JP2010527798A - 切削工具 - Google Patents

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Abstract

孔、特に貫通孔を加工するための、冷却剤/潤滑剤の供給が一体化された回転駆動可能な切削工具、特に仕上げ工具として構成された切削工具について記載する。例えばリーマとして構成された上記工具は、複数の各刃または各刃先、および各溝部が形成された刃部と、上記刃部の側でない反対側にチャック部が形成された軸とを有する。各刃先に冷却剤/潤滑剤を効果的に供給すると共に、製造方法のコスト効率を向上させるために、チャック部には、上記各溝部の数に対応した数の冷却剤/潤滑剤の各通路が形成されており、上記各通路は、軸方向の流出口を有し、上記軸に沿って上記刃部の関連する各溝部に通じている。

Description

本発明は、回転駆動可能な切削工具に関し、特に、請求項1の上位概念に係る、例えばリーマといった仕上げ工具に関する。
このような工具は、様々な要件を満たしている必要がある。第一に、このような工具には一層高度な加工精度が求められている。高度な加工精度には、刃の位置決め寸法精度が高いこと、および、刃と軸との動的応力が極めて安定していることが不可欠である。次に、このような工具には一層高い耐久性が求められている。このため、このような工具には、定期的な冷却剤/潤滑剤の供給が一体化されている。冷却剤/潤滑剤の供給が工具に一体化されていることによって、使用時には常に、十分な量の冷却剤/潤滑剤が、工具の最も負荷の高い領域に供給されることが確保される。
従来技術には、この種の、冷却剤/潤滑剤の供給が一体化された工具の構成の様々な形態が存在している。
特許文献1には、この種の、高性能リーマとして構成された工具が示されている。ここでは、耐トルク性に、かつ、軸方向に固定されて接続された刃先に、冷却剤/潤滑剤が、工具軸内の冷却剤/潤滑剤の中央供給路を介して、および、刃先との接点内または接点に隣接する径方向の供給路システムを介して供給される。上記刃先は、例えば、焼結材料等の硬質材料から製造されていることが可能である。上記径方向の供給路システムの径方向の外部オリフィス開口部は、冷却剤案内ケースで覆われている。前記冷却剤案内ケースは、工具の先端方向に向かって切削用の各溝部の排出領域まで延びているので、供給される冷却剤/潤滑剤は、可能な限り損失が少ない状態で切削用の各溝部の中に供給され得る。
上述の公知の、軸工具内に一体化された冷却剤/潤滑剤の供給は、いわゆるMMS(最小量潤滑)技術に適している。前記MMS(最小量潤滑)技術では、冷却剤/潤滑剤は、いわゆる「湿式加工」とは対照的に極めて低濃度で、圧搾空気流内を刃まで導かれる。上記潤滑剤は、刃先のすぐ近くに十分な潤滑膜を生成するように、動作中にエアロゾルとして刃に供給される。
ただしMMS技術では、潤滑剤を、正確な用量、かつ、可能な限り均一な濃度で刃に送ることが重要である。この課題を、工具を製造するための製造技術的手間を最小に抑えながら解決するために、特許文献2には、チャック部のケースが工具の溝部排出領域まで延びた高性能リーマが記載されている。このケースは、前記チャック部と一緒にワンピース型に形成されており、前記ケースの内部にリーマの軸が収容されて、これによって軸方向の冷却剤/潤滑剤の各通路が形成されている。軸方向に延びる複数の潤滑剤の各通路が、チャック部の中央の潤滑剤の通路から供給されており、軸端部から溝部排出領域までの冷却の通路が一定の断面積を有するようになっている。
独国特許出願公開第10347755号明細書 独国実用新案出願公開第202004008566号明細書
上述の公知の件では、刃に冷却剤/潤滑剤を供給することは、工具の製造時に手間をかけることによってのみ実現され得る。さらにこれらの公知の工具は、様々な構成要素を組み合わせて構成しなければならない。
従って本発明の課題は、工具の構成を簡素化した場合でも、現在求められる刃の耐久性を確保する、冒頭に記載した種類の回転駆動可能な切削工具を実現することにある。さらなる課題は、湿式加工時だけでなく乾燥加工(MMS技術)時にも、この種の工具の負荷の高い刃に、十分な量の冷却剤/潤滑剤を、手間をかけることなく、しかしながら、工程的に信頼性を有して供給する新規の方法を実現することにある。
上述の、工具に関する課題を請求項1の特徴によって解決すると共に、方法に関する課題を請求項17の特徴によって解決する。
本発明では、冷却剤/潤滑剤の各通路が工具のチャック部に一体化されており、前記冷却剤/潤滑剤の各通路から軸方向に流出する冷却剤/潤滑剤が、刃部に向かう軸の外側を、上記刃部の切削用の溝部毎にまで導かれる。実験によれば、この工具の構成を用いると、いわゆる湿式加工時、つまり液状の冷却剤/潤滑剤を用いた加工時だけでなく、MMS技術によるいわゆる「乾式加工」時にも、切削用の各溝部の領域、および、工具刃の耐久性を決定する面に、十分な量の潤滑剤が安定して供給されることが分かった。上記の供給は、冷却剤/潤滑剤の作動圧が、例えば5バールよりも高い、容易に制御可能なレベルに保持されている場合でも有効である。
工具軸に沿って、すなわちチャック部から工具の先端に沿って、冷却剤/潤滑剤を流す実験では、冷却剤/潤滑剤の各通路から流出した流体噴流は、工具が、仕上げ後処理加工を行う必要のある加工対象の孔の中、特に貫通孔の中に入る瞬間に、大流速の十分に大きな中心域を有することが示された。これは、冷却剤/潤滑剤の各通路から流出した流体噴流が、生じた遠心力の作用によって、径方向に制限されることなく刃先の方向にかなりの軸長を進んでしまう場合でも、流体噴流は、上記の瞬間に、大流速の中心域を有するということである。貫通孔における工具刃の嵌合長さを拡大することによって、溝部および孔壁によって規定される個々の流路のフロープロファイルを、一層安定させて形成することも可能である。これによって、特に、十分な量の冷却剤/潤滑剤が供給される必要のある領域の工具の刃に、十分な量の冷却剤/潤滑剤が供給されることを確保する。この流路内の流れは、加工品の表面からの間隔が大きくなるにつれて一層顕著となるため、工具の先端に近い、工具の比較的負荷の高い刃も、効率良く冷却または潤滑化される。これによって、工具の耐久性を高レベルで維持することが可能になる。
本発明に係る方法によって、チャック部の正面の流出口から流出する冷却剤/潤滑剤の噴流を、送り方向に切屑を除去するために効果的なように引き寄せることができるというさらなる利点がもたらされる。こうして上述の、冷却剤/潤滑剤の供給が一体化された、例えば高性能リーマといった高性能仕上げ工具を構成することが可能になる。
このような高性能リーマは、極めて速い削り速度で動作される。しかし、軸方向の流出口から流出する単一の噴流は、流動剤の圧力が約5バールの比較的小さな規模の場合でも、つまり従来の冷却剤/潤滑剤の供給ユニットの作動圧の範囲において容易に変動する流動剤の圧力でも、十分に安定していることが示された。これによって、流体噴流上に大きな遠心力が作用する場合でも、はめ込まれた刃部における切削用の各溝部によって制限される流路を、工程的に信頼性を有して上記流動剤にて充填するという上述の効果を実現する。全体的に、本発明に係る工具の構成原理によってもたらされる利点は、冷却剤/潤滑剤を外側に供給することによって、切削用の各溝部内の冷却剤/潤滑剤の絶対量を大幅に増大させることが可能になるという点である。
上記の、工具の重要な位置に冷却剤/潤滑剤を供給することは、冷却剤/潤滑剤の流れの向きを変更しなくてもよいため、冷却剤/潤滑剤の損失が少ない。従って、本発明に係る原理は、湿式加工だけでなく、いわゆる乾式加工、または最小量潤滑(MMS技術)にも適している。本発明に係る構成によって増大された、切削用の各溝部内または切屑用空間内の軸方向の冷却剤/潤滑剤の流速は、切屑除去に効果的に用いられ得る。
本発明に従って工具に冷却剤/潤滑剤の供給を一体化させることによって、さらに、ワンピース型および小型に工具を構成することが可能になる。これは、工具が、少なくともチャック部の領域および隣接する軸の領域において、焼結可能な硬質材料、例えば硬質金属またはサーメット材料から構成される場合に特に有効である。例えばVHMリーマを呼び径8mmで製造する場合に、原料に関して20%以上の材料節減を実現することが可能である。本発明に係る、工具に一体化された冷却剤/潤滑剤の供給の構成が、工具の体積を軸およびチャック部の領域において大幅に低減させてなるため、工具の製造時の期間量が低減されるというさらなる経済的な利点がもたらされる。例えば、刃部の領域の切削用の各溝部を研磨するだけで十分である。工具の残りの領域、つまり軸およびチャック部の領域では、切削加工工程を完全に省いてよい。チャック部の内部冷却剤/潤滑剤の各通路、および、場合によっては軸の外側の案内溝は、焼結成形未加工鋳造品の製造時に既に、ブロックゲージを用いてかなりの程度まで形成可能である。
方法に関しての課題を、請求項17の特徴によって解決する。本発明に係る、刃部の重要な位置に十分な量の冷却剤/潤滑剤を供給する上述の形態は、冷却剤/潤滑剤が現状では一般的である5バールよりも高い圧力で供給される場合に、容易に実現可能であることが示された。システムの上記圧力を変化させて、工具の各用途範囲の特性に適合させることが可能である。例えば、工具軸の長さを伸張させることによって、および/または、冷却剤/潤滑剤の個々の噴流に作用する遠心力が増大しても、システムの上記圧力を上昇させて、工具の各用途範囲の特性に適合させることが可能である。本発明の有効な形態は、各従属請求項の対象である。
チャック部内の冷却剤/潤滑剤の各通路が、軸内に形成された、刃部における関連する切削用の各溝部に連通する案内凹部の中に続いているとき、冷却剤/潤滑剤の個々の噴流は、上記切削用の各溝部に到達する過程でさらに安定化され、これによって、刃部の領域における冷却剤/潤滑剤の量は増大し、上述した刃の冷却および切屑除去の効果がさらに向上され得る。
同時に、工具が例えば硬質金属またはサーメット材料といった焼結可能な材料から製造されている場合に、さらなる大幅な材料節減がもたらされる。この場合、冷却剤/潤滑剤の供給を一体化するために必要な窪みを、予め工具の未加工鋳造品に良好な寸法精度を伴って正確に成形して製造または準備することが可能であるというさらなる特別な利点がもたらされる。これによって、工具の製造時に必然的に生じる切削クズの量を、さらに低減することが可能になる。
チャック部内に形成された冷却剤/潤滑剤の各通路は、円周側にて径方向に外側に向かって開口していてよい。冷却剤/潤滑剤の各通路は、チャック部の領域においてチャックによって閉鎖される。
より大きな圧力を実現する際に、チャック部内の冷却剤/潤滑剤の各通路の断面を形状的に構成するためのより大きな隙間を得るために、チャック部内の冷却剤/潤滑剤の各通路を、裏面(底部)において閉鎖させて構成することが特に有効である。この内部の各通路は、例えば硬質金属材料またはサーメット材料といった焼結材料を用いて、製造工程的にわずかな手間で、高い形状的正確性を伴って焼結未加工鋳造品に予め形成すること、例えば押出し成形することが可能である。これによって、原料をさらに節減することが可能である。このため、内部の各通路は、前記内部の各通路に再加工を施さなくても、前述した冷却剤/潤滑剤の供給の効果を実現できる程度に十分に正確に成形される。同時に、工具の安定性は向上し、安定性が向上した工具は、振動減衰およびトルク伝達が良好になるという利点を有する。
請求項4の発展形態を用いて、刃に冷却剤/潤滑剤を特に良好に供給すると共に、切屑が、例えば高性能リーマの場合のように大量である場合でも、特に良好な切屑除去を行う。この種の工具の切削用の各溝部は、比較的複雑な形状を有していてよい。しかしながら、特に、チャック部内に設けられた冷却剤/潤滑剤の各通路が、予め、例えば押し出し工程または成形プレス工程といった一次成形において形成される場合、このような冷却の通路の断面の複雑な設計は、予め、焼結の未加工鋳造品において良好な形状的正確性を伴って実現される。こうした場合、冷却剤/潤滑剤の最大体積流量は、工具軸からの径方向の間隔が、上記切削用の各溝部内の工具の嵌合領域において、特に、強力かつ顕著な冷却剤/潤滑剤の流れが安定して形成される間隔において、提供される。これによって工具の効率はさらに向上する。
軸方向に投影して観察した際に、チャック部の内部の各冷却剤/潤滑剤の各通路の流出口の断面が、刃部の切削用の各溝部と完全に重なっている場合、または、前記切削用の各溝部と少なくとも一致している場合に、最良の結果が実現される。
しかしながら、上述した本発明に係る工具の利点は、切削用の溝部が、冷却剤/潤滑剤の噴流の方に所定の大きさだけ、径方向に所定の大きさだけ内側にずれている場合にも、全面的に実現可能である。これによって、チャック部の内部に冷却剤/潤滑剤の各通路が設けられた、異なる動作呼び径を有する工具を、工具の同一の未加工鋳造品から製造することが可能になる。ここでは、チャック部と軸の形状とは不変に保持され、刃部の領域においてのみ、異なる大きさの切削加工が、動作呼び径および/または切削用の各溝部のブロックゲージ上で行われる。刃部に形成された切削用の各溝部は、その後、平坦に、または、緩やかに移行しながら、軸内に存在する冷却剤/潤滑剤の個々の噴流用の案内凹部になっている。
実験では、刃部の切削用の各溝部が、径方向に少々内側に向かって冷却剤/潤滑剤の噴流の断面まで移動している場合、請求項6に係る軸方向の流出口の断面の形状は、上記各溝部の形状に適合する必要があることが示された。これによって、上記切削用の各溝部内の、工具の嵌合領域は、上記各溝部の横断面において特に良好な潤滑剤の供給が確保されるような速度プロファイルを示す。
軸方向の流出口の断面は、位置および/または形に関して、関連する切削用の溝部の形状に適合しており、軸方向から投影した際に、当該断面が可能な限り広範囲に重なり合っている必要がある。しかしながら、用途に応じて、チャック部は、刃部とは別の直径を有していてよい。このような場合でも、刃部の重要な位置への十分な量の冷却剤/潤滑剤の供給を確保するために、チャック部内の冷却剤/潤滑剤の各通路を、関連する刃部の切削用の溝部に、ある入射角で導入することが可能である。こうして、工具のチャック部の直径(標準径)を変えることなく、冷却剤/潤滑剤の各通路の入射角を変化させることによって、異なる大きさの刃部に冷却剤/潤滑剤を供給することが可能である。
冷却剤/潤滑剤の各通路が工具軸に対して傾斜している場合、冷却剤/潤滑剤の噴流を安定化させるために、案内凹部も、ある入射角で、有利には上記傾斜と同じ入射角で刃部の関連する溝部に導かれている必要がある。
請求項8の発展形態によって、チャック部から流出する冷却剤/潤滑剤の噴流を特に安定させることが実現され得る。工具が、硬質材料、例えば硬質金属またはサーメット材料といった焼結材料から製造される場合、チャック部内に形成された冷却剤/潤滑剤の各通路に、軸内の関連する案内凹部の中へ無段階で移行する移行部を、予め未加工鋳造品において、つまり一次成形において製造可能である。しかしながら、この無段階の移行部を、案内凹部の切削加工によって、例えば、案内凹部の研磨によって製造することも可能である。
本発明に係る、工具の刃に冷却剤/潤滑剤を十分に供給する原理に重要なことは、切削用の各溝部が、軸方向に向けられた冷却剤/潤滑剤の個々の噴流で加圧されることである。しかしながら、この原理では、工具に切削用の各溝部が直線状に形成されている必要はない。切削用の各溝部は、螺旋状に延びていてもよい。切削用の各溝部が直線状、すなわち軸方向に延びていると、冷却剤/潤滑剤で充填される切削用の各溝部の充填比は、刃部の嵌合領域においてさらに大きくなることが可能である。これによって、刃部の切削用の各溝部を研削するための研削砥石を、同時に、工具の軸部に案内凹部を製造するために利用できるため、製造方法が簡素化されるというさらなる利点が生じる。さらに、直線状に溝部が形成された工具では、押し出し法で工具をワンピース型に製造することが可能になる。これは特に、硬質材料、有利には硬質金属またはサーメットといった焼結材料が材料として用いられる場合に有効である。
少なくとも工具の軸およびチャック部が、例えば硬質金属またはサーメット材料といった焼結可能な材料から製造されている場合、チャック部内の冷却剤/潤滑剤の各通路、および場合によっては軸内の案内凹部は、工具の未加工鋳造品において、焼結工程の後の後処理が全く必要でないか、または、前記後処理を最小限に抑えることが可能な程度まで予備成形される。工具の製造をコスト効率良く行うことに加えて、さらに、必要とされる原料の必要量を最小限に抑えることが可能である。
回転駆動可能な切削工具は、様々な用途範囲を有することが可能である。例えば、上記工具は、仕上げ工具として、穿孔器、特にリーマとして、フライス削り工具として、またはねじ切り工具として構成されていてよい。特に、円周上に切削ランドが不均一に分布された状態で構成された、例えばリーマといった工具の場合、本発明に係る工具は、製造工程的に大きな手間をかけなくても、冷却剤/潤滑剤が刃の全ての切削用の各溝部に同じ品質で供給されることが確保されるという特別な利点を有している。対象となる工具が一般的な形状をしている場合、工具にはめ込まれた刃に十分に供給するには、5〜70バール間の範囲の流動剤の圧力で十分である。これには、異なる成分の流動剤、例えば液状の冷却剤/流動剤を用いてもよいが、乾式加工またはMMS技術で用いられるようなエアロゾルを用いてもよい。
請求項20の発展形態によって、チャック部から流出する冷却剤/潤滑剤の個々の噴流をさらに安定化させて、チャック部と刃部との間の軸方向に長い間隔を橋渡しし、前記冷却剤/潤滑剤の個々の噴流が、関連する切削用の各溝部にできる限り大きな重複面で達するようにすることが可能である。
本発明の有効なさらなる形態は、残りの各従属請求項の対象である。
図1は、第1の実施形態に従ってリーマとして構成された、本発明に係る回転駆動可能な切削工具を示す概略的な側面図である。 図2は、図1の「II」からの図である。 図3は、図1の「III」からの図である。 図4は、図1の「IV−IV」の切断面を示す拡大図である。 図5は、図1の「V−V」の切断面を示す拡大図である。 図6は、図2の部分「VI」を示す拡大図である。 図7は、図1の側面図に対応した、本発明に係る、リーマとして構成された回転駆動可能な切削工具の一変形実施例を示す側面図である。図7に係る工具は、図1の工具と同じ未加工鋳造品から製造されている。 図8は、図7の「VIII」からの側面図を少々拡大して示す図である。 図9は、図8に対応する、図7の「IX」からの側面図である。 図10は、図7の「X−X」の切断面を示す拡大図である。 図11は、図7の「XI−XI」の切断面を示す図である。 図12は、図8の部分「XII」を示す拡大図である 図13は、リーマとして構成された、本発明に係る工具の第3の実施形態を概略的に示す図である。 図14は、図13の「XIV」からの側面図を大きく拡大した図である。 図15は、図13および図14に係る工具を示す斜視図である。 図16は、第4の実施形態に係る、本発明の工具を示す長手方向の断面図である。 図17は、第5の実施形態に係る、本発明の工具を示す長手方向の断面図である。
以下に、概略的な図面を参照しながら、本発明の複数の実施形態についてさらに詳細に説明する。
図1〜6には、リーマ、特に高性能リーマとして構成された、穿孔後処理用の回転駆動可能な切削工具の第1の実施形態が示されている。参照番号20によって示される仕上げ用の回転駆動可能な切削工具は、ワンピース型に構成されており、例えば硬質金属またはサーメット材料といった焼結材料、すなわち、極めて硬質のキャリアとしてチタン炭化物およびチタン窒化物(TiC、TiN)を有し、バインダ相として主にニッケルを用いている焼結材料から構成されている。
上記工具は3つの各部分を有している。3つの各部分とはつまり、チャック部22、刃部24、および、前記チャック部22と前記刃部24との間にある軸26である。軸26の直径は、前記チャック部22および前記刃部24よりも小さい。刃部24には直線状に溝部が形成されている。刃部24は、複数の各刃先28を有しており、これら複数の各刃先28の間には、それぞれ、切削用の溝部30が形成されている。前記切削用の溝部は、基本的に、刃先に導かれている第1の傾斜部32、および刃先と角度を為して延びている第2の傾斜部34からなる2つの各傾斜部、並びに、これらの2つの各傾斜部の間にある、角が取られた溝底部36を有している(図6参照)。各刃先28は、図1〜6に係る実施形態では、円周上に規則的に分布されている。しかしながら、この分布は不均一であってもよい。分布が不均一であると、高速動作する高性能リーマでは、動作がより静かで、振動傾向がより少ないという利点がもたらされる。
図1〜6に示した工具の特徴は、工具に一体化された冷却剤/潤滑剤の供給の構成にある。これについて以下に詳細に説明する。
チャック部22には、軸方向に切削用の各溝部30と一列に並んだ、内部の冷却剤の各通路38が形成されている。前記冷却剤の各通路38は、工具軸40に平行に延びており、チャック部22における刃部60側には、それぞれ、軸方向の流出口またはオリフィス開口部42が形成されている。内部の冷却剤/潤滑剤の各通路38の断面、およびオリフィス開口部42の断面は、上記切削用の各溝部の断面とほぼ同一である。従って、詳細には、冷却剤/潤滑剤の噴流用の軸方向の各流出口42の断面は、関連する切削用の各溝部30の断面に適合する断面を有している。
図1〜6に係る構成では、軸方向の流出口42の断面は、関連する溝部30の形状に、溝底部36および両溝傾斜32、34の領域において対応している。オリフィス開口部42の径方向の長さだけが、チャック部22の壁厚の寸法Tだけ、溝部30の深さよりも短い。
流出口またはオリフィス開口部42と溝部30との間には、溝部30の軸方向の延長線部を形成する案内凹部44が延びている。図5において、前記案内凹部44は、案内凹部44の長手方向に直交する方向の横断面において溝部30とほぼ同一である。つまり案内凹部は、断面図で見ると、実質的に、各傾斜部32、34、およびこれらの各傾斜部間にある溝底部36を備える溝の形を有している。
図1では、チャック部22の右側(工具が工具取付け部に締結されている場合)では、冷却剤/潤滑剤が、好適な流入口を介して、例えば5〜70バールの圧力で供給される。ここでは、潤滑剤を送る液状または気体状の流動剤であってよく、例えばエアロゾル、すなわち潤滑剤液滴と混合された圧搾空気であってよい。工具の回転方向は、図5において矢印RDで示されている。
従って、チャック部22において通常の流入口を介して供給される冷却剤/流動剤は、高速度で、チャック部22内に形成された冷却剤/潤滑剤の各通路38を通って流れ、オリフィス開口部42において軸方向に流出する。径方向の内部領域では、冷却剤/潤滑剤の個々の噴流は、案内凹部44の底部および2つの各傾斜部によって導かれ、径方向の外部領域では、冷却剤/潤滑剤の個々の噴流は、覆われていない状態である。
工具のピッチに応じて円周上に分布された冷却剤/潤滑剤の個々の噴流は、案内凹部44を流れて通過した後に、溝部30に流入する。工具が、加工される孔、有利には貫通孔の中に入るとすぐに、溝部は、この孔壁によって、全円周に亘って広範囲に閉鎖されるので、いわば閉鎖された流路が、供給された冷却剤/流動剤用に新たに形成される。実験で示されたように、関連する内部冷却剤/潤滑剤の各通路38から流れて来て、流路にある流動剤は、既に、5バールよりも高く、有利には10バールよりも高い流動剤システム圧力で高い質量流量を有しており、溝部内には、刃先に十分な量の潤滑剤が工程的に信頼性を有して確実に供給されるようなフロープロファイルが形成される。これによって、工具の耐久性が高いレベルに保持されることを実現する。
実験からは、溝部内の冷却剤/潤滑剤の流量は、チャック部内に形成された冷却剤/潤滑剤の各通路のプロファイル形状に極めて大きく依存していることが分かった。
本発明に従って、冷却剤/潤滑剤を外側に供給することと、本発明に従って、チャック部22の内部冷却剤/潤滑剤の各通路の断面を拡大させることによって、刃に供給される冷却剤/潤滑剤の量を、内部に中央供給路を有する工具と比べて大幅に増大させることが可能である。この利点を、刃の耐久性を向上させるだけでなく、同時に改善された切屑除去を行うために利用することが可能である。
本発明に係る工具では、冷却剤/潤滑剤の供給はさらに、冷却剤/潤滑剤の損失が少ない状態で行われる。これは、何回も通路切換えなくてもよいからである。比較的広面積の複数の冷却剤/潤滑剤の各通路がチャック部内に、および、案内凹部が工具の軸内に形成されているため、工具には、従来より小さな重量しか生じず、あるいは、工具が焼結の未加工鋳造品から製造されている場合には、従来より少ない原料しか必要とされない。
チャック部の内部冷却剤/潤滑剤の各通路、軸内の案内凹部、および刃部の溝部は、予め一次成形において、ブロックゲージを用いてかなりの程度まで、焼結の未加工鋳造品内に製造可能である。その後には、チャック部の内部の冷却路を加工する必要はない。軸の案内凹部の研磨も完全に省くか、または最小限に抑えることが可能である。刃部の領域においてのみ、切削加工工程、つまりブロックゲージ上での研磨が必要である。この研磨工程によって、工具の製造時に必然的に生じるクズの量が大幅に低下される。
図7〜12を参照して、上記工具のさらなる一実施形態について説明する。図1〜6に係る実施形態の工具の構成部材にそれぞれに対応する構成部材には、類似の参照番号が付されているが、これらの参照番号の前には「1」が付記されている。
図6〜12に係る工具は、図1〜6の工具と同じ未加工鋳造品から製造されていてよい。しかし、図6〜12に係る工具は、より小さい動作呼び径の場合のものである
従って、図7〜21に係る実施形態は、刃部124の動作呼び径が図1〜6の工具の場合と比べて小さいことによって、図1〜6に係る実施形態から区別される。これによって、軸126の外径も短くなるが、チャック部122は、図1〜6のチャック部22と同一に形成される。
軸126の外径Dが小さいため、軸部126の案内凹部144は、図1〜6に係る実施形態の場合と比べても、より平坦である。図10からは、チャック部122内の内部の冷却剤/潤滑剤の各通路から、無段階に、関連する案内凹部144の中に移行していることが認識される。
ただし、刃部124の領域の溝部130は、冷却剤/潤滑剤の各通路138または案内凹部144よりも、径方向にさらに内部に存在している。これについては、図12に最も良好に示されている。溝部130と案内凹部144との間には、移行区域146があり、前記移行区域146において、案内凹部144は、徐々に径方向に内部に向かって溝部130まで延びている。従って、案内凹部144の底面から溝部130の溝底部136までの緩やかな移行が形成されている。
刃先128に冷却剤/潤滑剤を供給することは、図1〜6を参照しながら説明した工具の場合と同様に行われる。
オリフィス開口部144から流出した冷却剤/潤滑剤は、案内凹部144を通って軸方向に流れて、刃部124まで導かれる。移行面の領域では、冷却剤/潤滑剤の噴流は、径方向に内部に向かって少々広がって、溝部130の中に流入している。図12に最も良好に示されているように、軸方向の流出口または冷却の各通路138は、関連する各溝部130の断面に適合する断面を有している。すなわち、これらは形状的に類似している。換言すると、冷却剤/潤滑剤の各通路138の断面の形状は、両傾斜、および径方向の内部境界の領域において、溝部130の輪郭に対応しており、すなわち、溝底部136、および刃先128に導かれる傾斜部132の領域において対応している。
このようにして、軸方向の流出口142の断面を、位置および/または形に関して、関連する溝部130の形状に適合させ、軸方向に投射した場合に、対象となる断面間に可能な限り大きな重複面が生成されるようにする。上記重複面に関しては、図12において、斜線を付した面148によって示されている。
図7〜12に係る工具は、呼び径6.2mmの高性能リーマとして、図1〜6の動作呼び径が8mmである工具と同一の焼結未加工鋳造品から製造したものである。図7〜12に係る工具の場合、溝部の領域内の冷却剤/潤滑剤の量は、図1〜6に係る実施形態の冷却剤/潤滑剤の量の60%に当たるレベルに維持されていた。潤滑剤を導く流動剤の圧力は、10バールと70バールとの間の範囲であった。
この流動剤の圧力では、冷却剤/流動剤の個々の噴流に作用する遠心力は、十分な量の冷却剤/潤滑剤の刃への供給を妨げるものではないことが示され得た。刃自体に冷却剤/流動剤を供給する場合でも、この誤差はより少ないものであった。図7〜12の工具も、容易かつ最小限の原料消費で製造される。製造時に生じる、すなわち溝部を研磨する際の材料クズ量は、最小値に限定される。
次に、図13〜15を参照して、高性能VHMリーマとして構成された仕上げ工具の第3の実施形態を説明する。ここでも、上述の実施形態の構成部材に対応する構成部材には類似の参照番号が付されているが、これらの参照番号の前には「2」が付記されている。
図13〜15に係るリーマは、軸方向に長さが延長されたチャック部222によって、上述の工具から区別される。前記チャック部222内に形成された、新たな外部の冷却剤/潤滑剤の各通路238は、径方向に開口したスリットによって形成されており。前記スリットは、無段階に、軸226の案内凹部244内につながっている。230が付された、切削用の各溝部は、角が取られた移行面246を介して、各案内凹部244の中に延びている。工具が工具取付け部に収容されているとき、冷却剤/潤滑剤の各通路は、チャックによって径方向の外側において閉鎖される。
冷却剤/潤滑剤の各通路238、案内凹部244、および各溝部230の間の、位置および形状の関係は、詳細には、図14に係る構成から示される。スリット238の傾斜部250が、刃先228に導かれる溝部の傾斜部232とほぼ一致していることが認識される。
図13〜15に係る実施形態は、例えば、呼び径4mmのサーメットリーマである。従って、図13〜15に係る工具の未加工鋳造品からでも、5.5mmまでの呼び径を有するリーマを同じく良好に形成することが可能である。しかし、実験では、チャック部よりも小さい4mmの呼び径でも、十分な量の冷却剤/潤滑剤が、軸方向に向けられた冷却剤/潤滑剤の個々の噴流によって、工具の嵌合領域内の刃先228まで送られ、これによって、所望の耐久性の向上が確保され得ることが示された。図13〜15の工具では、焼結材料の原料が、さらに節減される。なぜなら、チャック部の内部の冷却剤/潤滑剤の各通路の面積がさらに大きいからである。溝部230と案内凹部244との間の移行区域246は、半径が十分に大きな研削砥石を溝部230の研磨に用いることによって、容易に製造可能である。
従って、図13〜15に係る工具の実施形態でも、基本的に、内部冷却剤/潤滑剤の各通路の軸方向の流出口の断面は、関連する各溝部230の形状に、少なくとも、溝底部236、および刃先228に導かれる溝部の傾斜部232の領域において対応している。これによって、軸方向から投射した場合に、溝部の断面の一部だけが冷却剤/潤滑剤の噴流の断面によって覆われる場合にも、刃先に到達する潤滑剤の量を十分な量に保持することが可能である。
図16を参照して、上記工具の第4の実施形態を説明する。図1〜6に係る実施形態の構成部材に対応する工具の構成部材には、類似の参照番号が付されているが、これらの参照番号の前には「3」が付記されている。
第4の実施形態は、第1の実施形態にほぼ対応しているが、チャック部322内の冷却剤/潤滑剤の各通路338が工具軸340に平行に延びておらず、入射角αで工具軸340に導かれている点が異なっている。入射角αは、冷却剤/潤滑剤の各通路338の想定される延長線が、これらの間の軸部326を介して、溝部330とほぼ一列に並ぶように選択される。オリフィス開口部342と溝部330との間には、冷却剤/潤滑剤の各通路338の軸方向の延長線上において、対応する軸部の案内凹部が延びている。前記案内凹部も、角度αで工具軸に対して傾斜している。
図16に示した第4の実施形態では、刃部324の溝部330は、冷却剤/潤滑剤の各通路338の流出口342よりも大きなピッチ円で配置されている。しかしながら、逆の場合も想定可能である。冷却剤/潤滑剤の各通路338を工具軸440に対して傾斜させることによって、チャック部322の直径を刃部324に無関係に設計することが可能になり、場合によっては生じ得る、工具軸340からのオリフィス開口部142の径方向の間隔と、工具軸340からの溝部330の径方向の間隔との差異を補うことが可能である。
図17は、上記工具の第5の実施形態を示す図である。第5の実施形態は、基本的に、第3の実施形態と第4の実施形態との組み合わせた実施形態を示すものである。ここでは、図13〜16の実施形態の工具の構成部材にそれぞれ対応する構成部材には、類似の参照番号が付されているが、これらの参照番号の前には「4」が付記されている。
図17に示した本発明に係る工具は、チャック部422に、径方向に開口した冷却剤/潤滑剤の各通路438を有している。前記冷却剤/潤滑剤の各通路438は、工具軸440に対して入射角αにて形成されており、同様に傾斜した、対応する軸部426の案内凹部444を介して、刃部424の溝部430とほぼ一列に並んでいる。
当然ながら、本発明の原理から逸脱することなく、記載した実施形態を変形することも可能である。
従って、例えば、刃先を、必ずしも、残りの工具と共にワンピース型に構成しなくてもよい。刃先は、公知の方法で、軸に、耐トルク性に、かつ軸方向に固定されて設置、例えば、はんだ付けされていてよい。上述の利点は、全体的に、本変形例でも有効である。
上記工具自体を必ずしも1つの焼結材料から製造する必要はない。
上記工具の様々な機能部分に、公知のコーティングをさらに設けてもよい。最後に、工具の刃部に嵌め込み刃を装備してもよい。
上述の全ての工具は、リーマとして構成されている。しかし、本発明に係る工具は、従来の穿孔器、フライス削り工具、またはねじ切り工具としても構成可能である点をここに強調する。
直線状に溝部が形成された工具では、特に工具が焼結材料の未加工鋳造品から構成されている場合に、さらなる利点がもたらされる。前記焼結材料の未加工鋳造品は、例えば、押し出し成形によって形成されていてもよいし、または成形プレス方法で予め、内部の冷却剤/潤滑剤の各通路および/または案内凹部および/または準備された溝部が加工された状態で形成されていてもよい。
しかしながら、刃部は、螺旋状の溝部を有して構成されていてもよい。この場合、刃部が別個の部材として軸に設置される場合が有効である。
第4の実施形態および第5の実施形態で用いられた冷却剤/潤滑剤の各通路は、中央の冷却剤/潤滑剤の各通路から直接分岐していてもよい。これによって、冷却剤の供給路と、工具軸から離間され円周方向に分布された冷却剤/潤滑剤の各通路との間の、径方向に延びる対応する接続路が不要になる。
従って、本発明は、冷却剤/潤滑剤の供給が一体化された、回転駆動可能な切削工具を実現する。前記切削工具は、有利には、例えば高性能リーマといった仕上げ工具として構成されており、孔、有利には貫通孔を加工するためのものである。切削工具は、複数の刃または刃先、および複数の各溝部が形成された刃部、並びに軸を有しており、前記軸の、前記刃部の方を向いていない反対側に、チャック部が形成されている。刃先に冷却剤/流動剤を効果的に供給すると共に、製造方法のコスト効率を向上させるために、チャック部には、各溝の数に対応した数の冷却剤/潤滑剤の各通路が形成されており、前記冷却剤/潤滑剤の各通路は、軸方向の流出口を有すると共に、軸に沿って、刃部の関連する溝部につながっている。

Claims (20)

  1. 多数の刃(28;128;228;328;428)または刃先、および切削用の各溝部(30;130;230;330;430)が形成された刃部(24;124;224;324;424)と、上記刃部(24;124;224;324;424)の側でない方にチャック部(22;122;222;322;422)が形成された軸(26;126;226;326;426)とを有する、冷却剤/潤滑剤の供給が一体化された、孔、特に貫通孔を加工するための回転駆動可能な切削工具、特に、例えばリーマといった仕上げ工具において、
    上記チャック部(22;122;222;322;422)には、上記各溝部(30;130;230;330;430)の数に対応する数の冷却剤/潤滑剤の各通路(38;138;238;338;438)が形成されており、
    上記冷却剤/潤滑剤の各通路は、軸方向の流出口(42;142;242;342;442)を有し、上記軸に沿って、上記刃部(24;124;224;324;424)の関連する上記各溝部(30;130;230;330;430)に通じていることを特徴とする切削工具。
  2. 上記冷却剤/潤滑剤の各通路(38;138;238;338;438)は、上記軸(26;126;226;326;426)に形成された案内凹部(44;144;244;344;444)内につながっており、
    上記案内凹部は、上記刃部(24;124;224;324;424)の関連する上記各溝部(30;130;230;330;430)に通じていることを特徴とする、請求項1に記載の切削工具。
  3. 上記チャック部(22;122;322)内の冷却剤/潤滑剤の各通路(38;138;338)は、円周側において、閉鎖されることを特徴とする、請求項1または2に記載の切削工具。
  4. 上記チャック部(222;422)内の冷却剤/潤滑剤の各通路(238;438)は、径方向に開口していることを特徴とする、請求項1または2に記載の切削工具。
  5. 上記チャック部(22;122;222;322;422)内の冷却剤/潤滑剤の各通路(38;138;238;338;438)の各軸方向の流出口(42;142;242;342;442)は、関連する上記溝部(30;130;230;330;430)の断面に適合する断面を有していることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の切削工具。
  6. 上記軸方向の流出口(42;142;242;342;442)の断面は、関連する上記溝部(30;130;230)の形状に、少なくとも溝底部(36;136;236;336;436)、および上記刃先(28;128;228;328;428)に導かれる傾斜部(32;132;232;332;432)の領域においてほぼ対応していることを特徴とする、請求項5に記載の切削工具。
  7. 上記軸方向の流出口(42;142;242)の断面は、位置および/または形に関して、関連する上記溝部(30;130;230)の形状に適合しており、軸方向に投射した場合に、対象となる断面間にできる限り大きな重複面(148)が生成されるようになっていることを特徴とする、請求項5または6に記載の切削工具。
  8. 上記チャック部(322;422)内の冷却剤/潤滑剤の各通路(338;438)は、上記刃部(324;424)の、関連する上記溝部(330;430)に対して入射角(α)で導かれるように、上記チャック部(322;422)から上記冷却剤/潤滑剤が流出するようになっていることを特徴とする、請求項5または6に記載の切削工具。
  9. 上記案内凹部(44;144;244;344;444)は、上記刃部(24;124;224;324;424)の関連する上記溝部(30;130;230;330;430)に対して入射角(α)で導かれるようになっていることを特徴とする、請求項8に記載の切削工具。
  10. 上記チャック部(22;122;222;322;422)内の冷却剤/潤滑剤の各通路(38;138;238;338;438)は、径方向の内部領域において、関連する上記案内凹部(44;144;244;344;444)の中へ無段階に移行するようになっていることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載の切削工具。
  11. 上記各溝部(30;130;230;330;430)は、直線状に延びていることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載の切削工具。
  12. 例えば、硬質金属またはサーメット材料といった硬質材料から製造されることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか1項に記載の切削工具。
  13. 上記案内凹部(44;144;244;344;444)、および上記チャック部(22;122;222;322;422)内の冷却剤/潤滑剤の各通路(38;138;238;338;438)は、少なくとも部分的に、工具の未加工鋳造品において予備成形されていることを特徴とする、請求項12に記載の切削工具。
  14. 穿孔器、特にリーマとしての構成を特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の切削工具。
  15. フライス削り工具としての構成を特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の切削工具。
  16. ねじ切り工具としての構成を特徴とする、請求項1〜13のいずれか1項に記載の切削工具。
  17. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の工具の刃に、加圧された冷却材および潤滑剤を供給する方法において、上記冷却材および潤滑剤を、上記チャック部(22;122;222;322;422)を介して、5バールと80バールとの間の圧力、有利には10バールと70バールとの間の圧力で供給することを特徴とする方法。
  18. 上記冷却材および潤滑剤は、液状の流動剤から形成されていることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  19. 上記冷却材および潤滑剤は、潤滑剤と混合された気体状の流体から形成されていることを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  20. 上記チャック部(22;122;222;322;422)内の冷却剤および潤滑剤の流れは、流れ軸の周りを渦巻く運動によって加圧されることを特徴とする、請求項17〜19のいずれか1項に記載の方法。
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