウル24によって覆われており、かつ、フロントサイドカウル取付部である係止部38A近傍に設けられるので、カウルが強固に支持される部分にチャージ配管貫通部38Iがあり、チャージ配管貫通部38Iが保護を保護できると共に、チャージ配管貫通部38Iを外観視不能にして外観性を向上できる。
また、チャージ配管貫通部38Iを、図2に示す上述の平面H、すなわち、前輪16の接地点16Aとハンドルバー端部15Aとを結んだ平面Hよりも車幅方向内側に配置する場合には、車体左側方から面状に外力が作用しようとした場合、その外力はチャージ配管貫通部38Iに作用する前に、ハンドルバー端部15Aや前輪16の接地点16Aに作用することになるので、チャージ配管貫通部38Iには作用することがなく、又は作用した場合でも、その大きさが低減されることになる。
パージ配管103は、図6に示すように、その上流端がキャニスター101の前面101Aの下側のパージ配管取付部101Dに連結されて、上方斜め後方に立ち上がり、略、チャージ配管102に沿って燃料タンク38のチャージ配管貫通部38Iに向かって延びた(後ろ上がり部103A)後、屈曲されて前方斜め下方に延び(前下がり部103B)、燃料タンク38の二股部の裏面側に入り込んで下方斜め後方に延び(急傾斜部103C)、その後、湾曲して後方斜め下方に延び(緩傾斜部103D)、さらに少し傾斜をきつくして後方斜め下方に延びた後、エンジン17の吸気系に連結されている。
上述のチャージ配管102、パージ配管103は、鋼管によって形成されている。ただし、柔軟性を有するチューブを使用することもできる。
パージコントロールバルブ104は、図6に示すように、ねじ107によってメーターバイザー75側の内側カバー部75Dに取り付けられている。これにより、パージコントロールバルブ104を取り付けるためのステーを省略して、部品点数を削減することができる。なお、パージコントロールバルブ104は、内側カバー部75Dに取り付けるに代えて、フロントサイドカウル24側の上部フロントサイドカウル部80の内面に取り付けるようにしてもよい。
図11,図12に示すように、キャニスター111は、燃料タンク38のチャージ配管貫通部38I及びエンジン17の吸気系よりも前側に配置されているので、チャージ配管112及びパージ配管113をキャニスター111の前面111Cではなく、後面111Dに連結するようにすれば、前面111Cに接続する場合と比較して、チャージ配管112及びパージ配管113の配管長さを短縮して、構成を簡略化することができる。
11 車体フレーム
15A ハンドルバー端部
16 前輪
16A 接地点
24 フロントサイドカウル(サイドカウル)
38 燃料タンク
51 フロントカウル(カウル)
61 カウルステー
70 ヘッドライト
75 メーターバイザー
76 メーター
100 蒸発燃料処理装置
101 キャニスター
102 チャージ配管
103 パージ配管
104 パージコントロールバルブ
H 平面
Claims (9)
- 車体フレームに燃料タンクとヘッドライトとを配設すると共に、車体前部側方を覆い、車幅方向に膨出凸部を有するフロントサイドカウルを備えた自動二輪車の蒸発燃料処理装置において、
側面視前記ヘッドライトと前記燃料タンク間で、前記フロントサイドカウル内側の膨出凹部に、燃料タンクからの蒸発燃料を貯留するキャニスターを配置したことを特徴とする自動二輪車の蒸発燃料処理装置。 - 前記キャニスターは、メーターを覆うと共に前記フロントサイドカウル内側に延びるメーターバイザーと、前記フロントサイドカウルとに囲まれた空間内に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車の蒸発燃料処理装置。
- 前記キャニスターは、その前方及び後方を、前記メーターバイザー又は/及び前記フロントサイドカウルによって覆われて前記膨出凹部内に収容されていることを特徴とする請求項2に記載の自動二輪車の蒸発燃料処理装置。
- 前記キャニスターは、前記車体フレームに取り付けられてカウルを支持するカウルステーに支持されていることを特徴とする請求項2または3に記載の自動二輪車の蒸発燃料処理装置。
- 燃料タンクと前記キャニスターとを繋ぐチャージ配管と、
前記キャニスターと内燃機関の吸気系とを繋ぐパージ配管と、
前記パージ配管途中に設けられ、デューティー制御を行って前記内燃機関に送られる蒸発燃料量を制御するパージコントロールバルブとを備え、
前記チャージ配管及び前記パージ配管は、前記フロントサイドカウル又は前記メーターバイザーに設けられたクランプによって支持され、
前記パージコントロールバルブは、前記フロントサイドカウル又は前記メーターバイザーに取り付けられることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の自動二輪車の蒸発燃料処理装置。 - 前記チャージ配管は、前記燃料タンク側面を貫通して外部に出ており、貫通部が前記フロントサイドカウルに覆われていることを特徴とする請求項5に記載の自動二輪車の蒸発燃料処理装置。
- 前記メーターバイザーと前記フロントサイドカウルは、前記キャニスターを上方から覆うと共に下方に開口することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか1項に記載の自動二輪車の蒸発燃料処理装置。
- 前記キャニスターは、前輪の接地点とハンドルバー端部とを結んだ平面よりも車幅方向内側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の自動二輪車の蒸発燃料処理装置。
- 前記フロントサイドカウルは、後方へ延在する上部フロントサイドカウル部と、この上部フロントサイドカウル部の前下部から後ろ下がりに延在する下部フロントサイドカウル部とを備える側面視V字形状を有し、前記キャニスターは、前記上部フロントサイドカウル部の内側に配置されていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の自動二輪車の蒸発燃料処理装置。
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