JP6446862B2 - 穴加工工具 - Google Patents

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Description

本発明は、穴加工工具に係り、特に、軸線回りに回転される、外周面に設けられるガイド部と、先端に設けられる刃部と、を有する工具本体を備え、工具本体の刃部を用いて、被切削材に形成された下穴の内壁面を切削加工して加工穴を形成するうえで好適な穴加工工具に関する。
従来、軸線回りに回転される工具本体を備える穴加工工具が知られている(例えば、特許文献1参照)。この穴加工工具において、工具本体は、外周面に設けられるガイド部と、先端に設けられる刃部と、を有している。この刃部は、被切削材に形成された下穴の内壁面を切削加工して加工穴を形成する。また、上記のガイド部は、加工中における穴加工工具と被切削材との振動を抑制すべく、切削加工により形成された加工穴の内壁面に接する。
また、穴加工工具は、工具本体の内部に設けられるクーラント供給路と、クーラント供給路に連通するクーラント排出穴と、を備えている。クーラント供給路は、軸線に沿って延びており、クーラントが流通する流路である。また、クーラント排出穴は、クーラント供給路のクーラントを刃部に向けて供給するための切刃用穴と、クーラント供給路のクーラントを外周面に形成された溝に向けて供給するための溝用穴と、を有している。この溝用穴は、上記のガイド部の位置を避けるように設けられている。
特開2008−254153号公報
上記した特許文献1記載の穴加工工具において、工具本体のガイド部は、工具本体の外周面に軸線に沿って略平行に延びるように形成されており、工具本体の軸方向先端から軸方向後方に延びている。このガイド部は、周方向に間隔を空けて複数(例えば4つ)設けられている。しかしながら、上記の穴加工工具において、工具本体の軸方向先端から軸方向後方に延びるガイド部は常に被切削材の加工穴の内壁面に接するので、そのガイド部と被切削材との間への、溝用穴から供給されるクーラントの浸透性が低い。このため、穴加工工具のガイド部と被切削材との間の摩擦力が大きくなって、発熱がし易くなる。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、被切削材との間におけるクーラントの浸透性を高めることが可能な穴加工工具を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、先端の外周面に刃部[32]が設けられ、先端面と連接する先端側の外周面にガイド部[39]が設けられる、軸線回りに回転される略円柱状の加工部[24]を備え、前記ガイド部[39]を被切削材に形成された下穴の内壁面に接触させて穴加工工具[20]を支持しつつ、前記刃部[32]を用いて前記下穴の内壁面を切削加工することにより、加工穴を形成する穴加工工具[20]であって、
前記加工部[24]を、前記軸線に直交する断面において略L字状にカットするように形成され、前記加工部[24]の先端から後端に掛けて全域で軸線方向に延びる縦溝である切屑排出溝[30]と、
前記穴加工工具[20]の後端から流入して前記加工部[24]の内部を流通したクーラントを、前記加工部[24]の前記先端面に排出する先端面クーラント排出路[44]と、
前記穴加工工具[20]の後端から流入して前記加工部[24]の内部を流通したクーラントを、前記加工部[24]の前記ガイド部[39]よりも後端側の前記加工部[24]の外周面に排出する外周面クーラント排出路[48]と、
前記加工部[24]における前記ガイド部[39]よりも後端側の前記加工部[24]の外周面に、軸線回りの周方向に延びるように設けられ、前記外周面クーラント排出路[48]に連通して、前記外周面クーラント排出路[48]から排出されたクーラントを溜めることが可能なクーラント溜り[52]と、
前記加工部[24]の前記ガイド部[39]に、前記クーラント溜り[52]から前記加工部の先端まで連通するように形成され、前記クーラント溜り[52]に溜まっているクーラントを前記加工部の先端まで流通させることで、前記ガイド部[39]と前記下穴の内壁面との接触部にクーラントを供給するクーラント溝[54]と、を備える穴加工工具[20]である。
本発明によれば、被切削材との間におけるクーラントの浸透性を高めることができる。
本発明の一実施例である穴加工工具の側面図である。 本実施例の穴加工工具を図1に示す直線A−Aで切断した際の断面図である。 本実施例の穴加工工具を図1に示す直線B−Bで切断した際の断面図である。 本実施例の穴加工工具を図2に示す直線C−Cで切断した際の断面図である。 本実施例の穴加工工具を図2に示す直線D−Dで切断した際の断面図である。 本発明の変形例である穴加工工具の側面図である。 本変形例の穴加工工具の要部断面図である。 本変形例の穴加工工具の要部断面図である。
以下、図面を用いて、本発明に係る穴加工工具の具体的な実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施例である穴加工工具20の側面図を示す。図2は、本実施例の穴加工工具20を図1に示す直線A−Aで切断した際の断面図を示す。図3は、本実施例の穴加工工具20を図1に示す直線B−Bで切断した際の断面図を示す。図4は、本実施例の穴加工工具20を図2に示す直線C−Cで切断した際の断面図を示す。また、図5は、本実施例の穴加工工具20を図2に示す直線D−Dで切断した際の断面図を示す。
本実施例において、穴加工工具20は、被切削材に形成された下穴に挿入されてその下穴の内壁面を切削加工して加工穴を形成する工具である。穴加工工具20は、軸線O回りに回転方向ωに回転される工具本体22を備えている。工具本体22は、略円柱状に形成されている。
工具本体22は、加工部24と、シャンク部26と、からなる。加工部24は、被切削材に切削加工を施す部位であって、工具本体22の先端側(図1において左側)に設けられる部位である。また、シャンク部26は、加工部24を支持する部位であって、工具本体22の後端側(図1において右側)に設けられる部位である。
加工部24は、切屑排出溝(以下、フルートと称す。)30を有している。フルート30は、加工部24の先端から後端にかけて全域で軸線方向に延びる縦溝である。フルート30は、軸線Oに直交する断面において、円柱形状を略L字状にカットするように形成されている。フルート30は、後述の切刃部が被切削材を切削加工した際に生まれる切屑を外部へ排出する機能を有する。
加工部24は、先端に設けられる切刃チップ32を有している。切刃チップ32は、フルート30の先端の、回転方向ωに向いた壁面に取り付けられている。切刃チップ32は、平板状に形成された基部34と、切刃からなる切刃部36と、を有している。基部34は、超硬合金などの硬質材料により構成されている。また、切刃部36は、工具本体22の他部位よりも先端側に向けて突出し、かつ、工具本体22の他部位よりも径方向外側に向けて突出するように形成されている。切刃部36は、基部34と一体焼結されたダイヤモンド焼結体により構成されている。切刃部36は、被切削材を切削加工するうえでその被切削材に接触する部位である。基部34は、被切削材の切削加工時に切刃部36を支持する部位である。
加工部24は、また、ガイド部38を有している。ガイド部38は、加工部24のうちフルート30を除いた半円柱状に形成された部位である。ガイド部38は、軸線Oに沿って直線状に延びた形状に形成されており、加工部24の先端から後端にかけて全域で軸線方向に棒状に延びている。ガイド部38は、軸線Oを中心とした円筒面状の外周面を有している。ガイド部38は、被切削材の切削加工時にその被切削材の下穴(加工穴)の内壁面に接するガイド面39にて、その加工穴に対して工具本体22を支持する機能を有する。軸線Oとガイド部38の径方向端面との距離は、軸線Oと切刃部36の径方向端との距離に比して僅かに小さくなるように設定されている。
工具本体22の内部には、それぞれクーラントが流通する2本のクーラント供給路40,42が設けられている。クーラント供給路40,42は、それぞれ軸線Oに沿って延び、互いに軸線方向に平行に延びている。クーラント供給路40,42はそれぞれ、加工部24の軸線方向の中途から加工部24及びシャンク部26を貫通して延び、シャンク部26の後端側に開口している。クーラント供給路40,42にはそれぞれ、シャンク部26の後端側からクーラントが流入する。
クーラント供給路40は、切刃部36と被切削材との接触部に向けてクーラントを供給するための流路である。また、クーラント供給路42は、ガイド部38と被切削材の加工穴の内壁面との接触部に向けてクーラントを供給するための流路である。以下、クーラント供給路40を切刃用クーラント供給路40と、また、クーラント供給路42を溝用クーラント供給路42と称す。
切刃用クーラント供給路40には、2つのクーラント排出路44,46が連通している。クーラント排出路44は、切刃用クーラント供給路40の先端に接続されており、軸線Oに沿って軸線方向に平行に延び、加工部24の先端側に開口している。また、クーラント排出路46は、切刃用クーラント供給路40の先端に接続されており、その先端から軸線Oに対して斜め先端方向(具体的には、切刃チップ32が配置されている方向)に向けて延び、フルート30に開口している。尚、クーラント排出路44,46はそれぞれ、切刃用クーラント供給路40の径に比して小さい径を有するものとすればよい。
切刃用クーラント供給路40にシャンク部26の後端側から流入したクーラントは、その切刃用クーラント供給路40を流通した後、クーラント排出路46側とクーラント排出路44側とに分岐される。そして、クーラント排出路46を流通した後、フルート30の壁面から切刃チップ32へ向けて排出されると共に、クーラント排出路44を流通した後、加工部24すなわち工具本体22の先端から外部に排出される。従って、かかる構造によれば、切刃用クーラント供給路40から切刃部36と被切削材(具体的には、その下穴の内壁面)との接触部に向けてクーラントを供給してその接触部を潤滑することができる。
また、溝用クーラント供給路42には、クーラント排出路48が連通している。クーラント排出路48は、溝用クーラント供給路42の先端に接続されており、その先端から軸線Oに対して斜め先端方向(具体的には、ガイド部38の外周面に形成されている後述のクーラント溜り部が設けられている方向)に向けて延び、ガイド部38の外周面に開口している。尚、クーラント排出路48は、軸線O回りの方向に間隔を空けて複数(図2においては4つ)設けられていてもよい。
ガイド部38の外周面には、クーラント排出穴50が開口している。クーラント排出穴50は、溝用クーラント供給路42にクーラント排出路48を介して連通している。クーラント排出穴50は、クーラント排出路48ごとに設けられる。溝用クーラント供給路42にシャンク部26の後端側から流入したクーラントは、その溝用クーラント供給路42を流通した後、クーラント排出路48を流通し、その後、ガイド部38の外周面のクーラント排出穴50から外部に排出される。
ガイド部38の外周面には、クーラント溜り52が設けられている。クーラント溜り52は、工具本体22のガイド部38の外周面に設けられかつそのガイド部38の軸線方向の中途に設けられた窪みである。ガイド部38の、クーラント溜り52が設けられた外周面の外径は、ガイド部38の他の外周面の外径に比して小さくなるように設定されている。
クーラント溜り52は、ガイド部38の外周面において軸線O回りの周方向にその外周面の略全域に亘って延びかつ軸線方向に所定幅を有するように形成されている。クーラント溜り52は、所定量のクーラントを溜めるのに必要な容量を有している。尚、クーラント排出路48及びクーラント排出穴50が複数設けられている場合は、クーラント溜り52は、それらのクーラント排出路48又はクーラント排出穴50に対応して複数に分割されていてもよい。例えば、クーラント溜り52は、クーラント排出路48又はクーラント排出穴50ごとに設けられていてもよい。
クーラント溜り52の底面は、クーラント排出穴50を含む。尚、クーラント溜り52は、クーラント排出穴50に連通すればよく、外周面に設けられた溝を介してクーラント排出穴50に連通することとしてもよい。また、クーラント溜り52は、その周囲をガイド部38により囲まれており、具体的には、工具本体22が回転する回転方向ω側とは反対側の端部にその回転方向ωに向いた内壁を少なくとも有する。クーラント溜り52は、フルート30に連通していない。クーラント溜り52は、クーラント排出穴50から排出されたクーラントを溜めることが可能である。クーラント溜り52は、被切削材の切削加工時、ガイド部38のガイド面39がその被切削材の加工穴の内壁面に接触した際に外径側が閉塞される空間である。
ガイド部38の外周面には、また、クーラント溝54が設けられている。クーラント溝54は、工具本体22のガイド部38の外周面の、上記クーラント溜り52よりも先端側に設けられている。クーラント溝54は、クーラント溜り52に溜まっているクーラントを被切削材の下穴の内壁面とガイド部38の先端側の外周面との間に供給するための溝である。
クーラント溝54は、クーラント溜り52に連通した、そのクーラント溜り52からガイド部38の先端にかけて延びてガイド部38の軸線方向の端面に開口する溝である。クーラント溝54は、工具本体22の回転方向ωとは逆方向の軸線O回りに捻じれるように螺旋状に形成されている。クーラント溝54は、ガイド部38の外周面において、軸線O回りに略等間隔で複数本(例えば、20本や30本など)設けられている。すなわち、ガイド部38の先端側の外周面は、軸線Oに直交する断面において、凹凸が繰り返し形成される面である。クーラント溝54は、軸線O回りの周方向にあまり間隔を空けずに並んでいる。例えば、クーラント溝54は、そのクーラント溝54の溝幅と略同じ間隔を空けて並んでいる。
かかる穴加工工具20において、ガイド部38の外周面のクーラント排出穴50から外部に排出されたクーラントは、クーラント溜り52に溜められた後、複数本のクーラント溝54を流通して、被切削材の下穴の内壁面とガイド部38の先端側の外周面との間に供給される。従って、かかる構造によれば、溝用クーラント供給路42からクーラント溜り52及びクーラント溝54を経由して被切削材の下穴の内壁面とガイド部38の先端側の外周面(具体的には、ガイド面39)との接触部に向けてクーラントを供給してその接触部を潤滑することができる。
また、本実施例の穴加工工具20においては、ガイド部38の外周面に、クーラントを溜めることが可能なクーラント溜り52が軸線回りの周方向に延びるように設けられている。かかる構造においては、ガイド部38に設けられた周方向に延びたクーラント溜り52において被切削材の下穴の内壁面と工具本体22との間に常にクーラントを介在させることができる。また、ガイド部38の外周面の、クーラント溜り52よりも先端側にそのクーラント溜り52に連通するクーラント供給のためのクーラント溝54が複数本設けられている。かかる構造においては、クーラント溜り52からクーラント溝54を介してガイド部38の先端側の外周面に万遍なくクーラントを供給することができる。
従って、本実施例の穴加工工具20の構造によれば、工具本体22のガイド部38と被切削材の下穴の内壁面との間へのクーラントの浸透性を高めることができる。特に、ガイド部38の先端側の外周面と被切削材の下穴の内壁面との間へのクーラントの浸透性を高めることができる。このため、本実施例によれば、穴加工工具20による被切削材の切削加工時に、穴加工工具20のガイド部38(特に、その先端側のガイド面39)と被切削材との間の摩擦力を小さくすることができ、発熱を抑えることができる。その結果、被切削材の加工穴が楕円に歪むのを抑止することができると共に、穴加工工具20の寿命が短くなるのを抑止することができる。
また、本実施例の穴加工工具20においては、ガイド部38の外周面に設けられる各クーラント溝54が、工具本体22の回転方向ωとは逆方向の軸線O回りに捻じれるように螺旋状に形成されている。かかる構造においては、クーラント溝54が工具本体22の回転方向ωの軸線O回りに捻じれるように螺旋状に形成される構造と異なり、工具本体22が回転方向ωに回転した際にクーラント溜り52からクーラント溝54に沿ってクーラントが流通し難くなるのを防止することができる。従って、本実施例によれば、被切削材の切削加工時に、被切削材の下穴の内壁面とガイド部38の先端側の外周面との接触部へのクーラントの供給を適切に行うことができる。
尚、上記の実施例においては、切刃部36が特許請求の範囲に記載した「刃部」に、溝用クーラント供給路42が特許請求の範囲に記載した「クーラント供給路」に、それぞれ相当している。
ところで、上記の実施例においては、穴加工工具20の工具本体22が有する加工部24が、先端に設けられる一つの切刃チップ32を有するものとしている。しかし、本発明はこれに限定されるものではなく、その加工部が二つ以上の切刃チップを有するものとして、被切削材の下穴の内壁面を段階的に切削加工して加工穴を形成することとしてもよい。例えば、図6〜図8に示す如く、加工部が二つの切刃チップを有するものとして、被切削材の下穴の内壁面を2段階で切削加工して加工穴を形成することとしてもよい。
図6は、本変形例の穴加工工具100の側面図を示す。図7は、本変形例の穴加工工具100の要部断面図を示す。また、図8は、本変形例の穴加工工具100の要部断面図を示す。尚、図6〜図8において、上記図1〜図5に示す構成と同一の構成部分については、同一の符号を付してその説明を省略又は簡略する。
本変形例の穴加工工具100は、軸線O回りに回転方向ωに回転される略円柱状の工具本体102を備えている。工具本体102は、その先端側(図6において左側)に設けられる加工部104と、その後端側(図6において右側)に設けられるシャンク部26と、からなる。加工部104は、多段円柱状に形成されており、径の異なる小径部104aと大径部104bとがその順に軸線方向に先端側から後端側にかけて並ぶように形成されている。
加工部104は、加工部104の先端から後端にかけて全域で軸線方向に延びる縦溝であるフルート106を有している。フルート106は、軸線Oに直交する断面において、円柱形状を略L字状にカットするように形成されている。フルート106は、後述の切刃部が被切削材を切削加工した際に生まれる切屑を外部へ排出する機能を有する。
加工部104は、2つの切刃チップ32,110を有している。切刃チップ32は、加工部104の先端(具体的には、その小径部104a)に設けられている。一方、切刃チップ110は、加工部104の軸線方向の中途(具体的には、その大径部104b)に設けられている。切刃チップ32は、フルート106の先端の、回転方向ωに向いた壁面に取り付けられている。また、切刃チップ110は、フルート106の軸線方向の中途の、回転方向ωに向いた壁面に取り付けられている。切刃チップ110は、基部と、切刃部112と、を有している。
切刃チップ32の切刃部36は、工具本体102の他部位よりも先端側に向けて突出し、かつ、工具本体102の小径部104aの他部位よりも径方向外側に向けて突出するように形成されている。また、切刃部112は、工具本体102の大径部104bの他部位よりも径方向外側に向けて突出し、かつ、工具本体102の大径部104bから小径部104a側に向けて軸線方向に突出するように形成されている。切刃部112は、切刃部36よりも径方向外側に向けて突出している。すなわち、軸線Oと切刃部112の径方向端との距離は、軸線Oと切刃部36の径方向端との距離に比して僅かに大きくなるように設定されている。
加工部104は、また、加工部104のうちフルート106を除いた半円柱状に形成された、軸線Oに沿って直線状に延びたガイド部114を有している。ガイド部114は、小径部104aに対応した小径部114aと、大径部104bに対応した大径部114bと、からなる。小径部114a及び大径部114bは、軸線Oを中心とした円筒面状の外周面を有している。
小径部114aは、切刃部36により切削加工された被切削材の下穴(加工穴)の内壁面に接するガイド面115aにてその加工穴に対して工具本体102を支持する。また、大径部114bは、切刃部112により切削加工された被切削材の下穴(加工穴)の内壁面に接するガイド面115bにてその加工穴に対して工具本体102を支持する。軸線Oとガイド部114の小径部114aの径方向端面との距離は、軸線Oと切刃部36の径方向端との距離に比して僅かに小さくなるように設定されている。また、軸線Oとガイド部114の大径部114bの径方向端面との距離は、軸線Oと切刃部112の径方向端との距離に比して僅かに小さくなるように設定されている。尚、小径部114aは上記実施例のガイド部38と同じとし、また、ガイド面115aは上記実施例のガイド面39と同じとする。
また、切刃用クーラント供給路40には、2つのクーラント排出路44,46と共に、クーラント排出路116が連通している。クーラント排出路116は、切刃用クーラント供給路40の軸線方向の中途に接続されており、その中途から軸線Oに対して斜め先端方向(具体的には、切刃チップ110が配置されている方向)に向けて延び、フルート106に開口している。尚、クーラント排出路116はそれぞれ、切刃用クーラント供給路40の径に比して小さい径を有するものとすればよい。
切刃用クーラント供給路40にシャンク部26の後端側から流入したクーラントは、その切刃用クーラント供給路40を流通した後、クーラント排出路116とクーラント排出路46側とクーラント排出路44側とに分岐される。そして、クーラント排出路116を流通した後、フルート106の壁面から切刃チップ110へ向けて排出され、クーラント排出路46を流通した後、フルート106の壁面から切刃チップ32へ向けて排出されると共に、クーラント排出路44を流通した後、加工部104すなわち工具本体102の先端から外部に排出される。従って、かかる構造によれば、切刃用クーラント供給路40から2つの切刃部36,112と被切削材(具体的には、その下穴の内壁面)との接触部に向けてクーラントを供給してその接触部を潤滑することができる。
また、溝用クーラント供給路42には、クーラント排出路48が連通していると共に、クーラント排出路118が連通している。クーラント排出路118は、溝用クーラント供給路42の軸線方向の中途に接続されており、その中途から軸線Oに対して斜め先端方向(具体的には、ガイド部114の大径部114bの外周面に形成されている後述のクーラント溜り部が設けられている方向)に向けて延び、その大径部114bの外周面に開口している。尚、クーラント排出路118は、軸線O回りの方向に間隔を空けて複数設けられていてもよい。
ガイド部114の大径部114bの外周面には、クーラント排出穴120が開口している。クーラント排出穴120は、溝用クーラント供給路42にクーラント排出路118を介して連通している。クーラント排出穴120は、クーラント排出路118ごとに設けられる。溝用クーラント供給路42にシャンク部26の後端側から流入したクーラントは、その溝用クーラント供給路42を流通した後、クーラント排出路118を流通し、その後、ガイド部114の大径部114bの外周面のクーラント排出穴120から外部に排出されると共に、クーラント排出路48を流通し、その後、ガイド部114の小径部114aの外周面のクーラント排出穴50から外部に排出される。
ガイド部114の大径部114bの外周面には、クーラント溜り122が設けられている。クーラント溜り122は、工具本体102のガイド部114の大径部114bの、クーラント排出穴120を含む外周面に設けられかつその大径部114bの軸線方向の中途に設けられた窪みである。ガイド部114の大径部114bの、クーラント溜り122が設けられた外周面の外径は、その大径部114bの他の外周面の外径に比して小さくなるように設定されている。
クーラント溜り122は、ガイド部114の大径部114bの外周面において軸線O回りの周方向にその外周面の略全域に亘って延びかつ軸線方向に所定幅を有するように形成されている。クーラント溜り122は、所定量のクーラントを溜めるのに必要な容量を有している。尚、クーラント排出路118及びクーラント排出穴120が複数設けられている場合は、クーラント溜り122は、それらのクーラント排出路118又はクーラント排出穴120に対応して複数に分割されていてもよい。例えば、クーラント溜り122は、クーラント排出路118又はクーラント排出穴120ごとに設けられていてもよい。
クーラント溜り122の底面は、クーラント排出穴120を含む。また、クーラント溜り122は、その周囲をガイド部114の大径部114bにより囲まれており、具体的には、工具本体102が回転する回転方向ω側とは反対側の端部にその回転方向ωに向いた内壁を少なくとも有する。クーラント溜り122は、フルート106に連通していない。クーラント溜り122は、クーラント排出穴120から排出されたクーラントを溜めることが可能である。クーラント溜り122は、被切削材の切削加工時、ガイド部114の大径部114bのガイド面115bがその被切削材の加工穴の内壁面に接触した際に外径側が閉塞される空間である。
ガイド部114の大径部114bの外周面には、また、クーラント溝124が設けられている。クーラント溝124は、工具本体102のガイド部114の大径部114bの外周面の、上記クーラント溜り122よりも先端側に設けられている。クーラント溝124は、クーラント溜り122に溜まっているクーラントを被切削材の下穴の内壁面とガイド部114の大径部114bの先端側の外周面との間に供給するための溝である。
クーラント溝124は、クーラント溜り122に連通した、そのクーラント溜り122からガイド部114の大径部114bの先端にかけて延びてその大径部114bの軸線方向の端面に開口する溝である。クーラント溝124は、工具本体102の回転方向ωとは逆方向の軸線O回りに捻じれように螺旋状に形成されている。クーラント溝124は、ガイド部114の大径部114bの外周面において、軸線O回りに略等間隔で複数本(例えば、20本や30本など)設けられている。すなわち、ガイド部114の大径部114bの先端側の外周面は、軸線Oに直交する断面において、凹凸が繰り返し形成される面である。クーラント溝124は、軸線O回りの周方向にあまり間隔を空けずに並んでいる。例えば、クーラント溝124は、そのクーラント溝124の溝幅と略同じ間隔を空けて並んでいる。
かかる穴加工工具100において、2つの切刃チップ32,110の切刃部36,112はその順でそれぞれ、被切削材の下穴の内壁面を切削加工して加工穴を形成する。このため、穴加工工具100の一つの切刃部36に大きな負担を強いることなく、被切削材に大きな加工穴を確実に形成することが可能である。
また、上記の切削加工中、ガイド部114の外周面のクーラント排出穴50,120から外部に排出されたクーラントは、クーラント溜り52,122に溜められた後、複数本のクーラント溝54,124を流通して、被切削材の下穴の内壁面とガイド部114の小径部114a及び大径部114bの先端側の外周面との間に供給される。従って、かかる構造によれば、溝用クーラント供給路42からクーラント溜り52,122及びクーラント溝54,124を経由して被切削材の下穴の内壁面とガイド部114の外周面(具体的には、ガイド面115a,115b)との接触部に向けてクーラントを供給してその接触部を潤滑することができる。
尚、以上の実施例に関し、更に以下を開示する。
(1)軸線回りに回転される、ガイド部[38]と、先端に設けられる刃部[36]と、を有する工具本体[22]を備え、前記ガイド部[38]のガイド面[39]を被切削材に形成された下穴の内壁面に接触させつつ、前記刃部[36]を用いて前記下穴の内壁面を切削加工することにより、加工穴を形成する穴加工工具[20]であって、前記工具本体[22]の内部に設けられる、クーラントが流通するクーラント供給路[42]と、前記クーラント供給路[42]に連通する、前記工具本体[22]の前記ガイド部[38]の外周面に開口するクーラント排出穴[50]と、前記工具本体[22]の前記ガイド部[38]の外周面に軸線回りの周方向に延びるように設けられ、前記クーラント排出穴[50]に連通する、クーラントを溜めることが可能なクーラント溜り[52]と、前記工具本体[22]の前記ガイド部[38]の外周面の、前記クーラント溜り[52]よりも先端側に設けられる、前記クーラント溜り[52]に連通するクーラント溝[54]と、を備える穴加工工具[20]。
上記(1)記載の構成によれば、周方向に延びたクーラント溜りにおいて被切削材と工具本体との間に常にクーラントを介在させることができるので、ガイド部と被切削材との間へのクーラントの浸透性を高めることができる。
(2)上記(1)記載の穴加工工具[20]において、前記クーラント溜り[52]は、前記工具本体[22]が回転する側とは反対側の端部に前記工具本体[22]の回転方向に向いた内壁を有する穴加工工具[20]。
(3)上記(1)又は(2)記載の穴加工工具[20]において、前記クーラント溝[54]は、前記工具本体[22]の回転方向とは逆方向の前記軸線回りに捻じれるように螺旋状に形成されている穴加工工具[20]。
上記(3)記載の構成によれば、工具本体の回転方向への回転時にクーラント溜りからクーラント溝に沿ってクーラントが流通し難くなることはなく、被切削材の切削加工時に被切削材とガイド部の先端側の外周面との接触部へのクーラントの供給を適切に行うことができる。
(4)上記(1)乃至(3)の何れか一項記載の穴加工工具[20]において、前記クーラント溝[54]は、前記軸線回りに複数本設けられている穴加工工具[20]。
上記(4)記載の構成によれば、クーラント溜りからクーラント溝を介してガイド部の先端側の外周面に万遍なくクーラントを供給することができるので、ガイド部と被切削材との間へのクーラントの浸透性を高めることができる。
20,100 穴加工工具
22,102 工具本体
30 切屑排出溝(フルート)
32,110 切刃チップ
36,112 切刃部
38,114 ガイド部
39,115 ガイド面
40 切刃用クーラント供給路
42 溝用クーラント供給路
48,118 クーラント排出路
50,120 クーラント排出穴
52,122 クーラント溜り
54,124 クーラント溝

Claims (6)

  1. 先端の外周面に刃部が設けられ先端面と連接する先端側の外周面にガイド部が設けられる、軸線回りに回転される略円柱状の加工部を備え、前記ガイド部を被切削材に形成された下穴の内壁面に接触させて穴加工工具を支持しつつ、前記刃部を用いて前記下穴の内壁面を切削加工することにより、加工穴を形成する穴加工工具であって、
    前記加工部を、前記軸線に直交する断面において略L字状にカットするように形成され、前記加工部の先端から後端に掛けて全域で軸線方向に延びる縦溝である切屑排出溝と、
    前記穴加工工具の後端から流入して前記加工部の内部を流通したクーラントを、前記加工部の前記先端面に排出する先端面クーラント排出路と、
    前記穴加工工具の後端から流入して前記加工部の内部を流通したクーラントを、前記ガイド部よりも後端側の前記加工部の外周面に排出する外周面クーラント排出路と、
    前記加工部における前記ガイド部の後端側に、軸線回りの周方向に延びるように設けられ、前記外周面クーラント排出路に連通して、前記外周面クーラント排出路から排出されたクーラントを溜めることが可能なクーラント溜りと、
    前記ガイド部に、前記クーラント溜りから前記加工部の先端まで連通するように形成され、前記クーラント溜りに溜まっているクーラントを前記加工部の先端まで流通させることで、前記ガイド部と前記下穴の内壁面との接触部にクーラントを供給するクーラント溝と、
    を備えることを特徴とする穴加工工具。
  2. 前記加工部には、前記クーラント溜りの後端側の外周面に、前記被切削材に形成された下穴の内壁面に接触させつつ、前記穴加工工具を支持する後方ガイド部が設けられていることを特徴とする
    請求項1記載の穴加工工具
  3. 前記クーラント溜りは前記切屑排出溝には連通せず、前記加工部が回転方向とは反対側の端部に前記加工部の回転方向に向いた内壁を有しており、
    前記クーラント溜りの外周面の外径は、前記ガイド部の外周面及び前記後方ガイド部の外周面よりも、小さくなるように設定され、
    前記前記クーラント溜りが前記内壁面に対向する位置まで切削した際に、前記クーラント溜りの外周面と、前記下穴の内壁面との間にクーラントが溜まる
    ことを特徴とする請求項記載の穴加工工具。
  4. 前記クーラント溝は、前記加工部の回転方向とは逆方向の前記軸線回りに捻じれるように螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の穴加工工具。
  5. 前記クーラント溝は、前記軸線回りに複数本設けられていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項記載の穴加工工具。
  6. 前記加工部には、前記クーラント溜りの後端側の外周面に、前記被切削材に形成された下穴の内壁面に接触させつつ、前記穴加工工具を支持する後方ガイド部が設けられており、
    前記穴加工工具は、前記後方ガイド部よりも後端側に設けられる第2の加工部、を備え、
    前記切屑排出溝の前記軸線方向の中途に、前記第2の加工部に設けられる第2の刃部と、
    前記第2の加工部における先端側の外周面であって、前記ガイド部及び前記後方ガイド部よりも径が大きく、前記第2の刃部の位置と先端が略一致するように設けられる、前記被切削材に形成された下穴の内壁面に接触させられる第2のガイド部と、
    前記穴加工工具の後端から流入して前記第2の加工部の内部を流通しているクーラントを、前記第2の加工部の前記第2のガイド部よりも後端側の前記第2の加工部の外周面に排出する第2の外周面クーラント排出路と、
    前記第2の加工部の前記第2のガイド部よりも後端側の前記第2の加工部の外周面に、軸線回りの周方向に延びるように設けられ、前記第2の外周面クーラント排出路に連通して、前記第2の外周面クーラント排出路から排出されたクーラントを溜めることが可能な第2のクーラント溜りと、
    前記第2の加工部の前記第2のガイド部に、前記第2のクーラント溜りから前記第2の加工部の先端まで連通するように形成され、前記第2のクーラント溜りに溜まっているクーラントを前記第2の加工部の先端まで流通させることで、前記第2のガイド部と前記下穴の内壁面との接触部にクーラントを供給する第2のクーラント溝と、
    を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項記載の穴加工工具。
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