JP2011013495A - 導電性ロール、帯電装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】導電性ロール10は、芯体12上に、弾性層14及び表面層16が積層され、この表面層16は、樹脂材料16A中に粒子16Bを含んだ構成とされており、表面に凹凸を有した構成とされている。また、表面層16は、この凹凸の凸部Q内に複数の粒子16Bが存在し、且つ、且つ該凸部の断面における該凸部内に存在する前記粒子の占める面積の割合が該凹部の断面における該凹部内に存在する粒子の占める面積の割合に比べて大きい。
【選択図】図1
Description
請求項1に係る発明は、ロール状に構成され、外周面が凹凸を有し、少なくとも該凹凸の凸部内に複数の粒子が存在し、且つ該凸部の断面における該凸部内に存在する前記粒子の占める面積の割合が該凹部の断面における該凹部内に存在する粒子の占める面積の割合に比べて大きいことを特徴とする導電性ロールである。
<導電性ロール>
本実施の形態の導電性ロールは、ロール状に形成され、外周面が凹凸を有し、少なくとも該凹凸の凸部内に複数の粒子が存在し、且つ該凸部の断面における該凸部内に存在する前記粒子の占める面積の割合が該凹部の断面における該凹部内に存在する粒子の占める面積の割合に比べて大きい。
また、外周面が凹凸を有することで、詳細は後述するが、像保持体や中間転写ベルト等の外部部材に接触配置されて使用された場合であっても、トナー成分や紙粉等の異物の外周面への固着や堆積が抑制される。
芯体12は、導電性ロール10の電極及び支持部材として機能する円柱状の部材であり、例えば、快削鋼、アルミニウム、銅合金、ステンレス鋼等の金属又は合金;クロム、ニッケル等で鍍金処理を施した鉄;導電性樹脂;などの導電性の材質で構成される。これらの材質であれば、強度及び電気的特性の点から、導電性ロール10の芯体12としていずれも使用される。
なお、この芯体12は、摺動性などの用途に応じて材質および表面処理方法を適時選択される。この芯体12としては、導電性を有さない材質を用いてもよく、導電性を有さない材質を用いた場合には、メッキ処理など一般的な処理により加工して導電化処理を行ってもよい。
この芯体12の外周面上には、弾性層14が積層されている。なお、本実施の形態では、芯体12上に、弾性層14及び表面層16が順に積層された構成である場合を説明するが、表面層16が最も外周側に配置されていればよく、内部にその他の層を介した構成であってもよい。例えば、芯体12と弾性層14との間に接着層(図示省略)を設けても良い。
弾性層14は、例えば導電性ロールとして適切な圧力で接触部分を形成し電界を形成するようにするものである。このため、弾性層14の抵抗を調整することが望ましく、例えば弾性層14を構成するゴム材中に導電剤を分散させることによって、弾性層14の抵抗を調整する。
なお、アスカーC硬度の測定は、3mm厚の測定シート表面にアスカーC型硬度計(高分子計器社製)の測定針を押圧し、1000g荷重の条件で行う。
表面層16は、図1に示すように、樹脂材料16A中に粒子16Bを含んだ構成とされており、表面に凹凸を有した構成とされている。また、表面層16は、この凹凸の凸部Q内に複数の粒子16Bが存在し、且つ該凸部の断面における該凸部内に存在する前記粒子の占める面積の割合が該凹部の断面における該凹部内に存在する粒子の占める面積の割合に比べて大きい。
なお、この「凸部Q内の複数の粒子16Bが存在した状態」の判定は、例えば、表面層16を、表面層16上の少なくとも複数の凸部Qを通る直線で切ったときの断面を観察し、観察される複数の凸部Qを10個、任意に選択し、選択したこれらの凸部Qの内の70%以上について、上記断面領域A内に複数の粒子16Bが存在していれば、「表面層16の凸部Q内に複数の粒子16Bが存在した状態である」とした。
なお、この粒子16Bの占める面積の割合の算出は、例えば、表面層16を、表面層16上の少なくとも複数の凸部Qを通る直線で切ったときの断面を観察し、観察された複数の凸部Qの内の最大数と最小数を除き選択し、選択したこれらの凸部Qの各々について、上記断面領域Aに占める粒子16Bの占める面積の割合を算出した結果の平均値を、粒子16Bの占める面積の割合として算出した。
また、凸部Qの断面における該凸部Q内に存在する粒子16Bの占める面積の割合が80%以下であると、粒子16Bと樹脂材料16Aとの結着力が良好に保たれ、複数の粒子16Bにより凸部Q、すなわち凹凸の形成された表面層16の表面の亀裂が効果的に抑制される。
この十点平均粗さ(Rz)は表面粗さ測定装置(SURFCOM 1500DX(東京精密社製))を用いて、測定長4mm、カットオフ波長0.8mm、測定倍率1000倍、測定速度0.15mm/sec、カットオフ種類ガウシアン、傾斜補正最小二乗曲線補正の方法で測定した。
詳細は後述するが、本実施の形態では、表面層16の凹凸は、表面層16を形成するために用いられる表面層用塗布液を塗布することで弾性層14上に形成された塗布層17中の流体の対流に伴う粒子16Bの移動によって粒子16B間の距離が変化することで、塗布層17中において粒子16Bが引き寄せ合って粒子16Bが密に存在した領域と、粒子16Bが粗に存在または存在しない領域と、が発生し、この密に存在する領域が結果的に凸部Qとなり、粗または存在しない領域が結果的に凹部Pとなることで、表面層16が形成される。このため、粒子16Bの扁平比が上記0.7以上1.0以下であると、樹脂材料16Aの対流中において粒子16B同士が互いに引き寄せ合う力が働きやすくなると考えられ、表面層16上に容易に凹凸が形成されると考えられる。
式(1) 扁平比 =A/B
(ここで、Bは粒子16Bの絶対最大長を、Aは粒子16Bの絶対最小長を表す。)
扁平比は、主に顕微鏡画像または走査電子顕微鏡画像を画像解析装置によって解析することにより数値化される。扁平比は1に近づくほど真球とみなされ、数値が大きくなるほど粒子の最大長さと最小長さに大きな差を有し、楕円形になることを意味する。
(1)ルシャテリエ比重瓶に約250mlのエチルアルコールを入れ、メニスカスが目盛りの位置にくるように調整する。
(2)比重瓶を恒温水槽に浸し、液温が20.0±0.2℃になったとき、メニスカスの位置を比重瓶の目盛りで正確に読み取る(精度0.025mlとする)。
(3)試料を約100g量り取り、その質量を精秤し、これをW(g)とする。
(4)量り取った試料(粒子16B)を比重瓶に入れ、液中の泡を除く。
(6)次式により真比重を算出した。
D=W/(L2−L1)
S=D/0.9982
式中、Dは試料の密度(20℃)(g/cm3)、Sは試料の真比重(20℃)、Wは試料の質量(g),L1は試料を比重瓶に入れる前の20℃におけるメニスカスの読み(ml),L2は試料を比重瓶に入れた後の20℃におけるメニスカスの読み(ml),0.9982は20℃における水の密度(g/cm3)である。
樹脂材料としては、ポリアミド樹脂、アクリル樹脂、シリコーン樹脂、低密度ポリエチレン(LDPE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、エチレン・アクリル酸共重合体(EAA)、架橋ポリメタクリル酸メチル、架橋ポリスチレン、架橋ポリアクリル酸エステル、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン12、ナイロン6、ナイロン6−12などが上げられる。また、無機材料としては、炭酸カルシウム、アルミナ、シリカなどが挙げられる。これらの中でも、結着性の観点から、ナイロン系の架橋タイプを用いることが好ましい。
さらに、この多孔質状の粒子16Bを構成する材料としては、後述する樹脂材料16Aの主成分がポリアミドの場合には、粒子16Bとしてはポリアミド樹脂を用いることが好ましい。これは、樹脂材料16Aへの相溶性の他、N−メトキシメチル化ナイロンとの架橋反応も見込めるため、樹脂材料16Aと粒子16Bとのより強い結合力が見込まれるため好ましい。
一方、表面層16の体積抵抗値が1×1010Ωcm以下であると、導電性ロール10を転写ロールとして用いたときに、放電や転写ぬけ等の画質欠陥の発生が抑制され、帯電ロールとして用いたときには、濃度ムラの発生が抑制される。
次に、本実施の形態の導電性ロール10の製造方法について説明する。
まず、芯体12の表面に弾性層14を設ける。弾性層14の作製方法としては、例えば、ゴム材料に加硫剤と加硫促進剤とを混練りした混合物を押し出し成型した後、加熱して加硫させる方法などが挙げられる。
表面層16は、上記樹脂材料16A、粒子16B、及びその他の添加剤を含む表面層用塗布液を弾性層14上に塗工することで形成される。
すなわち、本実施の形態では、弾性層14上に形成された塗布層17中の樹脂材料16Aの対流に伴う粒子16Bの移動によって粒子16B間の距離が変化することで、塗布層17中において粒子16Bが引き寄せ合って粒子16Bが密に存在した領域と、粒子16Bが粗に存在または存在しない領域と、が発生し、この密に存在する領域が結果的に凸部Qとなり、粗または存在しない領域が結果的に凹部Pとなることで、表面層16が形成される。
一方、本実施の形態の導電性ロール10においては、表面層16中に含まれる粒子16Bを均一に分散させず、反対に、表面層16中において、粒子16Bが密に存在した領域と、粒子16Bが粗に存在または存在しない領域とが形成されて凹凸が形成されるように、表面層用塗布液中を調整することで、上記凹凸を有する表面層16を形成したものである。
この表面層用塗布液は、上記樹脂材料16A、粒子16B、及び上記説明した導電材料に加えて、溶剤、及び分散助剤等を含んでいる。
また、この表面層用塗布液に含まれる分散助剤としては、界面活性剤、カップリング剤等が挙げられる。
また、さらに、粒子16Bの扁平比を0.7以上1以下の範囲で調整することで、対流により粒子16Bが互いに引き寄せ合って密になった領域が形成されやすくなるように調整することが可能となる。また、粒子16Bの真比重を上述のように0.7以上1以内に調整することで、樹脂材料16Aの対流に伴う粒子16Bの樹脂材料16A中における移動のしやすさが調整される。
また、導電性ロール10を構成する芯体12の体積抵抗率の測定は、上記導電性ロール10と同じ方法で測定される。
具体的には、組成物シート21の両面に電極(アドバンテスト社製、R12702A/Bレジスティビィティ・チェンバ)をとりつけて、組成物シートの片面には電極と同軸上にリング状のアース電極を更に取り付け、これらの電極に抵抗測定器(アドバンテスト社製、R8340Aデジタル高抵抗/微小電流計)を接続する。
体積抵抗率(Ω・cm)=19.63×印加電圧(V)/電流値(A)/組成物シート厚(cm)…(2)
以下、導電性ロール10を搭載した画像形成装置及びプロセスカートリッジの一例を説明する。
なお、この、帯電ロール54による像保持体52の帯電から各種装置の駆動によって記録媒体64に画像が形成される一連の処理を、画像形成処理と称して説明する。
このため、帯電ロール54表面の亀裂により像保持体52表面の帯電状態が不均一となることが抑制される。また、帯電ロール54の外周面に亀裂が発生することにより、弾性層14から導電剤等の各種材料が染み出すことが抑制される。
従って、導電性ロール10を帯電ロール54に適用することで、結果的に、像保持体52表面が均一に帯電され、像保持体52表面の帯電不良による濃度ムラや色筋発生が抑制され、画質不良が抑制される。また、帯電ロール54の長寿命化が図れる。
このため、転写ロール60表面の亀裂により、像保持体52上に保持されたトナー像を構成するトナーを記録媒体64側へ移行させる電界強度が不均一になり転写不良が発生することが抑制される。また、転写ロール60の外周面に亀裂が発生することにより、弾性層14から導電剤等の各種材料が染み出すことが抑制され、記録媒体64の汚れが抑制される。
従って、導電性ロール10を転写ロール60に適用することで、結果的に、像保持体52に保持されたトナー像の転写不良が抑制され、画質不良が抑制される。また、転写ロール60の長寿命化が図れる。
例えば、画像形成装置として、中間転写体を介して記録媒体にトナー像を形成する画像形成装置を用いた場合には、像保持体52上に保持されたトナー像を中間転写体に転写する一次転写ロールや、中間転写体上に転写されたトナー像を記録媒体へ転写する二次転写ロールやバックアップロールに適用することで、好適に画質劣化が抑制される。
<導電性ロールの作製>
−弾性層の形成−
・エピクロロヒドリンゴム(商品名:3106、日本ゼオン社製) 100質量部
・カーボンブラック(商品名:旭♯60、旭カーボン社製) 10質量部
・炭酸カルシウム(商品名:ホワイトンSB、白石カルシウム社製) 20質量部
・イオン導電剤(商品名:BTEAC、ライオン社製) 5質量部
・加硫促進剤(ステアリン酸、日油社製) 1質量部
・加硫剤:硫黄(商品名:パルノックR、大内新興化学社製) 1質量部
・加硫促進剤:チウラム系(商品名:ノクセラーTET−G、大内新興化学社製)
1.5質量部
・加硫促進剤:チアゾール系(商品名:ノクセラーDM−P、大内新興化学社製)
1質量部
接着剤としては、接着剤(ポリオレフィン系 Chemlok250X:ロードファーイースト社製)100質量部に、導電剤(ケッチェンブラックEC:ライオン社製)を3.0質量部、を混合したものを用いた。
この弾性層の表面粗さは、Rzで2.8μmであり端部に比べ中央部の外径は、55μm程度大きな状態に仕上がった(クラウン形状)。この弾性層の体積抵抗率は、22℃、55%RHの環境下で3×106Ω・cm、アスカーC硬度はアスカーC76であった。
樹脂材料16Aとして、6ナイロンをメトキシメチル化率30%施した(鉛市社製ファインレジFR101(分子量、約20,000)を選定した。この樹脂材料10質量部を、メタノール75質量部、n-ブタノール20質量部、水5質量部、クエン酸0.3質量部で溶解して10時間放置して溶解液を調整した。その後、この溶解液に、カーボンブラック20質量部を添加して、ダイノーミルを用いて60分間分散処理を施すことによって、表面層材料導電液を調整した。この調整した表面層材料導電液の固形分100質量部に対して、粒子16Bとして、平均粒径Φ5μmのナイロン粒子を35質量部添加することで、表面層用塗布液を調整した。
室温(22℃)、湿度50%RH以上60%RH以下の環境下で、1分間乾燥させた。この乾燥後の塗布層17の表面を光学顕微鏡により確認したところ、表面に凹凸が観察された。このため、浸漬塗布槽から引き上げた1分間の乾燥時に、表面層用塗布液中の流体の対流が生じて粒子16Bが移動し、凹凸が形成されたものと考えられる。
この1分間の乾燥の後に、該ロール部材を、160℃に加温した加熱炉に投入し20分間焼成させ後、加熱炉から取り出し室温にて冷却を行った。これによって、導電性ロールA1を作製した。
(断面観察)
作製した導電性ロールA1について、断面観察のための検体を作製した。まず、作製した導電性ロール1について、まず、剃刀を表層側から弾性層まで切り込み大まかに取り出した。取り出した検体は、液体窒素を用い−130℃に凍結させ、硬化状態で切込みを行った後に、この切り込み面をクライオミクロトームによって平滑面とした。
上記断面を観察し、該断面における、任意の10個の凸部Qの厚みと、任意の10個の凹部Pの厚みと、を測定し、これらの合計20点の厚み測定値の平均値を、表面層の平均膜厚として求めた。この平均膜厚は、9μmであった。
上記検体の断面を観察し、観察される複数の凸部Qの内の10個を任意に選択し、選択したこれらの凸部Q内に存在する粒子16Bの数を確認し、選択したこれらの凸部Qの内の70%以上について、7個以上の粒子16Bが観察された。また、これらの観察した凸部Q内に存在する粒子16Bの数の平均値は、11個であった。
上記検体の断面を観察し、観察された上記断面領域Aの面積を100%としたときの、該断面領域A内に存在する粒子16Bによって占められている領域の面積の割合を算出した。
詳細には、上記断面の観察において、観察された複数の凸部Qの内の10個を任意に選択し、選択したこれらの凸部Qの各断面領域Aの各々について、断面領域Aの面積を、区画を区切り画像処理することにより求め、さらに、各凸部Qの各断面領域A内の粒子16Bの占める面積も、画像処理することにより求めた。そして、これらの10個の凸部Qの各々について、上記断面領域Aに占める粒子16Bの占める面積の割合を算出した結果の平均値を、粒子16Bの占める面積の割合として算出したところ、58%であった。
上記検体の断面を観察し、観察される複数の凹部Pの内の10個を任意に選択し、選択したこれらの凹部P内に存在する粒子16Bの数を確認し、選択したこれらの凹部P内に存在する粒子16Bの数の平均値は、4個であった。
上記検体の断面を観察し、観察された上記断面領域Bの面積を100%としたときの、該断面領域B内に存在する粒子16Bによって占められている領域の面積の割合を算出した。
詳細には、上記断面の観察において、観察された複数の凹部Pの内の10個を任意に選択し、選択したこれらの凹部Pの各断面領域Bの各々について、断面領域Bの面積を、区画を区切り画像処理することにより求め、さらに、各凹部Pの各断面領域B内の粒子16Bの占める面積も、画像処理することにより求めた。そして、これらの10個の凹部Pの各々について、上記断面領域Bに占める粒子16Bの占める面積の割合を算出した結果の平均値を、粒子16Bの占める面積の割合として算出したところ、36%であった。
さらに、実施例1で作製した導電性ロールA1について、耐久性試験を行い、画質評価、及び表面の亀裂発生評価を行った。
この帯電ロールは、像保持体に対して、片側600gの荷重が架かるようにコイルバネでベアリングを受けた。耐久性試験の環境は、帯電ロール表層のひび割れにストレスな低温低湿下である10℃、15%RHの環境で実施した。画像パターンは、記録紙A4サイズ横長方向にハーフトーン30%濃度で連続して印刷した。なお、記録紙としては、坪量200g/m2のA4用紙を用いた。
上記耐久性試験において、A4サイズ50,000枚への画像形成毎に画質評価を実施して、搭載した導電性ロール(実施例1では帯電ロール)に起因する縦筋や、帯電ロールピッチの濃度ムラが発生していないかを確認した。画質評価する環境は、画質故障が顕著に表れる低温低湿下(10℃、15%RH)で実施し、画質評価サンプルは、前面ハーフトーン30%濃度で行い画質故障を目視により下記評価基準に基づいて評価した。
G0:縦筋が未発生であるレベル。
G1:かすかに縦筋が発生するレベル。
G2:顕著に縦筋が発生するレベル。
G3:縦筋が複数発生し前面に濃度ムラが生じるレベル。
上記耐久性試験において、A4サイズ50,000枚への画像形成毎に、導電性ロール1の表面を観察し、亀裂の発生状態を評価した。詳細には、導電性ロールの表面の軸方向一端部から他端部及び外周の全領域の内の、90度間隔で1mm幅の広さの領域内について、キーエンス社製カラー3Dレーザ顕微鏡、型式VK8550(対物レンズ25倍)を用いて、発生している部分を対物レンズ50倍で確認して亀裂の数を数えた。
実施例1では、表面層の形成時において、表面層材料導電液の固形分100質量部に対して、粒子16Bとして、平均粒径Φ5μmのナイロン粒子を35質量部添加することで、表面層用塗布液を調整した。本実施例2では、この平均粒径Φ5μmのナイロン粒子の添加量を、表面層材料導電液の固形分100質量部に対して20質量部に替えた以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本実施例2の導電性ロールA2を調整した。
作製した導電性ロールA2について、実施例1と同じ条件及び方法を用いて各種測定及び評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
実施例1では、表面層の形成時において、表面層材料導電液の固形分100質量部に対して、粒子16Bとして、平均粒径Φ5μmのナイロン粒子を35質量部添加することで、表面層用塗布液を調整した。本実施例3では、この平均粒径Φ5μmのナイロン粒子の添加量を、表面層材料導電液の固形分100質量部に対して50質量部に替えた以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本実施例3の導電性ロールA3を調整した。
作製した導電性ロールA3について、実施例1と同じ条件及び方法を用いて各種測定及び評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
実施例1では、表面層の形成時において、表面層材料導電液の固形分100質量部に対して、粒子16Bとして、平均粒径Φ5μmのナイロン粒子を35質量部添加することで、表面層用塗布液を調整した。本実施例4では、この平均粒径Φ5μmのナイロン粒子に替えて、平均粒径Φ2μmのナイロン粒子を表面層材料導電液の固形分100質量部に対して20質量部添加した以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本実施例4の導電性ロールA4を調整した。作製した導電性ロールA4について、実施例1と同じ条件及び方法を用いて各種測定及び評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
実施例1で作製した導電性ロールA1を、実施例1では、富士ゼロックス株式会社製、DocuCenter Color a450のプロセスカートリッジの、帯電ロールとして組み込んだ。本実施例5では、実施例1で作製したA1を、該プロセスカートリッジの帯電ロールに替えて、転写ロールとして組み込んだ。この点以外は、実施例1と同じ条件及び方法を用いて評価を行った。評価結果を表1及び表2に示した。
実施例1の表面層の形成において、メタノールを75質量部から67.5質量部へ、n−ブタノールを20質量部から18質量部へ、水を5質量部から4.5質量部へ変更した以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本実施例6の導電性ロールA6を調整した。
実施例1の表面層の形成において、ブタノールを20質量部から5質量部へ減量し、メタノールを75質量部から90質量部へ増量し、メタノール比率を上げた以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本実施例7の導電性ロールA7を調整した。
実施例1の表面層の形成において、乾燥温度を室温(22℃)から110℃へ上げた以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本実施例8の導電性ロールA8を調整した。
実施例1では、表面層の形成時において、表面層材料導電液の固形分100質量部に対して、粒子16Bとして、平均粒径Φ5μmのナイロン粒子を35質量部添加することで、表面層用塗布液を調整した。本比較例1では、この平均粒径Φ5μmのナイロン粒子に替えて、平均粒径Φ15μmのナイロン粒子を35質量部添加した以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本比較例1の導電性ロールB1を調整した。作製した導電性ロールB1について、実施例1と同じ条件及び方法を用いて各種測定及び評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
実施例1では、表面層の形成時において、表面層材料導電液の固形分100質量部に対して、粒子16Bとして、平均粒径Φ5μmのナイロン粒子を35質量部添加することで、表面層用塗布液を調整した。本比較例2では、表面層用塗布液に粒子16B(具体的にはナイロン粒子)を加えなかった以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本比較例2の導電性ロールB2を調整した。
作製した導電性ロールB2について、実施例1と同じ条件及び方法を用いて各種測定及び評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
実施例1の表面層の形成時にもいて用いた表面層材料導電液に、更に、分散安定化剤としてブチラール樹脂を10質量部添加した以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本比較例3の導電性ロールB3を調整した。
作製した導電性ロールB3について、実施例1と同じ条件及び方法を用いて各種測定及び評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
実施例1では、表面層の形成時において、表面層材料導電液の固形分100質量部に対して、粒子16Bとして、平均粒径Φ5μmのナイロン粒子を35質量部添加することで、表面層用塗布液を調整した。本比較例4では、この平均粒径Φ5μmのナイロン粒子に替えて、平均粒径Φ20μmのナイロン粒子を35質量部添加した以外は、実施例1と同じ条件及び方法で導電性ロールを作製することで、本比較例4の導電性ロールB4を調整した。作製した導電性ロールB4について、実施例1と同じ条件及び方法を用いて各種測定及び評価を行った。結果を表1及び表2に示した。
そして、さらに、100,000枚を超えた時点の計測では、帯電不均一となり、画質及び亀裂共に評価不能となった。
また、実施例1〜実施例8では、画質不良や導電性ロールの表面の亀裂は、比較例に比べてほとんど発生しなかった。また、導電性ロールの汚れについては、実施例1〜実施例8において、目視上観察されたものの、何れの実施例においても、200,000枚まで画質上の欠陥がほとんどなく良好な画質が維持された。
12 芯体
14 弾性層
16A 樹脂材料
16 表面層
16B 粒子
17 塗布層
50 画像形成装置
52 像保持体
53 芯体
54 帯電ロール
56 露光装置
58 現像装置
60 転写ロール
67 芯体
70 プロセスカートリッジ
Claims (9)
- ロール状に構成され、外周面が凹凸を有し、少なくとも該凹凸の凸部内に複数の粒子が存在し、且つ該凸部の断面における該凸部内に存在する前記粒子の占める面積の割合が該凹部の断面における該凹部内に存在する粒子の占める面積の割合に比べて大きいことを特徴とする導電性ロール。
- 前記凸部の断面における該凸部内に存在する前記粒子の占める面積の割合が20%以上80%以下であることを特徴とする請求項1に記載の導電性ロール。
- 前記外周面の十点平均粗さRzが4μm以上20μm以下であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の導電性ロール。
- 芯材と、該芯材の外周に設けられた弾性層と、該弾性層上に設けられ前記粒子を含有した表面層と、を有し、該表面層の表面が前記凹凸を有する外周面であることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の導電性ロール。
- 前記粒子の平均粒径が2μm以上15μm以下であることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の導電性ロール。
- 前記表面層は、
前記粒子と、樹脂材料と、を含む塗布液を前記弾性層の外周面に塗布することで塗布層を形成し、該塗布層における流体の対流に伴う前記粒子間の距離の変化よって、前記凹凸が形成されることを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか1項に記載の導電性ロール。 - 請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の導電性ロールを備えることを特徴とする帯電装置。
- 像保持体と、
前記像保持体を帯電する帯電ロール、及び前記像保持体上に形成されたトナー像を被転写部材に転写する転写ロールの少なくとも一方と、
を少なくとも備え、
前記帯電ロール及び前記転写ロールの内の、プロセスカートリッジに備えられた前記帯電ロール、プロセスカートリッジに備えられた前記転写ロール、またはプロセスカートリッジに備えられた前記帯電ロール及び前記転写ロールの内の少なくとも一方が、前記請求項1〜請求項6に記載の導電性ロールであることを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 像保持体と、
前記像保持体を帯電する帯電手段と、
前記帯電手段によって帯電された前記像保持体上に静電潜像を形成する静電潜像形成手段と、
前記形成手段によって形成された前記静電潜像をトナーによって現像する現像手段と、
前記トナー像が現像されることで前記像保持体上に形成されたトナー像を被転写部材へ転写する転写手段と、
を備え、
前記帯電手段及び前記転写手段の内の少なくとも一方が、請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の導電性ロールを備えることを特徴とする画像形成装置。
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