JP2010533758A5

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Info

Publication number: JP2010533758A5
Application number: JP2010516501A
Authority: JP
Filing date: 2008-07-16
Publication date: 2011-07-14

Claims

式（Ｉ）

及び／又は式（ＩＩ）

（ここで、ｎは整数であり、Ｘ⁻は無機又は有機の薬学的に許容可能なアニオン、例えばハライド、リン酸、亜リン酸、炭酸、重炭酸、硫酸、重硫酸、水酸化物、硝酸、過硫酸、亜硫酸、硫化物、酢酸、アスコルビン酸、安息香酸、クエン酸、クエン酸二水素、クエン酸水素、シュウ酸、コハク酸、酒石酸、タウロコール酸、グリココール酸、又はコール酸アニオンである）
の反復単位を含む架橋ポリマー又はその塩の調製方法であって、
酸の存在下でアリルアミンを、少なくとも一の適切な溶媒中で、式（ＩＶ）

の架橋剤又はその塩及び適切なラジカル開始剤と反応させることを含む方法。
式（ＩＶ）の架橋剤／アリルアミン比が、約５％から約５０％ｗｔ％、好ましくは約１０％から約３０％ｗｔ％、より好ましくは約２０％から約３０％ｗｔ％である請求項１に記載の方法。
式（ＩＶ）の化合物の塩が、ハロゲン化物、リン酸塩、亜リン酸塩、炭酸塩、重炭酸塩、硫酸塩、重硫酸塩、水酸化物、硝酸塩、過硫酸塩、亜硫酸塩、硫化物、酢酸塩、アスコルビン酸塩、安息香酸塩、クエン酸塩、クエン酸二水素、クエン酸水素、シュウ酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、タウロコール酸塩、グリココール酸塩、及びコール酸塩からなる群から選択される無機又は有機塩である請求項１に記載の方法。
上記塩は二塩酸塩である請求項２に記載の方法。
ラジカル開始剤がアゾ化合物又は無機又は有機過酸化物である請求項１から４の何れか一項に記載の方法。
溶媒が水／アセトニトリルの混合物である請求項１から５の何れか一項に記載の方法。
反応混合物に少なくとも適切な界面活性剤を添加することを更に含む請求項１から５の何れか一項に記載の方法。
最終の架橋ポリ（アリルアミン）ポリマーを塩基、例えばＮａＯＨ、Ｎａ_２ＣＯ_３、ＮａＨＣＯ_３、ＫＯＨ、Ｋ_２ＣＯ_３、ＫＨＣＯ_３、好ましくはＮａＯＨ又はＮａ_２ＣＯ_３で処理することを更に含む請求項１から７の何れか一に記載の方法。
架橋ポリマーがセベラマーである請求項１から８の何れか一項に記載の方法。
得られた粒子の少なくとも９０重量％が、３５０μｍより小さく、好ましくは３００μｍより小さく、より好ましくは２６０μｍより小さく、より好ましくは２００μｍより小さいサイズを有する請求項９に記載の方法。
請求項１から１０の何れか一項の方法によって製造される架橋ポリマー又はその塩。
塩化物イオンの含有量が０．１％より低い請求項１から１０の何れか一項の方法で製造される架橋ポリマー。
１６から１８ｍＥｑ／ｇの間からなるリン酸結合能を持つ請求項１から１０の何れか一項の方法で製造される架橋ポリマー。
患者からリン酸を除去するための請求項１から１０の何れか一項に記載の方法で製造される架橋ポリマー又はその塩。
患者からのリン酸を除去し、及び／又は代謝性アシドーシスを治療するための請求項１から１０の方法で製造される架橋ポリマーの炭酸塩。
コレセベラムの合成における中間体としての、請求項１から１０の何れか一項の方法に従って製造した架橋ポリマー又はその塩の使用。
患者から胆汁酸塩を除去するための医薬の製造のための中間体としての、請求項１から１０の何れか一項に記載の方法によって製造された架橋ポリマー又はその塩の使用。
３５０μｍより小さく、好ましくは３００μｍより小さく、より好ましくは２６０μｍより小さく、より好ましくは２００μｍより小さいサイズを有する少なくとも９０重量％の粒子を有する請求項１から１０の何れか一項に記載の方法によって製造された架橋ポリマー又はその塩を、場合によっては少なくとも一の薬学的に許容可能な賦形剤と共に含有する薬学的製剤。
式（ＩＶ）

の化合物、又はその水和物、溶媒和物、塩。
請求項１９に記載の化合物の調製方法であって、
式（Ｖ）

（上式中、Ｒは、メチル、ｐ−トリル、ナフチルである）
の化合物又は式（ＶＩ）

（上式中、Ｘは塩素、臭素、ヨウ素である）
の化合物を、少なくとも適切な溶媒中で、適切な温度で、アリルアミンと反応させることを含む方法。