JP2010538935A - エレベーターシャフトの頂部高さを減少させたエレベーターかご - Google Patents

エレベーターシャフトの頂部高さを減少させたエレベーターかご Download PDF

Info

Publication number
JP2010538935A
JP2010538935A JP2010524326A JP2010524326A JP2010538935A JP 2010538935 A JP2010538935 A JP 2010538935A JP 2010524326 A JP2010524326 A JP 2010524326A JP 2010524326 A JP2010524326 A JP 2010524326A JP 2010538935 A JP2010538935 A JP 2010538935A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elevator car
elevator
car
ceiling
free space
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010524326A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5367711B2 (ja
Inventor
ヘンゼラー、マルクス
Original Assignee
ハー・ヘンゼラー・アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ハー・ヘンゼラー・アクチエンゲゼルシャフト filed Critical ハー・ヘンゼラー・アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2010538935A publication Critical patent/JP2010538935A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5367711B2 publication Critical patent/JP5367711B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/02Cages, i.e. cars
    • B66B11/0226Constructional features, e.g. walls assembly, decorative panels, comfort equipment, thermal or sound insulation
    • B66B11/0246Maintenance features
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B5/00Applications of checking, fault-correcting, or safety devices in elevators
    • B66B5/0043Devices enhancing safety during maintenance
    • B66B5/005Safety of maintenance personnel

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Types And Forms Of Lifts (AREA)
  • Elevator Control (AREA)
  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Abstract

エレベーターかご(10)は、かごの天井(9)が非耐荷重性にデザインされており、かご(10)が最上位置に位置したときに、規則により設けることが義務付けられた最低限でも高さ0.5m×幅0.6m×奥行き0.8mの寸法の直方体形状を有しその1つの面が下側に位置するように設けられた自由空間Fが、その全体が前記かごの内部に位置し、かつ前記エレベーターかごの床(8)に向かって延在するようにして設けられるようにした。かごの天井(9)は、荷重が加えられたとき、変形して凹む。このようにして、どの場合にも、メンテナンス技術者が立つ面の上に、規則により設けることが義務付けられた0.5m×0.6m×0.8mの自由空間を確実に設けることができ、エレベーターかごがシャフトの天井に極めて接近した場合でさえも、技術者が押しつぶされる危険に対する安全空間を設けることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、エレベーターシャフトの頂部高さを減少したエレベーターかごに関する。従来、様々なエレベーター駆動装置がエレベーターシャフトの上端部に配置されていた。そのようなエレベーター駆動装置のメンテナンスを行う際は、エレベーター技術者は、エレベーター駆動装置にアクセスするためにエレベーターかごの天井の上に上がる必要があった。しかし、エレベーターかごの天井の上に上がることは一般的に危険であり、過去、エレベーターかごとエレベーターシャフトの頂部との間でそのような調整及びメンテナンス作業を行う際に、リフト技術者が負傷することが数多くあり、押しつぶされて死亡することすらあった。そのため、リフト技術者が押しつぶされることが起こり得ないようにすることを目的とした厳格な規則が法律により制定されている。
重要な規則によれば、新しく設置するエレベーターは、エレベーターかごの端部でリフト技術者が押しつぶされる危険を防止するために、自由空間及び/または保護空間を設ける必要がある。このことはエレベーター規則の2.2節やリフトに関するEU指令に規定されており、メンテナンス作業時の最適な安全性が得るために保護空間を設けることが義務化されている。シャフト頂部、ピット及び保護空間は、整合規格SN EN−1/2:1998に規定されている。その規格のセクション5.7.1のd)に、トラクション式エレベーターの上方に設けられる保護空間に関することが規定されている。エレベーターかごの上方に設けられる空間の大きさは、かごの上側面に載置したと仮定する最低限高さ0.5m×幅0.6m×奥行き0.8mの大きさのその1つの面が下側に位置するように設けられた直方体を受容できるような(望ましくは恒久的に)大きさであるべきである。追加的な自由空間を一時的に形成し、この追加的な自由空間が形成されたときにのみエレベーターシャフトにアクセスできるようにしてもよい。この追加的な自由空間は、0.48m×0.25mの基底面積を有し、自由空間の高さは、エレベーターかごの最大スピードに応じて、1+0.035×v(vはm/s)の値となる。これらの規則は施行されており、エレベーターをメンテナンスするためにかごの天井の上に上がる必要がない場合でも順守しなければならない。
しかし、従来は、リフト技術者がエレベーターかごの天井の上に上がる必要をなくすることは難しかった。ほとんどの場合、エレベーター駆動装置はエレベーターシャフト頂部の上端に配置されているため、リフト技術者がその上に上がってメンテナンス作業を行うためにはエレベーターかご(かごの天井)が耐荷重性を有する必要があった。なお、エレベーターシャフトの頂部の上方に障害物が存在しないようにエレベーターがデザインされている場合はこの限りではない。しかし、建築業界では、建物の外観を美しくするために、エレベーターシャフトの頂部が建物の屋上に突き出ないようにしたいという要求が高まっている。しかし、その場合、エレベーター規則に適合するようにエレベーターをデザインする必要があるため、エレベーター製造業者に対して新しい課題を提示することになる。最新のエレベーターデザインは、シャフトの頂部高さを、それまでの最小値である280cmにすることを可能にした。シャフトの頂部高さとは、建物の最上階の床から、エレベーターシャフトの頂部の天井までの高さである。エレベーターシャフトに設置されるエレベーターは、例えば220cmの内部高さを有するエレベーターかごを備える。かごの上方がエレベーターシャフトの頂部で超過(オーバートラベル)するための約10cmの高さが必要である。また、エレベータードア用の駆動装置を設置するための高さも必要である。したがって、エレベーターの最上位置では、かごの上方の空間の高さは50cmとなる。この空間は、安全用の緩衝領域を提供するためにも必要である。荷重が重い状態のエレベーターが建物の最上階、正確には建物の最上階の床のレベルに到達して停止した後に、前記荷重が減少した場合、支持ケーブルの弾性に起因してかごはさらに数センチ持ち上げられる。そのような場合でも、エレベーターかごがエレベーターシャフトの頂部の端部と衝突しないように、エレベーターかごとエレベーターシャフトの頂部との間に隙間が残るようにする必要がある。このような構造は、220cmの内部高さを有するエレベーターかごに加えて、かごの天井の上に載置したと仮定される立方体の最低限0.5mの高さを必要とする。したがって、220cm+50cm+10cm(超過高さ)とを合計して、シャフトの頂部高さは280cmとなる。住宅用建物の最上階以外の階の階高は240cmであるため、シャフトの頂部高さをさらに減少させることが望ましい。それに加えて、コンクリート天井であり、平らな屋根のデザインであることが望ことがましい。最上階でのエレベーターシャフトの頂部高さが280cmであることが多いが、それでもこの高さは建物の平らなデザインの屋根よりも高いので、エレベーターの頂部は建物の屋根から依然として突出することになる。そのため、このようなエレベーターの頂部の突出を無くすることが求められている。
そこで、本発明の目的は、特定のエレベーターかご高さのための最小限のシャフト頂部高さを必要とするエレベーターシャフトの頂部高さを減少させることができ、かつ、リフト技術者が押しつぶされる危険を防止するための自由空間に関するエレベーター規則に適合可能なエレベーターかごを創出することである。
上記目的を達成すべく、本発明は、エレベーターの駆動装置がエレベーターかごの横断面の上方に配置されていないタイプのエレベーターにおける、エレベーターシャフトの頂部高さを減少させたエレベーターかごであって、エレベーターかごの天井が非耐荷重性に作製されており、前記エレベーターかごが最上位置に位置したときに、規則により設けることが義務付けられた最低限でも高さ0.5m×幅0.6m×奥行き0.8mの寸法の直方体形状を有しその1つの面が下側に位置するように設けられた自由空間が、その全体が前記かごの内部に位置し、かつ前記エレベーターかごの床に向かって延在するようにして設けられるようにしたことを特徴とするエレベーターかごを提供する。
以下、図面を参照しながら、本発明について説明する。
従来のエレベーター駆動装置を有するエレベーターにおける、エレベーターかごが最上位置にあるときのエレベーターシャフトの頂部を示す。エレベーターモーターのメンテナンス作業を行う様子が示されている。押しつぶされる危険からリフト技術者を守るために、法律により義務付けられた自由空間Fがかごの上に示されている。 エレベーターモーターが図1のシステムよりも低い位置に配置されたエレベーターにおける、エレベーターかごが最上位置にあるときのエレベーターシャフトを示す。押しつぶされる危険からリフト技術者を守るために、法律により義務付けられた自由空間Fがかごの上に示されている。 エレベーターかごが最上位置にあるときのエレベーターシャフトの頂部を示す。エレベーターかごはその横方向に配置されたエレベーターモーターを若干通り過ぎる位置まで移動し、このことにより、メンテナンス作業をエレベーターかごの内側から行うことが可能となる。 エレベーターかごが最上位置にあるときのエレベーターシャフトの頂部を示す。エレベーターかごはその横方向に配置されたエレベーターモーターを若干通り過ぎる位置まで移動し、メンテナンス窓を開けることにより、メンテナンス作業をエレベーターかごの内側から行うことができる。機能的な自由空間Fが示されている。
図1から明らかなように、エレベーター駆動装置の従来の配置では、メンテナンス作業はエレベーターかごの天井の上に上がって行われる。メンテナンス作業を行う際は、エレベーター技術者は、エレベーターかごの天井の上に立つ必要がある。エレベーターかごの天井には、つまり、エレベーター技術者が立つ面の上には、例えば図示したような高さ0.5m×幅0.6m×奥行き0.8mの大きさの自由空間Fを設ける必要がある。なお、0.5m×0.6m×0.8mの直方体の空間は、別の面に設けてもよい。エレベーターモーター及びその他の駆動部品全てをエレベーターシャフトの底部に配置した場合でも、かごの天井の上に人が上がる場合があると考えられるため、前記自由空間を設ける必要がある。そのため、そのような場合でも、エレベーターかご(かごの天井)をエレベーターシャフトの頂部の端部まで完全に移動させることはできない。
図2は、別の従来のエレベーターデザインを示す。このデザインでは、エレベーターモーターは、図1に示したデザインよりも低い位置に配置されており、かごが最上位置にあるときにエレベーターかごの天井の真上ではなくかごの上縁とほぼ同じ高さとなるように配置されている。しかし、エレベーターモーターは、常に外部からメンテナンスする必要があり、かごの内側からはアクセスすることはできない。繰り返すが、図示したように、0.5m×0.6m×0.8mの大きさの自由空間Fがかごの天井の上に常に存在する必要がある。また、繰り返すが、この0.5m×0.6m×0.8mの直方体の空間は、別の面に設けることもできる。
図3は、従来とは全く異なる、本発明によるエレベーターシャフトの頂部高さを減少させたエレベーターかごを示す。図示するように、エレベーターかごが最上位置に到達したとき、エレベーターかごの上部外縁2はその横方向に配置されたエレベーターモーター1を完全に超過(オーバートラベル)し、エレベーター駆動装置1はエレベーターかご10と隣り合って位置する。このときの寸法的な状況は、従来とは全く異なる。内部高さが220cmのエレベーターかごは、エレベーターシャフトの頂部11の端部までもう少しの所まで到達することができる。必要とされる高さは、エレベータードア用のドア駆動装置を設置するための約15cmないし20cmの高さと、エレベーターから人が降りてエレベーターかごの積載重量が減少した際に支持ケーブルの弾力性に起因してエレベーターかごが数センチメートル上昇する場合に備えた緩衝領域用の数センチメートルの高さだけである。しかし、上記のどの場合でも及びどの場合にも関わらず、かごの上方に0.5m×0.6m×0.8mの大きさの自由空間Fを常に設けるという条件は常に満たす必要があり、また、たとえエレベーター技術者がこのエレベーターかご10の天井の上に上がる機会がないとしても、技術者がその上に立つことができる面を残す必要がある。本発明では、エレベーターかご10の天井9を非耐荷重性にデザインすることにより、自由空間Fに関する前記条件を満たすことができる。このために、エレベーターかごの天井は、その上に人が乗ることがないように、荷重を支持できないことがはっきりと分かるようにデザインされている。例えば、人が上がれるようにデザインされていないことを誰にでも明確に分かるようにするために、かごの天井は、人が上がったときに変形して凹むような金属板から構成される。加えて、人が天井に上がらないようにするために、見てすぐに分かる表示がかごの天井を含む随所に設けられる。同様に、かごの天井は、透明または半透明のフィルム材料から作製されたプラスチック延伸フィルムから構成することもできる。別の変形例では、かごの天井は、延伸織布から構成してもよい。どの場合でも、耐荷重能力が欠けているため天井に人が上がれないことが誰にでもすぐに分かるように天井がデザインされる。しかし、人が天井に上がった場合、天井はすぐに、人がかごの中に落下しない程度に若干凹む。しかし、かごの天井に上がりたいと思う理由は全く存在しないため、望ましくないかもしればないが、天井を完全に無くして、上方が開放されたかごを作成することもできる。その場合でも、ここで説明したと考えられるコンセプトと、技術的に同じことになる。
かごの天井は非耐荷重性にデザインされているので、エレベーターかごがエレベーターシャフト内の最上位置に位置したときに、自由空間Fはその全体がかごの内部に位置するとともに、かごにおけるメンテナンス技術者が立つことできる面(かごにおける人が立つことが可能な最上面)の上に人が完全に立つことができる。このようにして、どのような場合でも、自由空間Fが、少なくともかごの内部高さ(少なくとも200cmまたはそれ以上)の全長に渡って延在することになる。自由空間Fの基底面積、または、人が立つ領域に載置されると仮定される直方体の面積は、どの場合でも少なくとも、0.5m×0.6mである。しかし、この基底面積の寸法は、通常は0.5m×0.6mよりも大きいかごの床の大部分に相当するので、通常は0.5m×0.6mよりもずっと大きくなる。
かごの天井は荷重を支持することができず、荷重を受けた際にすぐに変形して凹むので、人はかごの天井の「上」には決して上がることはできない。特定の用途とは関連性はないが、温室の天井の上に上がる人はいないのと同じ理由で、かごの天井の上に上がる人はいないという理論的考察が成り立つ。図4は、このエレベーターデザインにおいて、メンテナンス作業がどのようにして行われるかを示す。この目的のために、かご10の側壁の上側部分3を、かご10の内側に外して、かごの側壁の下側部分6の手前に置く。この取り外し可能な側壁上側部分3は、側壁の下側部分6の前側に所定の距離を隔てて置かれる。この距離は、スペーサー12または側壁の下側部分に設けられる手すりによって維持される。図3及び図4から明らかなように、エレベーターシャフト内の空間が無駄にならないように及びかごの幅が犠牲にならないように駆動装置が占める空間の幅を可能な限り小さくしたいので、支持ケーブル7がエレベーターかご10のすぐ近くを通るように構成される。ある規則では、エレベーター技術者が作業するパラペット(手すり壁)4から側壁の取り外し可能な部分までの距離が少なくとも10cmに維持及び制御される必要があることが規定されている。取り外した上側側壁3を下側部分6からある距離を隔てて置くことにより、最も近い移動部品すなわち支持ケーブルのみならず、かごの昇降を支持するガイドレールに対しても、前記10cmの距離の維持を確実にすることができる。本発明では、エレベーターかごは非荷重耐性の天井を有し、自由空間Fは床へ向かって延在するので、このことにより、かご10の上、すなわち、技術者が立つことができる面の上に0.5m×0.6m×0.8mの大きさの自由空間Fを設けることに関連する規則は順守される。
図3及び図4に示すように、第1の実施形態では、エレベーターかご10の非荷重耐性天井9は、ただ単に金属板から作製することができる。天井に荷重がかかるとすぐに、金属板は曲がって下側に大きく凹む。加えて、非耐荷重性のかご天井を、プラスチックや織布などから作製されるゴム弾性膜材料などの膜材料から構成することもできる。さらに、かごの天井を、例えばバネ荷重されたケーブルが取り付けられた昇降可能な剛性板で構成することもできる。このことは、例えば、図4に示すように、引張ばね16が結合されたたわみローラ14を介してエレベーターかごの外側に沿ってガイドされた引張ケーブル13で天井部材の角部を懸架することによって実施することができる。当然ながら、スチール製の引張ケーブルのガイドとしては、ケーブルをただ単にかごの天井に導くようなその他のガイドも考えられる。天井に加えられた荷重がばね力を超えるとばね16が伸びて、規則によって設置が義務付けられた自由空間Fを天井8の上に現れるまで天井8が下降する。
どの場合でも、これらの任意選択の様々な方法は、技術的観点から言えばもはや必要とされないが、規則によって義務付けられている自由空間Fを提供する。このようにして、規則の順守を確実にしながら、エレベーターシャフトの頂部高さを十分に減少させたエレベーターを建造することが可能となる。実際には、エレベーターかごの内部高さを220cmにしたままで、255cmのエレベーターシャフトの頂部高さを達成することができる。この35cmの差は、エレベーターかごのデザインのために必要であり、特にエレベータードア用の駆動装置の設置スペース及び緩衝領域を設けるために必要である。ドア駆動用の電気モータがより小型化された場合、シャフトの頂部高さをさらに数センチメートル減少させて、例えば約240cmにすることも可能である。

Claims (6)

  1. エレベーターの駆動装置がエレベーターかごの横断面の上方に配置されていないタイプのエレベーターにおける、エレベーターシャフトの頂部高さを減少させたエレベーターかごであって、
    エレベーターかごの天井が非耐荷重性に作製されており、
    前記エレベーターかごが最上位置に位置したときに、規則により設けることが義務付けられた最低限でも高さ0.5m×幅0.6m×奥行き0.8mの寸法の直方体形状を有しその1つの面が下側に位置するように設けられた自由空間が、その全体が前記かごの内部に位置し、かつ前記エレベーターかごの床に向かって延在するようにして設けられるようにしたことを特徴とするエレベーターかご。
  2. 請求項1に記載のエレベーターかごであって、
    非耐荷重性の前記天井が、その上に人が乗ることができないことが確実に分かるようにするために、その上に人が乗ったときに変形して凹むことが明らかなようにデザインされていることを特徴とするエレベーターかご。
  3. 請求項1または請求項2に記載のエレベーターかごであって、
    非耐荷重性の前記天井が、その上に人が乗ったときに凹むような薄い金属板から構成され、かつ
    安全規格によって前記エレベーターかご内に設けることが義務付けられた自由空間が、前記エレベーターかご内に十分な大きさで設けられるようにしたことを特徴とするエレベーターかご。
  4. 請求項1または請求項2に記載のエレベーターかごであって、
    前記天井が、ゴム弾性を有するプラスチックフィルムから構成されることを特徴とするエレベーターかご。
  5. 請求項1または請求項2に記載のエレベーターかごであって、
    前記天井が、ゴム弾性を有する織布から構成されることを特徴とするエレベーターかご。
  6. 請求項1または請求項2に記載のエレベーターかごであって、
    エレベーターかごの天井が非耐荷重性に作製されており、
    前記天井が、前記エレベーターかごの上端部において、前記かごの上部縁部に設置された接続されたたわみローラを介して引張ばねに接続されたばね荷重された引張ケーブルにより保持され、
    前記天井に荷重が加えられた際に、規則により設置が義務付けられた自由空間が前記天井の上に現れるまで前記天井が下降し、前記自由空間の全体が前記かごの内部に位置し、かつ前記エレベーターかごの床に向かって延在するようにしたことを特徴とするエレベーターかご。
JP2010524326A 2007-09-17 2008-09-05 エレベーターシャフトの頂部高さを減少させたエレベーターかご Expired - Fee Related JP5367711B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH01445/07A CH700501B1 (de) 2007-09-17 2007-09-17 Liftkabine für reduzierte Liftschachtköpfe.
CH1445/07 2007-09-17
PCT/CH2008/000372 WO2009036583A1 (de) 2007-09-17 2008-09-05 Liftkabine für reduzierte liftschachtköpfe

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010538935A true JP2010538935A (ja) 2010-12-16
JP5367711B2 JP5367711B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=39957272

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010524326A Expired - Fee Related JP5367711B2 (ja) 2007-09-17 2008-09-05 エレベーターシャフトの頂部高さを減少させたエレベーターかご

Country Status (18)

Country Link
US (1) US8573367B2 (ja)
EP (1) EP2190770B1 (ja)
JP (1) JP5367711B2 (ja)
KR (1) KR20100061736A (ja)
CN (1) CN101821185B (ja)
AT (1) ATE535483T1 (ja)
AU (1) AU2008301165B2 (ja)
BR (1) BRPI0816906A2 (ja)
CA (1) CA2699785C (ja)
CH (1) CH700501B1 (ja)
DK (1) DK2190770T3 (ja)
EA (1) EA017296B1 (ja)
ES (1) ES2378429T3 (ja)
HK (1) HK1145486A1 (ja)
MX (1) MX2010002958A (ja)
PL (1) PL2190770T3 (ja)
WO (1) WO2009036583A1 (ja)
ZA (1) ZA201001532B (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FI20106044A (fi) 2010-10-11 2012-04-12 Kone Corp Hissi
CN103228565B (zh) * 2010-10-14 2016-08-10 通力股份公司 延伸的辊导引件
CN103562118B (zh) * 2011-03-21 2016-03-02 因温特奥股份公司 具有最小电梯竖井坑深且具有永久保护空间的电梯
EP2559646A1 (de) * 2011-08-18 2013-02-20 Inventio AG Aufzuganlage mit Aufzugkabine mit nachgiebiger Deckenkonstruktion
FI125176B (fi) * 2014-01-21 2015-06-30 Kone Corp Turvalaitteistojärjestelyllä varustettu hissi
US20170121150A1 (en) * 2014-06-11 2017-05-04 Auréllen FAUCONNET Elevator system
US10392227B2 (en) * 2014-07-25 2019-08-27 Otis Elevator Company Elevator system maintenance from inside a car of the elevator system
US9193566B1 (en) * 2014-09-10 2015-11-24 Eleclip Interior Systems, Llc Elevator ceiling
ES2754272T3 (es) * 2015-01-20 2020-04-16 Inventio Ag Ascensor
US10252887B2 (en) * 2015-04-07 2019-04-09 Otis Elevator Company Locking system for trap or panels of an elevator car and method of controlling access to an elevator shaft from inside the car
CN107438577B (zh) * 2015-04-09 2020-08-11 奥的斯电梯公司 用于进入井道的电梯轿厢壁
ES2744272T3 (es) * 2015-04-10 2020-02-24 Otis Elevator Co Sistema y método de alineamiento de foco delantero de vehículo
CN107980034B (zh) * 2015-06-19 2019-09-03 奥的斯电梯公司 可移除式电梯轿厢门面板
CN109476456B (zh) 2016-07-15 2022-09-09 通力股份公司 电梯装置和电梯
CN109476459A (zh) 2016-07-15 2019-03-15 通力股份公司 电梯装置
WO2018011459A1 (en) 2016-07-15 2018-01-18 Kone Corporation Elevator arrangement for safe maintenance work
CN109476458B (zh) 2016-07-15 2021-03-09 通力股份公司 用以打开电梯轿厢的轿厢顶的电梯装置
CN109476461A (zh) 2016-07-15 2019-03-15 通力股份公司 具有低净空的电梯装置
EP3309101B1 (en) 2016-10-17 2020-06-03 Otis Elevator Company Elevator car, elevator system and method of checking, maintaining and/or repairing an elevator system
EP3398894B1 (en) * 2017-05-05 2019-11-20 KONE Corporation Elevator system with counterweight screen
EP3530603B1 (en) 2018-02-27 2022-08-10 Otis Elevator Company Elevator car comprising a working platform and method of moving a working platform
WO2020008099A1 (en) 2018-07-02 2020-01-09 Kone Corporation Elevator car with an openable roof
WO2020021155A1 (en) * 2018-07-27 2020-01-30 Kone Corporation Elevator arrangement
ES2969156T3 (es) 2019-06-05 2024-05-16 Otis Elevator Co Panel desmontable para conjunto de panel de ascensor
CN112551307B (zh) * 2020-09-08 2021-08-24 郑州轻工业大学 单立柱电梯安全系统及电梯
EP4286315A1 (en) 2022-06-03 2023-12-06 Otis Elevator Company Elevator car with moving electrical box

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0597357A (ja) * 1991-10-04 1993-04-20 Mitsubishi Electric Corp エレベーターかご装置
JPH101269A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Norio Mitsui 小型エレベータシステム
JP2003040555A (ja) * 2002-05-31 2003-02-13 Mitsubishi Electric Corp 機械室レスエレベータ装置
WO2004020322A1 (ja) * 2002-08-23 2004-03-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE959758C (de) * 1955-01-16 1957-03-14 Burger Aufzugsbau Dipl Ing Sicherheitseinrichtung fuer Aufzuege mit ungenuegender UEberfahrtshoehe
JPH08268669A (ja) * 1995-04-03 1996-10-15 Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk エレベータのかご
SG74736A1 (en) * 1998-07-13 2000-08-22 Inventio Ag Car structure
US6691833B1 (en) * 1999-02-05 2004-02-17 Inventio Ag Elevator without a machine room
JP2000318952A (ja) * 1999-05-07 2000-11-21 Inventio Ag エレベータシャフト内で作業を行なうための装置
JP2000318941A (ja) * 1999-05-07 2000-11-21 Inventio Ag エレベータシャフト内で作業を行なうための装置
JP2000344447A (ja) * 1999-05-07 2000-12-12 Inventio Ag エレベータシャフト内で作業を行なうための装置
BR0016745A (pt) * 1999-12-27 2002-09-03 Inventio Ag Abertura de inspeção em um carro de elevador
US6880678B1 (en) * 2000-04-20 2005-04-19 Inventio Ag Device for carrying out work in an elevator shaft
JP2002020062A (ja) 2000-07-07 2002-01-23 Mitsubishi Electric Corp エレベーターかご室装置
DE10104351A1 (de) * 2001-02-01 2002-08-22 Ingenieurgesellschaft Foerder Aufzug mit auf der Aufzugskabine mitfahrender Antriebseinheit und Steuereinheit
EP1333000A1 (en) 2002-02-05 2003-08-06 Monitor S.p.A. A machine-roomless traction sheave elevator
EP1753688B1 (en) * 2004-04-30 2010-05-19 Otis Elevator Company Elevator top of car safety
TW200710012A (en) * 2005-06-03 2007-03-16 Inventio Ag Lift cage with lowerable cage roof
CH698910B1 (de) * 2006-12-20 2009-12-15 Henseler H Ag Liftkabine für reduzierte Liftschachtköpfe.
CH699369B1 (de) * 2006-12-20 2010-02-26 Henseler H Ag Liftkabine mit Wartungsfenster.
CH700929B1 (de) * 2007-02-06 2010-11-15 Henseler H Ag Aus der Liftkabine wartbarer Antrieb für eine Liftkabine.

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0597357A (ja) * 1991-10-04 1993-04-20 Mitsubishi Electric Corp エレベーターかご装置
JPH101269A (ja) * 1996-06-14 1998-01-06 Norio Mitsui 小型エレベータシステム
JP2003040555A (ja) * 2002-05-31 2003-02-13 Mitsubishi Electric Corp 機械室レスエレベータ装置
WO2004020322A1 (ja) * 2002-08-23 2004-03-11 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータ装置

Also Published As

Publication number Publication date
EA201000335A1 (ru) 2010-10-29
US20100200339A1 (en) 2010-08-12
CN101821185A (zh) 2010-09-01
DK2190770T3 (da) 2012-03-26
KR20100061736A (ko) 2010-06-08
EP2190770A1 (de) 2010-06-02
AU2008301165A1 (en) 2009-03-26
JP5367711B2 (ja) 2013-12-11
US8573367B2 (en) 2013-11-05
CH700501B1 (de) 2010-09-15
ATE535483T1 (de) 2011-12-15
ZA201001532B (en) 2010-10-27
CA2699785C (en) 2015-12-15
EP2190770B1 (de) 2011-11-30
CN101821185B (zh) 2013-10-16
WO2009036583A1 (de) 2009-03-26
MX2010002958A (es) 2010-05-20
HK1145486A1 (en) 2011-04-21
AU2008301165B2 (en) 2014-05-29
BRPI0816906A2 (pt) 2015-03-17
ES2378429T3 (es) 2012-04-12
CA2699785A1 (en) 2009-03-26
EA017296B1 (ru) 2012-11-30
PL2190770T3 (pl) 2012-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5367711B2 (ja) エレベーターシャフトの頂部高さを減少させたエレベーターかご
CN110844743B (zh) 跃层电梯和跃层方法
CN107108168B (zh) 电梯系统
KR100438994B1 (ko) 엘리베이터장치
KR20010096838A (ko) 기계실 없는 하부구동형 엘리베이터의 권상기 설치구조 및 그 방법
JP5869849B2 (ja) エレベータ昇降装置
JP2005112487A (ja) 機械室レスエレベータ装置
EP2636627A1 (en) Elevator
JPWO2014013600A1 (ja) エレベーター装置
JP6694598B2 (ja) ダブルデッキエレベータ及びその駆動方法
JP2016008131A (ja) エレベーター及び既設エレベーターの改造方法
JP2009062177A (ja) エレベータ
WO2017168695A1 (ja) エレベータ装置
EP3154893B1 (en) Elevator system
KR102486567B1 (ko) 엘리베이터 카
US20170210598A1 (en) Elevator system
CN2644392Y (zh) 一种无机房电梯
JP2006151673A (ja) 機械室レスエレベータ装置
JP2014227238A (ja) エレベーターのフェッシャープレート
JP5951585B2 (ja) エレベータ保護部材の取付方法
JP2008168986A (ja) エレベータ装置
CN104192677A (zh) 一种小机房电梯
CN118019701A (zh) 用于建造电梯设备的电梯竖井的方法
JP6525328B2 (ja) エレベータ機器搬出入方法およびエレベータ機器搬出入装置
JP2000238971A (ja) エレベータ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130314

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130326

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130319

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130417

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130903

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130911

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees