JP2011001748A - 運転室仕切りドア開放錠装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非常時に、乗客が運転室と客室間の仕切りドアを、鍵を用いることなく客室側から容易に開放可能な運転室仕切りドア開放錠装置を提供する。
【解決手段】鉄道車両の運転室と客室間の仕切り壁と回動式仕切りドアに設けられた運転室仕切りドア開放錠装置10は、仕切りドアに回動自在に装備された錠部材11と、運転室側から回動操作可能に錠部材11に連結されたハンドルと、錠部材11が係脱可能なU形の錠受部31を有し、この錠受部31が錠部材11に係合する突出位置と係合しない退入位置とに亙って水平方向にスライド可能に仕切り壁に装備されたスライド部材15と、仕切り壁に回動可能に装着され、スライド部材15を突出位置と退入位置とに亙って切換え可能な回動部材16と、回動部材16に連結されて客室側から回動操作可能な操作ノブ17とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、鉄道車両における運転室仕切りドア開放錠装置に関し、特に、非常時に客室の乗客が、運転室と客室間の回動式仕切りドアを鍵を用いることなく客室側から開放状態にすることができる開放錠装置に関する。
従来、鉄道車両の運転室と客室間の仕切り壁と回動式仕切りドアには、運転室側からは容易に開錠可能であって客室側からは鍵を用いないと開錠不可能な錠装置が設置されている。乗務員が運転室から客室へ移動する場合、仕切りドアに設けられた錠装置の操作レバーなどを手動で回動し、錠部材を仕切り壁に設けられた錠受から離脱させて開錠し、客室へ移動してから鍵で錠部材を回動させて錠受に係合させることで施錠する。
ここで、乗客が運転室に勝手に侵入しないように、鍵を用いなくては開錠不可能なように構成された他の錠装置の構成例として、例えば、特許文献1に記載されている鉄道車両用自動錠装置がある。この錠装置は、乗務員室と客室間の仕切りドアに設置され、乗務員室側解錠カムと、施錠カムにより固定されている客室側解錠カムとを夫々独立して設けている。この錠装置は、客室側からドアを開ける場合にのみ鍵を必要とするように構成され、ドアを一度でも閉じれば自動的に施錠される。
ところで、非常事態が発生した時、乗客を車外へ脱出させなければならない事態が起こり得るため、鉄道車両には手動でドアを開閉可能にする装置が設けられている。例えば、特許文献2には、鉄道車両用の側引戸開閉用の空気シリンダの配管中に設けられた非常用開放コックが記載されている。また、特許文献3には、非常事態発生時にハンドルを操作して側引戸の施錠を外して、手動で側引戸を開放可能にする電車用側引戸装置が記載されている。
特開平6−58030号公報 特開2002−347616号公報 特開2003―237568号公報
しかし、列車の中には、進行方向側運転室にのみ乗務員(運転士)がいるワンマン列車で、走行するトンネル等の幅が狭く列車の側方へ側出入り口からの脱出が困難な車両がある。このような車両で編成列車の中央で火災等の事故が発生した場合は、側方へ側出入り口からの脱出が困難な場合があるため、地下区間等のトンネルを走る場合で乗務員室の仕切りドアを開放して、乗客が脱出する方法をとらざるを得ない。
このようなワンマン列車の場合、乗務員がいない側の乗務員室の仕切りドアを開放する方法として、乗務員が乗務員の不在の乗務員室の仕切りドアを確実に開放するため、開放スイッチにより編成の反対の仕切りドアの仕切りドア錠を電気的に開放する装置を設置されているが、このような方法では特別な開放スイッチを乗務員室に設置すると共に列車編成の両端を繋ぐ特別な信号ケーブルが必要となるなど、重量的にもコスト的にも不利にならざるを得ない。
特許文献1の自動錠装置では、客室側からでは鍵がないとドアが開けられない構成であるので、側方に脱出することが出来ない区間を走行するワンマン車両では、使用することが出来ない。
特許文献2の非常用開放コックや特許文献3の側引戸装置においては、非常時に乗客が手動で車両側引戸を開閉可能にするのに適しているものであるが、運転室と客室間の仕切りドアが回動式の場合は、ドアの構成が全く異なるために、これら非常用開放コックや側引戸装置を回動式仕切りドアに適応することは出来ない。
本発明の目的は、鉄道車両において非常事態が発生した時に、乗客が運転室と客室間の回動式仕切りドアを、鍵を用いることなく客室側から容易に開放可能な運転室仕切りドア開放錠装置を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1の運転室仕切りドア開放錠装置は、鉄道車両の運転室と客室間の仕切り壁と回動式仕切りドアに設けられた運転室仕切りドア開放錠装置において、仕切りドアにその仕切りドアのドア面と平行に回動自在に装備された錠部材と、前記運転室側から回動操作可能に前記錠部材に連結されたハンドルと、前記錠部材が回動により上方から係脱可能なU形の錠受部を有し、この錠受部が錠部材に係合する突出位置と係合しない退入位置とに亙って水平方向にスライド可能に仕切り壁に装備されたスライド部材と、前記仕切り壁にこの仕切り壁と直交する軸心回りに回動可能に装着され、前記スライド部材を突出位置と退入位置とに亙って切換え可能な回動部材と、前記回動部材に連結されて客室側から回動操作可能な操作ノブとを備えたことを特徴としている。
請求項2の運転室仕切りドア開放錠装置は、請求項1の発明において、前記操作ノブを収容するノブ収容室と、このノブ収容室の客室側開放口を蓋する透明合成樹脂製のカバー蓋であって乗客の手動で開放可能なカバー蓋とを備えたことを特徴としている。
請求項3の運転室仕切りドア開放錠装置は、請求項1又は2の発明において、前記スライド部材は第1,第2カム面を有し、前記回動部材は前記第1,第2カム面に択一的に係合するカム部材を有し、前記カム部材が第1カム面に係合したとき前記突出位置になり、前記カム部材が第2カム面に係合したとき前記退入位置になることを特徴としている。
請求項4の運転室仕切りドア開放錠装置は、請求項3の発明において、前記回動部材を、前記カム部材が第1カム面に係合する施錠位置と、前記カム部材が第2カム面に係合する開錠位置とに切換え可能であり、回動部材が施錠位置のとき施錠位置に保持すると共に回動部材が開錠位置のとき開錠位置に保持する保持用捩じりバネを設けたことを特徴としている。
請求項5の運転室仕切りドア開放錠装置は、請求項1〜4の何れかの発明において、前記スライド部材が退入位置になったことを検出した検出信号を出力可能なスイッチ手段を設けたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、この運転室仕切りドア開放錠装置は、仕切りドアにその仕切りドアのドア面と平行に回動自在に装備された錠部材と、前記運転室側から回動操作可能に前記錠部材に連結されたハンドルとを備えたので、運転室側からはハンドルを手動で回動操作して仕切りドアを開錠可能である。
この運転室仕切りドア開放錠装置は、前記錠部材が回動により上方から係脱可能なU形の錠受部を有し、この錠受部が錠部材に係合する突出位置と係合しない退入位置とに亙って水平方向にスライド可能に仕切り壁に装備されたスライド部材と、前記仕切り壁にこの仕切り壁と直交する軸心回りに回動可能に装着され、前記スライド部材を突出位置と退入位置とに亙って切換え可能な回動部材と、前記回動部材に連結されて客室側から回動操作可能な操作ノブとを備えたので、客室側から手動で操作ノブを回動操作して、操作ノブに連結する回動部材を介して、スライド部材の錠受部を突出位置と退入位置とに亙って切換えることができる。
このため、錠部材がU形の錠受部に上方から係合している施錠状態であっても、客室の操作ノブを回動操作することで、錠部材を突出位置から退入位置に切り換え、錠部材を錠受部から離脱させることで、錠部材が自重により下方へ回動する。従って、鍵が無い乗客でも鍵を用いることなく客室側から仕切りドアを開錠することができるので、仕切りドアを容易に開放状態にすることができる。
請求項2の発明によれば、前記操作ノブを収容するノブ収容室と、このノブ収容室の客室側開放口を蓋する透明合成樹脂製のカバー蓋であって乗客の手動で開放可能なカバー蓋とを備えたので、非常事態が発生した場合、このカバー蓋を手動で開放することができ、ノブ収容室に収容された操作ノブを容易に操作可能な状態にすることができる。
請求項3の発明によれば、前記スライド部材は第1,第2カム面を有し、前記回動部材は前記第1,第2カム面に択一的に係合するカム部材を有し、前記カム部材が第1カム面に係合したとき前記突出位置になり、前記カム部材が第2カム面に係合したとき前記退入位置になるので、この回動部材の回動により、カム部材が択一的に第1,第2カム面に係合して、スライド部材を突出位置と退入位置とに切り換えることができる。
請求項4の発明によれば、前記回動部材を、前記カム部材が第1カム面に係合する施錠位置と、前記カム部材が第2カム面に係合する開錠位置とに切換え可能であり、回動部材が施錠位置のとき施錠位置に保持すると共に回動部材が開錠位置のとき開錠位置に保持する保持用捩じりバネを設けたので、この保持用捩じりバネにより、回動部材を施錠位置と開錠位置とに確実に保持することができる。
請求項5の発明によれば、前記スライド部材が退入位置になったことを検出した検出信号を出力可能なスイッチ手段を設けたので、このスイッチ手段によりスライド部材が退入位置になったことを検出することができる。
本発明の実施例に係る運転室仕切りドア開放錠装置が設けられた仕切り壁と仕切りドアの客室側からの正面図である。 仕切りドアの運転室側からの正面図である。 運転室仕切りドア開放錠装置の施錠状態を示す分解斜視図である。 運転室仕切りドア開放錠装置の開錠状態を示す分解斜視図である。 運転室仕切りドア開放錠装置の客室側から視た正面図である。 運転室仕切りドア開放錠装置の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
先ず、本発明の運転室仕切りドア開放錠装置10が適用される仕切り壁1と回動式仕切りドア2について簡単に説明する。
図1,図2に示すように、仕切り壁1と回動式仕切りドア2(以下、仕切りドア2という)は鉄道車両の運転室と客室間に設けられている。仕切り壁1には、複数の鍵付き扉3が設けられ、仕切り壁1内に車両を制御するための種々の制御装置や配電盤などが配設されている。
仕切りドア2は、仕切り壁1に対して運転室側へ開閉可能に取付けられている。図1の仕切りドア2のドア面の中段部には、水平方向に手摺り4が設けられている。図2の仕切りドア2のドア面の中段部左側には、鉛直方向に手摺り4より短いハンドル5が設けられている。尚、図1,図3〜図5の上下左右を上下左右として説明し、図1の紙面手前側を客室側、図1の紙面奥側を運転室側として説明する。
次に、運転室仕切りドア開放錠装置10の全体構成について説明する。
図1〜図6に示すように、運転室仕切りドア開放錠装置10(以下、開放錠装置10という)は、錠部材11と、ハンドル12と、鍵連結部13と、ケース部材14と、スライド部材15と、回動部材16と、操作ノブ17と、ノブ収容室18と、カバー蓋19などから構成されている。この開放錠装置10は、仕切り壁1と仕切りドア2に設けられている。この開放錠装置10は、非常事態が発生したときに客室から鍵が無くても操作ノブ17を回動操作することで、仕切りドア2を開放状態にすることができる。
次に、開放錠装置10を構成する構成部品のうち、仕切りドア2に設けられた錠部材11や鍵連結部13などの構成部品について説明する。
図1〜図6に示すように、錠部材11は、仕切りドア2にその仕切りドア2のドア面と平行に装備され、且つ仕切りドア2の中段部のハンドル5の上方に1対の固定部材21を介して回動自在に装備されている(図2参照)。
ハンドル12は、金属板の途中部を屈曲して形成され、乗務員が錠部材11を運転室側から手動で回動操作可能に複数のネジ部材(図示略)により錠部材11に平行に固定されている(図6参照)。
鍵連結部13は、錠部材11を客室側から回動操作する為の鍵を連結可能に錠部材11の回動軸部11aの先端部に形成されている。客室側固定部材21の中心孔から鍵連結部13に鍵を挿入可能である。
次に、開放錠装置10を構成する構成部品のうち、仕切り壁1に設けられたケース部材14やスライド部材15などの構成部品について説明する。
図3〜図6に示すように、ケース部材14は、縦に細長い長方形状の案内板23と、略正方形状の1対のケース板24,25などから構成されている。このケース部材14は、仕切り壁1の内部に組み込まれている。
案内板23は、長方形状の開口部23aと、ケース板24,25を固定するための4つの連結部23bとを有している。この案内板23は、仕切り壁1のドア開口部右側面に形成された凹状の取付部27に複数のビス23cにより固定されている。開口部23aは、案内板23の中央に形成され、スライド部材15の錠受部31が開口部23aに進退自在に挿入され進退駆動される。
1対のケース板24,25は、案内板23に一体形成された4つの連結部23bに、ビス部材により案内板23と直交状に固定されている。客室側ケース板24は、運転室側ケース板25より右方に向かって僅に延長され、この延長部が仕切り壁1の断面L形の係合部29に複数のビス29aで固定されている。運転室側ケース板25には、ケース板24,25間を等間隔に維持するための6本の円筒状のスペーサ28,28a〜28dの一端部がビス部材により固着されている。スペーサ28,28a〜28dの他端部は、ケース板24にカシメ状に固定されている。尚、このケース部材14には、案内板23と1対のケース板24,25以外にも、上面を塞ぐ上面板と、下面塞ぐ下面板と、右面を塞ぐ右面板が設けられているが、図3,図4では図示を省略している。
次に、スライド部材15について説明する。
図3〜図6に示すように、スライド部材15は、錠部材11が回動により上方から係脱可能なU形の錠受部31と、平板状の1対の規制板32と、後述するカム部材38が係合する第1,第2カム面33,34と、スライド部材15を案内するための案内孔35などを有している。このスライド部材15は、錠受部31が錠部材11に係合する突出位置と係合しない退入位置とに亙って水平方向にスライド可能に仕切り壁1に固定されたケース部材14に装備されている。
錠受部31は、複数の金属板を積層した積層体から形成され、突出位置にあるときの案内板23から突出された突出部分が断面U形状に構成されている。錠受部31は、1対の規制板32,32間に複数のビス或いは溶接などで強力に固定されている。錠受部31が退入位置にあるとき、錠受部31の先端面は案内板23と同一面上に位置する。
1対の規制板32は、金属板から側面視逆L形に夫々形成され、右側下端部には部分円弧状の第1,第2カム面33,34が夫々形成され、左側上部には水平方向に長孔状の案内孔35が夫々形成されている。錠受部31と1対の規制板32は、1対の案内孔35に挿入され、ケース部材14に支持されているスペーサ28aにより水平方向にスライド可能に支持されている。この規制板32の左端面は、錠受部31が突出方向へ移動したとき、案内板23の右端面に当接して、スライド部材15の移動が規制される。
次に、回動部材16について説明する。
図3〜図6に示すように、回動部材16は、ノブ装着穴37aが形成された円柱状の軸本体部37と、この軸本体部37に固定され且つスライド部材15の第1,第2カム面33,34に択一的に係合するカム部材38を有している。回動部材16は、仕切り壁1に固定されたケース部材14に、仕切り壁1と直交する軸心回りに回動可能に装着されている。回動部材16は、スライド部材15を突出位置(図3参照)と退入位置(図4参照)とに亙って切換え可能である。
カム部材38は、1対の金属板から形成され、第1,第2カム面33,34に択一的に係合する突出部38aと、回動部材16の回動を規制する規制部38bとを夫々有している。カム部材38の突出部38aが、第1カム面33に係合したとき錠受部31が突出位置になり、第2カム面34に係合したとき錠受部31が退入位置になる。操作ノブ17を施錠状態に操作するとき、規制部38bは、ケース部材14に固定されているスペーサ28bに当接し、操作ノブ17を開錠状態に操作するとき、規制部38bは、ケース部材14に固定されているスペーサ28cに当接することで、回動部材16の回動を規制する。このように、スペーサ28b,28cはストッパとしての機能を有する。1対の規制部38bのうち客室側の規制部38bは屈曲して形成され、この規制部38bの表面に突出状に押具38cが形成されている。
図3,図4に示すように、保持用捩じりバネ41は、一端がケース部材14のケース部材14に固定されているスペーサ28dに固定され、他端がカム部材38に固定されている押具38cに固定されている。保持用捩じりバネ41は、切換え時にスペーサ28dを軸にして押具38cを弾性付勢して、回動部材16を、突出部38aが第1カム面33に係合し且つ錠部材11が錠受部31に係合する施錠位置と、突出部38aが第2カム面34に係合し且つ錠部材11が錠受部31から離脱する開錠位置とに切換え可能である。この捩じりバネ41は、回動部材16が施錠位置のとき施錠位置に保持すると共に回動部材16が開錠位置のとき開錠位置に保持する。
次に、操作ノブ17について説明する。
図3〜図6に示すように、操作ノブ17は、ケース板24から突出している回動部材16の軸本体部37のノブ装着穴37aに操作ノブ17の軸部が挿入固定されて、操作ノブ17は回動部材16に連結されている。操作ノブ17を客室側から回動操作することで、回動部材16を客室側から回動操作可能である。操作ノブ17は、回動部材16の規制部38bによる回動規制により、施錠状態では時計回りに約90°までしか回動操作できず、開錠状態では反時計回りに約90°までしか回動操作できない。この操作ノブ17は、後述するノブ収容室18に収容されている。
次に、ノブ収容室18について説明する。
図5,図6に示すように、ノブ収容室18は、操作ノブ17を収容する収容部分43と、この収容部分43に一体的に固定されたフランジ部44とで形成されている。収容部分43底面の裏側には、ケース部材14に固定されているスペーサ28、28a〜28dと同じ位置に複数の円筒状のスペーサ45が固定されている。ノブ収容室18は、複数のビス45aを客室側から複数のスペーサ45を挿通してケース部材14のスペーサ28,28a〜28dに螺合することで、収容部分43はケース部材14に固定されている。フランジ部44は、仕切り壁1に複数のビスにより固定されている。
次に、カバー蓋19について説明する。
図5,図6に示すように、カバー蓋19は、このノブ収容室18の客室側開放口を蓋する略正方形状に形成された透明合成樹脂製のものである。このカバー部材19の外周部は、ノブ収容室18のフランジ部44と金属製の額縁部材47とにより、乗客の手動で開放可能なように挟持固定されている。額縁部材47は、複数のビス47aで仕切り壁1に固定されている。チェーン部材49の一端部が、カバー蓋19の左側下部に連結され、他端部がノブ収容室18の底面に連結されている。カバー蓋19の上段部には、カバー蓋19を取り外すときに使用される手動で切換え可能な切換えハンドル48が設けられている。
図3,図4に示すように、スイッチ手段51が、ケース部材14の左下部に設けられている。このスイッチ手段51は、スライド部材15が退入位置に移動したときに、錠受部31の下部がスイッチ手段51の接触子51aに当接することで、スライド部材15が退入位置になったことを検出して、その検出信号を制御装置(図示略)に出力する。
次に、この開放錠装置10の作用及び効果について説明する。
この開放錠装置10において、平常時に乗務員が運転室から客室に移動する場合、運転室のハンドル12を手動で回動操作し、錠部材11を錠受部31から離脱させて仕切りドア2を開けて客室に移動し、客室側から鍵連結部13に鍵を連結して錠部材11を回動操作し、錠部材11を錠受部31に係合させて仕切りドア2を施錠する。客室に居る乗客は鍵を持たないので、錠部材11を回動して仕切りドア2を開錠することはできない。
ところで、進行方向側運転室にしか乗務員がいないワンマン列車や、自動制御された無人列車などにおいて、火災などの非常事態が発生した場合、乗客が仕切りドア2を開けて運転室を突っ切って車外へ脱出する必要に迫られることがある。このため、仕切りドア2を開放状態にして脱出ルートを確保するため、乗客が仕切り壁1と仕切りドア2に設けられた開放錠装置10を操作することになる。
先ず、乗客がカバー蓋19の切換えハンドル48を手動で外側に切り換えてカバー蓋19から突出させる。次に、この切換えハンドル48を介してカバー蓋19を手動で引っ張り、カバー蓋19を開放状装置10から取り外す。このとき、カバー蓋19はノブ収容室18にチェーン部材49を介して連結されているので、通路に落下することは無い。尚、カバー蓋19は、手動で引っ張るだけでなく、割ったり、押したりすることで取り外し可能に構成しても良い。
尚、カバー蓋19は、通常時に乗客が、手を触れてしまった程度では外れることなく、またカバー蓋19を開放することが必要な異常時には、力が弱い乗客でも取り外すことが出来る程度の適当な強度で、開放錠装置10に取り付けられている必要がある。また、同時に心無い乗客が、異常時でない不必要なときに悪戯として取り外すことのないよう、悪戯を行った場合の懲罰や損害賠償のための罰金の額を警告する掲示をこの開放錠装置10の近辺に貼り付けることが必要である。
次に、操作ノブ17を時計方向に90°回動操作する。そうすると、操作ノブ17に連結された回動部材16が時計方向に90°回動し、スライド部材15の第1カム面33に係合していたカム部材38が、第2カム面34に係合する。このとき、カム部材38が第2カム面34を押圧して規制板32を右方に移動させるので、錠受部31は突出位置から退入位置に移動する。
錠受部31が退入位置に切り換えられると、錠部材11が錠受部31から離脱して、錠部材11の自重により下方に回動して、仕切りドア2の施錠状態が解除される。このようにして、乗客が鍵を用いることなく仕切りドア2を開放状態にすることができるので、乗客が客室側から運転室側に容易に移動することができる。
尚、仕切りドア2を元の施錠状態に戻す場合は、操作ノブ17を手動で半時計方向に90°回動操作し、錠部材11を突出位置に切換える。そして、運転室側からハンドル12を介して錠部材11を回動させる、又は客室側から鍵を鍵連結部13に連結して錠部材11を回動させて、錠部材11を錠受部31に係合させる。これにより、仕切りドア2を施錠状態に戻すことができる。
この開放錠装置10は、錠部材11が回動により上方から係脱可能なU形の錠受部31を有し、この錠受部31が錠部材11に係合する突出位置と係合しない退入位置とに亙って水平方向にスライド可能に仕切り壁1に装備されたスライド部材15と、仕切り壁1にこの仕切り壁1と直交する軸心回りに回動可能に装着され、スライド部材15を突出位置と退入位置とに亙って切換え可能な回動部材16と、回動部材16に連結されて客室側から回動操作可能な操作ノブ17とを備えたので、非常時に手動で操作ノブ17を回動操作して、操作ノブ17に連結する回動部材16を介して、スライド部材15の錠受部31を突出位置と退入位置とに亙って切換えることができる。
このため、錠部材11がU形の錠受部31に上方から係合している施錠状態であっても、非常事態が発生して場合は、客室側の操作ノブ17を回動操作することで、錠部材11を突出位置から退入位置に切り換えることができ、錠部材11を錠受部31から離脱させて、錠部材11を自重により下方へ回動させることができる。従って、鍵が無い乗客でも鍵を用いることなく客室側から仕切りドア2を開錠することができるので、容易に仕切りドア2を開放状態にすることができる。
操作ノブ17を収容するノブ収容室18と、このノブ収容室18の客室側開放口を蓋する透明合成樹脂製のカバー蓋19であって乗客の手動で開放可能なカバー蓋19とを備えたので、非常事態が発生したときに、このカバー蓋19を手動で開放することができ、ノブ収容室18に収容された操作ノブ17を容易に操作可能な状態にすることができる。
スライド部材15は第1,第2カム面33,34を有し、回動部材16は第1,第2カム面33,34に択一的に係合するカム部材38を有し、カム部材38が第1カム面33に係合したとき突出位置になり、カム部材38が第2カム面34に係合したとき退入位置になるので、この回動部材16の回動により、カム部材38が択一的に第1,第2カム面33,34に係合して、スライド部材15を突出位置と退入位置とを切り換えることができる。
回動部材16を、カム部材38が第1カム面33に係合する施錠位置と、カム部材38が第2カム面34に係合する開錠位置とに切換え可能であり、回動部材16が施錠位置のとき施錠位置に保持すると共に回動部材16が開錠位置のとき開錠位置に保持する捩じりバネ41を設けたので、この捩じりバネ41により、回動部材16を施錠位置と開錠位置とに確実に保持することができる。
スライド部材15が退入位置になったことを検出した検出信号を出力可能なスイッチ手段51を設けたので、このスイッチ手段51によりスライド部材15が退入位置になったことを検出することができる。
その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施例に種々の変更を付加した形態で実施可能である。
本発明は、鉄道車両の運転室と客室間の仕切り壁と仕切りドアに設けられた種々の開放錠装置に適用することができる。
1 仕切り壁
2 仕切りドア
10 開放錠装置
11 錠部材
12 ハンドル
13 鍵連結部
14 ケース部材
15 スライド部材
16 回動部材
17 操作ノブ
18 ノブ収容室
19 カバー蓋
31 錠受部
33 第1カム面
34 第2カム面
38 カム部材
41 保持用捩じりバネ
51 スイッチ手段

Claims (5)

  1. 鉄道車両の運転室と客室間の仕切り壁と回動式仕切りドアに設けられた運転室仕切りドア開放錠装置において、
    仕切りドアにその仕切りドアのドア面と平行に回動自在に装備された錠部材と、
    前記運転室側から回動操作可能に前記錠部材に連結されたハンドルと、
    前記錠部材が回動により上方から係脱可能なU形の錠受部を有し、この錠受部が錠部材に係合する突出位置と係合しない退入位置とに亙って水平方向にスライド可能に仕切り壁に装備されたスライド部材と、
    前記仕切り壁にこの仕切り壁と直交する軸心回りに回動可能に装着され、前記スライド部材を突出位置と退入位置とに亙って切換え可能な回動部材と、
    前記回動部材に連結されて客室側から回動操作可能な操作ノブと、
    を備えたことを特徴とする運転室仕切りドア開放錠装置。
  2. 前記操作ノブを収容するノブ収容室と、このノブ収容室の客室側開放口を蓋する透明合成樹脂製のカバー蓋であって乗客の手動で開放可能なカバー蓋とを備えたことを特徴とする請求項1に記載の運転室仕切りドア開放錠装置。
  3. 前記スライド部材は第1,第2カム面を有し、前記回動部材は前記第1,第2カム面に択一的に係合するカム部材を有し、前記カム部材が第1カム面に係合したとき前記突出位置になり、前記カム部材が第2カム面に係合したとき前記退入位置になることを特徴とする請求項1又は2に記載の運転室仕切りドア開放錠装置。
  4. 前記回動部材を、前記カム部材が第1カム面に係合する施錠位置と、前記カム部材が第2カム面に係合する開錠位置とに切換え可能であり、回動部材が施錠位置のとき施錠位置に保持すると共に回動部材が開錠位置のとき開錠位置に保持する保持用捩じりバネを設けたことを特徴とする請求項3に記載の運転室仕切りドア開放錠装置。
  5. 前記スライド部材が退入位置になったことを検出した検出信号を出力可能なスイッチ手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の運転室仕切りドア開放錠装置。
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