JP2011014888A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 第１の光電変換セルが設けられた第１の基板と、
   第２の光電変換セルが設けられた第２の基板と、
   前記第１の基板と前記第２の基板との間に設けられた繊維構造体と
   を有し、
   前記第１の基板と前記第２の基板とは、前記第１の光電変換セルと前記第２の光電変換セルとが内向するように配置され、
   前記第１の光電変換セルと前記第２の光電変換セルは、前記繊維構造体を貫通する導電体によって電気的に接続されていることを特徴とする光電変換装置。
2. 請求項１において、
   前記第１の光電変換セルは、前記第１の基板側から透明電極、光電変換層、透明電極がこの順で積層され、
   第２の光電変換セルは、前記繊維構造体側から、透明電極、光電変換層、金属電極がこの順で積層されていることを特徴とする光電変換装置。
3. 請求項２において、
   前記第１の光電変換セル及び前記第２の光電変換セルの前記光電変換層はｐｎ接合又はｐｉｎ接合を含むことを特徴とする光電変換装置。
4. 第１の基板上に第１の光電変換セルを、及び第２の基板上に第２の光電変換セルを形成し、
   前記第１の光電変換セル上に繊維体を含む未硬化の有機樹脂層を形成し、
   前記未硬化の有機樹脂上に導電性ペーストを選択的に形成し、かつ前記導電性ペーストを前記未硬化の有機樹脂の表面から前記第１の光電変換セルに達する深さまで浸透させ、
   前記第２の光電変換セルが前記第１の光電変換セルと対向するように前記第２の基板を前記未硬化の有機樹脂及び前記導電性ペースト上に重ね合わせ、
   前記未硬化の有機樹脂及び前記導電性ペーストを硬化させることを特徴とする光電変換装置の作製方法。
5. 請求項４において、
   前記第１の光電変換セルは、前記第１の基板側から、透明電極、光電変換層、透明電極の順で形成し、
   前記第２の光電変換セルは、前記第２の基板側から、金属電極、光電変換層、透明電極の順で形成することを特徴とする光電変換装置の作製方法。