JP5836884B2 - エレベータの制御盤 - Google Patents

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Description

この発明は、エレベータの制御機器が収納されているエレベータの制御盤に関するものである。
従来の機械室レスエレベータの制御盤は、昇降路壁に取り付けられているため、かごや昇降路内の他の機器との干渉を避けるために、筐体の厚さ寸法(前後方向寸法)及び幅寸法(左右方向寸法)が小さくされており、その分だけ筐体の高さ寸法(上下方向寸法)が大きくされている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−159453号公報
上記のような従来のエレベータの制御盤は、筐体の高さ寸法が大きいため、例えば組立時、検査時、保管時及び輸送時等には、正立状態のままとするよりも寝かし倒した状態とする方が、転倒の心配もなく、取り扱いが容易となる。しかし、制御盤内の実装機器の中には、例えばバッテリーやEDLC(電気二重層コンデンサ)など、正立状態での保持が必要な機器も含まれている。このため、制御盤を倒した状態で取り扱う場合には、正立状態での保持が必要な機器を取り外す必要がある。
例えば、制御盤を倒した状態で出荷する場合、正立状態での保持が必要な機器は、制御盤に組み付けず、正立状態のまま別送し、制御盤が昇降路壁に据え付けられた後、制御盤内に収納することとなり、輸送部品数が増加するとともに、現地での据付作業の工数が増加する。また、制御盤の出荷前検査(動作確認試験等)時には、正立状態での保持が必要な機器を試験のために別途取り付けたり取り外したりする必要が生じ、試験時間が増加する。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、正立状態での保持が必要な機器を収納した状態のままで筐体を寝かし倒すことができ、取り扱いを容易にすることができるエレベータの制御盤を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータの制御盤は、筐体と、筐体内に収納されている複数の制御機器とを備え、制御機器には、正立状態での保持が必要な機器である正立機器が含まれており、正立機器は、筐体が傾斜された際に正立機器の正立状態を維持するように筐体に対して揺動可能な揺動支持部材を介して筐体に取り付けられている。
この発明のエレベータの制御盤は、筐体に対して揺動可能な揺動支持部材を介して正立機器が筐体に取り付けられているので、正立機器を収納した状態のままで筐体を倒すことができ、取り扱いを容易にすることができる。
この発明の実施の形態1によるエレベータの縦断面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 図1の制御盤の要部を示す正面図である。 図3の制御盤を示す側面図である。 図4の筐体が傾斜された状態を示す側面図である。 図5の筐体が寝かし倒された状態を示す側面図である。 図3の上部ストッパを揺動阻止位置に移動させた状態を示す正面図である。 図7の制御盤を示す側面図である。 図3の揺動支持部材を下部ストッパに固定した状態を示す正面図である。 図9の制御盤を示す側面図である。 この発明の実施の形態2によるエレベータの制御盤の要部を示す正面図である。 図11の制御盤を示す側面図である。 図12の筐体が傾斜された状態を示す側面図である。 図13の筐体が寝かし倒された状態を示す側面図である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1によるエレベータの縦断面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図であり、この例では機械室レスタイプのエレベータを示している。図において、かご1及び釣合おもり2は、懸架手段3により昇降路4内に吊り下げられている。懸架手段3としては、複数本のロープ又は複数本のベルトが用いられている。
釣合おもり2は、昇降路4内でかご1の後方に配置されている。昇降路4内には、かご1の昇降を案内する一対のかごガイドレール5と、釣合おもり2の昇降を案内する一対の釣合おもりガイドレール6とが設置されている。昇降路4の底部(ピット)には、かご緩衝器7及び釣合おもり緩衝器8が設置されている。
昇降路4の頂部には、かご1及び釣合おもり2を昇降させる巻上機(図示せず)が設置されている。巻上機は、駆動シーブと、駆動シーブを回転させるモータと、駆動シーブの回転を制動するブレーキとを有している。懸架手段3は、駆動シーブに巻き掛けられている。
かご1の前面には、かご出入口を開閉する一対のかごドア9が設けられている。複数の乗場には、乗場出入口を開閉する一対の乗場ドア10が設けられている。乗場ドア10は、かご1の着床時にかごドア9が係合することにより、かごドア9に連動して開閉動作される。
かご1の一方の側面に対向する昇降路壁には、巻上機を制御する制御盤11が設置されている。制御盤11は、巻上機を制御することにより、かご1の運行を制御する。制御盤11は、筐体12と、筐体12内に収納されている複数の制御機器とを有している。筐体12の高さ寸法は、厚さ寸法及び幅寸法よりも十分に大きい。
図3は図1の制御盤11の要部を示す正面図、図4は図3の制御盤11を示す側面図であり、それぞれ筐体12の一部を切り欠いて示している。筐体12内に収納された制御機器には、正立状態での保持が必要な機器である正立機器13が含まれている。この例では、正立機器13は、筐体12内の上部に収納されている。
また、正立機器13は、揺動支持部材(揺動フォルダ)14を介して筐体12に取り付けられている。揺動支持部材14は、筐体12が傾斜された際に正立機器13の正立状態を維持するように筐体12に対して揺動(回動)可能となっている。
揺動支持部材14の筐体12に対する揺動軸(回動軸)14aは、揺動支持部材14及び正立機器13の組立体の重心位置Gよりも上方に位置している。このため、図5に示すように筐体12が傾斜されると、正立機器13は、重力により、揺動支持部材14とともに筐体12内で自動的に揺動され、正立状態が維持される。さらに、図6に示すように筐体12が完全に寝かし倒されても、正立機器13の正立状態が維持される。
筐体12内には、揺動支持部材14の揺動範囲を制限する上部ストッパ(第1のストッパ)15及び下部ストッパ(第2のストッパ)16が取り付けられている。図6に示すように、筐体12を寝かし倒したときには、揺動支持部材14が上部ストッパ15に当接する。また、図4に示すように、筐体12を正立させたときには、揺動支持部材14が下部ストッパ16に当接される。これにより、筐体12に対する揺動支持部材14の揺動範囲は、実際に制御盤11を動かす範囲である図4の状態と図6の状態との間の90°に制限される。
また、上部ストッパ15は、取付部材17を介して筐体12の上面に取り付けられている。そして、取付部材17に対する上部ストッパ15の取付位置は、制御盤11の上下方向に調整可能となっている。これにより、上部ストッパ15は、筐体12を正立させた状態で、正立機器13から離れている揺動許容位置(図4)と、正立機器13に当接されて正立機器13及び揺動支持部材14の揺動を阻止する揺動阻止位置との間で変位可能となっている。
図7は図3の上部ストッパ15を揺動阻止位置に移動させた状態を示す正面図、図8は図7の制御盤11を示す側面図である。制御盤11の据付完了後など、正立機器13及び揺動支持部材14を揺動させる必要がなくなった場合には、上部ストッパ15が揺動阻止位置に固定される。これにより、正立機器13が正立状態で筐体12内に固定される。
このようなエレベータの制御盤11では、筐体12に対して揺動可能な揺動支持部材14を介して正立機器13が筐体12に取り付けられているので、正立機器13を収納した状態のままで筐体12を倒すことができ、取り扱いを容易にすることができる。
また、筐体12内に上部ストッパ15及び下部ストッパ16を設けたので、正立機器13が必要以上に揺動されるのを防止することができる。
さらに、上部ストッパ15が揺動許容位置と揺動阻止位置との間で変位可能であるため、簡単な構成により、据付後に正立機器13をより安定して筐体12に固定することができる。
なお、上記の説明では、上部ストッパ15を揺動阻止位置に固定することにより、正立機器13の揺動を阻止したが、例えば図9及び図10に示すように、揺動支持部材14をねじ等により下部ストッパ16に固定することにより、正立機器13の揺動を阻止してもよい。
また、上部ストッパ15を揺動阻止位置に固定するとともに、揺動支持部材14を下部ストッパ16に対して固定することにより、正立機器13の揺動をより強固に固定するようにしてもよい。
実施の形態2.
図11はこの発明の実施の形態2によるエレベータの制御盤11の要部を示す正面図、図12は図11の制御盤11を示す側面図、図13は図12の筐体12が傾斜された状態を示す側面図、図14は図13の筐体12が寝かし倒された状態を示す側面図である。この例では、揺動支持部材14の下部にウェイト18が取り付けられている。これにより、正立機器13及び揺動支持部材14の組立体の重心位置が、ウェイト18を取り付けないときよりも下方に移動されている。他の構成は、実施の形態1と同様である。
このような構成によれば、ウェイト18を取り付けない場合に比べ、揺動軸14aの位置を下方に移動させることができる。これにより、正立機器13及び揺動支持部材14の揺動スペースを小さくすることができる。また、逆の言い方をすれば、同一揺動スペース内に、より大きな正立機器13を収納することができる。
なお、筐体12を傾斜させてもよい方向や範囲を筐体12の表面に表記してもよく、筐体12を誤って反対方向へ傾斜させるのを防止することができる。
また、正立機器13及び揺動支持部材14の筐体12内での位置や個数は、特に限定されるものではない。例えば、1つの筐体12内に2個以上の揺動支持部材14を設けてもよい。
さらに、制御盤11の設置場所も図1の例に限定されない。
さらにまた、上記の例では、機械室レスタイプのエレベータを示したが、機械室に設置される制御盤にもこの発明は適用できる。
11 制御盤、12 筐体、13 正立機器、14 揺動支持部材、14a 揺動軸、15 上部ストッパ(第1のストッパ)、16 下部ストッパ(第2のストッパ)、18 ウェイト。

Claims (7)

  1. 筐体と、前記筐体内に収納されている複数の制御機器とを備え、
    前記制御機器には、正立状態での保持が必要な機器である正立機器が含まれており、
    前記正立機器は、前記筐体が傾斜された際に前記正立機器の正立状態を維持するように前記筐体に対して揺動可能な揺動支持部材を介して前記筐体に取り付けられていることを特徴とするエレベータの制御盤。
  2. 前記筐体内には、前記揺動支持部材の揺動範囲を制限するストッパが設けられていることを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御盤。
  3. 前記ストッパは、前記筐体を正立させた状態で、前記正立機器から離れている揺動許容位置と、前記正立機器に当接されて前記正立機器及び前記揺動支持部材の揺動を阻止する揺動阻止位置との間で変位可能となっていることを特徴とする請求項2記載のエレベータの制御盤。
  4. 前記ストッパは、前記筐体を寝かし倒したときに前記揺動支持部材が当接する第1のストッパと、前記筐体を正立させたときに前記揺動支持部材が当接する第2のストッパとを含むことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のエレベータの制御盤。
  5. 前記揺動支持部材は、前記第2のストッパに対して固定可能となっていることを特徴とする請求項4記載のエレベータの制御盤。
  6. 前記揺動支持部材の筐体に対する揺動軸は、前記揺動支持部材及び前記正立機器の組立体の重心位置よりも上方に位置していることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載のエレベータの制御盤。
  7. 前記揺動支持部材には、前記揺動支持部材及び前記正立機器の組立体の重心位置を下方へ移動させるウェイトが取り付けられていることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載のエレベータの制御盤。
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