JP2014227238A - エレベーターのフェッシャープレート - Google Patents

エレベーターのフェッシャープレート Download PDF

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Abstract

【課題】
強度を補強するとともに、輸送効率の低下を抑制し得るエレベーターのフェッシャープレートを提供する。
【解決手段】
フェッシャープレート15は、エレベーターの昇降路壁に設置されるエレベーターのフェッシャープレートであって、板状の面を有し、当該板状の面がエレベーターの乗りかご1の移動方向と平行になるように、昇降路壁の固定用の部材(中間ブラケット)を介して昇降路壁に固定される主材21と、取り付け後は主材21から脱落しないように主材21に取り付け可能な補強材22と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、エレベーターのフェッシャープレートに関し、エレベーターの昇降路壁に設置されるエレベーターのフェッシャープレートに適用して好適なものである。
フェッシャープレートは、エレベーターの乗客が乗りかごから昇降路に転落しないように設けられる部材であって、建築基準法によれば、乗りかごのかご敷居からの距離が125mm以下になるように、乗りかごの出入り口に面する昇降路に設ける必要がある。フェッシャープレートは、上記した乗客の転落防止という目的のために一定の強度が必要となるので、補強材で補強されることもある。
例えば、特許文献1には、地震の発生時でもエレベーターからの距離を一定に保ち得るフェッシャープレートが記載されている。特許文献1に記載されたフェッシャープレートでは、裏面に補強材が設けられることによって所定の強度を実現している。
特開2009−120303号公報
しかし、特許文献1に示されたフェッシャープレートは、裏側に補強材で補強を行ったことによって強度を確保できるものの、輸送の際の梱包時に、補強材の厚み分だけ大きさが嵩んでしまう。そして、梱包したフェッシャープレートの大きさが嵩むと、輸送効率が下がり、輸送コストが増大してしまうという課題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、強度を補強するとともに、輸送効率の低下を抑制することが可能なエレベーターのフェッシャープレートを提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、エレベーターの昇降路壁に設置されるフェッシャープレートであって、板状の面を有し、該板状の面がエレベーターの乗りかごの移動方向と平行になるように、前記昇降路壁の固定用の部材を介して昇降路壁に固定される主材と、取り付け後は前記主材から脱落しないように前記主材に取り付け可能な補強材と、を備えたことを特徴とするエレベーターのフェッシャープレートが提供される。
本発明によれば、補強材によって所定の強度を持たせることができるとともに、梱包時にはフェッシャープレートの主材と補強材とを別々に梱包できることから、輸送効率を向上させることができる。
本発明の一実施の形態によるフェッシャープレートが配置されたエレベーターの昇降路を側方から示す図である。 フェッシャープレート(主材)を正面又は上方から示す図である。 補強材を正面、上方、又は側方から示す図である。 フェッシャープレート(主材)に補強材を取り付ける手順を説明する図である。 補強材が取り付けられたフェッシャープレートを正面、下方又は側方から示す図である。 フェッシャープレート(主材)における切り欠き穴のパターンを説明するための図である。 補強材が取り付けられたフェッシャープレートにおける当接部分の詳細図である。 中間ブラケットとフェッシャープレートとの固定状態の一例を示す図である。 中間ブラケットとフェッシャープレートとの固定状態における別の一例を示す図である。
(1)本発明における一実施の形態
図1は、本発明の一実施の形態によるフェッシャープレートが配置されたエレベーターの昇降路を側方から示す図である。図1を参照しながら、本実施の形態によるフェッシャープレートが配置されたエレベーターの構成例を説明する。
(1−1)エレベーターの構成例
乗りかご1は、エレベーターの乗客が乗るためのかごであり、釣り合いおもり2は、エレベーターを電力効率良く動かすために、乗りかご1の反対側に設けられるおもりである。図1に示すように、乗りかご1及び釣り合いおもり2は、主索4に接続され、モータである巻上機3を介して、つるべ式に懸垂されている。乗りかご1及び釣り合いおもり2は、巻上機3によって主索4が巻き上げられるのに伴って、ガイドレール(図示せず)に沿って昇降する。巻上機3の動きはエレベーター制御盤5によって制御され、従って、乗りかご1及び釣り合いおもり2は、エレベーター制御盤5の制御によって昇降路内を上下に駆動される。
乗りかご1には、ドア駆動装置7によって開閉制御が可能なかごドア6が備えられている。かごドア6は、ドア駆動装置7から駆動力が与えられると、上方のドア駆動装置7に形成されたドアレール(図示せず)、及び、下方のかご敷居8に形成された案内溝(図示せず)に沿って、スムーズに開閉動作を行うことができる。
一方、建物側におけるエレベーター乗場にあたる乗場10には、乗りかご1への乗降の際に開閉する乗場ドア11が設けられている。乗場ドア11は、上方のヘッダ12に形成されたドアレール(図示せず)、及び、下方の乗場敷居13に形成された案内溝(図示せず)に沿って、スムーズに開閉動作を行う。なお、乗場ドア11の開閉動作は、かごドア駆動装置7によるかごドア6の開閉動作に連動して制御される。また、乗場敷居13の下方には、利用者の転落防止のための保護板であるトーガード14が、垂直方向に設けられている。
フェッシャープレート15は、利用者の安全を確保するために設置される板状の部材である。乗りかご1は、上述したように、エレベーター制御盤5の制御に従って昇降路内を上下に移動するが、地震や火災等の事故発生時には、階間で停止したり、さらには階間でかごドア6が開いたりする場合がある。このような場合に、対面する昇降路壁9との水平方向の距離が離れすぎていると利用者が乗りかご1から転落してしまう恐れがあり、そのような転落の危険を防止するために、昇降路壁9よりもかご敷居8への距離が近い所にフェッシャープレート15が配置されている。例えば、かご敷居8の先端と、対面する昇降路壁9(昇降路内の壁面を示す)との水平距離の隙間が125mmを超える場合、かつ、トーガード14の下端とヘッダ12の上端との垂直距離の隙間が38mmを超える場合に、トーガード14とヘッダ12との間にフェッシャープレート15を設置する。フェッシャープレート15の配置枚数等は、トーガード14及びヘッダ12間の隙間の距離に基づいて決定されればよい。なお、フェッシャープレート15及びヘッダ12はヘッダ上ブラケット16を介して固定され、フェッシャープレート15同士は昇降路壁9に固定された中間ブラケット17を介して固定される。また、トーガード14及びフェッシャープレート15は、フェッシャープレート15同士の接続と同様に、中間ブラケット17を介して固定されてもよい。
(1−2)フェッシャープレートの基本構成
以下では、本実施の形態によるフェッシャープレート15について、詳細に説明する。上述したように、フェッシャープレート15は、利用者による乗りかご1からの転落防止を目的として設置される部材であるから、一定程度以上の強度(例えば、任意の位置の5cm2の面積に300Nの等分布荷重を垂直に加えた場合の撓みが15mm以下)を備えることが要求される。フェッシャープレート15は、板状の面を有し、当該板状の面がエレベーターの乗りかご1の移動方向と平行(図1中の上下方向)になるように、昇降路壁9に設けられた固定用の部材(中間ブラケット17に相当)に固定される。
一般に、フェッシャープレートの強度を確保する方法の1つとして、フェッシャープレートに用いる金属板の厚さ(板厚)を増やす方法が考えられる。この方法は、強度を高められる一方、板厚の分だけフェッシャープレートの重さが確実に増加してしまうので、現場での組立作業時の作業負荷が増加するだけでなく、現場までの輸送手間及び輸送コストの点でも負担が大きくなってしまう。別の方法としては、フェッシャープレートの金属板にリブ出し成型等の加工を行って強度を高める方法がある。しかし、この方法では、予め複雑な成型処理を行うと加工コストが嵩むという問題があるだけでなく、リブ出し成型を行った場合でも所定の強度が得られなかった場合には、強度を高める場合に板厚を増やすことになると考えられるので、前述と同様の課題が存在してしまう。このような側面から、本実施の形態によるフェッシャープレート15は、裏面に補強材を設置して補強する方法を採用している。
本実施の形態によるフェッシャープレート15は、板状の主材21と、「コ」の字形状の補強材22とから構成される。主材21は、補強材による補強が行われない従来のフェッシャープレートと同様の板状部材に対して本実施の形態特有の形状加工を施したものであり、一定程度以上の強度を有する金属等が用いられることが好ましい。主材21及び補強材22の形状については、図2及び図3を参照しながら後述する。フェッシャープレート15の各部品(主材21および補強材22)は、輸送時には別々に梱包して輸送可能であり、昇降路への据え付け時には主材21に補強材22を取付可能であることを特徴とする。
図2は、フェッシャープレート(主材)を正面又は上方から示す図である。図2に示すように、主材21は、矩形の板状部材の両側端部分を折り曲げた形状になっており、正面図における上端付近には、補強材22(後述する差し込み部22a)を取り付けるための切り欠き穴として取り付け穴21bが形成され、下端付近には、補強材22(後述する差し込み部22b)を取り付けるための切り欠き穴として取り付け穴21aが形成されている。なお、取り付け穴21a,21bにおける切り欠き穴の垂直方向の幅(高さ)は、取り付け穴21aのほうが取り付け穴21bよりも高くなるように形成される。
図3は、補強材を正面、上方、又は側方から示す図である。図3に示すように、補強材22は、矩形の板状部材の各辺部分を折り曲げて蓋状にした形状になっている。正面図において、補強材22の上方に形成された差し込み部22aは、主材21の取り付け穴21bに差し込まれる部分であり、補強材22の下方に形成された差し込み部22bは、主材21の取り付け穴21aに差し込まれる部分である。差し込み部22a,22bには、主材21及び補強材22の板厚を考慮した段差を確保するための段付き部22c,22dが設けられている。このような段付き部22c,22dが設けられることによって、主材21に補強材22が取り付けられた場合に、当接部分に過剰な負荷がかからないようにすることができる。なお、差し込み部22a,22bにおける垂直方向の長さは、差し込み部22aのほうが差し込み部22bよりも長くなるように形成される。
図4は、フェッシャープレート(主材)に補強材を取り付ける手順を説明する図である。まず、図4(a)に示すように、補強材22の差し込み部22aを主材21の取り付け穴21bに差し込む。次に、図4(b)に示すように、補強材22を主材21に重ねるように回転させて、差し込み部22bを取り付け穴21aに差し込む。最後に、図4(c)に示すように、主材21が動かないように固定しながら、段付き部23d,23cの下部が取り付け穴21a,21bの下部にそれぞれ当たるまで、補強材22を図中下方向にスライドさせる。スライド後の補強材22は、主材21と所定の位置で連結される。
図4に示したような一連の手順を行うことによって、工具を用いることなく、主材21に補強材22を取り付けてフェッシャープレート15を完成させることができる。図5は、補強材が取り付けられたフェッシャープレートを正面、下方又は側方から示す図である。図5に示したフェッシャープレート15は、取り付け穴21bが上方に、かつ、取り付け穴21aが下方になるように昇降路壁9に設置される。その結果、フェッシャープレート15において、補強材22は、自身にかかる重力(自重)によって下方に引っ張られるため、主材21に締結しなくても落下する恐れがなくなる。すなわち、取り付け後は主材21から脱落しないように補強材22を取り付けることができる。
(1−3)主材及び補強材における当接部分の作製例
なお、フェッシャープレート15を構成する主材21及び補強材22は、互いの当接部分に着目して、多様な作製例が考えられる。以下に一例として、図6及び図7を参照しながら主材21の作製例について説明し、図8及び図9を参照しながら補強材22の作製例について説明する。
図6は、フェッシャープレート(主材)における切り欠き穴のパターンを説明するための図である。また、図7は、補強材が取り付けられたフェッシャープレートにおける当接部分の詳細図である。図6(a)は、主材21を正面から示す図であり、図6(b)〜図6(d)は、それぞれ異なる形状の切り欠きパターンによる主材21における、図6(a)のA〜B線に沿った断面図である。
そして、図6(b)に示された主材21Bは、図2〜図5で説明してきた主材21と同様に、取り付け穴21a,21bの部分を単純に切り欠いた形状となっている。そして、図7(a)は、主材21Bに補強材22が取り付けられた状態における、取り付け穴21a付近の拡大図である。図7(a)に示す幅d1は、取り付け穴21aに補強材22の差し込み部22bが取り付けられた場合に生じる空間の幅である。
次に、図6(c)に示された主材21Cは、取り付け穴21a,21bの裏側に、補強材22の差し込み部22b,22aが差し込まれた場合に各差し込み部22b,22aを覆うようなカバーが設けられた形状を有する。図7(b)は、このような主材21Cに補強材22が取り付けられた状態における、取り付け穴21a付近の拡大図であり、図7(b)に示す幅d2は、取り付け穴21aに補強材22の差し込み部22bが取り付けられた場合に生じる空間の幅である。このとき、幅d2は、図7(a)に示した幅d1よりも小さくなる。
従って、幅d1,d2の比較から、主材21Cの形状のほうが、主材21Bの形状よりも、取り付け穴21aのために切り欠かれた空間による強度の低下度合が抑えられることが分かり、言い換えれば、水平方向からの力に対するフェッシャープレート15全体の強度を向上させることができる。また、図6(d)に示された主材21Dでは、取り付け穴21a,21bの裏側に、差し込まれた補強材22の差し込み部22b,22aにさらに密着するようなカバーが設けられているので、切り欠き空間による強度の低下度合が主材21Cよりも抑えられ、垂直荷重に対するフェッシャープレート15全体の強度もさらに向上させることができる。
図8は、中間ブラケットとフェッシャープレートとの固定状態の一例を示す図である。中間ブラケット17は、(1−1)で説明したように、フェッシャープレート15の上端部分、下端部分、又はその双方が固定されることによって、フェッシャープレート15を昇降路壁9に固定する部材であり、一般的な固定用の取り付け金具等を用いることができる。フェッシャープレート15は、例えば、図8や後述の図9に示すように、フェッシャープレート15の主材21の一部分が中間ブラケット17に固定されることによって、中間ブラケット17に固定される。図8に示すフェッシャープレート15は、補強材22が主材21に取り付けられたことによって、フェッシャープレートとしての強度が向上している。フェッシャープレート15に対して図面水平方向から力が加えられた場合に、フェッシャープレート15にかかる垂直荷重は、主材21の中間ブラケット17との固定部分から昇降路壁9側に伝達される。
図9は、中間ブラケットとフェッシャープレートとの固定状態における別の一例を示す図である。図9に示すフェッシャープレート15は、フェッシャープレート15に対して図面水平方向から力が加えられた場合に、中間ブラケット17への垂直荷重の伝達を促進し、フェッシャープレート15にかかる負担を低減するための工夫がなされている。詳しく説明すると、図9に示すように、補強材22のフェッシャープレート15に対する長さが、図8に示した補強材22のそれより長く形成されており、その結果、中間ブラケット17との固定部分において、差し込み部22a(又は22b)が主材21を挟んで中間ブラケット17に重なる。このような位置関係を構成し得る補強材22を用いたフェッシャープレート15によれば、図面水平方向から力が加えられた場合に、フェッシャープレート15にかかる垂直荷重が補強材22の差し込み部22a,22bを介して中間ブラケット17に伝達されるため、図8で示した場合と比較して、フェッシャープレート15にかかる負担を低減することができる。そして、フェッシャープレート15にかかる負担が低減されることにより、フェッシャープレート15で発生し得る撓みが軽減され、水平方向からの力に対するフェッシャープレート15の相対的な強度が向上する効果を期待できる。
(1−4)本実施の形態による効果
本実施の形態によるフェッシャープレート15によれば、補強材22を主材21に取り付けたことによってフェッシャープレート15に所定の強度を持たせることができるとともに、梱包時には主材21と補強材22とを別々に梱包できることから、輸送効率を向上させることができ、輸送コストの抑制も期待することができる。また、主材21と補強材22とを別々に梱包できることから、資材の保管場所における省スペース化の効果も期待することができる。
また、本実施の形態によるフェッシャープレート15によれば、図4に示したような手順によって、工具なしで主材21に補強材22を取り付けてフェッシャープレート15を組み立てることができることから、組立作業を容易にかつ確実に行うことができる。また、主材21に補強材22を取り付けて固定させるための取り付け部品が必要ないことから、取り付け部品の不良による設置不良の可能性をなくす効果も期待できる。
(2)別例
また、本実施の一形態によるフェッシャープレート15では、補強材22において差し込み部22a,22bが1箇所ずつ設けられ、主材21においてこれらの差し込み部に対応する取り付け穴21b,21aが1箇所ずつ設けられる場合について説明したが、本発明はこれに限らず、例えば、補強材22に複数の差し込み部22a,22bが設けられ、主材21ではこれらの差し込み部に対応する複数の取り付け穴21b,21aが設けられるように構成されてもよい。また、1つの主材21に対する補強材22の枚数も、上述した説明のように1対1に限定されるものではなく、必要とされる強度に応じて枚数を変更するようにしてもよい。
また、図1〜図9に示した主材21及び補強材22の板厚及び断面形状等は、本発明の実施の一形態によるフェッシャープレート15を実施するための一例であり、フェッシャープレート15に要求される必要な強度に応じて適宜設計されればよい。
また、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上述した実施の形態によるエレベーターのフェッシャープレート15において、主材21は、板状の面を有し、当該板状の面がエレベーターの乗りかご1の移動方向と平行になるように、昇降路壁9の固定用の部材(中間ブラケット17)を介して昇降路壁9に固定される主材の一例であり、補強材22は、取り付け後は主材21から脱落しないように主材21に取り付け可能な補強材の一例である。また、取り付け穴21a,21bは、主材21において補強材22を取り付けるために板状の面に切り欠けられた少なくとも2以上の穴部の一例であり、差し込み部22a,22bは、補強材22において主材21の穴部(取り付け穴21b,21a)に差し込まれる少なくとも2以上の差し込み部の一例である。
1 乗りかご
2 釣り合いおもり
3 巻上機
4 主索
5 エレベーター制御装置
6 かごドア
7 かごドア駆動装置
8 かご敷居
9 昇降路壁
10 乗場
11 乗場ドア
12 ヘッダ
13 乗場敷居
14 トーガード
15 フェッシャープレート
16 ヘッダ上ブラケット
17 中間ブラケット
21(21B〜21D) 主材
21a,21b 取り付け穴
22 補強材
22a,22b 差し込み部
22c,22d 段付け部

Claims (4)

  1. エレベーターの昇降路壁に設置されるエレベーターのフェッシャープレートであって、
    板状の面を有し、該板状の面がエレベーターの乗りかごの移動方向と平行になるように、前記昇降路壁の固定用の部材を介して昇降路壁に固定される主材と、
    取り付け後は前記主材から脱落しないように前記主材に取り付け可能な補強材と、
    を備えたことを特徴とするエレベーターのフェッシャープレート。
  2. 前記主材は、前記補強材を取り付けるために前記板状の面に切り欠けられた少なくとも2以上の穴部を有し、
    前記補強材は、前記主材の穴部に差し込まれる少なくとも2以上の差し込み部を有し、
    前記穴部の1つに前記差し込み部の1つが差し込まれ、次いで、別の前記穴部に別の前記差し込み部が差し込まれることによって、前記補強材が前記主材に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項1記載のエレベーターのフェッシャープレート。
  3. 前記主材に取り付けられた前記補強材が前記主材の板状の面と平行方向にスライドされることによって前記主材と所定の位置で連結される
    ことを特徴とする請求項2記載のエレベーターのフェッシャープレート。
  4. 前記主材に取り付けられた前記補強材の差し込み部が、前記昇降路壁の固定用の部材に前記主材を挟んで重なる
    ことを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項に記載のエレベーターのフェッシャープレート。
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