JP3847016B2 - 円形穴の仕上加工方法および一枚刃リーマ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、アルミニウム製品に形成された円形穴の仕上加工方法およびその方法の実施に好適なリーマに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
アルミニウム製品に形成された円形穴を、高い真円度および良好な面粗度で仕上げることがしばしば必要になる。そのために従来は、直径方向に隔たった2個所に切れ刃を備え、それら切れ刃と90度位相を異にする2個所にガイドパッドを備えた二枚刃リーマや、90度の等角度間隔で4つの切れ刃を備えた四枚刃リーマ等が使用されていた。しかし、例えば、真円度7μm、面粗度6z等の厳しい要求を安定して満たすことはできなかった。なお、銃身などの深穴の仕上げには従来からガンリーマと称される一枚刃のリーマが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題,課題解決手段,作用および効果】
本発明は、アルミニウム製品の円形穴を高い真円度および良好な面粗度で仕上加工し得る方法およびその方法の実施に好適なリーマを得ることを課題として成されたものであり、本発明によって、下記各態様の仕上加工方法および一枚刃リーマが得られる。各態様は請求項と同様に、項に区分し、各項に番号を付し、必要に応じて他の項の番号を引用する形式で記載する。これは、本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組合わせの理解を容易にするためである。なお、本明細書に記載の技術的特徴およびそれらの組合わせが以下のものに限定されると解釈されるべきではない。
(1)アルミニウム製品に形成された円形穴の内周面を仕上加工する方法であって、超硬合金から成る円柱状部の外周面に、その円柱状部の軸線に平行な成分を有する方向に延びる溝を1本形成し、その溝の側面の先端角部に超高温高圧焼結体製の切れ刃を設けてボデーとするとともに、そのボデーの前記外周面の240度以上の中心角で連続した部分を案内面とした一枚刃リーマによりリーマ加工する仕上加工方法(請求項1)。
案内面を超硬合金で形成し、切れ刃を超高温高圧焼結体で形成し、かつ、案内面の中心角を240度以上とした一枚刃リーマを用いて、アルミニウム製品の円形穴を仕上加工すると、真円度および面粗度の優れた内周面が得られる。案内面の中心角を240度以上とすることにより、切削時のリーマの半径方向移動を240度以上の方向から押え込むことが可能となり、円形穴の真円度,円筒度を向上させることができる。案内面の中心角は255度以上とすることが望ましく、270度以上とすることがさらに望ましい。本仕上加工方法には、後述の (3)項ないし (10) 項の一枚刃リーマが一層好適である。
(2)超硬合金から成る円柱状部の外周面に、その円柱状部の軸線に平行な成分を有する方向に延びる溝を1本形成し、その溝の側面の先端角部に超高温高圧焼結体製の切れ刃を設けてボデーとするとともに、そのボデーの前記外周面の240度以上の中心角で連続した部分を案内面とした一枚刃リーマ(請求項2)。
本リーマは、上記溝は円柱状部の軸線に平行な直刃リーマでも、溝が円柱状部の軸線まわりにねじれたねじれ刃リーマでもよい。超高温高圧焼結体としては、ダイヤモンド粉末(例えば、天然ダイヤモンドの成形品と人造ダイヤモンドとの混合物)の焼結体や、立方晶型窒化ほう素を超高温高圧で合成したCBN焼結体等が採用可能である。本一枚刃リーマは、上述のようにアルミニウム製品の円形穴を仕上げるために案出されたものであり、アルミニウム製品の仕上加工に特に適しているが、用途はそれに限定されるわけではない。
(3)前記円柱状部の外周面に、前記1本の溝である主溝に隣接して別の溝である副溝を形成し、その副溝の主溝側の側面の少なくとも一部を、すくい面と共同して前記切れ刃のうちの副切れ刃を形成する副逃げ面とするとともに、副溝の主溝から遠い側の側面を、前記外周面にほぼ直角としてスクレーパを形成した (2)項に記載の一枚刃リーマ(請求項3)。
切れ刃を形成するためには、すくい面と逃げ面とが必要である。切れ刃はそれら両面の交線として形成されるからである。そして、主切れ刃と共に切れ刃を成す副切れ刃を形成するための副逃げ面は、副切れ刃の旋回軌跡である円筒面(副切れ刃に後述のバックテーパが付けられる場合には、厳密にはテーパ面となるが、テーパはごく小さいため円筒面と見なすことができる)に、副切れ刃上において接する接平面に対して、内側へ傾斜して形成されることが必要である。副逃げ面は、第一副逃げ面とそれより傾斜角が大きい第二副逃げ面とにより構成されることもある。いずれにしても、副逃げ面をそのまま案内面と交差させれば、理論的にはエッジが形成されるが、実際には副逃げ面と案内面との交差角が180度に近いため明確なエッジは形成されず、また、副逃げ面のエッジ近傍の部分と円形穴内周面との間に角度の小さいくさび状の隙間が形成される。そのため、万一、副逃げ面と円形穴内周面との間の隙間に切屑が侵入すれば、その切屑はくさび作用によって、案内面と円形穴内周面との間に引き込まれ、円形穴内周面に擦り傷を生じさせたり、案内面に凝着して案内面の面粗度や寸法精度を低下させる。これを防止するためには、切屑排出用の溝である主溝に隣接して副溝を形成し、その副溝の副切れ刃に近い側の側面を副逃げ面とし、副切れ刃から遠い側の側面を案内面にほぼ直角とすることが有効である。このほぼ直角な溝側面は、円形穴内周面に付着した切屑をすくい取るスクレーパの機能を果たすからである。
このようにスクレーパを設ければ、万一、副溝内に切屑が侵入しても、その切屑が案内面と円形穴内周面との間に侵入することを良好に防止し得るため、円形穴内周面に擦り傷が生じたり、案内面に切屑が凝着したりすることを回避することができ、円形穴の真円度や面粗度を一層向上させることができる。
(4)前記副溝に開口するクーラント噴射口を形成した (3)項に記載の一枚刃リーマ(請求項4)。
クーラント噴射口から副溝に噴射されたクーラントは、副溝内の切屑を洗い流して案内面と穴内周面との間に侵入することを防止するとともに、案内面と穴内周面との潤滑および冷却を行う。それによって、一層良好な仕上げ加工が可能となる。クーラント噴射口は、主溝にも設けることが望ましい。
(5)前記案内面の半径を前記切れ刃のうちの副切れ刃の旋回半径より3〜20μm小さくした (2)項ないし (4)項のいずれか一つに記載の一枚刃リーマ(請求項5)。
案内面の半径は、副切れ刃の旋回半径より小さくすることが必要であるが、副切れ刃の旋回半径と案内面の半径との差が過小であれば、案内面の面積が大きいがゆえにバニッシュ作用が高すぎ、案内面に溶着が発生する。逆に、過大であれば、案内面と円形穴内周面との間に切屑が侵入して案内面に溶着し、円形穴内周面の面粗度を低下させる。さらに案内性に劣るため、円形穴の真円度も低下させる。
副切れ刃の旋回半径と案内面の半径との差は、一般的には、3〜20μmの範囲から選定されることが望ましく、3〜12μmの範囲から選定されることがさらに望ましい。また、加工用途に応じて、3〜7μm、8〜12μmの範囲から選定することも可能である。
(6)前記円柱状部の、軸方向において前記切れ刃のうちの副切れ刃より基端側でかつ前記溝(主溝,副溝)とは直径方向に隔たった位置に、溝の形成によって生じる動的アンバランスを打ち消すバランス用切欠を形成した (2)項ないし (5)項のいずれか一つに記載の一枚刃リーマ(請求項6)。
バランス用切欠を形成して動バランスをとれば、高速で回転させても心振れが生じることがなく、高精度の円形穴を高能率で仕上加工することができる。動バランスを取る上では、溝と軸方向が同じである部分にバランス用切欠を形成することが望ましいが、副切れ刃と軸方向の位置が同じである部分には、案内面の中心角をできる限り大きくするために、バランス用切欠を形成することは望ましくない。
(7)前記案内面に、その案内面の直径を先端側から基端側に向かって僅かに減少させるバックテーパを付けた (2)項ないし (6)項のいずれか一つに記載の一枚刃リーマ。
(8)前記切れ刃のうちの副切れ刃に、その副切れ刃の旋回半径を前記ボデーの先端側から基端側に向かって僅かに減少させるバックテーパを付けた (2)項ないし (7)項のいずれか一つに記載の一枚刃リーマ。
(9)前記1本の溝である主溝にチップ取付座を形成し、そのチップ取付座に、超硬合金台に超高温高圧焼結体を固着して成るチップを取り付け、そのチップに前記切れ刃のうちの副切れ刃を形成した (2)項ないし (8)項のいずれか一つに記載の一枚刃リーマ。
ボデーはそれ自体超硬合金製であるため、ボデーに直接超高温高圧焼結体を固着させてもよいが、超高温高圧焼結体を固着させた別体のチップを製造し、ボデー本体に取り付ける方が、超高温高圧焼結体の形成が容易であり、製造コストを低減させ得る。
(10)前記ボデーより直径の小さいシャンクを設けた (2)項ないし (9)項のいずれか一つに記載の一枚刃リーマ。
【0004】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態である一枚刃リーマを図面に基づいて詳細に説明する。
図1および図2において、10は概して段付円柱状を成すリーマであり、超硬合金製のボデー12と、ボデー12より小径のシャンク14とを備えている。リーマ10の中心部には、クーラント穴16が軸方向に形成されている。リーマ10は、シャンク14において図示しないリーマホルダに保持されるようになっており、このリーマホルダを介してリーマ10が主軸(図示省略)に取り付けられるようになっている。主軸は、図示しない主軸台に回転可能に保持されており、主軸台は図示しない送り装置により主軸の軸方向に移動させられる。これらリーマホルダおよび主軸等の構成は、一般に知られたものであり、本発明とは直接関係がないため、説明を省略する。
【0005】
ボデー12は比較的短い円柱状をなし、外周面にはリーマ10の軸線に平行に延びる主溝20が形成されている。この主溝20の一方の側面22には、クーラント穴24の先端開口であるクーラント噴射口26が形成されている。クーラント穴24は、後端側ほど軸線に接近する向きに傾斜しており、前記クーラント穴16に連通している。したがって、図示しないクーラント供給装置からクーラント穴16を通って供給されるクーラントは、このクーラント穴24のクーラント噴射口26から噴射される。
【0006】
ボデー12の溝20の他方の側面28の先端角部には、チップ取付座としての切欠30が形成され、ダイヤモンド焼結体(超硬合金台の上に人造ダイヤモンドを超高温高圧で焼結したもの)のチップ32が嵌合され、ろう付けにより固着されている。チップ32は、溝20の側面28と同一平面上にあるすくい面34を有している。図3に示すように、チップ32は、ボデー12の先端面より僅かに軸方向に突出し、その突出部に第一主切れ刃36および第二主切れ刃38が形成されている。また、チップ32は、すくい面34と交差する第一副逃げ面40を有し、すくい面34と第一副逃げ面40との交線により副切れ刃42が形成されている。第一主切れ刃36は、副切れ刃42につながるコーナ側に形成され、第一主切れ刃36の副切れ刃42から遠い側の端に第二主切れ刃38がつながっている。第一主切れ刃36は、リーマ10の軸線に直交する平面に対する傾斜角度が第二主切れ刃38より大きくされている。
【0007】
ボデー12の外周面において、第一副逃げ面40に周方向において隣接する位置には、主溝20と同様に軸方向に延び、主溝20よりも浅い副溝50が形成されている。この副溝50の主溝20に近い側の溝側面は、上記第一副逃げ面40とそれにつながる第二副逃げ面52とにより構成されている。第二副逃げ面52は、第一副逃げ面40からすくい面34より遠ざかる方向に延びている。第一副逃げ面40および第二副逃げ面52は、副切れ刃42の旋回軌跡である円筒面に副切れ刃42の位置において接する接平面に対して、ボデー12の内側へ傾斜して形成されており、第二副逃げ面52の傾斜角度は第一副逃げ面40のそれより大きくされている。第二副逃げ面52には、クーラント穴24と同じ傾斜角度でかつ周方向に異なる位相でクーラント穴16に連通するクーラント穴56のクーラント噴射口58が開口している。また、副溝50の第二副逃げ面52とは反対側の溝側面60は、ボデー12の外周面に対して直角に形成されている。
【0008】
上記すくい面34,第一,第二主切れ刃36,38,第一,第二副逃げ面40,52および副切れ刃42等が刃部70を構成している。また、ボデー12の主溝20および副溝50が形成されていない部分は、案内部72とされ、その案内部72の外周面が案内面74とされている。案内面74は、その中心角が270度以上となる範囲に形成されている。
【0009】
チップ32は、リーマ10の半径方向においても僅かに突出しており、副切れ刃42のリーマ軸線からの距離(以下、これを副切れ刃42の旋回半径と称する)は、ボデー12の案内面74の半径より大きくされている。なお、本実施形態においては、副切れ刃42には、軸方向に逃げを与えるためのバックテーパが付されており、副切れ刃42の旋回半径は、後端側ほど僅かに小さくなるのであるが、その副切れ刃42の後端においても、副切れ刃42の旋回半径は案内面74の半径よりもδだけ大きく形成されている。本実施形態においては、この差δが3.5μm〜5.5μmとされている。また、案内部72にもごく僅かではあるが軸方向にバックテーパが付されている。
【0010】
ボデー12のシャンク14側である基端部であって、主溝20および副溝50が形成された部分とは直径方向に隔たった部分には、ボデー12の外周部が平面により切り欠かれた切欠80が形成されている。この切欠80は、主溝20および副溝50の形成によるリーマ10の動的アンバランスを打ち消すためのものである。
【0011】
以上のように構成されたリーマ10は、アルミニウム製品に形成された円形穴の内周面(例えば、車両用エンジンにおけるシリンダヘッドのリフタ穴)の仕上加工に使用される。リーマ10が主軸に取り付けられ、主軸により回転させられつつ送り装置により前進させられることにより、リーマ10のボデー12が円形穴に挿入され、主として第一主切れ刃36と副切れ刃42との互いに隣接する部分により内周面が仕上げ加工される。このときリーマ10は案内面74に良好に案内されつつ加工を行う。また、切削加工中には、クーラント噴射口26,58からクーラントが供給されることにより、ボデー12と円形穴の内周面との間に生じる摩擦が軽減され、かつ、両部材間に発生した熱が運び去られる。したがって、本仕上加工方法によれば、高い真円度かつ良好な面粗度の内周面を有する円形穴を得ることができる。
【0012】
本実施形態のリーマ10においては、加工中に切りくずが副切れ刃42の第一,第二副逃げ面40,52側にまわり込んでも、副溝50の直角に形成された溝側面60によりすくい取られ、案内面74と円形穴の内周面との隙間に切りくずが入り込むことが良好に回避される。溝側面60がスクレーパとして機能するのである。また、加工中は、クーラント噴射口58から副溝50内へクーラントが供給されるため、このクーラントにより副溝50内の切りくずが洗い流され、案内面74と円形穴の内周面との間に入り込むことが防止される。したがって、一層高い真円度かつ良好な面粗度の円形穴を得ることができる。
【0013】
本発明に係る一枚刃リーマにより、従来と比較して高い真円度および良好な面粗度で仕上げ加工することができることは、以下の実験結果から明らかである。図4には、従来の等角度間隔で4つの切れ刃を備えた四枚刃リーマと、本発明の一枚刃リーマとによって、同一条件でシリンダヘッドのリフタ穴を仕上げ加工した際の各穴(本実験の場合、インテイクバルブ側8個およびエキゾーストバルブ側8個)の真円度がそれぞれ示されている。図4(a)に示すように、従来の四枚刃リーマにおいては、真円度7μm以下の要求を満たすことができない場合が生ずるのに対し、図4(b)に示すように、本発明における一枚刃リーマにおいては、全ての穴において真円度7μm以下の要求が余裕を持って満たされている。
【0014】
図5に別の実験結果を示す。
図5には、本発明に係る一枚刃リーマであって、副切れ刃の旋回半径と案内面の半径との差が3種類に異なるリーマによって図4の場合と同様にシリンダヘッドのリフタ穴の仕上げ加工を行った際の、各穴の真円度および面粗度の測定結果が示されている。▲1▼のリーマは、上記差が5μm、▲2▼のリーマは10μm、▲3▼のリーマは15μmである。本実験においては、上記3種類のリーマにより、インテイクバルブ側のリフタ穴8個とエキゾーストバルブ側のリフタ穴8個との仕上げ加工をリーマ毎に2回行い、各リフタ穴のうちそれぞれ奇数番目と偶数番目とのもの4個ずつについての真円度および面粗度を計測した。図5の結果から明らかなように、高い真円度および良好な面粗度を得るためには、副切れ刃の旋回半径と案内面の半径との差が10μm以下であることが望ましく、特に、本実施形態と同様5μmである場合に、より高い真円度と面粗度とが得られる。
【0015】
以上本発明の一実施形態を詳細に説明したが、これは文字通り例示であり、例えば、チップ32をろう付けによりボデー12に固定する代わりに、クランプ装置により取り外し可能に取り付けたり、刃先位置調節装置により刃先位置を調節可能にしたりすることも可能であり、その他、いちいち例示することはしないが、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるリーマを示す正面図である。
【図2】上記リーマの左側面図である。
【図3】上記リーマのチップが設けられた部分を拡大して示す図である。
【図4】本発明に係るリーマと従来のリーマとにより円形穴の内周面の仕上げ加工を行った際の各穴の真円度をそれぞれ示す図表である。
【図5】本発明に係るリーマであって、副切れ刃の旋回半径と案内面の半径との差がそれぞれ異なる3つのリーマにより、円形穴の内周面の仕上げ加工を行った際の各穴の真円度および面粗度をそれぞれ示す図表である。
【符号の説明】
10:リーマ 12:ボデー 14:シャンク 20:主溝 26:クーラント噴射口 28:側面 32:チップ 34:すくい面 36:第一主切れ刃 38:第二主切れ刃 40:第一副逃げ面 42:副切れ刃 50:副溝 52:第二副逃げ面 58:クーラント噴射口 60:溝側面 70:刃部 74:案内面 80:切欠
Claims (6)
- アルミニウム製品に形成された円形穴の内周面を仕上加工する方法であって、超硬合金から成る円柱状部の外周面に、その円柱状部の軸線に平行な成分を有する方向に延びる溝を1本形成し、その溝の側面の先端角部に超高温高圧焼結体製の切れ刃を設けてボデーとするとともに、そのボデーの前記外周面の240度以上の中心角で連続した部分を案内面とした一枚刃リーマによりリーマ加工することを特徴とする仕上加工方法。
- 超硬合金から成る円柱状部の外周面に、その円柱状部の軸線に平行な成分を有する方向に延びる溝を1本形成し、その溝の側面の先端角部に超高温高圧焼結体製の切れ刃を設けてボデーとするとともに、そのボデーの前記外周面の240度以上の中心角で連続した部分を案内面としたことを特徴とする一枚刃リーマ。
- 前記円柱状部の外周面に、前記1本の溝である主溝に隣接して別の溝である副溝を形成し、その副溝の主溝側の側面の少なくとも一部を、すくい面と共同して前記切れ刃のうちの副切れ刃を形成する副逃げ面とするとともに、副溝の主溝から遠い側の側面を、前記外周面にほぼ直角としてスクレーパを形成したことを特徴とする請求項2に記載の一枚刃リーマ。
- 前記副溝に開口するクーラント噴射口を形成したことを特徴とする請求項3に記載の一枚刃リーマ。
- 前記案内面の半径を前記切れ刃のうちの副切れ刃の旋回半径より3〜20μm小さくしたことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか一つに記載の一枚刃リーマ。
- 前記円柱状部の、軸方向において前記切れ刃のうちの副切れ刃より基端側でかつ前記溝とは直径方向に隔たった位置に、溝の形成によって生じる動的アンバランスを打ち消すバランス用切欠を形成したことを特徴とする請求項2ないし5のいずれか一つに記載の一枚刃リーマ。
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