JPH0631521A - 油穴付きエンドミル - Google Patents
油穴付きエンドミルInfo
- Publication number
- JPH0631521A JPH0631521A JP21546492A JP21546492A JPH0631521A JP H0631521 A JPH0631521 A JP H0631521A JP 21546492 A JP21546492 A JP 21546492A JP 21546492 A JP21546492 A JP 21546492A JP H0631521 A JPH0631521 A JP H0631521A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- end mill
- oil hole
- cutting
- oil
- cutting edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/28—Features relating to lubricating or cooling
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23C—MILLING
- B23C5/00—Milling-cutters
- B23C5/02—Milling-cutters characterised by the shape of the cutter
- B23C5/10—Shank-type cutters, i.e. with an integral shaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Milling Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 油穴付き付きエンドミルの給油を十分に行
い、寿命を安定させる。 【構成】 油穴付き付きエンドミルにおいて、エンドミ
ル本体のシャンク部にオイルホールの開口部、またはエ
ンドミル切り刃のすくい面上に開口部を設け、切り刃全
体に切削油剤が供給されるように構成する。オイルホー
ルはシャンク部ではストレート、捻れ刃部では、捻れて
形成し、いずれの場合もフルート部に開口する。
い、寿命を安定させる。 【構成】 油穴付き付きエンドミルにおいて、エンドミ
ル本体のシャンク部にオイルホールの開口部、またはエ
ンドミル切り刃のすくい面上に開口部を設け、切り刃全
体に切削油剤が供給されるように構成する。オイルホー
ルはシャンク部ではストレート、捻れ刃部では、捻れて
形成し、いずれの場合もフルート部に開口する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンドミルにより鋳物
や鋼の溝削り、肩削り等を行う際に、切刃の冷却、切り
屑のスムーズな排出を行うと共に切刃の局部的な損傷を
減少するための油類等を供給するエンドミルを提供する
ものである。
や鋼の溝削り、肩削り等を行う際に、切刃の冷却、切り
屑のスムーズな排出を行うと共に切刃の局部的な損傷を
減少するための油類等を供給するエンドミルを提供する
ものである。
【0002】
【従来の技術】切削油剤を供給するオイルホール付きエ
ンドミルには、ソリッドタイプではドリル等に各種構造
のものが提案されているが、 その多くはドリルの場
合、先端切り刃は連続切削となるため切り刃の温度上昇
が激しく、切り刃を冷却すると共に孔削りのため切り屑
を強制的に排出するため、シャンクよりドリル先端切り
刃に至るオイルホールを設け、先端切り刃に直接切削油
剤を供給し、強制的に切り屑を排出している。(例とし
て実公昭63−14974)
ンドミルには、ソリッドタイプではドリル等に各種構造
のものが提案されているが、 その多くはドリルの場
合、先端切り刃は連続切削となるため切り刃の温度上昇
が激しく、切り刃を冷却すると共に孔削りのため切り屑
を強制的に排出するため、シャンクよりドリル先端切り
刃に至るオイルホールを設け、先端切り刃に直接切削油
剤を供給し、強制的に切り屑を排出している。(例とし
て実公昭63−14974)
【0003】また、エンドミルにおいては、溝削り、肩
削りとも、ドリルのような孔削りとは異なり、ノズル等
によりエンドミル外部より切削油剤を供給することが一
般的に行われている。この場合にはノズル等はエンドミ
ルの送り方向にたいし、肩削りの場合は斜め前方、溝削
りの場合は主に後方より供給するため、主に切り屑を洗
い流す感じであった。また、切削油の場合には潤滑性を
よくする目的でも使用されている。
削りとも、ドリルのような孔削りとは異なり、ノズル等
によりエンドミル外部より切削油剤を供給することが一
般的に行われている。この場合にはノズル等はエンドミ
ルの送り方向にたいし、肩削りの場合は斜め前方、溝削
りの場合は主に後方より供給するため、主に切り屑を洗
い流す感じであった。また、切削油の場合には潤滑性を
よくする目的でも使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、切削油
剤の切り刃への供給は、たとえば溝削りになると切り刃
部まで十分供給されず、切り屑を巻き込んだり、噛み込
んだりして偶発的にチッピングを生じ、寿命が不安定に
なるという欠点があった。また肩削りにおいても同様な
現象は切削油剤が十分に供給されにくいコーナ部に比較
的多く見受けられる。
剤の切り刃への供給は、たとえば溝削りになると切り刃
部まで十分供給されず、切り屑を巻き込んだり、噛み込
んだりして偶発的にチッピングを生じ、寿命が不安定に
なるという欠点があった。また肩削りにおいても同様な
現象は切削油剤が十分に供給されにくいコーナ部に比較
的多く見受けられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのため、切削油剤の供
給を改善し、より切り刃にムラ無く供給できるよう改良
する為に、ドリルのようにエンドミル本体にオイルホー
ルを設け、オイルホールの開口部の位置を検討した結
果、エンドミル切り刃に切削油剤を供給するには、エン
ドミルシャンク部に設ければ、エンドミルの回転方向に
移動しつつフルート部を落下し、すくい面をほぼ切削油
剤で覆うことがわかった。
給を改善し、より切り刃にムラ無く供給できるよう改良
する為に、ドリルのようにエンドミル本体にオイルホー
ルを設け、オイルホールの開口部の位置を検討した結
果、エンドミル切り刃に切削油剤を供給するには、エン
ドミルシャンク部に設ければ、エンドミルの回転方向に
移動しつつフルート部を落下し、すくい面をほぼ切削油
剤で覆うことがわかった。
【0006】また、通常の肩削りの場合には、前述のよ
うにオイルホールの開口部をシャンク部に設ければ十分
に供給できるが、軸方向切り込み量が大きくなると底刃
近傍へは供給ムラが生じ易くなるため、オイルホールの
開口部をエンドミルの捻れにそって製作し、底刃近傍の
外周切り刃すくい面上に形成するとムラをなくし安定し
た切削が可能になる。
うにオイルホールの開口部をシャンク部に設ければ十分
に供給できるが、軸方向切り込み量が大きくなると底刃
近傍へは供給ムラが生じ易くなるため、オイルホールの
開口部をエンドミルの捻れにそって製作し、底刃近傍の
外周切り刃すくい面上に形成するとムラをなくし安定し
た切削が可能になる。
【0007】次に、溝削りの場合でも前述のようにオイ
ルホールの開口部をシャンク部に設ければ十分に供給で
きるが、軸方向切り込み量が大きい場合は底刃近傍へは
供給ムラが生じ易くなるため、オイルホールの開口部を
エンドミルの捻れにそって製作し、底刃近傍の外周切り
刃すくい面上に形成することがムラをなくし安定した切
削ができる。
ルホールの開口部をシャンク部に設ければ十分に供給で
きるが、軸方向切り込み量が大きい場合は底刃近傍へは
供給ムラが生じ易くなるため、オイルホールの開口部を
エンドミルの捻れにそって製作し、底刃近傍の外周切り
刃すくい面上に形成することがムラをなくし安定した切
削ができる。
【0008】次に、切削油剤の供給する機構には、シャ
ンクをできるだけ短く形成できるセンタースルー方式が
好ましいが、切削油剤の供給が安定して行われれば、特
にサイドスルーでも問題はない。以下、実施例をもとに
詳細に説明する。
ンクをできるだけ短く形成できるセンタースルー方式が
好ましいが、切削油剤の供給が安定して行われれば、特
にサイドスルーでも問題はない。以下、実施例をもとに
詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1ないし図2は、本校案に係わるエンドミ
ルの正面図であり、図1はエンドミルシャンク部にオイ
ルホールの開口部を設けた例を示している。図2は図1
のエンドミルを機械にセットした場合の説明図で、シャ
ンク部の切り刃立ち上がり部に設けられた開口部より供
給される切削油剤は、エンドミル切り刃のフルートを落
下しつつ、回転方向に移動し、エンドミルフルート部を
覆うような感じで切り刃に供給され、切削された切り屑
とともに下方に排出される。
ルの正面図であり、図1はエンドミルシャンク部にオイ
ルホールの開口部を設けた例を示している。図2は図1
のエンドミルを機械にセットした場合の説明図で、シャ
ンク部の切り刃立ち上がり部に設けられた開口部より供
給される切削油剤は、エンドミル切り刃のフルートを落
下しつつ、回転方向に移動し、エンドミルフルート部を
覆うような感じで切り刃に供給され、切削された切り屑
とともに下方に排出される。
【0010】特に本発明により切り屑の排出、潤滑性が
改善できるのは、従来の切削油剤の供給が図3に示すよ
うにノズル等により行っていたときは、送り方向の斜め
前方/後方から行っていることか多く、そのため、切削
部分への供給に大きな違いを生ずるため、排出も良くな
り、偶発的欠損、チッピングが減少する。さらに本願実
施例では、センタースルー方式で説明したが、シャンク
部に溝を設けるだけの構成でも十分な効果が可能であ
る。
改善できるのは、従来の切削油剤の供給が図3に示すよ
うにノズル等により行っていたときは、送り方向の斜め
前方/後方から行っていることか多く、そのため、切削
部分への供給に大きな違いを生ずるため、排出も良くな
り、偶発的欠損、チッピングが減少する。さらに本願実
施例では、センタースルー方式で説明したが、シャンク
部に溝を設けるだけの構成でも十分な効果が可能であ
る。
【0011】
【発明の効果】オイルホール付きエンドミルにおいて、
オイルホールの下端側開口部をエンドミルの切り刃立ち
上がりフルート部に設け、肩削り、溝削り等において、
切り刃への切削油剤の供給を十分に行い、切り屑をスム
ーズに排出し、偶発的な切り屑等の巻き込みや噛み込み
等に欠損、チッピング等を防止し、安定した寿命が得ら
れる。
オイルホールの下端側開口部をエンドミルの切り刃立ち
上がりフルート部に設け、肩削り、溝削り等において、
切り刃への切削油剤の供給を十分に行い、切り屑をスム
ーズに排出し、偶発的な切り屑等の巻き込みや噛み込み
等に欠損、チッピング等を防止し、安定した寿命が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係わるエンドミルの正面図。
【図2】図2は図1のエンドミルを機械にセットした場
合の切削油剤の流れを説明する略図
合の切削油剤の流れを説明する略図
【図3】図3は従来のノズルを使用した場合の切削油剤
の供給を示す略図。
の供給を示す略図。
【符号の説明】 1 エンドミル 2 オイルホール 3 オイルホールの開口部 4 エンドミルの送り方向 5 ノズル
Claims (2)
- 【請求項1】 上端にシャンクを有し、下端に切り刃部
を有するエンドミルにおいて、シャンク内部に切削油剤
またはエアーを供給するための油穴付きを単数または複
数設け、オイルホールの下端がエンドミルのシャンク部
に開口されていることを特徴とする油穴付きエンドミ
ル。 - 【請求項2】 特許請求の範囲第1項において、該オイ
ルホールの開口部がエンドミル切り刃のすくい面に単数
または複数設けてなることを特徴とする油穴付き付きエ
ンドミル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21546492A JPH0631521A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 油穴付きエンドミル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21546492A JPH0631521A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 油穴付きエンドミル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0631521A true JPH0631521A (ja) | 1994-02-08 |
Family
ID=16672813
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21546492A Pending JPH0631521A (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 油穴付きエンドミル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0631521A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112006002926B4 (de) * | 2006-11-30 | 2010-09-09 | Osg Corporation, Toyokawa | Stirnfräser |
US8087854B2 (en) | 2007-05-20 | 2012-01-03 | Guehring Ohg | Cutting tool |
US8568068B2 (en) * | 2007-05-20 | 2013-10-29 | Guehring Ohg | Rotatably drivable cutting tool |
US20160207122A1 (en) * | 2015-01-15 | 2016-07-21 | X'pole Precision Tools Inc. | Blade fastening device having cuttign fluid guide grooves on a blade |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP21546492A patent/JPH0631521A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112006002926B4 (de) * | 2006-11-30 | 2010-09-09 | Osg Corporation, Toyokawa | Stirnfräser |
US8087854B2 (en) | 2007-05-20 | 2012-01-03 | Guehring Ohg | Cutting tool |
US8568068B2 (en) * | 2007-05-20 | 2013-10-29 | Guehring Ohg | Rotatably drivable cutting tool |
US20160207122A1 (en) * | 2015-01-15 | 2016-07-21 | X'pole Precision Tools Inc. | Blade fastening device having cuttign fluid guide grooves on a blade |
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